JP3472692B2 - スライド嵌合型コネクタ - Google Patents

スライド嵌合型コネクタ

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、多極の雌,雄両コ
ネクタハウジングの嵌合方向にスライド部材をスライド
移動させ、該スライド部材の小さな操作力で回動するレ
バーのてこ作用により両コネクタハウジング同士を容易
に嵌脱させるようにしたスライド嵌合型コネクタに関す
る。 【0002】 【先行技術】この種のてこ作用を利用したスライド嵌合
型コネクタを、本出願人は特願平9−216718号に
おいて出願した。これを、図8〜図11によって、簡単
に説明すると、スライド嵌合型コネクタ1の一方のコネ
クタハウジングを成す雄型のコネクタハウジング2に
は、スライド部材3を往復スライド移動自在に設けてあ
る。このスライド部材3には該スライド部材3の往復動
により回動するレバー4の基端部4aを支軸5を介して
回動自在に支持してある。このレバー4の中途部の長孔
4bは雄型のコネクタハウジング2の作用点部としての
支持ピン6に連係されている。また、雄型のコネクタハ
ウジング2と他方のコネクタハウジングを成す雌型のコ
ネクタハウジング7とを嵌脱させるために、レバー4の
先端部4c,4dを雌型のコネクタハウジング7の一対
の係合部8,9に係合、離反自在にしてある。 【0003】そして、スライド部材3の往動時に、レバ
ー4の先端部4cが雌型のコネクタハウジング7の一方
の係合部8に係合して該雌型のコネクタハウジング7に
雄型のコネクタハウジング2が引き込まれて両コネクタ
ハウジング2,7相互が嵌合されると共に、該スライド
部材3の復動時に、レバー4の先端部4dが雌型のコネ
クタハウジング7の他方の係合部9に係合して両コネク
タハウジング2,7相互が離脱されるようになってい
る。即ち、図9〜図11に示すように、スライド部材3
を往動方向(嵌合方向)に押圧操作して順次押し込んで
行くと、上記レバー4のてこ作用(レバー4の基端部4
aの支軸5を力点、雄型のコネクタハウジング2の支持
ピン6を作用点、レバー4の先端部4cを支点とするて
こ作用)により、雌型のコネクタハウジング7のフード
部7a内に雄型のコネクタハウジング2が引き込まれて
両コネクタハウジング2,7相互が嵌合される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記先行技術のスライ
ド嵌合型コネクタ1では、両コネクタハウジング2,7
の嵌合時にレバー4の先端部4cをてこ作用の支点にし
ていたので、両コネクタハウジング2,7相互を嵌合さ
せるためにレバー4が回転すると、支点であるレバー4
の先端部4cが該レバー4の回転に合わせて雌コネクタ
ハウジング7の一方の係合部8に沿ってその上下方向に
移動していた。これにより、作用点(支持ピン6)から
支点(レバー4の先端部4c)までの距離が増大して、
作用点(支持ピン6)から力点(支軸5)までの距離が
減少するため、レバー4のてこ作用力が低減され、スラ
イド部材3の小さな操作力により両コネクタハウジング
2,7同士を嵌合させるには限界が生じた。即ち、いわ
ゆる両コネクタハウジング2,7の低挿入力効果が減少
する虞があった。 【0005】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、支点の移動を防いでレバーの
てこ作用の機能を十分に発揮させて、スライド部材の小
さな操作力により両コネクタハウジング相互の嵌合作業
を容易かつ確実に行うことができる操作性の良いスライ
ド嵌合型コネクタを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雌,
雄両コネクタハウジングの一方のコネクタハウジングに
スライド部材を往復スライド移動自在に設け、このスラ
イド部材に該スライド部材の往復動により回動するレバ
ーの基端部を力点用の支軸を介して回動自在に支持し、
このレバーの中途部側を前記一方のコネクタハウジング
の作用点部に連係させると共に、前記両コネクタハウジ
ングを嵌合させる際に該レバーの先端部側を他方のコネ
クタハウジングの係合部に係合自在にしたスライド嵌合
型コネクタであって、前記一方のコネクタハウジングに
前記スライド部材を前記両コネクタハウジングの嵌脱方
向に対して往復スライド移動自在に外装し、このスライ
ド部材と前記一方のコネクタハウジングとの間に前記レ
バーを介在する一方、前記一方のコネクタハウジングの
前下側に作用点部としての直方体状のガイド部を突設
し、この直方体状のガイド部の後面の上部に前記レバー
の中途部側を摺動自在にし、前記他方のコネクタハウジ
ングの係合部に前記レバーの先端部側が摺動するレバー
支点用の突起を形成し、前記スライド部材の往動時に前
記レバーの先端部側が前記他方のコネクタハウジングの
係合部の突起に摺動して該他方のコネクタハウジングに
前記一方のコネクタハウジングを引き込んで両コネクタ
ハウジング相互を嵌合させるように構成したことを特徴
とするものである。 【0007】このスライド嵌合型コネクタでは、スライ
ド部材を往復動方向(嵌脱方向)にスライド操作するだ
けで、両コネクタハウジング相互の特に嵌合作業が容易
に行われる。この際、スライド部材の往復動により回動
するレバーの支点となる突起を他方のコネクタハウジン
グの係合部に設けたので、てこ作用の支点が移動するこ
とがなく、スライド部材の小さな操作力によるレバーの
てこ作用が十分に発揮されて両コネクタハウジング同士
はスムーズかつ確実に嵌合される。また、レバーがスラ
イド部材に内包されて外側に突出することがないので、
外的負荷力等によりレバー等が破損することがない。こ
れにより、レバーのてこ作用の機能が損なわれることな
く、常に安定した状態で両コネクタハウジング同士の嵌
合が確実に行われる。さらに、一方のコネクタハウジン
グにガイド部を突設するだけの簡単な構造により作用点
部が構成され、コネクタ全体の小型化及び低コスト化が
図られる。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 【0013】図1は本発明の一実施形態のスライド嵌合
型コネクタの嵌合開始直前の状態を示す断面図、図2は
同スライド嵌合型コネクタの嵌合途中の状態を示す断面
図、図3は同スライド嵌合型コネクタの嵌合完了状態を
示す断面図である。 【0014】図1〜図3に示すように、スライド嵌合型
コネクタ10は、後壁21の凹部21aより四角筒状の
フード部22内に複数の雄端子26が突設されると共
に、該後壁21の背面側が基板(図示省略)に固定され
た合成樹脂製で雌型のコネクタハウジング(他方のコネ
クタハウジング)20と、この雌型のコネクタハウジン
グ20のフード部22内に往復スライド移動自在に遊嵌
される合成樹脂製で四角筒状のスライドカバー(スライ
ド部材)30と、このスライドカバー30内に往復スラ
イド移動自在に支持された合成樹脂製の直方体状の雄型
のコネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)4
0と、上記スライドカバー30の後述する上,下壁3
2,33間に配設されて該スライドカバー30の往復ス
ライド移動により揺動(回動)し、てこ作用により固定
側の雌型のコネクタハウジング20に可動側の雄型のコ
ネクタハウジング40を嵌合させる合成樹脂製のレバー
50とで構成されている。 【0015】図1〜図3に示すように、雌型のコネクタ
ハウジング20のフード部22の上壁22aの内面側に
は、前端から後壁21の凹部21aに連なる溝状の凹部
(レバー案内部)23を形成してある。また、雌型のコ
ネクタハウジング20のフード部22の下壁22bの内
面前側には、リブ(係合部)24を一体突出形成してあ
る。このリブ24の後面上端にはレバー50の先端部側
が摺動する突起25を一体突出形成してある。この突起
25は、スライドカバー30の往動スライド操作により
雌型のコネクタハウジング20に雄型のコネクタハウジ
ング40を引き込んで両コネクタハウジング20,40
相互を嵌合させる際に、レバー50の先端部側が摺動自
在に当接して該レバー50の支点となるものである。 【0016】図1〜図7に示すように、スライドカバー
30は合成樹脂で四角筒状に形成してあり、雄型のコネ
クタハウジング40に対して摺動自在に外装されている
と共に、両コネクタハウジング20,40の嵌脱時に雌
型のコネクタハウジング20のフード部22内に摺動自
在になっている。この四角筒状のスライドカバー30の
外周面の前端側には環鍔状の操作部31を一体突出形成
してある。また、スライドカバー30の上,下壁32,
33の相対向する位置にはスリット32a,33aをそ
れぞれ形成してあり、上壁32のスリット(一方のスリ
ット)32a内にレバー50の基端部51を力点用の支
軸35を介して回動自在に支持してあると共に、下壁3
3のスリット(他方のスリット)33a内にはレバー5
0の先端側を挿入、離反自在にしてある。さらに、上壁
32のスリット32aの相対向する内面の前側には、レ
バー50の基端部51側に設けられた後述する仮固定手
段53が一時的に係止される溝部(係合部)36を凹状
に形成してある。 【0017】図1〜図7に示すように、雄型のコネクタ
ハウジング40は合成樹脂により略直方体状に形成して
あり、その前後面間にかけて複数の端子収容室(図示省
略)をそれぞれ形成してある。この各端子収容室には、
両コネクタハウジング20,40の嵌合時に、雌型のコ
ネクタハウジング20の各雄端子26と電気的に接続さ
れて両コネクタハウジング20,40相互の電気的導通
が図られる図示しない雌端子が収容してある。この各雌
端子には図示しないワイヤハーネスを接続してある。ま
た、雄型のコネクタハウジング40の一側面40aの前
下側には、直方体状のガイド部(作用点部)41を一体
突出形成してある。このガイド部41の後面41aの上
部には、レバー50の中途部側が摺動してレバー50の
作用点となる円弧状の突起41bを一体突出形成してあ
る。 【0018】さらに、雄型のコネクタハウジング40の
一側面40aの後側には、レバー50の先端部側の後述
する摺接部56が当接摺動する略直方体状のレバー押出
部42を一体突出形成してある。このレバー押出部42
は、レバー50の摺接部56が摺動する前面(案内面)
42aと、この前面42aの上側に連続して形成されて
レバー50を正規の位置に導くテーパ面(規制面)42
bとを備えている。即ち、図5,図6に示すように、レ
バー50の先端部側の摺接部56がレバー押出部42の
前面42aに押圧摺動した時にレバー50の仮止め状態
が解除されるようになっていると共に、図7に示すよう
に、スライドカバー30と雄型のコネクタハウジング4
0との完全装着時に、レバー押出部42のテーパ面42
bを介してレバー50が正規の位置(回動初期位置)に
導かれるようになっている。 【0019】図1〜図7に示すように、レバー50は合
成樹脂により略矩形板状に形成してあり、その円弧状の
基端部51の中央に枢支穴(係合部)52を形成してあ
る。この枢支穴52にスライドカバー30の上壁32の
スリット32a内に突出した支軸35を嵌め込むことに
より、レバー50の基端部51を回動自在に支持してあ
る。また、レバー50の両側面の枢支穴52の近傍に
は、スライドカバー30の溝部36に仮止めされる水平
円柱状の仮固定突起(仮固定手段)53を一体突出形成
してある。 【0020】さらに、レバー50の前面(一面)54は
その中途部から先端部にかけてテーパ面状になってい
て、該前面54が雄型コネクタハウジング40のガイド
部41の円弧状の突起41bに摺接自在になっている。
また、レバー50の後面(他面)55の上側が雄型コネ
クタハウジング40のレバー押出部42のテーパ面42
bに当接自在になっている。そして、レバー50の後面
55の先端には略三角柱状の摺接部56を一体突出形成
してあり、図6に示すように、該摺接部56が雄型のコ
ネクタハウジング40のレバー押出部42の前面42a
の下側まで押圧摺動した時に上記レバー50の仮止め状
態が解除されるようになっている。さらに、スライドカ
バー30の往復動スライド操作により雌型のコネクタハ
ウジング20と雄型のコネクタハウジング40とを相互
に嵌合させる際に、レバー50の摺接部56寄りの後面
55が雌型のコネクタハウジング20のリブ24に突設
したレバー支点用の突起25に摺動するようになってい
る。 【0021】以上実施形態のスライド嵌合型コネクタ1
0によれば、図1に示すように、雌型のコネクタハウジ
ング20と雄型の各コネクタハウジング40の嵌合開始
直前において、レバー50はスライドカバー30の支軸
35に回動自在に支持されて雄型のコネクタハウジング
40のガイド部41の突起41bとレバー押出部42の
テーパ面42b間にて傾斜した状態(回動初期位置の状
態)になっている。この状態は、図4〜図7に示すよう
にして組み付けられる。即ち、図4に示すように、スラ
イドカバー30にはレバー50のみが一定の角度を保っ
た状態でセットされている。このレバー50はスライド
カバー30の上壁32の溝部36と該溝部36に仮止め
された仮固定突起53により斜めの状態で仮固定されて
いて、下方に垂れ下がることがない。この状態から、図
5に示すように、スライドカバー30内に雄型のコネク
タハウジング40を押圧挿入すると、レバー50の先端
側の摺接部56が雄型のコネクタハウジング40のレバ
ー押出部42の前面42aに当接する。 【0022】そして、この雄型のコネクタハウジング4
0を更にスライドカバー30内に押圧挿入すると、図6
に示すように、レバー50の仮固定突起53がスライド
カバー30の上壁32の溝部36から外れてその仮固定
状態が解除される。この仮固定状態が解除されたレバー
50は雄型のコネクタハウジング40のレバー押出部4
2の前面42aにより更に押されることによって回転
し、図7に示すように、レバー50の前,後面54,5
5が雄型のコネクタハウジング40のガイド部41の突
起41bとレバー押出部42のテーパ面42b当たった
所の正規の位置(回動初期位置)で止まる。このよう
に、レバー50に仮固定突起53を設けたことにより、
レバー50が自重で下向きになることがなく、レバー5
0を持ち上げる等のレバー50の操作工程が不要とな
り、スライドカバー30と雄型のコネクタハウジング4
0との組み付け作業性が向上する。 【0023】このようにして組み付けられた雄型のコネ
クタハウジング40を内包したスライドカバー30の先
端側を、図1に示すように、固定側の雌型のコネクタハ
ウジング20のフード部22内に挿入して仮嵌合させた
後、該スライドカバー30を両コネクタハウジング2
0,40の嵌合方向に押圧操作して押し込むと、図2に
示すように、レバー50の後面55の先端側が雌型のコ
ネクタハウジング20のフード部22内のリブ24のレ
バー支点用の突起25に接してレバー50が回転し始め
る。そして、図3に示すように、スライドカバー30を
嵌合方向にさらに押圧操作して押し込むと、レバー50
のてこ作用(レバー50の基端部51を回動自在に支持
する支軸35を力点、雄型のコネクタハウジング40の
ガイド部41の突起41bを作用点、雌型のコネクタハ
ウジング20のリブ24の突起25を支点とするてこ作
用)により、雌型のコネクタハウジング20のフード部
22内に雄型の各コネクタハウジング40が引き込まれ
て両コネクタハウジング20,40相互が嵌合する。 【0024】このように、スライドカバー30を嵌合方
向に小さな操作力によりスライド操作するだけで、両コ
ネクタハウジング20,40相互の嵌合作業を容易に行
うことができる。特に、スライドカバー30の往復動に
より回動するレバー50の支点となる突起25を雌型の
コネクタハウジング20のリブ24に突設したので、レ
バー50に対する支点の移動を防止することができる。
これにより、スライドカバー30の小さな操作力による
レバー50のてこ作用を十分に発揮することができ、ス
ライドカバー30の低操作力の効果を減少させることな
く両コネクタハウジング20,40同士をスムーズかつ
確実に嵌合することができる。 【0025】また、レバー50がスライドカバー30に
内包されて外側に突出することがないので、外的負荷力
等によるレバー50の破損を確実に防止することができ
る。これにより、レバー50のてこ作用の機能(小操作
力による嵌合機能)が損なわれることなく、常に安定し
た状態で両コネクタハウジング20,40同士の嵌合を
容易かつ確実に行うことができる。 【0026】さらに、雄型のコネクタハウジング40の
一側面40aに作用点部としてのガイド部41を一体突
出形成したことにより、コネクタ全体の小型化及び低コ
スト化を図ることができる。また、スライドカバー30
に設けられた1つのレバー50のてこ作用により多極の
雌,雄両コネクタハウジング20,40相互の嵌合作業
を容易かつ確実に行うことができるので、その分部品点
数を削減することができてコネクタ全体の低コスト化を
より一段と図ることができる。 【0027】尚、前記実施形態によれば、雄型のコネク
タハウジングに設けられる作用点部をガイド部とした
が、支持ピン等で構成してもよい。また、レバー及び雄
型のコネクタハウジングを1つずつ設けたが、2つ以上
設けてもよい。さらに、レバーを雄型のコネクタハウジ
ング側に設けたが、レバーを雌型のコネクタハウジング
側に設けてもよい。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、スライド部材を嵌合方向に小さな操作力により
スライド操作するだけで、該スライド部材と連動するレ
バーのてこ作用により雌,雄両コネクタハウジング相互
の嵌合作業を容易に行うことができる。特に、スライド
部材の往復動により回動するレバーの支点となる突起を
他方のコネクタハウジングの係合部に設けたので、支点
の移動を防止してスライド部材の小さな操作力によるレ
バーのてこ作用を十分に発揮することができ、スライド
部材の低操作力の効果を減少させることなく両コネクタ
ハウジング同士をスムーズかつ確実に嵌合することがで
きる。また、レバーがスライド部材に内包されて外に突
出することがないので、外的負荷力等によるレバーの破
損等を確実に防止することができる。これにより、レバ
ーのてこ作用の機能が損なわれることなく、常に安定し
た状態で両コネクタハウジング同士の嵌合を容易かつ確
実に行うことができる。さらに、一方のコネクタハウジ
ングに設けられる作用点部を簡単な構造のガイド部によ
り構成したので、コネクタ全体の小型化及び低コスト化
を図ることができる。 【0029】 【0030】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態のスライド嵌合型コネクタ
の嵌合開始直前の状態を示す断面図である。 【図2】上記スライド嵌合型コネクタの嵌合途中の状態
を示す断面図である。 【図3】上記スライド嵌合型コネクタの嵌合完了状態を
示す断面図である。 【図4】上記スライド嵌合型コネクタの雄コネクタハウ
ジングとレバーを仮止めしたスライド部材の装着前の状
態を示す断面図である。 【図5】上記雄コネクタハウジングとスライド部材の装
着開始時の状態を示す断面図である。 【図6】上記雄コネクタハウジングとスライド部材の装
着途中の状態を示す断面図である。 【図7】上記雄コネクタハウジングとスライド部材の装
着完了時の状態を示す断面図である。 【図8】先行技術のスライド嵌合型コネクタの嵌合前の
状態を示す断面図である。 【図9】上記先行技術のスライド嵌合型コネクタの嵌合
開始時の状態を示す断面図である。 【図10】上記先行技術のスライド嵌合型コネクタの嵌
合途中の状態を示す断面図である。 【図11】上記先行技術のスライド嵌合型コネクタの嵌
合完了時の状態を示す断面図である。 【符号の説明】 10 スライド嵌合型コネクタ 20 雌型のコネクタハウジング(他方のコネクタハウ
ジング) 24 リブ(係合部) 25 レバー支点用の突起 30 スライドカバー(スライド部材) 35 支軸 40 雄型のコネクタハウジング(一方のコネクタハウ
ジング) 41 ガイド部(作用点部) 50 レバー 51 基端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−26067(JP,A) 特開 平6−231831(JP,A) 特開 平10−334988(JP,A) 特開 平10−172654(JP,A) 特開 平11−67349(JP,A) 特開 平11−31552(JP,A) 特開 平11−102748(JP,A) 実開 平4−85674(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 雌,雄両コネクタハウジングの一方のコ
    ネクタハウジングにスライド部材を往復スライド移動自
    在に設け、このスライド部材に該スライド部材の往復動
    により回動するレバーの基端部を力点用の支軸を介して
    回動自在に支持し、このレバーの中途部側を前記一方の
    コネクタハウジングの作用点部に連係させると共に、前
    記両コネクタハウジングを嵌合させる際に該レバーの先
    端部側を他方のコネクタハウジングの係合部に係合自在
    にしたスライド嵌合型コネクタであって、前記一方のコネクタハウジングに 前記スライド部材を前
    記両コネクタハウジングの嵌脱方向に対して往復スライ
    ド移動自在に外装し、このスライド部材と前記一方のコ
    ネクタハウジングとの間に前記レバーを介在する一方、
    前記一方のコネクタハウジングの前下側に作用点部とし
    ての直方体状のガイド部を突設し、この直方体状のガイ
    ド部の後面の上部に前記レバーの中途部側を摺動自在に
    し、前記他方のコネクタハウジングの係合部に前記レバ
    ーの先端部側が摺動するレバー支点用の突起を形成し、
    前記スライド部材の往動時に前記レバーの先端部側が前
    記他方のコネクタハウジングの係合部の突起に摺動して
    該他方のコネクタハウジングに前記一方のコネクタハウ
    ジングを引き込んで両コネクタハウジング相互を嵌合さ
    せるように構成したことを特徴とするスライド嵌合型コ
    ネクタ。
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