JP3476649B2 - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

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JP3476649B2
JP3476649B2 JP07357097A JP7357097A JP3476649B2 JP 3476649 B2 JP3476649 B2 JP 3476649B2 JP 07357097 A JP07357097 A JP 07357097A JP 7357097 A JP7357097 A JP 7357097A JP 3476649 B2 JP3476649 B2 JP 3476649B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、網点原稿を読み
取ることによって得られたディジタル画像の画像処理方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷物を生成する際には、網
点による印刷が行われている。このような、網点によっ
て印刷された印刷物は、例えば65dpi〜200dp
i程度の解像度を有している。
【0003】そして、このような網点で記録された印刷
物を、スキャナ等の画像入力部で読み取る場合を図9に
示す。図9は、網点と読み取りを行う画素との位置関係
を示す図であり、原画像である網点画像は50%の濃度
を示している。すなわち、図に示す斜線領域は、網点が
記録されている部分である。このような原画像を点線枠
で示す大きさの画素P1〜P8で読み取る場合について
説明する。
【0004】図9に示す1個の画素サイズは、1個の網
点サイズの約87.5%となっている。このような場
合、画素P4とP5において測定される濃度は50%と
なり、原画像の示す濃度と等しいため整合性は保たれて
いるが、画素P1,P8において測定される濃度は、そ
の画素領域に網点の黒化領域を多く含むため50%より
も大きくなる。実際には、画素P1とP8の濃度は約6
2%となっている。また、画素P2,P3,P6,P7
において測定される濃度についても、50%よりも大き
くなっている。このように画素P1,…,P8において
測定される濃度は50%〜約62%の間で周期的に変動
する。これは、原画像が50%の濃度であることについ
て考えれば、画質が劣化していることになる。
【0005】この原因は、原画像の網点サイズと読み取
る画素サイズとが異なるために、干渉が起こっているか
らである。従って、画素サイズが網点サイズに比べて小
さくなるに従って、原画像の濃度を読み取るというより
はむしろ網点の濃度を読み取ることになり、画素間での
濃度の変動は大きくなる。また、画素サイズが網点サイ
ズに近い場合等には、変動する周期が長くなり、モアレ
として視覚的に目立つようになる。
【0006】以上のような現象は、網点以外の方法で表
現されている一般原画像における模様や被写体の模様等
と画素サイズとの関係が上記と同様な状態となる場合に
も発生する。すなわち、透過原稿や反射原稿をスキャナ
で読み取った画像やディジタルカメラで得られた画像に
ついてもモアレが発生する場合がある。
【0007】そして従来より、このようなモアレを除去
し、画質の劣化を防止するために、画像フィルタを使用
した画像処理が行われている。
【0008】図10は、従来の画像処理装置の概略構成
図である。処理対象の画素(以下、「注目画素」とい
う)についての主信号Sは、フィルタ演算部400で予
め設定されている所定のサイズの画像フィルタによって
フィルタ演算処理が行われ、フィルタ済信号S’が生成
される。このとき、使用される画像フィルタの一例を図
11に示す。このような従来の画像処理装置では、画像
フィルタの横サイズおよび縦サイズは、個々の網点の約
2倍以上となるように設定されている。従って、例え
ば、図11の画像フィルタの例の場合であると、1個の
画素サイズは網点サイズの約「2/5」以上の大きさと
なっている。そして、従来の画像処理装置では、フィル
タ演算部400において画像フィルタの中心を注目画素
に位置させ、注目画素とその近傍画素に割り当てられた
重み付け係数を基に各濃度値の加重平均を行いフィルタ
済信号S’として出力している。
【0009】このように、従来の画像処理装置では、図
11で示すような画像フィルタを用いて処理することに
より、網点サイズよりも大きい領域(約2倍程度)で濃
度の加重平均を行って平滑化処理しているので、網点パ
ターンの有する周波数成分を除去することができ、網点
サイズが与える影響を除去することができる。従って、
フィルタ処理が施された画像には、モアレの発生や画質
の劣化が生じない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に網点
で記録された印刷物の画像のエッジ部分は、網点サイズ
よりも高い解像度で再現されている。図12は、従来か
らの1個の網点を生成する方法を示す説明図である。図
12(a)に示すように1個の網点サイズを示す領域が
4個のブロックB1,…,B4に分割されており、各ブ
ロックはさらに黒化領域ごとに細分されている。そし
て、各黒化領域には、図12(a)に示すように対応す
る閾値が設定されている。一方、原画像を読み取って得
られた濃度値が、図12(b)に示すようにブロックB
1,B4に対応する位置が「20」であり、ブロックB
2,B3に対応する位置が「10」である場合には、図
12(a)に示す閾値と比較して網点の中心から順次に
黒化されていく。そして、図12(c)に示すような網
点が記録される。
【0011】このような記録方法によって画像のエッジ
部分を記録した場合を図13に示す。図13は、網点画
像のエッジ部分を示す図であり、図の点線が画像のエッ
ジである。そして、点線よりも右側が濃度50%を示し
ており、左側が濃度0%を示している。図13に示すよ
うに、網点画像のエッジ部分では4分割された各ブロッ
クに対応する濃度値に応じて網点が記録されているた
め、高い解像度で再現が行われている。
【0012】しかし、従来の画像処理装置において、モ
アレや画質の劣化の対策として図11に示すような画像
フィルタを使用して平滑化すると、上記のような高い解
像度で再現されている画像のエッジ部分も平滑化され、
暈けてしまうという問題がある。
【0013】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、画像のエッジを劣化させることな
く、良好に画質の劣化を抑え、またモアレを除去する画
像処理方法および装置を提供することを目的とする。
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1 に記載の発明は、網点原稿を読み取ること
によって得られた原画像に対して画素ごとに所定の処理
を施す方法であって、(a)処理対象である注目画素の
近傍に位置する複数の近傍画素のそれぞれに対して、当
該近傍画素の周辺の前記網点原稿を構成している個々の
網点サイズよりも大きい所定の領域で平滑化処理を施す
ことにより、複数の近傍画素のそれぞれについて平均濃
度値を求める工程と、(b)複数の近傍画素から得られ
た複数の平均濃度値に基づいて注目画素についてのコン
トラストを求める工程と、(c)コントラストに応じ
て、画像フィルタの各成分に割り当てられる重み付け係
数を決定する工程と、(d)重み付け係数が適用された
画像フィルタを用いて注目画素の主信号に対してフィル
タ演算を施し、出力信号を生成する工程とを有してお
り、工程(d)で適用される画像フィルタのサイズは、
網点原稿を構成している個々の網点サイズよりも大きい
ことを特徴としている。
【0016】 請求項2に記載の発明は、請求項1に
載の方法において、工程(b)は、複数の近傍画素から
得られた複数の平均濃度値に基づいて互いに異なる複数
の方向についてのコントラストを求める工程を含み、工
程(c)は、複数の方向についてのコントラストに応じ
て、複数の方向についての有効な重み付け係数の分布を
それぞれ変更する工程を含むことを特徴としている。
【0017】
【0018】 請求項3に記載の発明は、網点原稿を読
み取ることによって得られた原画像に対して画素ごとに
所定の処理を施す装置であって、(a)処理対象である
注目画素の近傍に位置する複数の近傍画素のそれぞれに
対して、当該近傍画素の周辺の前記網点原稿を構成して
いる個々の網点サイズよりも大きい所定の領域で平滑化
処理を施すことにより、複数の近傍画素のそれぞれにつ
いて平均濃度値を求める手段と、(b)複数の近傍画素
から得られた複数の平均濃度値に基づいて注目画素につ
いてのコントラストを求める手段と、(c)コントラス
トに応じて、画像フィルタの各成分に割り当てられる重
み付け係数を決定する手段と、(d)重み付け係数が適
用された画像フィルタを用いて注目画素の主信号に対し
てフィルタ演算を施し、出力信号を生成する手段とを備
えており、手段(d)で適用される画像フィルタのサイ
ズは、網点原稿を構成している個々の網点サイズよりも
大きいことを特徴としている。
【0019】 請求項4に記載の発明は、請求項3に記
載の装置において、手段(b)は、複数の近傍画素から
得られた複数の平均濃度値に基づいて互いに異なる複数
の方向についてのコントラストを求める手段を含み、手
段(c)は、複数の方向についてのコントラストに応じ
て、複数の方向についての有効な重み付け係数の分布を
それぞれ変更する手段を含むことを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
<1.装置の全体構成>まず、この発明の実施の形態が
適用される装置の全体構成の一例について説明する。図
1は、この発明の実施の形態が適用される装置の全体構
成を示す概略図である。画像入力部100は、入力スキ
ャナなどのように原稿を光学的に読み取り、画素ごとに
多値の濃度値を示す原画像データを生成する。そして生
成された原画像データは画像処理部200に転送され
る。この画像処理部200は、この発明の実施の形態で
ある画像処理装置が適用される処理部である。画像処理
部200において、この発明の実施の形態である画像フ
ィルタを使用した画像処理の他にも原画像データに対し
て所定の処理が施された後に、出力スキャナ等のような
画像出力部300に出力される。そして画像出力部30
0においては、フィルムなどの記録媒体に対して記録さ
れる。なお、画像入力部100,画像処理部200,お
よび画像出力部300に対してオペレータの所望の動作
を行わせるために、キーボードやマウス等の操作入力部
201とディスプレイ表示器等の情報表示部202とが
設けられている。
【0021】<2.画像処理の概要>次に、この発明の
実施の形態である画像処理装置における処理形態につい
て説明する。この発明の実施の形態である画像処理装置
においては、画像フィルタを使用した画像処理が行われ
る。すなわち、M×N(M,Nは3以上の奇数)のマト
リクス状の画像フィルタを画像平面内に走査させること
によって画像の平滑化等の処理を行う。
【0022】図2は、この発明の実施の形態における画
像処理の概要を示す説明図である。図2(a)に示す画
像Iに対してX方向(横方向)を主走査方向とし、Y方
向(縦方向)を副走査方向として1画素ごとに注目画素
OPを走査しながら順次に処理を行っていく。画像フィ
ルタによる処理の際は、図2(b)に示すように注目画
素OPを画像フィルタFの中心に位置させる。図2
(b)の例では、5×5(M=N=5)のマトリクス状
の画像フィルタが使用されている。そして画像フィルタ
の各成分に割り当てられた重み付け係数に基づいて注目
画素OPの濃度値とその近傍画素の濃度値との加重平均
を演算により導き、得られた値を注目画素OPのフィル
タ済信号とする。
【0023】すなわち、画像フィルタFが図3に示すよ
うな(2m+1)×(2n+1)のサイズのマトリクス
状であり、各成分にはk-m-n〜kmnの重み付け係数が割
り当てられているとする。この画像フィルタFを用いて
画像平面上の座標(x,y)に位置する注目画素OPに
対するフィルタ演算を行って得られるフィルタ済信号
S'xyは、
【0024】
【数1】
【0025】となる。ここで、Sxyは原画像の画像平面
上の座標(x,y)に位置する画素の濃度値である。
【0026】なお、図3に示す画像フィルタにおいて、
注目画素およびその近傍画素に対応する重み付け係数が
全て正数である場合は、画像の平滑化を行うための画像
フィルタであり、重み付け係数の有する周波数特性が画
像フィルタの特性となる。
【0027】<3.画像処理装置>次に、この発明の実
施の形態である画像処理装置について説明する。図4
は、この発明の実施の形態である画像処理装置を示す概
略構成図である。注目画素についての濃度値である主信
号Sは、平滑化処理部10とフィルタ演算部50に導か
れる。
【0028】平滑化処理部10においては、注目画素に
ついての主信号Sを入力すると、注目画素の近傍画素に
ついての平滑化処理を行って平均濃度値を求める。平均
濃度値を求める注目画素の近傍画素については、例え
ば、上近傍画素,下近傍画素,左近傍画素,右近傍画素
というように4個の近傍画素とすることができる。そし
て、これら注目画素の近傍画素として、図5(a)に示
すように注目画素の上隣,右隣,下隣,左隣に位置する
画素P1,P2,P3,P4をそれぞれ上近傍画素,右
近傍画素,下近傍画素,左近傍画素としても良いが、図
5(b)に示すように注目画素の上側,右側,下側,左
側のそれぞれについて数画素離れた位置にある画素P
5,P6,P7,P8をそれぞれ上近傍画素,右近傍画
素,下近傍画素,左近傍画素としても良い。
【0029】そして、これら上近傍画素,右近傍画素,
下近傍画素,左近傍画素のそれぞれについて、各近傍画
素を中心とする網点サイズよりも大きい領域(平滑化領
域)で平滑化処理を行う。平滑化領域を網点サイズより
も大きい領域とするのは、網点形状を検出しないように
し、網点の中心位置に近い画素とそうでない画素とで、
濃度値が大きく異なることを防止し、本来の原画像の示
す濃度値を得るためである。
【0030】そして、ここで行われる平滑化処理は、平
滑化領域内に位置する画素の濃度値を単純平均したり、
又は加重平均することにより行われる。このようにして
得られた上近傍画素についての平均濃度値をYU,下近
傍画素についての平均濃度値をYL,左近傍画素につい
ての平均濃度値をXL,右近傍画素についての平均濃度
値をXRとする。そして、平滑化処理部10は、上近傍
画素と下近傍画素についての平均濃度値YU,YLを縦方
向コントラスト抽出部21に送り、左近傍画素と右近傍
画素についての平均濃度値XL,XRを横方向コントラス
ト抽出部22に送る。
【0031】縦方向コントラスト抽出部21では、画像
の注目画素付近における副走査方向である縦方向(Y方
向)のコントラストを抽出する。すなわち、入力する上
近傍画素と下近傍画素についての平均濃度値YU,YLを
用いて、
【0032】
【数2】
【0033】により縦方向コントラストCyを求める。
そして、得られた縦方向コントラストCyは、縦方向テ
ーブル参照部31に送られる。
【0034】同様に、横方向コントラスト抽出部22で
は、画像の注目画素付近における主走査方向である横方
向(X方向)のコントラストを抽出する。すなわち、入
力する左近傍画素と右近傍画素についての平均濃度値X
L,XRを用いて、
【0035】
【数3】
【0036】により横方向コントラストCxを求める。
そして、得られた横方向コントラストCxは、横方向テ
ーブル参照部32に送られる。
【0037】一般的に、コントラストが大きいというこ
とは、画像のエッジ部分を示し、逆にコントラストが小
さいということは、画像の濃度変化の少ない平坦な部分
を示す。従って、上記のように縦方向及び横方向のコン
トラストを求めることによって注目画素が画像のどのよ
うな部分であるかを判定することができる。また、平滑
化処理部10において平滑化処理が施されているため、
網点自体のエッジを検出することもない。
【0038】そして、縦方向テーブル参照部31は、内
部にメモリなどの記憶媒体を備えており、そこに予め記
憶されているテーブルを参照することにより、入力であ
る縦方向コントラストCyに対応する参照値IDyを出力
する。
【0039】同様に、横方向テーブル参照部32につい
ても、内部にメモリなどの記憶媒体を備えており、そこ
に予め記憶されているテーブルを参照することにより、
入力である横方向コントラストCxに対応する参照値I
Dxを出力する。
【0040】図6(a)は縦方向テーブル参照部31に
おける入力である縦方向コントラストCyと出力である
参照値IDyの関係を示す図であり、同図(b)は横方
向テーブル参照部32における入力である横方向コント
ラストCxと出力である参照値IDxの関係を示す図であ
る。このような入力と出力の関係をテーブルとしてメモ
リなどに記憶している。図6(a),(b)に示すよう
に縦方向についても横方向についてもコントラストC
y,Cxが小さいほど出力されるIDy,IDxの値は小さ
く、コントラストが大きくなるほどIDy,IDxの値は
大きくなる。言い換えれば、注目画素が画像のエッジ部
分である場合にはIDy,IDxの値は大きくなり、画像
の平坦な部分である場合には、IDy,IDxの値は小さ
くなる。そして縦方向テーブル参照部31及び横方向テ
ーブル参照部32で得られたIDy,IDxは重み付け係数
セット選択部40に送られる。
【0041】また、図6(a)に示すように縦方向の参
照値IDyと縦方向コントラストCyとの関係は、コント
ラストCyがほぼ一定の増加を示すごとに参照値IDyの
値が1ずつ大きくなっているのに対して、図6(b)に
示す横方向の参照値IDxは、「1」の値がコントラス
トの中間値付近まで伸びており、さらに、「2」の値が
コントラストの高い領域にまで伸びている。すなわち横
方向と縦方向のコントラストが同じであっても、横方向
の参照値IDxは、縦方向の参照値IDyよりも小さくな
る場合がある。これは、画像入力部100の入力スキャ
ナが、原稿を光学的に読み取ると、主走査方向(横方
向)と副走査方向(縦方向)とでノイズの性質が異なる
ことを考慮したものである。例えば、入力スキャナの原
稿の主走査方向の読み取りが複数の画素が直線上に配列
されたCCDラインセンサで行われ、副走査方向の読み
取りがモータなどの駆動機構によって当該CCDライン
センサや原稿を一定速度で移動させることにより行われ
る装置について説明する。このような装置においては、
副走査方向にはノイズは1画素ごとに出現するが、主走
査方向には電気的に変倍することが可能であり、このよ
うなときには1画素に含まれていたノイズが主走査方向
に伸び縮みする。そしてノイズが主走査方向に伸びてい
る場合には主走査方向には大きいサイズの平滑化フィル
タにより平滑化処理を行うことが望ましいため、図6
(b)のように主走査方向には小さな参照値IDxを出
力するようにすれば良い。
【0042】しかし、主走査方向にノイズの伸び縮みが
ない場合には、図6(a)の縦方向の参照値IDyと同
様に、横方向の参照値IDxについてもコントラストCx
がほぼ一定の増加を示すごとに参照値IDxの値が1ず
つ大きくなるようにすれば良い。
【0043】次に、重み付け係数セット選択部40にお
いては、各テーブル参照部から送られてくる参照値ID
y,IDxに対応する画像フィルタの重み付け係数k-m-n
〜kmnを選択決定する。この重み付け係数セット選択部
40の内部にはメモリなどの記憶部が設けられており、
その記憶部には入力となる参照値IDy,IDxに対応す
る各重み付け係数が記憶されている。そしてその記憶部
を参照することによって選択決定された各重み付け係数
は、フィルタ演算部50に送られる。
【0044】図7は、重み付け係数セット選択部40に
おいて得られる画像フィルタの一例を示す図である。縦
方向についての参照値IDyの値が大きくなると、画像
フィルタの中心から縦方向に離れる重み付け係数は小さ
くなる。すなわち縦方向にはコントラストが高いため、
画像のエッジ部分であると判断されるので平滑化される
領域又は度合いが小さくなる。同様に参照値IDxの値
が大きくなると、画像フィルタの中心から横方向に離れ
る重み付け係数は小さくなる。横方向にコントラストが
高い画像のエッジ部分は、その横方向に平滑化される領
域又は度合いが小さくなる。なお、画像フィルタの割り
当てられた重み付け係数が「0」の成分は、画像フィル
タによる処理に関しては有効な係数でないことは数1か
らも明らかである。
【0045】例えば、縦方向テーブル参照部31で得ら
れた参照値IDyが「3」であり、横方向テーブル参照
部32で得られた参照値IDxが「1」である場合に
は、図7に示す画像フィルタF13が選択される。この
画像フィルタF13は、横方向には平滑化される領域は
大きいが縦方向には平滑化される領域が小さくなってい
る。これは、縦方向のコントラストが大きく、横方向の
コントラストが小さいことに起因している。また、縦横
の双方ともコントラストが大きい場合(IDy=3,I
Dx=3の場合)は、図7に示す画像フィルタF33が
適用され、平滑化される領域が最も小さくなる。これに
よって、画像のエッジ部分の劣化を最小限に抑えること
ができる。また、縦横の双方ともコントラストが小さい
場合(IDy=1,IDx=1の場合)は、図7に示す画
像フィルタF11が適用されて、5×5の全領域につい
て平滑化が行われる。
【0046】なお、図7に示す画像フィルタは、一例と
して画像フィルタのサイズが5×5の場合を示している
が、これに限定するものではない。しかし、網点の影響
による画質の劣化やモアレの発生を良好に除去するため
に、画像フィルタのサイズは、原画像の個々の網点サイ
ズよりも大きいことが必要であり、網点サイズの2倍程
度以上の大きさであることが好ましい。
【0047】そしてフィルタ演算部50では、重み付け
係数セット選択部40から送られてくる各重み付け係数
に基づいて数1に示した演算処理を行ってフィルタ済信
号S’を生成する。このフィルタ済信号S’は、この実
施の形態の画像処理装置の出力信号となる。このように
してフィルタ済信号S’が得られると注目画素について
の処理が終了したことになる。そして、次の走査順序に
沿った次の処理対象の画素を注目画素として、同様の処
理を行う。これを繰り返すことによって画像全体に対し
て処理が終了する。
【0048】ここで、重み付け係数セット選択部40か
らフィルタ演算部50に出力されるデータは、各成分の
重み付け係数であっても良いが、これに限定するもので
はない。
【0049】また、フィルタ演算部50で予め複数の重
み付け係数をRAM等の記憶部材に記憶させておくと、
重み付け係数セット選択部40を除くことが可能であ
る。すなわち、縦方向テーブル参照部31と横方向テー
ブル参照部32は、それぞれの方向のコントラストC
y,Cxに応じてフィルタ演算部50のRAMにアクセス
するアドレスのオフセット値を参照値IDy,IDxとし
て出力すれば、フィルタ演算部50は、その参照値ID
y,IDxの示すオフセット値に基づいてRAMにアクセ
スすれば、直接的に縦方向および横方向のコントラスト
に応じた各重み付け係数を獲得することができる。
【0050】このように、この実施の形態の画像処理装
置は、原画像のエッジ部分についてはそのエッジを劣化
させることのないの画像フィルタが適用され、画像の平
坦な部分についてはより大きなサイズの画像フィルタが
適用されるので、画像のエッジを劣化させることなく、
良好に画質の劣化を抑え、またモアレを除去することが
可能となる。
【0051】また、縦方向と横方向とのコントラストに
基づいて適用する画像フィルタの各重み付け係数を選択
決定するため、原画像のエッジの方向性を検出すること
ができ、そのエッジを保存するような画像フィルタを得
ることができる。従って、エッジを保存し、かつ、モア
レや画質の劣化を抑制する画像フィルタを適用すること
ができる。
【0052】<4.変形例>図4に示すフィルタ演算部
50で適用される画像フィルタのサイズは、モアレの発
生や画質の劣化を良好に除去するために、原画像の網点
サイズよりも大きいことが必要であることは既に説明し
た。従って、原画像の網点サイズが変更されれば、フィ
ルタ演算部50で適用される画像フィルタのサイズも変
更する必要が生じる場合がある。このような場合でも、
適切に処理を行うために、次のような処理を行えば良
い。
【0053】すなわち、画像入力部100(図1参照)
が原画像を読み込んだ際に、網点サイズを検出すること
ができる場合は、その検出した網点サイズをこの画像処
理装置に入力させる。そして、画像処理装置において重
み付け係数セット選択部40が、重み付け係数を選択す
る際に画像フィルタのサイズも適切なサイズに変更する
ようにすれば良い。また、網点サイズが変更になった際
に、オペレータが操作入力部201より網点サイズを設
定入力し、その設定入力された網点サイズをこの画像処
理装置に入力させても良い。このような構成にすると、
任意の網点サイズに応じて常に適切なサイズの画像フィ
ルタが適用され、画像処理装置は、どのような原画像で
あっても画像のエッジを劣化させることなく、良好に画
質の劣化を抑えることができ、またモアレを除去するこ
とが可能となる。
【0054】次に、実施の形態で説明したコントラスト
の抽出は、縦方向と横方向との2方向について行った
が、さらに、斜め方向のコントラストについても抽出す
ればなお好ましい。例えば、注目画素について右上がり
斜め方向と左上がり斜め方向についてコントラストを抽
出し、それぞれの方向についてコントラストが大きいと
きはその方向についてのエッジを保存するように画像フ
ィルタを適用すると良い。
【0055】また、縦,横,斜め以外の方向についてコ
ントラストを求めても良い。すなわち、一般的には2次
元的な広がりをもつ画像フィルタでの互いに異なる方向
であれば良い。
【0056】次に、上記の説明においては縦方向テーブ
ル参照部31と横方向テーブル参照部32で得られるそ
れぞれの参照値IDy,IDxは、図6(a),(b)に
示すように「1」,「2」,「3」の3値であったが、
これを図8(a),(b)に示すように3値以上の多段
階の値をとり得るようにし、図7に示すような9個の画
像フィルタをもとに演算を行って必要な画像フィルタを
導出しても良い。このような処理を行う場合には、画像
処理の精度が上昇する。
【0057】
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、処理対象である注目画素の近傍に位置す
る複数の近傍画素のそれぞれに対して、当該近傍画素の
周辺の網点原稿を構成している個々の網点サイズよりも
大きい所定の領域で平滑化処理を施すことにより、複数
の近傍画素のそれぞれについて平均濃度値を求め、得ら
れた複数の平均濃度値に基づいて注目画素についてのコ
ントラストを求める。そして、そのコントラストに応じ
て、画像フィルタの各成分に割り当てられる重み付け係
数を決定し、その重み付け係数が適用された画像フィル
タを用いて注目画素の主信号に対してフィルタ演算を施
し、出力信号を生成するが、このフィルタ演算において
適用される画像フィルタのサイズもまた、網点原稿を構
成している個々の網点サイズよりも大きくされている。
このため、画像のエッジを劣化させることなく、良好に
画質の劣化を抑え、またモアレを除去することが可能と
なる。
【0059】
【0060】 請求項2に記載の発明によれば、注目画
素についてのコントラストを求める際に、複数の近傍画
素から得られた複数の平均濃度値に基づいて互いに異な
る複数の方向についてのコントラストを求め、画像フィ
ルタの各成分に割り当てられる重み付け係数を決定する
際に、複数の方向についてのコントラストに応じて、複
数の方向についての有効な重み付け係数の分布をそれぞ
れ変更する工程を含むため、原画像のエッジの方向性に
応じた画像フィルタを得ることができる。従って、エッ
ジを保存し、かつ、モアレや画質の劣化を良好に抑制す
る画像フィルタを適用することができる。
【0061】 請求項3に記載の発明によれば、処理対
象である注目画素の近傍に位置する複数の近傍画素のそ
れぞれに対して、当該近傍画素の周辺の所定の網点原稿
を構成している個々の網点サイズよりも大きい領域で平
滑化処理を施すことにより、複数の近傍画素のそれぞれ
について平均濃度値を求め、得られた複数の平均濃度値
に基づいて注目画素についてのコントラストを求める。
そして、そのコントラストに応じて、画像フィルタの各
成分に割り当てられる重み付け係数を決定し、その重み
付け係数が適用された画像フィルタを用いて注目画素の
主信号に対してフィルタ演算を施し、出力信号を生成す
が、このフィルタ演算において適用される画像フィル
タのサイズもまた、網点原稿を構成している個々の網点
サイズよりも大きくされている。このため、画像のエッ
ジを劣化させることなく、良好に画質の劣化を抑え、ま
たモアレを除去することが可能となる。
【0062】
【0063】 請求項4に記載の発明によれば、注目画
素についてのコントラストを求める際に、複数の近傍画
素から得られた複数の平均濃度値に基づいて互いに異な
る複数の方向についてのコントラストを求め、画像フィ
ルタの各成分に割り当てられる重み付け係数を決定する
際に、複数の方向についてのコントラストに応じて、複
数の方向についての有効な重み付け係数の分布をそれぞ
れ変更する工程を含むため、原画像のエッジの方向性に
応じた画像フィルタを得ることができる。従って、エッ
ジを保存し、かつ、モアレや画質の劣化を良好に抑制す
る画像フィルタを適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される装置の全体
構成の一例を示す概略図である。
【図2】この発明の実施の形態における画像処理の概要
を示す説明図である。
【図3】画像フィルタの各成分の重み付け係数を示す図
である。
【図4】この発明の実施の形態である画像処理装置を示
す概略構成図である。
【図5】上近傍画素等を説明するための説明図である。
【図6】縦方向テーブル参照部と横方向テーブル参照部
における入力と出力の関係を示す図である。
【図7】重み付け係数セット選択部において得られる画
像フィルタの一例を示す図である。
【図8】縦方向テーブル参照部と横方向テーブル参照部
における入力と出力の関係を示す図である。
【図9】網点と読み取りを行う画素との位置関係を示す
図である。
【図10】従来の画像処理装置を示す概略構成図であ
る。
【図11】従来の画像フィルタの一例を示す図である。
【図12】従来からの1個の網点を生成する方法を示す
説明図である。
【図13】網点画像のエッジ部分を示す図である。
【符号の説明】
10 平滑化処理部 21 縦方向コントラスト抽出部 22 横方向コントラスト抽出部 31 縦方向テーブル参照部 32 横方向テーブル参照部 40 重み付け係数セット選択部 50 フィルタ演算部 100 画像入力部 200 画像処理部 201 操作入力部 202 情報表示部 300 画像出力部 S 主信号 S’ フィルタ済信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網点原稿を読み取ることによって得られ
    た原画像に対して画素ごとに所定の処理を施す方法であ
    って、 (a)処理対象である注目画素の近傍に位置する複数の
    近傍画素のそれぞれに対して、当該近傍画素の周辺の前
    記網点原稿を構成している個々の網点サイズよりも大き
    い所定の領域で平滑化処理を施すことにより、前記複数
    の近傍画素のそれぞれについて平均濃度値を求める工程
    と、 (b)前記複数の近傍画素から得られた複数の前記平均
    濃度値に基づいて注目画素についてのコントラストを求
    める工程と、 (c)前記コントラストに応じて、画像フィルタの各成
    分に割り当てられる重み付け係数を決定する工程と、 (d)前記重み付け係数が適用された画像フィルタを用
    いて前記注目画素の主信号に対してフィルタ演算を施
    し、出力信号を生成する工程と、 を有し、 前記工程(d)で適用される前記画像フィルタのサイズ
    は、前記網点原稿を構成している個々の網点サイズより
    も大きいことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記工程(b)は、前記複数の近傍画素から得られた複
    数の前記平均濃度値に基づいて互いに異なる複数の方向
    についてのコントラストを求める工程を含み、 前記工程(c)は、前記複数の方向についてのコントラ
    ストに応じて、前記複数の方向についての有効な重み付
    け係数の分布をそれぞれ変更する工程を含むことを特徴
    とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 網点原稿を読み取ることによって得られ
    た原画像に対して画素ごとに所定の処理を施す装置であ
    って、 (a)処理対象である注目画素の近傍に位置する複数の
    近傍画素のそれぞれに対して、当該近傍画素の周辺の前
    記網点原稿を構成している個々の網点サイズよりも大き
    い所定の領域で平滑化処理を施すことにより、前記複数
    の近傍画素のそれぞれについて平均濃度値を求める手段
    と、 (b)前記複数の近傍画素から得られた複数の前記平均
    濃度値に基づいて注目画素についてのコントラストを求
    める手段と、 (c)前記コントラストに応じて、画像フィルタの各成
    分に割り当てられる重み付け係数を決定する手段と、 (d)前記重み付け係数が適用された画像フィルタを用
    いて前記注目画素の主信号に対してフィルタ演算を施
    し、出力信号を生成する手段と、 を備え、 前記手段(d)で適用される前記画像フィルタのサイズ
    は、前記網点原稿を構成している個々の網点サイズより
    も大きいことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、 前記手段(b)は、前記複数の近傍画素から得られた複
    数の前記平均濃度値に基づいて互いに異なる複数の方向
    についてのコントラストを求める手段を含み、 前記手段(c)は、前記複数の方向についてのコントラ
    ストに応じて、前記複数の方向についての有効な重み付
    け係数の分布をそれぞれ変更する手段を含むことを特徴
    とする画像処理装置。
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