JP3476836B2 - 光学案内式表示読み取りシステム - Google Patents

光学案内式表示読み取りシステム

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JP3476836B2 JP53216498A JP53216498A JP3476836B2 JP 3476836 B2 JP3476836 B2 JP 3476836B2 JP 53216498 A JP53216498 A JP 53216498A JP 53216498 A JP53216498 A JP 53216498A JP 3476836 B2 JP3476836 B2 JP 3476836B2
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    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C3/00Sorting according to destination
    • B07C3/10Apparatus characterised by the means used for detection ofthe destination
    • B07C3/14Apparatus characterised by the means used for detection ofthe destination using light-responsive detecting means

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  • Character Input (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Sowing (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、画像処理、特にベルト上光学式文字認識
(OCR)システムに関する。具体的に言えば、本発明
は、コンベヤ上での荷物の位置決めを助けるための投射
光学式ガイドを含む表示読み取りシステムに関する。
発明の背景 長年にわたって、コンベヤに沿って移動する荷物を走
査するために機械が使用されてきた。最近では、輸送す
べき荷物に付けられた印字または手書きの目的地住所等
の表示を読み取ることができるベルト上方光学式文字認
識(OCR)システムが開発されている。ユナイテッド・
パーセル・サービス(United Parcel Service)等の荷
物配送業者は、毎日数百万個の荷物を輸送する。これら
の荷物配送業者は、荷物の仕分けおよびそれらの適切な
目的地への配送を容易にするために、荷物に付けられた
目的地住所ラベルの読み取りにOCRシステムを広範に使
用している。
OCRシステムの基本的な物理的構成要素は、スキャナ
と、中央処理装置(CPU)および、コンピュータメモリ
および高性能文字認識プログラムモジュールを含む文字
認識システムである。スキャナは一般的に、荷物がコン
ベヤに載ってスキャナを通過するときに荷物上の目的地
住所の画像を捕捉する光学カメラ、例えば、電荷結合素
子(CCD)アレイである。一般的に、荷物を搬送してい
るコンベヤの連続ビデオ画像をスキャナで捕捉して、こ
のビデオ画像をデジタル形式に変換してから、文字認識
システムに伝送する。しかし、画像のわずかな部分、例
えば荷物の目的地住所を含む部分だけを文字認識システ
ムで処理すればよい。従って、OCRシステムは、文字認
識システムで処理する必要があるビデオ画像部分を選別
するための何らかの手段を有する必要がある。
1つの方法は、スキャナで生成されたビデオ画像全体
を記憶して、文字認識システムで処理する必要があるビ
デオ画像部分を後で解析するものである。しかし、連続
的に作動しているスキャナは膨大な量のビデオデータを
生成する。このデータは、コンベヤが荷物を搬送してス
キャナを通過させるときのコンベヤの連続ビットマップ
としてフォーマットされている。このビットマップは本
質的に画像のピクセルの空間関係に関する情報を伝達す
る。この連続ビットマップを記憶するには、膨大な量の
コンピュータメモリが必要であろう。従って、所要メモ
リ量を減少させることが好都合である。
所要メモリ量を減少させるための1つの技法はデータ
圧縮である。様々な周知のデータ圧縮方法のいずれか、
例えばランレングスコード化を使用して、ビデオデータ
を圧縮して記憶することができる。しかし、これらのデ
ータ圧縮技法はデータのビットマップ形式を変化させ
る。文字認識プログラムモジュールは、個々のピクセル
の周囲の近傍に関する情報にアクセスしやすくなるビッ
トマップに基づいて作動することが有利であるため、こ
れは望ましくない。従って、文字認識プログラムモジュ
ールによって処理するために、圧縮データを解凍して、
一般的にフレームバッファに入れなければならない。記
憶用にビデオデータを圧縮した後、処理用にビデオデー
タを解凍する作業はCPUの負担を大きくし、文字認識処
理が遅くなる。
所要メモリ量を減少させるための別の技法として、ビ
デオ画像の所望部分のリアルタイム抽出がある。実際
に、連続作動中のスキャナによって生成されたビデオデ
ータの大部分が、コンベヤおよび、コンベヤに沿って移
動している荷物の表示が付いていない部分の不必要な画
像であり、データのわずかな部分だけに輸送すべき荷物
の目的地住所が含まれているので、リアルタイムデータ
抽出は非常に効果的な技法である。従って、ビデオデー
タの小部分、例えば目的地住所を含む比較的小さいエリ
アだけを抽出することによって、所要メモリ量が大幅に
減少し、文字認識処理が高速になる。
所望のビデオ画像だけを記憶できるようにビデオカメ
ラシステムを始動させるシステムが開発されている。例
えば、トンキン(Tonkin)の米国特許第4,742,555号
は、荷物がコンベヤに沿った所定位置に達したとき、ビ
デオシステムを始動させて荷物の画像の捕捉および記憶
を行う機械式リミットスイッチ、光学式センサまたは磁
気センサを記載している。しかし、トンキン特許に記載
されているシステムは、荷物輸送システムに応用した場
合、重大な欠陥を伴っている。それは、トンキン特許に
記載されているシステムは荷物全体の画像を捕捉し、画
像の特定部分だけ、例えば目的地住所を捕捉するように
は作動できないからである。荷物輸送システムでは、仕
分けおよび配送のために目的地住所を捕捉しなければな
らないが、荷物上の他の表示、例えば返送先住所は、荷
物を適切な目的地に配送するためには必要ない。従っ
て、目的地住所を含む画像部分だけをコンピュータメモ
リに記憶できるように、荷物の画像を記憶する前に目的
地住所を識別することが好都合である。
しかし、コンベヤ上を移動中の様々な荷物上の目的地
住所を識別しようとする場合、様々な問題点がある。第
1に、目的地住所は大きさが異なり、個々の荷物で位置
が異なるであろう。第2に、荷物自体の大きさ、形状お
よびコンベヤ上での位置が異なるであろう。このため、
トンキン特許に記載されているようにリミットスイッチ
またはセンサを使用して荷物の縁部を検出するだけで
は、荷物上の目的地住所の正確な位置を決定することが
できない。
コンベヤ上を移動する荷物の特定部分のビデオ画像を
記憶するシステムが開発されている。例えば、キズ(Ki
zu)他の米国特許第4,516,265号は、封筒輸送システム
上を移動する封筒の郵便番号を読み取る2カメラシステ
ムを記載している。このシステムは、封筒の表面を粗走
査する低分解能のプレスキャナを備えている。粗走査に
よって目的地住所ブロックの位置を決定した後、封筒の
前縁部に対する目的地住所ブロックの座標を高分解能の
第2カメラシステムへ送る。第2カメラシステムは、最
初に封筒の前縁部を検出することによって、目的地住所
ブロックの画像を記憶する。第2カメラシステムは、そ
のブロックが第2カメラに到着したときに目的地住所ブ
ロックの画像の記憶を開始し、ブロックが第2カメラを
通り過ぎたとき、画像の記憶を停止する。続いて、郵便
番号読み取り装置が高解像度走査を実行して郵便番号を
読み取る。
別の例が、モートン(Morton)他の米国特許第5,462,
442号に開示されている。この特許は、コンベヤ上を移
動する荷物上の目的地住所を読み取る2カメラシステム
を記載している。荷物上の目的地住所に重ねて蛍光イン
ク基準マークを付ける。第1カメラがこの基準マークの
画像を捕捉して、それの位置および向きを確認する。次
に、基準マークの位置および向きを利用して、第1カメ
ラの下流側に配置された第2カメラによって生成された
ビデオデータ信号から目的地住所の画像を抽出する。目
的地住所の画像をコンピュータメモリに記憶し、続いて
文字認識システムで処理する。
以上に記載した2カメラシステムは、OCRシステムに
記憶しなければならないビデオデータの量を非常に効果
的に最小限に抑える。しかし、それらは超高速荷扱いシ
ステムに最適であるが比較的高価なシステムである。こ
れらのシステムに伴うコストは、多くの低速荷扱いシス
テムには合わないであろう。IBM公開技報第15巻Nr.4第1
170頁−第1171頁は、荷物上の住所の画像を補足する移
動光式荷物位置決め走査および仕分けシステムを記載し
ている。しかし、このシステムは、住所の鮮明画像を得
るためのさらなる技術を記載しておらず、また非移動光
式荷物位置決めシステムすら記載していない。さらに、
IBM開示書類は多重コンベヤ式荷物位置決めシステムに
ついて記載していない。
従って、OCRシステムに記憶しなければならないビデ
オデータの量を最小限に抑えるための廉価で高性能のシ
ステムが必要である。特に、低−中速荷扱いシステムに
適した高性能だが低廉の表示読み取りシステムが必要で
ある。
発明の概要 本発明は、OCRシステムに記憶しなければならないビ
デオデータの量を最小限に抑えるための低コストのシス
テムの提供を目的としている。特に、本発明は、低−中
速荷扱いシステムに適した廉価の表示読み取りシステム
の提供を目的としている。
本発明によれば、これらの目的は、コンベヤ上の荷物
の位置決めを助けるための光学式ガイドを含む表示読み
取りシステムで達成される。例えば、光学式ガイドは、
コンベヤの上方に配置された照明源からコンベヤに向け
て投射された固定の細長いストリップ光を含むことがで
きる。作業員は、荷物上の目的地住所等の撮像すべき表
示が固定の細長いストラップ光の範囲内にあるように、
荷物をコンベヤ上に位置決めする。また、荷物上の返送
先住所等の、捕捉すべきでない他の表示が固定の細長い
ストリップ光の範囲内にないように、荷物をコンベヤ上
に位置決めしてもよい。光学式ガイドを荷物上に投射す
ることによって、他の形式の光学式ガイド、例えば、コ
ンベヤ自体に付けた基準マークを使用したシステムでは
背の高い荷物の場合に発生するような視差による整合誤
差が回避される。
光学案内式表示読み取りシステムはまた、スキャナ位
置に荷物が到着したことを検出する近接センサ、例えば
光検出器を備えてもよい。近接センサからの信号に応答
して、コンピュータメモリおよびスキャナを作動させ
て、照明源によって定められたエリアの幅とほぼ同一の
幅およびコンベヤの移動方向の荷物の長さとほぼ同一の
長さを有する領域の画像を記憶することができる。
光学案内式表示読み取りシステムはまた、スキャナの
上流側の位置に、荷物に関する反射率データを決定する
ように配置された反射率センサを備えてもよい。通信リ
ンクが、この反射率データを反射率センサからスキャナ
に伝送し、反射率データに応じてスキャナの利得が調節
される。光学案内式表示読み取りシステムはまた、コン
ベヤの上方でスキャナの上流側の位置に、荷物の目的地
住所の位置に関する高さデータを決定するように配置さ
れた高さセンサを備えてもよい。通信リンクが、この高
さデータを高さセンサからスキャナに伝送し、この高さ
データに応じてスキャナの焦点が合わせられる。
本発明の別の態様によれば、作業員は、荷物上の目的
地住所等の撮像すべき表示が、照明源によって定められ
た移動スポット光と一致するように荷物をコンベヤ上に
位置決めする。照明源の下流側に配置されたスキャナ
が、照明源によって定められたスポットに関連させて定
められた領域の画像を捕捉する。例えば、光学式ガイド
は、コンベヤに投射されてコンベヤと同一速度で移動す
るナロービームスポット光等の移動光を含むことができ
る。スポット光が目的地住所の市および州住所行の中心
に位置するように荷物をコンベヤ上に位置決めすること
によって、スキャナは目的地住所の画像を捕捉して、文
字認識読みとり装置で処理できるようにする。
移動光式表示読み取りシステムは、荷物をコンベヤの
上流位置からコンベヤの下流位置へ搬送するコンベヤを
備えている。好ましくはコンベヤの上方に配置された移
動光システムが、コンベヤと同一速度で移動してコンベ
ヤ上での荷物の位置決めを助けるスポットを定める照明
源を備えている。移動光照明源の下流側に配置されたス
キャナと処理モジュールとが作動して、移動光照明源に
よって定められたスポットに関連させて定められた荷物
の領域の画像を記憶することができる。例えば、照明源
は、表示読み取りシステムのスキャナで撮像される領域
より相当に小さいスポットを定めることができる。その
場合、作業員は、移動光照明源によって定められたスポ
ットが荷物上の目的地住所の市および州住所行のほぼ中
心に位置するようにして、荷物を位置決めすることがで
きる。
移動光式表示読み取りシステムはまた、スキャナの上
流側の位置に、荷物に関する反射率データを決定するよ
うに配置された反射率センサを備えてもよい。反射率セ
ンサからの反射率データは、移動光照明源によって定め
られたスポットについて得られるので、捕捉して記憶す
べき荷物の領域に関する反射率データが収集され、続い
て文字認識システムによって処理される。通信リンク
が、この反射率データを反射率センサからスキャナに伝
送し、反射率データに応じてスキャナの利得が調節され
る。移動光式表示読み取りシステムはまた、スキャナの
上流側の上方の位置に、荷物の目的地住所の位置に関す
る高さデータを決定するように配置された高さセンサを
備えてもよい。高さセンサからの高さデータは、移動光
照明源によって定められたスポットについて得られるの
で、捕捉して記憶すべき荷物の領域に関する高さデータ
が収集され、続いて文字認識システムによって処理され
る。通信リンクが、この高さデータを高さセンサからス
キャナに伝送し、この高さデータに応じてスキャナの焦
点が合わせられる。
本発明のさらに別の態様によれば、多重コンベヤ表示
読み取りシステムは複数の移動光表示読み取りシステム
を含み、該移動光表示読み取りシステムは、それぞれの
コンベヤと同一速度で移動してコンベヤ上での荷物の位
置決めを助けるスポットを定める照明源を備えている。
各移動光表示読み取りシステムの処理モジュールおよび
スキャナを作動させて、照明源によって定められたスポ
ットに関連させて定められた荷物の領域の画像を記憶す
ることができる。また、照明源は、幾つかの移動光表示
読み取りシステムで生成された画像の記憶を時分割多重
化するように作動する。
本発明が従来技術の欠点を改善し、本発明の目的を達
成することは、好適な実施例の以下の詳細な説明と添付
の図面および請求の範囲から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、光学案内式表示読み取りシステムの概略図
である。
第2A図ないし第2E図を含む第2図は、移動光式表示読
み取りシステムを示している。
第3図は、移動光システムによって定められるスポッ
トが目的地住所の市および州住所ラインのほぼ中心に位
置しているときの荷物を示している。
第4図は、多重コンベヤ式表示読み取りシステムを示
している。
詳細な説明 第1図は、荷物14を上流位置16から下流位置18へ搬送
するコンベヤ12を含む光学案内式表示読み取りシステム
10を示している。荷物14は、光学案内式表示読み取りシ
ステム10で読み取る表示、例えば目的地住所20を含んで
いる。荷物14は、表示読み取りシステム10での読取りを
避けることが好ましい他の表示、例えば返送先住所も含
んでいるであろう。
コンベヤ12上での荷物14の位置決めを助けるための固
定エリア26を定めるように、照明源24が配置されてい
る。エリア26は、コンベヤ12とともに移動しないで、コ
ンベヤ12の側部に沿って配置された作業者ステーション
に対して静止していることから、固定的である。従っ
て、コンベヤ12は、照明源24によって投射された光によ
って定められるエリア26を通過する。
照明源24は、様々な方法でエリアを規定することがで
きる。例えば、照明源24は、エリア26の内部か、エリア
26の境界線か、コンベヤの移動方向において平行に離れ
た2本線等を照明することができる。照明源24をコンベ
ヤ12から上方に十分に離して配置して、荷物14がコンベ
ヤ12に載置されて照明源24の下方を通過できるようにす
る。従って、作業員は、荷物14をコンベヤ12上に位置決
めするとき、照明源24によって投射された光によって定
められるエリア26を直接的に荷物14に見ることができ
る。このため、このエリア26は、作業員が荷物14をコン
ベヤ12上に位置決めするのを助ける光学式ガイドを与え
る。
高さセンサおよび反射率センサを含むセンサアセンブ
リ28を照明源24の下流側端部付近に配置することができ
る。通信リンク30が、センサアセンブリ28をセンサアセ
ンブリ28より下流側に位置するスキャナ32に機能的に接
続している。高さセンサからの高さデータに応じてスキ
ャナ32の焦点が合わせられ、反射率センサからの反射率
データに応じてスキャナ32の利得が調節されるため、荷
物がスキャナ32の下方を通過するとき、スキャナ32は荷
物14の上部の鮮明な画像を生成する。スキャナ32は好ま
しくは、走査線34が、機械を横切る方向でエリア26に整
合しているコンベヤ12の部分を横切る向きになるように
配置されている。
ベルトエンコーダ36が、コンベヤ12の変位量を測定す
る。通信リンク38が、ベルトエンコーダ36をスキャナ32
に、また処理ユニット41およびコンピュータメモリ42を
含む文字認識システム40に機能的に接続している。別の
通信リンク44が、文字認識システム40をスキャナ32に機
能的に接続している。センサアセンブリ28からの高さデ
ータは、コンベヤ12の特定位置に荷物14が存在すること
を表示する。このため、高さデータとベルトエンコーダ
36からの信号とを用いることによって、荷物14がスキャ
ナ32の位置に存在するときを決定することができる。
あるいは、光センサ45のような近接センサをスキャナ
32の上流に配置してもよい。通信リンク48が、スキャナ
32を光センサ45に機能的に接続している。光センサは、
柱状ビーム光50を光検出器46bに向けて投射する光源46a
を備えている。光センサ45は、荷物が光センサ45のそば
を通過するときに荷物がビーム光50を遮断することによ
って荷物14の存在を検出する。多くの他の形式の近接セ
ンサ、例えば機械式または磁気センサを同等に使用し
て、コンベヤ12上の荷物14の位置を検出することもでき
る。
ベルトエンコーダ36は、コンベヤ12の直接変位量を表
す信号を生成する標準的なベルト駆動式の光学機械式エ
ンコーダである。ベルトエンコーダ26からの信号に応答
してスキャナ32のCCDアレイがサイクル動作して、走査
線34の一連のアナログ画像が生成され、それらはスキャ
ナ32内のアナログ/デジタル変換器へ送られる。スキャ
ナ32のアナログ/デジタル変換器は、標準的なしきい値
処理または同様な処理を使用して、スキャナ32のCCDア
レイが生成したアナログ信号を8ビットのデジタルビデ
オ信号に変換し、その信号は通信リンク44を介して文字
認識システム40へ送られ、このシステムはそのビデオデ
ータをコンピュータメモリ42に記憶し、連続処理できる
ようにする。
コンピュータメモリ42に記憶される領域は、走査線34
の全体でも、一部でもよい。これは、スキャナ32のセル
の全部または一部の出力を記憶することだけで行うこと
ができる。コンピュータメモリ42に記憶された領域は、
照明24によって定められたエリア26より下流側にあるが
それと一致するように、エリア26に整合するとともに、
エリア26の幅とほぼ同一の長さを有することが好まし
い。これは、以上のように構成された表示読み取りシス
テム10が目的地住所20を効果的に走査できるように荷物
14の向きを作業員が定めるのを助ける。あるいは、作業
員は、以上のように構成された表示読み取りシステム10
が目的地住所20を効果的に走査できるように荷物14の向
きを定めることができないと決定することがある。これ
は、目的地住所20がコンピュータメモリ42に記憶できる
領域より大きい場合に発生する。この場合、作業員は荷
物14を手作業による仕分けか、別の構造の表示読み取り
システムを使用した撮像を行うように分流することがで
きる。
スキャナ32は連続的に作動するであろうから、スキャ
ナ32が生成して文字認識システム40のコンピュータメモ
リ42に記憶される領域は、照明源24によって定められた
エリア26の幅とほぼ同一の幅を有する連続ストリップで
ある。センサアセンブリ28からの高さデータまたは光セ
ンサ45からの信号を使用してスキャナ32が生成したビデ
オデータの記憶を開始することによって、領域の寸法を
さらに小さくすることができる。例えば、光センサ45の
ビーム50が遮断されたときだけ、スキャナ32が生成した
ビデオデータをコンピュータメモリ42に記憶するように
してもよい。ビーム50またはセンサアセンブリ28と走査
線34との間の距離を考慮するために、時間遅延が必要で
あろう。このようにして、目的地住所20を含む荷物14の
上部のストリップ状の画像がコンピュータメモリ42に記
憶されるであろう。すなわち、照明源24で定められたエ
リア26の幅とほぼ同一の幅と、コンベヤの移動方向の荷
物14の長さとほぼ同一の長さを有する荷物14の領域の画
像が、文字認識システム40のコンピュータメモリ42内に
記憶されるであろう。
コンピュータメモリ42内への領域の画像の記憶の開始
は、幾つかの異なった方法で行うことができる。例え
ば、光センサ45またはセンサアセンブリ28からの信号に
よって(適当な時間遅延を伴って)スキャナ32のオン・
オフを切り換えてもよい。あるいは、スキャナ32を連続
的に作動させ、光センサ45またはセンサアセンブリ28か
らの信号を用いて、制御ラインを文字認識システム40の
入力バッファにラッチしてもよい。あるいは、光センサ
45またはセンサアセンブリ28からの信号を、処理ユニッ
ト41で実行するソフトウェアベースのアルゴリズムに対
する入力として使用して、それによってコンピュータメ
モリ42へのスキャナ32からのビデオデータの記憶を開始
するようにしてもよい。当該技術の専門家には周知の他
の多くの手段を同等に使用してコンピュータメモリ42お
よびスキャナ32を作動させることによって、領域の画像
をコンピュータメモリ42に記憶することもできる。
固定光式表示読み取りシステム10を使用するために、
作業員は、目的地住所20が照明源24によって定められた
エリア26内にあるようにして荷物14をコンベヤ12上に位
置決めする。従業員はまた、返送先住所22等の荷物14の
他の表示が照明源24によって定められたエリア26内にな
いようにして荷物14をコンベヤ12上に位置決めすること
もできる。他の多くの形式の表示、例えば、バーコー
ド、二次元コード、ホログラム等をエリア26に入れた
り、それから除くこともできることは理解されるであろ
う。
光学式表示読み取りシステム10を以下のように構成し
たとき、満足できる性能が得られる。エリア26は一般的
に、コンベヤ12より相当に狭いとともに、従業員が光学
式ガイドを使用してコンベヤ12の上およびコンベヤ12の
ほぼ中心に荷物を容易に位置決めすることができるよう
に十分に長い矩形ストリップである。例えば、エリア26
は、機械を横切る方向に約4インチ(10cm)で、コンベ
ヤの移動方向に約12(30cm)ないし36インチ(91cm)で
ある。コンベヤ12に描かれたエリアではなく、投射照明
を使用することによって、作業員は照明源24によって定
められたエリア26を直接的に荷物14の上部に見ることが
できる。このため、背の高い荷物の場合に視差による整
合誤差を起こす原因になるエリア26と荷物14の上部との
間のずれがない。比較的狭いエリア26を使用することに
よって、スキャナ32の視野の角度が比較的狭くなるた
め、スキャナ32は荷物14の上部の鮮明な画像を生成す
る。
ベルトエンコーダ36は、コンベヤ12の直線変位量を表
す信号を生成する標準的なベルト駆動式の光学機械式エ
ンコーダである。ベルトエンコーダ36からの信号に応答
してスキャナ32のCCDアレイがサイクル動作して、走査
線34の一連のアナログ画像が生成され、それらはスキャ
ナ32内のアナログ/デジタル変換器へ送られる。スキャ
ナ32のアナログ/デジタル変換器は、標準的なしきい値
処理または同様な処理を使用して、スキャナ32のCCDア
レイが生成したアナログ信号を8ビットのデジタルビデ
オ信号に変換し、その信号は通信リンク44を介して文字
認識システム40へ送られ、このシステムはそのビデオデ
ータをコンピュータメモリ42に記憶し、連続処理できる
ようにする。
スキャナ32は、好ましくは単色の4,096ピクセル線走
査形式のCCDアレイ、例えば、トンプソン(Thompson)T
H7833AのCCDチップを使用したものである。スキャナ32
の視野はコンベヤ12の位置で約16インチ(41cm)である
ので、スキャナ32によって生成された画像の解像度は、
スキャナ32の視野を横切る方向に約256ピクセルまたは
「ドット」/インチ(DPI)(101ドット/cm)である。
ベルトエンコーダ36は、好ましくは約256サイクル/イ
ンチ(101サイクル/cm)の割合でスキャナ32のCCDアレ
イを始動することによって、スキャナ32によって生成さ
れた画像の解像度は、コンベヤの移動方向に約256ピク
セルまたは「ドット」/インチ(DPI)(101ドット/c
m)になる。従って、スキャナ32のサイクル動作速度を
コンベヤ12の直線速度と同期させることによって、正確
なアスペクト比(すなわち、画像の幅に対する長さの割
合)のデジタル画像をスキャナ32で生成して、文字認識
システム40のコンピュータメモリ42に記憶できることが
理解されるであろう。例えば、参考として本説明に含ま
れるシャー(Shah)他の米国特許第5,291,564号を参照
されたい。
コンベヤ12は、幅が約24インチ(61cm)で、20インチ
/秒すなわち100フィート/分(51cm/秒すなわち30m/
分)それ以上の直線速度で移動することができる。照明
源24は、様々な市販のナロービーム光源のいずれでもよ
く、好ましくはコンベヤ12から上方に約18インチ(46c
m)の位置にあり、機械を横切る方向に約4インチ(10c
m)、コンベヤの移動方向に約12(30cm)ないし36イン
チ(91cm)のエリア26を定める。
スキャナ32は好ましくは、コンベヤ12までの光路が約
120インチ(304cm)で、コンベヤ12での視野が16インチ
(41cm)であるように取り付けられる。省スペース化の
ために、スキャナ32はコンベヤ12の中心から上方に約30
インチ(76cm)に配置され、スキャナ32からコンベヤ12
までの光路を約120インチ(305cm)まで増加させる複合
ミラー(図示せず)に向けられている。本発明に開示さ
れている実施例の性能に悪影響を及ぼすことなく、これ
らのパラメータを幾分変更することができる。参考とし
て本説明に含まれるスミス(Smith)他の米国特許第5,3
08,960号およびブジョーナー(Bjorner)他の米国特許
第5,485,263号も参照されたい。
走査線34は、コンピュータメモリ42に記憶される領域
の幅より長くてもよいことを理解されたい。例えば、ス
キャナ32は、コンベヤ12において約16インチ(41cm)に
等しい視野(すなわち、走査線34)を有するように配置
してもよい。しかし、コンピュータメモリ42に記憶され
る領域はわずかに約4インチ(10cm)であり、好ましく
はこれは照明源24によって定められるエリア26の幅に対
応している。スキャナ32のセルの一部分(例えば、4,09
6ピクセルスキャナの中央の1,024ピクセル)の出力をコ
ンピュータメモリ42に記憶するだけで、これを実行する
ことができる。
以上の説明から、光学案内式表示読み取りシステム10
は、文字認識システム40のコンピュータメモリ42に記憶
しなければならないビデオデータの量を減少させること
が理解されるであろう。投射照明を使用することによっ
て、作業員は照明源24によって定められたエリア30を直
接的に荷物14の上部に見ることができる。このため、背
の高い荷物の場合に視差による整合誤差を起こす原因に
なるエリア26と荷物14の上部との間のずれがない。ま
た、光学案内式表示読み取りシステム10は、スキャナ32
の視野の角度を比較的狭くするため、スキャナ32は荷物
14の上部の鮮明な画像を生成する。
第2A図ないし第2E図は、本発明の別の実施例、すなわ
ち、移動光照明源が、コンベヤと同一速度で移動するス
ポットを定めて、コンベヤ上の荷物の位置決めを助ける
ようにした単一コンベヤ移動光式表示読み取りシステム
を示している。第3図は、この移動光式表示読み取りシ
ステム内の荷物を示しており、移動光照明源によって定
められたスポットが、捕捉すべき領域のほぼ中央に位置
している。さらに具体的に説明すると、好ましくは荷物
は、移動光照明源によって定められたスポットの中心が
目的地住所の市および州住所行のほぼ中心に位置するよ
うにして、コンベヤ上に位置決めされる。第4図は、多
重コンベヤ式表示読み取りシステムを示しており、複数
の移動光式表示読み取りシステムの照明源が作動して、
幾つかの移動光式表示読み取りシステムで生成された画
像の記憶を時分割多重化できるようにしている。本発明
のこれらの実施例を以下に説明する。
第2A図ないし第2E図は、荷物214をコンベヤ212の上流
位置216から下流位置218へ搬送するコンベヤ212を含む
移動光式表示読み取りシステム200を示している。荷物2
14は、移動光式表示読み取りシステム200によって読み
取られる表示、例えば目的地住所220を含む。荷物214
は、移動光式表示読み取りシステム200での読取りを避
けることが好ましい他の表示、例えば返送先住所も含む
ことができる。
移動光式表示読み取りシステム200は、ビーム228で表
される柱状ビーム光を投射する複数の個別照明源226aな
いし226n、例えば発光ダイオード(LED)を含む移動光
照明源224を備えている。照明源224をコンベヤ212から
上方に十分に離して配置して、荷物214がコンベヤ212に
載置されて移動光照明源224の下方を通過できるように
する。従って、従業員は、荷物214をコンベヤ212上に位
置決めするとき、移動光照明源224によって照射された
光によって定められるスポット230を直接的に荷物214上
に見ることができる。このため、このスポット230は、
作業員が荷物214をコンベヤ212に位置決めするのを助け
る光学式ガイドになる。
高さセンサおよび反射率センサを含むセンサアセンブ
リ232が、照明源224の下流側端部付近に配置されてい
る。通信リンク234が、センサアセンブリ232をセンサア
センブリ232より下流側に位置するスキャナ236に機能的
に接続している。スキャナ236は、高さセンサからの高
さデータに応じてスキャナ236の焦点を自動的に合わせ
るとともに、反射率センサからの反射率データに応じて
スキャナ236の利得を自動的に調節するための、当該技
術の専門家には周知の内部構成部材233を含むため、荷
物244がスキャナ236の下方を通過するとき、スキャナ23
6は荷物214の上部の捕捉および記憶するべき領域の鮮明
な画像を生成し、続いて文字認識システム240によって
処理できるようにする。スキャナ236はスポット230に整
合して、スキャナの作動で荷物214上の目的地住所の画
像を捕捉できるようにしている。
ベルトエンコーダ238が、コンベヤ212の変位量を測定
する。通信リンク240が、ベルトエンコーダ238をスキャ
ナ236に、また処理モジュール241およびコンピュータメ
モリ242を含む文字認識システム240に機能的に接続して
いる。第2通信リンク244が、文字認識システム240をス
キャナ236に機能的に接続しており、第3通信リンク246
が、文字認識システム240を移動光照明源224に機能的に
接続している。ベルトエンコーダ238からの信号を使用
してコンベヤ212の速度が決定され、さらにこの速度を
使用して、移動光照明源224、スキャナ236および文字認
識システム240の作動を同期させることによって、スポ
ット230に関連させて定められた領域250の画像がコンピ
ュータメモリ242に記憶される。センサアセンブリ232か
らの高さデータは、スポット230に関連する位置に荷物2
14が存在することを表示して、荷物214が移動光照明源2
24によって定められたスポット230に関連する位置に存
在するときだけ、領域250の画像がコンピュータメモリ2
42に記憶されるようにする。
移動光式表示読み取りシステム200を使用するため
に、作業員は、移動光照明源224によって定められるス
ポット230が荷物214上の目的地住所220の中心に合うよ
うにして、荷物214をコンベヤ212上に位置決めする。例
えば、第2A図は、第1個別照明源226aによって定められ
たスポット230が目的地住所220の中心に合うように位置
決めされた荷物214を示している。この位置から、荷物2
14はコンベヤ212上を移動し、スポット230は荷物214と
同じ速度で移動するため、スポット230は荷物214に対し
て静止した状態にある。このため、第2B図に示されてい
るように、荷物214は後に、第3個別照明源226cによっ
て定められたスポット230'が目的地住所220の中心に合
う位置にくる。さらに後に、第2C図に示されているよう
に、荷物214は、最後の個別照明源226nによって定めら
れたスポット230"が目的地住所220の中心に合う位置に
くる。
第2D図および第2E図は、スキャナ236による荷物214の
走査を示しており、このスキャナ236には、走査線252の
画像を繰り返し生成してビデオ信号を生成するCCDアレ
イが含まれている。スキャナ236および文字認識システ
ム240の処理モジュール241の動作をスポット230の移動
と同期させることによって、スポット230に関連させて
定められる領域250の画像をコンピュータメモリ242に記
憶することができる。荷物214が第2D図に示されている
位置にあるときの直後の時点で、領域250が走査線252に
到着したとき、処理モジュール241は文字認識システム2
40のコンピュータメモリ242にスキャナ236によって生成
されたビデオデータを記憶させ始める。スキャナ236に
よって生成されたビデオデータは、荷物214が第2E図に
示されている位置にあるときの直前の時点で、領域250
が走査線252を通過するまで、記憶され続ける。
荷物214が第2D図および第2E図に示された位置にある
とき、荷物214が移動光照明源224の下側にないため、ス
ポット230は作業員に見えないことは理解されるであろ
う。しかしながら、文字認識システム240は、荷物214が
移動光照明源224を通過した後も、ベルトエンコーダ238
からの信号を利用してスポット230を追跡している。こ
のため、スポット230に関連させて定められる領域250の
画像が文字認識システム240のコンピュータメモリ242に
記憶される。
第3図は、荷物214と、移動光照明源224によって定め
られたスポット230とを示している。スポット230は一般
的に、スキャナ236が撮像しようとする領域250より幾分
小さい円形または楕円形エリアである。例えば、スポッ
ト230と関連したエリアは、横幅が約1インチ(2.5cm)
であるのに対して、領域250は約4インチ(10cm)x4イ
ンチ(10cm)にすることができる。好ましくは、荷物21
4は、スポット230の中心が目的地住所220の市および州
住所行のほぼ中心に合うように位置決めされる。これに
よって、スキャナ236は、領域250を撮像することによっ
て目的地住所220の画像を捕捉することができる。
しかし、スポット230は実際にはいずれの寸法または
形状でもよく、荷物上の表示を識別するために多数のス
ポットを、例えば撮像しようとする矩形領域の隅部分を
定める4スポットを使用してもよいことは、理解される
であろう。例えば、スポット230を照明面積か、照明境
界線か、平行に離れた2本の照明線等で定めてもよい。
また、スポット230をコンピュータメモリ224に記憶しよ
うとする領域250の幅に対応するように構成することも
できる。これは、以上のように構成された表示読み取り
システム200が目的地住所220を効果的に走査できるよう
に荷物214の向きを従業員が定めるのを助けるであろ
う。あるいは、従業員は、以上のように構成された表示
読み取りシステム200が目的地住所220を効果的に走査で
きるように荷物214の向きを定めることができないと決
定することがある。これは、目的地住所220がコンピュ
ータメモリ242に記憶できる領域250より大きい場合に発
生する。この場合、従業員は荷物214を手作業による仕
分けか、別の構造の表示読み取りシステムを使用した撮
像を行うように分流することができる。
領域250の画像を捕捉するために、文字認識システム2
40はコンピュータメモリ242への画像の記憶を選択的に
開始するように作動する。コンピュータメモリ242内へ
の領域250の画像の記憶の開始は、幾つかの異なる方法
で行うことができる。例えば、ベルトエンコーダ238か
らの信号に応答して処理モジュール241によってスキャ
ナ236のオン・オフを切り換えてもよい。あるいは、ス
キャナ236を連続的に作動させ、処理モジュール241がベ
ルトエンコーダ238からの信号に応答して制御ラインを
文字認識システム240の入力バッファにラッチしてもよ
い。あるいは、ベルトエンコーダ238からの信号を、処
理モジュール241で実行するソフトウェアベースのアル
ゴリズムに対する入力として使用して、それによってコ
ンピュータメモリ242へのスキャナ236からのビデオデー
タの記憶を開始するようにしてもよい。当該技術の専門
家には周知の他の多くの手段を使用して文字認識システ
ム240およびスキャナ236を作動させることによって、領
域250の画像をコンピュータメモリ242に記憶できるよう
にすることもできる。
移動光式表示読み取りシステム200を以下のように構
成したとき、満足できる性能が得られる。ベルトエンコ
ーダ238は、コンベヤ212の直線変位量を表す信号を生成
する標準的なベルト駆動式の光学機械式エンコーダであ
る。ベルトエンコーダ238からの信号に応答してスキャ
ナ236のCCDアレイがサイクル動作して、走査線252の一
連のアナログ画像が生成され、それらはスキャナ236内
のアナログ/デジタル変換器へ送られる。スキャナ236
のアナログ/デジタル変換器は、標準的なしきい値処理
または同様な処理を使用して、スキャナ236のCCDアレイ
が生成したアナログ信号を8ビットのデジタルビデオ信
号に変換し、その信号は通信リンク246を介して文字認
識システム240へ送られ、このシステムはそのビデオデ
ータをコンピュータメモリ242に記憶し、連続処理でき
るようにする。
スキャナ236は、好ましくは単色の4,096ピクセル線走
査形式のCCDアレイ、例えば、トンプソン(Thompson)T
H7833AのCCDチップを使用したものである。スキャナ236
の視野はコンベヤ212の位置で約16インチ(41cm)であ
るので、スキャナ232によって生成された画像の解像度
は、スキャナ236の視野を横切る方向に約256ピクセルま
たは「ドット」/インチ(DPI)(101ドット/cm)にな
る。ベルトエンコーダ238は、好ましくは約256サイクル
/インチ(2.54cm)の割合でスキャナ236のCCDアレイを
始動することによって、スキャナ232によって生成され
た画像の解像度は、コンベヤの移動方向に約256ピクセ
ルまたは「ドット」/インチ(DPI)(101ドット/cm)
になる。従って、スキャナ236のサイクル動作速度をコ
ンベヤ212の直線速度と同期させることによって、正確
なアスペクト比(すなわち、画像の幅に対する長さの割
合)のデジタル画像をスキャナ236に生成して、文字認
識システム240のコンピュータメモリ242に記憶できるこ
とが理解されるであろう。
コンベヤ212は、幅が約24インチ(61cm)で、20イン
チ/秒すなわち100フィート/分(51cm/秒すなわち30m/
分)それ以上の直線速度で移動することができる。移動
光照明源224は、好ましくはコンベヤ212から上方に約18
インチ(46cm)の位置にあり、コンベヤ212に約1イン
チ(2.5cm)幅、約1インチ(2.5cm)長さのスポット23
0を定める。移動光照明源224は、連続した移動スポット
230が実際上、間隔があくように作動してもよい。例え
ば、コンベヤ212が50フィート/分(25cm/秒すなわち15
m/分)で移動し、移動スポット230の間隔が22インチ(5
6cm)であり、作業員が各移動スポットの下に荷物を載
置すれば、移動光式表示読み取りシステム200が約1,636
個/時の荷物を処理できるようにして移動光式表示読み
取りシステム200を作動させたとき、満足できる性能が
得られる。
スキャナ236は好ましくは、コンベヤ212までの光路が
約120インチ(305cm)で、コンベヤ212での視野が16イ
ンチ(41cm)であるように取り付けられる。省スペース
化のために、スキャナ236はコンベヤ212の中心から上方
に約30インチ(76cm)に配置され、スキャナ236からコ
ンベヤ212までの光路を約120インチ(305cm)まで増加
させる複合ミラー(図示せず)に向けられている。本発
明に開示されている実施例の性能に悪影響を及ぼすこと
なく、これらのパラメータを幾分変更することができ
る。
走査線234は、コンピュータメモリ242に記憶される領
域の幅より長くてもよいことを理解されたい。例えば、
スキャナ232は、コンベヤ212において約16インチ(41c
m)に等しい視野(すなわち、走査線234)を有するよう
に配置してもよい。しかし、コンピュータメモリ242に
記憶される領域はわずかに約4インチ(10cm)幅であ
る。スキャナ232のセルの一部分(例えば、4096ピクセ
ルスキャナの中央の1,024ピクセル)の出力をコンピュ
ータメモリ242に記憶することだけで、これを実行する
ことができる。
移動光照明源224は、スポット230が移動光照明源224
の上流側端部から下流側端部まで移動する間に、作業員
が荷物214をコンベヤ212上に位置決めできるようにする
十分な長さを有していなければならないことは理解され
るであろう。例えば、上記の10インチ/秒すなわち50フ
ィート/分(25cm/秒すなわち15m/分)の速度で移動す
るコンベヤ212の場合、長さが36インチ(91cm)で、72
個のLEDを1/2インチ(1.3cm)の間隔で設けた移動光照
明源224が適当である。移動光照明源224のLED226a〜n
は、様々な市販されているいずれのLEDでも、例えばAND
製の型番AND190WOP等でよい。センサアセンブリ232は、
様々な市販されているいずれの高さセンサでも、例えば
インノバ・ラブズ(Innova Labs,Inc.)製の型番NR−40
でよい。
第4図は、多重コンベヤ式表示読み取りシステム400
の概略図であり、これは、実質的に第2A図ないし第2E図
に関連して以上に説明したものと同一である複数の移動
光式表示読み取りシステム210aないし210nを含んでい
る。移動光式表示読み取りシステム210aないし210nの各
々は、単一の文字認識システム240によって同期化され
て、それにそれらのビデオデータを送る。文字認識シス
テム240は、移動光式表示読み取りシステム210aないし2
10nの移動スポット230aないし230nを同期させることに
よって、幾つかのスキャナ236aないし236nからの領域25
0aないし250nの記憶を時分割多重化する。言い換える
と、スポット230aないし230nは互いに間隔を置いて配置
されているので、いずれのときもスキャナ236aないし23
6nによって捕捉された領域250aないし250nの1つだけを
文字認識システム240のコンピュータメモリ242に記憶す
ればよい。これによって、単一の文字認識システム240
が幾つかの移動光式表示読み取りシステム210aないし21
0nで生成された画像を記憶することができる。
以上の説明から、移動光式表示読み取りシステム400
は、文字認識システム240のコンピュータメモリ242に記
憶されるビデオデータを、コンベヤ212aないし212nで搬
送される様々な荷物の目的地住所220aないし220nのテキ
ストを捕捉することができる大きさであるだけの標準寸
法の領域まで減少させることができる。投射照明を使用
することによって、従業員は、各移動光照明源224aない
し224nによって定められたスポット230aないし230nを直
接的に荷物214aないし214n上に見ることができる。この
ため、背の高い荷物の場合に視差による整合誤差を起こ
す原因になる各スポット230aないし230nと各荷物214aな
いし214nの上部との間のずれがない。また、移動光式表
示読み取りシステム400によって、スキャナ236aないし2
36nの視野の角度が比較的狭くなるため、スキャナは荷
物214aないし214nの上部の鮮明な画像を生成する。
以上の説明は本発明の特定の実施例に関するものにす
ぎず、以下の請求の範囲によって定められる本発明の精
神および範囲から逸脱することなく様々な変更を加える
ことができることを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボンネット,ヘンリー アメリカ合衆国,30328 ジョージア, アトランタ,クロスツリー レーン 290番地 (72)発明者 ビョルナー,ヨハネス,エー.,エス. アメリカ合衆国,06798 コネチカット, ウッドベリー,タマラック レーン 7 番地 (72)発明者 パーディー,ベネット アメリカ合衆国,06875 コネチカット, レッディング,ピー.オー.ボックス 1070,グリーンブッシュ ロード 60番 地 (72)発明者 アレクサンダー,キャサリン アメリカ合衆国,06811 コネチカット, ダンベリー,ラウンド ヒル ドライブ 5番地 (56)参考文献 特公 昭57−26834(JP,B1) K.A.Blaine,PARCEL POSITIONING,SCANN ING AND SORTING SY STEM,IBM Technical Disclosure Bullet in,米国,1972年 9月,Vol.15 No.4,1170−1171

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベヤの上流位置からコンベヤの下流位
    置へ荷物を搬送するコンベヤと、照明源と、前記照明源
    の下流側に配置されたスキャナと、前記スキャナによっ
    て捕捉された画像を記憶するコンピュータメモリと、を
    含む光学案内式表示読み取りシステムであって、 前記コンベヤ上の前記荷物の位置決めを助けるために前
    記コンベヤより狭い幅を有する固定の細長いストリップ
    を定めるように位置決めされた前記照明源と、 コンベヤの移動方向において前記固定の細長いストリッ
    プに整合し、かつ前記固定の細長いストリップの幅とほ
    ぼ同一の幅を有する領域の画像を捕捉するように構成さ
    れた前記スキャナと、 前記コンベヤ上に位置決めされた荷物が前記領域を通過
    するとき、前記領域の画像を捕捉するように前記スキャ
    ナおよび前記コンピュータメモリを作動させる手段と、 を特徴とする光学案内式表示読み取りシステム。
  2. 【請求項2】さらに、 前記スキャナの上流側に配置され、かつ前記荷物に関す
    る高さを決定するように位置決めされた高さセンサと、 前記高さセンサからの前記高さデータを前記スキャナに
    伝送する通信リンクと、 前記高さデータに応じて前記スキャナの焦点を合わせる
    手段と、 を含む請求の範囲第1項に記載の光学案内式表示読み取
    りシステム。
  3. 【請求項3】さらに、 前記スキャナの上流側に配置され、かつ前記荷物に関す
    る反射率データを決定するように位置決めされた反射率
    センサと、 前記反射率センサから前記反射率データを前記スキャナ
    に伝送する通信リンクと、 前記反射率データに応じて前記スキャナの利得を調節す
    る手段と、 を含む請求の範囲第1項に記載の光学案内式表示読み取
    りシステム。
  4. 【請求項4】さらに、前記固定の細長いストリップによ
    り形成されるエリアの幅とほぼ同一の幅を有する領域の
    画像を記憶するように、前記コンピュータメモリおよび
    前記スキャナを作動させる手段を含む請求の範囲第1項
    に記載の光学案内式表示読み取りシステム。
  5. 【請求項5】さらに、 前記コンベヤに沿った所定位置における前記荷物の存在
    を示す近接データを検出する近接センサと、 前記センサと前記スキャナとの間の通信リンクと、 前記近接データに応答して、前記エリアの幅とほぼ同一
    の幅およびコンベヤの移動方向の前記荷物の長さとほぼ
    同一の長さを有する領域の画像を記憶するように、前記
    コンピュータメモリおよび前記スキャナを作動させる手
    段と、 を含む請求の範囲第1項に記載の光学案内式表示読み取
    りシステム。
  6. 【請求項6】各々が荷物をコンベヤの上流位置からコン
    ベヤの下流位置へ搬送する複数のコンベヤと、コンベヤ
    毎に設けられる複数の移動光式表示読み取りシステムで
    あって、各移動光式表示読取システムが、複数の個別照
    明源からなり、前記コンベヤ上の前記荷物の位置決めを
    助けるために、前記コンベヤと同一速度で移動するスポ
    ットを定める光を前記コンベヤへ向けて照射する移動光
    照明源、および前記移動光照明源の下流側に配置され、
    前記スポットと一致するように前記コンベヤ上に位置決
    めされた荷物の領域の画像をその領域が下方を通過する
    ときに捕捉するスキャナを含む複数の移動光式表示読み
    取りシステムと、各移動光式表示読み取りシステムのス
    キャナによって捕捉された前記荷物の領域の画像を記憶
    するコンピュータメモリと、を含む多重コンベヤ式表示
    読み取りシステムであって、 各移動光式表示読み取りシステムが異なる時間で画像の
    捕捉およびコンピュータメモリへの送信を行うように前
    記各移動光式表示読み取りシステムを作動させ、かつ前
    記各移動光式表示読み取りシステムからの画像を記憶す
    るように前記コンピュータメモリを作動させる手段と、 前記コンピュータメモリにおける、前記複数の移動光式
    表示読み取りシステムによって生成された前記複数に荷
    物の領域の画像の記憶を時分割多重化するように、前記
    複数のスポットが互いに間隔をおいて配置されるように
    前記各移動光照明源を作動させる手段と、 を含むことを特徴とする多重コンベヤ式表示読み取りシ
    ステム。
  7. 【請求項7】各移動光式表示読み取りシステムがさら
    に、 前記スキャナの上流側に配置され、かつ前記スポットの
    位置における前記荷物に関する高さデータを決定するよ
    うに位置決めされた高さセンサと、 前記高さセンサからの前記高さデータを前記スキャナに
    伝送する通信リンクと、 を含む請求の範囲第6項に記載の多重コンベヤ式表示読
    み取りシステム。
  8. 【請求項8】各移動光表示読み取りシステムがさらに、 前記スキャナの上流側に配置され、かつ前記スポットの
    位置における前記荷物に関する反射率データを決定する
    ように位置決めされた反射率センサと、 前記反射率センサからの前記反射率データを前記スキャ
    ナに伝送する通信リンクと、 前記反射率データに応じて前記スキャナの利得を調節す
    る手段と、 を含む請求の範囲第6項に記載の多重コンベヤ式表示読
    み取りシステム。
  9. 【請求項9】荷物をコンベヤの上流位置からコンベヤの
    下流位置へ搬送するコンベヤと、照明源と、前記照明源
    の下流側に配置されたスキャナと、前記スキャナによっ
    て捕捉された画像を記憶するコンピュータメモリと、を
    含む光学案内式表示読み取りシステムを使用して荷物上
    の表示の画像を得る方法であって、 前記コンベヤより狭い幅を有して前記コンベヤ上での前
    記荷物の位置決めを助ける固定の細長いストリップを定
    めるように前記照明源を位置決めするステップと、 前記表示が前記固定の細長いストリップ内に配置される
    ように、前記荷物を前記コンベヤ上に位置決めするステ
    ップと、 コンベヤ移動方向において前記固定の細長いストリップ
    に整合し、前記固定の細長いストリップの幅とほぼ同一
    の幅を有する領域の画像を捕捉するように前記スキャナ
    を位置決めするステップと、 前記荷物が前記領域を通過するとき、前記表示の画像を
    捕捉するように、前記スキャナおよび前記コンピュータ
    メモリを作動させるステップと、 を特徴とする荷物上の表示の画像を得る方法。
  10. 【請求項10】さらに、 前記スキャナの上流側に高さセンサを位置決めするステ
    ップと、 前記高さセンサで前記荷物に関する高さデータを決定す
    るステップと、 前記高さデータを前記高さセンサから前記スキャナに伝
    送するステップと、 前記高さデータに応じて前記スキャナの焦点を合わせる
    ステップと、 を含む請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. 【請求項11】さらに、 前記スキャナの上流側に反射率センサを位置決めするス
    テップと、 前記反射率センサで前記荷物に関する反射率データを決
    定するステップと、 前記反射率データを前記反射率センサから前記スキャナ
    に伝送するステップと、 前記反射率データに応じて前記スキャナの利得を調節す
    るステップと、 を含む請求の範囲第9項に記載の方法。
  12. 【請求項12】さらに、前記エリアの幅とほぼ同一の幅
    を有する領域の画像を記憶するように、前記コンピュー
    タメモリおよび前記スキャナを作動させるステップを含
    む請求の範囲第9項に記載の方法。
  13. 【請求項13】さらに、 前記コンベヤに沿った所定位置における前記荷物の存在
    を表す近接データを検出する近接センサを位置決めする
    ステップと、 前記近接データを前記近接センサから前記スキャナに伝
    送するステップと、 前記近接データに応答して、前記エリアの幅と同一の幅
    およびコンベヤ移動方向の前記荷物の長さとほぼ同一の
    長さを有する領域の画像を記憶するように、前記コンピ
    ュータメモリおよび前記スキャナを作動させるステップ
    と、 を含む請求の範囲第9項に記載の方法。
  14. 【請求項14】各々が荷物をコンベヤの上流位置からコ
    ンベヤの下流位置へ搬送する複数のコンベヤと、コンベ
    ヤ毎に設けられる複数の移動光式表示読み取りシステム
    であって、各移動光式表示読取システムが、複数の個別
    照明源からなり、前記コンベヤ上の前記荷物の位置決め
    を助けるために、前記コンベヤと同一速度で移動するス
    ポットを定める光を前記コンベヤへ向けて照射する移動
    光照明源、および前記移動光照明源の下流側に配置さ
    れ、前記スポットと一致するように前記コンベヤ上に位
    置決めされた荷物の領域の画像をその領域が下方を通過
    するときに捕捉するスキャナを含む複数の移動光式表示
    読み取りシステムと、各移動光式表示読み取りシステム
    のスキャナによって捕捉された前記荷物の領域の画像を
    記憶するコンピュータメモリと、を含む多重コンベヤ式
    表示読み取りシステムにおける荷物上の表示の画像を得
    る方法であって、 各移動光式表示読み取りシステムが異なる時間で画像の
    捕捉およびコンピュータメモリへの送信を行うように、
    前記各移動光式表示読み取りシステムを作動させ、かつ
    前記各移動光式表示読み取りシステムからの画像を記憶
    するように前記コンピュータメモリを作動させるステッ
    プと、 前記コンピュータメモリにおける、前記複数の移動光式
    表示読み取りシステムによって生成された前記複数の荷
    物の領域の画像の記憶を時分割多重化するように、前記
    複数のスポットが互いに間隔をおいて配置されるように
    前記各移動光照明源を作動させるステップと、 を含むことを特徴とする荷物上の表示の画像を得る方
    法。
  15. 【請求項15】さらに、各移動光式表示読み取りシステ
    ムについて、 前記スポットの位置における前記荷物に関する高さデー
    タを決定するために前記スキャナの上流側に高さセンサ
    を位置決めするステップと、 前記高さデータを前記高さセンサから前記スキャナに伝
    送するステップと、 前記高さデータに応じて前記スキャナの焦点を合わせる
    ステップと、 を含む請求の範囲第14項に記載の方法。
  16. 【請求項16】さらに、各移動光式表示読み取りシステ
    ムについて、 前記スポットの位置における前記荷物に関する反射率デ
    ータを決定するために、前記スキャナの上流側に反射率
    センサを位置決めするステップと、 前記反射率データを前記反射率センサから前記スキャナ
    に伝送するステップと、 前記反射率データに応じて前記スキャナの利得を調節す
    るステップと、 を含む請求の範囲第14項に記載の方法。
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