JP3472823B2 - インクジェットプリンタを用いたインターレース印刷の方法 - Google Patents
インクジェットプリンタを用いたインターレース印刷の方法Info
- Publication number
- JP3472823B2 JP3472823B2 JP2000543924A JP2000543924A JP3472823B2 JP 3472823 B2 JP3472823 B2 JP 3472823B2 JP 2000543924 A JP2000543924 A JP 2000543924A JP 2000543924 A JP2000543924 A JP 2000543924A JP 3472823 B2 JP3472823 B2 JP 3472823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subset
- color ink
- ink
- image data
- pixel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
- G06K15/02—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
- G06K15/10—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
- G06K15/102—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers using ink jet print heads
- G06K15/105—Multipass or interlaced printing
- G06K15/107—Mask selection
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K2215/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
- G06K2215/0082—Architecture adapted for a particular function
- G06K2215/0094—Colour printing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
【0001】1.発明の分野
本発明はインクジェットプリンタに関し、より詳細に
は、インクジェットプリンタを用いたインターレース印
刷方法に関する。
は、インクジェットプリンタを用いたインターレース印
刷方法に関する。
【0002】2.関連技術の記載
インクジェットプリンタは一般的に、カートリッジアセ
ンブリに取付けられたプリントヘッドを備える。カート
リッジアセンブリは、紙のような印刷媒体の進行方向に
対して横方向に移動可能である。カートリッジアセンブ
リの特定通路をプリントヘッドが印刷媒体を横切って移
動する際に、プリントヘッドに形成されたインク噴出オ
リフィスからインクが選択的に噴出され、印刷媒体のイ
メージ領域に配置されるインクドットの対応位置におい
てインクが印刷媒体に付着するようになっている。印刷
媒体の進行方向に対して横方向に(垂直に)プリントヘ
ッドが移動するので、各インク噴出オリフィスは印刷媒
体上を直線的に通過する。印刷媒体上に位置するインク
噴出オリフィスの通過する線は、通常、ラスター又はラ
スター線と言われる。印刷媒体のイメージ領域を横切っ
て延びる複数のラスターが、印刷媒体の進行方向におい
て互いに隣接して垂直に配置される。
ンブリに取付けられたプリントヘッドを備える。カート
リッジアセンブリは、紙のような印刷媒体の進行方向に
対して横方向に移動可能である。カートリッジアセンブ
リの特定通路をプリントヘッドが印刷媒体を横切って移
動する際に、プリントヘッドに形成されたインク噴出オ
リフィスからインクが選択的に噴出され、印刷媒体のイ
メージ領域に配置されるインクドットの対応位置におい
てインクが印刷媒体に付着するようになっている。印刷
媒体の進行方向に対して横方向に(垂直に)プリントヘ
ッドが移動するので、各インク噴出オリフィスは印刷媒
体上を直線的に通過する。印刷媒体上に位置するインク
噴出オリフィスの通過する線は、通常、ラスター又はラ
スター線と言われる。印刷媒体のイメージ領域を横切っ
て延びる複数のラスターが、印刷媒体の進行方向におい
て互いに隣接して垂直に配置される。
【0003】多色インクジェットプリンタは、通常、複
数のインク噴出オリフィスを内部に有するプリントヘッ
ドを備える。インク噴出オリフィスは、印刷媒体上に噴
出される異なるカラーインクに対応するアレイに分割さ
れる。公知の3色プリントヘッドでは、イエローインク
を印刷媒体上に噴出するのにインク噴出オリフィスの第
1アレイが用いられ、マゼンタインクを印刷媒体上に噴
出するのにインク噴出オリフィスの第2アレイが用いら
れ、シアンインクを印刷媒体上に噴出するのにインク噴
出オリフィスの第3アレイが用いられる。インク噴出オ
リフィスの3つのアレイにおいて、各インク噴出オリフ
ィスは対応するインク噴出ヒータに結合する。特定のイ
ンク噴出ヒータを作動することにより該ヒータ近傍のイ
ンクにバブルが形成され、該ヒータに結合したインク噴
出オリフィスからインクが噴出する。インク噴出ヒータ
を選択的に作動させるために、プリンタに接続したホス
トコンピュータからラスター情報がプリンタに送信され
る。
数のインク噴出オリフィスを内部に有するプリントヘッ
ドを備える。インク噴出オリフィスは、印刷媒体上に噴
出される異なるカラーインクに対応するアレイに分割さ
れる。公知の3色プリントヘッドでは、イエローインク
を印刷媒体上に噴出するのにインク噴出オリフィスの第
1アレイが用いられ、マゼンタインクを印刷媒体上に噴
出するのにインク噴出オリフィスの第2アレイが用いら
れ、シアンインクを印刷媒体上に噴出するのにインク噴
出オリフィスの第3アレイが用いられる。インク噴出オ
リフィスの3つのアレイにおいて、各インク噴出オリフ
ィスは対応するインク噴出ヒータに結合する。特定のイ
ンク噴出ヒータを作動することにより該ヒータ近傍のイ
ンクにバブルが形成され、該ヒータに結合したインク噴
出オリフィスからインクが噴出する。インク噴出ヒータ
を選択的に作動させるために、プリンタに接続したホス
トコンピュータからラスター情報がプリンタに送信され
る。
【0004】フルカラーイメージにするには、プリント
ヘッドのオリフィスが配列する垂直方向に交差する水平
方向において、3色プリントヘッドが紙のような印刷媒
体を横切って通過するようにする。プリントヘッドの通
路間では、印刷媒体が進行方向に移動する。ラスター又
は、シアン、マゼンタ及びイエロードットの少なくとも
1つを含む印刷ドット列を形成するには、与えられたラ
スターに存在するシアンドットを付着するためにカラー
プリントヘッドが1回通過し、マゼンタドットを付着す
るために1回通過し、イエロードットを付着するために
1回通過しなければならず、すなわち、カラープリント
ヘッドが少なくとも3回通過しなければならない。勿
論、カラープリントヘッドの通過の度に、異なるラスタ
ー位置においてシアン、マゼンタ及びイエローインクを
付着させるのに48の全てのオリフィスが使用可能であ
る。インクを付着するのに最も時間効率の良い技術は、
3色プリントヘッドが最も多くて3回だけページの各ラ
スターを横切るようにすることである。
ヘッドのオリフィスが配列する垂直方向に交差する水平
方向において、3色プリントヘッドが紙のような印刷媒
体を横切って通過するようにする。プリントヘッドの通
路間では、印刷媒体が進行方向に移動する。ラスター又
は、シアン、マゼンタ及びイエロードットの少なくとも
1つを含む印刷ドット列を形成するには、与えられたラ
スターに存在するシアンドットを付着するためにカラー
プリントヘッドが1回通過し、マゼンタドットを付着す
るために1回通過し、イエロードットを付着するために
1回通過しなければならず、すなわち、カラープリント
ヘッドが少なくとも3回通過しなければならない。勿
論、カラープリントヘッドの通過の度に、異なるラスタ
ー位置においてシアン、マゼンタ及びイエローインクを
付着させるのに48の全てのオリフィスが使用可能であ
る。インクを付着するのに最も時間効率の良い技術は、
3色プリントヘッドが最も多くて3回だけページの各ラ
スターを横切るようにすることである。
【0005】上述のような3色インクジェットプリンタ
による従来の印刷方法では、印刷媒体上に異なるカラー
インクのドットを順番に配列し、及び/又は、印刷媒体
上に異なるカラーインクのドットを配列する間のタイミ
ングを調節する必要があるため、好ましくない印刷文字
等が印刷されることがある。例えば、カラー/ブラック
の水平な帯状又は中間カラーのブリーディングのような
印刷文字等である。
による従来の印刷方法では、印刷媒体上に異なるカラー
インクのドットを順番に配列し、及び/又は、印刷媒体
上に異なるカラーインクのドットを配列する間のタイミ
ングを調節する必要があるため、好ましくない印刷文字
等が印刷されることがある。例えば、カラー/ブラック
の水平な帯状又は中間カラーのブリーディングのような
印刷文字等である。
【0006】カラー/ブラックの帯状の印刷文字等の問
題に対する一つの解決法としては、シングリング印刷又
はインターレース印刷が知られている。50%シングリ
ングモード(すなわち、2−パス又は50%インターレ
ースレベル)に対して、約50%のドットがプリントヘ
ッドの通過上に配置される。ドットとなる部分は、チェ
ッカーボードのパターンにしたがって選択される。ドッ
トの残部50%は、プリントヘッドの次ぎの通過上に配
置される。シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの
ドットを含むラスターに対して、カラープリントヘッド
は50%のシングリングモードで、与えられたラスター
に存在するシアンドットを付着するために2回、マゼン
タドットを付着するために2回、イエロードットを付着
するために2回の、少なくとも6回通過しなければなら
ない。
題に対する一つの解決法としては、シングリング印刷又
はインターレース印刷が知られている。50%シングリ
ングモード(すなわち、2−パス又は50%インターレ
ースレベル)に対して、約50%のドットがプリントヘ
ッドの通過上に配置される。ドットとなる部分は、チェ
ッカーボードのパターンにしたがって選択される。ドッ
トの残部50%は、プリントヘッドの次ぎの通過上に配
置される。シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの
ドットを含むラスターに対して、カラープリントヘッド
は50%のシングリングモードで、与えられたラスター
に存在するシアンドットを付着するために2回、マゼン
タドットを付着するために2回、イエロードットを付着
するために2回の、少なくとも6回通過しなければなら
ない。
【0007】上述のようなシングリング方法を用いるイ
ンクジェットプリンタで印刷する場合は、印刷媒体に印
刷するために使用する3色プリントヘッドに特定のイン
ターレースレベルを割り当てることが知られている。例
えばイメージ領域が16のラスターに対応すると仮定す
ると、インク噴出オリフィスのシアンアレイ、インク噴
出オリフィスのマゼンタアレイ及びインク噴出オリフィ
スのイエローアレイのそれぞれに対して単一のインター
レースレベルを割り当てることが知られている。印刷媒
体の進行方向において離間するイメージ領域の部分間に
おいて、インターレースレベルを変えることも知られて
いる。最後に、3色カラープリントヘッドとブラックプ
リントヘッドの両方を有するインクジェットプリンタを
使用する場合は、3色カラープリントヘッドに対しては
一つのインターレースレベル用いて、ブラックプリント
ヘッドに対しては異なるインターレースレベルを用いる
か又はインターレースレベルを用いないで印刷すること
が知られている。
ンクジェットプリンタで印刷する場合は、印刷媒体に印
刷するために使用する3色プリントヘッドに特定のイン
ターレースレベルを割り当てることが知られている。例
えばイメージ領域が16のラスターに対応すると仮定す
ると、インク噴出オリフィスのシアンアレイ、インク噴
出オリフィスのマゼンタアレイ及びインク噴出オリフィ
スのイエローアレイのそれぞれに対して単一のインター
レースレベルを割り当てることが知られている。印刷媒
体の進行方向において離間するイメージ領域の部分間に
おいて、インターレースレベルを変えることも知られて
いる。最後に、3色カラープリントヘッドとブラックプ
リントヘッドの両方を有するインクジェットプリンタを
使用する場合は、3色カラープリントヘッドに対しては
一つのインターレースレベル用いて、ブラックプリント
ヘッドに対しては異なるインターレースレベルを用いる
か又はインターレースレベルを用いないで印刷すること
が知られている。
【0008】イメージ領域の特定部分において印刷文字
等を効果的に低減するのに、複数のインターレースレベ
ルから選択された一つのインターレースレベルを用いて
もよい。例えば、イメージ領域の一つの部分において印
刷文字等を低減するのに50%のシングリング技法(2
パスシングリング)を用い、イメージ領域の異なる部分
において印刷文字等を低減するのに33%のシングリン
グ技法(3パスシングリング)を用いてもよい。従来の
シングリング方法は、印刷文字等の全体を低減するの
に、より限定的な33%インターレースレベル(3パス
シングリング)をイメージ領域の両方の部分に対して選
択するものである。これは、プリンタの処理量に関して
効率の観点から最適ではない。
等を効果的に低減するのに、複数のインターレースレベ
ルから選択された一つのインターレースレベルを用いて
もよい。例えば、イメージ領域の一つの部分において印
刷文字等を低減するのに50%のシングリング技法(2
パスシングリング)を用い、イメージ領域の異なる部分
において印刷文字等を低減するのに33%のシングリン
グ技法(3パスシングリング)を用いてもよい。従来の
シングリング方法は、印刷文字等の全体を低減するの
に、より限定的な33%インターレースレベル(3パス
シングリング)をイメージ領域の両方の部分に対して選
択するものである。これは、プリンタの処理量に関して
効率の観点から最適ではない。
【0009】この分野において求められているものは、
イメージ領域の異なる部分を印刷する際に用いられるイ
ンターレースレベルを動的に決定することにより、イメ
ージ領域の異なる部分に対して異なるインターレースレ
ベルを使用するのに更に適合したシングリング技法を用
いる印刷方法である。
イメージ領域の異なる部分を印刷する際に用いられるイ
ンターレースレベルを動的に決定することにより、イメ
ージ領域の異なる部分に対して異なるインターレースレ
ベルを使用するのに更に適合したシングリング技法を用
いる印刷方法である。
【0010】発明の概要
本発明は、インクジェットプリンタを用いたインターレ
ース印刷の方法を提供する。印刷中に用いられるインタ
ーレースレベルは、別個の簡単な式のセットを用いて、
各インクの印刷イメージデータとイメージ領域の比較的
小さな部分とを判断することによって動的に決定され
る。
ース印刷の方法を提供する。印刷中に用いられるインタ
ーレースレベルは、別個の簡単な式のセットを用いて、
各インクの印刷イメージデータとイメージ領域の比較的
小さな部分とを判断することによって動的に決定され
る。
【0011】本発明の1つの形態は、第1のカラーイン
ク、第2のカラーインク及びブラックインクを使用する
インクジェットプリンタを用いた印刷媒体への印刷方法
を含む。印刷媒体上のイメージ領域は、複数のピクセル
位置を有する。印刷イメージデータは、複数のピクセル
位置における第1のカラーインク、第2のカラーインク
及びブラックインクの存在又は不存在のいずれかを示
す。印刷イメージデータのサブセットが画成される。印
刷イメージデータのサブセットが下記1)、2)及び/
又は3)を示すことに関して決定がなされる。1)サブ
セット内に第1のカラーインク及び/又は第2のカラー
インクが存在し、かつ、サブセット内にブラックインク
が存在すること、2)サブセット内の同一の対応ピクセ
ル位置に、第1のカラーインクと第2のカラーインクの
それぞれが存在すること、3)サブセット内の閾値を超
える数の対応ピクセル位置に、第1のカラーインク及び
/又は第2のカラーインクが存在すること。イメージ領
域において、決定段階に依存するインターレースレベル
で印刷媒体に印刷される。
ク、第2のカラーインク及びブラックインクを使用する
インクジェットプリンタを用いた印刷媒体への印刷方法
を含む。印刷媒体上のイメージ領域は、複数のピクセル
位置を有する。印刷イメージデータは、複数のピクセル
位置における第1のカラーインク、第2のカラーインク
及びブラックインクの存在又は不存在のいずれかを示
す。印刷イメージデータのサブセットが画成される。印
刷イメージデータのサブセットが下記1)、2)及び/
又は3)を示すことに関して決定がなされる。1)サブ
セット内に第1のカラーインク及び/又は第2のカラー
インクが存在し、かつ、サブセット内にブラックインク
が存在すること、2)サブセット内の同一の対応ピクセ
ル位置に、第1のカラーインクと第2のカラーインクの
それぞれが存在すること、3)サブセット内の閾値を超
える数の対応ピクセル位置に、第1のカラーインク及び
/又は第2のカラーインクが存在すること。イメージ領
域において、決定段階に依存するインターレースレベル
で印刷媒体に印刷される。
【0012】本発明の利点は、イメージ領域の異なる部
分に用いられる各インクに対するインターレースレベル
が動的に決定可能なことである。
分に用いられる各インクに対するインターレースレベル
が動的に決定可能なことである。
【0013】本発明の他の利点は、用いられる異なるイ
ンターレースレベルが簡単な式のセットを用いて迅速に
決定可能なことである。
ンターレースレベルが簡単な式のセットを用いて迅速に
決定可能なことである。
【0014】本発明の更に他の利点は、印刷文字等を形
成する際の異なるタイプの条件を試験するのに異なる式
が用いられることである。
成する際の異なるタイプの条件を試験するのに異なる式
が用いられることである。
【0015】添付の図面とともに本発明の実施態様に関
する下記の説明を参照することによって、本発明につい
ての上述及び他の特徴と利点、ならびに、これら特徴と
利点を達成するための方法が更に明らかになり、本発明
が更に理解されるであろう。本明細書に示す具体例は、
本発明の1つの好適な実施態様を一形態として例示する
ものであって、このような具体例は、あらゆる形態にお
いて本発明の範囲を限定するものとして構成されるもの
ではない。
する下記の説明を参照することによって、本発明につい
ての上述及び他の特徴と利点、ならびに、これら特徴と
利点を達成するための方法が更に明らかになり、本発明
が更に理解されるであろう。本明細書に示す具体例は、
本発明の1つの好適な実施態様を一形態として例示する
ものであって、このような具体例は、あらゆる形態にお
いて本発明の範囲を限定するものとして構成されるもの
ではない。
【0016】発明の詳細な説明
図面に言及しつつ、本発明の印刷方法をさらに詳細に説
明する。この印刷方法は、例えば、第1のカラーイン
ク、第2のカラーインク、第3のカラーインク及びブラ
ックインクを印刷媒体に噴出するインクジェットプリン
タ(不図示)を使用して行なわれる。第1のカラーイン
クが例えばシアンインクに対応し、第2のカラーインク
が例えばマゼンタインクに対応し、第3のカラーインク
が例えばイエローインクに対応するようにしてもよい。
ブラックインクは真黒なインクであってもよい。第1の
カラーインク、第2のカラーインク及び第3のカラーイ
ンクは、対応する各プリントヘッドから噴出するように
してもよく、各プリントヘッドは、印刷媒体の進行方向
において互いに効果的に隣接する48個のインク噴出オ
リフィスに相当する高さを有する。これに代わって、イ
ンク噴出オリフィスの別々のアレイを備えた単一のプリ
ントヘッドから異なるカラーインクを噴出するようにし
てもよい。
明する。この印刷方法は、例えば、第1のカラーイン
ク、第2のカラーインク、第3のカラーインク及びブラ
ックインクを印刷媒体に噴出するインクジェットプリン
タ(不図示)を使用して行なわれる。第1のカラーイン
クが例えばシアンインクに対応し、第2のカラーインク
が例えばマゼンタインクに対応し、第3のカラーインク
が例えばイエローインクに対応するようにしてもよい。
ブラックインクは真黒なインクであってもよい。第1の
カラーインク、第2のカラーインク及び第3のカラーイ
ンクは、対応する各プリントヘッドから噴出するように
してもよく、各プリントヘッドは、印刷媒体の進行方向
において互いに効果的に隣接する48個のインク噴出オ
リフィスに相当する高さを有する。これに代わって、イ
ンク噴出オリフィスの別々のアレイを備えた単一のプリ
ントヘッドから異なるカラーインクを噴出するようにし
てもよい。
【0017】図1は、紙12のような印刷媒体に重ねた
イメージ領域10の一部分を示す。イメージ領域10
は、紙12の進行方向14において互いに隣接して配置
された複数のピクセル横列を含む。図において1〜48
の符号を付した複数のピクセル横列はプリントヘッドの
高さに相当し、各ピクセル横列は紙の横方向16に沿っ
て延びる。例示の実施態様では、イメージ領域10は8
インチの横方向16の幅を有するものと仮定している。
そこで、インクジェットプリンタが300ドット/イン
チ(DPI)の印刷解像度を有するものと仮定すると、
横方向におけるピクセルの数は、8インチ×(300ド
ット/インチ)=2400ドット又はピクセルに等し
い。
イメージ領域10の一部分を示す。イメージ領域10
は、紙12の進行方向14において互いに隣接して配置
された複数のピクセル横列を含む。図において1〜48
の符号を付した複数のピクセル横列はプリントヘッドの
高さに相当し、各ピクセル横列は紙の横方向16に沿っ
て延びる。例示の実施態様では、イメージ領域10は8
インチの横方向16の幅を有するものと仮定している。
そこで、インクジェットプリンタが300ドット/イン
チ(DPI)の印刷解像度を有するものと仮定すると、
横方向におけるピクセルの数は、8インチ×(300ド
ット/インチ)=2400ドット又はピクセルに等し
い。
【0018】48のピクセル横列は、一つのプリントヘ
ッドの全スキャン高さ(すなわち、インターレース印刷
無しにおける)を表わす。48のピクセル横列の全スキ
ャン高さは、ピクセル横列からなる帯域18として画成
される。勿論、進行方向14におけるイメージ領域10
の実際のサイズは、進行方向14における帯域18のサ
イズより大きくてもよい。
ッドの全スキャン高さ(すなわち、インターレース印刷
無しにおける)を表わす。48のピクセル横列の全スキ
ャン高さは、ピクセル横列からなる帯域18として画成
される。勿論、進行方向14におけるイメージ領域10
の実際のサイズは、進行方向14における帯域18のサ
イズより大きくてもよい。
【0019】印刷イメージデータ(ホストベースプリン
タの場合にはホストコンピュータから送信される)は、
イメージ領域10内に示される複数のピクセル位置にお
いて、第1のカラーインク、第2のカラーインク、第3
のカラーインク及びブラックインクが存在するか又は存
在しないかを示す。これは、イメージ領域10内の各ピ
クセル位置において、別個の印刷イメージデータが、シ
アンインク滴がピクセル内に配置されるべきか、マゼン
タインク滴がピクセル内に配置されるべきか、イエロー
インク滴がピクセル内に配置されるべきか、及び/又
は、ブラックインク滴がピクセル内に配置されるべきか
を指示するものである。印刷イメージデータは、例え
ば、特定ビットの位置と数値が、特定のカラーのインク
滴が対応するピクセル位置に配置されるべきか否かを指
示するビットイメージデータであってもよい。
タの場合にはホストコンピュータから送信される)は、
イメージ領域10内に示される複数のピクセル位置にお
いて、第1のカラーインク、第2のカラーインク、第3
のカラーインク及びブラックインクが存在するか又は存
在しないかを示す。これは、イメージ領域10内の各ピ
クセル位置において、別個の印刷イメージデータが、シ
アンインク滴がピクセル内に配置されるべきか、マゼン
タインク滴がピクセル内に配置されるべきか、イエロー
インク滴がピクセル内に配置されるべきか、及び/又
は、ブラックインク滴がピクセル内に配置されるべきか
を指示するものである。印刷イメージデータは、例え
ば、特定ビットの位置と数値が、特定のカラーのインク
滴が対応するピクセル位置に配置されるべきか否かを指
示するビットイメージデータであってもよい。
【0020】印刷イメージデータは複数のサブセットに
分割される。印刷イメージデータの各サブセットにおい
て、印刷文字等を形成するかの決定のための判断が個々
になされる。図1に示す実施態様では、上述のように、
イメージ領域10は48のピクセル横列と2400のピ
クセル縦列とに分割される。印刷イメージデータのサブ
セットは、印刷イメージデータの8ビット又は1バイト
に相当するように選択される。印刷イメージデータがビ
ットイメージデータであると仮定すると、各カラー水準
に対して特定のカラーインクドットが特定のピクセル位
置に配置されるべきかが各バイトの8ビットによって表
わされる。例えば、イメージ領域10において横列1の
縦列1〜8に対応するピクセル位置に特定のカラーイン
クが位置されるべきかが、印刷イメージデータのサブセ
ットの第1バイトB1によって示される。イメージ領域
10が8インチ幅であると仮定すると、単一のカラー水
準に対する印刷イメージデータのバイト又はサブセット
の数は、(1バイト/8ビット)×(1ビット/1ドッ
ト)×(300ドット/インチ)×(8インチ/横列)
=(300バイト/横列)となる。さらに、イメージ領
域10が48のピクセル横列を有すると仮定すると、イ
メージ領域10における全ピクセル位置内に特定のカラ
ーインクが存在するか又は存在しないかを示すのに必要
な印刷イメージデータのバイト又はサブセットの全数
は、3000(バイト/横列)×48横列=14400
バイトとなる。勿論、イメージ領域10のピクセル位置
において第2のカラーインク、第3のカラーインク及び
ブラックインクが存在するか又は存在しないかを示すた
めには、上記と同じ印刷イメージデータのバイト数を設
けなければならない。
分割される。印刷イメージデータの各サブセットにおい
て、印刷文字等を形成するかの決定のための判断が個々
になされる。図1に示す実施態様では、上述のように、
イメージ領域10は48のピクセル横列と2400のピ
クセル縦列とに分割される。印刷イメージデータのサブ
セットは、印刷イメージデータの8ビット又は1バイト
に相当するように選択される。印刷イメージデータがビ
ットイメージデータであると仮定すると、各カラー水準
に対して特定のカラーインクドットが特定のピクセル位
置に配置されるべきかが各バイトの8ビットによって表
わされる。例えば、イメージ領域10において横列1の
縦列1〜8に対応するピクセル位置に特定のカラーイン
クが位置されるべきかが、印刷イメージデータのサブセ
ットの第1バイトB1によって示される。イメージ領域
10が8インチ幅であると仮定すると、単一のカラー水
準に対する印刷イメージデータのバイト又はサブセット
の数は、(1バイト/8ビット)×(1ビット/1ドッ
ト)×(300ドット/インチ)×(8インチ/横列)
=(300バイト/横列)となる。さらに、イメージ領
域10が48のピクセル横列を有すると仮定すると、イ
メージ領域10における全ピクセル位置内に特定のカラ
ーインクが存在するか又は存在しないかを示すのに必要
な印刷イメージデータのバイト又はサブセットの全数
は、3000(バイト/横列)×48横列=14400
バイトとなる。勿論、イメージ領域10のピクセル位置
において第2のカラーインク、第3のカラーインク及び
ブラックインクが存在するか又は存在しないかを示すた
めには、上記と同じ印刷イメージデータのバイト数を設
けなければならない。
【0021】例示の実施態様では、印刷イメージデータ
のサブセットは印刷イメージデータの8ビット又は1バ
イトとして選択される。しかしながら、異なる量の印刷
イメージデータを印刷イメージデータのサブセットとし
て規定してもよい。例えば、印刷イメージデータのサブ
セットを、印刷イメージデータの16ビットワードに対
応するように選択してもよい。
のサブセットは印刷イメージデータの8ビット又は1バ
イトとして選択される。しかしながら、異なる量の印刷
イメージデータを印刷イメージデータのサブセットとし
て規定してもよい。例えば、印刷イメージデータのサブ
セットを、印刷イメージデータの16ビットワードに対
応するように選択してもよい。
【0022】印刷中に印刷文字等を紙12に形成するか
否かをサブセットが示すことを決定するための判断が、
印刷イメージデータの各サブセット又はバイトにおいて
行なわれる。特に、印刷イメージデータの各サブセット
において、3つの異なる条件の1つの存在を決定するた
めの判断がなされる。第1の条件により、印刷イメージ
データのサブセット内に第1のカラーインク、第2のカ
ラーインク又は第3のカラーインクが存在するか否か、
及び、印刷イメージデータのサブセット内にブラックイ
ンクが存在するか否かが決定される。異なる3つのカラ
ーインクに対する3バイトのデータが、"1"の数値をも
って少なくとも1ビットを有する場合、及び、ブラック
インクに対する印刷イメージデータのバイトが"1"の数
値をもって少なくとも1ビットを有する場合には、印刷
文字等を形成し所望のインターレースレベルで印刷を実
行する決定がなされる。
否かをサブセットが示すことを決定するための判断が、
印刷イメージデータの各サブセット又はバイトにおいて
行なわれる。特に、印刷イメージデータの各サブセット
において、3つの異なる条件の1つの存在を決定するた
めの判断がなされる。第1の条件により、印刷イメージ
データのサブセット内に第1のカラーインク、第2のカ
ラーインク又は第3のカラーインクが存在するか否か、
及び、印刷イメージデータのサブセット内にブラックイ
ンクが存在するか否かが決定される。異なる3つのカラ
ーインクに対する3バイトのデータが、"1"の数値をも
って少なくとも1ビットを有する場合、及び、ブラック
インクに対する印刷イメージデータのバイトが"1"の数
値をもって少なくとも1ビットを有する場合には、印刷
文字等を形成し所望のインターレースレベルで印刷を実
行する決定がなされる。
【0023】数学的に表現すると、第1の条件の決定は
下記の式によって表わされる。 R=(C│M│Y)&&K ここで、Cは対応するピクセル位置のイメージデータの
サブセット内におけるシアンインクの存在であり、Mは
対応するピクセル位置のイメージデータのサブセット内
におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピ
クセル位置のイメージデータのサブセット内におけるイ
エローインクの存在であり、Kは対応するピクセル位置
のイメージデータのサブセット内におけるブラックイン
クの存在であり、Rは計量変数である。
下記の式によって表わされる。 R=(C│M│Y)&&K ここで、Cは対応するピクセル位置のイメージデータの
サブセット内におけるシアンインクの存在であり、Mは
対応するピクセル位置のイメージデータのサブセット内
におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピ
クセル位置のイメージデータのサブセット内におけるイ
エローインクの存在であり、Kは対応するピクセル位置
のイメージデータのサブセット内におけるブラックイン
クの存在であり、Rは計量変数である。
【0024】3つのカラーインクの少なくとも2つが相
互に非常に接近した状態又は同一のピクセル位置におい
で使用されるか否かが、第2の条件により決定される。
第2の条件に対しては、3つの異なるカラーインクのい
ずれか2つが同一のピクセル位置に配置されるべきかに
ついて決定がなされる。すなわち、シアンインクとマゼ
ンタインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか、
又は、マゼンタインクとイエローインクが同一のピクセ
ル位置に配置されるべきか、又は、シアンインクとイエ
ローインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか
が、印刷イメージデータのサブセットによって示される
と、印刷文字等を形成し所望のインターレースレベルで
印刷を実行する決定がなされる。
互に非常に接近した状態又は同一のピクセル位置におい
で使用されるか否かが、第2の条件により決定される。
第2の条件に対しては、3つの異なるカラーインクのい
ずれか2つが同一のピクセル位置に配置されるべきかに
ついて決定がなされる。すなわち、シアンインクとマゼ
ンタインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか、
又は、マゼンタインクとイエローインクが同一のピクセ
ル位置に配置されるべきか、又は、シアンインクとイエ
ローインクが同一のピクセル位置に配置されるべきか
が、印刷イメージデータのサブセットによって示される
と、印刷文字等を形成し所望のインターレースレベルで
印刷を実行する決定がなされる。
【0025】第2の条件の決定は下記の式によって表わ
される。 R=(C&M)‖(M&Y)‖(C&Y) ここで、Cは対応するピクセル位置のイメージデータの
サブセット内におけるシアンインクの存在であり、Mは
対応するピクセル位置のイメージデータのサブセット内
におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピ
クセル位置のイメージデータのサブセット内におけるイ
エローインクの存在であり、Kは対応するピクセル位置
のイメージデータのサブセット内におけるブラックイン
クの存在であり、Rは計量変数である。
される。 R=(C&M)‖(M&Y)‖(C&Y) ここで、Cは対応するピクセル位置のイメージデータの
サブセット内におけるシアンインクの存在であり、Mは
対応するピクセル位置のイメージデータのサブセット内
におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対応するピ
クセル位置のイメージデータのサブセット内におけるイ
エローインクの存在であり、Kは対応するピクセル位置
のイメージデータのサブセット内におけるブラックイン
クの存在であり、Rは計量変数である。
【0026】閾値を超える数の対応ピクセル位置におい
て、第1のカラーインク、第2のカラーインク及び/又
は第3のカラーインクの存在を決定するために印刷イメ
ージデータのサブセットを判断することによって、第3
の条件の決定がなされる。
て、第1のカラーインク、第2のカラーインク及び/又
は第3のカラーインクの存在を決定するために印刷イメ
ージデータのサブセットを判断することによって、第3
の条件の決定がなされる。
【0027】さらに詳細には、第1のカラーインクに対
する印刷イメージデータの特定のバイトが判断される。
数値"1"をもったバイトデータのビット数が、閾値(例
えば、4)を超える場合は、印刷文字等を形成し所望の
インターレースレベルで印刷を実行する決定がなされ
る。第1のカラーインク、第2のカラーインク及び/又
は第3のカラーインクに対する3つのバイトデータの全
てが判断され、いずれかのバイトが数値"1"をもった閾
値を超えるビット数を含む場合には、所望のインターレ
ースレベルで印刷が実行される。
する印刷イメージデータの特定のバイトが判断される。
数値"1"をもったバイトデータのビット数が、閾値(例
えば、4)を超える場合は、印刷文字等を形成し所望の
インターレースレベルで印刷を実行する決定がなされ
る。第1のカラーインク、第2のカラーインク及び/又
は第3のカラーインクに対する3つのバイトデータの全
てが判断され、いずれかのバイトが数値"1"をもった閾
値を超えるビット数を含む場合には、所望のインターレ
ースレベルで印刷が実行される。
【0028】本発明の好適な実施態様について説明した
が、本発明は開示の意図及び範囲内において修正するこ
とが可能である。したがって、本発明はその原則を用い
て、あらゆる変更、使用及び適用に及ぶものである。さ
らに、本発明はまた、その開示内容から離れていても、
本発明に属しかつ本発明の特許請求の範囲に規定される
範囲内にあれば、この分野で公知又は習慣的な実施とな
るようなものにも及ぶものである。 [図面の簡単な説明]
が、本発明は開示の意図及び範囲内において修正するこ
とが可能である。したがって、本発明はその原則を用い
て、あらゆる変更、使用及び適用に及ぶものである。さ
らに、本発明はまた、その開示内容から離れていても、
本発明に属しかつ本発明の特許請求の範囲に規定される
範囲内にあれば、この分野で公知又は習慣的な実施とな
るようなものにも及ぶものである。 [図面の簡単な説明]
【図1】印刷媒体に重ねたイメージ領域部分を示す図で
ある。
ある。
10・・イメージ領域、12・・紙、14・・進行方
向、16・・横方向、18・・帯域。
向、16・・横方向、18・・帯域。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ヘイディンガー、スコット・マイケル
アメリカ合衆国 40515 ケンタッキー、
レキシントン、チェリーウッド・ドライ
ブ 912
(72)発明者 ロカスト、ロバート・フレデリック
アメリカ合衆国 40517 ケンタッキー、
レキシントン、タンフォラン・ドライブ
1341
(56)参考文献 特開 昭60−240277(JP,A)
実開 平9−118016(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B41J 2/21
Claims (24)
- 【請求項1】 第1のカラーインク、第2のカラーイン
ク及びブラックインクを用いたインクジェットプリンタ
による印刷媒体への印刷方法であって、 複数のピクセル位置を有するイメージ領域を印刷媒体上
に画成する段階と、 前記複数のピクセル位置に前記第1のカラーインク、前
記第2のカラーインク及び前記ブラックインクが存在す
るか又は存在しないかのいずれかを示す印刷イメージデ
ータを提供する段階と、 前記印刷イメージデータのサブセットを画成する段階
と、 前記印刷イメージデータのサブセットが下記a)〜c)
の少なくとも一つを示しているか否かを決定する段階
と、 a)前記サブセット内に前記第1のカラーインク及び前
記第2のカラーインクの少なくとも1つが存在し、か
つ、前記サブセット内に前記ブラックインクが存在する
こと、 b)前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前
記第1のカラーインクと前記第2のカラーインクのそれ
ぞれが存在すること、 c)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル
位置に、前記第1のカラーインク及び前記第2のカラー
インクの少なくとも1つが存在すること、 前記イメージ領域において、前記決定段階に依存するイ
ンターレースレベルで印刷媒体上に印刷する段階と、を
含む印刷方法。 - 【請求項2】 前記イメージ領域が複数のピクセル横列
を備え、該複数のピクセル横列が、印刷媒体の進行方向
において互いに隣接し、かつ印刷媒体の横方向に延出し
ており、 前記イメージ領域を、前記ピクセル横列の複数の隣接帯
域に分割する段階を更に含む、請求項1に記載の印刷方
法。 - 【請求項3】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、前記帯域の1つのピクセル位置に対応する、請求項
2に記載の印刷方法。 - 【請求項4】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、前記帯域の1つにおける前記ピクセル横列の1つの
ピクセル位置に対応する、請求項3に記載の印刷方法。 - 【請求項5】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、前記ピクセル横列の1つの横方向において互いに隣
接するピクセル位置に対応する、請求項4に記載の印刷
方法。 - 【請求項6】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、8−ビットバイトと16−ビットワードの1つを含
む、請求項5に記載の印刷方法。 - 【請求項7】 前記印刷イメージデータがビットイメー
ジデータを含む、請求項6に記載の印刷方法。 - 【請求項8】 前記サブセット内の同一の対応ピクセル
位置に、前記第1のカラーインクと前記第2のカラーイ
ンクが存在し、かつ、前記サブセット内に前記ブラック
インクが存在することが下記式によって決定される、請
求項1に記載の印刷方法。 R=(C│M│Y)&&K ここで、Cは対応する前記ピクセル位置のイメージデー
タのサブセット内におけるシアンインクの存在であり、
Mは対応する前記ピクセル位置のイメージデータのサブ
セット内におけるマゼンタインクの存在であり、Yは対
応する前記ピクセル位置のイメージデータのサブセット
内におけるイエローインクの存在であり、Kは対応する
前記ピクセル位置のイメージデータのサブセット内にお
けるブラックインクの存在であり、Rは計量変数であ
る。 - 【請求項9】 前記サブセット内の同一の対応ピクセル
位置に、前記第1のカラーインクと前記第2のカラーイ
ンクのそれぞれが存在することが、下記式によって決定
される、請求項1に記載の印刷方法。 R=(C&M)‖(M&Y)‖(C&Y) ここで、Cは前記対応ピクセル位置のイメージデータの
サブセット内におけるシアンインクの存在であり、Mは
前記対応ピクセル位置のイメージデータのサブセット内
におけるマゼンタインクの存在であり、Yは前記対応ピ
クセル位置のイメージデータのサブセット内におけるイ
エローインクの存在であり、Kは前記対応ピクセル位置
のイメージデータのサブセット内におけるブラックイン
クの存在であり、Rは計量変数である。 - 【請求項10】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、8−ビットバイトと16−ビットワードの1つを含
む、請求項1に記載の印刷方法。 - 【請求項11】 前記印刷イメージデータのサブセット
が8−ビットバイトを含む、請求項10に記載の印刷方
法。 - 【請求項12】 前記印刷イメージデータがビットイメ
ージデータを含む、請求項10に記載の印刷方法。 - 【請求項13】 前記第1のカラーインクがシアンイン
ク、マゼンタインク及びイエローインクの1つを含み、
前記第2のカラーインクがシアンインク、マゼンタイン
ク及びイエローインクの他の1つを含む、請求項1に記
載の印刷方法。 - 【請求項14】 前記インクジェットプリンタが、第1
のカラーインク、第2のカラーインク、第3のカラーイ
ンク及びブラックインクを使用し、 前記提供段階が、前記複数のピクセル位置に前記第1の
カラーインク、前記第2のカラーインク、前記第3のカ
ラーインク及び前記ブラックインクが存在するか又は存
在しないかのいずれかを示す印刷イメージデータの提供
を含み、 前記決定段階が、前記印刷イメージデータのサブセット
が下記d)〜f)の少なくとも一つを示しているか否か
の決定を含む、請求項1に記載の印刷方法。 d)前記サブセット内に前記第1のカラーインク、前記
第2のカラーインク及び前記第3のカラーインクの少な
くとも1つが存在し、かつ、前記サブセット内に前記ブ
ラックインクが存在すること、 e)前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前
記第1のカラーインク、前記第2のカラーインク及び前
記第3のカラーインクの少なくとも二つが存在するこ
と、 f)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル
位置に、前記第1のカラーインク、前記第2のカラーイ
ンク及び前記第3のカラーインクの少なくとも1つが存
在すること。 - 【請求項15】 第1のカラーインク及び第2のカラー
インクを用いたインクジェットプリンタによる印刷媒体
への印刷方法であって、 複数のピクセル位置を有するイメージ領域を印刷媒体上
に画成する段階と、 前記複数のピクセル位置に第1のカラーインク及び第2
のカラーインクが存在するか又は存在しないかのいずれ
かを示す印刷イメージデータを提供する段階と、 前記印刷イメージデータのサブセットを画成する段階
と、 前記印刷イメージデータのサブセットが下記g)とh)
の少なくとも一つを示しているか否かを決定する段階
と、 g)前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置に、前
記第1のカラーインクと前記第2のカラーインクのそれ
ぞれが存在すること、 h)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル
位置に、前記第1のカラーインク及び前記第2のカラー
インクの少なくとも1つが存在すること、 前記イメージ領域において、前記決定段階に依存するイ
ンターレースレベルで印刷媒体上に印刷する段階と、を
含む印刷方法。 - 【請求項16】 前記提供段階は、前記複数のピクセル
位置に前記第1のカラーインク、前記第2のカラーイン
ク及びブラックインクが存在するか又は存在しないかの
いずれかを示す印刷イメージデータの提供を含み、 前記決定段階は、前記印刷イメージデータのサブセット
が前記サブセット内に前記第1のカラーインク及び前記
第2のカラーインクの一つが存在し、かつ、前記サブセ
ット内に前記ブラックインクが存在するか否かの決定を
更に含む、請求項15に記載の印刷方法。 - 【請求項17】 前記イメージ領域が複数のピクセル横
列を備え、該複数のピクセル横列が、印刷媒体の進行方
向において互いに隣接し、かつ印刷媒体の横方向に延出
しており、 前記イメージ領域を、前記ピクセル横列の複数の隣接帯
域に分割する段階を更に含む、請求項15に記載の印刷
方法。 - 【請求項18】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、前記帯域の1つのピクセル位置に対応する、請求項
17に記載の印刷方法。 - 【請求項19】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、前記帯域の1つにおける前記ピクセル横列の1つの
ピクセル位置に対応する、請求項18に記載の印刷方
法。 - 【請求項20】 第1のカラーインク、第2のカラーイ
ンク及びブラックインクを用いたインクジェットプリン
タによる印刷媒体への印刷方法であって、 ピクセル位置の複数の横列を有するイメージ領域を印刷
媒体上に画成する段階であって、前記複数の横列が、印
刷媒体の進行方向において互いに隣接し、かつ印刷媒体
の横方向に延出している画成段階と、 前記イメージ領域を複数の隣接帯域に分割する段階であ
って、前記各帯域がピクセルの前記複数の横列を含む分
割段階と、 前記帯域の一つの対応ピクセル位置に、前記第1のカラ
ーインク、前記第2のカラーインク及び前記ブラックイ
ンクが存在するか又は存在しないかのいずれかを示す印
刷イメージデータを提供する段階と、 前記帯域の一つのピクセル位置に対応する前記印刷イメ
ージデータのサブセットを画成する段階と、 前記印刷イメージデータのサブセットが下記i)〜k)
の少なくとも一つを示しているか否かを決定する段階
と、 i)式R=(C│M│Y)&&Kを用いることによる、
前記サブセット内の同一の対応ピクセル位置における前
記第1のカラーインクと前記第2のカラーインクの存
在、かつ、前記サブセット内における前記ブラックイン
クの存在、 j)式R=(C&M)‖(M&Y)‖(C&Y)を用い
ることによる、前記サブセット内の同一の対応ピクセル
位置における前記第1のカラーインクと前記第2のカラ
ーインクのそれぞれの存在、 ここで、Cは前記対応ピクセル位置のイメージデータの
サブセット内におけるシアンインクの存在であり、Mは
前記対応ピクセル位置のイメージデータのサブセット内
におけるマゼンタインクの存在であり、Yは前記対応ピ
クセル位置のイメージデータのサブセット内におけるイ
エローインクの存在であり、Kは前記対応ピクセル位置
のイメージデータのサブセット内におけるブラックイン
クの存在であり、Rは計量変数である。 k)前記サブセット内の閾値を超える数の対応ピクセル
位置における、前記第1のカラーインク及び前記第2の
カラーインクの少なくとも1つの存在、 前記イメージ領域において、前記決定段階に依存するイ
ンターレースレベルで印刷媒体上に印刷する段階と、を
含む印刷方法。 - 【請求項21】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、前記帯域の1つにおける前記ピクセル横列の1つの
ピクセル位置に対応する、請求項20に記載の印刷方
法。 - 【請求項22】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、前記ピクセル横列の1つの横方向において互いに隣
接するピクセル位置に対応する、請求項21に記載の印
刷方法。 - 【請求項23】 前記印刷イメージデータのサブセット
が、8−ビットバイトと16−ビットワードの1つを含
む、請求項22に記載の印刷方法。 - 【請求項24】 前記印刷イメージデータがビットイメ
ージデータを含む、請求項23に記載の印刷方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/060,804 | 1998-04-15 | ||
US09/060,804 US5999705A (en) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | Method of interlaced printing using an ink jet printer |
PCT/US1999/008289 WO1999053434A1 (en) | 1998-04-15 | 1999-04-15 | Method of interlaced printing using an inkjet printer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002511354A JP2002511354A (ja) | 2002-04-16 |
JP3472823B2 true JP3472823B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=22031857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000543924A Expired - Fee Related JP3472823B2 (ja) | 1998-04-15 | 1999-04-15 | インクジェットプリンタを用いたインターレース印刷の方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5999705A (ja) |
EP (1) | EP1076881B1 (ja) |
JP (1) | JP3472823B2 (ja) |
AU (1) | AU3861599A (ja) |
DE (1) | DE69939531D1 (ja) |
WO (1) | WO1999053434A1 (ja) |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60240277A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 中間調記録方法 |
JPH0262671A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Toshiba Corp | カラー編集処理装置 |
US4967203A (en) * | 1989-09-29 | 1990-10-30 | Hewlett-Packard Company | Interlace printing process |
DE69025696T2 (de) * | 1989-10-19 | 1996-11-14 | Canon Kk | Steuervorrichtung für Aufzeichnungskopf und damit versehenes Aufzeichnungsgerät |
GB2251581B (en) * | 1990-11-09 | 1995-01-11 | Dataproducts Corp | Interlaced ink jet printer |
JP2960537B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1999-10-06 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2891799B2 (ja) * | 1991-06-07 | 1999-05-17 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法 |
JP3155794B2 (ja) * | 1991-12-13 | 2001-04-16 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
US5633663A (en) * | 1992-03-31 | 1997-05-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method and apparatus |
JP3176130B2 (ja) * | 1992-07-06 | 2001-06-11 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法 |
US5455610A (en) * | 1993-05-19 | 1995-10-03 | Xerox Corporation | Color architecture for an ink jet printer with overlapping arrays of ejectors |
US5506609A (en) * | 1993-06-30 | 1996-04-09 | Apple Computer, Inc. | Minimizing color bleed while maximizing throughput for color printing |
US5625389A (en) * | 1994-01-31 | 1997-04-29 | Tektronix, Inc. | Ink-jet print head array and interlace method |
US5692108A (en) * | 1994-09-26 | 1997-11-25 | Xerox Corporation | Odd/even stroke control for reduced video data clocking |
US5809215A (en) * | 1996-04-18 | 1998-09-15 | Lexmark International, Inc. | Method of printing to inhibit intercolor bleeding |
-
1998
- 1998-04-15 US US09/060,804 patent/US5999705A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-04-15 AU AU38615/99A patent/AU3861599A/en not_active Abandoned
- 1999-04-15 JP JP2000543924A patent/JP3472823B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-15 DE DE69939531T patent/DE69939531D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-15 EP EP99921389A patent/EP1076881B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-04-15 WO PCT/US1999/008289 patent/WO1999053434A1/en active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002511354A (ja) | 2002-04-16 |
AU3861599A (en) | 1999-11-01 |
WO1999053434A1 (en) | 1999-10-21 |
EP1076881A1 (en) | 2001-02-21 |
EP1076881A4 (en) | 2004-10-06 |
EP1076881B1 (en) | 2008-09-10 |
US5999705A (en) | 1999-12-07 |
DE69939531D1 (de) | 2008-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0595650B1 (en) | Colour ink jet recording method and apparatus | |
JP3588151B2 (ja) | 混合解像度プリンタ | |
EP0623473B1 (en) | Increased print resolution in the carriage scan axis of an inkjet printer | |
EP1273453B1 (en) | Print direction dependent color conversion in bidirectional printing | |
JP3472250B2 (ja) | インクジェットプリント方法および装置 | |
EP1225757B1 (en) | Printing method and apparatus | |
EP0899681B1 (en) | Method of printing with an ink jet printer using an enhanced horizontal resolution | |
US6776474B2 (en) | Method of printing color images with ink jet printer | |
US7758154B2 (en) | Inkjet printing apparatus and inkjet printing method | |
JPH06210877A (ja) | インクジェットプリンタ用カラー変動制御方法 | |
EP1192048B1 (en) | Method of printing with an ink jet printer using multiple carriage speeds | |
JP2000118013A (ja) | インクジェットプリンタ用マルチパス色ずれ補正方法 | |
US5959646A (en) | Method of printing with an ink jet printer using independent shingling on a raster by raster basis | |
US6106102A (en) | Odd number of passes, odd number of advances, and separated-diagonal-line masking, in liquid-ink printers | |
JPH0811298A (ja) | インクジェット記録方法及び記録装置 | |
JP3896329B2 (ja) | 均一および不均一プリントマスク関数でプリントする方法および装置 | |
JP3297530B2 (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP3472823B2 (ja) | インクジェットプリンタを用いたインターレース印刷の方法 | |
JPH08258291A (ja) | 混合解像度プリンタにおけるドットの位置合わせ方法及び装置 | |
JP3329167B2 (ja) | 印刷装置 | |
KR19990006627A (ko) | 주컴퓨터로부터의 래스터 정보를 잉크 제트 프린터로 전송하는 방법 및 대응하는 프린팅 방법 | |
JP2000025208A (ja) | 記録装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ | |
JP2863393B2 (ja) | カラ−インクジェットヘッド | |
JPH0768796A (ja) | インクジェット記録方法 | |
KR20020030783A (ko) | 컬러 픽셀들의 형성 방법 및 그 방법이 적용되는 프린트헤드 및 잉크젯 프린팅 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030430 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |