JPH11128U - 電気的―機械的変換器 - Google Patents

電気的―機械的変換器

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JPH11128U
JPH11128U JP004005U JP400599U JPH11128U JP H11128 U JPH11128 U JP H11128U JP 004005 U JP004005 U JP 004005U JP 400599 U JP400599 U JP 400599U JP H11128 U JPH11128 U JP H11128U
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ラバト、クロード、プレスカット
ラバト、ジェイ、ラビンスン
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ドレッサ、インダストリズ、インコーパレイティド
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
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    • G05D16/2006Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
    • G05D16/2013Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動が信頼でき、低コストで精度良く容易に
製造できる電気的−機械的変換器を提供することにあ
る。 【解決手段】 電気的−機械的変換器は、環状のコイル
巻線44内にわずかな枢動ができるように取付けたクロ
ス・フィールド・ポーラライズド永久磁石56を備えて
いる。永久磁石は、簡潔、軽量、低慣性、高強度磁界を
提供するように、ネオジム・鉄・ホウ素から成る。コイ
ル巻線内の電流により生ずる磁界が、永久磁石に影響を
及ぼして水平軸線のまわりにわずかに枢動させ、ヨーク
構造物58を回転させて機械的出力を発生させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般に変換器に関し、特に、電気的入力信号を機械的出力又は圧力 出力に変換する型式の変換器に関する。変換器は、ある形態にあるエネルギを他 の形態のエネルギに変換するための各種の応用例において用いられている。変換 をしばしば必要とするエネルギの形態とは、電気、機械、圧力、光、熱、音など である。エネルギを2種類以上の形態間で変換させることは機械では殆んど不可 能なので、大部分の機械あるいは装置間に変換器が設置されれば非常に好都合で ある。
【0002】
【従来の技術】
変換器の改良と製造は、かなり競争のはげしい分野になつて来た。より信頼性 があり、正確で、安価、且つ製作が容易で、より小型の変換器を提供する勢力が 不断になされている。圧力変換器の場合は、極めて高度の精度と信頼性が必要で あるが、このためコストが高くなる。米国特許No.3,441,053とNo .4,492,246およびNo.4,527,583は改良された変換器を示 しているが、これらの変換器は一般的に、電気的入力エネルギを、中間の機械的 媒体を介して、出力ガス圧をコントロールするのに用いられる。上記1番目の米 国特許に開示される変換器は、機械的構造が複雑であり、2番目と3番目の米国 特許の変換器もかなり複雑であり、多数の電気的コンポーネントを必要とする。 通常は典型的ながら、変換器の信頼性あるいは精度を向上させると、変換器の機 構の複雑さがます。
【0003】 多くの変換器、とくに、電気、圧力タイプの変換器の、炭化水素精製業などで 用いられるものは、防爆型でなくてはならない。高度な複雑性と高価なエンクロ ジヤなど用いるなどの注意を払えば、機械的強度も十分で、内部で爆発があつて も危険のない構造をもつ変換器が得られる。かような変換器なら、内部爆発があ つても、火災が外部環境に広がることはない。特別な注意がこの場合、電気回路 エレメントに払う必要がある。この種エレメントとは、電気的エネルギを貯えら れる、インダクタやコンデンサなどであり、これらはスパークを発生させる危険 を内蔵している。ムービングコイル巻線をもつタイプの変換器はケースに入れて 防爆型とすることは出来るが、これは非常にむずかしいことである。マグネット は一般的に、コイルより重く且つ大型となるので、コイルをマグネットに対して 可動となるようにとりつけると好都合である。かような永久磁石を用いるタイプ の変換器の場合、電気入力がムービングコイルに加えられ、次いでコイルは、固 着された永久磁石の作用によって動く、ムービングコイルは、これに加えられる 電流の大きさによって動かなくてはならないので、このコイルをケースに入れて 変換器全体の構造を防爆型とすることは極めて困難である。
【0004】 以上の記述から明らかなように、作動が信頼出来、コストが低く、製造が精度 よく且つ容易になされる電気的−機械的変換器に対する必要性が高まっている。 これと関連して、軽量の永久磁石とコイル巻線とより成るタイプの防爆型変換器 も望まれている。この場合、コイルの巻線は、枠構造物に取りつけられており、 かくして防爆型変換器が手易く入手出来る。軽量で、且つ高程度の永久磁化機能 を保持する可動磁石を備えた電流・圧力変換器に対する需要も高まっているが、 この場合は永久磁石が可動であるが故に、小型マグネットでよく、かくして変換 器そのものが小型化され、構造も単純となる。可動パーツが少ないので機構が簡 単であり、応動時間が短かく、それでいて動作が正確且つ信頼できる変換器も求 められている。
【0005】 本考案によれば、今までの公知の変換器の有する欠点や不利益を殆んど解消す るように改良された変換器が提供される。本考案によれば、極めて高度の磁化特 性をもつ材料で作られた永久磁石が、コイル巻線と相対的に動くようにとりつけ られる。そして、このコイル巻線は、変換器の枠構造にとりつけられるので、変 換器を防爆型とするエンクロジャと共に、容易にケースに収容することが出来る 。コイル巻線を駆動させる電流の大きさを変動させると、これに応じて永久磁石 は動く、スプリング腕あるいはそれ以外の引張具が永久磁石にとりつけられるの で、この永久磁石が動くと、変換器は相当する機械的な出力を出す。この機械的 出力は、ノズルと関連的に用いられるので、圧力はコントロールされ、かくして 電力・圧力変換器として機能する。
【0006】 本考案の好適具体例によると、永久磁石はネオジム・鉄・ホウ素(neody mium−iron−boron)の組成物から製作されるので、30,000 ,000ガウス・エルステッド程度のマグネットエネルギが発生される。加えて 、この永久磁石は、磁石の軸線に対して横断方向に交さ界磁極性化される。この 磁石は、コイル巻線の磁気作用の範囲内において、磁石の水平枢動軸線がコイル 巻線の中心である垂直軸線に対して横断方向になるようにとりつけられると、コ イル巻線の電気付勢に応じて枢動する。
【0007】 永久磁石は望ましくは、コイル巻線内につり下げられるようにヨーク構造に固 定される。ヨーク構造のアームは、柔軟なオビによってコイル巻線の外側に枢着 されているので、永久磁石は上述のように極めて正確に枢動運動を行う。
【0008】 本考案による変換器は、コイル巻線のボビンが導電性ではあるが、非磁性の材 料で作られるので、振動に対する耐久性は高い。かくして、永久磁石が振動によ ってコイル巻線に対して移動しても、起磁力の発生は可能であり、永久磁石とコ イル巻線ボビンとの間の反起磁力の発生も行われるので、振動の効果は相殺され る。コイル巻線の導体は、ボビンのまわりに巻きつけられるが、その組立体は、 ケース内に挿入されて、シールされ、かくして防爆型機構の変換器が得られる。 この変換器のケースに溝を設けて、これを導管として利用し、これにコイル巻線 の導体を安全に通すことができる。
【0009】 本考案の他の具体例によれば、可動の高エネルギ永久磁石を細長いアクスルロ ッドにとりつけられ、このロッドは、ひとつの軸線と長手方向の心合しており、 この軸線を中心としてコイル巻線が巻かれる。この具体例において、永久磁石は その軸心と同心の方向において磁化される。この磁石のロッドは、変換器のケー スにとりつけられるが、この際磁石は、直線上に且つコイル巻線の軸心と同延状 態をなすようノズルに対して移動しうる。永久磁石の移動量は、コイル巻線を通 る電流の大きさに相当する。振動防止用のカウンタウエイトは、永久磁石に固定 されているが、振動に応じて動こうとする磁石の動きは、カウンタウエイトの運 動によって相殺される。変換器によってコントロールされるガス圧は、かくして 、振動によって左右されることはない。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案の原理と概念を示すために変換器の構造を図示する。変換器の 主要なコンポーネントは、変換器の他のコンポーネントがその上にとりつけられ る枠構造をなすケース10である。好ましくは、このケース10は、軟鋼で出来 ているので、磁界の戻り径路を構成する。またこのケース10は、リール型コイ ル巻線14をその内側に保持するための円筒穴12をもつように構成されている 。コイル巻線14を形成する電気導体の端部は、ケース10内に形成された内側 コンジット18内を通る。めねじ穴20がコンジット18と連通しているので、 コイル巻線導体の端部16が挿入できる。ケース10にエンクロジャ22を簡単 且つ経済的にとりつけてコイル巻線14を収容すれば、コイル巻線に傷がついた り、その他の損傷が与えられることはない。すなわちエンクロジャとは、コイル 巻線に損傷が与えられないように、ケース10に固定された保護板を意味する。 このため、このケース内に着火具をとりつけて、防爆型の変換器とすることが可 能である。
【0011】 極めて高い磁力を持つ永久磁石24は、ケース10に対して、アーム30によ りとりつけることができ、且つ、軸線26を画定するアーム30の柔軟部のまわ りで枢動することができる。さらに、この永久磁石24は、クロス・フィールド ・ポーラライズド永久磁石(cross field polarized p ermanent magnet)を形成するべくベクトル28の方向に磁化さ れる。磁石がかような方向に磁化されると、コイル巻線14に加えられた電流に より、磁界ができる。この磁界は永久磁石に作用して、これを回転あるいは枢動 させようとする。好ましくは、永久磁石24は、コイル巻線に極めて接近してと りつけられるので、10度よりかなり小さい角度、場合によって1度以下の回転 角度でしか枢動しない。コイル巻線14に加えられた電流の極性によっては、永 久磁石24は、時計方向あるいは反時計方向に回転しようとする。
【0012】 変換器の機械的出力を担当するアーム30が、ケース10に対してとりつけら れている。とくに、コイルボビンのエンクロジャ22にとりつけられる状態が図 示される。このアーム30は、以下に述べる理由で柔軟性をもつ材料で作られる 。このアーム30は、磁石24の動きに応じて軸線26のまわりで動きうるよう 永久磁石24に接着、固着、その他の方法でとりつけられる。本考案の好適具体 例において、アーム30は、延長部32を含んでいるが、この延長部はノズル3 4と協働して、コイル巻線14を通る電流の変化に応じてガス圧を変化させる。 ノズル34は通常の形態をしており、アーム延長部32と協働して、ガス管路( gas line)36内のガス圧を変える。従来のように、アーム延長部32 つまりフラッパ32はノズル34内のオリフィスに近づき、かくして出口33に おける圧力は狭あい部31を経て供給源から来るガス流を貯めることにより、高 まる。逆に、フラッパ32がノズル34のオリフィスからはなれる方向に動くと 、出口端33におけるガス圧は低下する。かくして、ガス管路36内の圧力は変 動する。
【0013】 ガス管路36内の特定のガス圧に、電流を変化させる作用は、所定の直流をも ってコイル巻線14を駆動することによって行われる。関連する強度をもつ磁界 が、コイル巻線14のそれぞれによって生じるので、トルクが永久磁石24に加 えられる。ベクトル28によって磁化された永久磁石24は、電流の極性により 、軸線26のまわりで時計方向あるいは反時計方向に回転する。アーム30にと りつけられた永久磁石24が回転あるいは枢動すると、それに対応してアーム延 長部32が動く。もし電流が、ある方向においてコイル巻線14内を流れると、 アーム延長部32はノズル34のオリフィスに接近する。この結果、オリフィス は閉じ、ガス管路36内の圧力が上昇する。他方、電流を他の方向においてコイ ル巻線14内を流すと、アーム延長部32は反対方向に動き、かくしてノズル3 4内のオリフィスは開き、ガス管路36内のガス圧は低下する。
【0014】 本考案の重要な特徴によると、永久磁石24は、ネオジム・鉄・ホウ素を含む 組成物が作られる。かような組成物の永久磁石は、ヒコレックス(HICORE X−Nd)の商標名で、ミシガン州、エドモア市のヒタチマグネット社から入手 可能である。かような永久磁石は、非常に高い磁気エネルギ、つまり約30,0 00,000ガウスエルステッドをもつことができる。かような磁石は、妥当な 価格で入手できるが、大部分のアルニコ型の磁石と同様に、物理的な衝げきつま りショックにも十分耐えられる。重要なことながら、かようなタイプの永久磁石 の重量は、銅線からできているコイル巻線のそれより小さいので、コイル巻線1 4ではなく、軽量のこの永久磁石24をとりつけて動かすようにした方が有利で ある。ネオジム・鉄・ホウ素で作られたこの永久磁石の重量は、1立方センチ当 り7.5グラムなので、小型化でき、慣性も低くできる。云うまでもなく、中実 型磁石の慣性モーメントは、ムービングコイルのそれより小さいので、磁石24 は、コイル巻線14の磁界が急速に変化してもこれに応答できる。コイル巻線1 4はフィヤゲージの小さい巻線を所定数巻回して、選択された磁界とコイル抵抗 との組合せを得ることができる。炭化水素精製装置における変換器に圧力を加え るために電流を流す場合は、コイル巻線14は、約200オームより大きくない 抵抗をもつものとしなければならない。精製業界で確立されている基準によると 、コントロール電流は、4〜20ma(マイクロアンペア)内にしなければなら ない。38の中実銅線ゲージをもつコイルを、特定数だけ巻回して、永久磁石2 4を回転させることのできる磁界をうることができる。
【0015】 図2に示す変換器の他の具体例によると、この変換器は、永久磁石の重心を通 る軸線のまわりで枢動するようにとりつけられる。この図における同様のエレメ ントには、図1に示す変換器の場合と同様の数字が付される。永久磁石24は、 水平軸線のまわりで回転するようにとりつけられ、のびるアクスルロッド38を 備えている。磁石の回転軸線は、ベクトル28で示すように、永久磁石24の磁 化方向に対して直角をなす。コイル巻線14は、アクスルロッド38を収容する べく、2つのパーツ14a、14bで構成される。巻線パーツ14a、14bは 、図のように矩形ボビンのまわりに巻かれたあとでは、全体が矩形をしている。 他の形状のコイル巻線も、他の用途、使用目的に適している限り採用できる。直 流がコイル巻線パーツ14a、14bに加えられると、永久磁石24にはトルク が働き、矢印39で示す方向にアクスルロッド38のまわりで枢動する。この永 久磁石24が回転すると、これにとりつけられているフラッパのアーム30もま た回転する。フラッパのアーム30がかく動くと、図1において変換器について 述べたようにガスラインの圧力がそれに対応して変動する。
【0016】 図3には、本考案の好適具体例に従って構成された電流−機械力変換器の一部 が示される。図示の変換器の本体40は、1018タイプの冷延鋼で作られ、コ イル巻線44を保持するための穴つまり空洞42を設けられる。この本体40は 、コイル巻線44で構成された磁力線界磁のための、および永久磁石64の磁界 のための戻り径路として働く。コイル巻線44は、銅のような、導体ではあるが 、非磁性の材料で作られた重いボビン46のまわりに巻かれる。ここにおいて「 非磁性」なる用語は、磁束に対する透過性が低い材料の性状を意味する。コイル 巻線用のボビン46は、外側の環状溝48を含む円筒形をなし、この環状溝内に はコイル巻線44の導体が巻回される。このボビン46の溝50内には、コイル 巻線の導体のピッグテイル端部51が貫通している。変換器の本体40はさらに 、室(chamber)52を含んでいるが、この室52は、コイル巻線の導体 の端部51が外側から入ってくるめねじ穴53と連通する。室52は、より重い ゲージワイヤ54を連結させあるいはスプライシングさせるための防爆型変換器 の本体40を受容するに十分な内部空間を備えているので、この変換器は遠隔コ ントロールされうる。室52は、コイル巻線44に対する過度電圧を低下させる ためのダイオード55のような、ねじられたスプライスコネクタ、あるいは他の コンポーネントを収容することができる。
【0017】 本考案の変換器を製作するとき、ボビン46には、小さいワイヤーゲージのコ イル巻線が所定回数だけ巻回される。好ましくは、ボビン46には、中実の38 ゲージの銅ワイヤが約1100回巻回される。巻回数とワイヤゲージは、永久磁 石56に作用を与える磁界強度を変えるべく自由に変えることができる。次いで 、ピッグテエイル型の導体端51は溝50内に収容され、すべての他の必要なコ ネクタもこれに連結される。ボビンユニットは、変換器本体40の穴42内に押 込められる。云うまでもなく、より重いゲージワイヤ54は、変換器本体40の めねじ穴53を通って外側に出てゆく。ボビン46の外径寸法は、変換器の本体 40の穴42内に押込められるように決められる。かような形状になっているの で、コイル巻線44は完全に包囲され、かくして外側からの衝げきには耐えうる 。コイル巻線の導体がスパークすることによって内側爆発が起っても、変換器の 外には影響を与えない。かくして、上記構造は、コイル巻線の導体の破断によっ て室52内のガスに着火することは防止されるので、この限りにおいて防爆型と 考えることができる。かような機能がないと、スパークが生じ、変換器のまわり の環境中の爆発性ガスが爆発する。溶接は、ボビン46の外縁が変換器の本体つ まりケース40の内側穴42と連結される環状の内縁上になされうる。電子ビー ム溶接あるいはレーザビーム溶接を実施することにより、コイル巻線用ボビン4 6と変換本体40との間に、金属間のガス密連結シールが形成される。云うまで もなく、気密の導管を得るため変換器本体40のねじ穴53に雄ねじのパイプ連 結部を結合させて、コイル巻線44を通る電流をコントロールするための遠隔電 気装置に対する導体導線54をこれに通してもよい。本考案の変換器に、可動の 永久磁石と固定型のコイル巻線とを設けることにより、電流が流れるコンポーネ ントは、気密エンクロジャ内にさらに容易に収容されうるので、装置は防爆型と なりうる。
【0018】 磁気エネルギの高い永久磁石56の頂部には、磁石56を水平軸線60のまわ りで枢動させるための非磁気ヨークの横方向部分58がとりつけられる。軸線6 0の中心は、大体において、永久磁石56の重心についてそれと対称的に位置す る。上記ヨークの横方向部分58は、永久磁石56が回転するときねじられない ように十分に補強される。永久磁石56のねじりモーメントはかくして、ロスな しに、ヨークのすべての部分に伝達される。ヨークの上記横方向部分58は、セ メントつまり接着剤か、他の適当なボンドで磁石56の頂部にとりつけるのがよ い。変換器のスパンの調節は、くわしく後述する構造体によってなされる。
【0019】 本考案の好適具体例によれば、永久磁石は構造を簡単にするため、ロッド形に なされ、コイル巻線44が心合する垂直軸線62と長手方向に一致するよう、ヨ ークの横方向部分58によって垂下される。上述のように、矩形あるいは四角形 のような形状のコイルあるいは磁石を、同じ作用効果をもつものとして採用する ことができる。永久磁石56の径は、0.62インチで、高さは約0.28イン チである。永久磁石56とコイル巻線のボビン46との間の環状スペースは、約 64分の1インチである。このスペースが小さいと、永久磁石56のための空間 が十分とれるので、この磁石は横軸線60のまわりで余裕をもって枢動できる。 くわしくは後述するが、永久磁石56の枢動運動、したがってヨークの横方向部 分の枢動量は少ないが、これは、フラッパとして機能するレバー腕によって増大 させることが出来る。永久磁石56は、ベクトル64で示すように干渉偏波され た(cross polarized)製品が、ヒタチマグネット社から入手で きる。上述のように、コイル巻線44内に誘起された電流により、磁界が発生し 、この磁界は永久磁石56の磁界と協働して機能する。この結果磁石は水平軸線 60のまわりで回転する。永久磁石56は、約0.015インチ−ポンドのトル クを発生させる。かくして、この磁石56によって生じたトルクは、コイル巻線 44の電流と一次比例する。
【0020】 上述のように、コイル巻線ボビン46は、真ちゅうあるいは銅のような非磁性 材料で作られる。好ましくは、ボビン46は厚手の銅材で作られるので、高い導 電率の機能がえられる。本考案の重要な特徴によれば、導電性はあるが、非磁性 のボビン46により、変換器は、振動によるモジュレーション誤差のコントロー ルには感応しない。明らかなように、変換器それ自体の動きによって生じた永久 磁石56のすべての振動運動は、関連するアームの対応作動に転換される。この 結果、変換器の出力のモジュレーションは正確にはなされない。永久磁石56を 、コイル巻線のボビン46に対して動かそうとするなんらかの振動により、ボビ ン46内には渦電流が生じる。永久磁石56が動くことによってボビン46内の 生じた弱い渦電流により、反起磁力性の磁界が生じ、この反起磁力性磁界は、磁 石の磁界の作用を打ち消す。この結果、永久磁石56の動きは相殺される。これ らの誘起渦電流により、永久磁石の振動は自動的に抑制される。ここにおいて、 永久磁石56の自動抑制が行われることによって、変換器がうけるかもしれない 振動効果は減少する。この振動作用は、複雑な且つ新規な回路あるいは装置にも 加えられる。実質的に、ボビン46は、ひとつあるいはそれ以上の短かい導線回 線として機能する。かくして、ひとつあるいはそれ以上の短かい導線回線を、非 導電性のボビンのまわりに巻回して同等構造のものをうることもできる。
【0021】 好ましくは、コイル巻線ボビン46は約0.67インチの内径をもつOFHC 銅材から作られる。ボビン46の外径は、約1.36インチであるが、これは変 換器本体40の穴42内に押ばめされる。ボビンの外側環状溝のまわりには、コ イル巻線44の導線が巻かれ、その横断面積は約0.28インチ×約0.37イ ンチである。
【0022】 図4と図5には、永久磁石56をコイル巻線44内に枢動垂下させるためのヨ ーク66がくわしく画かれている。云うまでもなく、このヨーク66は、これを 永久磁石56にとりつけるための横方向部分58を有する。また、この横方向部 分58は、対向的に設けられたサイド延長部68を備えている。この結果、永久 磁石56の頂部にとりつけるための大きな表面積が得られる。下向きに垂下する 支持部材70、72が、ヨーク66の横部分58と一体的に形成されている。こ れらの支持部材70:72および関連軸受は、互いに殆んど同一の方法で作られ ている。
【0023】 支持部材70の垂直部分74には、垂直スロット76があり、他方支持部材7 0の水平部分78には水平スロット80がある。それぞれのスロット76と80 は柔軟帯82と84の対応する端部を内部に受容するようになされている。柔軟 帯82、84の他の端部は、固締ブロック86と88により変換器本体40にと りつけられる。これらの固締ブロック86と88は、柔軟帯82と84の端部を 、相当するねじ90と92によって変換器の本体40にとりつける作用をもつ。 上記ねじ90と92は、ブロックを貫通し、柔軟帯82と84内の穴を通り、変 換器の本体40内にねじどめされる。柔軟帯82と84が上述のようにとりつけ られると、摩擦なしの軸受が形成され、かくして水平軸線60のまわりだけの回 転がなされる。かくして水平軸線60のまわりだけの回転がなされる。この柔軟 帯による軸受により、横方向の動きは殆んど阻止され、かくして永久磁石56は 、コイル巻線ボビン46内にわずかなすきまをもって重心のまわりに、正確且つ 精密に垂下され、その状態に維持される。
【0024】 磁石56は、コイル巻線ボビン46に、64分の1インチという距離で極めて 接近しているので、磁石56は正確に位置決めされ、ボビン46内で枢動する。 このスペースを64分の1インチ以上にすることは可能であるが、永久磁石56 をコイル巻線ボビン46間の磁気的カップリング状態はよわくなる。ヨーク66 と永久磁石56が、水平軸線60のまわりの任意の方向、そして垂直軸線62と 同じ方向に、それぞれ半径方向と軸方向に動くことは防止される。この結果、永 久磁石56は、コイル巻線44内で正確に枢動するよう制約される。ここにおい て用いられる「垂直」と「水平」なる用語は、只参考のためであり、図面の理解 を容易にするためのものであって、本考案の範囲を制約するものではない。云う までもなく、本考案の変換器は、如何なる三次元的方向に向けてとりつけてもよ い。
【0025】 柔軟帯82と84の端部は、垂下する支持部材70の対応スロット76と80 内に固着される。穴たとえば90が、サポート内に設けられるので、接着剤つま りセメントがこの穴に入り、かくして柔軟帯の端部はその内部に確実に固定され る。
【0026】 好ましくは、柔軟帯82と84は、ベリリウム銅で作られて、所望の柔軟性を 備えるようになされるので、ヨーク66は水平軸線60のまわりで回転する。加 えて、上記スロット76と80が垂下する支持部材70内に形成されるが、その 位置は、柔軟帯を交さすることによって形成される軸線60が、図2に示す永久 磁石の軸中心と一致するように決められる。かくして、付勢されたコイル巻線4 4によって生じた磁力作用により、永久磁石56は、ヨークの水平軸線60のま わりで枢動し、したがって永久磁石の重心の横方向中心のまわりでも枢動する。 上述のように、ヨーク66のほかの垂下する支持部材72は、同じような柔軟帯 により、変換器の本体40の他の側に枢着される。
【0027】 横方向の剛性アーム98は、変換器の機械的な出力を出すため、垂下する支持 部材70の下端に形成される。剛性アーム98の端部は、内向きに曲がるセクシ ョン100でもって構成されているので、平らなスプリングアーム108の端部 の下側と係合する。
【0028】 このスプリングアーム108は、ヨーク66と関連する永久磁石56が、静止 あるいは休止位置にあるとき、所定距離にわたってノズルオリフィスからはなさ れる。図示してないが、ノズル102のオリフィスは、ガス流104と、変換器 の本体40とこれに取りつけられたブロック106内の連結溝を介して流体連通 されている。スプリングアーム108は、柔軟帯82、84と同じ材料で作られ て、セメントあるいは他の接着剤、あるいは他の適当な器具により、水平部分7 8にとりつけられる。スプリングアーム108が有するアングルセクション11 0は、その全長にわたって剛性的に形成されているので、スプリングアーム10 8は、ノズル102の頂部に設けられたオリフィスから出る加圧されたガス流に さらされる。スプリングアーム108の短セクション112は、それほど補強さ れてないので、スプリングアーム108がノズル102に押しつけられると、あ る程度の柔軟性を発揮する。
【0029】 変換器の本体40の底面と、ブロック106の頂面は、気密仕上げ(gas tight finish)になるよう機械加工され、ねじ116で隅部にボル ト締めされる。従来タイプのブロック106は、穴104を有するが、この穴は 貫通型であって、その両端にめねじがあるので、他の連結パイプにねじ込むこと ができる。定圧ガス源が、穴104の入口側に連結されており、またコントロー ルされたガス圧はブロックの出力側から得られる。上述のように、ノズル102 のオリフィスは上記穴104にねじ込まれる。また、リストリフタ118は、入 口のガス供給源の作用を制約する機能を有する。
【0030】 図5は、ヨーク66の垂下する支持部材70の下部をくわしく示す。図示のよ うに、垂直スロット76は垂直な柔軟帯82をうけるが、水平スロット80は、 水平な柔軟帯84を受ける。柔軟帯82、84の端部は、上述の方法で垂下する 支持部材70にとりつけられるので、ヨーク66は、軸線60のまわりで回転す るように支持され、制約される。ヨーク66が水平軸線60のまわりで回転する と、スプリング108が対応的に動く。かくして、変換器は機械的出力を出す。 永久磁石56の枢動の程度によって変換器から得られる所望の機械的運動量は、 スプリングアーム108の長さに応じてセットされる。永久磁石56、したがっ てヨーク66が特定角度だけ回転すると、より長いスプリングアーム108によ り機械的運動の範囲は広くなる。その反対もまた真実である。また、スプリング アーム108は図示のように構成する必要はないが、ノズルから解放された圧力 をコントロールするためノズルのオリフィスと協働するダイアフラムなどの表面 体でもよい。
【0031】 上述のように、永久磁石56とコイル巻線ボビン46間の間隔は、64分の1 インチで極めて狭いので、永久磁石56とコイル巻線44との間の磁気作用は強 くなる。かように狭いスペースの場合、永久磁石の枢動の程度は極めて限定され るが、これはスプリングアーム108の長さによっては倍増される。本考案の好 適具体例によれば、水平軸線60と、ノズル104のオリフィスとの間の距離は 、約0.78インチである。コイル巻線に、4から20ミリアンペアの電流を付 勢することにより、スプリングアーム108を、0.001〜0.003インチ の範囲内で動かすことができ、かくて、3〜15psigの範囲で、穴104内 のガス圧は対応して変化する。云うまでもなく、スプリングアーム108の運動 量が極めてわずかでも、穴104内のガス圧力はかなり変化する。明らかなよう に、以上の結果は、約0.040インチのオリフィス径をもつノズル102を用 いることによって得られる。
【0032】 本考案による変換器はパラメータは、各種のものを選択して、炭化水素精製業 界で通常用いられるようにガス圧を自由にコントロールすることができるので、 かようなパラメータと機構を改良して、変換器を多数且つ各種の用途に採用する ことは可能である。たとえば、コイル巻線44に加えられる電流は、永久磁石5 6によって生じるトルクを増大させるべく上昇させることは可能であるが、この 増大によりトルクは電流と一次比例して変化する。柔軟帯82、84に用いられ るべく選択される材料の種類もまた、選択して、永久磁石56の枢動運動にある 程度の抵抗を与えることができる。上述のように、スプリングアーム108の長 さは、変換器からの機械的運動の形態による所望の程度による出力を得るべくコ ントロールされ得る。重要なことながら、永久磁石56は、所望の磁力強度をも つものを選択して、それの枢動運動の力つまりトルクが十分になるようにするこ とが可能である。この場合の磁力強度は、コイル巻線44の巻回数と電流通過特 性によって決まる。コイル巻線44は固定されているので、厚肉ボビンにヘビー ゲージワイヤを巻いて、変換器に高度のつまり効果的な制動作用を与えることが できる。好ましくも、永久磁石56の磁気強度は最大なので、コイル巻線44に よって形成する磁界は小さくてもよい。本考案の好適具体例における軽量のネオ ジム・鉄・ホウ素組成物による永久磁石は、極めて高い磁力線を出しうるもので あるが、この磁石は、変換器としての用途に用いるに適当なサイズに作られる。 この永久磁石の枢動運動量は小さいので、変換器は、急激に変動するコイル巻線 における電流に応答する。4図には変換器の主要コンポーネントと、本考案の原 理と概念とが示されているが、変換器の作動特性の適当な較正、一次性、零復帰 性、およびメンテナンスを得るには上記以外のコンポーネントが一般的には必要 である。
【0033】 図4に示される変換器は、一回の電流入力によって圧力の復式コントロールを 容易に実施できるようになされている。たとえば、垂下する支持部材72にも又 、対向する支持部材70にとりつけられたものに類似する構造のアームとスプリ ング部材をはめ込むことができる。かような他のアーム構造物は、剛性アーム9 8のそれとは反対の方向に向けることができ、このため他のガス圧を反対方向に コントロールすることが可能となる。言い換えると、変換器106は変形して、 他のタイプの穴と関連ノズルを設けることができる。これの圧力は、垂下する支 持部材72に連結されたアームの動きによってコントロールされる。かような機 構と構成なので、導体54を介して電流がコイル巻線44に加えられると、ヨー ク66は対応する方向に回転する。この結果、アーム構造は、個々のノズルに対 して反対の方向に動く。ひとつのアームは、関連するノズルに接近し、他のアー ムはそれのノズルからはなれるので、それぞれのガス圧力は逆にコントロールさ れる。変換器の2つのアームは交互に、同一方向に向けることが出来、かくて、 ブロック106内の穴対におけるガス圧は共通的にコントロールされる。永久磁 石56とヨーク66が枢動するので、それぞれのガス圧は増大あるいは減少する 。変換器の構造は上述のもの以外に他の選択も可能である。たとえば、変換器は 同一のパーツを用いて組立てられるが、支持部材70あるいは72のいずれかに アームを設けて、変換器を反対方向に調節したり、コントロールしたりできる。 かように変換器の構造は多様になされるので、同一パーツを用いて、コイル巻線 の電流を増大させることによってガス圧出力を増大させ、あるいはコイル巻線の 電流を増大しても、ガス圧出力が低下するようになされた変換器を得ることも出 来る。
【0034】 本考案によって構成された電気的−機械的変換器(electrical t o mechanical transducer)は、予め規定された入力電 流にもとずく所望のガス圧出力を維持するためのフィードバック機構を外部にも つ必要はない。また、永久磁石56のトルク、したがってスプリングアーム10 8のトルクが、コイル巻線44内の電流と比例するので、スプリングアーム10 8の直線運動は、コイル巻線中の電流の変化に追従する。また、ノズルのガス圧 によってスプリングアーム108に加えられた力は、上記ガス圧とノズルオリフ ィスの断面積との積に比例する。作用的に平衡を保っている状態のとき、スプリ ングアーム108のトルクは、ノズルオリフィスから逃げるガスによって加えら れた力とバランスする。何んらかの誤差や不平衡状態があると、ノズルが開閉す るので、スプリングアーム108のトルクとの平衡状態が再び得られるまで上記 力は変わってゆく。永久磁石56が休止位置にあるとき、ノズル102のオリフ ィスに対するスプリングアーム108の間隔を適宜調節し、コイル巻線44に所 定レベルの直流電流を流すことにより、穴104内のガス圧は所望値となる。
【0035】 上述のように、さらに回路や機構を付加しなくとも変換器には自己フィートバ ック機能が付加されるので、変換器の直線性が改良される。かくして、コイル巻 線44への供給電流が増大すると、トルクが増大し、スプリングアーム108は 図4において時計方向に回転し、スプリングアームの下降運動に対して抵抗する よう、上向きのガス圧力との平衡が得られる。この結果、スプリングアーム10 8は、ノズル102のオリフィスに接近する。ノズル102のオリフィスから逃 げるガス圧が抑制されるので、穴104内のガス圧は高まる。この作用により、 ノズル102のオリフィスから逃げるガス圧も又増大するので、スプリングアー ム108の下降運動に対する抵抗作用もまた増える。静止状態においては、ノズ ルオリフィスの圧力は、永久磁石56によって加えられるスプリングアーム10 8の回転トルクと釣り合う。明らかなように、本考案による変換器のフィードバ ック機能が安定し、加えて上記永久磁石は可動であるので、十分なフィードバッ ク作用が得られ、回路や機構を付加しなくとも安定した変換器が提供されうる。
【0036】 圧力が小さい場合の用途には上記自己フィードバックで充分であるが、小型の 圧力変換器から大型の圧力ラインなどにマッチするような他の外部装置が必要と なるときもある。たとえば、当業界でよく知られている各種のベロー・ピストン 、およびダイアフラムを、大型ノズル圧力を本発明の変換器に付勢するためのゲ イン発生装置あるいは外部のカップリング機構として用いることが出来る。
【0037】 図6は、マグネットヨーク114の一部分を示すが、この部分には永久磁石5 8がとりつけられて回転運動が可変となり、変換器のスパンは変えられる。ここ で用いられている変換器のスパンなる用語は、所定の入力電流に対する機械的出 力の大きさを意味する。磁気ベクトル矢印64と水平軸線60との間の角度を異 ならせることによって、回転の距離すなわち空間的間隔、したがってスパンの大 きさを異ならせることができる。云いかえれば、図6に示すマグネットヨーク1 14は、コイル巻線に対する入力電流が所定の割合で変化したときも、いろいろ な距離においてスプリングアームを動かすのに利用できる。このマグネットヨー ク114は、貫通する垂直穴をもつ巾広の横方向部分115を有するが、この垂 直穴には調節ねじ116が入る。円板117が、ねじ116の下端にとりつけら れる。この円板は、永久磁石56がとりつけられるベースとなる。かような構成 なので、永久磁石56は回転し、コイル巻線の作用と共に永久磁石56の最適効 果を減させることが出来、かくして機械的出力の大きさも減る。永久磁石56を 一度コントロールして、磁極のベクトルがもはや、枢動運動の軸心に対して直角 方向を向いてないときは、ナット118をしめつけて永久磁石56を所望の角度 位置にとりつけることができる。巾広部分115に角度目盛などの指標をつけて 、永久磁石上の対応するベクトルマークと合うようにすれば、各パーツは特定の 角度位置関係をもって組立てられる。
【0038】 Sが出力圧スパン、θが軸線60と磁気ベクトル矢印64の軸線との間の角度 を意味するとき、スパンの調節程度は、関係式S=Sinθによって決められる 。明らかなように、永久磁石56が、回転軸線60に対してベクトル矢印64が 直角をなすように向けられるとき、スパンは最大となる。永久磁石56が、64 ′で示されるように角度θ′が30度になるように向けられると、スパンは半分 に減少する。云うまでもなく、永久磁石56の角度方向がもし90度以下になる と、永久磁石の磁束とコイル巻線の磁束との間の有効なカップリング関係が劣化 し、かくして磁石が作るトルクは減少する。かくして、各種のスパンを得るため の極めて確実な方法が明らかになった。加えて、永久磁石56を完全に逆転させ ると、この永久磁石の回転方向も逆になる。変換器の機械的運動を容易に逆転さ せるための機構を設けることにより、アームとノズルの両方は必要なくなる。
【0039】 図7は、、本考案の他の実施例を示すが、ここにおいて、永久磁石は磁界内で 動いて機械的出力を出すが、ガス流の圧力が変えられるので好都合である。この 具体例において、コンパクトで軽量の永久磁石120は、高い磁力をもつように 、ネオジム・鉄・ホウ素組成物で作るのがよい。磁石120は、その上面にとり つけられた軟鉄上側キャップ123を有する。同様の下側キャップ125が、磁 石の底にとりつけられる。これらのキャップは、磁石からの磁力線を集中させて 、磁石の上側キャップ123から半径方向外向きにすすませ、下側キャップ12 5に対して半径方向内向きにすすませる。永久磁石120は、垂直方向のアクス ルロッド122にとりつけられる。この永久磁石は垂直方向に、つまりベクトル 矢印121で示すように極性化されている。このアクスルロッド122の底部は 、半径方向にのびる多数のスポーク支持部材130によって、変換器本体128 の空洞126内に心合するスポーク構造124で支えられる。アクスルロッド1 22の底部のスポーク支持部材130は、多少フレキシブルなので、永久磁石1 20が下向きに押されると、ロッド122はわずかに下向きに動く。
【0040】 マグネットのロッド122の上部分は、他のスポークアレンジメント132を 介して、環状のつりあいおもりバラスト134にとりつけられる。上側スポーク 133は、非柔軟タイプのかたいものである。つりあいおもりバラスト134は 、上側の変換器ケース140の上側空洞136内で軸方向に動く。このつりあい おもりバラスト134と、これと関連する永久磁石ロッド支持構造物132は、 円筒空洞136内で、垂直軸線138上でいくらか動く。上側ロッド支持部材1 32の各剛性スポークは、枢動点139上にのっており、永久磁石120は、コ イル巻線142と144に対する所望位置に心合される。剛性スポークとつりあ いおもりバラスト134により、変換器に加えられる振動の効果は相殺される。 かような構造の細部は以下に詳述される。
【0041】 環状のコイル巻線142と144の対は、直列に一体連結されて、円筒ハウジ ング146内にとりつけられる。このハウジングは、下側の変換器の本体128 にとりつけられる。コイル巻線142に時計方向の電流が流れると、上側キャッ プ123から出る半径方向磁力線に作用し、力が生じる。コイル巻線144に反 時計方向に電流が流れると、下側キャップ125内への半径方向磁力線に作用し 、さらに力が生じる。円筒ハウジング146は、永久磁石120とコイル巻線1 42との磁束を通す透過性材料で作られる。本考案による永久磁石の磁気強さ( magnetic intensity)はかなり高いので、円筒ハウジング1 46を通る磁束の大部分は、磁石120によって生じる。円筒エンクロジャ14 6の出口を備えているが、この出口には管状の導管148をもっており、コイル 巻線142、144の導線150がこの導管を通っている。上記具体例において 、両方のコイル巻線142、144は、防爆エンクロジャ152で包囲されるの でかくて、変換器は防爆型となる。変換器の上側本体部分140と下側本体部分 128とは、変換器内の貫通穴156を貫通し、ブロック154のねじ穴158 内のとりつけられたねじ(図示せず)により、下側のブロック154に固定され る。通常、ブロック154には、一定のガス圧が供給される圧力入力と、永久磁 石ロッド122の底部に固締された押し棒162と協力するオリフィス型ノズル 160とが備えられている。ノズル160に近い押し棒162が垂直方向に動く と、ブロック154からガス圧出力は適宜コントロールされる。押し棒162の 直径は、ノズル160内のオリフィスより大きいので、オリフィスは完全に閉じ られる。
【0042】 作動中において、電流が、コイル巻線142、144の導線150に加えられ ると、対応する磁界が生じる。この磁界は、永久磁石120に作用し、これを垂 直軸線138上で移動させる。各コイル巻線142、144が固定されてないと 、これらは永久磁石120のまわりを動く。しかし、永久磁石120は可動であ り、且つベクトル矢印121で示す方向に分極されているので、かような永久磁 石は上記の垂直軸線138に沿って長手方向に動く。下側支持スポーク130が 少したわみ、上側スポーク133が、枢着点139のまわりで枢動すると、永久 磁石のステム122はわずかに動く。上側スポーク133の両端はかなり動くの で、枢動に何んら支障はない。くり返すが、この具体例の場合の磁石120の垂 直運動は、コイル巻線142を144に加えられる電流の強さに対して直線性を 有する。この結果、各コイル巻線142、144に所望の電流を流すと、永久磁 石120は軸線138上を動き、かくて押し棒162もノズル160に対して相 対移動する。変換器ブロック154からのガス圧出力はこのため、従属的に変動 し、コントロールされる。ノズル160から解放された圧力と協働する押しロッ ド162の端面には、スプリングアーム108について上述したものとかなり類 似しているが、ノズル160からのフィードバックが加えられる。
【0043】 望ましくも、永久磁石120がネオジム・鉄・ホウ素組成物で構成されている ので、その質量は比較的少なくできるが、その磁気強さはそれほど大きくはない 。かくして、この変換器の固有の共振周波数は高くなるが、これは、入力電流に 対して迅速変動するすぐれた応答特性を有する。
【0044】 上述のように、上側ロッド支持部材132は、永久磁石ロッド122の上部に とりつけられ、コイル巻線142、144内で動くよう、永久磁石120を心合 維持する。所望極性をもつ電流が、コイル巻線142と144に加えられると、 永久磁石120が下降して、ノズル160内にオリフィスを限定する。この結果 、圧力出力は変換器ブロック154によって増加する。同時に、上側のロッド支 持部材132と関連するスポーク133は、ロッド122にとりつけられた永久 磁石120によって引かれるため、枢動点139のまわりで枢動し、中央が下向 きにたわむ。
【0045】 変換器が受けるかもしれないすべての振動は、変換器の枠組立体を介して、永 久磁石とアクスルロッド122、したがって押し棒162にも伝達される。かく して押し棒162はノズル160をこえて対応的に動き、同じような態様でガス 圧出力をコントロールする。云うまでもなく、かようなコントロール作用は望ま しくない。というのは、このために、コントロールパラメータは、コイル巻線1 42、144内の電流の変化によっては生じない圧力変化を意味するからである 。環状のつりあいおもりバラスト134により、振動運動に応答しようとする永 久磁石120の動きは抑えられる。つまり、かような動きは、つりあいおもりバ ラスト134の対応運動によって相殺される。言いかえると、永久磁石120を 下向きに動かそうとする方向において変換器に加えられる振動によっても、つり あいおもりバラスト134は下向きに動く。つりあいおもりバラスト134が、 枢動点139を介してスポーク133に作用すると、永久磁石120は上昇しよ うとし、このため振動に伴う下向き力が相殺される。コイル巻線142、144 は、高導電性の、銅のような非磁性材料で作ると好都合である。このため、すべ ての振動運動は、ボビン143内の渦電流から得られる力によって抑制される。 この場合の態様は、上述の磁石56の動きが、ボビン46内の渦流によって抑制 されるときと似ている。かくして、変換器の精度は高まる。図4と関連的に説明 した自己フィードバックはまた、図7に示す他の実施例においても利用できる。
【0046】 以上述べたように、本考案の変換器は、いくつかの技術上の利点と特徴を有す る。本考案によって得られる重要な技術上の利点は、正確で且つ信頼出来る変換 器が、有利なコスト・効果価格で入手出来る。本考案の他の技術的利点は、固定 型コイル巻線と関連的に可動型の永久磁石を採用することにより、防爆型装置が 得られる。本考案による防爆技術によって得られる他の関連技術利点は、変換器 を作動させるさいに、発火防止装置を設ける必要がないということである。本考 案のさらに他の技術的利点は、極めて強力な磁界をもつネオジム・鉄・ホウ素製 永久磁石の採用によって、変換器は、よりコンパクトに作られる点であり、この 結果入力電流の利用範囲が広がる。さらに他の技術的利点は、小型ではあるが、 高い磁気強さをもつ永久磁石を利用することにより、変換器の電流変化に対する 応答時間はそれに応じて決まることであり、このため、コイル巻線の電流の転換 が早くなり、それに相応して永久磁石の位置も高速変化する。本考案のさらに他 の技術的利点は、変換器の出力の振動モジュレーションが減少することである。 本考案による他の利点は、スパンの調節にあり、永久磁石はコイル巻線の磁束に 対する磁気的影響を少なくして、あるいは機械的出力の方向転換に逆の作用を与 えるようにして設置することが出来る。
【0047】 本考案による好適具体例を、特定の変換器構造と、その製造方法との関連にお いて詳述してきたが、細部の変更は、前記実用新案登録請求の範囲に示す本考案 の精神と範囲とから逸脱することなくなされうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の原理と概念を示すため、電流−圧力
変換器の一例を図示する断面図である。
【図2】 本考案の原理と概念を具体化した他の変換器
を示す。
【図3】 ヨークに枢動可能にとりつけられた永久磁石
を有する、本考案の電流−機械力変換器を示す断面図で
ある。
【図4】 ガス圧をコントロールするべく機械的出力を
転換するための加圧装置に接続された、本考案の好適実
施例による電流−機械力変換器を示す等角図である。
【図5】 ヨークに摩擦なし軸受をとりつけるための柔
軟帯を示す拡大図である。
【図6】 変換器の機械的出力のスパンコントロールを
行うため永久磁石を、各種の角度方向でとりつけるよう
になされたヨークの一部を示す等角図である。
【図7】 本考案の他の実施例による電流−圧力変換器
を示す等角図を示す。
【符号の説明】
40 本体 44 巻線 56 永久磁石 58 アーム
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ラバト、ジェイ、ラビンスン アメリカ合衆国ニューハムプシア州03038、 ラッキンガム・カウンティ、デリ、エヴァ リット・ストリート #1番

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)内部に穴を持つ本体すなわち枠と、
    (ロ)電流を流し、磁界を生じさせるのに適応し、前記
    穴内の第1の軸線を中心としている巻線と、(ハ)前記
    巻線の慣性モーメントより小さい慣性モーメントを持
    ち、前記巻線に対して内側に平行に、かつ移動可能に取
    付けられた永久磁石であって、前記巻線が電流で付勢さ
    れるときに、前記永久磁石が前記第1の軸線に直交する
    第2の軸線のまわりに枢動するように、前記第1の軸線
    にほぼ直交する方向に磁化された中空でない永久磁石
    と、(ニ)機械的出力を提供するために、前記永久磁石
    と共に前記第2の軸線のまわりに移動するように、前記
    永久磁石に接着されたアームと、を備えた電気的−機械
    的変換器。
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