JP3480479B2 - Soi基板の製造方法 - Google Patents
Soi基板の製造方法Info
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Description
形成したSOI(Silicon-On-Insulator)基板の製造方
法に関する。更に詳しくはSIMOX(Separation by
Implanted Oxygen)技術によるSOI基板の製造方法に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】SOI基板は将来のULSI基板として
注目されている。このSOI基板の製造方法には、シリ
コン基板同士を絶縁膜を介して貼り合わせる貼り合わせ
法、絶縁性基板又は絶縁性薄膜を表面に有する基板の上
にシリコン薄膜を堆積させる方法、SIMOX法などが
ある。このSIMOX法は、シリコン基板の内部に絶縁
層を埋込む法の1つであって、具体的にはシリコン基板
内部に高濃度の酸素イオンを注入した後、高温でアニー
ル処理してこのシリコン基板表面から所定の深さの領域
に埋込みシリコン酸化層を形成し、その表面側のSi層
を活性領域とする方法である。このSIMOX法は、上
記貼り合わせ方法のように表面のSi層を研削研磨する
ことなく、均一な厚さの活性なSi層が得られる有力な
方法である。 【0003】近年、この酸素イオンの注入量を低減し、
イオン注入装置の処理時間を短縮してSOI基板の製造
コストを低下させる、低ドーズ技術が実用化し始めてい
る。この低ドーズ技術では、例えば加速エネルギ180
keV、注入量4×1017/cm2で酸素イオン注入し
た後、1350℃で熱処理している。この低ドーズSI
MOX法により、SOI基板中の埋込みシリコン酸化層
を連続化し、かつこの酸化層中に未酸化の島状のSi領
域(Si島)を作らせないためには、酸素イオン注入量
の厳格な制御が極めて重要である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の低ドー
ズSIMOX法で十分に制御した条件で酸素イオン注入
しても、埋込みシリコン酸化層のピンホール密度が30
個/cm2以上であることが報告されている(M.Imai et
al.,"The Status and Future of Low-Dose SIMOX Tech
nology",Extended Abstracts of the 1995 Internation
al Conference on Solid State Devices and Material
s, Osaka, 1995, pp.557-559)。このピンホール密度が
大きいとデバイス間の分離を十分に行うことができな
い。ピンホール密度を低減するために、特開平7−26
3538号公報に示されるITOX(Internal Thermal
Oxidation)技術が提案されている。この技術はSIM
OX法でアニール処理した直後に更に高温の酸素雰囲気
中でアニール処理するもので、埋込みシリコン酸化層の
層厚が増加し、ピンホールがある場合にはこれを埋める
技術である。しかしながら、このITOX技術によって
もピンホール密度は5個/cm2程度存在すると報告さ
れている(上掲のM.Imai et al.の文献)。 【0005】本発明の目的は、基板表面から所定の深さ
の領域にピンホール密度が極めて小さい高品質の埋込み
シリコン酸化層を形成するSOI基板の製造方法を提供
することにある。本発明の別の目的は、Si層と埋込み
シリコン酸化層との界面の平坦度を良好にするSOI基
板の製造方法を提供することにある。【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1及び図2に示すように、シリコン基板11内部に酸
素イオンを注入した後、最終所定温度T0まで昇温して
この最終所定温度T0を所定時間t保持するアニール処
理を行うことによりシリコン基板11表面から所定の深
さの領域に埋込みシリコン酸化層12を形成し、この基
板11表面に活性なSi層11aを形成するSOI基板
の製造方法において、アニール処理時の昇温速度が少な
くとも2段階v1,v2であって、上記最終所定温度T0
に達するまで昇温速度を順次減速し、最初の昇温速度(v
1 )が10〜3℃/分であって、この昇温速度(v 1 )で12
50℃以上1350℃未満の範囲内の第1所定温度(T 1 )
まで昇温し、最終の昇温速度(v 2 )が7〜0.1℃/分で
あって、この昇温速度(v 2 )で1350℃以上シリコン融
点温度未満の最終所定温度(T 0 )まで昇温することを特徴
とするSOI基板の製造方法である。 【0007】埋込みシリコン酸化層は、温度が上がるに
つれて小さなシリコン酸化物析出物が溶解しより大きな
析出物に吸収されるという、オストワルド成長(Ostwal
d ripening)で形成される。低ドーズSIMOX法によ
れば、シリコン基板におけるシリコン酸化物の析出は、
アニール処理の初期では酸素濃度分布に従ってシリコン
と酸素が反応してシリコン酸化物の析出物を形成し、あ
る程度オストワルド成長が進むと、図2に示すように基
板の深さ方向に酸素注入に伴うダメージピーク位置Aと
酸素注入ピーク位置Bの主として2箇所で起こる。そし
て温度の上昇とともにダメージピーク位置Aの析出物が
酸素注入ピーク位置Bの析出物に取り込まれ、最終的に
は1つのシリコン酸化層となる。図2の基板11の右側
には、ダメージ分布線図及び酸素濃度分布線図を示す。
従来のアニール処理は単一の昇温速度で昇温し、所定温
度に達したところで所定時間保持される。昇温速度が比
較的速い場合、例えば5℃/分以上の場合には所定温
度、例えば1300℃以上に達すると、この昇温速度に
オストワルド成長が追いついていけず、埋込みシリコン
酸化層以外にも析出物は残存するようになり、シリコン
酸化物が完全に取り込まれていない分だけピンホールも
存在する。その後の長時間保持のアニール処理で析出物
を埋込みシリコン酸化層に取り込んでいる。この析出物
はシリコンの酸化に伴って放出された格子間シリコンに
起因した欠陥を伝って埋込みシリコン酸化層と合体す
る。そのためピンホール上に十分な欠陥が形成されてい
ないと、ピンホールは埋まらない。一方、昇温速度が比
較的遅い場合、例えば1℃/分以下の場合には、形成さ
れた析出物がオストワルド成長時に安定なものとなり、
長時間保持のアニール処理を行っても溶解させることが
できず、最終的には埋込みシリコン酸化層以外に析出物
が存在してしまうという不具合を生じる。 【0008】 【0009】この発明では、最初の昇温速度v1を10
〜3℃/分にして、減速した最終の昇温速度v2を7〜
0.1℃/分にする。最初の昇温速度v1で1250℃
以上1350℃未満の範囲内の第1所定温度T1まで昇
温し、最終の昇温速度v2で1350℃以上シリコン融
点温度未満の最終所定温度T0まで昇温する。その後、
最終所定温度T0での長時間保持で析出物を埋込みシリ
コン酸化層に十分に取り込み、シリコンと埋込みシリコ
ン酸化層との界面を平坦にする。最終所定温度が135
0℃未満では析出物の十分な取り込みが行われない。最
初の昇温速度v1が3℃/分未満では析出物が安定なも
のとなりやすく、また10℃/分を越えるとシリコン基
板自体にスリップと呼ばれる結晶欠陥などが入りやすく
なるからである。第1所定温度T1が上記範囲外では、
その後のアニール処理によっても酸素析出物が残存しや
すい。また最終の昇温速度v2が0.1℃/分未満では
アニール処理時間が長くなり過ぎ、また7℃/分を越え
ると取り込むはずの析出物が完全に溶解してしまい、そ
の後の長時間保持のアニール処理によってもピンホール
は埋まりにくくなるからである。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の酸素イオンの注入(dos
e)は低ドーズである。この場合の酸素イオン注入量は
3.0〜5.0×1017/cm2である。また減速して
いく昇温速度の段階は少なくとも2段階であって、3段
階でも4段階でもよい。本発明の最終所定温度T0での
保持時間tは少なくとも1時間であることが好ましい。
この最少の1時間は析出物を埋込みシリコン酸化層に取
り込むために必要だからである。保持時間tは最終所定
温度T0に依存し、高温となるほど短時間で済む。好ま
しくは1〜6時間である。 【0011】 【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに図面
に基づいて詳しく説明する。 <実施例1>厚さ625μmのシリコン基板の所定の領
域(例えば、基板表面から約0.4μmの領域)に次の
条件で酸素イオン(O+)を注入した。 加速電圧: 180 KeV ビーム電流: 40〜50 mA ドーズ量: 4×1017/cm2 基板加熱温度:600℃ イオン注入後に、シリコン基板をアルゴンと酸素の混合
ガス雰囲気中で800℃に保持された熱処理炉に入れ、
最初に昇温速度5℃/分で1300℃まで昇温した。こ
の1300℃の時点における基板断面の電子顕微鏡写真
を図3に示す。次いで昇温速度を1℃/分に変え139
0℃まで昇温した。この昇温過程の基板断面の電子顕微
鏡写真を図4及び図5に示す。また1390℃での写真
を図6に示す。更に基板を1390℃で2時間保持して
アニール処理した。このアニール処理後の写真を図7に
示す。実施例1のアニール処理の温度プロファイルを図
1に示す。 【0012】<実施例2>実施例1と同一のシリコン基
板を同一条件で酸素イオン注入した後、基板を実施例1
と同一の酸素を含むArガス雰囲気で800℃に保持さ
れた熱処理炉に入れ、最初に昇温速度5℃/分で130
0℃まで昇温した。次いで昇温速度を0.5℃/分に変
え1390℃まで昇温し、1390℃で2時間保持して
アニール処理した。このアニール処理後の写真を図8に
示す。実施例2のアニール処理の温度プロファイルを図
1に示す。 【0013】<比較例1>実施例1と同一のシリコン基
板を同一条件で酸素イオン注入した後、基板を実施例1
と同一の酸素を含むArガス雰囲気で800℃に保持さ
れた熱処理炉に入れ、昇温速度5℃/分で1390℃ま
で昇温した。この1390℃の時点における基板断面の
電子顕微鏡写真を図9に示す。次いでこの1390℃で
4時間保持してアニール処理した。このアニール処理後
の写真を図10に示す。比較例1のアニール処理の温度
プロファイルを図1に示す。 【0014】<比較例2>実施例1と同一のシリコン基
板を同一条件で酸素イオン注入した後、基板を実施例1
と同一の酸素を含むArガス雰囲気で800℃に保持さ
れた熱処理炉に入れ、昇温速度5℃/分で1100℃ま
で昇温した。次いで昇温速度を1℃/分に変え1390
℃まで昇温した。1390℃に到達した時点での写真を
図11に示す。比較例2のアニール処理の温度プロファ
イルを図1に示す。 【0015】<比較観察> (a) ピンホール密度の測定 一方、実施例1,2及び比較例1,2の各SOI基板の
埋込みシリコン酸化層中のピンホール密度を測定した。
ピンホール密度はSOI基板の両面を電極で挟んで硫酸
銅溶液に浸漬し、通電した時の硫酸銅の析出量により求
めた。その結果を表1に示す。 【0016】 【表1】 【0017】上記(a)のピンホール密度の測定結果と写
真観察から次の点が明らかになった。比較例1の図9に
示すように、1390℃の時点では埋込みシリコン酸化
層の上に析出物が多数存在しており、ピンホールも観察
される。これは昇温速度が早いために、昇温速度にオス
トワルド成長(小さな析出物の溶解)が追いついていけ
なかったためである。析出物が完全に取り込まれていな
い分だけピンホールも存在している。図10に示すよう
に、この後の高温保持で写真に見られる小さな析出物を
取り込むが、初めにピンホールが多い分だけ完全にはピ
ンホールは埋まらない。比較例2では、図11に示すよ
うにSOI基板中に埋込みシリコン酸化層以外に析出物
が存在する。これは昇温速度が遅すぎるために、110
0℃での析出物が安定なものとして存在してしまったた
めである。析出物が完全に取り込まれていない分だけピ
ンホール密度も大きい。 【0018】これらに対して、実施例1の図3、図4、
図5、図6及び図7には、1300℃から1390℃ま
での埋込みシリコン酸化層が形成される過程が示され
る。1300℃から1℃/分という昇温は、図3の13
00℃の時点に見られる析出物が十分に取り込みながら
オストワルド成長できる条件であるため、比較例1と出
発点が同じ析出状態であっても、最終所定温度に到達し
たときには埋込みシリコン酸化層以外には析出物は存在
しない。析出物が完全に埋込みシリコン酸化層に取り込
まれているため、ピンホール密度は低い。また実施例2
では、図8に示すように実施例1と同様に1300℃で
の析出物を十分に取り込むことができる昇温速度である
ために、基板中に埋込みシリコン酸化層以外は析出物は
見られず、ピンホール密度も実施例1と同じ理由で低
い。 【0019】(b) Si層と埋込みシリコン酸化層との界
面の平坦度の測定 実施例1、2及び比較例1,2の各SOI基板表面の活
性なSi層と埋込みシリコン酸化層との界面の表面粗さ
を原子間力顕微鏡(atomic force microscope;AFM)
を用いて測定した。この測定はSOI基板をKOH液で
選択エッチングして単結晶シリコン層(Si層)を除去
することにより埋込みシリコン酸化層との界面を露出し
て行った。その結果を表2に示す。表2において、Ra
は平均粗さ、Rmsは2乗平均粗さ、Rmaxは最大高さを
意味する。 【0020】 【表2】 【0021】表2から明らかなように、高温で2時間保
持した実施例1及び2は、析出物を完全に取り込んでか
ら高温保持を行っているために4時間保持した比較例1
と比べて界面が短時間で平坦になっていることが判っ
た。一方、比較例1は高温保持中に析出物の取り込みを
行っているために、界面が平坦になるのに時間がかか
り、比較例2は高温保持を行っていないため、界面は極
めて粗いことが判明した。【0022】 【発明の効果】以上述べたように、本発明のSOI基板
の製造方法によれば、昇温速度を少なくとも2段階にし
て、最終所定温度に達するまで昇温速度を順次減速し、
最初の昇温速度(v 1 )が10〜3℃/分であって、この昇
温速度(v 1 )で1250℃以上1350℃未満の範囲内の
第1所定温度(T 1 )まで昇温し、最終の昇温速度(v 2 )が7
〜0.1℃/分であって、この昇温速度(v 2 )で1350
℃以上シリコン融点温度未満の最終所定温度(T 0 )まで昇
温することにより、ピンホール密度が極めて小さい高品
質の埋込みシリコン酸化層を形成することができ、また
Si層と埋込みシリコン酸化層との界面の平坦度を短時
間で良好にすることができる。
ニール処理の温度プロファイルを示す図。 【図2】本発明の酸素イオン注入直後のシリコン基板の
部分断面を示す模式図。 【図3】昇温速度5℃/分で1300℃まで昇温したと
きの実施例1のシリコン基板断面の電子顕微鏡写真図。 【図4】1300℃から昇温速度1℃/分で昇温する過
程の実施例1のシリコン基板断面の電子顕微鏡写真図。 【図5】昇温速度1℃/分で更に昇温したときの実施例
1のシリコン基板断面の電子顕微鏡写真図。 【図6】昇温速度1℃/分で1390℃まで昇温したと
きの実施例1のシリコン基板断面の電子顕微鏡写真図。 【図7】アニール処理後の実施例1のシリコン基板断面
の電子顕微鏡写真図。 【図8】アニール処理後の実施例2のシリコン基板断面
の電子顕微鏡写真図。 【図9】昇温速度5℃/分で1390℃まで昇温したと
きの比較例1のシリコン基板断面の電子顕微鏡写真図。 【図10】アニール処理後の比較例1のシリコン基板断
面の電子顕微鏡写真図。 【図11】昇温速度5℃/分で1100℃まで昇温し、
昇温速度を1℃/分に変え1390℃まで昇温した時点
での比較例2のシリコン基板断面の電子顕微鏡写真図。 【符号の説明】 11 シリコン基板 11a 基板表面のSi層 12 埋込みシリコン酸化層
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シリコン基板(11)内部に酸素イオンを注
入した後、最終所定温度(T0)まで昇温して前記最終所定
温度(T0)を所定時間(t)保持するアニール処理を行うこ
とにより前記シリコン基板(11)表面から所定の深さの領
域に埋込みシリコン酸化層(12)を形成し、前記基板(11)
表面に活性なSi層(11a)を形成するSOI基板の製造
方法において、 前記アニール処理時の昇温速度が少なくとも2段階(v1,
v2)であって、前記最終所定温度(T0)に達するまで昇温
速度を順次減速し、 最初の昇温速度(v 1 )が10〜3℃/分であって、この昇
温速度(v 1 )で1250℃以上1350℃未満の範囲内の
第1所定温度(T 1 )まで昇温し、最終の昇温速度(v 2 )が7
〜0.1℃/分であって、この昇温速度(v 2 )で1350
℃以上シリコン融点温度未満の最終所定温度(T 0 )まで昇
温する ことを特徴とするSOI基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06573196A JP3480479B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | Soi基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09260622A JPH09260622A (ja) | 1997-10-03 |
JP3480479B2 true JP3480479B2 (ja) | 2003-12-22 |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3211233B2 (ja) | 1998-08-31 | 2001-09-25 | 日本電気株式会社 | Soi基板及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP06573196A patent/JP3480479B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
H.Yang,et.al.,"Effect of Implantation Current dendity and anneal time on the microstructure of SIMOX",Nuclear Instuments and Methods in Physics Research B,1991年,Vol.56/57,pp.668−671 |
J.Stoemenos,et.al.,"Dislocation formation related with high oxygen dose inplantation on silicon",J.Appl.Phys.,1991年 1月15日,Vol.69,No.2,pp.793−802 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH09260622A (ja) | 1997-10-03 |
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