JP3476751B2 - 車載ナビゲーション装置 - Google Patents

車載ナビゲーション装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子地図情報を表
示するための地図描画方法および車両の現在地付近、目
的地付近、走行経路付近の地図を表示する車載ナビゲー
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗員を所定の目的地まで誘導する
装置として、車載ナビゲーション装置がある。これは、
GPS受信機などの現在位置検出手段によって得られる
車両の現在位置情報を用いて、CD−ROM等の記憶媒
体に記憶された地図情報を読み出し、現在位置付近の地
図を液晶モニタ等の表示手段によって表示すると共に、
所定の出発地から所定の目的地までの走行経路を経路探
索手段によって算出し、車両位置情報と走行経路から運
転者が進行すべき方向を交差点にさしかかったときに音
声や画面表示により案内する装置である。
【0003】また、現在位置付近の地図表示として、画
面に2次元的に地図情報を表示するだけではなく、運転
者から見た前方の道路を3次元的に表示することで、表
示した地図と走行中の実際の道路との対応をとりやすく
工夫した装置も提案されている。
【0004】このような車載ナビゲーション装置につい
ては、例えば、特開平3−26917号公報に記載され
ている。図16は、運転者から見た前方の道路を3次元
的に表示する従来の車載ナビゲーション装置の構成を示
している。図16において、1601は距離センサ、1
602は方位センサ、1603は信号処理装置、160
4は走行軌跡記憶装置、1605は記憶媒体、1606
は記憶媒体再生装置、1607は表示装置、1608は
操作装置である。
【0005】次に上記従来例の動作について説明する。
図16において、信号処理装置1603は、マイクロコ
ンピュータで構成され、距離センサ1601および方位
センサ1602から送られる車速パルス信号および角速
度信号から車両の現在位置を算出する。また、信号処理
装置1603では、算出された現在位置情報に基づき、
記憶媒体再生手段1606に現在位置付近の地図情報を
要求する。記憶媒体再生手段1606は、記憶媒体16
05から必要な地図情報を読み込み、信号処理装置に送
る。信号処理装置1603は、送られた地図情報を現在
位置情報と共に表示装置1607に表示する。
【0006】また、信号処理装置1603では、操作装
置1608から入力される利用者の要求に応じて、所定
の出発地から所定の目的地までの走行経路を算出する。
また、信号処理装置1603で算出された現在位置情報
は、走行軌跡として逐次走行軌跡記憶装置1604に記
憶される。
【0007】この従来例において、表示装置1607に
表示される現在位置付近の地図は、図17に示すような
2次元的に表示する場合と、図18に示すような3次元
的に表示する場合がある。特に、図18のような表示で
は、画面の表示状態が実際の移動体の道路走行状況に似
かより、移動体に搭乗している利用者において、画面に
映し出された道路地図上における現在位置と実際の道路
上における現在位置との対応がとりやすいという利点が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示す車載ナビゲーション装置では、3次元的な表
示を行うことにより、表示画面の縮尺が、連続的に変化
するために、現在位置付近の探索経路の距離感がつかみ
にくく、目標とするべき交差点や施設を運転者が見失う
という問題が生ずることがある。
【0009】また、上記従来例に示す車載ナビゲーショ
ン装置では、3次元的な表示により、2次元的な表示に
比べて、進行方向の遠方まで表示することが可能である
反面、目的地までの探索経路が直感的に認識しにくくな
るという問題が生ずることがある。
【0010】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、現在位置付近の距離感の把握や、現在位
置付近と道路形状の認識を容易にすると同時に、進行方
向の遠方まで表示することができる優れた地図描画方法
および車載ナビゲーション装置を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の車載ナビゲーシ
ョン装置は、地図情報を記憶する情報記憶媒体と、車両
の現在位置を算出する現在位置算出手段と、現在位置
報と目的地情報から走行経路を算出する経路探索手段
と、地図情報を現在位置情報と共に表示する表示手段
と、地図描画領域、表示画面上で上下に2つ以上の領
域に分割、表示画面上の分割した一方の画面に配置さ
れた第1の描画領域は、現在位置が内部にくるように描
画する地図の領域を設定して、記憶媒体に記憶された地
図情報の座標変換により2次元の地図を描画処理し、表
示画面上の分割した他方の画面に配置された第2の描画
領域は、前記走行経路のうち前記第1の描画領域に含ま
れない部分と、前記目的地付近の地図が内部にくるよう
に描画する地図の領域を設定して、前記記憶媒体に記憶
された地図情報の座標変換により3次元の地図を描画処
理して前記表示手段に表示するナビゲーション制御手段
とを備えたものである。
【0012】また、本発明の車載ナビゲーション装置
は、分割された領域の間で地図が連続に接するように制
御して表示するようにしたものであり、隣接する領域の
境界上では、座標変換結果が同一になるように変換処理
を設定しているため、表示画面上で、2つの領域は連続
に接続されて表示されるので、地図の接続の関係を損な
うことなく、縮尺の異なる地図を描画することができ
る。
【0013】また、本発明の車載ナビゲーション装置
は、表示画面上の下側に配置された描画領域に、記憶媒
体に記憶された地図情報の座標変換により第1の地図を
描画し、表示画面上の上側に配置された描画領域に、前
記記憶媒体に記憶された地図情報の座標変換により第2
の地図を描画し、前記第1の地図に対して前記第2の地
図を、座標変換により得られた3次元の広域の地図表示
を行なうようにしたものであり、現在位置付近では縮尺
の変化が少ない地図表示により,距離感、道路形状の把
握を容易にすると共に,進行方向の遠方までの地図表示
を同時に実現することができる。
【0014】また、本発明の車載ナビゲーション装置
は、地図媒体内の同一縮尺の地図データを座標変換して
表示画面の上側、下側の描画領域に異なる地図を描画し
て表示するもので、記憶媒体に記憶された地図情報の管
理を容易に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1
は本発明の第1の実施の形態に係る車載ナビゲーション
装置の構成を示すブロック図である。図1において、1
は車両の現在位置を算出して割り出す現在位置検出手
段、2は地図情報を描画処理して前記表示手段に表示す
るナビゲーション制御手段、3は地図情報を記憶する情
報記憶媒体、4は地図情報を記憶する情報記憶媒体記憶
媒体再生手段、5は地図情報を現在位置情報と共に表示
する表示手段である。
【0016】次に、上記のように構成された車載ナビゲ
ーション装置の動作について説明する。図1において、
現在位置検出手段1は、GPSアンテナおよびGPS受
信処理装置で構成されており、GPS信号から、車両の
現在位置、移動方位、移動速度などの現在位置情報を算
出し、これらの情報をナビゲーション制御手段2に送
る。ナビゲーション制御手段2では、現在位置検出手段
1から送られた現在位置情報に基づき、記憶媒体再生手
段4に現在位置付近の地図情報を要求する。記憶媒体再
生手段4は、情報記憶媒体3から必要な地図情報を読み
込み、ナビゲーション制御手段2に送る。ナビゲーショ
ン制御手段2は、送られた地図情報を現在位置情報と共
に表示手段5に表示する。
【0017】図1におけるナビゲーション制御手段2で
の地図情報の描画処理の態様について説明する。
【0018】図2、図3および図4は本発明に係るナビ
ゲーション装置において実行される地図描画方法の第1
の態様を示すフロー図である。この第1の態様を説明す
るために、図5に示す地図の2つの領域を、図6に示す
2つの表示領域に座標変換して表示する場合を例にとり
説明する。
【0019】図2に示すように、第1の実施の形態で
は、まず領域1に関する座標変換式を、図5に示す領域
1の座標と、図6に示す領域1の座標とから算出する
(ステップ11)。領域1に関する座標変換は、座標の
平行移動として算出可能なので、座標変換前の図5での
座標を(x,y)で表し、座標変換後の図6での座標を
(u,v)で表すと、座標変換式は式(1)および式
(2)のように表すことができる。 u=x−50 ・・・(1) v=y ・・・(2)
【0020】次に、領域2に関する座標変換式を、図5
に示す領域2の座標と、図6に示す領域2の座標とから
算出する(ステップ12)。領域2に関する座標変換
は、座標の3次元アフィン変換と透視変換とを続けて実
行し、変換して算出可能なので、座標変換式は(数1)
および(数2)のように表すことができる。
【0021】
【数1】
【0022】
【数2】
【0023】座標変換式が算出されると、続いて描画を
行う地図データを取得する(ステップ13)。ここでの
地図データは、道路を示す直線の種類と始点・終点・補
間点の座標や、地名等の文字データの文字列と座標など
である。
【0024】次に、取得した地図データが、図5のどの
領域のデータかを判別する(ステップ14A、14
B)。第1の態様による描画方法では、2つの条件判断
により、3種類のデータに分類する。1つ目は、領域1
に含まれるデータであり、2つ目は領域2に含まれるデ
ータであり、3つ目は領域1と領域2の両方に含まれる
データである。なお、領域1と領域2のどちらにも含ま
れないデータについては描画対象としない。
【0025】ここで、領域1に含まれるデータは、領域
1について描画を行う(ステップ20)。この処理は、
図3に示すように、領域1用の変換式を設定し(ステッ
プ21)、この変換式に合わせた座標変換を行い(ステ
ップ22)、変換後の座標に基づき、道路や文字を描画
する(ステップ23)。また、領域2に含まれるデータ
は、領域2について描画を行う(ステップ30)。この
処理は、図4に示すように、領域2用の変換式を設定し
(ステップ31)、この変換式に合わせた座標変換を行
い(ステップ32)、変換後の座標に基づき、道路や文
字を描画する(ステップ33)。
【0026】また、領域1と領域2の両方に含まれるデ
ータは、まず、領域1と領域2との境界上のデータを算
出する(ステップ15)。つまり、例えば始点が領域1
に存在し、終点が領域2に存在する直線の道路について
は、領域1と領域2との境界と、直線との交点を算出す
る。そして、1つのデータを領域1に含まれるデータと
領域2に含まれるデータに分離する(ステップ16)。
そして、領域1に含まれるデータは、前述のような領域
1の描画処理を行い(ステップ17)、領域2に含まれ
るデータは、前述のような領域2の描画処理を行う(ス
テップ18)。
【0027】このような、描画処理を、描画対象の全て
の地図データに関して行い(ステップ19)、処理を終
了する。
【0028】このように、上記第1の実施の形態では、
地図の描画領域を2つに分け、それぞれの領域で異なる
座標変換処理を行って地図を描画すると共に、隣接する
領域の境界上では、座標変換結果が同一になるように変
換処理を設定しているため、表示画面上で、2つの領域
は連続に接続されて表示されるので、地図の接続の関係
を損なうことなく、縮尺の異なる地図を描画することが
できる。
【0029】また、上記第1の実施の形態では、領域1
においては地図データの拡大縮小や変形を行わず、平行
移動のみを行っているので、利用者は距離感の把握や、
道路形状の把握を損なうことがない。また、領域2にお
いては、領域1の縮尺よりも小さくして広域の地図を表
示画面に描画しているので、利用者は遠方までの道路情
報を知ることができる。
【0030】なお、上記第1の態様による描画方法で
は、地図描画領域を、表示画面上で少なくとも上下に2
つ以上の領域に分割し、表示画面上の上側に配置された
描画領域に描画される地図の縮尺を、表示画面上の下側
に配置された描画領域に描画される地図の縮尺よりも小
さくなるように座標変換の制御を行っているが、地図描
画領域を、表示画面上で少なくとも上下に2つ以上の領
域に分割し、表示画面上の下側に配置された描画領域に
描画される地図の縮尺を、表示画面上の上側に配置され
た描画領域に描画される地図の縮尺よりも小さくなるよ
うに座標変換の制御を行うようにすれば、ヘッドアップ
ディスプレイのように表示画面をフロントガラスに反射
させたり、鏡に映したりする車載ナビゲーション装置に
も適用することができる。
【0031】また、記憶媒体に記憶された地図情報中の
地図構成要素として、同一縮尺の地図構成要素をそれぞ
れ分割された領域に描画することにより、記憶媒体内の
地図情報の管理が容易になる。すなわち、通常の地図情
報は、CD−ROM内に広域地図から詳細地図まで、複
数の縮尺の地図データが格納されており、画面に描画す
る地図を縮尺に応じて選択することも可能であるが、こ
うすると地図データの管理が複雑になるため、記憶媒体
内の同一縮尺の地図データを描画に使用することで、デ
ータの管理が容易になる。勿論、描画の際には、上記し
た方法により縮尺を変換して描画する。
【0032】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施の形態について説明する。この実施の形態において
は、上記第1の実施の形態におけると同一の構成を有
し、また同様な動作を行なう車載ナビゲーション装置が
用いられる。
【0033】この第2の実施の形態において、ナビゲー
ション制御手段2での地図情報の描画処理には、第1の
実施の形態で説明したいずれかの地図描画方法を用い
る。例として、図7に示すように、現在位置検出手段1
で算出される現在位置情報の示す車両の現在位置が領域
1の内部に来るように、描画する地図の領域を設定す
る。また、同じく現在位置検出手段1で算出される現在
位置情報の示す移動方位(進行方向)が、地図の上側に
なるように、描画する地図の領域を設定する。以上のよ
うに地図の領域を設定した後に、第1の実施の形態と同
様の座標変換処理を行い、描画処理することで、座標変
換前は図8のような地図情報を、図9に示すように表示
することになり、現在位置付近の道路は、形状の変化が
なく表示できると共に、進行方向の遠方までの地図を連
続的に表示することができる。
【0034】このように、上記第2の実施の形態では、
現在位置付近では縮尺の変化が少ない地図表示により、
距離感、道路形状の把握を容易にすると共に、進行方向
の遠方までの地図表示を同時に実現することができる。
【0035】(実施の形態3)次に、本発明の第3の実
施の形態について図10を参照しながら説明する。図1
0は本発明に係る車載ナビゲーション装置の構成を示す
ブロック図である。図10において、1 は現在位置検出
手段、2 はナビゲーション制御手段、3 は情報記憶媒
体、4 は記憶媒体再生手段、5 は表示手段、6 は操作手
段である。
【0036】次に、上記のように構成された車載ナビゲ
ーション装置の動作について説明する。図10におい
て、現在位置検出手段1、ナビゲーション制御手段2、
情報記憶媒体3、記憶媒体再生手段4、表示手段5の動
作は、第1および第2の実施の形態と同様であるので説
明を省略する。第3の実施の形態では、操作手段に6に
よって、利用者がこれから走行する目的地を入力するこ
とができる。そして、入力された目的地情報は、ナビゲ
ーション制御手段2に送られる。
【0037】第3の実施の形態では、ナビゲーション制
御手段2での地図情報の描画処理には、第1の実施の形
態で説明した地図描画方法のいずれかを用いる。例とし
て、図11に示すように、現在位置検出手段1 で算出さ
れる現在位置情報の示す車両の現在位置が領域1の内部
に来るように、描画する地図の領域を設定する。また、
操作手段6によって入力された目的地付近が領域2の内
部に来るように、描画する地図の領域を設定する。以上
のように地図の領域を設定後に、第1の実施の形態と同
様の座標変換処理を行い、描画処理することで、図12
に示すように、現在位置付近の道路は、形状の変化がな
く表示できると共に、目的地までの地図を連続的に表示
することができる。
【0038】このように、上記第3の実施の形態では、
現在位置付近では縮尺の変化が少ない地図表示により、
距離感、道路形状の把握を容易にすると共に、目的地ま
での地図の表示を同時に実現することができる。
【0039】(実施の形態4)次に、本発明の第4の実
施の形態について図13を参照しながら説明する。図1
3は本発明に係る車載ナビゲーション装置の構成を示す
ブロック図である。図13において、1 は現在位置検出
手段、2 はナビゲーション制御手段、3 は情報記憶媒
体、4 は記憶媒体再生手段、5 は表示手段、6 は操作手
段、7は経路探索手段である。
【0040】次に、上記のように構成された車載ナビゲ
ーション装置の動作について説明する。図13におい
て、現在位置検出手段1、ナビゲーション制御手段2、
情報記憶媒体3、記憶媒体再生手段4、表示手段5、操
作手段6の動作は、第3の実施の形態と同様であるので
説明を省略する。第4の実施の形態では、操作手段に6
によって、入力された目的地情報に基づいて、経路探索
手段7で、現在位置から目的地までの走行経路が算出さ
れる。
【0041】第4の実施の形態では、ナビゲーション制
御手段2での地図情報の描画処理には、第1の実施の形
態で説明したいずれかの地図描画方法を用いる。例とし
て、図14に示すように、現在位置検出手段1で算出さ
れる現在位置情報の示す車両の現在位置が領域1の内部
に来るように、描画する地図の領域を設定する。また、
経路探索手段7で算出された走行経路の内、領域1に含
まれない部分と、目的地付近の地図が領域2の内部に来
るように、描画する地図の領域を設定する。以上のよう
に地図の領域を設定した後に、第1の実施の形態と同様
の座標変換処理を行い、描画処理することで、図15に
示すように、現在位置付近の道路は、形状の変化がなく
表示できると共に、目的地までの走行経路付近の地図を
連続的に表示することができる。
【0042】このように、上記第4の実施の形態では、
現在位置付近では縮尺の変化が少ない地図表示により、
距離感、道路形状の把握を容易にすると共に、目的地ま
で走行経路の地図表示を同時に実現することができる。
【0043】なお、上記第1の実施の形態、第2の実施
の形態、第3の実施の形態および第4の実施の形態で
は、表示領域を2つの領域に分割しているが、必要に応
じて、3つ以上の領域に分割しても良い。
【0044】また、上記第2の実施の形態、第3の実施
の形態および第4の実施の形態では、現在位置付近の作
業変換を平行移動にしているが、道路形状の変化を抑え
た形でアフィン変換、透視変換等を用いても良い。
【0045】また、上記第1の実施の形態、第2の実施
の形態、第3の実施の形態および第4の実施の形態で
は、各領域での地図情報を全て描画しているが、各領域
の縮小率に応じて、地図情報を間引いて表示しても良
い。
【0046】また、上記第4の実施の形態では、現在位
置付近の地図を領域1で描画しているが、現在位置付近
の地図と、次に曲がるべき交差点付近の地図とを、領域
1で描画しても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、特定の表示領域では、縮尺の変化が少ない2次
元地図表示により、距離感、探索経路の把握を容易にす
ると共に、座標変換による3次元の広範囲な地図表示を
同時に実現することができる。
【0048】また、本発明は、上記実施の形態から明ら
かなように、現在位置付近では、距離感、道路形状の把
握を容易にすると共に、目的地までの探索経路を同時に
実現することができる。
【0049】また、本発明は、上記実施の形態から明ら
かなように、現在位置付近では、距離感、道路形状の把
握を容易にすると共に、目的地付近までの地図表示を同
時に実現することができる。
【0050】また、本発明は、上記実施の形態から明ら
かなように、現在位置付近では、距離感、道路形状の把
握を容易にすると共に、目的地までの経路および目的地
付近の地図表示を同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である車載ナビゲー
ション装置の構成を示す概略ブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態である地図描画方法
の処理の流れを示すフロー図
【図3】本発明の第1の実施の形態である地図描画方法
の領域1における描画処理の流れを示すフロー図
【図4】本発明の第1の実施の形態である地図描画方法
の領域2における描画処理の流れを示すフロー図
【図5】本発明の第1の実施の形態である地図描画方法
における地図の領域分割を説明する概念図
【図6】本発明の第1の実施の形態である地図描画方法
における表示画面の領域分割を説明する概念図
【図7】本発明の第2の実施の形態である車載ナビゲー
ション装置における地図の領域分割を説明する概念図
【図8】本発明の第2の実施の形態である車載ナビゲー
ション装置における地図画面の例を説明する概念図
【図9】本発明の第2の実施の形態である車載ナビゲー
ション装置における表示画面の例を説明する概念図
【図10】本発明の第3の実施の形態である車載ナビゲ
ーション装置の構成を示す概略ブロック図
【図11】本発明の第3の実施の形態である車載ナビゲ
ーション装置における地図の領域分割を説明する概念図
【図12】本発明の第3の実施の形態である車載ナビゲ
ーション装置における表示画面の例を説明する概念図
【図13】本発明の第4の実施の形態である車載ナビゲ
ーション装置の構成を示す概略ブロック図
【図14】本発明の第4の実施である形態の車載ナビゲ
ーション装置における地図の領域分割を説明する概念図
【図15】本発明の第4の実施の形態である車載ナビゲ
ーション装置における表示画面の例を説明する概念図
【図16】従来例の車載ナビゲーション装置の構成を示
す概略ブロック図
【図17】従来例の車載ナビゲーション装置における表
示画面の例を説明する概念図
【図18】従来例の車載ナビゲーション装置における表
示画面の例を説明する概念図
【符号の説明】
1 現在位置検出手段 2 ナビゲーション制御手段 3 情報記録媒体 4 記録媒体再生手段 5 表示手段 6 操作手段 7 経路探索手段 1601 距離センサ 1602 方位センサ 1603 信号処理装置 1604 走行軌跡記憶装置 1605 情報記憶媒体 1606 記憶媒体再生装置 1607 表示装置 1608 操作装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報を記憶する情報記憶媒体と、車
    両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、前記現在
    位置情報と目的地情報とから走行経路を算出する経路探
    索手段と、地図情報を現在位置情報と共に表示する表示
    手段と 図描画領域を、表示画面上で上下に2つ以上の領域に
    分割、表示画面上の分割した一方の画面に配置された
    第1の描画領域は、現在位置が内部にくるように描画す
    る地図の領域を設定して、記憶媒体に記憶された地図情
    報の座標変換により2次元の地図を描画理し、 表示画面上の分割した他方の画面に配置された第2の
    画領域は、前記走行経路のうち前記第1の描画領域に含
    まれない部分と、前記目的地付近の地図が内部にくるよ
    うに描画する地図の領域を設定して、前記記憶媒体に記
    憶された地図情報の座標変換により3次元の地図を描画
    処理して前記表示手段に表示するナビゲーション制御手
    段とを備えたことを特徴とする車載ナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 分割された領域の間で地図が連続に接す
    るように制御して表示することを特徴とする請求項1記
    載の車載ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 表示画面上の下側に配置された描画領域
    に、記憶媒体に記憶された地図情報の座標変換により第
    1の地図を描画し、表示画面上の上側に配置された描画
    領域に、前記記憶媒体に記憶された地図情報の座標変換
    により第2の地図を描画し、前記第1の地図に対して前
    記第2の地図を、座標変換により得られた3次元の広域
    の地図表示とすることを特徴とする請求項1記載の車載
    ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 地図記憶媒体の同一縮尺の地図データを
    座標変換して表示画面の上側、下側の描画領域に異なる
    地図を描画して表示することを特徴とする請求項3記載
    の車載ナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記ナビゲーション手段は、前記第1の
    描画領域に、現在位置と次に曲がる交差点付近の地図を
    描画する地図の領域を設定することを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載の車載ナビゲーション装置。
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