JP3476022B2 - 電気/空気圧変換器 - Google Patents

電気/空気圧変換器

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JP3476022B2
JP3476022B2 JP25741993A JP25741993A JP3476022B2 JP 3476022 B2 JP3476022 B2 JP 3476022B2 JP 25741993 A JP25741993 A JP 25741993A JP 25741993 A JP25741993 A JP 25741993A JP 3476022 B2 JP3476022 B2 JP 3476022B2
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剛志 西島
惇 木村
康男 笠原
正仁 土屋
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電気信号をこれに対応
する空気圧信号に変換する電気/空気圧変換器に係り、
特に高い安定性と小形化と低コスト化が実現できるよう
に改良した電気/空気圧変換器に関する。 【0002】 【従来の技術】図8は従来の電気/空気圧変換器の構成
を示す構成図である。図8(A)は縦断面、図8(B)
はその右側面を示している。この構成は特開平4−73
401号「発明の名称:電気/空気圧変換器」に開示さ
れており、ここではこれを改良のベースとするので、こ
の概要を説明をする。 【0003】10はU字形の永久磁石であり、この永久
磁石10は上方の脚部11がN極、下方の脚部12がS
極になっている。これ等の脚部11、12には、コの字
形の軟磁性材で出来た一対のヨーク13、14の側面1
5、16が互いに等しい間隔LMを保持して固定されて
いる。この結果、ヨーク13、14の脚部には、これら
の間に等しい空間部A1、A2が形成されている。 【0004】これらの空間部A1とA2の間には軟磁性材
で出来た可動片17がこれらの空間部A1とA2を貫通し
てその中央に配置されており、この可動片17はその一
端の近傍でヨーク13の側面15に、例えばベリリウム
銅などの非磁性材で出来たバネ材18で固定され、この
点を支点として回動するようになっている。 【0005】従って、可動片17は中心非対称の構成で
あり、力学的バランスを欠くので、ヨーク13の一端に
カウンタウエイト19が固定されている。一対のコの字
形のヨーク13と14とが対向して形成された内部空間
には、可動片17を取り囲むようにこの可動片17とは
間隔を保ってコイル20が保持されている。 【0006】可動片17の他端の一方の側面はバネ材2
1を介して固定ピン22で固定され、可動片17の他端
の他方の端面には、ノズル23が僅かな間隙を隔てて対
向配置されている。 【0007】このノズル23には、給気圧PSが絞り2
4を介して供給され、絞り24とノズル23との間から
導管25を介してノズル背圧として出力空気圧P0を得
ている。 【0008】次に、以上のように構成された従来の電気
/空気圧変換器の動作について図9に示す動作説明図を
用いて説明する。空間部A1にはヨーク13の一方の脚
部と可動片17との間に空隙長Lg11、ヨーク14の一方
の脚部と可動片17との間に空隙長Lg12が形成され、空
間部A2には、ヨーク13の他方の脚部と可動片17と
の間に空隙長Lg21、ヨーク14の他方の脚部と可動片1
7との間に空隙長Lg22がそれそれ形成されている。 【0009】これらの空隙長Lg11、Lg12、Lg21、Lg22
形成された空隙部Ag11、Ag12、A g21、Ag22には、そ
れぞれ永久磁石11により形成された磁束Φdと入力電
流Iがコイル20に流れることにより生じる磁束ΦE
が存在する。 【0010】磁束Φdは、永久磁石10のN極からS極
に各空隙部Ag11、Ag12、Ag21、A g22を通って流れ、
これに対して磁束ΦEは、例えば矢印で示すように空隙
部Ag1 1、Ag12、可動片17を通って流れる磁束と、空
隙部Ag21、Ag22、可動片17を通って流れる磁束との
和となる。 【0011】この結果、入力電流Iがゼロのときは、空
隙部Ag21、Ag22に形成される磁場は、永久磁石10に
よる磁束Φdのみであるので、これ等は同一の磁場の強
さである。空隙内での磁気吸引力は磁場の強さの2乗に
比例するので、可動片17は間隔LMの中央部に位置す
る。 【0012】一方、可動片17の一端の近傍は、バネ材
18で固定されているので、可動片17はこの点を支点
として移動する。従って、コイル20に入力電流Iが流
れると、この入力電流Iによる磁束ΦEが空隙部Ag21
は磁束Φdに加算(Φd+ΦE)され、空隙部Ag22では磁
束Φdから減算(Φd−ΦE)されるので、この空隙では
図示のように可動片17に上向きの力F2が加わる。 【0013】また、空隙部Ag11における磁束は(Φd
ΦE)、空隙部Ag12における磁束は(Φd+ΦE)となる
ので、この支点よりの空隙では図示のように可動片17
に下向きの力F1が加わる。 【0014】従って、各空隙の長さは、Lg11=Lg12=L
g21=Lg22であるので、力F1とF2は大きさが同じで方
向が逆向きの力となり、そして各空隙部での力は磁束の
2乗に比例するので、 F1=F2∝(Φd+ΦE2−(Φd−ΦE2 (1) となる。 【0015】よって、 F1=F2=KMΦdΦE (2) の力が生じる。但し、KMは比例定数である。 【0016】ここで、入力電流Iが流れると、可動片1
7は若干変位するが、この変位は通常5〜50μm程度
であり、またLgは通常1〜2mm程度であるので、ここ
ではこの変位を無視してある。 【0017】このため、可動片17にはバネ材18を中
心として回転トルクTが T=F2・L2−F1・L1=F(L2−L1)=F・L (3) のように反時計方向に発生し、可動片17はヨーク13
側に移動する。但し、F=F1=F2、L=L2=L1として
ある。 【0018】ヨーク13側に可動片17が移動すると、
ノズル23と可動片17との間隔が大きくなり、ノズル
背圧が低くなって出力空気圧P0が小さくなる。従っ
て、入力電流Iに対応する出力空気圧P0が得られる。 【0019】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような電気/空気圧変換器には以下に説明するような問
題点がある。 (a)先ず、発生トルクTは、次式で表わされる。 T=KM・ΦE・Φd・L (4) 【0020】さらに、コイル20による磁束ΦEは、RL
gを空隙の磁気抵抗、Ry0をヨーク13の磁気抵抗、Rm
を可動片17の磁気抵抗、Nをコイル20の巻数とすれ
ば、 ΦE=N・I/(RLg+Ry0+Rm) =(N・I/RLg)/[1+(Ry0+Rm)/RLg] (5) となる。 【0021】ここで、NとRLgは一定であるが、可動片
17の磁気抵抗Rmとヨーク13の磁気抵抗Ry0は、こ
れを構成する軟磁性材料が、非直線性、ヒステリシスを
持つので、入力電流Iに対して誤差を持つことになる。 【0022】可動片17中には、コイル20による磁束
ΦEが図中の一点鎖線で示す方向、つまりコイル20の
中心軸と平行な方向に流れるので、その方向に垂直な可
動片17の断面積S(=t・w)を小さくすると、可動
片17の内部の磁気抵抗Rmが大きくなる。 【0023】このため、(5)式から判るように、磁束
ΦEに対する磁気抵抗Rmの占める割合が増加し、軟磁性
材料である可動片17の非直線性・ヒステリシスの影響
が大きくなり、入力電流Iに対して発生するトルクの誤
差を大きくする結果となる。 【0024】また、一定以下に断面積Sを小さくする
と、磁束密度BE=ΦE/Sが軟磁性材料の飽和磁束密度
に近くなり、入力電流Iに対する出力発生トルクTとの
直線関係は、全く成り立たなくなる。 【0025】さらに、可動片20の幅wを小さくする
と、各空隙部の磁気抵抗RLgが増加し、コイル20と永
久磁石10が同じ起磁力であるとすると、ΦE、Φdが減
少する結果となり、変換効率=(発生トルク/入力電
流)が小さくなる。したがって、外乱に弱く、安定性が
悪くなる。 【0026】以上のような理由から、可動片17の断面
積Sを一定以下に小さくすることができず、当然のこと
ながら、一定以下に低質量化することも困難である。こ
のため、全体の大きさを小さくすることができず、かつ
耐振性、耐衝撃性も悪い。 【0027】さらに、共振周波数を一定以上に大きくす
ることができず、しかも慣性能の大きな可動部を一定以
下の力で制御するので、制御性能も悪く、したがって、
安定な動作が困難である。 【0028】(b)各空隙部の周囲や空隙以外のヨーク
13、14の側面部には、多くの漏洩磁束が流れる磁路
が形成されており、さらに全体が切れ目なく磁性材で覆
われていないので、外部に他の磁性材が接近された場合
や、外部に磁界が存在する場合などに、その出力は大き
な影響を受けやすいという問題がある。 【0029】この影響を低減する目的で、変換器全体を
磁性材で覆い、磁気シールドをするためには、空隙部の
磁束に影響を与えぬように本体に対して充分な距離を設
ける必要があるので、全体が大形化すると同時に部品点
数の増加を招き、小形低コストでかつ磁気的な外乱に対
して安定性を確保することが困難である。 【0030】(c)可動片17はヨーク13に対してバ
ネ材18を介して固定されこれを中心に回転する。ま
た、可動片17の他方の端面は、全体のバネ定数を所定
値以上確保することと、可動片17の一対のヨーク1
3、14に対する位置を調整するために、バネ材21と
調整用の固定ピン22が設けられている。 【0031】ここで、可動片17とヨーク13、14
は、軟磁性材料で構成され、またバネ材18と21は、
ベリリウム銅などの非磁性か、オーステナイトステンレ
ス系のバネ材など若干磁性は持つが透磁率が低く、かつ
保持力の小さい材料で構成する必要がある。 【0032】このため、バネ材18と可動片17、バネ
材18とヨーク13、14、可動片17とバネ材21に
は、それぞれ異種材料間の固定個所が必要となるので、
これらの個所の位置ずれは、可動片17に直接外乱トル
クを与えると同時に、ずれ方向とノズル23の変位方向
とが一致するので出力の安定性を著しく損なう原因とな
る。 【0033】したがって、溶接などの確実な方法で固定
することが望ましいが、異種材料であることと、バネ特
性や磁気特性を低下させるような熱影響を加えないこと
とを考慮して、一般的にネジ止めや半田などで固定され
る。しかし、異種材料であり、熱膨張係数が異なるの
で、温度変化により位置ずれが生じやすく、高い安定性
を確保するのが困難である。 【0034】(d)一対のヨーク13、14、可動片1
7、バネ材18、21は、それぞれ別部品で構成される
ので、各部品の位置を正確に決めることが困難である。
特に、図8における上下方向の位置精度、つまりヨーク
13、14と可動片17間の距離Lg11、Lg12、Lg21、L
g22がそれぞれ等しく構成されるよう位置決めすること
が重要である。 【0035】しかし、ヨーク13、14はそれぞれ空間
を隔てて配置され、さらに可動片17はその間に支点と
なるバネ材18、21にて回動可能なように配置される
ので、それぞれの位置関係は部品の加工精度のみで決め
ることが難しく、このため、組み立てに時間がかかりコ
スト高となる。 【0036】(e)可動片17を一定以下に小さくする
ことができず、かつ支点を中心に回動するので、支点に
対する両端のバランスをとるためのカウンタウエイト1
2を支点を隔てて反対側に設ける必要があり、このため
全体に大形化することとなり、低コスト化が困難であ
る。 【0037】このことは、従来より一般的に使用されて
いる4〜20mAの入力電流を直接コイル20に入力す
る力平衡式の電空変換器、或いは電空ポジショナの電気
/空気圧変換要素に使用する上でも問題があった。 【0038】さらに、電空ポジショナを例にとって説明
すると、図10に示す従来の構成の場合は、特に、問題
が拡大される。以下、この構成について説明する。入力
/電源回路部26には4〜20mAの電流信号I0が入
力され、ここでこの電流信号I0を用いて回路電源を作
ると共にこの電流信号I0に比例する制御電圧VCを分離
して制御演算回路部27に出力する。 【0039】制御演算回路部27は、この制御電圧VC
とポテンショメータなどで構成された弁変位センサ28
から出力される帰還信号Vfとの偏差を演算して電気/
空気圧変換部29に出力する。 【0040】この電気/空気圧変換部29には、給気圧
Sが供給され、図8に示す電気/空気圧変換器が使用
されている。このノズル背圧は、給気圧PSが供給され
たパイロットリレー30で増幅されて調節弁31に空気
圧信号P0´として出力される。 【0041】この空気圧信号P0´に対応して調節弁3
1が駆動され、弁開度を規定するステムの変位が弁変位
として弁変位センサ28で検出され、帰還信号Vfとし
て制御演算回路部27に負帰還される。このようにし
て、制御演算回路部27は制御電圧VCと帰還信号Vf
が一致するように制御し、これによって電流信号I0
比例する弁開度を得る。 【0042】しかしながら、このように帰還信号Vf
電気信号として帰還する構成の場合は、制御演算回路部
27、弁変位センサ28などでも電流を消費するので、
電気/空気圧変換部29に配分出来る電流が制限を受け
る。このため、このような構成では、外乱による諸変動
を、特に入力の小さい4mA付近のときに補正しきれ
ず、出力異常を起こすなどの問題がある。 【0043】 【課題を解決するため手段】本発明は、以上のような様
々の課題を解決するための構成として、中央部にポール
ピースが互いに空隙を保って対向して設けられ外周部が
筒状に形成された軟磁性材の一対のハウジングと、前記
ポールピースを囲んで前記ハウジングの一方に一端が固
定された永久磁石と、この永久磁石の他端に固定され前
記空隙の中で前記ポールピースに対向して配置された
ネ特性と飽和磁束密度の高い特性との両方の特性を持っ
た磁性バネ材料からなる可動部材と、前記ハウジングの
他方に前記ポールピースを囲んで巻かれたコイルと、前
記ポールピースの何れかの中心付近で前記可動部材に対
向して配置されたノズルと、このノズルに発生したノズ
ル背圧を空気圧信号として出力することを特徴としたも
のである。 【0044】 【作 用】軟磁性材で出来た一対のハウジングの一方に
設けられたポールピースの回りに巻かれたコイルに電流
信号が流され、これによって発生された磁束によりハウ
ジングの他方の側に永久磁石を介して固定された可動部
材を例えば吸引する。 【0045】この吸引により、ポールピースの中心付近
で先の可動部材に対向して配置されたノズルとの間隔が
変化して、そのノズル背圧が変化する。このノズル背圧
は先の電流信号に比例する関係にあるので、このノズル
背圧から先の電流信号を知ることができる。 【0046】 【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示す縦断面図
である。32は上部側のハウジング、33は下部側のハ
ウジングである。これらのハウジング32、33は何れ
も純鉄、フエライト系のステンレス、パーマロイなどの
軟磁性の材料で出来ている。 【0047】ハウジング32は、その外径部が円筒状を
なしており、その中心部に軟磁性の材料で出来た円柱状
のポールピース34が内側に向かって形成されている。
さらに、このポールピース34の中央部には内外部に貫
通するノズル35が形成されている。 【0048】このポールピース34を囲んでドーナツ状
の永久磁石36が、ハウジング32の内面に形成され、
永久磁石36はその軸方向に、例えばハウジング32と
固着される側がN極、その反対側がS極に磁化されてい
る。 【0049】この永久磁石36は、磁化方向の長さをあ
まり長くとる必要がないように、エネルギー積の大きな
サマリウム−コバルト磁石、或いは鉄−ネオジウム磁石
などが適している。 【0050】永久磁石36のハウジング32と固着され
た側とは反対側には、ダイアフラム状の可動部材37が
ポールピース34とは所定の間隙長Lg1´を保持して、
例えば永久磁石36の吸引力により固定されており、外
部からの力により上下方向に撓む。 【0051】この可動部材37は、例えば析出硬化系の
ステンレス鋼、鉄−ニッケル合金、鉄−クロム−コバル
ト合金などのバネ特性と、特に飽和磁束密度の高い磁気
特性との両方の特性を持った磁性バネ材料で構成され、
永久磁石36によりS極又はN極のみの片極に磁化され
ている。 【0052】さらに、可動部材37の形状は、撓みが生
じているときに、外径部付近の固定部分に大きな力が発
生しないように、図2に示すように、複数のスパイラル
状のスリット37a、37b、37c、37dを有する
構成とするか、或いは同心状の波形をプレス成形して作
る。 【0053】このノズル35は、配管38を介して絞り
39と接続され、この絞り39には外部から給気圧PS
が供給され、絞り39で生じたノズル背圧を導管40を
介して取り出す。さらに、ハウジング32には外部と連
通する排気孔41が形成されている。 【0054】下部側のハウジング33は、その外径部が
円筒状をなしており、ハウジング32の外径部と一体に
固定されている。その中心部には軟磁性の材料で出来た
円柱状のポールピース42が可動部材37と所定の間隙
長Lg2´を保持して固定されている。そして、このポー
ルピース42の回りには電流信号Iを流すコイル43が
巻かれている。 【0055】次に、以上のように構成された図1に示す
実施例の動作について、図3〜図5に示す動作原理図と
等価磁気回路図を用いて説明する。図3において、コイ
ル43による磁束ΦEは、一点鎖線48で示す経路で、
上下のハウジング32、33及びポールピース34、4
2に流れる。 【0056】詳細には、ポールピース34から出た磁束
は、空隙Ag1´を通り、可動部材37の板厚方向を経
て、さらに空隙Ag2´、ポールピース42、ハウジング
33、32、ポールピース34を経由して流れる。した
がって、空隙Ag1´、Ag2´のどちらにも同一方向(こ
の例では、上から下へ)の磁束ΦEが形成されることと
なる。 【0057】これは、可動部材37が永久磁石36によ
って磁化され、その板厚が上下方向に容易に撓むことが
可能なように0.05〜0.5mm程度と充分に薄くし
てあるので、面に対して平行な横方向にはほぼ飽和して
いることと、ハウジング32とは永久磁石36を介して
接続されており可動部材37の横方向の距離が空隙A g1
´、Ag2´に比較して充分に大きいためである。 【0058】このコイル43による磁束ΦEに対する等
価磁気回路図を図4に示す。図においてNはコイル43
の巻数、Iは入力電流、Rg1´は空隙Ag1´の磁気抵
抗、R g2´は空隙Ag2´の磁気抵抗、Rd1は可動部材3
7の厚み方向の磁気抵抗、Rh1、Rh2はそれぞれハウジ
ング32、33の磁気抵抗を示す。 【0059】このときの磁束ΦEは、次式で示される。 ΦE=NI/(Rg1´+Rg2´+Rd1+Rh1+Rh2) (6) ここで、Rg´=Rg1´=Rg2´、Rh=Rh1=Rh2であ
り、また、可動部材37とハウジング32、33は、比
透磁率が103〜104のオーダであり、可動部材37は
厚み方向に磁束ΦEが流れるので、Rg´≫Rd1、Rg´
≫Rhの関係にあることを考慮すると、磁束ΦEは ΦE=NI/2Rg´ (7) となる。 【0060】したがって、磁束ΦEは空隙抵抗にほとん
ど支配され、ハウジング32、33、ポールピース3
4、42、可動部材37を構成する軟磁性材のもつ非直
線性、ヒステリシスの影響をほとんど受けることなく、
入力電流Iに比例する。 【0061】次に、永久磁石36が図3に示すようにハ
ウジング32側に接する面がN極、可動部材37に接す
る面がS極になるように配置されたとすると、永久磁石
36による磁束Φdは点線49で示す経路でハウジング
32、33及びポールピース34、42、可動部材37
に流れる。 【0062】つまり、空隙Ag1´には、上から下へ、ま
た空隙Ag2´には下から上へ、それぞれ逆向きの磁束Φ
dが流れることとなる。ここで、空隙Ag1´、Ag2´へ
の磁束の経路中、ハウジング32、33とポールピース
34、42内の磁路長はそれぞれ異なるが、どちらの経
路とも磁気抵抗は空隙部と可動部材37によってほとん
ど決まるため、それぞれの空隙には大きさが同じで方向
の異なる磁束Φdが流れる。 【0063】この永久磁石36による磁束Φdに対する
等価磁気回路図を図5に示す。Gは永久磁石36による
起磁力、Rd2は可動部材37の面に平行な方向の磁気抵
抗である。このとき、それぞれの空隙に流れる磁束
Φd1、Φd2は次式で示される。 Φd1=G(Rg2´+Rh2)/[Rd2(Rg1´+Rh1) +Rd2(Rg2´+Rh2) +(Rg1´+Rh1)(Rg2´+Rh2)] (8) 【0064】 Φd2=G(Rg1´+Rh1)/[Rd2(Rg1´+Rh1) +Rd2(Rg2´+Rh2) +(Rg1´+Rh1)(Rg2´+Rh2)] (9) 【0065】ここで、Rg´=Rg1´=Rg2´として右
辺の分子分母をRg´2で除して、Rh1/Rg´≪1、R
h2/Rg´≪1として整理すると、 Φd1=Φd2=Φd=G/(2Rd2+Rg´) (10) となる。 【0066】したがって、磁束Φdは可動部材37の上
下の空隙Ag1´、Ag2´に方向が逆で同じ大きさのほぼ
一定の磁束として流れる。以上のことから、全体とし
て、可動部材37の上側の空隙Ag1´には(ΦE+Φd
の和磁束が、下側の空隙Ag2´には(ΦE−Φd)の差磁
束が、それぞれ流れる。 【0067】ここで、磁化された磁性体の間に働く力F
は、磁束の2乗に比例するので、可動部材37は上向き
の力を受けることとなり、 F∝(ΦE+Φd2−(ΦE−Φd2 =KM・ΦE・Φd (11) となる。 【0068】次に、可動部材37は上下方向に力を受け
ることにより、その力に比例して上下方向に撓むように
構成されているので、上下方向にバネ定数Kを持つ。こ
のため、力Fを受けると次式で示す変位δが生じる。 【0069】 δ=F/K=KM・ΦE・Φd/K (12) この式で、KM、Kは定数、また永久磁石36の磁束Φd
は空隙Ag1´、Ag2´の長さに対して、変位δが充分に
小さいために、ほぼ一定となり、またコイル43による
磁束ΦEは入力電流Iに比例するので、変位δ、つまり
ノズル35と可動部材37との間隙は入力電流Iに比例
する。したがって、出力圧であるノズル背圧P0は入力
電流Iに比例する結果となる。 【0070】このようにして、図1に示す実施例では、
可動部材37の厚さ方向のみにコイル43による磁束Φ
Eが流れるので、可動部である可動部材37を極めて低
質量化でき、さらに可動部材37自体が磁気力により変
形可能としたのでバランスを保つためのウエイトも不要
となる。 【0071】また、可動部材37の固定個所が少なく、
単純確実にでき、磁気力を発生する個所を全体的に軟磁
性材で覆うことが容易なので、小形低コストでかつ高い
安定性を有する電気/空気圧変換器が実現できる。 【0072】そして、この電気/空気圧変換器は、図1
0に示すような帰還信号を電気信号に変換して負帰還す
る構成の電空ポジショナ、或いは電空変換器の電気/空
気圧変換要素に適用すると大きな効果が得られる。 【0073】なお、図1に示す実施例では、ハウジング
32、33は外径部が円筒状のものとして説明したが、
これに限らず、例えば矩形状など内部に空間が形成でき
るものであれば、他の構成でもよい。 【0074】また、ハウジング32、33は完全に内外
部を隔絶するように磁性材で構成しなくても、ハウジン
グ32、33の軟磁性材部が一定以上の面積で接続され
ていれば、部分的に非磁性材で構成されたり、空隙部分
があってもよい。 【0075】さらに、ノズル35はハウジング32とは
別体として構成されたものとして説明されているが、こ
れに限らず一体のものとして構成してもよい。また、ノ
ズル35は、ポールピース34に設ける構成として説明
したが、これに限らず、例えばポールピース42側に設
けても良い。 【0076】排気孔41はハウジング32に設ける構成
として説明したが、これはハウジング33、或いはハウ
ジング32と33との間の接合部などに設ける構成とし
てもよい。永久磁石36は、ドーナツ状のものとして説
明したが、これに限らず、上下方向に磁化された複数の
永久磁石を環状に並べた構成としても良い。 【0077】図6は可動部材の固定構造を変更した部分
断面図である。図1に示す構造では、永久磁石36の吸
引力により可動部材37が固定される構造としたが、こ
こでは、さらに可動部材37の外径部を非磁性材で出来
た環状の固定部材44で押さえてハウジング45の外部
からボルト46、47を用いて固定する構成としたもの
である。 【0078】図7は図1に示す実施例の他の変形実施例
である。なお、図1に示す構成要素と同一の機能を有す
る部分については、同一の符号を付して適宜にその説明
を省略する。 【0079】この実施例は、環状の永久磁石48の磁化
方向が上下方向ではなく、径方向(図中の横方向)にな
っている点が異なる。可動部材37は軟磁性材でてきた
環状部材49に取り付けられ、この環状部材37はオー
ステナイト系ステンレス、銅合金、アルミニウム合金な
どの非磁性材でできた環状部材50を介してハウジング
32の上面の内面に固定されている。 【0080】また、永久磁石48の外則面には、軟磁性
材でできた部材51が取り付けられ、この部材51の端
面は上部のハウジング32に固定され、永久磁石48に
よる磁束がハウジング32、33に流れるように構成さ
れている。 【0081】このような構成においても、図1に示す場
合と同様に、上下の空隙間には、方向が逆で、大きさが
ほぼ同じである磁束が永久磁石48によって形成される
こととなり、同様な効果が得られる。 【0082】また、可動部材37を金属によって挟み込
む構造にできるので、固定がより確実となる上に、金属
に比べると若干加工が困難な永久磁石48の高精度な加
工が不要となるメリットがある。 【0083】 【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに本発明によれば、以下に説明するような効果があ
る。 【0084】(A)コイルによる磁束が可動部材の厚み
方向にのみ流れるので可動部材の板厚を薄くすることが
でき、このため低質量化が可能になり、耐振性、耐衝撃
性、及び制御性能のすぐれた安定性の良い電気/空気圧
変換器が実現できる。 【0085】(B)コイルによる磁束、及び永久磁石に
よる磁束の流れる磁気回路が外部に対して閉じており、
かつ力を発生する空隙部が全体的に磁性材で覆われる構
成となっているので、外部に対する磁気シールド部材を
新たに設ける必要がなく、小形低コストで外部の磁気的
な外乱に対しても安定性のよい電気/空気圧変換器が実
現できる。 【0086】(C)可動部材の固定個所が1個所だけで
あり、またその固定面が熱膨張係数などの影響で位置ず
れを起こしても、その方向がノズルの間隙方向と垂直な
のでその影響を低減させることができ、温度変化などに
対しても高い安定性を有する電気/空気圧変換器が実現
できる。 【0087】(D)ハウジング、ポールピース、永久磁
石、及び可動部材は、組み立て軸に対して横方向にずれ
を生じる可能性があるが、特性に大きく影響する上下方
向の位置はそれぞれの部品加工精度で決めることができ
る。このため、組み立てが容易で時間がかからないの
で、低コストな電気/空気圧変換器が実現できる。 【0088】(E)可動部材を極めて低質量化できるの
で、共振点が一般に電気/空気圧変換器が使用される環
境ではほとんど発生することのない500Hz〜150
0Hz程度まで高くすることが可能である。 【0089】(F)可動部材は回動ではなく上下方向の
直線変位をする構成のため、バランスをとるためのウエ
イトが不要になると同時に可動部材自体も小形化でき、
全体として小形化が可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の1実施例の構成を示す縦断面図であ
る。 【図2】図1に示す実施例の構成の一部を説明する平面
図である。 【図3】図1に示す実施例の動作を説明する原理説明図
である。 【図4】図1に示す実施例の動作を説明する磁気等価回
路図である。 【図5】図1に示す実施例の動作を説明する他の磁気等
価回路図である。 【図6】図1に示す実施例の構成の一部を変更した変形
実施例の縦断面図である。 【図7】図1に示す実施例の構成の一部を変更した他の
変形実施例の縦断面図である。 【図8】従来の電気/空気圧変換器の構成を示す縦断面
図である。 【図9】図8に示す電気/空気圧変換器の動作を説明す
る原理説明図である。 【図10】図8に示す電気/空気圧変換器を電空ポジシ
ョナの一部に用いたシステム構成図である。 【符号の説明】 10、36 永久磁石 12 カウンタウエイト 13、14 ヨーク 17 可動片 18、21 バネ材 20、43 コイル 32、33 ハウジング 34、42 ポールピース 35 ノズル 37 可動部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−250601(JP,A) 特開 昭46−4416(JP,A) 特開 平3−84201(JP,A) 特開 昭61−88001(JP,A) 特開 昭60−252803(JP,A) 実開 昭57−99115(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 5/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】中央部にポールピースが互いに空隙を保っ
    て対向して設けられ外周部が筒状に形成された軟磁性材
    の一対のハウジングと、前記ポールピースを囲んで前記
    ハウジングの一方に一端が固定された永久磁石と、この
    永久磁石の他端に固定され前記空隙の中で前記ポールピ
    ースに対向して配置されたバネ特性と飽和磁束密度の高
    い特性との両方の特性を持った磁性バネ材料からなる
    動部材と、前記ハウジングの他方に前記ポールピースを
    囲んで巻かれたコイルと、前記ポールピースの何れかの
    中心付近で前記可動部材に対向して配置されたノズル
    と、このノズルに発生したノズル背圧を空気圧信号とし
    て出力することを特徴とする電気/空気圧変換器。
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