JP3472911B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3472911B2
JP3472911B2 JP31651797A JP31651797A JP3472911B2 JP 3472911 B2 JP3472911 B2 JP 3472911B2 JP 31651797 A JP31651797 A JP 31651797A JP 31651797 A JP31651797 A JP 31651797A JP 3472911 B2 JP3472911 B2 JP 3472911B2
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特に静電気等のサージから回路を保護する構造に関す
る。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】近年、半
導体装置の素子寸法の微細化に伴い、不純物領域である
ソース領域やドレイン領域、ゲート電極の厚さが薄くな
り、ソース領域、ドレイン領域、ゲート電極の寄生抵抗
が増大化している。このような寄生抵抗の増大化は、回
路の動作速度の低下を招く。そして、ソース領域、ドレ
イン領域、ゲート電極の寄生抵抗を低減する技術とし
て、サリサイドプロセスと呼ばれるものが提案されてい
る。このサリサイドプロセスに関しては、例えば特開平
5−75045号公報、特開平5−259115号公報
に開示される従来技術が知られている。
【0003】このサリサイドプロセスでは、チタン、コ
バルト、タングステン、モリブデン、タンタルなどの金
属の膜が、ソース領域、ドレイン領域、ゲート電極が既
に形成されている半導体基板上に全面スパッタリングさ
れ、熱処理が施される。これによりソース領域やドレイ
ン領域やゲート電極のシリコンと、堆積された金属とが
合金化され、金属シリサイド層が形成される。その後、
合金化されずに残された金属が除去される。これによ
り、低抵抗の金属シリサイド層が、ソース領域、ドレイ
ン領域、ゲート電極に対して自己整合的に形成される。
このように、サリサイドプロセスを用いてソース領域、
ドレイン領域、ゲート電極の表面に低抵抗の金属シリサ
イド層を形成することで、ソース領域、ドレイン領域、
ゲート電極の寄生抵抗を格段に低減できるようになる。
この結果、回路の動作速度を大幅に向上できるようにな
る。
【0004】さて、このサリサイドプロセスを用いて形
成したトランジスタ、即ちサリサイド構造のトランジス
タには、サリサイド構造ではないトランジスタに比べ
て、ESD性能が低いという問題がある。そして、サリ
サイド構造のトランジスタのESD性能を高める技術と
して、例えば特開平5−3173号公報に開示される従
来技術が知られている。この従来技術では、出力バッフ
ァのトランジスタのソース領域、ドレイン領域をシリサ
イド構造にする一方で、ゲート電極をポリサイド構造に
することでESD性能を高めている。
【0005】しかしながら、この従来技術では、シリサ
イドプロセスとポリサイドプロセスの両方が必要になる
ため、製造プロセスが複雑化するという問題がある。ま
たこの従来技術では、ドレイン領域とゲート電極の境界
付近での電流集中に伴う静電破壊についてのみ考慮して
おり、ドレイン領域とゲート電極との境界以外の場所で
の静電破壊については考慮されていなかった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、簡
易な製造プロセスでESD性能を向上できる半導体装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る半導体装置は、第1導電型の第1領域に
形成され、電源電位が与えられる略方形状の第2導電型
の第1不純物領域と、前記第1不純物領域の隣に所与の
間隔だけ離して形成される略方形状の第2導電型の第2
不純物領域と、前記第2不純物領域の表面に形成される
略方形状の第1金属シリサイド層と、前記第1金属シリ
サイド層と配線層とを接続するコンタクトとを含み、前
記第1金属シリサイド層の前記第1不純物領域側の一辺
と、前記第2不純物領域の前記第1不純物領域側の一辺
との間の距離をL1、前記第1金属シリサイド層の他辺
と、前記第2不純物領域の他辺との間の距離をL2とし
た場合に、L2≧L1であることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、L2≧L1であるため、
静電気などのサージによる電流の大部分を、第2不純物
領域、第1領域及び第1不純物領域により構成されるバ
イポーラを介して電源電位に放電することが可能とな
る。これにより第2不純物領域の他辺側に形成されるダ
イオードに大電流が流れるのを防止でき、ESD性能の
向上を図れる。
【0009】また本発明は、前記第1金属シリサイド層
及び前記第2不純物領域が略矩形状に形成されており、
前記第1金属シリサイド層及び前記第2不純物領域の前
記他辺が、略矩形状に形成された前記第1金属シリサイ
ド層及び前記第2不純物領域の短辺であることを特徴と
する。第2不純物領域が略矩形状に形成されている場合
には、第2不純物領域の短辺側での電流通過面積は小さ
くなる。従って、短辺側に形成されるダイオードに大電
流が流れると、静電破壊が生じやすくなる。本発明によ
れば、略矩形状の第2不純物領域の短辺側にあるダイオ
ードに大電流が流れるのを防止できるため、ESD性能
を更に一層向上できるようになる。
【0010】また本発明は、第1導電型の第2領域に形
成される略方形状の第2導電型の第3不純物領域と、前
記第3不純物領域の表面に形成される略方形状の第2金
属シリサイド層と、前記第2金属シリサイド層と前記配
線層とを接続するコンタクトとを含み、前記第2金属シ
リサイド層の一辺と、前記第3不純物領域の一辺と間の
距離をL3とした場合に、L3≧L1であることを特徴
とする。このようにすることで、静電気などのサージに
よる電流の大部分を、第2不純物領域、第1領域及び第
1不純物領域により構成されるバイポーラを介して放電
でき、第3不純物領域と第2領域とで構成されるダイオ
ードに大電流が流れるのを防止できる。これにより、前
記第2不純物領域に対して並列に前記配線層に接続され
る素子が、静電気などのサージにより静電破壊されるの
を防止できるようになる。
【0011】また本発明は、第1導電型の第1領域に形
成され、電源電位が与えられる略方形状の第2導電型の
第1不純物領域と、前記第1不純物領域の隣に所与の間
隔だけ離して形成される略方形状の第2導電型の第2不
純物領域と、前記第2不純物領域の表面に形成される略
方形状の第1金属シリサイド層と、前記第1金属シリサ
イド層と配線層とを接続するコンタクトと、前記第1領
域に少なくとも一部が重なり合うように形成され、前記
電源電位が与えられる第1導電型の第4不純物領域とを
含み、前記第1金属シリサイド層の前記第1不純物領域
側の一辺と、前記第4不純物領域において該一辺側に形
成されるコンタクトの一辺との間の距離をL4、前記第
1金属シリサイド層の他辺と、前記第4不純物領域にお
いて該他辺側に形成されるコンタクトの一辺との間の距
離をL5とした場合に、L5≧L4であることを特徴と
する。
【0012】例えば静電気などのサージにより、第2不
純物領域と第1領域とにより構成されるダイオードに順
方向の大電流が流れる場合を考える。このような場合
に、本発明によれば、L5≧L4であるため、静電気な
どのサージによる電流の大部分を、第2不純物領域の一
辺側(第1不純物領域側)に形成されるダイオードを介
して放電することが可能となる。これにより、第2不純
物領域の他辺側に形成されるダイオードに大電流が流れ
るのを防止でき、ESD性能の向上を図れる。
【0013】なお前記第4不純物領域の表面に第3金属
シリサイド層が形成される場合には、前記L4が、前記
第1金属シリサイド層の前記第1不純物領域側の一辺
と、該一辺に対向する前記第3金属シリサイド層の辺と
の間の距離であり、前記L5が、前記第1金属シリサイ
ド層の他辺と、該他辺に対向する前記第3金属シリサイ
ド層の辺との距離であることが望ましい。
【0014】また本発明は、第1導電型の第2領域に形
成される略方形状の第2導電型の第3不純物領域と、前
記第3不純物領域の表面に形成される略方形状の第2金
属シリサイド層と、前記第2金属シリサイド層と前記配
線層とを接続するコンタクトと、前記第2領域に少なく
とも一部が重なり合うように形成され、前記電源電位が
与えられる第1導電型の第5不純物領域とを含み、前記
第2金属シリサイド層の一辺と、前記第5不純物領域に
形成されるコンタクトの一辺との間の距離をL6とした
場合に、L6≧L4であることを特徴とする。このよう
にすることで、静電気などのサージによる電流の大部分
を、第2不純物領域の一辺側に形成されるダイオードに
流すことができ、第3不純物領域と第2領域とで構成さ
れるダイオードに大電流が流れるのを防止できる。これ
によりESD性能の更なる向上を図れる。
【0015】なお、前記第4不純物領域の表面に第3金
属シリサイド層が形成され、前記第5不純物領域の表面
に第4金属シリサイド層が形成される場合には、前記L
4が、前記第1金属シリサイド層の前記第1不純物領域
側の一辺と、該一辺に対向する前記第3金属シリサイド
層の辺との間の距離であり、前記L6が、前記第2金属
シリサイド層の一辺と、該一辺に対向する前記第4金属
シリサイド層の辺との距離であることが望ましい。
【0016】なお本発明では、前記第1、第2不純物領
域が、各々、パッドに接続される出力バッファのソース
領域、ドレイン領域であることが望ましい。また前記第
1、第2不純物領域が、各々、ラテラルバイポーラ型の
保護回路のエミッタ領域、コレクタ領域であってもよ
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の良好な実施形態に
ついて説明する。なお以下では、第1導電型をp型と
し、第2導電型をn型として説明する。またMOS型ト
ランジスタへの適用例について主に説明する。しかしな
がら、本発明は、第1導電型がn型であり、第2導電型
がp型である場合にも適用できる。またMOS型トラン
ジスタ以外にも、MIS型トランジスタなどの種々のト
ランジスタに適用できる。更にトランジスタ以外にも、
ラテラルバイポーラ等にも適用できる。
【0018】1.本実施形態の構成 図1(A)に、本実施形態の平面図の一例を示す。また
図1(B)に、図1(A)におけるA1−A2線の断面
概念図を示す。
【0019】図1(A)、(B)において、n型の半導
体基板10にはp型ウェル12(第1領域)が形成され
る。このp型ウェル12は、拡散、イオン注入等の製造
プロセスを用いて形成されたp型のウェルタップ領域1
4(第4不純物領域)やコンタクト16、18等を介し
て、接地電位GND(下側電源電位)に接続される。な
おウェルタップ領域14は、少なくともその一部がp型
ウェル12に重なり合うように形成されていればよい。
【0020】n型のソース領域20、21(第1不純物
領域)は、拡散、イオン注入等の製造プロセスを用いて
p型ウェル12に形成される。このソース領域20、2
1は、コンタクト34、35等を介してGNDに接続さ
れる。
【0021】ドレイン領域22(第2不純物領域)は、
ソース領域20、21の隣に所与の間隔だけ離して形成
される。即ちドレイン領域22は、ゲート電極24、2
5を挟んでソース領域20、21の隣に形成される。そ
してドレイン領域22の表面には、チタン、コバルト、
タングステン、モリブデン、タンタルなどの金属とシリ
コンとの合金である第1金属シリサイド層30が形成さ
れる。この第1金属シリサイド層30は、図1(B)に
示すように、コンタクト32等を介して配線層40に接
続され、配線層40はパッド42に接続される。ここ
で、ドレイン領域22と配線層40の間に第1金属シリ
サイド層30を介在させたのは、ドレイン領域22と配
線層40とのオーミックなコンタクトを可能にするため
である。即ち第1金属シリサイド層30はコンタクト3
2のバリアメタルとして機能する。
【0022】ソース領域20、21、ドレイン領域22
及びゲート電極24、25から成るトランジスタにより
出力バッファが構成される。そしてこの出力バッファ
は、出力バッファ自身及びこれに接続される内部回路の
保護回路として機能する。
【0023】本実施例の特徴は、図1(A)で、L2≧
L1とした点にある。ここでL1は、第1金属シリサイ
ド層30のソース領域20側の辺50と、ドレイン領域
22のソース領域20側の辺52との間の距離に相当す
る。またL2は、第1金属シリサイド層30の辺54
と、ドレイン領域22の辺56との間の距離に相当す
る。
【0024】このようにL2≧L1とすることで、サー
ジ44による注入電荷のほとんどを図1(B)の経路E
1で放電でき、経路E2に大電流が流れるの防止でき
る。即ち注入電荷のほとんどを、ダイオードD1及びD
2により構成されるバイポーラBPを用いて流すことが
できる。これにより、ドレイン領域22と素子分離膜3
8の境界付近に形成されるダイオードD3に大電流が流
れるのを防止できる。この結果、図1(B)のE3に示
す部分での静電破壊を防止できる。
【0025】なお図1(A)、(B)では、矩形形状の
ドレイン領域22、第1金属シリサイド層30の短辺
(ゲート電極長方向の辺)である辺54、56の間の距
離L2をL2≧L1としている。しかしながら、図2
(A)に示すようにドレイン領域22の左隣(あるいは
右隣)にソース領域が無い場合には、長辺(ゲート電極
幅方向の辺)である辺51、53の間の距離L2’につ
いてもL2’≧L1とすることが望ましい。
【0026】また本実施形態は、図2(B)に示すよう
に、エミッタ領域220、221(第1不純物領域)、
コレクタ領域222(第2不純物領域)、ベース領域2
24、225から構成されるラテラルバイポーラ型の保
護回路にも適用できる。即ちこの場合には、第1金属シ
リサイド層230の辺250とコレクタ領域222の辺
252の間の距離L1と、辺254、256の間の距離
L2との関係をL2≧L1とする。
【0027】2.本実施形態の効果 本実施形態のようにL2≧L1とすることで以下のよう
な効果を得ることができる。
【0028】(1)サージによる注入電荷をバイポーラ
BPを用いてGNDに放電できる。
【0029】即ちドレイン領域22にサージ44が印加
されると、ドレイン領域22に寄生するダイオードがア
バランシェブレークする。この時、図3(A)のB1に
示すように、ドレイン電圧はVbdになる。その後、バ
イポーラBPがオンすると、図3(A)のB2に示すよ
うに、ドレイン電圧はVbdからVspに低下する。こ
のようにドレイン電圧が低下する現象はスナップバック
と呼ばれる。スナップバック時においては、ドレイン領
域22の入力インピーダンスは非常に低くなる。従っ
て、サージ44によりドレイン領域22へ注入される電
荷をGNDに容易に放電できるようになる。また例えば
200Vの大きさのサージ44が印加されても、ドレイ
ン領域22の電圧をVsp=8V程度に低減できるよう
になる。
【0030】しかしながら特開平5−3173号公報の
図1(A)ではL2<L1となっている。従ってこの従
来技術では、バイポーラBPがオンする前に、ドレイン
領域22と素子分離膜28の境界付近にあるダイオード
D3がアバランシェブレークし、このダイオードD3に
大電流が流れてしまう。従って、スナップバックにより
ドレイン電圧やドレイン領域22の入力インピーダンス
が低減する前にE3の部分が静電破壊されるおそれがあ
る。
【0031】これに対して、本実施例では、L2≧L1
となっているため、バイポーラBPを容易にオンさせる
ことができる。これによりドレイン電圧やドレイン領域
22の入力インピーダンスを低減でき、素子にかかる負
荷を低減できる。またダイオードD3に大電流が流れる
のを防止でき、E3の部分での静電破壊を防止できる。
【0032】(2)放電経路での電流の通過面積を大き
くできる。
【0033】図3(B)に示すように、出力バッファを
構成するトランジスタの幅Wは一般的に大きく、ドレイ
ン領域22の幅WDはWに比べて小さい。一般的な出力
バッファでは、Wは例えば200〜300μm程度であ
り、WDは例えば10μm程度である。従って、図3
(B)のF1、F2、F3に示すように、ソース領域2
0、21側の方が、素子分離膜側よりも電流の通過面積
が大きい。
【0034】本実施形態によれば、L2≧L1となるた
め、電流通過面積の大きいソース領域20、21側に電
流を流すことが可能となる。この結果、電流の集中を防
止できESD性能を向上できる。
【0035】さて、特開平5−3173号公報の図1
(A)ではL2=0となっている。このようにL2=0
とすることで、図4(A)に示すように、トランジスタ
の実効的な幅WeffをWと等しくでき、トランジスタ
を高速化できる。第1金属シリサイド層30は、ドレイ
ン領域22に比べて寄生抵抗が格段に小さいからであ
る。
【0036】このように、これまでは、トランジスタの
高速化を優先してL2=0(<L1)とするのが一般的
であった。
【0037】本実施形態は、このような、本実施形態を
構成する事の妨げとなる事情にあえて反して、L2≧L
1とした点に大きな特徴がある。即ちL2≧L1とする
と、図4(B)に示すようにWeffがWよりも小さく
なり、トランジスタ能力が低下する。本実施形態は、こ
のようなトランジスタ能力の低下をある程度犠牲にし、
ESD性能の向上を優先してL2≧L1としている。
【0038】なお例えば0.35μmの製造プロセスを
例にとれば、L1は、L2の0.5〜0.8倍の長さで
あることが望ましい。このようにすれば、トランジスタ
能力をそれほど低下させることなく、十分なESD耐圧
を得ることができる。
【0039】3.パッドに接続される他の素子の保護 以上では、出力バッファのESD対策について主に説明
した。
【0040】しかしながら、例えば図5に示すような出
力バッファ62、入力バッファ64を有する入出力バッ
ファ60では、パッド42からのサージ44が、配線4
0を介してダイオードD4、D5にも印加される。これ
らのダイオードD4、D5は、入力バッファ64のゲー
ト電極を保護するための保護抵抗(拡散抵抗)RPの前
段に寄生的に形成されるものである。そして、図1
(A)のドレイン領域22にESD対策を施したよう
に、このダイオードにもESD対策を施す必要がある。
【0041】図6に、GND側に設けられるダイオード
D5の平面図の一例を示す。また図7に、図6における
A3−A4線の断面概念図を示す。
【0042】ここでダイオードD5のカソード領域70
(第3不純物領域)は、拡散、イオン注入等の製造プロ
セスを用いてp型ウェル68(第2領域)に形成され
る。なおp型ウェル68は、出力バッファ62が形成さ
れるp型ウェル12(第1領域)と同じものにしてもよ
い。
【0043】カソード領域70の表面には、チタン、コ
バルト、タングステン、モリブデン、タンタルなどの金
属とシリコンの合金である第2金属シリサイド層72が
形成される。この第2金属シリサイド層72は、コンタ
クト74を介して配線層40に接続される。ここで、カ
ソード領域70と配線層40の間に第2金属シリサイド
層72を介在させたのは、カソード領域70と配線層4
0とのオーミックなコンタクトを可能にするためであ
る。
【0044】本実施形態では、ダイオードD5を保護す
るために、図6に示すようにL3≧L1としている。こ
こでL3は、第2金属シリサイド層72の辺82や83
と、カソード領域70の辺84や85との間の距離に相
当する。
【0045】このようにL3≧L1とすることで、サー
ジ44による注入電荷のほとんどを出力バッファ62の
ソース領域20、21側に放電でき、図7の経路E4に
大電流が流れるの防止できる。即ち注入電荷のほとんど
を、図1(B)のバイポーラBPを用いて流すことがで
きる。これにより図7のダイオードD5に大電流が流れ
るのを防止できる。この結果、図7のE5に示す部分で
の静電破壊を防止できるようになる。
【0046】なお図6では入力バッファのダイオードD
5においてL3≧L1の関係を成り立たせている。しか
しながらこれに限らず、出力バッファ62(あるいはラ
テラルバイポーラ型保護回路)に対して電気的に並列に
接続される種々の素子において、L3≧L1の関係を成
り立たせることが望ましい。このような素子としては、
例えばプルアップ用のトランジスタやアナログ出力バッ
ファなどを考えることができる。
【0047】4.ダイオードのアバランシェブレークを
伴わないESD 図1(A)、(B)では、n型のドレイン領域22とp
型ウェル12により構成されるダイオードのアバランシ
ェブレークを伴うESDについて説明した。この場合に
は、図8(A)に示すように、GNDを基準として正極
性のサージが出力バッファ(端子OUT)のドレイン領
域22に印加される。
【0048】一方、図8(B)では、GNDを基準とし
て負極性のサージが出力バッファのドレイン領域22に
印加される。このような負極性のサージの印加は、ダイ
オードのアバランシェブレークを伴わないESDとな
る。即ちダイオードには順方向に電流が流れる。
【0049】なおp型のトランジスタの場合には、VD
Dを基準とした負極性のサージの印加がアバランシェブ
レークを伴うESDとなり、VDDを基準とした正極性
のサージの印加がアバランシェブレークを伴わないES
Dとなる。
【0050】図8(B)に示すようなアバランシェブレ
ークを伴わないESDによる静電破壊については、これ
まであまり考慮が払われていなかった。しかしながら、
素子寸法の微細化に伴い、アバランシェブレークを伴う
ESDでは静電破壊しなかった出力バッファが、アバラ
ンシェブレークを伴わないESDにおいて静電破壊する
場合があることが判明した。
【0051】このような事態を防止するために本実施形
態では、図9(A)に示すようにL5をL4以上にして
いる。ここでL4は、第1金属シリサイド層30のソー
ス領域20側の辺50と、ウェルタップ領域14におい
て辺50側に形成されるコンタクト16の辺17との間
の距離に相当する。またL5は、第1金属シリサイド層
30の辺54と、ウェルタップ領域14において辺54
側に形成されるコンタクト18の辺19との間の距離に
相当する。
【0052】このようにL5≧L4とすることで、負極
性のサージ90による順方向放電電流のほとんどを図9
(B)の経路E6で放電でき、経路E7に大電流が流れ
るの防止できる。即ち負極性のサージ90による順方向
放電電流を、ダイオードD1を用いて流すことができ
る。これにより、ドレイン領域22と素子分離膜38の
境界付近に形成されるダイオードD3に順方向の大電流
が流れるのを防止できる。この結果、図9(B)のE3
に示す部分での静電破壊を防止できる。
【0053】経路E6で放電することでESD性能を向
上できるのは以下の理由による。即ち図3(B)にて既
に説明したように、出力バッファを構成するトランジス
タの幅Wは一般的に大きく、ドレイン領域22の幅WD
は小さい。従って、ソース領域20、21側の方が、素
子分離膜38側よりも電流の通過面積が大きい。そして
本実施形態によれば、L5≧L4となるため、電流通過
面積の大きいソース領域20、21側に、大部分の電流
を流すことが可能となる。この結果、電流の集中を防止
できESD性能を向上できる。
【0054】これまでは、出力バッファのレイアウト面
積を最小限にするために、図9(A)に示す距離LTを
デザインルールで許される最小距離にするのが一般的で
あった。そして距離LTを最小距離にすると、通常、L
5はL4よりも小さくなってしまう(図1(A)参
照)。
【0055】本実施形態は、このような、本実施形態を
構成する事の妨げとなる事情にあえて反して、L5≧L
4とした点に大きな特徴がある。即ちL5≧L4とする
と、図9(A)のF4に示す部分が無駄なスペースとな
り、出力バッファのレイアウト面積が大きくなる。本実
施形態は、このようなレイアウト面積の増加をある程度
犠牲にし、ESD性能の向上を優先してL5≧L4とし
ている。
【0056】なお図9(B)のE6の経路で電流を放電
しE7の経路に大電流を流さないようにするためには、
図9(B)の寄生抵抗R2をR1以上とすることが肝要
である。ここでR1は、第1金属シリサイド層30と、
ウェルタップ領域14のコンタクト16との間の寄生抵
抗に相当する。またR2は、第1金属シリサイド層30
と、ウェルタップ領域14のコンタクト18との間の寄
生抵抗に相当する。そしてR2≧R1が成り立つなら
ば、L5をL4よりも若干小さくすることも可能であ
る。
【0057】5.パッドに接続される他の素子の保護 さて、図5に示すような入出力バッファ60では、パッ
ド42にGNDを基準とした負極性のサージを印加した
場合に、ダイオードD5に順方向の電流が流れる。従っ
て、ドレイン領域22にESD対策を施したように、こ
のダイオードD5にもESD対策を施す必要がある。
【0058】図10に、GND側に設けられるダイオー
ドD5の平面図の一例を示す。また図11に、図10に
おけるA7−A8線の断面概念図を示す。
【0059】本実施形態では、ダイオードD5を保護す
るために、図10に示すようにL6をL4以上にしてい
る。ここでL6は、第2金属シリサイド層72の辺82
や83と、ウェルタップ領域80のコンタクト76、7
8の辺77や79との距離に相当する。
【0060】このようにL6≧L4とすることで、負極
性のサージ90による順方向放電電流のほとんどを出力
バッファ62のソース領域20、21を介して放電で
き、図11の経路E8に大電流が流れるの防止できる。
即ち放電電流のほとんどを、図9(B)のダイオードD
1を用いて経路E6で流すことができる。これにより図
11のダイオードD5に大きな順方向電流が流れるのを
防止できる。この結果、図11のE5に示す部分での静
電破壊を防止できるようになる。
【0061】なお図10に示すような入力バッファのダ
イオード(拡散抵抗)に限らず、出力バッファ62(あ
るいはラテラルバイポーラ型保護回路)に対して電気的
に並列に接続される種々の素子において、L6≧L4の
関係を成り立たせることが望ましい。
【0062】また図9(B)のE6の経路で電流を放電
し、図11のE8の経路に大電流を流さないようにする
ためには、図11の寄生抵抗R3を図9(B)の寄生抵
抗R1以上とすることが肝要である。ここでR3は、図
10の第2金属シリサイド層72と、ウェルタップ領域
80のコンタクト76や78との間の寄生抵抗に相当す
る。そしてR3≧R1が成り立つならば、L6をL4よ
りも若干小さくすることも可能である。
【0063】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0064】例えば本発明は、出力バッファや入出力バ
ッファ以外にも種々の素子に適用できる。またn型トラ
ンジスタのみならずp型トランジスタにも適用できる。
【0065】またドレイン領域、ソース領域、ゲート電
極、ウェルタップ領域などのレイアウトも、本実施形態
で説明したものに限られるものではなく、種々の変形実
施が可能である。
【0066】また第1〜第3不純物領域(ドレイン領
域、ソース領域、カソード領域)や第1、第2金属シリ
サイド層は、ほぼ方形状であればよく、例えば角に面取
り辺を設ける等してもよい。
【0067】また上記実施形態では、ウェルタップ領域
(第4不純物領域、第5不純物領域)やソース領域の表
面には、金属シリサイド層を形成していなかったが、こ
れを形成するようにしてもよい。ウェルタップ領域やソ
ース領域の表面に金属シリサイド層を形成した場合の断
面概念図を図12、図13、図14、図15に示す。こ
れらの図12、図13、図14、図15は、各々、図1
(B)、図7、図9(B)、図11に対応するものであ
る。
【0068】例えば図12では、ウェルタップ領域14
(第4不純物領域)の表面に第3金属シリサイド層13
0が形成される。またソース領域20の表面に金属シリ
サイド層132が形成される。
【0069】また図13では、ウェルタップ領域80
(第5不純物領域)の表面に第4金属シリサイド層17
2が形成される。
【0070】図14でも図12と同様に、ウェルタップ
領域14(第4不純物領域)の表面に第3金属シリサイ
ド層130が、ソース領域20の表面に金属シリサイド
層132が形成される。そしてこの場合には、L4は、
第1金属シリサイド層30の一辺と、該一辺に対向する
第3金属シリサイド層130の辺との距離になる。また
L5は、第1金属シリサイド層30の他辺と、該他辺に
対向する第3金属シリサイド層130の辺との距離にな
る。
【0071】図15でも図13と同様に、ウェルタップ
領域80(第5不純物領域)の表面に第4金属シリサイ
ド層172が形成される。そして、この場合には、L6
は、第2金属シリサイド層72の一辺と、該一辺に対向
する第4金属シリサイド層172の辺との距離になる。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本実施形態の平面図の一例であ
り、図1(B)は、図1(A)のA1−A2線での断面
概念図である。
【図2】図2(A)、(B)は、ドレイン領域の左隣あ
るいは右隣にソース領域が無い出力バッファや、ラテラ
ルバイポーラ型の保護回路への本実施形態の適用例につ
いて説明するための図である。
【図3】図3(A)はスナップバックについて説明する
ための図であり、図3(B)は、電流の通過面積の大小
について説明するための図である。
【図4】図4(A)、(B)は、トランジスタの幅Wと
実効的な幅Weffとの関係について説明するための図
である。
【図5】入出力バッファの構成の一例を示す図である。
【図6】GND側に寄生的に形成されるダイオードの平
面図の一例である。
【図7】図6におけるA3−A4線の断面概念図であ
る。
【図8】図8(A)、(B)は、各々、GNDを基準と
した正極性のサージの印加、GNDを基準とした負極性
のサージの印加について説明するための図である。
【図9】図9(A)はL5≧L4の関係を成り立たせる
本実施形態の平面図の一例であり、図9(B)は、図9
(A)のA5−A6線での断面概念図である。
【図10】GND側に寄生的に形成されるダイオードの
平面図の一例である。
【図11】図10におけるA7−A8線の断面概念図で
ある。
【図12】図1(B)においてウェルタップ領域、ソー
ス領域の表面に金属シリサイド層を設けた場合の断面概
念図である。
【図13】図7においてウェルタップ領域の表面に金属
シリサイド層を設けた場合の断面概念図である。
【図14】図9(B)において、ウェルタップ領域、ソ
ース領域の表面に金属シリサイド層を設けた場合の断面
概念図である。
【図15】図11において、ウェルタップ領域の表面に
金属シリサイド層を設けた場合の断面概念図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 12 p型ウェル(第1領域) 14 ウェルタップ領域(第4不純物領域) 16、18 コンタクト 20、21 ソース領域(第1不純物領域) 22 ドレイン領域(第2不純物領域) 24、25 ゲート電極 30 第1金属シリサイド層 32、34、35 コンタクト 38 素子分離膜 40 配線層 42 パッド 44 サージ(正極性) 50、52、54、56 辺 68 p型ウェル(第2領域) 70 カソード領域(第3不純物領域) 72 第2金属シリサイド層 74、76、78 コンタクト 80 ウェルタップ領域(第5不純物領域) 82、83、84、85 辺 90 サージ(負極性) 130 第3金属シリサイド層 172 第4金属シリサイド層

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1領域に形成され、電源
    電位が与えられる略方形状の第2導電型の第1不純物領
    域と、 前記第1不純物領域の隣に所与の間隔だけ離して形成さ
    れる略方形状の第2導電型の第2不純物領域と、 前記第2不純物領域の表面に形成される略方形状の第1
    金属シリサイド層と、 前記第1金属シリサイド層と配線層とを接続するコンタ
    クトとを含み、 前記第1金属シリサイド層の前記第1不純物領域側の一
    辺と、前記第2不純物領域の前記第1不純物領域側の一
    辺との間の距離をL1、前記第1金属シリサイド層の他
    辺と、前記第2不純物領域の他辺との間の距離をL2と
    した場合に、L2≧L1であり、 第1導電型の第2領域に形成される略方形状の第2導電
    型の第3不純物領域と、 前記第3不純物領域の表面に形成される略方形状の第2
    金属シリサイド層と、 前記第2金属シリサイド層と前記配線層とを接続するコ
    ンタクトとを含み、 前記第2金属シリサイド層の一辺と、前記第3不純物領
    域の一辺と間の距離をL3とした場合に、L3≧L1で
    ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1金属シリサイド層及び前記第2不純物領域が略
    矩形状に形成されており、前記第1金属シリサイド層及
    び前記第2不純物領域の前記他辺が、略矩形状に形成さ
    れた前記第1金属シリサイド層及び前記第2不純物領域
    の短辺であることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1導電型の第1領域に形成され、電源
    電位が与えられる略方形状の第2導電型の第1不純物領
    域と、 前記第1不純物領域の隣に所与の間隔だけ離して形成さ
    れる略方形状の第2導電型の第2不純物領域と、 前記第2不純物領域の表面に形成される略方形状の第1
    金属シリサイド層と、 前記第1金属シリサイド層と配線層とを接続するコンタ
    クトと、 前記第1領域に少なくとも一部が重なり合うように形成
    され、前記電源電位が与えられる第1導電型の第4不純
    物領域とを含み、 前記第1金属シリサイド層の前記第1不純物領域側の一
    辺と、前記第4不純物領域において該一辺側に形成され
    るコンタクトの一辺との間の距離をL4、前記第1金属
    シリサイド層の他辺と、前記第4不純物領域において該
    他辺側に形成されるコンタクトの一辺との間の距離をL
    5とした場合に、L5≧L4であることを特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記第4不純物領域の表面に第3金属シリサイド層が形
    成され、 前記L4が、前記第1金属シリサイド層の前記第1不純
    物領域側の一辺と、該一辺に対向する前記第3金属シリ
    サイド層の辺との間の距離であり、 前記L5が、前記第1金属シリサイド層の他辺と、該他
    辺に対向する前記第3金属シリサイド層の辺との距離で
    あることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 第1導電型の第2領域に形成される略方形状の第2導電
    型の第3不純物領域と、 前記第3不純物領域の表面に形成される略方形状の第2
    金属シリサイド層と、 前記第2金属シリサイド層と前記配線層とを接続するコ
    ンタクトと、 前記第2領域に少なくとも一部が重なり合うように形成
    され、前記電源電位が与えられる第1導電型の第5不純
    物領域とを含み、 前記第2金属シリサイド層の一辺と、前記第5不純物領
    域に形成されるコンタクトの一辺との間の距離をL6と
    した場合に、L6≧L4であることを特徴とする半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第4不純物領域の表面に第3金属シリサイド層が形
    成され、 前記第5不純物領域の表面に第4金属シリサイド層が形
    成され、 前記L4が、前記第1金属シリサイド層の前記第1不純
    物領域側の一辺と、該一辺に対向する前記第3金属シリ
    サイド層の辺との間の距離であり、 前記L6が、前記第2金属シリサイド層の一辺と、該一
    辺に対向する前記第4金属シリサイド層の辺との距離で
    あることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記第1、第2不純物領域が、各々、パッドに接続され
    る出力バッファのソース領域、ドレイン領域であること
    を特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記第1、第2不純物領域が、各々、ラテラルバイポー
    ラ型の保護回路のエミッタ領域、コレクタ領域であるこ
    とを特徴とする半導体装置。
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