JP3484293B2 - 排出紙保持装置 - Google Patents

排出紙保持装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置の排紙部におけ
る排出紙の保持装置の改良に関し、とくにキャッチ式排
出紙保持装置に於て、小サイズ記録紙の保持可能な枚数
を増大するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】キャッチ式排出紙保持装置は、例えば特
開平7−157174号公報「排出紙保持装置」に記載
されている様に、画像形成装置から排出されてきた記録
紙をそのまま排紙トレイ等の上に排出せずに、排出され
た記録紙の一端をチャックすることにより排出記録紙の
他端を垂れ下げた状態で保持するものであり、排紙トレ
イ上に排出するタイプに比べて、設置スペースを狭くす
ることができると共に、オプションとしての設置の汎用
性があり、デザイン的に優れ、また記録紙の散乱を防げ
る等のメリットを有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−1
57141号公報等に見られるような従来のキャッチ式
排出紙保持装置にあっては、チャック手段の構造、スペ
ース等の理由から、おのずと保持できる排出紙の最大枚
数に限界があり、最大枚数を越えた場合には、これを保
持せずにそのまま下方に位置する受け手段上に落下させ
ている。チャック手段によって保持可能な最大枚数は、
一律に決定されており、記録紙サイズの大小には関係が
なかった。即ち、従来は保持可能な最大枚数は、当該チ
ャック手段を装備した画像形成装置において記録可能な
最大の紙サイズで換算され、それよりも小さいサイズの
記録紙を保持する場合であっても最大保持枚数は同じで
ある。しかし、記録紙の重量と、チャック力との関係か
らしても、小サイズ記録紙であれば、大サイズ記録紙よ
りもより多い枚数を保持できる筈であり、この点、サイ
ズの大小に関係なく一律に決められた枚数しか保持でき
ないという扱いには問題があり、キャッチ式トレイの本
来の利点を自ら放棄する結果となっている。本発明は上
記に鑑みてなされたものであり、キャッチ式排出紙保持
装置において、従来の様に紙サイズに関係なく一律に保
持可能な枚数を限定することによるキャッチ式トレイに
よる整列性向上、散乱防止というメリットの喪失を防止
して、そのメリットを高めることができる排出紙保持装
置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像形成装置の排紙部から排出
された記録紙の端部を保持するキャッチ式排出紙保持装
置において、該保持装置が保持できる最大枚数を規定す
る場合に、最大枚数を規定する基準となるサイズの半分
以下のサイズの記録紙の場合は、枚数のカウント値を1
/2としてカウントすることを特徴とする。請求項1の
発明によれば、最大保持可能枚数を規定する基準となる
紙サイズの半分以下の記録紙(例えば最大記録可能サイ
ズがB4の場合には、B5やA5サイズの記録紙)を保
持する場合、そのカウント枚数を1/2としているので
短い紙が多い場合は保持可能枚数を増やして、キャッチ
式トレイの利点を最大限まで発揮させることができる。
なお、ここではカウント値を1/2としているが、サイ
ズに応じて2/3,1/3、3/4,1/4・・・・等
々としてもよい。
【0005】請求項2の発明は、画像形成装置の排紙部
から排出された記録紙の端部を保持するキャッチ式排出
紙保持装置において、該保持装置が保持できる最大枚数
を規定する場合に、最大保持可能枚数を排出される各記
録紙の長さを基準として規定し、該保持装置が排出され
た記録紙を保持する時には、保持する各記録紙の長さを
加算して行き、最大保持可能長さとなる枚数まで保持す
るようにしたことを特徴とする。請求項2の発明によれ
ば、キャッチ式排出紙保持装置において、最大保持可能
枚数を枚数ではなく最大保持長さとして規定し、排出紙
を保持する時は、その紙サイズに対応する長さを加算し
ているので、長い紙、短い紙が種々混在していても適正
な保持可能枚数を得ることができる。また、請求項1の
場合と同様に、短い紙を保持する場合には、保持可能枚
数を増やして、キャッチ式トレイの利点を最大限まで発
揮させることができる。
【0006】請求項3の発明によれば、請求項2の排出
紙保持装置において、画像形成装置の排出部に配置した
排紙センサを記録紙が通過している時間に基づいて排出
される記録紙の長さを算出し、最大保持可能長さとなる
枚数まで保持するようにしたことを特徴とする。請求項
3の発明によれば、キャッチ式排出紙保持装置におい
て、最大保持可能枚数を枚数ではなく長さで規定し、し
かも記録紙が排紙センサ−を通過している時間に基づい
て紙長さを換算しているので、紙長さが正確に分かり、
長い紙、短い紙がいろいろあっても適正な保持可能枚数
を得ることができる。また、請求項1の場合と同様に、
短い紙を保持する場合には、保持可能枚数を増やして、
キャッチ式トレイの利点を最大限まで発揮させることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示した
好適な形態例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
を適用する画像形成装置の一例としてのファクシミリ装
置(通信端末装置)の一形態例を示すブロック図であ
る。図示したように、このファクシミリ装置は、内蔵さ
れたプログラムに従って装置全体を管理、制御するCP
U1と、プログラムを格納するROM2と、処理結果や
データ、画情報などを一時的に格納しておくRAM3
と、操作者がファクシミリ装置に指示を与えるためのキ
ーボードやファクシミリ装置から操作者にメッセージ等
を与えるための表示手段などから成る操作表示部4と、
原稿上の画像を読み取るスキャナ5と、符号化復号化部
(DCR)6によって復号化された受信画情報をRAM
3を介して出力するプロッタ7と、画情報を格納する画
像メモリ8と、公衆電話網を介して遠隔のファクシミリ
装置との間に呼を設定するための網制御装置(NCU)
9と、低速モデムおよび高速モデムから成るモデム10
等を備えている。上記構成を備えたファクシミリ装置に
よって送受信を行う場合の各ブロックの動作については
本発明と直接関係がない為説明を省略する。また、本発
明の排出紙保持装置はファクシミリ装置以外の画像形成
装置の排紙部にも適用可能であることは言うまでもな
い。
【0008】本発明の特徴的な構成は、キャッチトレイ
21の構成及びその制御方法に存しており、この点につ
いて以下に詳述する。図2は本発明のキャッチトレイ
(キャッチ式排出紙保持装置)21の一例の構成を示す
略図であり、このキャッチトレイ21は、画像形成装置
(ファクシミリ装置)25の排出部26に装備されてい
る。排出部26には、排紙ローラ対27と、その上流側
の排紙センサ20(図1)とが配置されている。キャッ
チトレイ21は、排紙ローラ対27から成る排紙口を直
結し且つ下方へ湾曲した排紙経路30と、排紙経路30
に設けたフィードローラ対31と、排紙経路30を構成
する外側壁部30aのうちフィードローラ31よりも下
流側の部分を除去することによって形成された開放部3
0Aと、この開放部30Aを開閉するために実線で示し
た閉止位置から点線で示した開放位置まで進退可能に構
成されたガイド板32と、排紙経路30の終端部に連設
された記録紙保持部35とを有する。モータ22は、フ
ィ−ドロ−ラ31およびクランプロ−ラ39を回転させ
るものである。
【0009】ガイドクラッチ23は、上記ガイド板32
を移動させるための駆動力の伝達を断接することによっ
て、ガイド板32を進退させる手段である。記録紙保持
部35は、排紙経路30の終端部を図の様に画像形成装
置本体25側へ向けて反転させることによって形成した
空所内に位置する台座36、台座36を上向きに付勢す
るスプリング37、台座上の記録紙Pの有無を検知する
フォトセンサ等から成る紙面センサ38、台座36との
間で記録紙Pを挟持するクランプローラ38等を有す
る。フィードローラ31、クランプローラ39は、モー
タ22によって駆動される。
【0010】図1、図2のようなファクシミリ装置にお
いて記録動作を行なう場合、画像形成装置25側に於て
は、画像メモリ8中のペ−ジメモリに1ペ−ジ分の画像
デ−タが展開されてから、これがプロッタ7に転送され
て記録紙上に印字される。そのとき排出された記録紙
は、排出紙保持装置21(以下、キャッチトレイと略
す)に保持されるが、その時の保持動作を図3のタイム
チャ−トを用いて説明する。まず、制御部は、排紙セン
サ20による記録紙検知に基づいて(t1)、記録紙P
の先端が排紙ロ−ラ対27のニップ部に達して排紙動作
が始まると同時に、モータ22を作動させて、キャッチ
トレイ21のフィ−ドロ−ラ対31とクランプロ−ラ3
9を給紙方向へ回転させ、記録紙を記録紙保持部35へ
向けてフィ−ドする。この時ガイド板32は図示した閉
止位置にあり、記録紙Pをクランプロ−ラ39へと導
く。
【0011】記録紙先端がクランプロ−ラ39を通過
し、クランプ端部(記録紙保持部35を構成する空所の
奥壁)40に突き当たると、クランプロ−ラ39には図
示しないトルクリミッタ−が付いているため、記録紙面
と滑りを起こしながらゆるやかに回転する。ここでガイ
ド板32のクラッチ23を作動させると(t2)、ガイ
ド板32は図2の点線で示した位置に引き上げられる。
この状態でなおも排紙方向への給紙を継続すると、記録
紙端部は保持部35によって挟圧保持されているので、
記録紙がフィ−ドロ−ラ31とクランプロ−ラ39間で
たわみを起こし、記録紙後端がフィ−ドロ−ラ31のニ
ップ部を抜けたところで、記録紙後端が垂れ下がるよう
に保持される(モータ、ガイドクラッチOFF、t
4)。その後、モータ及びガイドクラッチ23をオフ
し、ガイド板32を実線で示す閉止位置に戻す(t
4)。この動作を記録紙一枚毎に行う。保持部35はス
プリング37の力によって記録紙を保持するようになっ
ているが、このバネ圧と紙の重さと摩擦力との関係によ
り保持できる最大枚数が規定される。
【0012】以上の流れをタイムチャ−トで示したのが
図3であり、フィ−ドロ−ラ31およびクランプロ−ラ
39を回転させるモ−タ22の回転、停止、およびガイ
ドクラッチ23のオン、オフは、全て排紙センサ20の
オン、オフを基準としてタイミングを図る。まず、排紙
センサ20がオンしたのを検知するとキャッチトレイの
モ−タを回転させ(t1)、ガイドクラッチ23をオン
させるためのタイマをセットする。ガイドクラッチ23
をオンさせるためのタイマには2種類あり、一つは保持
しようとする記録紙枚数がまだ保持可能最大枚数以下の
場合であり、他の一つはそれを越えている場合である。
最大枚数以下の場合には、記録紙一枚毎に、記録紙先端
が保持部35の端部40に突き当たってからガイド板を
開放する必要があるので、記録紙が排紙センサ20を通
過してからクランプ端部に突き当たるまでの時間を設定
する(t1〜t2)。最大枚数を越えている場合は、排
紙センサ20による検知から所定の短い時間の経過後に
ガイド板32を開放し、記録紙を保持部35に入れない
でそのまま下に落とす必要があるため、短いタイマを設
定する(t5〜t6)。また記録紙の後端が排紙センサ
20を抜けた場合には、モ−タ22の停止およびガイド
板32を戻すためのタイマを設定する(t3〜t4,t
7〜t8)。このタイマは保持可能最大枚数を越えてい
るか、いないかに関係なく1種類である。
【0013】次に、以上の動作を図4のフロ−チャ−ト
にもとづいて説明する。まず、ステップ1において排紙
センサ20がオンするのを待ち、排紙センサ20のオン
でモ−タ22を回転開始させ、紙面センサ38により保
持部35が保持している記録紙が無いことを確認してい
るときに、保持枚数カウンタをクリアする(S2、S
3、S4)。そして、ガイドクラッチ23をオンするた
めのタイマをセットする(S5)。これはサブル−チン
とし、その内容については後述する。続いて、ガイドク
ラッチオンタイマがオ−バ−フロ−するのを待ち、タイ
ムオ−バ−でガイドクラッチ23をオンしてガイド板3
2を開ける(S6、S7)。このタイミングは、保持最
大枚数以下の場合と、越えている場合とで異なる。その
後は排紙センサがオフするのを待つ(S8)。排紙セン
サがオフしたら保持枚数カウンタを加算するが(S
9)、この処理はサブル−チンとして後述する。そし
て、ガイドクラッチをオフするためのタイマをセットす
る(S10)。ガイドクラッチオフタイマがオ−バ−フ
ロ−した時にガイドクラッチをオフし、ガイド板32を
閉じ、モ−タを停止する(S11〜S13)。その後、
次ペ−ジがあれば排紙センサのオン待ちに戻る(S1
4)。さて、ガイド板32を開放するタイミングを設定
する為のガイドクラッチオンタイマの設定であるが、こ
こでは、後続の記録紙を記録紙保持部35が保持できる
かどうかを判断してガイド板を開放するタイミングを変
える。即ち、保持部35に入れて保持するのか、あるい
はそのまま下に落とすのかを決定する。
【0014】図5は請求項1に対応する形態例のフロ−
図である。請求項1では、キャッチ式排出紙保持装置に
おいて、その保持できる記録紙の最大枚数を規定する場
合に、最大枚数を規定する際の基準となる記録紙サイズ
(例えばB4サイズ)の半分以下のサイズの記録紙(例
えばA5、B5サイズ)を保持する場合には、枚数を1
/2としてカウントすることを特徴としている。従っ
て、請求項1の場合は、現在のカウンタ値(保持枚数)
が最大枚数以上(カウンタ値≧最大保持枚数)かどうか
を判断し、以上であれば記録紙を下に落とす(オ−バ−
フロ−動作)ための短いタイマをセットし、未満であれ
ばキャッチするためのタイマをセットする(S20、2
1、22)。この為、請求項1の発明によれば、保持し
ようとする記録紙枚数が、最大保持可能枚数を規定する
際の基準とした紙サイズ(例えばB4=記録可能な最大
サイズ)の半分以下のサイズの記録紙(B5やA5のこ
と)である場合には、そのカウント枚数を1/2(枚)
としているので、短い記録紙が多い場合には保持可能枚
数を増すことができる。なお、ここではカウント値を1
/2としているが、これは一例に過ぎず、サイズに応じ
て2/3,1/3、3/4,1/4・・・・としてもよ
い。
【0015】これに対して、請求項2の発明は、最大保
持可能枚数を枚数ではなく長さで規定し、保持部35に
よって排出紙を保持する場合には、その記録紙サイズに
対応する長さを加算していき、最大保持可能長さまで保
持するように制御する点が特徴的である。従って、この
形態例では、記録紙の長さの比較を行った上で加算する
カウンタ値を異ならせるため、現在のカウンタ値(保持
紙長さ)が最大長さ以上かどうかを判断し、同様のタイ
マセットをする。保持可能枚数を越えた場合には、キャ
ッチ式トレイの下方に位置する図示しない排紙受け部に
排出されるので、不具合はない。即ち、請求項2の発明
では、最大保持可能枚数を枚数ではなく長さで規定し、
算出しており、排出紙を保持する時は、その紙サイズに
対応する長さを加算しているので、長い紙、短い紙が混
在していても適正な保持可能枚数を得ることができる。
保持可能枚数を越えた場合には、キャッチ式トレイの下
方に位置する図示しない排紙受け部に排出されるので、
不具合はない。
【0016】請求項3の発明は、記録紙を排出する際に
通過する排紙センサ−20を通過している時間に基づい
て記録紙長さを換算し、最大保持可能長さまで保持する
ようにした点が特徴的である。この形態例でも、記録紙
の長さの比較を行った上で加算するカウンタ値を異なら
せるため、現在のカウンタ値(保持紙長さ)が最大長さ
以上かどうかを判断し、同様のタイマセットをする。請
求項3の発明では、最大保持可能枚数を枚数ではなく長
さで規定し、算出すると共に、記録紙が排紙センサ−を
通過している時間で紙長さを換算しているので、紙長さ
を正確に知ることができ、長い紙、短い紙が種々混在し
ていても適正な保持可能枚数を得ることができる。保持
可能枚数を越えた場合には、キャッチ式トレイの下方に
位置する図示しない排紙受け部に排出されるので、不具
合はない。
【0017】図7は、カウンタ加算のフロ−を示す。ま
ずステップ31においてカウンタ値が最大枚数あるいは
最大長さ以上かを判断し、最大枚数以上(カウンタ値≧
最大保持枚数)の場合は加算せずに抜ける。未満であれ
ば加算動作を行なう。まず請求項1の場合は、保持しよ
うとしている記録紙サイズを判定し、記録紙サイズがA
5またはB5であれば「1/2」を加算し、それ以外の
大きいサイズであれば「1」を加算する(S32、3
3、34)。紙サイズの判定は、例えば画像形成装置2
5側において指定された、或は検知された記録紙サイズ
の信号に基づいて行うか、或はその他の判定方法を採用
可能である。請求項2の場合には、同様に紙サイズを判
定し、それに対応する紙長さを加算する(S35)。ま
た、請求項3の場合は、記録紙が排紙センサ20を通過
している時間にもとづいて紙長さを算出し、算出された
紙長さを加算する(ステップ36)。
【0018】なお、記録紙が排紙センサ20を通過して
いる時間の計測は、図7で示すようなタイマ−割込処理
で行なう。排紙センサ20がオンであればカウンタを+
1し、オフであればカウンタ値をオン時間として別エリ
アにセ−ブしカウンタをリセットする。このカウンタ値
にタイマ割込の基本周期を掛ければ時間が算出され、そ
れに記録紙が排出される速度を掛ければ記録紙長さが算
出される。なお、本発明による制御方法を用いた排出紙
の保持は、図2の構造の保持装置のみならず、その他種
々の形態のキャッチ式トレイに適用可能である。即ち、
記録紙の枚数、長さに基づいた記録紙の保持、落下の選
択を行う点については他のキャッチ式トレイにも適用が
可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
キャッチ式排出紙保持装置において、最大保持可能枚数
を規定する基準となる紙サイズの半分以下の記録紙(例
えば最大記録可能サイズがB4の場合には、B5やA5
サイズの記録紙)を保持する場合、そのカウント枚数を
1/2としているので短い紙が多い場合は保持可能枚数
を増やして、キャッチ式トレイの利点を最大限まで発揮
させることができる。請求項2の発明によれば、キャッ
チ式排出紙保持装置において、最大保持可能枚数を枚数
ではなく最大保持長さとして規定し、排出紙を保持する
時は、その紙サイズに対応する長さを加算しているの
で、長い紙、短い紙が種々混在していても適正な保持可
能枚数を得ることができる。また、請求項1の場合と同
様に、短い紙を保持する場合には、保持可能枚数を増や
して、キャッチ式トレイの利点を最大限まで発揮させる
ことができる。請求項3の発明によれば、キャッチ式排
出紙保持装置において、最大保持可能枚数を枚数ではな
く長さで規定し、記録紙が排紙センサ−を通過している
時間で紙長さを換算しているので、紙長さが正確に分か
り、長い紙、短い紙がいろいろあっても適正な保持可能
枚数を得ることができる。また、請求項1の場合と同様
に、短い紙を保持する場合には、保持可能枚数を増やし
て、キャッチ式トレイの利点を最大限まで発揮させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例の画像形成装置の構成を示す
ブロック図。
【図2】本発明のキャッチ式トレイの構成説明図。
【図3】各部の動作を示すタイミングチャート図。
【図4】本発明におけるキャッチ式トレイの制御の一例
を説明するフローチャート。
【図5】本発明におけるガイドクラッチの制御の一例を
説明するフローチャート。
【図6】本発明におけるカウンタの加算方法を示すフロ
ーチャート。
【図7】排紙センサを用いた記録紙長の計測方法を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 操作表示
部、5 スキャナ、6 符号化復号化部(DCR)、7
プロッタ、8 画像メモリ、9 網制御装置(NC
U)、10 モデム、20 排紙センサ、21 キャッ
チトレイ(排出紙保持装置)、25 画像形成装置(フ
ァクシミリ装置)、26 排出部、27 排紙ローラ
対、30 排紙経路、30A 開放部、31 フィード
ローラ対、32ガイド板、35 記録紙保持部、39
クランプロ−ラ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 31/00 H04N 1/00 108

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の排紙部から排出された記
    録紙の端部を保持するキャッチ式排出紙保持装置におい
    て、該保持装置が保持できる最大枚数を規定する場合
    に、最大枚数を規定する基準となる記録紙サイズの半分
    以下のサイズの記録紙の場合は、枚数のカウント値を1
    /2としてカウントすることを特徴とする排出紙保持装
    置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置の排紙部から排出された記
    録紙の端部を保持するキャッチ式排出紙保持装置におい
    て、該保持装置が保持できる最大枚数を規定する場合
    に、最大保持可能枚数を排出される各記録紙の長さを基
    準として規定し、該保持装置が排出された記録紙を保持
    する時には、保持する各記録紙の長さを加算して行き、
    最大保持可能長さとなる枚数まで保持するようにしたこ
    とを特徴とする排出紙保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の排出紙保持装置において、画
    像形成装置の排出部に配置した排紙センサを記録紙が通
    過している時間に基づいて排出される記録紙の長さを算
    出し、最大保持可能長さとなる枚数まで保持するように
    したことを特徴とする排出紙保持装置。
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