JP2000333956A - 超音波診断装置及び超音波画像の表示切換方法 - Google Patents

超音波診断装置及び超音波画像の表示切換方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】3次元スキャンに拠るコントラストエコー法を
実施するときに、造影剤投与前後において、血管を常に
確実に捕捉した画像表示を行う。 【解決手段】被検体の3次元領域を超音波ビームでスキ
ャンしてエコー信号を収集する手段(29、21、1
2、22、23)と、エコー信号から3次元画像データ
を生成する手段(24、25)と、3次元画像データを
表示する手段(26,27)と、被検体への造影剤投与
タイミングを例えばエコー信号から特定する手段(2
9、28)と、そのタイミングで表示手段による3次元
画像データの表示状態を切り換える手段(28、24、
29)とを備える。例えば、造影剤投与前には3次元画
像データを最小強度投影法で投影したデータを表示さ
せ、造影剤投与後にはそれを最大強度投影法で投影した
データを表示させるように切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体の3次元領
域をリアルタイムにスキャンして3次元画像を提供する
超音波診断装置及びその画像の表示切換方法に係り、と
くに、微小気泡を主成分とする超音波造影剤を用いてコ
ントラストエコー法を実施し、血管部の血流動態の観
測、パフュージョンの検出による臓器実質レベルの血行
動態の観測、及びそれらの動態の定量計測を行うときに
好適な装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波信号の医学的な応用は今や多岐に
渡り、超音波診断装置もその1つである。超音波診断装
置は被検体との間で超音波信号の送受を行って画像信号
を得る装置であり、超音波信号の非侵襲性を利用して種
々の態様で使用されている。この超音波診断装置の主流
は、超音波パルス反射法を用いて生体の軟部組織の断層
像を得るタイプである。この撮像法は非侵襲で組織の断
層像を得ることができ、X線診断装置、X線CTスキャ
ナ、MRI装置、および核医学診断装置など、ほかの医
用モダリティに比べて、リアルタイム表示が可能、装置
が小形で比較的安価、X線などの被曝が無い、超音波ド
プラ法に拠り血流イメージングができるなど、多くの利
点を有している。
【0003】このため心臓、腹部、乳腺、泌尿器、およ
び産婦人科などの診断において広く利用されている。特
に、超音波プローブを体表に当てるだけの簡単な操作に
より、心臓の拍動や胎児の動きをリアルタイムに観察で
き、また被曝なども無いことから何度も繰り返して検査
できる。さらに、装置をベッドサイドに移動させて行っ
て、そこで容易に検査を行うことができる等、種々の利
点も持ち合わせている。
【0004】この超音波診断装置の分野において、最近
では、心臓や腹部臓器などの検査を実施する際、静脈か
ら超音波造影剤(以下、造影剤という)を注入して血流
動態の評価を行うコントラストエコー法が注目を浴びて
いる。造影剤を静脈から注入する手法は、造影剤を動脈
から注入する動脈投与型造影エコー法に比べて、侵襲性
が低く、この評価法による診断が普及しつつある。造影
剤の主要成分は微小気泡(マイクロバブル)であり、こ
れが超音波信号を反射する反射源になっている。造影剤
の注入量や濃度が高いほど造影効果も大きくなるが、造
影剤の気泡の性質上、超音波照射によって造影効果時間
が短縮するなどの事態も発生する。このような状況に鑑
み、近年、持続性および耐圧型の造影剤も開発されてい
る。
【0005】このようなイメージング法の開発と並行す
るかたちで、超音波診断に対してもCTやMRIと同様
に、3次元イメージングのニーズが押し寄せている。3
次元立体像は2次元断層像に加えて、その奥行き方向の
情報も加味されるので、組織の形状、血管の走行動態を
より明瞭に知ることができる。このため、超音波診断に
おける3次元画像の表示は新たな診断の可能性を拓くも
のとして注目されている。
【0006】この3次元スキャンの1つとして、超音波
振動子を1次元配列にしたプローブを被検体の体表に沿
って移動させながら3次元エコーデータを得る手法があ
る。実際には、腹部用のコンベックスプローブやリニア
アレイプローブを手動でまたは機械的に移動させたり、
電子セクタプローブを回転させる機構を有した経食道用
マルチプレーンプローブを用いるなどの態様で実施され
る。
【0007】しかし、上述した1次元プローブを用いる
場合、従来の断面走査法に比べて、いずれのスキャン法
であっても3次元エコー情報を収集すること自体に多大
な時間を必要であるため、心臓などの動きの速い対象に
は精度良く追従できない。また、動きが心臓ほど速くな
いにしても、プローブが十分に固定されないときには画
像の歪が大きくなり過ぎてしまう。
【0008】そこで、近年、超音波ビームを立体的に走
査できる2次元配列のフェーズドアレイ・トランスデュ
ーサを有するプローブを用いて3次元ボリューム領域を
スキャンすることで、30フレーム/秒といった、実時
間(リアルタイム)に近いフレームレートで画像表示で
きる超音波診断装置が盛んに研究されている。
【0009】3次元ボリューム像の利点は、言うまでも
なく、従来、2次元断層像では得られなかった奥行き方
向の情報を得ることができる、任意方向を向いた視点か
ら対象部位を観察可能なこと等である。このような3次
元ボリューム像(3次元情報)は、特殊な立体映像表示
機器を用いて表示する場合を除いて、2次元平面ディス
プレイ上に表示される。この表示は、3次元ボリューム
像からある2次元断面を切り出してその断面を提示する
か、又は、ある視点から3次元ボリューム像を見た投影
像を生成し、この投影像を提示することで行われる。投
影像を生成する手法には、最大強度(輝度)投影法(M
axIP法)や最小強度(輝度)投影法(MinIP
法)がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た投影像を表示する手法は、空中の物体を表示する場合
には比較的簡単に適用できるが、超音波画像の場合には
有効な表示を行えない場合がある。
【0011】つまり、造影剤を投与しない状態での超音
波画像にあっては、上述した空気に対応する部分が被検
体の組織であり、そのエコー信号の強度は比較的高いこ
とから、例えば最大強度投影法に拠り2次元投影を行っ
て表示する場合、組織中の腫瘍や血管といった構造物は
組織像に埋もれてしまうという事態を招来することがあ
る。この場合、血管部からのエコー信号強度は小さく、
その表示輝度は低いので、最小強度投影法を用いれば、
血管は投影像上に描出される。
【0012】これに対し、造影剤を投与してコントラス
トエコー法を実施するときには、組織や血管系が染影さ
れ、臓器実質よりも輝度が高くなる。したがって、この
造影剤投与後のコントラストエコー法の場合、最大強度
投影法の方が有利である。
【0013】一般に、コントラストエコー法を実施する
場合、造影剤を投与した後で単純にスキャンしていけば
よいというものではなく、造影剤を投与する前の画像と
投与開始した後の画像とを経時的に追跡していく必要が
あるが、上述のように最大強度投影(MaxIP)法ま
たは最小強度投影(MinIP)法を択一的に採用する
場合、それらの経時的な追跡に耐え得る血管情報を得る
ことはできない。例えば最大強度投影法を採用している
場合、造影剤を投与する前の画像上で血管部が臓器実質
に埋もれてしまうことがあり、一方、最小強度投影法を
採用した場合、造影剤投与開始後の画像上で血管部を確
実に描出させることはできない。
【0014】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされたもので、造影剤を投与して3次元スキャンに
拠るコントラストエコー法を実施するときに、造影剤投
与前においても、その投与開始後においても、血管を常
に確実に捕捉した画像表示を行うことができる超音波診
断装置及び超音波画像の表示方法を提供することを、そ
の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した種々の目的を達
成するため、本発明は、3次元スキャンに拠るコントラ
ストエコー法を実施するときに、臓器実質及び血管部間
でエコー信号の強度の大小関係が逆転することが殆どの
場合であることに着目し、投影剤の投与前後において、
3次元ボリュームデータを2次元像に投影するときの投
影法(すなわち表示法)を切り換えるようにしたことを
主な特徴とする。本発明はまた、この切換のタイミング
をいかにして捕捉するかの点に別の特徴を有するもので
ある。これを実現する具体的な構成は以下のようであ
る。
【0016】本発明の超音波診断装置によれば、その基
本構成は、被検体の3次元領域を超音波ビームでスキャ
ンしてエコー信号を収集する信号収集手段と、前記エコ
ー信号から3次元画像データを生成するデータ生成手段
と、前記3次元画像データを表示する表示手段と、前記
被検体に超音波造影剤が投与されたタイミングを特定す
る投与タイミング特定手段と、その特定された投与タイ
ミングで前記表示手段による前記3次元画像データの表
示状態を切り換える表示切換手段とを備えたことを特徴
とする。
【0017】例えば、前記投与タイミング特定手段は、
オペレータが指定した任意のタイミングを前記投与タイ
ミングとして特定する手段である。
【0018】また、例えば、前記投与タイミング特定手
段は、前記超音波造影剤の投与に伴って自動的に前記投
与タイミングを特定する手段である。この場合、一つの
好適な態様として、前記投与タイミング特定手段は、造
影剤投与装置からの造影剤投与動作に伴う信号に呼応し
て自動的に前記投与タイミングを特定する特定手段を有
する。また別の態様としては、前記特定手段は、前記エ
コー信号自体から前記投与タイミングを特定する特定手
段を有することである。具体的には、前記表示手段は、
前記3次元画像データを所望の投影法で2次元投影して
得た投影データを表示する手段であり、前記表示切換手
段は、前記投与タイミング特定手段で特定された投与タ
イミングで前記投影法を切り換える手段である。更に詳
しい態様として、前記特定手段は、前記被検体における
組織からのエコー信号の強度と血流からのエコー信号の
強度とを比較して前記タイミングを特定する第1の比較
手段と、前記被検体における血流からのエコー信号の強
度を時系列的前後で比較して前記タイミングを特定する
第2の比較手段との内、少なくとも何れか一方の比較手
段を有する。
【0019】このとき、例えば、前記第1の比較手段及
び第2の比較手段は、3次元情報を成す前記エコー信号
の少なくとも一部の信号の強度の総和又は平均の値を用
いて前記比較を行う手段である。また、前記第1の比較
手段及び第2の比較手段は、前記3次元領域の空間位置
毎に収集される前記エコー信号の内の少なくとも一部領
域を成す信号群の信号強度の総和又は平均を用いて前記
比較を行う手段であってもよい。さらに、この比較を一
定時間内における信号強度の総和又は平均を用いて行っ
てもよい。
【0020】一方、前記基本構成において、前記表示切
換手段は、前記超音波造影剤の投与前に対応する第1の
表示法に拠る画像表示状態からその超音波造影剤の投与
後に対応する第2の表示法に拠る画像表示状態に変換さ
せる手段であることが望ましい。とくに好適には、前記
第1の表示法は、最小強度投影法で前記画像データを2
次元投影して得た投影データ、最小強度投影法で前記画
像データを2次元投影して得た投影データの輝度階調を
反転させて形成したデータ、又は、前記画像データの輝
度階調を反転させた画像データに最大強度投影法で2次
元投影して得た投影データを表示する画像表示法であ
る。これに対して、前記第2の表示法は、最大強度投影
法で前記画像データを2次元投影して得た投影データを
表示する画像表示法であることが望ましい。
【0021】さらに前述した基本構成の超音波診断装置
において、前記データ生成手段は、前記スキャンに呼応
して生成した前記3次元画像データを記録するメモリ手
段と、このメモリ手段に記録した前記3次元画像データ
を前記表示手段により再生させる再生指令手段とを備え
るとともに、この再生時に、その3次元画像データの表
示状態を前記造影剤投与前の血管の画像化に適した第1
の表示法による画像表示状態から前記造影剤投与後の血
管の画像化に適した第2の表示法による画像表示状態に
切換指令可能な指令手段を備えていてもよい。これによ
り、画像再生時にも超音波造影剤の投与前後にわたって
血管像を重視した画像を観察し続けることができる。
【0022】さらに上述した各構成において、ハーモニ
ックエコー法を併用することができ、そのためには、前
記信号収集手段が、前記エコー信号の特定周波数成分の
みを通過させる手段を備えることである。
【0023】また、本発明に係る超音波診断装置の別の
態様として、被検体に超音波造影剤を投与してコントラ
ストエコー法を実行する際、表示手段による3次元画像
データの表示状態を、前記被検体の組織からのエコー信
号の強度が血管内血流からのエコー信号の強度よりも大
きいときにその血管の情報を表示する第1の表示法と、
前記被検体の血管内血流からのエコー信号の強度が組織
からのエコー信号の強度よりも大きいときにその血管の
情報を表示する第2の表示法との間で切り換える切換制
御手段を備えていてもよい。
【0024】一方、前記目的を達成するため、本発明に
係る超音波画像の表示切換方法によれば、被検体の3次
元領域を超音波ビームでスキャンしてエコー信号を収集
し、前記エコー信号から3次元画像データを生成すると
ともに前記被検体に超音波造影剤が投与されたタイミン
グを特定し、その特定された投与タイミングで表示手段
による前記3次元画像データの表示状態を切り換える。
具体的には、例えば、超音波造影剤の投与前に実行され
る最小強度投影法に基づく前記3次元画像データの投影
データの表示状態から前記超音波造影剤の投与後に実行
される最大強度投影法に基づく前記3次元画像データの
投影データの表示状態に切り換える。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0026】この実施形態では、超音波造影剤を投与し
た被検体に3次元スキャンを行って3次元画像をほぼリ
アルタイムに得る、コントラストエコー法に拠る超音波
診断装置について説明する。
【0027】この超音波診断装置は、以下に説明する如
く、超音波造影剤の投与前後で3次元画像の表示法を自
動的に且つスムーズに切り換えることに1つの特徴を有
する。この表示法の切換は、具体的には、3次元画像デ
ータを2次元平面に投影するときの投影法を切り換える
ことで行われる。これにより、3次元スキャンによりコ
ントラストエコー法を実施するときに、超音波造影剤の
投与前においても、さらには投与後においてもスキャン
した3次元画像の関心部位を明瞭且つ精細に見続けるこ
とができる。
【0028】図1〜図7を参照して、本発明に係る超音
波診断装置の1つの実施形態を具体的に説明する。図1
に、この超音波診断層装置の全体構成を概略的に示す。
【0029】図1に示す超音波診断装置は、装置本体1
1と、この装置本体11に接続された超音波プローブ
(以下、プローブという)12、及びコンソール13を
備える。被検体は参照符号Pで示す。また、コントラス
トエコー法を実施するために造影剤投与装置14が装備
されている。
【0030】コンソール13は、キーボード13A、ト
ラックボール13B、操作パネル13Cなどを備える。
これらの操作要素は、オペレータが操作した各種の指
示、情報を装置本体11に与える。これらの指示及び情
報は、装置条件の設定に関する事項、画像上にROI
(関心領域)を設定するための事項、さらには、本発明
に係る表示法の切換に関する事項が含まれる。
【0031】プローブ12は、被検体Pとの間で超音波
信号の送受信を担うデバイスであり、電気/機械可逆的
変換素子としての圧電セラミックなどの圧電振動子を有
する。好適な一例として、複数の圧電振動子が2次元ア
レイ状に配列されてプローブ先端に装備され、フェーズ
ドアレイタイプのプローブ12が構成されている。これ
により、プローブ12は、装置本体11から与えられる
パルス駆動電圧を超音波パルス信号に変換して被検体内
に1本又はそれ以上の本数の超音波ビームとして送信す
るとともに、被検体内から反射してきた超音波エコー信
号の夫々をこれに対応する電圧のエコー信号に変換す
る。
【0032】装置本体11は図示の如く、プローブ12
に接続された送信ユニット21および受信ユニット2
2、並びに、この受信ユニット22の出力側に置かれた
レシーバユニット23、3次元(3D)DSC(デジタ
ル・スキャン・コンバータ)24、メモリ回路25、デ
ータ合成器26、表示器27、及びエコー信号レベル検
出器28を備える。さらに、装置本体11は、制御回路
29、ROI設定器30、及び表示データ発生器31を
備える。
【0033】まず、送受信系を説明する。送信ユニット
21は、図示しないパルス発生器、送信遅延回路、およ
びパルサを有する。パルス発生器は、例えば5KHzの
レート周波数fr [Hz](周期1/fr[秒])のレ
ートパルスを発生する。このレートパルスは、送信チャ
ンネル数分に分配されて送信遅延回路に送られる。送信
遅延回路には、遅延時間を決めるタイミング信号が制御
回路29から送信チャンネル毎に供給されるようになっ
ている。これにより、送信遅延回路はレートパルスに指
令遅延時間をチャンネル毎に付与する。遅延時間が付与
されたレートパルスが送信チャンネル毎にパルサに供給
される。パルサはレートパルスを受けたタイミングでプ
ローブ12の圧電振動子(送信チャンネル)毎に電圧パ
ルスを与える。これにより、超音波信号が1本又は複数
本のビーム信号としてプローブ12から放射される。超
音波プローブ12から送信された超音波信号は被検体内
でビーム状に集束されかつ送信指向性が指令スキャン方
向に設定される。この送信ユニット21によって実行さ
れるスキャンの時間間隔は、制御回路29によって所定
時間値に制御される。
【0034】被検体内では、指令された送信遅延時間に
したがって超音波信号のビームフォーミングが行われ
る。送信された1本又は複数本のビームに拠る超音波パ
ルス信号は、被検体内の音響インピーダンスの不連続面
で反射される。各反射超音波信号は再びプローブ12で
受信され、対応する電圧量のエコー信号に変換される。
このエコー信号はプローブ12から受信チャンネル毎に
受信ユニット22に取り込まれる。
【0035】受信ユニット22は、その入力側から順
に、図示しないプリアンプ、受信遅延回路、および加算
器を備える。プリアンプおよび受信遅延回路はそれぞ
れ、受信チャンネル数分のアンプ回路または遅延回路を
内蔵する。受信遅延回路の遅延時間は、所望の受信指向
性に合わせて遅延時間パターンの信号として制御回路2
9から与えられる。このため、エコー信号は、受信チャ
ンネル毎に、プリアンプで増幅され、受信遅延回路によ
り遅延時間が与えられた後、加算器で加算される。この
加算により、所望の受信指向性に応じた方向からの反射
成分が強調される。送信指向性と受信指向性との総合に
より送受信の総合的な超音波ビームが形成される。
【0036】受信ユニット22の加算器の出力端は、レ
シーバユニット23およびエコー信号レベル検出器28
に至る。
【0037】レシーバユニット23は、図示しないが、
対数増幅器、包絡線検波器、A/D変換器を備える。こ
のレシーバユニット23により、受信指向性が与えられ
たビーム方向のエコー信号がデジタル量で形成され、3
D―DSC24及びエコー信号レベル検出器28に送ら
れる。
【0038】3D−DSC24は、CPUを用いた読出
し・書込み回路を備えて構成され、エコー信号を順次入
力し、このエコー信号をメモリ回路25のメモリの所望
アドレス位置に3次元エコーデータとして順次書き込
む。これにより、このメモリ内に、スキャンした3次元
領域の画像データを成す3次元ボリュームデータが記憶
される。
【0039】また3D−DSC24は、所定のタイミン
グ毎に、かかる3次元ボリュームデータに対して最大強
度投影法(MaxIP法)又は最小強度投影法(Min
IP法)を用いて任意の視点位置から視線方向に沿って
見た2次元平面への投影変換を行うようになっている。
この投影変換に使用する投影法は制御回路29から指令
に基づいて決められる。
【0040】さらに、3D−DSC24は、制御回路2
9からの指令に応じて、画像データの輝度階調を反転さ
せる機能をも有する。
【0041】上述の投影変換により2次元投影像の画像
データが得られるので、3D−DSC24は、この画像
データをビデオフォーマットで読み出す。つまり、DS
C24により、超音波スキャンのラスタ信号列のデータ
が、投影変換されたビデオフォーマットの2次元画像デ
ータに変換される。この画像データは次いでデータ合成
器26に送られる。
【0042】一方、制御回路29は一例としてCPU、
メモリを有するコンピュータを備え、コンソールからの
信号を受けて各回路要素に必要な制御信号を送る。この
制御信号には、ビームフォーカス用の送受信遅延時間パ
ターン、表示画面上でのROI(関心領域)設定信号、
表示画面へのスキャンパラメータなどの表示情報を重畳
させるための信号、さらには本発明に係る表示法切換に
関する信号、投影法の種類を表す信号、輝度反転を伴う
投影法か否か(後述するモード1〜3の何れか)の情
報、3次元画像データを投影するときの視点位置及び視
線方向を表す情報が含まれる。このため、制御回路29
の出力端は、送受信ユニット21,22、DSC24、
エコー信号レベル検出器28、ROI設定器30、及び
表示データ発生器31に接続されている。
【0043】この制御回路29によって実行される造影
剤の投与前準備処理の一例を図2に示す。この図2に処
理は本発明の特徴の一部を実現するもので、その詳細は
表示法の切換に関わる、エコー信号レベル検出器28に
より実行される監視処理の例(図3,4参照)と伴に後
で説明する。
【0044】ROI設定器30は、制御回路30からの
制御信号に基づくROIデータを発生させ、これをデー
タ合成器26に送る。また表示データ発生器31は、制
御回路30からの制御信号に基づくスキャン日時、患者
名、スキャン部位、スキャン条件などの表示データを発
生させ、これらをデータ合成器26に送る。
【0045】データ合成器26は、DSC24から送ら
れてきた2次元画像データ(グレイスケールの画像デー
タ)にROIデータを重畳させる一方で、スキャンパラ
メータの表示データを重畳又は併置する態様で合成して
1フレームの画像データに合成する。
【0046】この画像データは表示器27により順次読
み出される。表示器27では、画像データを内蔵D/A
変換器でアナログ量に変換し、TVモニタなどのディス
プレイに被検体の画像として表示する。かくして、被検
体の組織形状を表す3次元ボリューム画像が2次元投影
像の状態でほぼリアルタイムと見なすことができるフレ
ームレートで表示される。この表示画像は、造影剤の投
与下においては、造影剤が血液と伴に流れる状態を反映
したコントラストエコー像になる。
【0047】なお、メモリ回路25のメモリは、DSC
24が出力した画像データを、超音波スキャンのラスタ
信号列及びビデオフォーマットのラスタ信号列のいずれ
か一方または両方のフォーマットで記憶できるようにな
っている。このため、操作者は診断後に、この画像デー
タを呼び出して利用することができる。この場合、メモ
リ回路25の画像データはDSC24及びデータ合成器
28を経由して表示器27に送られる。
【0048】さらに、エコー信号レベル検出器28は一
例として、CPU及びメモリを有するコンピュータで構
成される。なお、この検出器28は論理回路などのデジ
タル回路を組み合わせて構成することも勿論、可能であ
る。また、コンピュータで構成する場合、制御回路29
及び/又はDSC24と同一のハードウエアを用い、タ
イムシェアリングなどの手法で機能的にそれらの内の任
意の2つ又は3つの回路の機能を並行して実現させるこ
ともできる。
【0049】このエコー信号レベル検出器28は、レシ
ーバユニット23が出力するデジタル量のエコー信号を
受けて、その信号強度を監視・判断し、必要に応じてD
SC24に3次元画像の「表示法の切換」(ここでは、
「投影法の切換」で達成される)を指令する機能を有す
る。具体的には図3及び4に例示する処理を行うこと
で、かかる機能が実現される。
【0050】本実施形態で用意されている「第1の表示
法」は、その1つのモード(モード1)として、最小強
度投影法(Minimum Intensity Pr
ojection Method;Min IP Me
thod)を用いて3次元立体像から2次元平面像に投
影変換したときの表示状態である。この最小強度投影法
は、与えられて各視線について、画素データの強度(輝
度)の最小値を選択し、その強度の画素データを投影す
る手法である。この最小強度投影法は、造影剤の投与
前、すなわち、被検体の組織からのエコー信号強度が血
管の血流からのそれよりも相対的に大きいときに有効な
表示法を成す。
【0051】なお、この第1の表示法には、その変形と
して、最初に行う最小強度投影法と、その投影後に行う
輝度階調の画素毎の反転とを組み合わせた方法(モード
2)、及び、最初に行う輝度階調の画素毎の反転と、そ
の後に行う、後述する最大強度投影法とを組み合わせた
方法(モード3)が含まれる。
【0052】これに対して、本実施形態で用意されてい
る「第2の表示法」は最大強度投影法(Maximum
Intensity Projection Met
hod;Max IP Method)を用いて3次元
立体像から2次元平面像に投影変換したときの表示状態
を指す。この最大強度投影法は、与えられて各視線につ
いて、画素データの強度(輝度)の最大値を選択し、そ
の強度の画素データを投影する手法である。この最大強
度投影法は、造影剤の投与後、すなわち、被検体の血管
内血流からのエコー信号強度が組織からのそれよりも相
対的に大きいときに有効な表示法を成す。
【0053】被検体には、この超音波診断装置とは別に
装備された造影剤投与装置14から超音波造影剤(以
下、単に投影剤と呼ぶ)が投与されるようになってい
る。造影剤は、例えば用手的又はソニケータにより気泡
(マイクロバブル)の生成された5%ヒトアルブミンで
あり、照射された超音波信号を散乱させるときに輝度増
強効果を発揮する。とくに、気泡の超音波信号に対する
散乱特性は非線形である。これにより、散乱信号には2
次高調波成分などの非基本波成分が高強度に含まれる。
造影剤は、この投与装置14によって、動脈注入法また
は静脈注入法で被検体Pに投与される。
【0054】続いて、本実施形態の作用効果を、画像の
表示法の切換制御を中心に説明する。なお、コントラス
トエコー法を実施するものとする。
【0055】図2は、制御回路29によって実行される
造影剤の投与前の準備処理を示す。図3および4は、こ
の準備処理の結果を受けて、エコーレベル検出器28に
より実行される監視処理を示す。図3に示す監視処理
(1)と図4に示す監視処理(2)は択一的に選択さ
れ、実行される。
【0056】制御回路29は、図2に示す準備処理を造
影剤が投与される前の所定タイミングで実行する。
【0057】最初に、制御回路29は、所定モードのス
キャン及びその画像表示の開始を指令する(ステップS
1)。この画像表示は、造影剤の投与を監視するための
監視領域の設定に必要な処理であるので、画像の表示法
はデフォルト値の一例として、第1の表示法(モード
1)(すなわちMin IP法による投影変換で指定さ
れる。これにより、例えばコンベックススキャンによる
3次元画像がMin IP法に基づく投影変換によって
例えば図5(a)又は図6(a)に示す如く平面像IM
initialとしてほぼリアルタイムに表示される。
なお、必要に応じて、第1の表示法として、そのモード
2又はモード3を指定しておいてもよい。
【0058】次いで制御回路29は、コンソール13か
らの操作信号を読み込み、解読する(ステップS2)。
この操作信号には、造影剤の投与開始を表すエコー信号
レベルの上昇(正確には、造影剤のスキャン部位への到
達開始)を検出するために必要な情報(ROI設定情
報、信号強度の演算法のタイプを表す信号、信号強度の
比較時に使用するしきい値α又はβの値など)が含まれ
る。
【0059】そこで制御回路29は、かかる操作信号が
示す内容に基づきオペレータがROI設定を望んでいる
か否かを判断する(ステップS3)。一般に、ROI内
部の画素のみを強度(輝度)上昇の判定対象にする方
が、判定精度の面から有利であるので、ROI設定のル
ーチンが選択される。
【0060】この判断においてYES、すなわち監視領
域としてのROIを設定して造影剤の投与開始を特定す
ると判断した場合、制御回路29は次いでROIの設定
個数は1個か2個かを判断する(ステップS4)。な
お、このROIは1つの画面上に3個以上設定すること
もできるが、ここでは複数値の代表として、2個を設定
できるようにしている。
【0061】この判断においてROI設定数=1個と判
断されたときには、ステップS5〜S8の処理が順次実
行される。つまり、オペレータは1個のROIを例えば
図5(a)に示す如く、画面IMinitial上の血
管Bの上に設定する(ステップS5)。一般的に、この
1個のROIは輝度上昇がより明確に感知できるよう
に、比較的大きな血管又は心腔内などの画像上に設定さ
れる。ROIの形状は特に問わないが、血管Bの部位を
なるべく多く含む形状(例えば円形、長円、長方形)が
望ましい。このROIの位置及び形状情報は、エコー信
号レベル検出器28に送られる。
【0062】次いで、ROI設定数=1個に応じて、エ
コー信号レベル検出器28で実行される監視処理法を、
監視処理法=(1)に指定する(ステップS6)。この
監視処理法(1)は図3に示す処理を指し、図5(a)
に例示した如く、血管上に置いた同一ROI内のエコー
信号強度自体の時系列変化から造影剤投与を特定する手
法である。
【0063】次いで、操作情報からしきい値αの値が設
定され、エコー信号レベル検出器28に通知される(ス
テップS7)。このしきい値αは、経時的「前」に定め
た基準とする信号強度SIaveからどの程度上昇した
ときに造影剤投与であると認識するかを決める値であり
(図5(b)参照)、ノイズなどに影響されない適宜な
値に設定される。
【0064】次いで、操作情報から信号強度の演算法が
指定され、エコー信号レベル検出器28に通知される
(ステップS8)。この演算法は、ROI内の画素値
(エコー信号値)の総和で演算するのか、平均値で演算
するのかを定めるものである。
【0065】この後、エコー信号強度の監視はエコー信
号レベル検出器28に任され、図3に示す監視処理法
(1)が後述するように実行される。
【0066】一方、ステップS4の判断でROI設定数
=2個と判断されたときには、ステップS9〜S12の
処理が順次実行される。つまり、オペレータは2個のR
OI:ROI1、ROI2を例えば図6(a)に示す如
く、画面IMinitial上の組織Tと血管Bの上に
夫々設定する(ステップS9)。このROI:ROI
1、ROI2の位置及び形状情報は、エコー信号レベル
検出器28に送られる。
【0067】次いで、ROI設定数=2個に応じて、エ
コー信号レベル検出器28で実行される監視処理法を、
監視処理法=(2)に指定する(ステップS10)。こ
の監視処理法(2)は図4に示す処理を指し、図6
(a)に例示した如く、臓器組織上及び血管上に置いた
2個のROI間のエコー信号強度比較から造影剤投与を
特定する手法である。
【0068】次いで、操作情報からしきい値βの値が設
定され、エコー信号レベル検出器28に通知される(ス
テップS11)。このしきい値βは、血流の信号強度S
esと臓器組織の信号強度SItisとを比較する
ときに、ノイズ成分などに因るふらつきを排除するため
の値であり、ここでは臓器組織の信号強度SItis
加算される値として(図6(b)参照)、適宜に設定さ
れる。
【0069】次いで、前述したステップS8と同様に、
操作情報から信号強度の演算法が指定され、エコー信号
レベル検出器28に通知される(ステップS12)。
【0070】この後、エコー信号強度の監視はエコー信
号レベル検出器28に任され、図4に示す監視処理法
(2)が後述するように実行される。
【0071】とろろで、前記ステップS3の判断におい
て、ROI設定が望まれていないと判断された場合、信
号強度の監視領域を例えばスキャン部位の投影処理され
た画像全体と決め、この画像全体を成す各画素の信号強
度の総和又は平均に基づき所定の監視処理を行うことを
エコー信号レベル検出器28に指定し、準備処理を終わ
る(ステップS13)。
【0072】この指定を受けた検出器28は、特に図示
はしていないが、かかる信号強度の総和及び平均の値が
上昇開始する時点を検出し、その時点で投影剤の投与が
開始された旨の信号をDSC24に送る。この結果、D
SC24は、それまでの第1の表示法から第2の表示法
(すなわち、最大強度投影法)に切り換えた平面像の画
像を、データ合成26を介して表示器27に表示させ
る。
【0073】なお、この処理において、3次元スキャン
領域全体の信号強度の総和又は平均の値を演算するよう
にし、この値が上昇開始する時点を、造影剤投与開始と
特定するようにしてもよい。
【0074】続いて、図3に示す監視処理法(1)を説
明する。この処理はエコー信号レベル検出器28により
実行される。
【0075】まず、この検出器28は、レシーバユニッ
ト23から送られてくる画像データの内、図5(a)に
示すROIで指定される領域に対応する画素それぞれの
強度(すなわちエコー信号強度)を読み込み、指定され
ている演算法(総和か平均か)により信号強度SIを演
算し記憶する(ステップS21,S22)。なお、この
演算及び記憶の処理において、図5(a)に示す平面像
IMinitial上のROIに対応する画素が3次元
画像データ内のどの位置に対応するのかを溯って認識
し、この3次元画像データ内の対応画素の強度を読み込
み、演算・記憶するようにしてもよい。この演算及び記
憶は所定回数繰り返される(ステップS23)。なお、
この演算を1回だけで済ませてもよい。
【0076】次いで、検出器28は、複数回の繰返しで
得た信号強度SIの値を平均化し、平均強度SIave
を得る(ステップS24)。さらに、この平均強度SI
av を対して、SIbefore=SIave+αの
演算を行って記憶する(ステップS25,S26)。こ
のSIbeforeの値は、造影剤投与前のある時点で
の基準とすべき、血流のエコー信号強度となる。つま
り、その後に検出する血流のエコー信号の強度SI
nowは全て、この基準強度SIbeforeと比較さ
れる。
【0077】この比較を行うべく、検出器28は次い
で、ステップS21のときと同一にROI内の画像デー
タ、すなわちエコー信号を読み込み、指定演算法でその
信号強度SInowを演算する(ステップS27,S2
8)。そして、SInow≧SIbeforeになった
か否かを判断する(ステップS29)。
【0078】この大小比較において、SInow<SI
beforeを維持しているときには(ステップS29
でNO)、造影剤は未だ投与されていない(又は、投与
されたがスキャン部位までは到達していない)と認識
し、それまで続いている第1の表示法の維持を指令する
(ステップS30)。これにより。エコー信号レベル検
出器28はDSC24に、第1の表示法のモード1であ
る最小強度投影法の維持が指令される。
【0079】これにより、通常、臓器組織よりもエコー
信号強度が低い血管のエコー信号をより強調した投影変
換に拠る造影剤投与前の血管描出が行われる。
【0080】しかし、ステップS29の判断でYES、
すなわちSInow≧SIbefo reの条件が満たさ
れたときには、血管からのエコー信号の強度が所定値以
上に上昇した状態であり、検出器28は造影剤が投与さ
れスキャン部位まで到達し出した(投影剤の投与開始)
と認識できる。そこで、検出器28は、それまでの第1
の表示法(モード1)から第2の表示法に切り換えるべ
く、DSC24に最大強度投影法を指令する(ステップ
S31)。
【0081】これにより、通常、造影剤の散乱強度増強
によって、臓器組織よりもエコー信号強度が高くなった
血管のエコー信号をより強調した投影変換に拠る造影剤
投与後の血管描出に自動的に切り替わる。この第2の表
示法は、通常、その後に、造影剤のスキャン部位への到
達が続いている間は維持される。
【0082】このようにSInow≧SIbefore
の条件が満足されるか否かに応じて第1又は第2の表示
法が指令または維持された後、所定時間待ってステップ
S27の処理に戻り、上述した一連の処理が繰り返され
る(ステップS32)。
【0083】さらに、図4に示す監視処理法(2)を説
明する。この処理もエコー信号レベル検出器28により
実行される。監視処理法(1)、(2)はそのいずれか
が選択される。
【0084】まず、この検出器28は、レシーバユニッ
ト23から送られてくる画像データの内、図6(a)に
示す2個のROI1、ROI2で指定される各領域に対
応する画素それぞれの強度(すなわちエコー信号強度)
を読み込み、指定されている演算法(総和か平均か)に
よりROI別の信号強度SItis,SIvesを演算
し記憶する(ステップS41,S42)。なお、この演
算及び記憶の処理において、図6(a)に示す平面像I
initial上のROI1及びROI2に各々対応
する画素が3次元画像データ内のどの位置に相当するの
かを溯って認識し、この3次元画像データ内の対応画素
の強度を読み込み、演算・記憶するようにしてもよい。
組織上に設定されたROI1の信号強度がSItis
あり、血管上に設定されたROI2の信号強度がSI
vesである。
【0085】次いで、検出器28は、これらの信号強度
SItis,SIvesに対して、SItis=SI
tis+βの演算を行って記憶する(ステップS4
3)。これにより演算された組織の信号強度SItis
は、血管からのエコー信号強度SI vesと比較される
エコー信号強度となる。つまり、血管のエコー信号強度
SI vesと組織の信号強度SItisとを比較して、
前者が後者に到達したときに造影剤投与開始を認識でき
る強度である。
【0086】そこで、検出器28は、SIves≧SI
tisになったか否かを判断する(ステップS44)。
この大小比較において、SIves<SItisのとき
には(ステップS44でNO)、造影剤は未だ投与され
ていない(又は、投与されたがスキャン部位までは到達
していない)と認識し、それまで続いている第1の表示
法の維持を指令する(ステップS45)。これにより。
エコー信号レベル検出器28はDSC24に、第1の表
示法のモード1である最小強度投影法の維持が指令され
る。
【0087】これにより、監視処理法(1)のときと同
様、臓器組織よりもエコー信号強度が低い血管のエコー
信号をより強調した投影変換に拠る造影剤投与前の血管
描出が行われる。
【0088】しかし、ステップS44の判断でYES、
すなわちSIves≧SItisの条件が満たされたと
きには、検出器28は造影剤が投与されスキャン部位ま
で到達し出した(投影剤の投与開始)と認識する。そこ
で、検出器28は、それまでの第1の表示法(モード
1)から第2の表示法に切り換えるべく、DSC24に
最大強度投影法を指令する(ステップS46)。
【0089】これにより、監視処理法(1)のときと同
様に、造影剤の散乱強度増強によって、臓器組織よりも
エコー信号強度が高くなった血管のエコー信号をより強
調した投影変換に拠る造影剤投与後の血管描出に自動的
に切り替わる。この第2の表示法は、その後に、造影剤
のスキャン部位への到達が続いている間は維持される。
【0090】このようにSIves≧SItisの条件
が満足されるか否かに応じて第1又は第2の表示法が指
令または維持された後、所定時間待ってステップS27
の処理に戻り、上述した一連の処理が繰り返される(ス
テップS47)。
【0091】このようにエコー信号の強度を常時監視し
て、その強度上昇を感知したときに、3次元画像の表示
法が第1の表示法(モード1〜3のいずれか)から第2
の表示法に自動的に切り換えられる。
【0092】つまり、造影剤投与前のエコー画像にあっ
ては、臓器実質部のエコー輝度が比較的高く且つ血管内
血流のそれは低い。にも関わらず、本実施形態によれ
ば、図7(a)に示す如く、第1の表示法、すなわち最
小強度投影法によって大きな血管系が明瞭に表示され
る。一般に検査者は、この比較的大きな血管系を指標に
して診断に有効な断面を探すことが多い。このような断
面探索を行う場合でも、かかる血管が明瞭に表示される
ため、その操作が確実且つ容易になる。
【0093】なお、この第1の表示法において、輝度反
転を伴うモード2又は3の方法を選択することで、血管
系表示の多様化を図ることができる。
【0094】これに対し、造影剤投与後には、造影剤が
血管内を通るため、臓器実質と血管系とのエコー信号レ
ベルは逆転することが殆どである。そこで、本実施形態
では、造影剤投与に合わせて第2の表示法、すなわち最
大強度投影法に自動的に切り換えられる。この結果、3
次元情報に含まれる血管系を確実に描出することができ
る。
【0095】したがって、造影剤の投影前から投影後に
わたって常に血管系に焦点を合わせた表示がなされるか
ら、造影剤を投与する前の画像と投与開始した後の画像
とで連続的に且つ確実に追跡していくことができ、必要
な血管情報を得ることができる。
【0096】また、このコントラストエコー法を実施す
るときに、オペレータは造影剤投与装置14を操作して
投与開始させるだけで済み、オペレータの操作上の省力
化が維持される。さらに、オペレータは、血管系が的確
に描出されているかどうかを気にしながら作業を行う必
要も無いので、その煩わしさから開放されるという2次
的な効果もある。
【0097】上述した実施形態において、制御回路2
0、送信ユニット21、プローブ12、受信ユニット2
2、及びレシーバユニット23は本発明の信号収集手段
を形成し、3D−DSC24の一部の機能及びメモリ回
路25は本発明のデータ生成手段を形成し、データ合成
器26及び表示器27は本発明の表示手段を形成してい
る。さらに、制御回路29及びエコー信号レベル検出器
28それぞれの一機能並びにコンソール13が本発明の
投与タイミング特定手段を形成し、一方、エコー信号レ
ベル検出器28及びDSC24夫々の別の機能が表示切
換手段を成している。
【0098】なお、上述した実施形態の超音波診断装置
について種々の変形が可能である。
【0099】その一例として、心臓のように動きが大き
い臓器をスキャン対象とするときに、エコー信号レベル
を心拍周期で平均化して、そのレベル値の上昇を監視す
るようにしてもよい。この心拍周期での平均化を実現す
るには、一例として、図8に示す如く、ECG信号を検
出するようにすればよい。つまり、ECGセンサ41と
心拍検出ユニット42とを設ける。ECGセンサ41は
被検体Pの体表に接触させて使用され、被検体のECG
信号を得る。心拍検出ユニット42は、ECGセンサ4
1から供給されたECG信号を入力し、心拍周期に同期
したトリガ信号を作り、このトリガ信号をエコー信号レ
ベル検出器28に送る。この検出器28はこのトリガ信
号に同期してエコー信号レベルの平均演算を行う。これ
により、エコー信号レベルを心拍周期で平均演算でき、
動きの大きな臓器に対しても、造影剤投与を安定して検
出することができる。
【0100】また、別の例として、エコー信号の強度上
昇を感知するしきい値レベルをオペレータが任意に必要
に応じて、調整できるようにしてもよい。このしきい値
は、例えば図5(b)(図3の処理参照)で説明したし
きい値αとして実施されるパラメータである。このしき
い値αを、例えば、図8に記載の装置構成において、心
拍1周期を平均した輝度レベルが投与前の一定状態より
も4デシベル上昇した値に設定する。このしきい値の調
整手段は、コンソール13からオペレータが所望のしき
い値レベルを制御回路29に送るように構成することで
達成される。
【0101】さらに、造影剤投与のタイミングを特定す
る手段として、図9に示す構成の超音波診断装置を採用
してもよい。この超音波診断装置には、造影剤投与装置
44が電気的に統合されている。この投与装置44は造
影剤を投与する注射器44aを備える。この注射器44
aは、そのシリンダが投与のために押下げ開始される
と、開始信号が制御回路29に自動的に出力されるよう
になっている。そこで、制御回路29はその開始信号を
受けてから所定時間の遅延時間を経て、表示切換信号を
DSC24に送る。これにより、3次元スキャンのコン
トラストエコー法下の血管画像が第1の表示法による画
像から第2の表示法による画像に自動的に切り換えら
れ、前述したと同様の作用効果を得ることができる。こ
の場合、前述した各実施形態において装置本体11に装
備していたエコー信号レベル検出器は不要になる。
【0102】上述してきた実施形態及び変形例の装置に
あっては、造影剤の投与を特定する手段はその投与タイ
ミングを自動的に決定する構成を有しているが、オペレ
ータが手動でこれを超音波診断装置に知らせる構成を採
ってもよい。オペレータは造影剤投与時の画像を目視観
察しつつ、適宜なタイミングで例えばコンソール13の
キーボード13Aを叩き、そのタイミングを制御回路2
9を通してDSC24に知らせることで、当該手動設定
の構成が達成される。
【0103】また、本発明で実施するコントラストエコ
ー法にはハーモニックイメージング法を併用することが
できる。ハーモニックイメージング法を実施する超音波
診断装置の場合、レシーバユニット23には、超音波信
号の送信周波数に対する特定の周波数成分(例えば2倍
の高周波成分)のみを通過させる帯域通過型フィルタ2
3aを装備してもよい(図8参照)。一般に、造影剤か
ら反射されるエコー信号には送信周波数に対する2倍、
3倍、…といった高調波成分が臓器実質部よりも比較的
多く含まれることが知られているので、この高調波成分
から成るエコー信号を基にして信号強度を監視すること
で、造影剤由来の信号をより高感度に検出することがで
き、精度の高い造影剤投与タイミングの特定ができるよ
うになる。なお、レシーバユニット23においてA/D
変換器が前段に介挿されている場合、又は、受信・レシ
ー系全体の入力段にA/D変換器が介挿されたデジタル
タイプの回路構成が採用されている場合、上述したフィ
ルタ23aもデジタルフィルタで構成される。
【0104】さらに、3次元情報を保持させるメモリ回
路25のメモリには、第1の表示法又は第2の表示法に
よる投影処理を施した画像データを記録しておき、スキ
ャン後に、必要に応じて、その記録画像データを単純に
再生するように構成してもよい。これにより、再生時に
も造影剤投与前後にわたって血管像を見続けることがで
きる。
【0105】またメモリ回路25のメモリには投影変換
しない画像データをそのまま記録させておき、再生時に
オペレータが適宜に最小強度投影法か最大強度投影法か
の指定を行うようにしてもよい。
【0106】またなお、上述した実施形態およびその変
形例にあっては、2次元アレイのプローブ12を用いて
3次元スキャンを行う構成を示したが、1次元フェーズ
ドアレイのプローブを用いることもできる。この場合、
1次元プローブを被検体体表に沿って空間的に手動で移
動させてスキャンを行うとともに、その移動位置を位置
検出器で検出し、その空間位置情報に基づいてデータ重
複の無い適度な空間間隔で複数枚の断面データで成る3
次元スキャンデータをメモリ内に配置するようにしても
よい。
【0107】上述した各実施形態およびその変形例は本
発明を実施した代表的構成例の提示であって、本発明の
範囲を限定することを意図するものではない。本発明の
範囲は特許請求の範囲の記載にしたがって決まるもの
で、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱しない範囲に
おいて更に様々な態様の超音波診断装置を実施すること
が可能である。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、被検体に超音波造影剤が投与されたタイミングを特
定し、その投与タイミングで表示手段による3次元画像
データの表示状態を切り換えるので、例えば、造影剤投
与前は最小強度投影法に基づき画像データを投影変換
し、造影剤投与後は最大強度投影法に基づき画像データ
を投影変換して表示することができる。したがって、造
影剤を投与して3次元スキャンに拠るコントラストエコ
ー法を実施するときに、造影剤投与前においても、その
投与開始後においても、血管を常に確実に捕捉した画像
表示を行うことができて、血管を継続して観察でき、診
断能向上に寄与するとともに、オペレータの操作上の負
担等をも軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る超音波診断装置のブ
ロック図。
【図2】制御回路によって実行される造影剤投与前の準
備処理の一例を示す概略フローチャート。
【図3】エコー信号レベル検出器によって実行される監
視処理法(1)の一例を示す概略フローチャート。
【図4】エコー信号レベル検出器によって実行される監
視処理法(2)の一例を示す概略フローチャート。
【図5】造影剤投与前に画面上の監視領域として設定す
る1個のROIとエコー信号の強度上昇判断のしきい値
とを説明する図。
【図6】造影剤投与前に画面上の監視領域として設定す
る2個のROIとエコー信号の強度上昇判断のしきい値
とを説明する図。
【図7】造影剤投与前後の第1、第2の表示法による画
像を個別に説明する図。
【図8】本発明の1つの変形例に係る超音波診断装置の
ブロック図。
【図9】本発明の別の変形例に係る超音波診断装置のブ
ロック図。
【符号の説明】
11 装置本体 12 超音波プローブ 13 コンソール 21 送信ユニット 22 受信ユニット 23 レシーバユニット 24 3D−DSC 25 メモリ回路 26 データ合成器 27 表示器 28 エコー信号レベル検出器 29 制御回路 30 ROI設定器 31 表示データ発生器 41 ECGセンサ 42 心拍検出ユニット 44 造影剤投与装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C301 DD01 EE11 EE13 FF28 GB09 HH48 JB23 JB38 JC13 JC16 KK06 KK17 KK30 KK33 LL03 LL04 LL20

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の3次元領域を超音波ビームでス
    キャンしてエコー信号を収集する信号収集手段と、前記
    エコー信号から3次元画像データを生成するデータ生成
    手段と、前記3次元画像データを表示する表示手段と、
    前記被検体に超音波造影剤が投与されたタイミングを特
    定する投与タイミング特定手段と、その特定された投与
    タイミングで前記表示手段による前記3次元画像データ
    の表示状態を切り換える表示切換手段とを備えたことを
    特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記投与タイミング特定手段は、オペレータが指定した
    任意のタイミングを前記投与タイミングとして特定する
    手段であることを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記投与タイミング特定手段は、前記超音波造影剤の投
    与に伴って自動的に前記投与タイミングを特定する手段
    であることを特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記投与タイミング特定手段は、造影剤投与装置からの
    造影剤投与動作に伴う信号に呼応して自動的に前記投与
    タイミングを特定する特定手段を有したことを特徴とす
    る超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記特定手段は、前記エコー信号自体から前記投与タイ
    ミングを特定する特定手段を有したことを特徴とする超
    音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記表示手段は、前記3次元画像データを所望の投影法
    で2次元投影して得た投影データを表示する手段であ
    り、前記表示切換手段は、前記投与タイミング特定手段
    で特定された投与タイミングで前記投影法を切り換える
    手段であることを特徴とする超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記特定手段は、前記被検体における組織からのエコー
    信号の強度と血流からのエコー信号の強度とを比較して
    前記タイミングを特定する第1の比較手段と、前記被検
    体における血流からのエコー信号の強度を時系列的前後
    で比較して前記タイミングを特定する第2の比較手段と
    の内、少なくとも何れか一方の比較手段を有することを
    特徴とする超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記第1の比較手段及び第2の比較手段は、3次元情報
    を成す前記エコー信号の少なくとも一部の信号の強度の
    総和又は平均の値を用いて前記比較を行う手段であるこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の超音波診断装置におい
    て、 前記第1の比較手段及び第2の比較手段は、前記3次元
    領域の空間位置毎に収集される前記エコー信号の内の少
    なくとも一部領域を成す信号群の信号強度の総和又は平
    均を用いて前記比較を行う手段であることを特徴とする
    超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の超音波診断装置にお
    いて、 前記第1の比較手段及び第2の比較手段は、前記3次元
    領域の空間位置毎に収集される前記エコー信号の内の少
    なくとも一部領域を成す信号群の一定時間内における信
    号強度の総和又は平均を用いて前記比較を行う手段であ
    ることを特徴とする超音波診断装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の超音波診断装置にお
    いて、 前記表示切換手段は、前記超音波造影剤の投与前に対応
    する第1の表示法に拠る画像表示状態からその超音波造
    影剤の投与後に対応する第2の表示法に拠る画像表示状
    態に変換させる手段であることを特徴とする超音波診断
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の超音波診断装置に
    おいて、 前記第1の表示法は、最小強度投影法で前記画像データ
    を2次元投影して得た投影データを表示する画像表示法
    であることを特徴とする超音波診断装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の超音波診断装置に
    おいて、 前記第1の表示法は、最小強度投影法で前記画像データ
    を2次元投影して得た投影データの輝度階調を反転させ
    て形成したデータを表示する画像表示法であることを特
    徴とする超音波診断装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の超音波診断装置に
    おいて、 前記第1の表示法は、前記画像データの輝度階調を反転
    させた画像データに最大強度投影法で2次元投影して得
    た投影データを表示する画像表示法であることを特徴と
    する超音波診断装置。
  15. 【請求項15】 請求項12乃至14の何れか一項に記
    載の超音波診断装置において、 前記第2の表示法は、最大強度投影法で前記画像データ
    を2次元投影して得た投影データを表示する画像表示法
    であることを特徴とする超音波診断装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の超音波診断装置にお
    いて、 前記データ生成手段は、前記スキャンに呼応して生成し
    た前記3次元画像データを記録するメモリ手段と、この
    メモリ手段に記録した前記3次元画像データを前記表示
    手段により再生させる再生指令手段とを備えるととも
    に、この再生時に、その3次元画像データの表示状態を
    前記造影剤投与前の血管の画像化に適した第1の表示法
    による画像表示状態から前記造影剤投与後の血管の画像
    化に適した第2の表示法による画像表示状態に切換指令
    可能な指令手段を備えたことを特徴とする超音波診断装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16の何れか一項に記載
    の超音波診断装置において、 前記信号収集手段は、前記エコー信号の特定周波数成分
    のみを通過させる手段を備えたことを特徴とする超音波
    診断装置。
  18. 【請求項18】 被検体の3次元領域を超音波ビームで
    スキャンしてエコー信号を収集する信号収集手段と、前
    記エコー信号から3次元画像データを生成するデータ生
    成手段と、前記3次元画像データを表示する表示手段と
    を備える一方で、 前記被検体に超音波造影剤を投与してコントラストエコ
    ー法を実行する際、前記表示手段による前記3次元画像
    データの表示状態を、前記被検体の組織からの前記エコ
    ー信号の強度が血管内血流からの前記エコー信号の強度
    よりも大きいときにその血管の情報を表示する第1の表
    示法と、前記被検体の血管内血流からの前記エコー信号
    の強度が組織からの前記エコー信号の強度よりも大きい
    ときにその血管の情報を表示する第2の表示法との間で
    切り換える切換制御手段を備えたことを特徴とする超音
    波診断装置。
  19. 【請求項19】 被検体の3次元領域を超音波ビームで
    スキャンしてエコー信号を収集し、前記エコー信号から
    3次元画像データを生成するとともに前記被検体に超音
    波造影剤が投与されたタイミングを特定し、その特定さ
    れた投与タイミングで表示手段による前記3次元画像デ
    ータの表示状態を切り換えることを特徴とする超音波画
    像の表示切換方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の表示切換方法にお
    いて、 前記超音波造影剤の投与前に実行される最小強度投影法
    に基づく前記3次元画像データの投影データの表示状態
    から前記超音波造影剤の投与後に実行される最大強度投
    影法に基づく前記3次元画像データの投影データの表示
    状態に切り換えることを特徴とする超音波画像の表示切
    換方法。
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