JP3475496B2 - 青果物の選別装置 - Google Patents

青果物の選別装置

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JP3475496B2
JP3475496B2 JP14896494A JP14896494A JP3475496B2 JP 3475496 B2 JP3475496 B2 JP 3475496B2 JP 14896494 A JP14896494 A JP 14896494A JP 14896494 A JP14896494 A JP 14896494A JP 3475496 B2 JP3475496 B2 JP 3475496B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、リンゴ,ミカン,ト
マトあるいはじゃがいも等の青果物を大きさ・重量のサ
イズ別及び色つや等の品質別に選別する青果物の選別装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来技術として、特開平1−23188
2号公報がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この従来技術は、直線
状のコンベアの搬送前段側に青果物の供給部を、また、
搬送後段側に青果物を品質及びサイズ別に分配する分配
部を夫れ夫れ配置し、前記コンベアの供給部に未選別の
青果物を搬送する未選別用コンベアを併設し、前記コン
ベアの供給部を搬送方向に沿って、品質別に区分した品
質別供給部とし、これら各品質別供給部間に、品質リ−
ドセンサ及び青果物の載置番地を読み取る番地リ−ダを
設け、コンベアの供給部と分配部間には、サイズリ−ド
センサを設け、分配部には品質及びサイズ別に対応する
複数の振分部台を設けて、青果物を品質及び大きさ別に
分配する構成である。 【0004】このように構成されていて、供給部にいる
作業者が未選別コンベアで搬送されて来る青果物の品質
を目視判断して、コンベアの該当する品質区間に載置す
るのであるが、作業者が定位置にいて載せ替えできる作
業範囲についての配慮がされていないため、作業者がコ
ンベアの搬送方向に沿って移動しながら載せ替え作業を
しなければならず、疲労が増大したり、コンベアに青果
物の載置できない空の部分が生じ、選別能率が上がらな
いという問題点があつた。 【0005】そこで、この発明は、コンベアの搬送前段
側の供給部に、作業者が定位置にいて青果物を載せ替え
できる長さの品質載置エリアを複数ずらして設定し、こ
れらの品質載置エリアを複数の品質エリアとすることに
より、従来装置の欠点を解消して、選別能率の向上を図
ろうとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、コンベア1の搬送始端
側を青果物の供給部2とし,搬送終端側を選別分配部3
とし、コンベア1の供給部2を複数の品質載置エリア2
a,2aとすると共に、この品質載置エリア2a,2a
の長さを中間位置にいる作業者が略歩かずに青果物を全
領域に載置できる長さとし、この品質載置エリア2a,
2aを複数の品質ゾ−ンa,bに区分して、この品質ゾ
−ンa,bの境界部に青果物がコンベア1に載置されて
いるか否かで第1の品質を検出する品質センサ4a,4
bを夫れ夫れ配置し、コンベア1の供給部2と選別分配
部3との境界部には、青果物の第2品質を検出する第2
センサ5を設け、コンベア1で搬送中に前記品質センサ
4a,4bで品質を検出された青果物の第2センサ5ま
での移動距離及び第2センサ5で品質検出された青果物
の搬送終端側への移動距離を検出できる移動距離検出器
8を設け、コンベア1の選別分配部3に対向して品質セ
ンサ4a,4bで検出した第1品質及び第2品質センサ
5で検出した第2品質に基づく総合品質判定により青果
物が取り出される選別取出部6a,6b,…を設け、上
記移動距離検出器8の検出を入力する第1及び第2の演
算制御部7,9を設けた青果物の選別装置において、
2演算制御部9は、第1品質を検出する品質センサ4
a,4bに基づいて当該第1品質結果を入力すると共に
この第1品質の検出位置から第2センサ5までの移動距
離を入力すべく構成し、第2センサ5に到達すると該第
2演算制御部9の第1品質結果と距離データとが第1演
算制御部7に入力されかつ第2品質結果を入力すると共
に該第1演算制御部7は前記第1品質と前記第2品質と
による総合品質判定に基づいて、第2センサ5から搬送
終端側への移動距離を決定し、該移動距離に基づく移動
距離検出器8の検出により、青果物が選別取出部6a,
6bより取り出されるよう構成したことを特徴とする青
果物の選別装置の構成としたものである。 【0007】 【作用】コンベア1の搬送始端側における供給部2の複
数の品質載置エリア2a,2aの品質ゾ−ンa,bに、
作業者が未選別の青果物の品質を目視判定しながら載置
していく。この際に、作業者が品質載置エリア2a,2
a長さ方向中間位置に位置していると、作業者がほとん
ど歩かずに目視判定した全品質の青果物を品質載置エリ
ア2aの全域に楽にしかも能率的に載置供給できる。 【0008】次いで、品質載置エリア2a,2aの品質
ゾ−ンa,bに載置された青果物は、品質ゾ−ンa,b
の境界部を通過する際に、品質センサ4a,4bでその
第1品質が検出されると共に、第1品質の検出された青
果物の第2センサ5までの距離が移動距離検出器8で検
出され、これらの検出情報は第2演算制御部9に入力さ
れ、次いで、当該青果物がコンベア1の供給部2と選別
分配部3との境界部にある第2品質センサ5に到達する
と、第1品質の検出情報が第2演算制御部9から第2
算制御部7に入力されると共に、第1演算制御部7は
2品質センサ5でその青果物の第2品質が検出され、次
いで、当該青果物の第2センサ5から搬送終端側への移
動距離が移動距離検出器8で検出される。しかして、青
果物は品質センサ4a,4bで検出された第1品質及び
第2品質センサ5で検出された第2品質に基づき、総合
品質が判定されて、選別取出部6a,6b,…の当該品
質の取出部に取り出される。 【0009】 【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図1〜図2に示す実施例について説明
する。コンベア1は、多数のカップ等の載置装置(図示
省略)で青果物を載せて終端側に搬送する形態で、始端
側の供給部2及び終端側の選別分配部3で構成されてい
る。コンベア1の供給部2は、搬送方向に隣接している
品質載置エリア2a,2aに区分されていて、この品質
載置エリア2a,2aの搬送方向の長さは、例えば、1
60cm〜200cm程度で、作業者15が長手方向の
略中間位置にいるとほとんど歩かずに、品質載置エリア
2a,2aの全領域に青果物を載置供給できる。この品
質載置エリア2a,2aは、秀a・優b・良c・並dの
品質ゾ−ンに区分されていて、この品質ゾ−ンa,bに
あるカップに、作業者15が目視判定した青果物を夫れ
夫れ載置していく。そして、この秀a・優b・良c・並
dの品質ゾ−ンの境界部には、品質センサ4a,4b,
4c,4dが夫れ夫れ設けられていて、コンベア1に載
置された青果物が通過すると当該品質が検出される。な
お、品質センサ4a,4b,4c,4dの検出作用につ
いて説明すると、青果物が並dの品質ゾ−ンでカップに
載置され、品質センサ4dを通過すると、並dの品質と
判定される。カップの青果物が一度品質判定され、その
後に終端側の品質センサ4c,4b,4aを通過する際
には、搬送始端側で既に品質が判定されたか否かがチエ
ックされ、始端側で品質判定がされている場合には、再
度品質判定がされず、一度された判定品質が変更される
ことはない。また、その他の良c,優b,秀aの品質ゾ
−ンで青果物がカップに載せられた際も、同様にして品
質が判定される。 【0010】コンベア1の供給部2と選別分配部3の境
界部には、形状・色あるいは重量等の第2品質を検出す
る第2センサ5が設けられている。また、コンベア1の
搬送終端側の選別分配部3の対向位置には、前記の第1
品質である秀a・優b・良c・並dの品質毎に、前記第
2品質センサ5で検出された第2品質に基づき夫れ夫れ
区別される多数の選別取出部6a,6b,6c,6dが
構成されている。また、コンベア1の供給部2の外側に
沿って、未選別の青果物を搬送する未選別コンベア13
が配置されている。 【0011】また、コンベヤ1のチエンの駆動スプロケ
ット(図示省略)部分に移動距離検出器8が設けられて
いる。この移動距離検出器8は、コンベヤ1のチエンの
駆動スプロケットが回転すると、エンコ−ダ(図示省
略)からパルス信号が出され、コンベヤ1のカップの青
果物が前記品質センサ4a,4b,4c,4dで品質判
定されると移動距離の測定を開始し、このカップが終端
側に移動して第2品質センサ5に到達すると、当該判定
品質が演算制御部7に入力される。 【0012】次に、図1及び図2に基づき、青果物の仕
分け取出制御について説明する。前記移動距離検出器8
の検出信号は第1、第2の演算制御部7,9に入力され
る構成としている。品質センサ4a,4b,4c,4d
で青果物の第1品質が検出されるが、上記演算制御部
7,9のうち、第2演算制御部9に入力され、また、こ
の第1品質の検出された青果物の載置されているカップ
の移動距離が移動距離検出器8で検出されて、第2演算
制御部9に入力される。次いで、第2演算制御部9に入
力された品質センサ4a,4b,4c,4dの検出情報
は、当該カップが第2品質センサ5に移動したとき、デ
−タ出力装置10及びデ−タ入力装置11を経由して、
第1演算制御部7に入力される。 【0013】次に、第2品質センサ5では、青果物の形
状または重量が検出されると共に、第2品質の検出され
た青果物の載置されているカップについて、第2品質セ
ンサ5から搬送終端側への移動距離が移動距離検出器8
で検出される。しかして、これらの検出情報は、制御
部,演算部及びレジスタ部からなるCPU並びにプログ
ラムメモリ及び演算用メモリのメモリ部から構成されて
いる上記第1演算制御部7に入力される。 【0014】また、第1演算制御部7では、前記の第2
演算制御部9からの第1品質の出情報及び第2品質セン
サ5の検出情報に基づき青果物が仕分けられ、次いで、
第1演算制御部7から仕分け指令信号が選別取出装置1
2に出力されて、コンベア1のカップの仕分け駆動装置
(図示省略)が駆動され、青果物が取り出される構成で
ある。次に、作用について説明する。 【0015】未選別の青果物が未選別コンベア13に載
置されて搬送されて来ると、これらの青果物が秀a・優
b・良c・並dのいずれの品質であるかを、作業者が目
視判定し、品質が秀aのものであれば供給部2aのa品
質ゾ−ンに、品質が優bのものであれば供給部2aのb
品質ゾ−ンに、品質が良cであれば供給部2aのc品質
ゾ−ンに、品質が並dであれば供給部2aのd品質ゾ−
ンにあるコンベア1のカップに、夫れ夫れ載置供給す
る。 【0016】そこで、供給部2aのa品質ゾ−ンにある
カップに青果物が載置されて、品質センサ4aで品質が
秀aであると検出され、また、当該青果物の載置された
移動距離検出器8の移動距離が順次検出されて、第2演
算制御部9に入力される。次いで、これらの検出情報
は、第2演算制御部9を経由して、第1演算制御部7に
入力される。次いで、当該青果物の載置されたカップが
搬送されて第2品質センサ5に到達すると、青果物の重
量あるいは形状が検出される。 【0017】しかして、品質センサ4a,4b,4c,
4d及び第2品質センサ5の検出情報を加味した総合品
質が第1演算制御部7で判定され、また、第2品質セン
サ5から選別分配部3の排出位置の距離も移動距離検出
器8で検出されて、仕分け取出の制御指令信号がこの第
1演算制御部7から出力され、コンベア1の当該カップ
が選別取出位置に到達すると、カップの取出駆動装置
(図示省略)が作動され、該当する選別分配部3に青果
物が取り出される。優b・良c・並dの品質の青果物も
同様にして、夫れ夫れ該当する品質センサ4a,4b,
4c,4dで第1品質が検出され、次いで、第2品質セ
ンサ5で第2品質が検出され、これらの品質に基づき総
合品質が判定されて、該当する品質の選別分配部3から
取り出される。 【0018】次に、図3について、図1の実施例との相
違点を説明する。コンベア1は、3条の選別ラインで構
成されていて、コンベア1の始端側の供給部2は、隣接
している品質載置エリア2a,2aに区分されていて、
中央のコンベア1の品質載置エリア2a,2aには、始
端側を品質並dの品質ゾ−ンであり、終端側を品質良c
の品質ゾ−ンとし、また、左右両側のコンベア1,コン
ベア1の始端側の供給部2は、始端側を品質優bの品質
ゾ−ンとし、終端側を品質秀aの品質ゾ−ンとし、未選
別の青果物の品質割合に応じて品質品質ゾ−ンを設定
し、選別の能率化を図っている。なお、秀優良並の品質
ゾ−ンは、設定器(図示省略)で作業者が自由に変更で
きる構成である。 【0019】次に、図4について、図1の実施例との相
違点を説明する。コンベア1は、左右2条の選別ライン
で構成されていて、コンベア1,1の始端側の供給部2
は、隣接している品質載置エリア2a,2aに区分され
ていて、品質載置エリア2a,2aには、夫れ夫れ秀a
・優b・良c・並dの品質ゾ−ンが設定されている。こ
の品質載置エリア2a,2aの側部には、未選別の青果
物が入ったコンテナ14,14,…が夫れ夫れ配置され
ていて、作業者15,15,…がコンテナ14から青果
物を取り出して品質を目視判定して、該当する品質ゾ−
ンを通過中のコンベア1のカップに載置する構成であ
る。すると、前述と同様に品質センサ4a,4b,4
c,4d及び第2品質センサ5の検出品質に基づいて総
合品質が判定され、選別分配部3から該当する選別取出
部6aに取り出される。 【0020】次に、図5について、図1の実施例との相
違点を説明する。コンベア1は、3条の選別ラインで構
成されていて、コンベア1の始端側の供給部2は、隣接
している載置品質エリア2a,2aに区分されていて、
中央のコンベア1の品質載置エリア2a,2aには、始
端側を品質並dの品質ゾ−ンとし、終端側を品質良cの
品質ゾ−ンとし、また、左右両側のコンベア1,1の始
端側の供給部2は、始端側を品質優bの品質ゾ−ンと
し、終端側を品質秀aの品質ゾ−ンとしている。この品
質載置エリア2a,2aの側部には、未選別の青果物が
入ったコンテナ14,14,…が夫れ夫れ配置されてい
て、作業者15,15,…がコンテナ14から青果物を
取り出して品質を目視判定し、該当する品質ゾ−ンを通
過中のコンベア1のカップに載置する構成である。 【0021】次に、図6について説明する。コンベヤ
(図示省略)のカップ(図示省略)で搬送中の青果物
は、カメラ16で撮像され、この撮像情報はカメラ入力
装置17を経由して演算制御部7に入力され、また、コ
ンベヤで搬送中の青果物の重量がロ−ドセル18で計量
され、その計量情報はロ−ドセル入力装置19を経由し
て、演算制御部7に入力される。また、別センサである
品質センサ20,食味センサ21,X線センサ22等で
検出された検出情報は、制御装置23に入力される。す
ると、これらの検出情報は制御装置23であらかじめ決
められている数値情報に変換され、次いで、公知の汎用
入力装置24を経て演算制御部7に入力される。 【0022】しかして、前記の撮像情報及び計量情報
は、A/D変換器(図示省略)を経て制御回路(図示省
略)に夫れ夫れ入力され、また、汎用入力装置24から
の数値情報は直接前記の制御回路に入力される。次い
で、これらの複数の検出情報に基づき、青果物は仕分け
選別されて品質の等級付けがなされ、コンベヤのカップ
が当該品質の選別取出部(図示省略)に到達すると、出
力装置25を経由してカップの取出駆動装置が作動さ
れ、青果物が該当する品質の取出部に取り出される。既
存の制御装置に新たにセンサを付加して仕様アップを図
る場合に、前述のように、汎用入力装置14を介して検
出情報を数値化して入力すると、既存の演算制御部の変
更が不要となり、コストの低減を図ることができる。次
に、図7について説明する。 【0023】2条のコンベヤ1,1を接近させて配置
し、コンベヤ1,1のカップあるいはスラット状受板
(図示省略)の上に、青果物を載置し、搬送途中で色
彩,形状等を測定するものである。コンベヤ1,1の始
端側には、両コンベヤ1,1の隣接部上方に、例えばC
CD型で構成されている色彩測定カメラ26を配置して
いる。この色彩測定カメラ26では、果実が例えば1.
5mm搬送される毎に赤緑青の色彩要素が測定されて、
CPU(図示省略)に取り込まれて順次蓄積され、1個
の青果物で約50回のデ−タが蓄積される。しかして、
この蓄積されたデ−タから赤の蓄積量を緑の蓄積量で除
して色値計算をし、次いで、蓄積したデ−タの赤及び緑
について、夫れ夫れの標準偏差以下のデ−タ数から傷値
計算をして、これら色値と基準色彩値とを比較し、色彩
判定をする。 【0024】次に、図8について説明する。また、コン
ベヤ1,1の夫れ夫れの上方には、例えばCCD型で構
成されている形状撮像手段27,27を配置し、形状撮
像手段27,27でコンベヤ1で搬送中の青果物の形状
を測定し、カメラ入力装置28,28を演算制御部7,
7に入力する構成である。また、コンベヤ1,1の始端
側には、両コンベヤ1,1の隣接部上方に、例えばCC
D型で構成されている色彩測定カメラ26を配置し、色
彩測定カメラ26の色彩測定情報は、色彩判定装置2
9、前記の汎用入力装置24を経て演算制御部7,7に
入力される。 【0025】しかして、前記の形状情報及び色彩判定情
報から青果物の等級判定がされ、出力装置25,25に
取り出し指令信号が出力されて、青果物が該当する等級
取出部に搬送されると取り出される。なお、1台の形状
撮像手段27で複数条の青果物を撮像処理する構成とし
てもよい。このように、汎用入力装置24を介して検出
情報を数値化して入力するので、速く処理できて処理速
度の問題も発生せず、また、1台の色彩測定カメラ26
で複数条の青果物の色彩を測定できるので、従来装置の
ように1条に1台のものに比較してコストダウンがで
き、複数条のコンベヤ1,1を接近させて配置できて、
設置場所も狭くなる。 【0026】 【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、作業者の目視判定した品質と第2品質センサ5
の検出品質に基づき、青果物を多数の品質区分に仕分け
て選別取出部6a,6b,…に取り出すものでありなが
ら、コンベア1の始端側の供給部2を、複数の品質ゾ−
ンに区分してある複数の品質載置エリア2a,2aの長
さを、作業者が品質載置エリア2a,2aの長さ方向中
間部に位置している状態ではほとんど歩かずに全領域に
青果物を載置供給できるので、目視判定した全品質の青
果物を楽にしかも能率的にコンベア1に載置供給でき、
コンベアの空搬送を防止して選別能率を向上させること
ができる。また、第1品質は品質センサ4a,4bによ
り検出され、品質センサ4a,4bの検出位置から第2
センサ5までの移動距離は第2演算制御部9に入力さ
れ、この第2センサ5まで到達すると第1品質が第1
算制御部7に入力されるもので、併せて第1演算制御部
7は第2品質の検出を行い、これら第1及び第2の検出
情報を受けて総合判定を行うと共に第2品質センサ5か
ら搬送終端側への移動距離が検出され青果物をこの所定
の移動距離に到達することによりこれを排出することが
できる。従って、第1演算制御部7は第1品質センサの
検出情報を受取りこの情報と第2品質と距離データとの
入力をもって排出処理でき、バケット番地等の対象果実
の位置、番地を特定する必要がなく、移動距離検出器8
で安定した制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】平面図 【図2】ブロック図 【図3】平面図 【図4】平面図 【図5】平面図 【図6】ブロック図 【図7】平面図及び正面図 【図8】平面図及びブロック図 【符号の説明】 1 コンベア 2 供給部 3 選別分配部 4a,4b,4c,4d 品質センサ 5 第2品質センサ 6a,6b,6c 選別取出部 7 第1演算制御部 8 移動距離検出器 9 第2演算制御部 10 デ−タ出力装置 11 デ−タ入力装置 12 選別取出装置 13 未選別コンベア 14 コンテナ 15 作業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−27478(JP,A) 特開 平1−231882(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 5/00 - 7/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンベア1の搬送始端側を青果物の供給
    部2とし,搬送終端側を選別分配部3とし、コンベア1
    の供給部2を複数の品質載置エリア2a,2aとすると
    共に、この品質載置エリア2a,2aの長さを中間位置
    にいる作業者が略歩かずに青果物を全領域に載置できる
    長さとし、この品質載置エリア2a,2aを複数の品質
    ゾ−ンa,bに区分して、この品質ゾ−ンa,bの境界
    部に青果物がコンベア1に載置されているか否かで第1
    の品質を検出する品質センサ4a,4bを夫れ夫れ配置
    し、コンベア1の供給部2と選別分配部3との境界部に
    は、青果物の第2品質を検出する第2センサ5を設け、
    コンベア1で搬送中に前記品質センサ4a,4bで品質
    を検出された青果物の第2センサ5までの移動距離及び
    第2センサ5で品質検出された青果物の搬送終端側への
    移動距離を検出できる移動距離検出器8を設け、コンベ
    ア1の選別分配部3に対向して品質センサ4a,4bで
    検出した第1品質及び第2品質センサ5で検出した第2
    品質に基づく総合品質判定により青果物が取り出される
    選別取出部6a,6b,…を設け、上記移動距離検出器
    8の検出を入力する第1及び第2の演算制御部7,9を
    設けた青果物の選別装置において、第2演算制御部9
    は、第1品質を検出する品質センサ4a,4bに基づい
    て当該第1品質結果を入力すると共にこの第1品質の検
    出位置から第2センサ5までの移動距離を入力すべく構
    成し、第2センサ5に到達すると該第2演算制御部9の
    第1品質結果と距離データとが第1演算制御部7に入力
    されかつ第2品質結果を入力すると共に該第1演算制御
    部7は前記第1品質と前記第2品質とによる総合品質判
    定に基づいて、第2センサ5から搬送終端側への移動距
    離を決定し、該移動距離に基づく移動距離検出器8の検
    出により、青果物が選別取出部6a,6bより取り出さ
    れるよう構成したことを特徴とする青果物の選別装置。
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