JP3476447B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3476447B2 JP2001375817A JP2001375817A JP3476447B2 JP 3476447 B2 JP3476447 B2 JP 3476447B2 JP 2001375817 A JP2001375817 A JP 2001375817A JP 2001375817 A JP2001375817 A JP 2001375817A JP 3476447 B2 JP3476447 B2 JP 3476447B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
関し、さらに詳しくは、造影剤としての気泡が十分に補
填されるだけの間隔を空けるように撮像間隔を最適化で
きる超音波診断装置に関する。 【0002】 【従来の技術】造影剤として気泡を被検体内に注入し、
超音波エコーの信号成分のうち送信周波数の2倍の周波
数の信号成分を得て、その信号強度画像を生成する技術
(ハーモニックBモード)が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】気泡は超音波ビームの
音圧により破壊されるが、その後、血液の入れ換わりに
より新たな気泡が補填されるだけの間隔を空けずに連続
的に撮像しても造影剤の効果は得られない。しかし、撮
像間隔を最適化する技術は、従来、知られていない。そ
こで、本発明の目的は、造影剤としての気泡が十分に補
填されるだけの間隔を空けるように撮像間隔を最適化で
きる超音波診断装置を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、被検体内に造影剤として存在する気泡を破壊する超
音波ビームにより被検体内の測定点からの超音波エコー
の第1の信号強度ik -を測定し続いて時間Tk 後に気泡
を破壊する超音波ビームにより被検体内の測定点からの
超音波エコーの第2の信号強度ik +を測定する信号強度
測定手段と、比較係数wを0<w<1とするとき,ik +
≧w・ik -となるか否かを判定する判定手段と、前記信
号強度測定手段と前記判定手段とにより前記時間Tk
変えながら前記測定と前記判定とを繰り返して,前記不
等式を満たす最短時間Tkminを求め,その最短時間T
kmin以上の時間を間欠スキャン間隔として設定する間欠
スキャン間隔設定手段と、前記超音波ビームを用いて前
記間欠スキャン間隔で被検体の超音波画像を連続して撮
像する連続撮像手段とを具備したことを特徴とする超音
波診断装置を提供する。上記構成において、比較係数w
は経験的に定めることができる値であり、例えば0.9
である。上記第1の観点による超音波診断装置では、気
泡が存在する状態で気泡を破壊する超音波ビームにより
被検体内の測定点からの超音波エコーの信号強度ik -
測定する。これによって気泡は破壊される。次に、時間
k を経過した後、再び、気泡を破壊する超音波ビーム
により被検体内の測定点からの超音波エコーの信号強度
k +を測定する。もし、血液の入れ替わりが活発である
なら、気泡を含んだ血液の流入によって速やかに気泡が
補填されるから、比較的短い時間Tk で信号強度ik +
信号強度ik -まで回復する。一方、血液の入れ替わりが
不活発なら、気泡の補填が遅いから、比較的長い時間T
k をかけないと信号強度ik +は信号強度ik -まで回復し
ない。換言すれば、信号強度ik +が信号強度ik -の(w
×100)%まで回復してくる最短時間Tkminは、臓器
の血液の入れ換わりが活発なら短くなり、臓器の血液の
入れ換わりが不活発なら長くなる。よって、この最短時
間Tkminを測定し、それ以上の時間間隔で間欠的に撮像
すれば、常に造影剤が存在する状態で撮像でき、撮像間
隔を最適化できることとなる。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、図に示す発明の実施の形態
により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これによ
り本発明が限定されるものではない。 【0006】図1は、本発明の一実施形態にかかる超音
波診断装置の構成図である。この超音波診断装置100
は、超音波パルスを送信し超音波エコーを受信する超音
波探触子1と、走査平面を電子走査して音線信号を取得
する送受信制御部2と、前記超音波エコーの信号成分の
うち送信周波数と同じ周波数の信号成分の信号強度画像
の画像データを生成する通常Bモード処理,前記超音波
エコーの信号成分のうち送信周波数の2倍の周波数の信
号成分の信号強度画像の画像データを生成するハーモニ
ックBモード処理,前記超音波エコーのドプラ成分の位
相に基づく画像データを生成するCF(Color Flow)
モード処理,前記超音波エコーのドプラ成分のパワーに
基づく画像データを生成するPD(Power Doppler)モ
ード処理などを行う信号処理部3と、前記画像データに
より表示画像を生成するDSC4と、前記表示画像を表
示するCRT5と、全体的な動作の制御を行うコントロ
ール部6と、操作者が指示を入力する入力装置7とを有
している。また、前記入力装置7は、Bモードタイプ選
択スイッチ7aと、間欠スキャン間隔選択スイッチ7b
と、フットスイッチ7cとを有している。なお、フット
スイッチ7cの代りに、超音波探触子1にプッシュボタ
ンを設けてもよい。 【0007】操作者は、前記Bモードタイプ選択スイッ
チ7aにより、「通常」Bモード処理と、「ハーモニッ
ク」Bモード処理と、操作者がフットスイッチ7cを押
していない時は通常Bモード処理を実行しフットスイッ
チ7cを押している時はハーモニックBモード処理を実
行する「手動混合」Bモード処理と、所定時間間隔で自
動的に通常Bモード処理とハーモニックBモード処理を
切り換えて実行する「自動混合」Bモード処理とを択一
的に選択できる。 【0008】また、操作者は、前記間欠スキャン間隔選
択スイッチ7bにより、ハーモニックBモード処理のと
きの撮像間隔の秒数を指定できる。なお、「オート」に
しておくと、間欠スキャン間隔を自動的に最適化する。 【0009】図2は、前記超音波診断装置100により
実行されるBモード処理を示すフロー図である。なお、
ハーモニックBモード処理を実行させる前提として、造
影剤としての気泡が被検体内に注入されているものとす
る。ステップD1では、前記Bモードタイプ選択スイッ
チ7aで「通常」が選択されているならステップD2へ
進み、「通常」が選択されていないならステップD3へ
進む。ステップD2では、通常Bモード処理を実行し、
超音波エコーの信号成分のうち送信周波数と同じ周波数
の信号成分の信号強度画像を撮像し、表示する。そし
て、前記Bモードタイプ選択スイッチ7aが変更された
ことによる割り込み発生により、前記ステップD1に戻
る。 【0010】ステップD3では、送信周波数自動設定処
理を実行し、ハーモニックBモード処理での送信周波数
を最適化する。この送信周波数自動設定処理については
図3を参照して後で説明する。ステップD4では、送信
音圧自動設定処理を実行し、ハーモニックBモード処理
での送信音圧を最適化する。この送信音圧自動設定処理
については図5を参照して後で説明する。ステップD5
では、前記間欠スキャン間隔選択スイッチ7bで「オー
ト」が選択されていないならステップD6へ進み、「オ
ート」が選択されているならステップD7へ進む。ステ
ップD6では、前記間欠スキャン間隔選択スイッチ7b
で選択されている秒数を間欠スキャン間隔に設定する。
そして、ステップD8へ進む。ステップD7では、間欠
スキャン間隔自動設定処理を実行し、ハーモニックBモ
ード処理での撮像間隔を最適化する。この間欠スキャン
間隔自動設定処理については図7を参照して後で説明す
る。 【0011】ステップD8では、前記Bモードタイプ選
択スイッチ7aで「ハーモニック」が選択されているな
らステップD9へ進み、「ハーモニック」が選択されて
いないならステップD10へ進む。ステップD9では、
ハーモニックBモード処理を実行し、超音波エコーの信
号成分のうち送信周波数の2倍の周波数の信号成分の信
号強度画像を撮像し、表示する。そして、前記Bモード
タイプ選択スイッチ7aが変更されたことによる割り込
み発生により、前記ステップD1に戻る。なお、ハーモ
ニックBモード処理における送信周波数と送信音圧は、
前記ステップD3,D4で決めた送信周波数と送信音圧
であり、これらは一般に通常Bモード処理における送信
周波数と送信音圧とは異なった値になる。 【0012】ステップD10では、前記Bモードタイプ
選択スイッチ7aで「手動混合」が選択されているなら
ステップD11へ進み、「手動混合」が選択されていな
いならステップD12へ進む。ステップD11では、手
動混合Bモード処理を実行する。すなわち、操作者がフ
ットスイッチ7cを押していない時は通常Bモード処理
を実行し、フットスイッチ7cを押している時はハーモ
ニックBモード処理を実行する。この手動混合Bモード
処理については図9を参照して後で説明する。そして、
前記Bモードタイプ選択スイッチ7aが変更されたこと
による割り込み発生により、前記ステップD1に戻る。
ステップD12では、自動混合Bモード処理を実行す
る。すなわち、所定時間間隔で自動的に通常Bモード処
理とハーモニックBモード処理を切り換えて実行する。
この自動混合Bモード処理については図10を参照して
後で説明する。そして、前記Bモードタイプ選択スイッ
チ7aが変更されたことによる割り込み発生により、前
記ステップD1に戻る。 【0013】図3は、送信周波数自動設定処理を示すフ
ロー図である。ステップF1では、使用する造影剤に対
応する最適送信周波数が登録されているか検索し、登録
されているならステップF2へ進み、登録されていない
ならステップF3へ進む。ステップF2では、使用する
造影剤に対応する最適送信周波数を読み出し、それを送
信周波数とする。そして、処理を終了する。 【0014】ステップF3では、使用中の超音波探触子
1の基本周波数(公称共振周波数)を選択する。ステッ
プF4では、(基本周波数−3・Δf)から(基本周波
数+3・Δf)までΔf刻みの各送信周波数(例えば、
1.5MHz,2MHz,…,3MHz,…,4.5MHz)で
送信し、超音波エコーの信号成分のうち送信周波数の2
倍の周波数の信号成分の信号強度画像を撮像する。そし
て、信号強度画像毎にその画素値を積分する。なお、こ
こでは、1フレーム全体の積分値を求めたが、1フレー
ムの一部分(例えば操作者に指定された関心領域)の積
分値を求めてもよいし、数フレーム全体または数フレー
ムの各一部分の積分値を求めてもよい。さらに、1音線
全体または1音線の一部分または数音線全体または数音
線の各一部分の積分値を求めてもよい。ステップF5で
は、カーブフィッティング等を利用して積分値が最大と
なる送信周波数を求め、それを送信周波数とする。な
お、送信周波数と積分値の関係は、図4の(a)に示す
ように1点で最大値をもつ場合と、図4の(b)に示す
ように複数点で最大値をもつ場合とがあるが、複数点で
最大値をもつ場合には、それらの中で最も低い送信周波
数を最適送信周波数とする。ステップF6では、登録す
るか否かを操作者に問い合せて、登録するならステップ
F7へ進み、登録しないなら処理を終了する。ステップ
F7では、送信周波数を造影剤に対応させて最適送信周
波数として登録する。 【0015】図5は、送信音圧自動設定処理を示すフロ
ー図である。ステップP1では、使用する造影剤に対応
する最適送信音圧が登録されているか検索し、登録され
ているならステップP2へ進み、登録されていないなら
ステップP3へ進む。ステップP2では、使用する造影
剤に対応する最適送信音圧を読み出し、それを送信音圧
とする。そして、処理を終了する。 【0016】ステップP3では、使用中の超音波探触子
1の基本音圧を選択する。ステップP4では、(基本音
圧−3・ΔP)から(基本音圧+6・ΔP)までΔP刻
みの各送信音圧(例えば、0.4Pa,0.6Pa,…,1
Pa,…,2.2Pa)で送信し、超音波エコーの信号成分
のうち送信周波数の2倍の周波数の信号成分の信号強度
画像を撮像する。そして、信号強度画像毎にその画素値
を積分する。なお、ここでは、1フレーム全体の積分値
を求めたが、1フレームの一部分の積分値を求めてもよ
いし、数フレーム全体または数フレームの各一部分の積
分値を求めてもよい。さらに、1音線全体または1音線
の一部分または数音線全体または数音線の各一部分の積
分値を求めてもよい。ステップP5では、積分値が最大
となった送信音圧を求めて、それを送信音圧とする。な
お、送信音圧と積分値の関係は、図6の(a)に示すよ
うに1点で最大値をもつ場合と、図6の(b)に示すよ
うに複数点で最大値をもつ場合とがあるが、複数点で最
大値をもつ場合には、それらの中で最も低い送信音圧を
最適送信音圧とする。ステップP6では、登録するか否
かを操作者に問い合せて、登録するならステップP7へ
進み、登録しないなら処理を終了する。ステップP7で
は、送信音圧を造影剤に対応させて最適送信音圧として
登録する。 【0017】図7は、間欠スキャン間隔自動設定処理を
示すフロー図である。ステップS1では、通常Bモード
画像を撮像し、その通常Bモード画像上で操作者が関心
領域を設定する。ステップS2では、Tkテーブルを読
み込む。このTkテーブルは、k=0,1,2,…に対
する時間Tk を定義した表である。時間T0 は、臓器が
正常なときに潅流が十分に行われる時間である。また、
kが大きくなるほど、時間Tk が長くなっている。例え
ば、T0 =10秒,T1 =0.5秒,T2 =1秒,T3
=2秒,T4 =4秒,…が定義されている。ステップS
3では、シーケンスカウンタkの値を“1”に初期化す
る。 【0018】ステップS4では、時間T0 が経過するの
を待ってから、ステップS5へ進む。これは、血液の入
れ換わりを十分に行わせて、造影剤としての気泡を臓器
に十分補填するためである。ステップS5では、超音波
ビームを送信し、超音波エコーの信号成分のうち送信周
波数の2倍の周波数の成分の信号強度を得て、それを第
k前信号強度ik -とする。ステップS6では、時間Tk
が経過するのを待ってから、ステップS7へ進む。ステ
ップS7では、超音波ビームを送信し、超音波エコーの
信号成分のうち送信周波数の2倍の周波数の成分の信号
強度を得て、それを第k後信号強度ik +とする。ステッ
プS8では、比較係数w=0.9とするとき、 ik +≧w・ik - となるか否かを判定し、前記不等式を満たさなければス
テップS9へ進み、前記不等式を満たせばステップS1
0へ進む。ステップS9では、kの値を“1”増加さ
せ、前記ステップS5に戻る。ステップS10では、時
間Tk を間欠スキャン間隔とする。そして、処理を終了
する。なお、時間Tk に余裕時間(例えば1秒)を加え
た時間を間欠スキャン間隔としてもよい。 【0019】以上により、図8に示すように、第1前信
号強度i1 -や第2後画像i1 +などが順に測定されなが
ら、間欠スキャン間隔が決定される。この間欠スキャン
間隔は、関心領域における信号強度が前記不等式を満た
す最短時間Tkmin以上の時間であり、関心領域に造影剤
が十分補填される時間になっている。 【0020】図9は、手動混合Bモード処理を示すフロ
ー図である。なお、通常BモードとハーモニックBモー
ド画像は画面に並べて表示されるものとする。ステップ
M1では、通常Bモード処理を実行し、超音波エコーの
信号成分のうち送信周波数と同じ周波数の信号成分の信
号強度画像を撮像し、表示する。ステップM2では、終
了の指示があったなら処理を終了し、終了の指示がない
ならステップM3に進む。ステップM3では、フットス
イッチ7cが押されていないならステップM4へ進み、
押されているならステップM5へ進む。ステップM4で
は、ハーモニックBモード画像が表示されているならそ
れをフリーズし、表示されていないなら何も行わずに、
前記ステップM1に戻る。ステップM5では、通常Bモ
ード画像をフリーズする。ステップM6では、ハーモニ
ックBモード処理を実行し、超音波エコーの信号成分の
うち送信周波数の2倍の周波数の信号成分の信号強度画
像を撮像し、表示する。そして、前記ステップM3に戻
る。 【0021】図10は、自動混合Bモード処理を示すフ
ロー図である。なお、通常BモードとハーモニックBモ
ード画像は画面に並べて表示されるものとする。ステッ
プA1では、通常Bモード処理を実行し、超音波エコー
の信号成分のうち送信周波数と同じ周波数の信号成分の
信号強度画像を撮像し、表示する。ステップA2では、
終了の指示があったなら処理を終了し、終了の指示がな
いならステップA3に進む。ステップA3では、通常B
モード処理を開始してから時間Tbが経過してないなら
ステップA4へ進み、経過したならステップA5へ進
む。ステップA4では、ハーモニックBモード画像が表
示されているならそれをフリーズし、表示されていない
なら何も行わずに、前記ステップA1に戻る。ステップ
A5では、通常Bモード画像をフリーズする。ステップ
A6では、ハーモニックBモード処理を実行し、超音波
エコーの信号成分のうち送信周波数の2倍の周波数の信
号成分の信号強度画像を撮像し、表示する。ステップA
7では、ハーモニックBモード処理を開始してから時間
Thが経過していないなら前記ステップA6に戻り、経
過したなら前記ステップA4へ進む。 【0022】なお、前記時間Tbを間欠スキャン間隔に
設定し、前記時間Tbを1フレーム撮像時間に設定して
おくと、図11に示すように、間欠スキャン間隔ごとに
ハーモニックBモード画像が更新され、その間に通常B
モード画像が更新されることとなる。 【0023】以上の超音波診断装置100によれば、次
の効果が得られる。 (1) 造影剤に最も整合るすように送信周波数および送信
音圧を最適化できる。 (2) 造影剤としての気泡が十分に補填されるだけの間隔
を空けるように撮像間隔を最適化できる。 (3) 通常Bモード画像を見ながら、所望の時にフットス
イッチ7cを押すと、そのフットスイッチ7cを押して
いる間だけ、ハーモニックBモード画像を見ることが出
来る。 (4) 何も操作しなくても、通常Bモード画像とハーモニ
ックBモード画像とが自動的に更新されるので、両方を
実質的にリアルタイムに見ながら診断を行うことが出来
る。 【0024】 【発明の効果】本発明の超音波診断装置によれば、造影
剤としての気泡が十分に補填されるだけの間隔を空ける
ように撮像間隔を最適化できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態にかかる超音波診断装置を
示す構成図である。 【図2】図1の超音波診断装置のBモード処理を示すフ
ロー図である。 【図3】図1の超音波診断装置の送信周波数自動設定処
理を示すフロー図である。 【図4】送信周波数と積分値の関係の例示図である。 【図5】図1の超音波診断装置の送信音圧自動設定処理
を示すフロー図である。 【図6】送信音圧と積分値の関係の例示図である。 【図7】図1の超音波診断装置の間欠スキャン間隔自動
設定処理を示すフロー図である。 【図8】間欠スキャン間隔を決定するための撮像シーケ
ンスを示すタイムチャートである。 【図9】図1の超音波診断装置の手動混合Bモード処理
を示すフロー図である。 【図10】図1の超音波診断装置の自動混合Bモード処
理を示すフロー図である。 【図11】図10の自動混合Bモード処理における撮像
シーケンスを示すタイムチャートである。 【符号の説明】 1 超音波探触子 2 送受信制御部 3 信号処理部 6 コントロール部 7 入力装置 7a Bモードタイプ選択スイッチ 7b 間欠スキャン間隔選択スイッチ 7c フットスイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−24047(JP,A) 特開 平11−99152(JP,A) 神山直久他,フラッシュエコー映像法 の検討(2)−−−生体内血流の映像化 −−−,J Med Ultrason ics,日本,日本超音波医学会,1996 年 5月23日,第23巻、supplem ent1,pp.276,第67回日本超音 波医学会研究発表会抄録集 神山直久他,フラッシュエコー映像法 の検討(3)−−−スキャン断面および タイミングの関係−−−,J Med Ultrasonics,日本,日本超 音波医学会,1996年10月31日,第23巻、 supplement2,pp.267, 第68回日本超音波医学会研究発表会抄録 集 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15 JMEDPlusファイル(JOIS)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被検体内に造影剤として存在する気泡を
    破壊する超音波ビームにより被検体内の測定点からの超
    音波エコーの第1の信号強度ik -を測定し続いて時間T
    k 後に気泡を破壊する超音波ビームにより被検体内の測
    定点からの超音波エコーの第2の信号強度ik +を測定す
    る信号強度測定手段と、比較係数wを0<w<1とする
    とき,ik +≧w・ik -となるか否かを判定する判定手段
    と、前記信号強度測定手段と前記判定手段とにより前記
    時間Tk を変えながら前記測定と前記判定とを繰り返し
    て,前記不等式を満たす最短時間Tkminを求め,その最
    短時間Tkmin以上の時間間隔を間欠スキャン間隔として
    設定する間欠スキャン間隔設定手段と、前記超音波ビー
    ムを用いて前記間欠スキャン間隔で被検体の超音波画像
    を連続して撮像する連続撮像手段とを具備したことを特
    徴とする超音波診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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神山直久他,フラッシュエコー映像法の検討(2)−−−生体内血流の映像化−−−,J Med Ultrasonics,日本,日本超音波医学会,1996年 5月23日,第23巻、supplement1,pp.276,第67回日本超音波医学会研究発表会抄録集
神山直久他,フラッシュエコー映像法の検討(3)−−−スキャン断面およびタイミングの関係−−−,J Med Ultrasonics,日本,日本超音波医学会,1996年10月31日,第23巻、supplement2,pp.267,第68回日本超音波医学会研究発表会抄録集

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