JP3480042B2 - 浴用水浄化装置 - Google Patents

浴用水浄化装置

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JP3480042B2 JP13342094A JP13342094A JP3480042B2 JP 3480042 B2 JP3480042 B2 JP 3480042B2 JP 13342094 A JP13342094 A JP 13342094A JP 13342094 A JP13342094 A JP 13342094A JP 3480042 B2 JP3480042 B2 JP 3480042B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は浴槽内の浴用水を浄化す
ることで、浴用水の長期使用を可能とする浴用水浄化装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、家庭用の風呂においても24時間
の入浴を可能としたものが提供されている。この場合、
浴槽内の浴用水は、その長期使用を可能とするために、
常時、もしくは周期的に浄化しなくてはならない。この
ために、この種の風呂においては、浴槽内の浴用水を吸
い上げて濾過手段で濾過した後、浴槽に戻す浴用水浄化
装置を備えている。一例を図5に示す。図中1は浄化装
置の器体であり、吸い込み口6と吐出口7とが導出され
ている器体1内にはポンプ2と濾過器4とが収められて
おり、吸い込み口6及び吐出口7を浴槽内に沈めた状態
でポンプ2を運転すれば、図中に実線矢印で示すよう
に、吸い込み口6から吸い込んだ浴用水を濾過器4に通
した後、吐出口7から浴槽へと戻す。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、濾過器4に
おける濾過材には、浴用水中の汚れが付着していくため
に、どうしても目詰まりが生じる。また、吸い込み口6
にも髪の毛などを捕獲するためのフィルターを設けてお
くが、このフィルターの目詰まりも問題となる。これら
目詰まりが生じた場合には、浄化能力が低下してしまう
ことから、目詰まりを検出できるようにしておくことが
好ましい。 【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは濾過手段における濾過
材の目詰まりを的確に且つ簡便に検出することができる
浴用水浄化装置を提供するにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】しかして本発明は、吸い
込み口とポンプと吐出口とをつなぐ循環路を有して、浴
槽内の浴用水を循環させるとともに上記循環路中に配し
た濾過手段によって浴用水の浄化を行う浴用水浄化装置
おいて、吐出口から浴用水と共に吐出させる空気の取
り入れ用の空気取り入れ口を備えるとともに、吐出口と
空気取り入れ口とをつなぐ空気流路内の圧力と、ポンプ
と吸い込み口との間の圧力とをバルブの切換に応じて選
択的に検出する圧力検出手段を備えていることに特徴
有している。 【0006】 【0007】 【作用】本発明の特徴とするところによれば、濾過手段
における濾過材に目詰まりが生じた時には、吐出口へと
流れる浴用水の流量が低下し、これに伴って空気取り入
れ口から吸い込まれる空気の量も減ることから、これを
圧力検出手段によって圧力として検出することで、目詰
まりを判別することができる。また、この圧力検出手段
は、バルブの切換により、吸い込み口の目詰まりも検出
するものとなる。 【0008】 【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例の浴用水浄化装置は、既設の風呂に後付け
で取り付けが可能となっているとともに、湯の温度低下
を防ぐための小熱量(600W程度)のシーズヒータ3
を器体1内に内蔵しているもので、底面から吸い込み口
6と吐出口7とが導出されている器体1内は、ポンプ室
12、ヒータ室13、濾過室14に区切られており、ポ
ンプ室12には正逆転自在なポンプ2が配設され、ヒー
タ室13には上記シーズヒータ3が配設され、濾過室1
4には濾過器4が配設されている。この濾過器4は、ボ
ール状とした繊維系の濾過材やセラミックボール状の濾
過材を充填したもので、この濾過材には汚れや臭いのも
とを分解除去する微生物を添加してある。また、濾過器
4は器体1の蓋11の部分に設けたモータ15にて回転
駆動される撹拌羽根16を内蔵している。 【0009】そして、上記器体1内には、更にサブポン
プ5とバルブ9と圧力センサー10と電解殺菌装置19
とを配してある。サブポンプ5は自吸型のもので、逆止
弁(図示せず)を備えた上記吸い込み口6にサブ流路6
1を介して接続されるとともに、器体1内のポンプ室1
2とヒータ室13との間の部分に逆止弁51を介して接
続されている。バルブ9は電磁式のもので、ポンプ室1
2の吸い込み口側と排水口8との間の連通状態の制御を
行うほか、ジェット噴流吐出型となっている吐出口7
と、この吐出口7へと送る空気の取り入れ口を兼ねてい
る上記排水口8との間の空気流路71の制御も行う。ヒ
ータ室13に配された圧力センサー10は、このヒータ
室12内の内圧を検出することによって、濾過器4の目
詰まりを検知するものである。電解殺菌装置19は、濾
過室14から吐出口7に至る流路中に配設されている。 【0010】しかして、この浴用水浄化装置において
は、浴槽の近傍に設置されて吸い込み口6及び吐出口7
が浴槽内の浴用水中に沈められるものであり、最初の運
転時には、自吸型のサブポンプ5が作動してポンプ室1
2内に浴用水を満たす。その後は、図2に示すように、
ポンプ2が正転によって吸い込み口6から吸った浴用水
を、ヒータ室13を経て濾過室14に送り、濾過器4に
よる浄化と電解殺菌装置19による殺菌の後、吐出口7
から浴槽内に戻す。この時、バルブ9が排水口8と吐出
口7との間の空気流路71を開いておれば、吐出口7か
らの浴用水の吐出に伴う圧力低下で排水口8から空気が
吸い込まれて吐出口7から同時に吐出される。シーズヒ
ータ3に通電している時には、浴用水の温度低下が防が
れる。なお、吸い込み口6にはフィルターが設けられて
いるために、髪の毛などはここで捕らえられる。 【0011】濾過器4の濾過材に目詰まりが生じて流れ
が悪くなった時には、ポンプ2と濾過器4との間のヒー
タ室13内の圧力が上昇するが、これを圧力センサー1
0が検出して、これを報知したり、あるいは逆洗動作に
移る。この逆洗動作は、バルブ9の切り換えと、ポンプ
2の回転方向の反転とによってなされる。すなわち、バ
ルブ9は排水口8とポンプ室12とを連通させる状態と
なり、ポンプ2が逆転運転されるために、この時には図
3に示すように、吐出口7から浴用水が吸い込まれ、濾
過器4を通常時とは逆方向に流れてヒータ室13からポ
ンプ室12に入り、吸い込み口6には逆止弁があるため
に、排水口8側へと排水される。この時、モータ15で
撹拌羽根16を回転させることで、濾過器4内の濾過材
を撹拌するために、濾過材に付着していた老廃物は効率
良く洗い流される。 【0012】 図4に他の実施例を示す。ここでは圧力
センサー10をバルブ9の部分に設けるとともに、圧力
センサー10で検出することができる圧力を、吐出口7
から排水口8に至る空気流路71内の負圧と、ポンプ室
12の吸い込み口6側の部分の負圧とにバルブ9によっ
て切り換えられるようにしてある。濾過器4に目詰まり
が生じた時には、吐出口7へと流れる浴用水の流量が減
り、これに伴って吐出口7からの浴用水の噴出時に生じ
る空気吸い込み用の負圧も低下するが、これを空気流路
71側に接続した圧力センサー10で検出することで、
濾過器4の目詰まりを判別することができる。また、吸
い込み口6に目詰まりが生じた時には、ポンプ室12の
吸い込み口6側に生じる負圧が大きくなることから、ポ
ンプ室12側に接続した圧力センサー10でこれを検出
することで、吸い込み口6の目詰まりを判別することが
できる。圧力センサー10が1つであるものの、バルブ
9の切換によって吸い込み口6と濾過器4の2つの部分
の目詰まりを検出することができるわけである。 【0013】 【0014】 【発明の効果】以上のように本発明においては、濾過手
段における濾過材に目詰まりが生じた時には、吐出口へ
と流れる浴用水の流量が低下し、これに伴って空気取り
入れ口から吸い込まれる空気の量も減ることから、これ
を圧力検出手段によって圧力として検出することで、濾
過手段の目詰まりを判別することができる上に、バルブ
の切換により、上記圧力検出手段は吸い込み口の目詰ま
りも検出するものとなり、単一の圧力検出手段で異なる
2つの部分の目詰まりを検出することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明一実施例の概略断面図である。 【図2】同上の浄化運転時の説明図である。 【図3】同上の逆洗運転時の説明図である。 【図4】他の実施例の概略断面図である。 【図5】従来例の説明図である。 【符号の説明】 2 ポンプ 4 濾過器 10 圧力センサー

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 吸い込み口とポンプと吐出口とをつなぐ
    循環路を有して、浴槽内の浴用水を循環させるとともに
    上記循環路中に配した濾過手段によって浴用水の浄化を
    行う浴用水浄化装置において、吐出口から浴用水と共に
    吐出させる空気の取り入れ用の空気取り入れ口を備える
    とともに、吐出口と空気取り入れ口とをつなぐ空気流路
    内の圧力と、ポンプと吸い込み口との間の圧力とをバル
    ブの切換に応じて選択的に検出する圧力検出手段を備え
    ていることを特徴とする浴用水浄化装置。
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