JP3482603B1 - 新聞制作用画像の送受信装置 - Google Patents

新聞制作用画像の送受信装置

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JP3482603B1
JP3482603B1 JP2002379962A JP2002379962A JP3482603B1 JP 3482603 B1 JP3482603 B1 JP 3482603B1 JP 2002379962 A JP2002379962 A JP 2002379962A JP 2002379962 A JP2002379962 A JP 2002379962A JP 3482603 B1 JP3482603 B1 JP 3482603B1
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  • Facsimiles In General (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】カメラマンが、撮影者側パソコンから画像を送
信した後で自分が送信した画像が新聞社側に確実に送信
されたかどうかを容易に確認できるようにする。またカ
メラマンが、送信した画像が新聞社で出稿されて、紙面
に掲載される予定であるか否かについて容易に確認でき
るようにする。 【解決手段】撮影者側パソコン10で、表示ソフトウエ
アが起動されると、Webサーバ9の画像表示画面デー
タにアクセスでき、受信画像一覧画面121が自己のパ
ソコン10で表示される。また編集者側パソコン1で、
画像を出稿すべきことを指示する入力操作が行われる
と、この操作内容のデータがWebサーバ9に送信さ
れ、Webサーバ9に格納されている受信画像一覧画面
121のデータは、画像122′の画像情報表示部12
3′の背景色が地色(白色)とは異なる色(緑色)に変
化する。撮影者側パソコン10からWebサーバ9の受
信画像一覧画面121のデータにアクセスすることで、
更新された受信画像一覧画面121が自己のパソコン1
0で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラなどの撮影
手段で撮影した画像のデータを撮影者側の端末から編集
者側の端末に送信して、編集者側の端末で画像データを
取り出し出稿するようにした画像の送受信装置およびこ
の画像の送受信装置に用いられる画像の送受信用のサー
バに関するものである。
【0002】
【従来の技術】新聞社、雑誌社などの取材活動において
写真という素材は重要であり、取材地で撮影された写真
を迅速に遠隔地にある新聞社等に送る必要がある。
【0003】近年、デジタルカメラの性能が向上すると
ともに、通信回線が整備され通信コストが低下している
ことから、デジタルカメラで撮影した画像のデータを通
信回線を介して新聞社に送信するシステムが開発され、
利用されている。
【0004】以下オリンピック、サッカー、野球などの
イベントで写真が撮影され新聞社に送信する場合を想定
して説明する。
【0005】オリンピック、サッカーワールドカップ、
プロ野球等のスポーツイベントでは、新聞社に所属する
カメラマンはインパクトのある写真を求めて大量の画像
を撮影し、新聞社に送信する。この場合デジタルカメラ
で撮影した画像のデータをカメラマンが送信用のパーソ
ナルコンピュータ(以下パソコン)に取り込み、パソコ
ンにインストールされた画像送信用のソフトウエアを起
動して、インターネットなどの公衆回線、専用回線等の
ネットワークを経由して新聞社に送信する。
【0006】新聞の締め切り時間間際には、カメラマン
は撮影した画像を確認したり複数の画像の中から選択し
たりしてから送信する余裕はない。また時間が余裕があ
る場合にしても決定的瞬間を逃さないために、カメラマ
ンは撮影した画像を一刻も早く送信し終えて、次の撮影
に備える必要がある。とりわけスポーツイベントの取材
では、カメラマンが一人で撮影する画像は1試合で数百
枚に及ぶことがある。通常1試合あたり3、4人程度の
複数のカメラマンが撮影することから、撮影する画像の
枚数は更に膨大なものとなる。
【0007】ここで新聞社内には紙面制作用のホストコ
ンピュータが設けられている。この紙面制作用ホストコ
ンピュータは社内LANによって紙面制作用の端末に接
続されている。ここで紙面制作用ホストコンピュータに
画像のデータが送信され画像データが蓄積されたことを
もって写真が「出稿」されたといわれる。紙面制作用端
末では、紙面制作用ホストコンピュータに蓄積された画
像データを用いて紙面を制作する処理が行われる。
【0008】新聞紙面のスペースには限りがあり、1試
合あたりせいぜい3〜4枚が紙面に掲載されるに過ぎな
い。撮影した数百枚にもおよぶ画像をすべて掲載するこ
とは到底不可能である。
【0009】したがってカメラマン側の送信用パソコン
から大量の画像を新聞社側の紙面制作用ホストコンピュ
ータに直接送信して「出稿」したことにすると、送信コ
ストが嵩むとともに、ホストコンピュータの空容量を少
なくし効率的ではない。また紙面制作用ホストコンピュ
ータに蓄積された大量の画像の中から紙面に掲載すべき
数枚の画像を選択する編集作業が必要となり、制作の現
場が混乱することになる。
【0010】そこで、従来より紙面制作用ホストコンピ
ュータの前段に、画像送受信システムを設けて、カメラ
マンから送信された画像を受信し受信した画像の中から
「出稿」すべき画像を選択してから紙面ホストコンピュ
ータに送信するようにしている。
【0011】(従来技術1)図7は従来より実施されて
いる画像の送受信システムの構成を示している。この従
来技術1は、非特許文献1(新聞技術/2002−3
No.181,pp1〜pp7「日韓W杯における写真
取材態勢について Web型新画像受信システム(通称
金ちゃん)の開発」,2002年9月25日発行,日本
新聞協会)に「旧システム」として記載されている。
【0012】すなわち撮影地である例えばサッカー競技
場、野球場には、撮影者側パソコン10が設けられてい
る。撮影者側パソコン10は、たとえば「IEEE13
94」規格のデータ通信ケーブル20を介してカメラ
(デジタルカメラ)1に接続されている。撮影地ではカ
メラ1を用いてカメラマンがイベントの写真を撮影す
る。
【0013】イベント会場内のプレスセンタには、中継
用のサーバ21が設けられている。プレスセンタには、
カメラマンから送信されてくる大量の画像の中から新聞
社に送信すべき数十枚程度の画像を選択する現場デスク
(現場の編集者)が配置される。
【0014】撮影者側パソコン10と中継用サーバ21
とは無線LANなどの無線通信4によって送受信可能に
接続されている。
【0015】新聞社内には、画像のデータを記憶する素
材サーバ13と、出稿された画像のデータを記憶する紙
面制作用ホストコンピュータ15と、画像を選択して紙
面制作用ホストコンピュータ15に送信する処理を行う
編集者側パソコン11が設けられている。編集者側パソ
コン11には、新聞社デスク(新聞社内の編集者)が配
置されている。
【0016】中継用サーバ21と素材サーバ13とは、
ISDNや専用線などの通信回線22によって送受信可
能に接続されている。素材サーバ13と紙面制作用ホス
トコンピュータ15と編集者側パソコン11は、新聞社
内のLANを構成している。
【0017】素材サーバ13と紙面制作用ホストコンピ
ュータ15とは、LAN用の通信回線14によって送受
信可能に接続されており、素材サーバ13と編集者側パ
ソコン11とは、LAN用の通信回線23によって送受
信可能に接続されている。
【0018】カメラ1で撮影した画像のデータはケーブ
ル20を介して撮影者側パソコン10に取り込まれる。
カメラマンが撮影者側パソコン10のキーボード等を操
作して、画像を「送信」するコマンドを入力すると、撮
影者側パソコン10に取り込まれた画像は、経路Dにて
示すように、無線通信4として中継用サーバ21に送信
され、中継用サーバ21で受信され、中継用サーバ21
の記憶装置に記憶される。プレスセンタに配置された現
場デスクが、中継用サーバ21のキーボード等を操作し
て、画像を「選択」するコマンドを入力するとともに選
択した画像を「送信」するコマンドを入力すると、中継
用サーバ21の記憶装置に記憶された画像の中から選択
された画像が、経路Eにて示すように、通信回線22を
介して素材サーバ13に送信され、素材サーバ13で受
信され、素材サーバ13の記憶装置に記憶される。更に
素材サーバ13から通信回線23を介して編集者側パソ
コン11に送信され、編集者側パソコン11で受信され
る。
【0019】新聞社デスクが編集者側パソコン11のキ
ーボード等を操作して、画像を「選択」するコマンドを
入力するとともに、画像を「出稿」するコマンドを入力
すると、素材サーバ13の記憶装置に記憶された画像の
中から選択された画像が、通信回線14を介して紙面制
作用ホストコンピュータ15に送信される。
【0020】その他に従来の画像の送受信システムの一
般技術的水準を示す文献として以下に掲げるものがあ
る。
【0021】(従来技術2)非特許文献2(新聞技術/
2002−3 No.181,pp8〜pp13「20
02 FIFA WORLD CUP Korea/J
apanにおける韓国回線事情」,2002年9月25
日発行,日本新聞協会)には、プレスセンタに中継用サ
ーバのみならず編集用の端末を設けて、プレスセンタで
出稿用の画像に加工してから、新聞社や通信社に送信す
るようにしたシステムが記載されている。送信経路の一
部はインターネットを使用している。
【0022】(従来技術3)非特許文献3(新聞技術/
2001−2 No.176,pp46〜pp51「N
SK TIFFによる野球写真の全量送受信 ドームシ
ステムの構築」,2001年6月25日発行,日本新聞
協会)には、中継用サーバを廃して、撮影者側の端末か
ら専用線を介して新聞社側のサーバに、撮影した画像を
全て送信するシステムが記載されている。
【0023】(従来技術4)非特許文献4(新聞技術/
1999−2 No.168,pp47〜pp51
「「FTP受信サーバー」と配信用「Webサーバー」
の2機能を持つ「産経インターネットサーバー」の構
築」,1999年6月25日発行,日本新聞協会)に
は、中継用サーバを廃して、撮影者側の端末からインタ
ーネットを経由して、撮影した画像を全て新聞社側のサ
ーバに送信するシステムが記載されている。
【発明が解決しようとする課題】従来技術1、従来技術
2によれば、撮影した全ての画像を新聞社側に送信する
のではなく、プレスセンタの中継用サーバで新聞社側に
送信すべき画像を選択してから送信しているため、通信
コストを低減できるとともに、新聞社側で行う編集作業
の労力を軽減することができる。
【0024】しかしプレスセンタに現場デスク等の人員
を配置するとともに、イベントの事前に中継用サーバを
設置したり、中継用サーバを機能させるために専用線や
公衆回線などの通信回線を敷設する必要があることか
ら、人的コストが嵩むとともに、準備に多大な時間、労
力を要する。
【0025】これに対して従来技術3、従来技術4によ
れば中継用サーバを廃しているため、人的コストが嵩ん
だり、準備に多大な時間、労力を要するという問題は幾
分解決される。しかし撮影した画像を全て新聞社側に送
信していることから、通信コストが増大するとともに、
紙面制作の現場が混乱し編集作業に要する労力、負担は
多大なものとなる。
【0026】しかも従来技術1〜4のいずれについて
も、カメラマンは、撮影者側パソコンから画像を送信し
た後で自分が送信した画像が新聞社側に確実に送信され
たかどうかまでは確認することができない。またカメラ
マンは、送信した画像が新聞社で出稿されて、紙面に掲
載される予定であるか否かについてまでは確認すること
ができない。
【0027】このためつぎのような問題が発生する。
【0028】1)カメラマンは、自分が送信した画像が
正常に中継用サーバ若しくは新聞社で受信されたかどう
かを確認することができない。このため重要なシーンを
撮影してその画像を送信した場合には、撮影の合間を利
用して電話連絡等を行い送信結果を直接確認する必要が
ある。しかしサッカー、野球などの空き時間が殆ど無い
イベントを撮影している場合には、電話等による連絡は
事実上不可能であり、不安な状態で撮影を続行しなけれ
ばならないことが多い。また電話等による連絡を行うこ
とでシャッターチャンスを逃すなど取材に支障を来すお
それがある。
【0029】2)カメラマンは、自分がどのような画像
を送信したかについては把握してはいるもののイベント
会場にいる他のカメラマンがどのような画像を送信した
かについては把握できない。この場合も撮影の合間を利
用して電話連絡等を行い撮影内容を確認しなければなら
ないが、上述したように空き時間が殆ど無いイベントで
は、その確認も事実上不可能であり、他のカメラマンの
撮影内容を知らないまま撮影を続行しなければならない
ことが多い。ここで電話等による連絡を行わなくても他
のカメラマンの撮影内容を迅速に手間をかけずに知るこ
とができれば、その後、お互いをサポートし合うこと
で、撮影内容を重複させない効率的な取材が可能にな
る。
【0030】3)カメラマンは、編集者がどのような画
像を紙面に掲載する予定なのかを確認することができな
い。電話連絡等で紙面に掲載する予定の写真を直接訊く
ことは、上述したように空き時間が殆どないイベントで
は事実上不可能である。ここで電話等による連絡を行わ
なくても掲載する予定の画像を迅速かつ手間をかけずに
確認することができれば、その後の取材方針を決めるの
に役に立ち効率的な取材が可能になる。また自分が撮影
した画像が紙面に掲載される予定であることを取材現場
で知ることができれば、その後の撮影への意欲がわき精
力的な取材が可能になる。
【0031】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、撮影者側端末から画像を送信した後で自分が
送信した画像が新聞社側に確実に送信されたかどうかを
容易に確認できるようにし、送信した画像が新聞社で出
稿されて紙面に掲載される予定であるか否かについて容
易に確認できるようにすることで、従来技術1〜4では
解決できなかった上述した1)〜3)の問題を解決する
ことを目的とするものである。
【0032】
【課題を解決するための手段および効果】第1発明は、
撮影手段で撮影した新聞制作用の画像のデータを撮影者
側の端末から入力し通信手段を介して送信し、受信した
画像データを編集者側の端末で取り出し、出稿するよう
にした新聞制作用画像の送受信装置において、複数の撮
影者側それぞれに撮影手段と撮影者側端末とが同一のイ
ベント場に設けられ、サーバは、通信手段によって前記
複数の撮影者側端末および前記編集者側端末と通信可能
に接続され、前記サーバには、複数の撮影者側端末から
送信され受信した各撮影者側端末毎の画像を表示する画
像表示画面のデータが格納されており、前記撮影者側端
末には、前記サーバに画像のデータを送信する送信ソフ
トウエアがインストールされているとともに、前記撮影
者側端末および前記編集者側端末には、前記サーバの画
像表示画面データにアクセスして画像表示画面を自己の
端末で表示させる表示ソフトウエアがインストールされ
ており、前記撮影者側端末で、前記送信ソフトウエアが
起動されることにより、前記サーバに、画像データが送
信され、前記撮影者側端末および前記編集者側端末で、
前記表示ソフトウエアが起動されることにより、前記撮
影者側端末および前記編集者側端末に、画像表示画面が
表示されることを特徴とする。
【0033】第1発明によれば、撮影者側端末10で、
図2に示すように、送信ソフトウエアが起動されると、
サーバ9に、画像110のデータが送信される。サーバ
9には、画像表示画面のデータが格納されている。画像
表示画面は、画像110のデータを受信する毎に、受信
した画像110を含んだ画像表示画面に更新される。
【0034】編集者側端末11で、図3に示すように、
表示ソフトウエアが起動されると、サーバ9の画像表示
画面データにアクセスでき、図4に示すように、画像表
示画面121が自己の端末11で表示される。
【0035】このため編集者は、画像表示画面121を
みながら編集作業を効率よく行うことができる。
【0036】撮影者側端末10で、図3に示すように、
表示ソフトウエアが起動されると、サーバ9の画像表示
画面データにアクセスでき、図4に示すように、画像表
示画面121が自己の端末10で表示される。このため
撮影者が既に送信した画像110(図2)と同じ画像1
22′(図4)が画像表示画面121上に存在するか否
かを確認することで、正常に送信できたか否かを判断す
ることができる。
【0037】撮影者が既に送信した画像110(図2)
と同じ画像122′(図4)が画像表示画面121上で
確認できれば、撮影者は、自分が送信した画像110が
正常にサーバ9で受信されて新聞社の編集者側端末11
で受信されたと判断することができる。この確認作業
は、撮影者側端末10からサーバ9の画像表示画面デー
タにアクセスする操作を行うだけでよく、電話による連
絡等と比較して時間や手間を要しない。このため、その
後の取材に支障を来すことがない。また送信結果未確認
のまま不安な状態で撮影を続行することからも解放され
る。
【0038】また撮影者は、図4に示すように、自分が
既に送信した画像122′のみならず他の撮影者が既に
送信した画像122″を、画像表示画面121上で確認
することができる。この確認作業は、撮影者側端末10
からサーバ9の画像表示画面データにアクセスする操作
を行うだけでよく、電話による連絡等と比較して時間や
手間を要しない。すなわち他の撮影者の撮影内容を迅速
に手間をかけずに知ることができるので、その後、お互
いをサポートし合うことで、撮影内容を重複させない効
率的な取材が可能になる。
【0039】第2発明は、第1発明において、前記画像
表示画面には、複数の撮影者に対応づけられて画像が表
示され、前記編集者側端末で、画像を出稿すべきことを
指示する入力操作が行われると、この操作内容のデータ
が前記サーバに送信され、前記サーバに格納されている
画像表示画面は、出稿すべき画像と当該出稿すべき画像
に対応づけられた撮影者とを特定する画像表示画面に更
新されることを特徴とする。
【0040】編集者側端末11で、画像を出稿すべきこ
とを指示する入力操作が行われると、この操作内容のデ
ータがサーバ9に送信され、サーバ9に格納されている
画像表示画面121は、図4に示すように、たとえば画
像122′の画像情報表示部123′の背景色が地色
(たとえば白色)とは異なる色(たとえば緑色)に変化
するなどして、画像122′が出稿されたことを示す画
像表示画面121に更新される。撮影者側端末10から
サーバ9の画像表示画面データにアクセスすることで、
図4に示すように、更新された画像表示画面121が自
己の端末10で表示される。このため撮影者は、自分が
撮影した画像122′が紙面に掲載される予定であるこ
とを取材現場で、電話連絡等と比較して迅速にかつ手間
をかけずに知ることができる。また他の撮影者が送信し
た画像についても出稿される予定であるか否かを知るこ
とができる。どのような画像が出稿される予定であるか
を知ることで、その後の取材方針を決めるのに役に立ち
効率的な取材が可能になる。また自分が撮影した画像が
掲載される予定であることを取材現場で知ることができ
れば、その後の撮影への意欲がわき精力的な取材が可能
になる。
【0041】第3発明は、第1発明において、前記複数
撮影者側端末から複数の静止画像を送信する場合に適
用され、前記画像表示画面は、複数の静止画像を複数の
撮影者に対応づけて一覧表示するものであり、前記編集
者側端末で、複数の静止画像の中から出稿すべき静止画
像を選択する入力操作が行われると、この操作内容のデ
ータが前記サーバに送信され、前記サーバに格納されて
いる画像表示画面は、出稿すべき静止画像と当該出稿す
べき静止画像に対応づけられた撮影者とが他の静止画像
と識別表示されている態様の画像表示画面に更新される
ことを特徴とする。
【0042】撮影者側端末10から複数の静止画像がサ
ーバ9に送信される。サーバ9では、複数の静止画像を
受信すると、図4に示すように、複数の静止画像を一覧
表示した画像表示画面121を生成し、画像表示画面1
21のデータとして格納する。編集者側端末11で、複
数の静止画像122…の中から出稿すべき静止画像12
2′を選択する入力操作が行われると、この操作内容の
データがサーバ9に送信され、サーバ9に格納されてい
る画像表示画面121は、図4に示すように、たとえば
出稿すべき静止画像122′の画像情報表示部123′
の背景色が、そうでない他の静止画像122の画像情報
表示部123の背景色(たとえば白色)と異なる色(た
とえば緑色)に変化するなどして、出稿された静止画像
122′が他の静止画像122と識別表示されている態
様の画像表示画面121に更新される。撮影者側端末1
0からサーバ9の画像表示画面データにアクセスするこ
とで、図4に示すように、更新された画像表示画面12
1が自己の端末10で表示される。このため撮影者とし
ては、自分が撮影した画像122′が紙面に掲載される
予定であることを取材現場で、電話連絡等と比較して迅
速にかつ手間をかけずに知ることができるとともに、他
の撮影者が送信した画像についても出稿される予定であ
るか否かを同様に知ることができ、上述した第2発明と
同様に、その後の効率的な取材が可能になるとともに、
意欲増進により精力的な取材が可能になる。
【0043】第4発明は、第1発明において、前記複数
撮影者側端末から複数の静止画像を送信する場合に適
用され、複数の静止画像が前記サーバで受信されると、
当該サーバで、受信した複数の静止画像について実画像
のデータとは別にサムネイル画像のデータを生成する処
理が行われ、前記編集者側端末で、前記サーバで受信さ
れた複数の静止画像を要求する入力操作が行われると、
この操作内容のデータが前記サーバに送信され、これを
受けて前記サーバから複数のサムネイル画像のデータが
前記編集者側端末に送信され、前記編集者側端末で、複
数のサムネイル画像の中から特定のサムネイル画像を選
択する入力操作が行われると、この操作内容のデータが
前記サーバに送信され、これを受けて前記サーバから特
定のサムネイル画像に対応する実画像のデータが前記編
集者側端末に送信されることを特徴とする。
【0044】撮影者側端末10から複数の静止画像を送
信すると、複数の静止画像がサーバ9で受信され、当該
サーバ9で、受信した複数の静止画像について実画像の
データとは別にサムネイル画像のデータを生成する処理
が行われる。
【0045】編集者側端末11で、サーバ9で受信され
た複数の静止画像を要求する入力操作が行われると、こ
の操作内容のデータがサーバ9に送信され、これを受け
てサーバ9から、図4に示すように、複数のサムネイル
画像122…122′、122″のデータが編集者側端
末11に送信される。編集者側端末11で、図5に示す
ように、複数のサムネイル画像122…122′、12
2″の中から特定のサムネイル画像122′を選択する
入力操作が行われると、この操作内容のデータがサーバ
9に送信され、これを受けてサーバ9から、図6に示す
ように、特定のサムネイル画像122′に対応する実画
像134のデータが編集者側端末11に送信される。実
画像134を画面上で表示することで画像の細部やピン
ト、ブレなどをチェックでき真の画質を確認できる。こ
れによりその画像を出稿すべきか否かを画面上で判断す
ることができる。また実画像134を色調整したり一部
をカットするなどの加工、編集作業を画面上で行うこと
ができ、編集作業を効率よく行うことができる。
【0046】ここで実画像134のデータはサムネイル
画像122′のデータに比較してデータ容量が大きい。
複数の静止画像を一覧表示等する場合には、データ容量
の小さいサムネイル画像をサーバ9から編集者側端末1
1に送信することとし、真の画質をチェックして出稿す
べきか否かを判断する場合や画像を加工、編集したりす
る場合のみに、データ容量の大きい実画像をサーバ9か
ら編集者側端末11に送信するようにしたので、通信コ
ストを抑制することができるとともに、通信時間を短く
することができる。
【0047】第5発明は、第1発明において、前記撮影
手段には、撮影した画像のデータを記憶する携行可能な
記憶媒体が着脱自在に設けられており、前記携行可能な
記憶媒体が前記撮影者側端末に装着されることに応じ
て、前記送信ソフトウエアが起動されて、前記サーバ
に、画像データが自動的に送信されることを特徴とす
る。
【0048】図1に示すように、撮影手段であるカメラ
1には、撮影した画像のデータを記憶する携行可能な記
憶媒体たとえばメモリカード2が着脱自在に設けられて
いる。このメモリカード2がカメラ1から抜き取られ、
撮影者側端末10のメモリカードリーダ3に挿入される
と、それに応じて、撮影者側端末10の送信ソフトウエ
アが起動されて、サーバ9に、画像データが自動的に送
信される。
【0049】すなわち撮影者としては、撮影者側端末1
0上でキー操作、クリック操作などの煩わしい操作を行
うことなく、非常に簡単な操作で確実に画像を送信する
ことができる。この結果、撮影者は取材に専念すること
ができる。
【0050】第6発明は、第1発明において、前記撮影
手段には、撮影した画像のデータに、タグを付与する手
段が設けられているとともに、撮影した画像のデータお
よびタグのデータを記憶する携行可能な記憶媒体が着脱
自在に設けられており、前記携行可能な記憶媒体が前記
撮影者側端末に装着されることに応じて、前記送信ソフ
トウエアが起動されて、前記サーバに、タグが付与され
ている画像データが送信されることを特徴とする。
【0051】図1に示すように、撮影手段であるカメラ
1には、撮影した画像のデータを記憶する携行可能な記
憶媒体たとえばメモリカード2が着脱自在に設けられて
いるとともに、撮影した画像のデータに、タグを付与す
る手段が設けられている。メモリカード2には、撮影し
た画像のデータおよびタグのデータが記憶される。この
メモリカード2がカメラ1から抜き取られ、撮影者側端
末10のメモリカードリーダ3に挿入されると、それに
応じて、撮影者側端末10の送信ソフトウエアが起動さ
れて、サーバ9に、タグが付与されている画像データが
自動的に送信される。
【0052】このため煩わしい操作を行うことなく非常
に簡単な操作で確実に画像を送信できるようになり、上
述した第5発明と同様に、取材に専念できるという効果
が得られる。
【0053】更に、この第6発明によれば、撮影した画
像の中から送信すべき画像を選択するにあたり、カメラ
1から手を離して、撮影者側端末10上でキー操作、ク
リック操作などの煩わしい操作を行う必要がない。撮影
した瞬間に手にしているカメラ1上で選択操作を行える
ので、操作を確実かつ瞬時に行うことができる。このた
め第6発明によれば、より一層、取材に専念できるとい
う効果が得られる。
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】 第発明は、第1発明において、前記サ
ーバには、複数のイベントそれぞれに対応づけられて、
前記画像表示画面のデータが格納されており、前記撮影
者側端末および前記編集者側端末で、複数のイベントの
中から特定のイベントを指示する入力操作が行われる
と、この操作内容のデータが前記サーバに送信され、前
記サーバに格納されている画像表示画面データの中から
指示されたイベントに対応する画像表示画面データが選
択され、前記撮影者側端末および前記編集者側端末に、
指示されたイベントに対応する画像表示画面が表示され
ることを特徴とする。第発明は、第1発明の画像の送
受信装置の画像表示画面のデータを技術的に限定したも
のである。
【0059】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0060】図1は実施形態の画像の送受信システムの
全体構成を示している。なお実施形態ではサッカー競技
場、野球場などの撮影地から新聞社に写真を送信する場
合を想定して説明する。
【0061】図1に示すように、撮影者側パソコン10
は、インターネット8を介してWebサーバ9、19に
相互に送受信可能に接続されているとともに、編集者側
パソコン11は、インターネット8を介してWebサー
バ9、19に相互に送受信可能に接続された構成となっ
ている。またインターネット8には、他のクライアント
端末16、17が相互に送受信可能に接続している。W
ebサーバ19は、バックアップ用のサーバであり、通
常はWebサーバ9が機能している。以下Webサーバ
19はWebサーバ9と同じ機能のものであるとしてW
ebサーバ9で代表させて説明する。
【0062】インターネット8ではWWW(ワールドワ
イドウエブ:インターネット上の情報検索システム)な
どのサービスを提供している。通信手段としてのインタ
ーネットにおいては、データは、所定の通信プロトコル
(TCP/IP)に従って送受信される。インターネッ
ト8上では、ファイルは、TCP/IPの上位層である
FTP転送プロトコルにしたがいアップロード、ダウン
ロードされる。Webサーバ9はFTP受信サーバとし
て機能する。
【0063】Webサーバ9はWWWのサービスを提供
するサーバであり、HTML(ハイパー・テキスト・マ
ークアップ・ランゲージ)形式でリンクしたデータ構造
として記述されているWebページとしての「画像表示
画面」のデータを記憶しており、画像表示画面のデータ
を要求元のクライアント装置(撮影者側パソコン10、
編集者側パソコン11、クライアント端末16、17)
の表示画面に表示する。画像表示画面は、Webページ
上でリンクされたデータとして記述されている。Web
サーバ9は新聞社に設けられている。
【0064】インターネット8は専用線6を介して地上
波基地局5に接続している。撮影地には撮影者側パソコ
ン10が設けられている。撮影者側パソコン10には地
上波基地局5との間で無線通信4を行うべく、地上波の
周波数帯で送受信可能な無線機が接続されるか搭載され
ている。携帯電話、PHSの周波数帯で無線通信4が行
われる場合には、既存の「インターネット接続サービ
ス」を利用することができる。また無線LANによって
無線通信4を行うようにしてもよい。この場合には、イ
ンターネット8にADSL回線7を介して通信端末が接
続され、この通信端末と撮影者側パソコン10の無線機
(たとえば無線LANカード)との間で無線通信4が行
われる。
【0065】編集者側パソコン11と、素材サーバ13
と、紙面制作用ホストコンピュータ15は新聞社内でL
ANを構成している。編集者側パソコン11はLAN用
の通信回線12を介して素材サーバ13に接続してお
り、素材サーバ13はLAN用の通信回線14を介して
紙面制作用ホストコンピュータ15に接続している。編
集者側パソコン11は専用線若しくは公衆回線を介して
インターネット8に接続している。
【0066】撮影地には、携行可能な記憶媒体たとえば
メモリカード2が着脱自在のデジタルカメラ(以下単に
カメラという)1が設けられている。
【0067】カメラ1には、撮影した画像を表示する液
晶画面が設けられているとともに、撮影した画像にタグ
を付与する機能が備えられている。メモリカード2に
は、撮影した画像のデータとともにタグのデータが記憶
される。撮影者側パソコン10には、メモリカード2が
カードスロットに挿入されることでメモリカード2の記
憶データを読み出すメモリカードリーダ3が設けられて
いる。なおメモリカード2としては、あらゆる規格の小
型フラッシュメモリカードを使用することができる。な
おメモリカード以外の携行可能な記憶媒体を使用する実
施も可能である。
【0068】撮影者側パソコン10には、Webサーバ
9に画像のデータを送信する送信ソフトウエアがインス
トールされている。この送信ソフトウエアは、メモリカ
ード2がメモリカードリーダ3のカードスロットに挿入
されることに応じて起動され、Webサーバ9に、メモ
リカード2の画像データのうちタグが付与された画像デ
ータを自動的に送信するプログラム構造となっている。
【0069】また撮影者側パソコン10には、Webサ
ーバ9の画像表示画面データにアクセスして画像表示画
面を自己のパソコンの表示画面10aで表示させる表示
ソフトウエア、つまりWebページ閲覧用ソフトウエア
(Webブラウザ)がインストールされている。撮影地
ではカメラ1を用いてカメラマンがイベントの写真を撮
影する。
【0070】カメラマンが複数存在する場合には、その
人数に応じてカメラ1、撮影者側パソコン10が設けら
れ、同様な接続態様でインターネット8に接続される。
【0071】新聞社内の編集者側パソコン11には、撮
影者側パソコン10と同様に、Webサーバ9の画像表
示画面データにアクセスして画像表示画面を自己のパソ
コンの表示画面11aで表示させる表示ソフトウエアが
インストールされている。編集者側パソコン11には、
新聞社デスク(新聞社内の編集者)が配置されている。
【0072】ただし編集者側パソコン11には、後述す
るように画像表示画面の一部の色を変えるなど画像表示
画面のデータを書き換え更新することができるアクセス
権限が与えられているのに対して、撮影者側パソコン1
0には、画面情報の提供、検索しか受けることができず
画像表示画面データを更新するアクセス権限は与えられ
ていない。アクセス権限は、端末装置において、入力操
作したユーザID番号、パスワード(暗証番号)に応じ
て与えられる。
【0073】素材サーバ13には、編者者側パソコン1
1から画像のデータが送信され送信された画像が記憶さ
れる。また紙面制作用ホストコンピュータ15は、素材
サーバ13から画像データを取り込み、出稿画像のデー
タとして記憶する。紙面制作用ホストコンピュータ15
は、図示しない紙面制作用の端末に接続されている。紙
面制作用ホストコンピュータ15に画像のデータが送信
され画像データが蓄積されたことをもって写真が「出
稿」されたといわれる。紙面制作用端末では、紙面制作
用ホストコンピュータ15に蓄積された画像データを用
いて紙面を制作する処理が行われる。
【0074】以下図1の装置で行われる処理の流れにつ
いて図2〜図6を併せ参照しつつ説明する。
【0075】撮影地でカメラマンがカメラ1でイベント
の写真を撮影すると、液晶画面をみながら撮影した画像
のうち送信すべき画像にタグを付与する操作を行う。こ
れによりメモリカード2には、撮影した画像のデータお
よびタグのデータが記憶される。撮影が終了するとカメ
ラ1からメモリカード2を抜き取り、撮影者側パソコン
10のメモリカードリーダ3に挿入される。これにより
撮影者側パソコン10で送信ソフトウエアが起動され
て、Webサーバ9との通信接続を確立し、メモリカー
ド2に記憶された画像のうちタグが付与された画像のデ
ータを後述する「撮影情報」とともに自動的に送信する
処理を実行するとともに、撮影者側パソコン10の表示
画面10a上に「送信画面」100を表示させる。デー
タは、撮影者側パソコン10から図1にAまたはBで示
す経路でWebサーバ9に送信される。
【0076】図2は、送信直後の撮影者側パソコン10
の表示画面10aの表示内容を示しており、表示画面1
0a上には送信画面100が表示される。
【0077】送信画面100では、送信先、送信者の情
報を入力することができる。すなわち送信先の「FTP
サーバ名」がボックス101内に入力され、送信者の
「ユーザID」がボックス102内に入力され、送信者
の「パスワード」がボックス103内に入力され、画像
データの種類を示す「ディレクトリ」がボックス104
内に入力される。これら送信先、送信者の情報は、送信
前に予め撮影者側パソコン10に入力しておかれる。な
おWebサーバ9では、イベント毎にディレクトリが割
り当てられており、ディレクトリを指示、入力すること
で、画像データの種類(イベント)が指定され、各ディ
レクトリにイベントの種類ごとの画像データが格納され
る。
【0078】また送信画面100では、画像に付帯する
撮影情報を入力することができる。すなわち「サービス
ID」がボックス105内に入力され、撮影地である
「発信地」がボックス106内に入力され、「撮影者」
がボックス107内に入力され、画像の「仮見だし」が
ボックス108内に入力され、画像の説明である「絵解
き」がボックス109内に入力される。これら撮影情報
は、送信前に予め撮影者側パソコン10に入力しておか
れる。なお送信画面100上では表示されていないが、
撮影情報の中には画像を撮影した日時の情報(撮影日
時)、画像のファイル名も含まれる。
【0079】送信画面100には、現在送信中の画像1
10が縮小して表示されるとともに、送信済み若しくは
送信中の画像のファイル名111が表示される。
【0080】メモリカード2に記憶された画像のうちタ
グが付与されている画像を全て送信し終えたならば、W
ebサーバ9との通信接続を解除する処理を実行すると
ともに、表示画面10a上に送信が完了した旨の表示が
行われる。
【0081】以上のように本実施形態によれば、カメラ
マンとしては、撮影者側パソコン10上でキー操作、ク
リック操作などの煩わしい操作を行うことなく、メモリ
カード2をパソコン10のカードスロットに挿入すると
いう非常に簡単な操作で確実に画像を送信することがで
きる。この結果、カメラマンは取材に専念することがで
きる。
【0082】しかも撮影した画像の中から送信すべき画
像を選択するにあたり、撮影した瞬間に手にしているカ
メラ1上でタグを付与することで画像選択操作を行える
ようにしたので、選択操作を確実かつ瞬時に行うことが
できる。撮影した画像の中から送信すべき画像を選択す
るにあたり、カメラ1から手を離して、撮影者側パソコ
ン10上でキー操作、クリック操作などの煩わしい操作
を行う必要がない。この結果、カメラマンは、より一
層、取材に専念できるという効果が得られる。
【0083】以上のようにして撮影者側パソコン10か
ら複数の画像がWebサーバ9に送信されると、これら
複数の画像がWebサーバ9で受信され、当該Webサ
ーバ9で、受信した複数の画像について実画像のデータ
とは別にサムネイル画像のデータを生成する処理が行わ
れる。なおWebサーバ9では画像を受信した時刻を記
録しており、この受信時刻データは撮影情報とともに、
画像のデータに対応づけられて記憶される。
【0084】撮影者側パソコン10、編集者側パソコン
11で表示ソフトウエアが起動されると、まずユーザI
D番号、パスワードを入力する操作を行う。この入力さ
れたユーザID番号、パスワードが予め登録されたもの
と一致していることを条件として、撮影者側パソコン1
0の表示画面10a、編集者側パソコン11の表示画面
11aには、図3に示す「初期画面」112が表示され
る。
【0085】初期画面112では、Webサーバ9に格
納されている画像データを検索する条件を入力すること
ができる。すなわちWebサーバ9で画像を受信した受
信日、受信時刻を示す「受信日」がボックス113内に
入力され、画像の「仮見だし」がボックス114内に入
力され、画像の「絵解き」がボックス115内に入力さ
れ、画像の「撮影者」がボックス116内に入力され、
画像の「ディレクトリ(Dir)」がボックス117内
に入力され、画像の「並び順」がボックス118内に入
力、表示される。
【0086】「受信日」の項目では、現在より過去何時
間前あるいは何日前までの画像データであるかが指示さ
れる。
【0087】「ディレクトリ(Dir)」の項目では、
画像の種別が指示される。たとえばディレクトリの「0
1」が野球の試合に、ディレクトリの「02」がサッカ
ーの試合に割り当てられている。各ディレクトリ「0
1」あるいは「02」が指示される。
【0088】「並び順」の項目では、カメラマンがカメ
ラ1で画像を撮影した時刻の順序(撮影時刻順)あるい
はWebサーバ9で画像を受信した受信時刻の順序(受
信時刻順)の別が指示される。
【0089】また「出稿済みのみ」のチェックボックス
119を、チェックする入力操作を行った場合には、画
像が出稿済みのみであるという検索条件が指示される。
【0090】こうして検索条件が指示、入力されると、
「検索」のボタン120をクリック操作することで、撮
影者側パソコン10、編集者側パソコン11から、We
bサーバ9に、検索条件のデータとともに画像表示画面
のデータを要求する指令が送信される。データは、撮影
者側パソコン10から図1にAまたはBで示す経路でW
ebサーバ9に送信される。また編集者側パソコン11
からは、データは図1にCで示す経路でWebサーバ9
に送信される。
【0091】Webサーバ9はこれを受けて、対応する
画像表示画面のデータを撮影者側パソコン10、編集者
側パソコン11に送信する処理を実行する。この際に、
Webサーバ9は、画像のデータとして実画像ではなく
サムネイル画像のデータを送信する。Webサーバ9か
ら撮影者側パソコン10に対しては図1にAまたはBで
示す経路でデータが送信される。またWebサーバ9か
ら編集者側パソコン11に対しては図1にCで示す経路
でデータが送信される。
【0092】撮影者側パソコン10、編集者側パソコン
11には、Webサーバ9から送信された画像表示画面
のデータが取り込まれ、撮影者側パソコン10の表示画
面10a、編集者側パソコン11の表示画面11aに
は、図4に示す「受信画像一覧画面」121が表示され
る。
【0093】画像表示画面121では、複数のサムネイ
ル画像122…122′、122″が検索条件にしたが
って一覧表示される。図4では、図3の初期画面112
で指示、入力された検索条件のとおり、「受信日」が
「2時間以内」で、「ディレクトリ(Dir)」が「0
1(野球の試合)」という条件にあてはまるサムネイル
画像122…122′、122″が、指示された「受信
時刻順」という「並び順」で一覧表示される。検索条件
では、「撮影者」の指定がないため、複数のカメラマン
の画像が一覧表示されている。
【0094】なお図3の初期画面112で「受信日」、
「ディレクトリ(Dir)」、「受信時刻順」の指示、
入力内容を変えた場合には、その指示、入力内容に応じ
た複数のサムネイル画像が、指示された並び順で一覧表
示されることになる。たとえば図3の初期画面112
で、「ディレクトリ(Dir)」が「02」と指示され
た場合には、「サッカーの試合」で撮影された画像のみ
が図4の受信画像一覧画面121で一覧表示される。
【0095】また図3の初期画面112で、「仮見だ
し」、「絵解き」、「撮影者」の各検索条件を入力した
場合には、その入力された検索条件で絞り込まれた複数
のサムネイル画像が、一覧表示される。たとえば図3の
初期画面112で、「撮影者」が特定の1人のカメラマ
ンを指示する内容である場合には、その特定のカメラマ
ンが撮影した画像のみが図4の受信画像一覧画面121
で一覧表示される。
【0096】また図3の初期画面112で「出稿済みの
み」のチェックボックス119を、チェックする入力操
作を行った場合には、既に出稿済みの画像のみが図4の
受信画像一覧画面121で一覧表示される。
【0097】図4の受信画像一覧画面121では、各サ
ムネイル画像122…122′、122″に付帯して、
撮影情報および受信時刻データが、画像情報表示部12
3…123′、123″に表示される。
【0098】受信画像一覧画面121に表示された複数
のサムネイル画像122……122′、122″のうち
特定のサムネイル画像122′の情報のみを表示したい
場合には、受信画像一覧画面121上で、対応するサム
ネイル画像122′がクリック操作される。この入力操
作に応じて、図4の受信画像一覧画面121は、図5の
「写真情報表示画面」124に遷移し、特定のサムネイ
ル画像122′が拡大されて表示されるとともに、この
特定のサムネイル画像122′に付帯する撮影情報が各
ボックス126〜131に表示される。
【0099】以上のように本実施形態によれば、編集者
側パソコン11の表示画面11aに、各カメラマンが撮
影した画像を検索条件にしたがい一覧表示するととも
に、選択に応じて撮影情報とともに特定の画像を拡大し
て表示できるようにしたので、新聞社デスクは、画面を
みながら編集作業を効率よく行うことができる。
【0100】また撮影者側パソコン10の表示画面10
aに、カメラマンが送信しWebサーバ9で受信済みの
画像を表示できるようにしたので、カメラマンは、正常
に送信できたか否かを判断することができる。すなわち
図4の受信画像一覧画面121上に、自己が撮影し送信
した画像つまり図2の送信画面100上の画像110
と、同じ画像122′が存在するか否かを確認すること
で、正常に送信されたか否かを判断することができる。
カメラマンが既に送信した画像110(図2)と同じ画
像122′(図4)を受信画像一覧画面121上で確認
できれば、カメラマンは、自分が送信した画像110が
正常にWebサーバ9で受信されて新聞社の編集者側パ
ソコン11でも受信されたと判断することができる。し
かも、この確認作業は、撮影者側パソコン10からWe
bサーバ9の画像表示画面データにアクセスする操作を
行うだけでよく、電話による連絡等と比較して時間や手
間を要しない。このため、その後の取材に支障を来すこ
とがない。また送信結果未確認のまま不安な状態で撮影
を続行することからも解放される。
【0101】また図4の受信画像一覧画面121上で、
カメラマンは、自分が既に送信した画像122′のみな
らず他のカメラマンが既に送信した画像122″をも確
認することができる。この確認作業は、撮影者側パソコ
ン10からWebサーバ9の画像表示画面データにアク
セスする操作を行うだけでよく、電話による連絡等と比
較して時間や手間を要しない。すなわち他のカメラマン
の撮影内容を迅速に手間をかけずに知ることができるの
で、その後、お互いをサポートし合うことで、撮影内容
を重複させない効率的な取材が可能になる。
【0102】図5に示す写真情報表示画面124上で、
サムネイル画像122′を出稿すべきと判断した場合に
は、「出稿」のボタン135がクリック操作される。こ
の操作内容のデータはWebサーバ9に送信され、We
bサーバ9に格納されている画像表示画面(受信画像一
覧画面121)のデータは、図4に示すように、その画
像122′が出稿されたことを示す画像表示画面(受信
画像一覧画面121)のデータに更新される。具体的に
は、出稿すべきサムネイル画像122′の画像情報表示
部123′の背景色が、そうでない他のサムネイル画像
122…122″の画像情報表示部123…123″の
背景色(たとえば白色)と異なる色(たとえば緑色)に
変化するなどして、出稿されたサムネイル画像122′
が他のサムネイル画像122…122″と識別表示され
ている態様の画像表示画面(受信画像一覧画面121)
のデータに更新される。
【0103】編集者側パソコン11で、「出稿」のボタ
ン135がクリック操作されると、これに応じて、サム
ネイル画像122′対応する実画像のデータが素材サー
バ13を介して紙面制作用ホストコンピュータ15に送
信され、紙面制作用ホストコンピュータ15に取り込ま
れる。
【0104】画像を、より詳細に確認したり編集してか
ら出稿してもよい。
【0105】すなわち図5の写真情報表示画面124上
のサムネイル画像122′について、実画像を確認した
り編集したりする場合には、サムネイル画像122′が
クリック操作される。この入力操作に応じて、図5の写
真情報表示画面124は、図6の「原寸表示画面」13
3に遷移する。
【0106】すなわち編集者側パソコン11で、図5に
示すように、特定のサムネイル画像122′を選択する
入力操作(クリック操作)が行われると、この操作内容
のデータがWebサーバ9に送信され、これを受けてW
ebサーバ9から、図6に示すように、特定のサムネイ
ル画像122′に対応する実画像134のデータが編集
者側パソコン11に送信され、この編集者側パソコン1
1に取り込まれ、表示画面11a上に原寸大の実画像1
34として表示される。
【0107】なお図4の受信画像一覧画面121上で特
定のサムネイル画像122′を選択する入力操作を行う
ことで、図6に示す原寸表示画面133に遷移させても
よい。
【0108】このように編集者側パソコン11の画面1
1a上に実画像134が表示されることで、画像の細部
やピント、ブレなどをチェックでき真の画質を確認でき
る。これによりその画像を出稿すべきか否かを画面上で
判断することができる。
【0109】また図6の原寸表示画面133上に、トリ
ミング、色調整、カットなどの加工、編集を行うツール
を用意することで、実画像134を色調整したりカット
するなどの加工、編集作業を画面上で行うことができ
る。このため編集作業を効率よく行うことができる。
【0110】ここで実画像のデータはサムネイル画像の
データに比較してデータ容量が大きい。本実施形態によ
れば、複数の画像を一覧表示する場合には、データ容量
の小さいサムネイル画像122…122′、122″を
Webサーバ9から編集者側パソコン11に送信するこ
ととし、特定のサムネイル画像122′を出稿すべきと
決定した場合や、真の画質をチェックして出稿すべきか
否かを判断する場合や、画像を加工、編集したりする場
合のみに、データ容量の大きい実画像134をWebサ
ーバ9から編集者側パソコン11に送信するようにした
ので、通信コストを抑制できるとともに、通信時間を短
くすることができる。また圧縮回数が増えることによる
画像の劣化を抑制することができる。
【0111】図6に示す原寸表示画面133上で実画像
134を出稿すべきと判断した場合には、編集者側パソ
コン11で、その実画像134を指定して出稿すること
を指示する入力操作が行われる。この操作内容のデータ
はWebサーバ9に送信され、Webサーバ9に格納さ
れている画像表示画面(受信画像一覧画面121)のデ
ータは、図4に示すように、その実画像134(サムネ
イル画像122′)が出稿されたことを示す画像表示画
面(受信画像一覧画面121)のデータに更新される。
具体的には、出稿すべきサムネイル画像122′の画像
情報表示部123′の背景色が、そうでない他のサムネ
イル画像122…122″の画像情報表示部123…1
23″の背景色(たとえば白色)と異なる色(たとえば
緑色)に変化するなどして、出稿されたサムネイル画像
122′(実画像134)が他のサムネイル画像122
…122″と識別表示されている態様の画像表示画面
(受信画像一覧画面121)のデータに更新される。
【0112】編集者側パソコン11で、出稿を指示する
入力操作が行われると、これに応じて、対応する実画像
134のデータが素材サーバ13を介して紙面制作用ホ
ストコンピュータ15に送信され、紙面制作用ホストコ
ンピュータ15に取り込まれる。
【0113】なお図4に示す受信画像一覧画面121上
で、出稿すべきサムネイル画像122′を指定して、出
稿を指示する入力操作を行うようにしてもよい。
【0114】撮影者側パソコン10からWebサーバ9
の画像表示画面データにアクセスすると、図4に示すよ
うに、更新された受信画像一覧画面121が自己のパソ
コン10の表示画面10aで表示される。このため識別
表示されている画像情報表示部123′をもってカメラ
マンは、自分が撮影した画像122′が掲載される予定
であることを取材現場で、電話連絡等と比較して迅速に
かつ手間をかけずに知ることができる。また他のカメラ
マンが送信した画像122″の画像情報表示部123″
の色が変化しているか否かによって、そのカメラマンが
撮影した画像122″が出稿される予定であるか否かを
知ることができる。どのような画像が出稿される予定で
あるかを知ることで、その後の取材方針を決めるのに役
に立ち効率的な取材が可能になる。また自分が撮影した
画像が掲載される予定であることを取材現場で知ること
ができれば、その後の撮影への意欲がわき精力的な取材
が可能になる。
【0115】なお本実施形態では、色を異ならせること
で、出稿される予定の画像122′を、そうでない画像
122…122″と識別表示させているが、これは一例
であり、出稿される予定の画像122′(若しくはその
画像情報表示部123′)を点滅させたり、拡大した
り、縮小したりするなどして、そうでない画像122…
122″と識別表示させてもよい。また「画像122′
が出稿済み」である旨の表示を行うようにしてもよい。
【0116】上述した実施形態には、種々の変形、実施
例の追加が可能である。
【0117】図1ではカメラ1で撮影した画像データを
メモリカード2を介して撮影者側パソコン10に取り込
むようにしているが、図7に示すようにカメラ1で撮影
した画像データをデータ通信ケーブル20を介して撮影
者側パソコン10に取り込むようにしてもよい。
【0118】本実施形態では新聞社に所属するプロのカ
メラマンが撮影者側パソコン10を操作することで、新
聞社のWebサーバ9に画像を送信したり、Webサー
バ9に格納されたデータにアクセスすることを想定して
いる。しかし、たとえば新聞の読者などアマチュアの撮
影者側に設けられたクライアント端末16から画像をW
ebサーバ9に送信することで、アマチュアの「投稿写
真」をプロのカメラマンが撮影した画像とともに、図4
の受信画像一覧画面121に表示させてもよい。
【0119】また図1では、新聞社内に編集者側パソコ
ン11を設けているが、編集者側パソコン11のアクセ
ス権限を、他のクライアント端末17に与えることで、
新聞社以外の場所(たとえば自宅)から、出稿すべき画
像を選択したり画像を加工、編集するなどの作業を行え
るようにしてもよい。
【0120】また実施形態では、野球、サッカーなどの
イベントで撮影した画像を新聞社に送信する場合を想定
しているが、本発明はもちろんこれに限定されるわけで
なく、事件、事故などの報道写真を送信する場合や、雑
誌社、通信社などに送信する場合などにも当然適用する
ことができる。
【0121】また実施形態では、静止画像を送受信する
システムを想定しているが、本発明としては、動画を送
受信するシステムにも適用することができる。たとえば
図4に示す受信画像一覧画面121において、各静止画
像122…122′、122″をそれぞれ、動画に代え
て一覧表示させる実施も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の画像の送受信システムの全体
構成を示す図である。
【図2】図2は送信画面を示す図である。
【図3】図3は初期画面を示す図である。
【図4】図4は受信画像一覧画面を示す図である。
【図5】図5は写真情報表示画面を示す図である。
【図6】図6は原寸表示画面を示す図である。
【図7】図7は従来の画像の送受信システムの全体構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 メモリカード 3 メモリカードリーダ 8 インターネット 9、19 Webサーバ 10 撮影者側パソコン 11 編集者側パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−136612(JP,A) 特開2001−331704(JP,A) 特開2001−197422(JP,A) 特開2001−197429(JP,A) 特開2002−118835(JP,A) 特開 平4−111151(JP,A) 特開2001−282979(JP,A) 特開2003−31376(JP,A) 特開2000−232542(JP,A) 特開2000−232599(JP,A) 特開2002−369069(JP,A) 特開2002−165179(JP,A) 上、他1名,NSK TIFFによる 野球写真の全量送受信 ドームシステム の構築,新聞技術/2001−2 No. 176,日本,日本新聞協会,2001年 6 月25日,第45巻,第2号,pp46−51 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956,7/173 G06F 13/00,17/30,17/60

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影手段で撮影した新聞制作用の
    像のデータを撮影者側の端末から入力し通信手段を介し
    て送信し、受信した画像データを編集者側の端末で取り
    出し、出稿するようにした新聞制作用画像の送受信装置
    において、 複数の撮影者側それぞれに撮影手段と撮影者側端末とが
    同一のイベント場に設けられ、 サーバは、通信手段によって前記複数の撮影者側端末お
    よび前記編集者側端末と通信可能に接続され、 前記サーバには、複数の撮影者側端末から送信され受信
    した各撮影者側端末毎の画像を表示する画像表示画面の
    データが格納されており、 前記撮影者側端末には、前記サーバに画像のデータを送
    信する送信ソフトウエアがインストールされているとと
    もに、 前記撮影者側端末および前記編集者側端末には、前記サ
    ーバの画像表示画面データにアクセスして画像表示画面
    を自己の端末で表示させる表示ソフトウエアがインスト
    ールされており、 前記撮影者側端末で、前記送信ソフトウエアが起動され
    ることにより、前記サーバに、画像データが送信され、 前記撮影者側端末および前記編集者側端末で、前記表示
    ソフトウエアが起動されることにより、前記撮影者側端
    末および前記編集者側端末に、画像表示画面が表示され
    ることを特徴とする新聞制作用画像の送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記画像表示画面には、複数の撮影
    者に対応づけられて画像が表示され、 前記編集者側端末で、画像を出稿すべきことを指示する
    入力操作が行われると、 この操作内容のデータが前記サーバに送信され、前記サ
    ーバに格納されている画像表示画面は、出稿すべき画像
    と当該出稿すべき画像に対応づけられた撮影者とを特定
    する画像表示画面に更新されることを特徴とする請求項
    1記載の新聞制作用画像の送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の撮影者側端末から複数の
    静止画像を送信する場合に適用され、 前記画像表示画面は、複数の静止画像を複数の撮影者に
    対応づけて一覧表示するものであり、 前記編集者側端末で、複数の静止画像の中から出稿すべ
    き静止画像を選択する入力操作が行われると、 この操作内容のデータが前記サーバに送信され、前記サ
    ーバに格納されている画像表示画面は、出稿すべき静止
    画像と当該出稿すべき静止画像に対応づけられた撮影者
    とが他の静止画像と識別表示されている態様の画像表示
    画面に更新されることを特徴とする請求項1記載の新聞
    制作用画像の送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の撮影者側端末から複数の
    静止画像を送信する場合に適用され、 複数の静止画像が前記サーバで受信されると、当該サー
    バで、受信した複数の静止画像について実画像のデータ
    とは別にサムネイル画像のデータを生成する処理が行わ
    れ、 前記編集者側端末で、前記サーバで受信された複数の静
    止画像を要求する入力操作が行われると、 この操作内容のデータが前記サーバに送信され、これを
    受けて前記サーバから複数のサムネイル画像のデータが
    前記編集者側端末に送信され、 前記編集者側端末で、複数のサムネイル画像の中から特
    定のサムネイル画像を選択する入力操作が行われると、 この操作内容のデータが前記サーバに送信され、これを
    受けて前記サーバから特定のサムネイル画像に対応する
    実画像のデータが前記編集者側端末に送信されることを
    特徴とする請求項1記載の新聞制作用画像の送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記撮影手段には、撮影した画像の
    データを記憶する携行可能な記憶媒体が着脱自在に設け
    られており、 前記携行可能な記憶媒体が前記撮影者側端末に装着され
    ることに応じて、前記送信ソフトウエアが起動されて、
    前記サーバに、画像データが自動的に送信されることを
    特徴とする請求項1記載の画像の新聞制作用送受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記撮影手段には、撮影した画像の
    データに、タグを付与する手段が設けられているととも
    に、撮影した画像のデータおよびタグのデータを記憶す
    る携行可能な記憶媒体が着脱自在に設けられており、 前記携行可能な記憶媒体が前記撮影者側端末に装着され
    ることに応じて、前記送信ソフトウエアが起動されて、
    前記サーバに、タグが付与されている画像データが自動
    的に送信されることを特徴とする請求項1記載の新聞制
    作用画像の送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記サーバには、複数のイベントそ
    れぞれに対応づけられて、前記画像表示画面のデータが
    格納されており、 前記撮影者側端末および前記編集者側端末で、複数のイ
    ベントの中から特定のイベントを指示する入力操作が行
    われると、 この操作内容のデータが前記サーバに送信され、前記サ
    ーバに格納されている画像表示画面データの中から指示
    されたイベントに対応する画像表示画面データが選択さ
    れ、前記撮影者側端末および前記編集者側端末に、指示
    されたイベントに対応する画像表示画面が表示されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の新聞制作用画像の送受信
    装置。
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上、他1名,NSK TIFFによる野球写真の全量送受信 ドームシステムの構築,新聞技術/2001−2 No.176,日本,日本新聞協会,2001年 6月25日,第45巻,第2号,pp46−51

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