JP3476317B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は現像装置に関し、
特に、トナーおよびキャリアを含む現像剤を使用する現
像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】静電像を現像するための現像剤の1つに
2成分系現像剤がある。2成分系現像剤は、トナーおよ
びキャリアを含んでおり、それらを現像装置内で攪拌し
て使用する。そのため、現像装置には、従来より、攪拌
室内の現像剤(トナーおよびキャリア)を攪拌し、所定
方向へ搬送するためのスパイラル軸が備えられたものが
知られている。現像時にはこのスパイラル軸を回転させ
ることにより、トナーを攪拌しながら、現像スリーブに
搬送する仕組みになっている。 【0003】ところで、現像が行われるとトナーは消費
されるが、攪拌室内のキャリアの量は変化しない。この
ため攪拌室内におけるトナーとキャリアとの割合が変わ
るから、トナーは消費量に合わせて逐次補給しなければ
ならない。このトナーとキャリアとの割合は、通常、セ
ンサにより測定され、そのセンサの出力に基づいてトナ
ー補給が行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記センサは、通常磁
束密度変化を検出する磁気センサが使用される。ところ
で、センサが検出する現像剤は、上述のようにスパイラ
ル軸によって搬送される。スパイラル軸によって搬送さ
れる現像剤は、スパイラル羽根で案内されながら脈打つ
ように搬送される。このため、センサが現像装置の所定
の位置に配置されている場合に、センサの測定領域内を
現像剤が通過するとき、現像剤の量は脈打つように変化
する。 【0005】センサの測定対象である現像剤の量が変化
すると、その変化はセンサの出力に現れ、センサ出力は
いわゆるリップルの大きな出力となる。リップルの大き
な出力はセンサの測定精度の安定性上好ましくない。そ
こでこの発明の目的は、センサにより現像剤中のトナー
割合を良好に測定できるよう改良された現像装置を提供
することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トナーおよびキャリアを含む現像剤が収容される長手に
延びた攪拌室と、攪拌室内に設けられ、攪拌室の長さ方
向に延びる回転軸と、回転軸に沿ってスパイラル状に張
り出したスパイラル羽根とを有し、攪拌室の一端から他
端へ現像剤を搬送するためのスパイラル軸と、攪拌室
長手方向略中央部に配置され、攪拌室に収容された現像
剤中のトナー割合を測定するためのセンサとを含む現像
装置において、攪拌室の一端側にはトナー補給部が備え
られていて、攪拌室内を一端から他端へと搬送される現
像剤が、センサに対向する位置に常に所定量滞留し、ス
パイラル軸の回転に応じて現像剤量が大きく変動しない
ように、スパイラル軸には、現像剤の搬送方向に見て、
センサ配置位置よりも少し下流側に、回転軸方向にスパ
イラル羽根の隙間を埋める縦攪拌羽根が設けられている
ことを特徴とするものである。 【0007】求項1の構成では、現像剤搬送方向に見
て、センサ配置位置のやや下流側に、縦攪拌羽根が備え
られている。従って縦攪拌羽根によりトナーの移動が妨
げられ、トナーの搬送速度がこの部分で遅くなる。従っ
て縦攪拌羽根の上流側にはトナーが滞留する。 【0008】トナーが一定量滞留した状態では、センサ
の測定対象物の量的な変化があまりないから、センサ出
力はリップルの少ない出力となる。よって安定して現像
剤中のトナー割合を測定できる。そして、トナー補給か
らあまり離れていない、攪拌室の長手方向略中央部にセ
ンサが備えられている。それゆえトナー補給部からトナ
ーが補給された場合に、そのトナー補給によるトナー割
合の増加が、比較的早くセンサ出力に反映される。 【0009】また、トナー補給部からセンサの配置位置
は攪拌室の長手方向半分程度の距離だけ離れているの
で、センサ対向位置に到達する現像剤中のトナーが、攪
拌不足で不均一ということもない。 【0010】 【発明の実施の形態】以下には、複写機に適用される現
像装置および画像形成ユニットを例にとって説明する
が、この発明の現像装置および画像形成ユニットは、複
写機に限らず、ファクシミリ装置、パーソナルコンピュ
ータ等のための各種のプリンタ、その他の画像形成装置
に対しても適用可能である。 【0011】図1は、この発明の一実施形態にかかる画
像形成ユニット1を、多機能複写機2に装着する途中の
状態を示す斜視図である。多機能複写機2は、通常の複
写機として動作するほか、ファクシミリやプリンタとし
て機能させることもできる装置である。画像形成ユニッ
ト1は、この複写機2の正面に備えられた前カバー3を
開き、装着/抜取りがされる。画像形成ユニット1は、
たとえばユニット1に含まれている感光体ドラムが寿命
になったときに抜き取られ、新しい画像形成ユニット1
が装着される。 【0012】図2は、画像形成ユニット1の内部構成を
示す概略断面図である。画像形成ユニット1には、静電
像を形成するための感光体ドラム4と、感光体ドラム4
の周面に形成された静電像をトナーで現像するための現
像装置5とが含まれている。感光体ドラム4および現像
装置5は、一対の側面板6(図では一方の側面板、すな
わち奥側の側面板6だけが示されている。)によってそ
の両端、すなわち図2において手前側端部と、奥側端部
とが保持され、所定の位置関係になるように組合わされ
て、1つのユニットとして一体化されている。 【0013】現像装置5には、トナーカートリッジ7、
副スパイラル軸8、第1スパイラル軸9、第2スパイラ
ル軸10および現像スリーブ11が備えられており、ケ
ーシング12で囲われている。これらの部材はいずれも
紙面に垂直方向に長手の部材である。また、感光体ドラ
ム4も紙面に垂直方向に長手の部材である。トナーカー
トリッジ7は、画像形成ユニット1に対して取り外し可
能である。トナーカートリッジ7内のトナーがなくなっ
たときには、トナーカートリッジ7は新しいものに交換
される。トナーカートリッジ7内のトナーは、所定の制
御下で副スパイラル軸8上に落下される。副スパイラル
軸8では、後述するようにトナーカートリッジ7から落
下されるトナーと既に存在する現像剤(トナーおよびキ
ャリア)とを混ぜ合わせ、第1スパイラル軸9へ送る。
そして現像剤は、後述するように、第1スパイラル軸9
および第2スパイラル軸10によって十分に攪拌されて
摩擦帯電され、現像スリーブ11の周面にいわゆる穂立
ち状態になるように付着される。 【0014】そして現像スリーブ11周面の現像剤のう
ちのトナーは、静電気作用で感光体ドラム4へ移り、感
光体ドラム4に形成された静電像を現像する。図3は、
図2の矢印A−Aに沿って見た現像装置5の平面図であ
る。図3を参照して、現像装置5には、ケーシング12
により形成された攪拌室13が備えられている。攪拌室
13は、仕切り板14によって第1室15および第2室
16に仕切られている。第1室15および第2室16
は、現像装置5の前後方向(図3において左右方向)に
細長い室である。第1室15と第2室16とは、その前
端および後端で仕切り板14が切欠かれており、移動口
29,28でつながっている。第1室15には第1スパ
イラル軸9が、また第2室16には第2スパイラル軸1
0が配置されている。第1スパイラル軸9および第2ス
パイラル軸10は平行に配置され、主攪拌機構を構成し
ている。さらに第2スパイラル軸10に隣接して、第2
スパイラル軸10に平行に現像スリーブ11が配置され
ている。 【0015】この実施形態にかかる現像装置5には、さ
らに、ケーシング12により形成された副室17が備え
られている。副室17は、第1室15に隣接され、現像
装置5の前側(図3において左側)に設けられた小さな
室である。副室17の上方には、トナー補給用のトナー
供給口37が形成されている。副室17内には第1スパ
イラル軸9と平行に副スパイラル軸18が収容されてい
る。 【0016】第1室15と副室17との間は仕切り板1
9で仕切られている。また仕切り板19には入口20お
よび出口21が形成されている。入口20は、第1室1
5から副室17へ現像剤が移動するための開口であり、
出口21は副室17内の現像剤が第1室15へ移動する
ための開口である。この実施形態では、入口20の方が
出口21よりも大きくされている。 【0017】副スパイラル軸18には、ケーシング12
の前方外側に配置されたギヤ22が連結されている。第
1スパイラル軸9には、ケーシング12の前方外側に配
置されたギヤ23が連結されている。そしてギヤ22と
ギヤ23とは噛合している。第1スパイラル軸9の後端
には、ケーシング12の後方外側に配置されたギヤ24
が連結されている。また第2スパイラル軸10には、ケ
ーシング12の後方外側に配置されたギヤ25が連結さ
れ、現像スリーブ11にも、ケーシング12の後方外側
に配置されたギヤ26が連結されている。そしてギヤ2
4と25は噛合しており、ギヤ25と26とは伝達ギヤ
27を介して噛合している。 【0018】この結果、副スパイラル軸18に連結され
たギヤ22に駆動力が与えられると、副スパイラル軸1
8、第1スパイラル軸9、第2スパイラル軸10および
現像スリーブ11は連動して回転する。図4は現像装置
5内における、平面視での現像剤の流れを示している。
図3および図4を参照して、現像剤は、第1スパイラル
軸9によって第1室15内をで示すように攪拌されな
がら搬送される。そして第1室15の後端に来ると、移
動口28を通ってで示すように第2室16へ移る。そ
して第2室16では第2スパイラル軸10によって攪拌
されながらで示すように搬送される。このとき、第2
スパイラル軸10に隣接された現像スリーブ11に対し
て、攪拌により摩擦帯電されたトナーおよびキャリアが
現像スリーブ11周面にいわゆる穂立ち状態で付着され
る。 【0019】第2室16の前端まで搬送された現像剤は
移動口29を通ってで示すように第1室15へ移る。
第1室に移った現像剤は、その一部はで示すように第
1室15内を搬送され、その一部はで示すように入口
20から副室17へ入る。副室17内では、副スパイラ
ル軸18によって、トナー供給口37から補給されるト
ナーが現像剤に混ぜ合わされる。そして、で示すよう
に搬送されて、で示すように出口21から第1室16
へ送られる。そしての経路で送られて来る現像剤と合
流されて、で示すように第1室15内を第1スパイラ
ル軸9によって攪拌されながら搬送される。 【0020】図5は、現像装置15の副室17を中心と
する部分の斜視図である。副スパイラル軸8は、現像装
置5の前後方向に延びる回転軸31と、回転軸31の前
側から後側まで、回転軸に沿って、スパイラル状に張り
出したスパイラル羽根32と、回転軸31の前端部に設
けられた取り込み羽根33と、回転軸31の後端部に設
けられた送り出し羽根34と、回転軸31の前端および
後端に形成されたフランジ35,36とを有している。
なお、取り込み羽根33は省略することもできる。 【0021】入口20から副室17内に入った現像剤
は、取り込み羽根33によって攪拌され、次いでスパイ
ラル羽根32によって攪拌されながら搬送される。副室
17上にはトナー供給口37が形成されており、このト
ナー供給口37を通ってトナーカートリッジ7(図1参
照)からトナーが補給される。補給されたトナーは、副
室17へ入った現像剤と混ぜ合わされる。いわば主攪拌
機構による攪拌に先立って、前段階の攪拌(混ぜ合わ
せ)が行われる。 【0022】そして送り出し羽根37によって副室17
から第1室15へと出口25を通して送り出される。入
口20と出口21とは、前述したようにその大きさが異
なっており、入口20に比べて出口が小さくされてい
る。たとえばこの実施形態では、入口20の幅Aは25
mm、出口21の幅Bは15mmとされている。このよ
うにした結果、副室17内には、常に一定量の現像剤が
滞留した状態となり、トナー供給口37から補給される
トナーを副室17内に滞留した現像剤に効率良く混ぜ合
わせることができる。 【0023】第1スパイラル軸9も、副スパイラル軸と
同様に、回転軸41、スパイラル羽根42、取り込み羽
根43およびフランジ45を備えている。同様に、第2
スパイラル軸10も、回転軸51、スパイラル羽根5
2、送り出し羽根54およびフランジ55を有している
(図3も参照)。ところで、第1スパイラル軸9のスパ
イラル羽根42のピッチP1と、第2スパイラル軸10
のスパイラル羽根52のピッチP2と副スパイラル軸8
のスパイラル羽根32のピッチP3とは、それぞれ異な
る値に設定されている。具体的には、スパイラル羽根4
2のピッチP1は15mm、スパイラル羽根52のピッ
チP2は8mm、スパイラル羽根32のピッチP3は1
0mmとされている。スパイラル羽根42のピッチP1
がスパイラル羽根52のピッチP2よりも大きいのは、
第1スパイラル軸9には縦攪拌羽根46が散在されてい
るからである。縦攪拌羽根46は、回転軸41方向にス
パイラル羽根42の隙間を埋めるように突出した羽根で
ある。かかる縦攪拌羽根46を散在させることにより、
この縦攪拌羽根46の手前側で現像剤が滞留し、縦攪拌
羽根46によりトナーおよびキャリアの攪拌効率が高め
られる。その一方で、現像剤を滞留させるから、現像剤
の搬送速度を遅くする。 【0024】ところで、図4を参照して、の経路の現
像剤の搬送速度との経路の現像剤の搬送速度とは、ほ
ぼ等しい速度でなければならない。なぜなら一方の経路
の搬送速度が遅く、他方の経路の搬送速度が速い場合、
いずれか一方の室に現像剤が偏ってしまうからである。
そこでこの実施形態では、縦攪拌羽根46が散在される
第1スパイラル軸9による搬送速度と、第2スパイラル
軸10の搬送速度とが等しくなるように、両スパイラル
羽根のピッチP1,P2が設定されている。 【0025】また、第2スパイラル軸10におけるスパ
イラル羽根のピッチP2は、現像スリーブ11に対して
所定の供給割合で現像剤が与えられるピッチに設定され
ている。さらに、副スパイラル軸18のスパイラル羽根
32のピッチP3は、現像剤と補給されるトナーとの混
合が良好に行え、かつ出口21から第1室15へ送り出
される現像剤の量が適量になるようなピッチとされてい
る。 【0026】また、いずれのスパイラル羽根32,4
2,52も、この実施形態では、その直径φは20mm
で共通にされている。なお第2スパイラル軸10の送り
出し羽根54は、第2室16から第1室15へ良好に現
像剤を送り出せる形状にされ、第1スパイラル軸9の取
り込み羽根42は、第1室15へ現像剤を取り込むとと
もに、その一部を入口20を通じて副室17へ送り込め
る形状とされている。 【0027】次に、再び図3を参照して説明する。現像
装置5にはケーシング12の外側に配置されたトナーセ
ンサ60が備えられている。トナーセンサ60は、ケー
シング12の内側に設けることもできる。トナーセンサ
60は、たとえば磁束密度変化を測定するセンサであ
り、これによって現像剤中のトナーの割合を測定する。
すなわちトナー量をT、トナーとキャリアとを合わせた
量をDとすると、T/Dを測定するためのセンサであ
る。T/Dが所定の値のとき、良好な現像が行える。こ
のT/Dを測定するトナーセンサ60の出力に基づき、
トナー供給口37から補給されるトナー補給量が制御さ
れる。また必要があれば連動して回転する副スパイラル
軸8、第1スパイラル軸9、第2スパイラル軸10およ
び現像スリーブ11の回転速度が制御される。 【0028】トナーセンサ60は、このように現像剤の
T/Dを測定する重要なセンサであるから、その検出出
力は常に安定していることが好ましい。そこでこの実施
形態では、トナーセンサ60は、現像装置5の長手方向
ほぼ中央部に配置されている。この理由は、トナーセン
サ60を長手方向後方寄りに配置すると、副室17に補
給されたトナーがトナーセンサで検出されるまでに時間
がかかるという欠点があるからである。いわゆるトナー
補給とトナーセンサ60の出力とのタイムラグが大きく
なる。一方、トナーセンサ60を長手方向前側に配置す
ると、補給されたトナーの混ざり具合が均一でない状態
でT/Dを測定するおそれがあるからである。 【0029】そこで、上述のように長手方向ほぼ中央部
にトナーセンサ60が配置されている。また、この実施
形態のもう1つの特徴は、第1スパイラル軸9の縦攪拌
羽根46が、現像剤の搬送方向に見て、トナーセンサ6
0よりも少し下流側に設けられていることである。縦攪
拌羽根46があると、上述のように現像剤の搬送速度が
遅くなり、その手前で現像剤が滞留する。それゆえトナ
ーセンサ60の少し下流側に縦攪拌羽根46を設ける
と、第1室15内において、トナーセンサ60が対向す
る位置に常時現像剤が滞留した状態になる。つまりトナ
ーセンサ60が対向する部分の現像剤量が、スパイラル
羽根32の回転に応じて大きく変動せず、常に所定量の
現像剤が留まった状態となる。このためトナーセンサ6
0の出力のリップル(出力信号の最大値と最小値が経時
的に変動する割合)を小さく抑えることができる。よっ
てトナーセンサ60の出力が安定し、トナーセンサ60
の出力に基づくトナー補給量の制御等が良好に行える。 【0030】この発明の一実施形態の説明は以上のとお
りであるが、この発明は上述の実施形態には限定され
ず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更を施
すことが可能である。 【0031】 【発明の効果】この発明によれば、トナーおよびキャリ
アを含む現像剤を用いる現像装置において、現像剤中の
トナー割合を精度良く測定できる現像装置を提供でき
る。その結果、適切なトナー含有量の現像剤を用いる、
現像性能の優れた現像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施形態にかかる画像形成ユニッ
トを、多機能複写機に装着する途中の状態を示す斜視図
である。 【図2】画像形成ユニットの内部構成を示す概略断面図
である。 【図3】図2の矢印A−Aに沿って見た現像装置の平面
図である。 【図4】平面的に見たときの、現像装置内における現像
剤の流れを示す図である。 【図5】現像装置の副室を中心とする部分の斜視図であ
る。 【符号の説明】 5 現像装置 9 第1スパイラル軸 11 現像スリーブ 52 スパイラル羽根 37 トナー供給口 46 縦攪拌羽根 60 トナーセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 直行 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 宮崎 昌彦 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 苺谷 哲也 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 平野 祥司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−308833(JP,A) 特開 平7−253706(JP,A) 実開 平7−32657(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】トナーおよびキャリアを含む現像剤が収容
    される長手に延びた攪拌室と、 攪拌室内に設けられ、攪拌室の長さ方向に延びる回転軸
    と、回転軸に沿ってスパイラル状に張り出したスパイラ
    ル羽根とを有し、攪拌室の一端から他端へ現像剤を搬送
    するためのスパイラル軸と、 攪拌室の長手方向略中央部に配置され、攪拌室に収容さ
    れた現像剤中のトナー割合を測定するためのセンサとを
    含む現像装置において、攪拌室の一端側にはトナー補給部が備えられていて、 攪拌室内を一端から他端へと搬送される現像剤が、セン
    サに対向する位置に常に所定量滞留し、スパイラル軸の
    回転に応じて現像剤量が大きく変動しないように、スパ
    イラル軸には、現像剤の搬送方向に見て、センサ配置位
    置よりも少し下流側に、回転軸方向にスパイラル羽根の
    隙間を埋める縦攪拌羽根が設けられていることを特徴と
    する現像装置。
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