JP3469552B2 - パーソナルアクセス通信システム(pac)でマルチキャストデータを実効的に転送する装置および方法 - Google Patents

パーソナルアクセス通信システム(pac)でマルチキャストデータを実効的に転送する装置および方法

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JP3469552B2 JP2000601863A JP2000601863A JP3469552B2 JP 3469552 B2 JP3469552 B2 JP 3469552B2 JP 2000601863 A JP2000601863 A JP 2000601863A JP 2000601863 A JP2000601863 A JP 2000601863A JP 3469552 B2 JP3469552 B2 JP 3469552B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動セルラー通信
を行うシステムおよび方法に関し、とくに、移動セルラ
ー通信ネットワークにおけるインターネットサービスの
ための方法およびシステムに関する。
【従来の技術】これまで、セルラー移動および無線通信
システムは音声サービス用に設計および構成されてき
た。インターネットアプリケーションおよびユーザの急
激な増加により、既存のセルラーシステムに基づいてイ
ンターネットサービスを移動ユーザに提供するという要
求が増えている。音声通信は、接続指向、回線交換、一
定のビット速度および損失とジッタに対する低い許容誤
差として特徴付けられる。それとは対照的に、インター
ネットサービスは、無接続通信、パケット交換、バース
ト(bursty)トラフィックパターン、マルチキャ
スト、多数のサービスのクラスの区別、ならびにしばし
ば最善努力式および損失許容通信を特徴とする。さら
に、いくつかのインターネットアプリケーションは、可
変ビット速度符号化を使用するビデオ会議のような、は
るかに高いオン・デマンド帯域幅をしばしば所望する。
これまで、音声指向セルラーネットワークの現存するイ
ンフラストラクチャに加えて、経済的なネットワークア
ーキテクチャ、ならびにインターネットサービスのこれ
らの異なった要求を満足させるために必要なシステムコ
ンポーネントの開発は、まだ達成することのできない目
標である。
【0002】図1は、PACS(パーソナルアクセス通
信システム)100 を示している。PACSは、人口密度
の高いエリアにおけるセルラー無線サービスに対する新
生の低階層、低コストのPCS規格である。PACS規
格は、2つのデータ通信モード(回線モードおよびパケ
ットモード)を規定している。
【0003】PACSネットワークにおいて、ユーザ
は、加入者ユニット(SU)装置102によってサービス
を得る。SU102 は、時分割多元接続(TDMA)アッ
プリンクおよび時分割多重化(TDM)ダウンリンクを
介して無線ポート(RP)と通信している。それらの送
信および受信範囲によって決定されるRP104 の影響範
囲とSU102 の影響範囲とがセル112 を規定する。
【0004】その付近のRP104 は、RP104 からの全
てのトラフィックを集めてバックボーン音声またはデー
タネットワークにそれを接続する無線ポート制御装置
(RPCU)106 によって制御される。ユーザ認証およ
びその他の関連した機能は、アクセスマネジャ(AM)
108 およびシグナリングネットワーク110 によって行わ
れる。
【0005】PACS規格のパケットモードデータサー
ビスは、本発明のインターネットサービスアーキテクチ
ャにおいてIPサービスを実施し、管理するための基本
的な構成ブロックとして機能する。
【0006】PACSパケットチャンネル(PPC)と
して知られているPACSのパケットモードデータサー
ビスは、可変的な帯域幅、非同期的、オンデマンドの帯
域幅および非対称的なデータサービスを256000バ
イト/秒(Kbps)までのデータ速度でユーザに提供
する。それは、周波数分割多重化に基づいている。TD
MAアップリンクおよびTDMダウンリンクのPACS
物理インターフェースは、回線モードおよびパケットモ
ードの両サービスに共通している。アップリンクは、S
U102 からRPCU106 に対する方向であり、ダウンリ
ンクは、RPCU106 からSU102 に対する方向であ
る。PPCの高いデータ速度および可変帯域幅という性
質は、インターネットトラフィックのマルチメディアお
よびバースト(bursty)性質によく適している。
PPCは、PACS回線モードサービス(音声、回線モ
ードデータ等)との帯域幅の動的な共用をサポートし、
そうでなければアイドル状態の帯域幅をPPCが使用す
ることを可能にする。
【0007】図2のAは、PPCの階層を表す概略図で
ある。このPPCは、PACS物理層202 、データリン
ク層(DL)204 およびセキュリティ層(SL)206 の
3つの層から構成されている。PACS物理層は、TD
MAアップリンクおよびTDMダウンリンクの符号化を
行う。アップリンクTDMAおよびダウンリンクTDM
の両フレームの長さは2.5秒である。各フレームは8
つのスロットから構成され、各スロットの長さは10バ
イトである。PPC DL層204 のタスクは信頼できる
無接続通信サービスをSL層206 に提供することであ
り、このPPCDL層204 は媒体アクセス制御(MA
C)、フラグメント化およびセグメント化、ならびにエ
ラー検出および補正を含んでいる。SL層206 の主な機
能は、ハンドセット登録、ユーザ認承およびデータ暗号
化を含んでいる。
【0008】図2のBは、PACS規格のカプセル化お
よびフレーム指示手順を示す。最初に、PPCは、電波
による盗聴を防止するためのオプションのペイロード暗
号化を行いながら、ヘッダ214 およびチェックサム216
を有するSLパケット212において各ネットワーク層パ
ケット210 を複写する。その後、それは適当なヘッダ22
0 およびチェックサム222 を有するDLパケット218 中
に各SLパケット212 をカプセル化する。各DLパケッ
ト218 は1以上のDLフラグメント224 に分割され、最
後に各DLフラグメント224 はDLセグメント226 に細
分される。フラグメント化は高レベルの媒体アクセス機
能に対するものであり、PPCは各DLフラグメント22
4 に対してスロット番号を(8つのスロットから)割当
てなければならず。あるフラグメント224 の全てのセグ
メントは同じスロットで送信されなければならない。セ
グメント化はTDM/TDMA無線リンク構造に適合す
るためのものであり、これは図2のCに示されている。
【0009】ダウンリンクフラグメント化のために、最
大フラグメント寸法は576バイトのデータである。さ
らに大きいパケットはフラグメントにされなければなら
ないが、各フラグメントは異なったスロットで並列に送
信されることができる。アップリンクフラグメントは2
56セグメント長であってもよく、したがって全てのア
ップリンクDLのパケット218 は、単一のフラグメント
で送られる。
【0010】図3および4は、カプセル化アップリンク
およびダウンリンクメッセージをさらに詳細に示す概略
図である。
【0011】図5は、PPCの機能的アーキテクチャの
概略図である。コンテンション機能(CF)302 は、非
常に時間が臨界的であるDL媒体アクセスおよび承諾手
順の小さいサブセットを行う。パケットデータ制御装置
(PDCU) 304はDLおよびSL機能の残りのものを
処理する。CF302 はRP104 中に存在し、PDCU30
4 は一般にRPCU304 中に構成されている。
【0012】各パケットモードSU102 は加入者アイデ
ンティティ(SubID)を有している。このサブID
は登録中にユーザを認証するために使用される。さら
に、各アクティブなSU102 はまた、LPTID(ロー
カルパケットターミナル識別子)と呼ばれるトランジェ
ント識別子を有する。LPTIDは、無線リンクによる
あらゆるアップリンク/ダウンリンクスロット中のソー
ス/デスティネーションSU102 を特定する1バイトの
整数である。SU102 は、それがセル112 に入る(コー
ルドスタートまたはローミングによって)たびに、それ
がそのセル112中にとどまっている限り特有のLPTI
Dを割当てられる。LPTIDは、現在のセル112 にお
いてのみ有効であり、SU102 は異なったセル112 中に
おいて異なったLPTID値を有することができる。L
PTIDは、登録の成功後にPACSネットワーク100
によって割当てられ、各ハンドオフ後に再度割当てられ
る。SU102 が隣接したセルに移動したとき、古いLP
TIDはもはや使用されず、新しいLPTIDが新しい
セル112 において割当てられなければならない。したが
って、LPTIDは実際に過渡的である。以下の表I
は、標準規格に定められているLPTIDに対する現在
の割当方式を示す。 表 I LPTID値 目 的 0×00 ヌル 0×01 登録メッセージ(SU102 がLPTIDを割当てられる 前に使用された) 0×02−0×EF 登録およびハンドオフ時にSU102 に割当てられる。
【0013】 これによって各セル112 において 238個までのSU102 が可能である。 0×F0−0×FD 将来的な使用のためにリザーブされる 0×FE システム情報(データリンク層、ネットワーク層および “システム情報チャンネル”パラメータを放送するために 使用された) 0×FF 全てのSU102 (全てのSU102 に放送されなければ ならないメッセージに対して使用された) 登録を成功した後、各アクティブなSU102 は、現在の
セル112 で使用するためのデータリンク層アドレスを割
当てられる。このデータリンク層アドレスは、LPTI
D(ローカルパケットターミナルID)と呼ばれる1バ
イトの整数である。
【0014】SI102 は、ネットワークに入ると常にP
PC登録を行う。PPC登録の2つの主なタスクは、認
証およびLPTID割当てである。登録のはじめに、S
U102 は、サブID(ユーザ匿名なしと仮定する)を含
む登録リクエストメッセージ(PACKET REG
REQ)を送る。その後、AM108 はこのサブIDを使
用して、SU102 を認証する。認証が成功すると、PD
CU304 は新しいLPTIDを割当て、このLPTID
と共に登録承諾メッセージ(PACKET REG AC
K)をSU102 に送り返す。その時からずっと、SU10
2 は、それがネットワークから登録を取り消されるか、
あるいは異なったセル112 に移動するまでLPTIDに
よってこれに送ることを予定されたデータを識別する。
【0015】セルのハンドオフは、自動リンク転送(A
LT)として知られている。ALTは、SU102 が無線
セル112 の境界を横切っているときに行われる。それ
は、SU102 が現在の物理的チャンネルの劣化を検出
し、かつ十分に高い品質を有する別の物理的チャンネル
を見出したときに始まる。その後、SU102 は、ALT
リクエストメッセージを新しいRP102 に送る。このリ
クエストが受取られると、SU102 はALT実行メッセ
ージを取り戻し、新しいセル112 に対する新しいLPT
IDを獲得する。2つのチャンネルが同じRPCU106
を割当てられるか否かに応じて、ALTは、SU102 が
同じRPCU106 中の隣接したセルに移動した場合はR
PCU内ALT、およびSU102 が異なったRPCU10
6 に移動した場合にはRPCU間ALTという2つのカ
テゴリーに分けられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】これまで、PACS10
0 は主に音声ネットワークとして開発されてきた。標準
規格では2つのデータ通信モード(回線モードおよびパ
ケットモード)が規定されているが、PACS100 にお
けるインターネットサービスサポートの問題は扱われて
いない。インターネットアクセスは、ユーザが専用のP
ACSチャンネルによってインターネットサービスプロ
バイダ(ISP)へのポイントツーポイントプロトコル
(PPP)接続を設定した場合、回線モードデータサー
ビスによって行われることが可能である。しかし、固定
された帯域幅のために、このタイプのアクセスはスケー
ルを定めることはできず、インターネット適用に対して
非効率的である。
【0017】セルラーネットワークにおける移動および
マルチキャストIPサービスをサポートすることによっ
てセルラーネットワークを世界的なインターネットとシ
ームレスに統合するネットワークアーキテクチャおよび
1組の設計ガイドラインが必要とされている。本発明
は、このニーズを満たすものである。
【課題を解決するための手段】上述したニーズおよび要
求の問題を解決するために、本発明はPACSネットワ
ークに対する新しいシステムおよびネットワークアーキ
テクチャを開示している。それによって、インターネッ
トまたはイントラネットに接続するためのIPルータお
よびバックボーンリンクによってPACS音声ネットワ
ークを増大する。さらに、PACSネットワーク内にお
けるローミング、ならびPACSネットワークとインタ
ーネット/イントラネットの残りのものとの間における
世界規模の移動性をサポートするために移動体IPがハ
ンドオフ機構に含まれている。本発明はまた、動的IP
マルチキャストおよびマルチキャストバックボーン(M
Bone)接続性をサポートするための固有のPACS
マルチキャストおよびグループ管理方式の使用を開示し
ている。
【0018】これらの特徴は、既存のPACSネットワ
ークを世界的なインターネットにシームレスに統合し、
世界規模の移動性がサポートされた標準規格適合IPサ
ービスを提供する。このシステムにより、PACSユー
ザは、移動体上のパーソナルコンピュータ(PC)に接
続されたプロトタイプのパケットモードSUを使用して
無線インターネットアクセスを行うことが可能になる。
大部分のIPアプリケーションは、あたかも移動体のパ
ーソナルコンピュータが固定されたインターネットホス
トであるかのように動作することができる。
【0019】ユーザおよび移動体のPCは、PACS無
線ネットワーク内でローム(放浪)するか、あるいはP
ACSネットワークと外部インターネットとの間を移動
IPを使用して移動することができる。IPマルチキャ
ストおよびMBoneアプリケーションはまた、固有の
PACSマルチキャストを使用してシームレスにかつ効
率的にサポートされる。
【0020】また、本発明は、RPCU中に構成された
パケット転送モジュールと呼ばれるデバイスおよびそれ
に関連した素子の機能を拡張して、PACS無線ネット
ワーク内のPACSユーザ間において効率的な1対多
(マルチキャスト)通信を達成する方法および装置が開
示している。マルチキャストをサポートするためのSU
のためのシステム設計およびアーキテクチャもまた開示
されている。パケット転送モジュールおよびSUに追加
された機構によって、(1)グローバルマルチキャスト
アドレスとローカルPACSグループアドレスとの間に
おける動的マッピングと、(2)少なくとも1つのグル
ープ会員を有するセルだけにマルチキャストパケットを
転送するための選択的なマルチキャストと、および
(3)効率的なグループ会員管理が実現される。
【0021】マルチキャスト拡張によって、現在のシス
テムより優れたいくつかの利点が得られる。第1に、そ
れはPACSグループ会員にマルチキャストパケットの
単一のコピーだけを配信する。第2に、グループ会員を
持たないセルに対しては、マルチキャストパケットが送
信されず、したがって放送時間が節約される。PACS
マルチキャストを実施することにより、セル当たり1つ
のデータのコピーがグループの会員であるPACSユー
ザだけに正確に配信されるため、PACS帯域幅の使用
が最適であり、グループの会員でないPACSユーザの
電力が無駄に消費されることがない(彼等はマルチキャ
ストデータを処理しないからである)。第3に、任意の
ネットワーク層のマルチキャスト方式(IPマルチキャ
ストおよびCDPDマルチキャスト)がシームレスにサ
ポートされることができる。最後に、拡張することによ
って、グループ会員が効率的かつ正確に維持される。
【0022】本発明はまたデータをマルチキャストする
方法および装置を開示している。この発明の方法は、セ
ル中の加入者装置がマルチキャストグループのメンバー
シップをリクエストしたときにマルチキャストパケット
端末識別子をマルチキャストグループに割当て、グロー
バルなマルチキャストアドレスを有するマルチキャスト
パケットを受信し、少なくとも1つのマルチキャストロ
ーカルパケット端末識別子とセル識別子へのグローバル
なマルチキャストアドレスのマッピングからセル識別子
を決定し、そのセル識別子にしたがってマルチキャスト
パケットをセルへ転送するステップを有する。
【0023】この発明の装置は、パケットデータ制御装
置を有する無線ポート制御装置を具備しており、パケッ
トデータ制御装置はマルチキャストパケットを受信する
ように構成された無線ポートとパケット転送モジュール
に結合する。パケットデータ制御装置は、セル中の加入
者装置がマルチキャストグループのメンバーシップをリ
クエストしたとき、マルチキャストローカルパケット端
末識別子をマルチキャストグループに割当てるように構
成された割当モジュールを含んでいる。パケット転送モ
ジュールは、少なくとも1つのマルチキャストローカル
パケット端末識別子とセル識別子に対するマルチキャス
トパケットのグローバルなマルチキャストアドレスのマ
ッピングからセル識別子を決定するように構成されてい
る。パケット転送モジュールはまたセル識別子にしたが
ってマルチキャストパケットをセルへ転送する。
【0024】本発明によって、結果的に(1)インター
ネットに接続するためのIPルータおよびバックボーン
リンクによって音声ネットワークを増大することによっ
て無線インターネットおよびインターネットアクセスを
行うPACSシステムアーキテクチャと、(2)容易な
サービスメインテナンスおよびIPv6のような将来の
IP規格への移行のために簡単化されたRPCU設計
と、(3)固有のPACSマルチキャストの使用による
動的なIPマルチキャストおよびマルチキャストバック
ボーン(MBone)接続性の効率的なサポートとが実
現され、かつ(4)移動IPを最適化してそれをPAC
Sハンドオフ機構の中に含み、PACSネットワーク内
におけるローミングおよびPACSネットワークとイン
ターネットとの間における世界規模の移動性が効率的に
サポートされる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下の説明において、本発明のい
くつかの実施形態の一部をなし、例示によって示される
添付図面が参照されている。その他の実施形態の使用お
よび構造上の変更は、本発明の技術的範囲を逸脱するこ
となく行うことができることを理解すべきである。 [PACSインターネットサービスアーキテクチャ] 図6は、PACSインターネットサービスアーキテクチ
ャ(PISA)を示す概略図である。PACSインター
ネットサービスアーキテクチャ400 は、PPN(PAC
Sパケットネットワーク)416 と呼ばれる新しいデータ
ネットワークを増補された現存するPACS音声ネット
ワーク100 を含んでいる。サブネット418 は、無線パケ
ットデータをSU102 に供給する基本的なサブネットワ
ークユニットである。IPサブネット418 は1以上のセ
ル112 と、セル112 当たり1個の基地局またはRP104
と、セル112 の全てを無線バックボーン相互接続ネット
ワークに接続するRPCU106 とを含んでいる。RPC
U106 はまた、サブネット418 に対するネットワークゲ
ートウェイおよびマルチキャストサーバとして動作す
る。
【0026】各RPCU106 は、インターネットプロト
ロル(IP)ルータ410 と通信している。PPN416
は、IPルータ410 およびバックボーンリンク420 によ
って全てのIPサブネット418 を接続するインターネッ
トワークである。ボーダゲートウェイ(GW)412 は、
異なったPPN416 (異なったPACSネットワークオ
ペレータからの)およびグローバルネットワーク414 を
接続する。各GW412はまた、PACSネットワーク構
内およびPACSユーザを保護するためにファイアウォ
ールおよびその他のセキュリティ機能を含んでいる。P
ISA400 において、パケットモードSU102 を備えた
モバイル(移動)パーソナルコンピュータ(PC)は、
特有のIPアドレスを有するインターネット/イントラ
ネットにおける合法的なホストを構成する。SU102
は、PACSネットワークによるインターネットへの無
線ネットワークインターフェースを移動ホストに提供す
るネットワークデバイスである。PPN416 は、大型の
IPネットワークになる。
【0027】ユーザがネットワークオペレータからPA
CS IPサービスに加入したとき、SU102 は“ホー
ム”ネットワークからパーマネントIPアドレスを割当
てられる。ユーザがパーソナルコンピュータPCをSU
102 に接続したとき、そのPCはこのIPアドレスをイ
ンターネットにアクセスする時のホストアドレスとして
使用する。これに関して、ホームネットワークは、ユー
ザがおそらくその大部分を使用するRPCU106 によっ
てサービスされるIPサブネット418 である。ネットワ
ークオペレータは、AM108 によって後に検索されるこ
とのできるそのデータべース中にそのパーマネントIP
アドレスを記録する。このIPアドレスに送られた各S
UアドレスIPデータグラムに対して、PPN416 は、
“ホーム”サブネット418 にそのパケットを転送するこ
とができる。その後、対応したRPCU106 は、ユーザ
がその時点でホームIPサブネット418 内にいるとき
に、それをターゲットのSU102 に送信する。SU102
から出ていく(SUソース)IPデータグラムは、RP
CU106 によってIPルータに転送される。PPN416
におけるユニキャストルーティングにより、PPN416
およびインターネットを横切るその正しい配信が確実に
される。以下、SU102 がホームIPサブネット418 外
に移動した場合の処理については後述する。
【0028】IPネットワークの観点から、RPCU10
6 およびそのRP104 は、IPルータ410 と全ての移動
IPホスト(SU102 )との間におけるインテリジェン
トリンク層ルータ/ブリッジのように動作する。このア
ーキテクチャは、それが任意の“市販されすぐに入手で
きる”(COTS)製品を使用することができるよう
に、IPルータ410 からPACS特有ディテールを隠
す。RPCU106 とIPルータ410 との間の接続は、イ
ーサネットまたはフレームリレーのような任意のタイプ
のデータネットワークであることができる。多数のルー
タは多数のIPサブネット418 をサポートするため、ル
ータのポート当たり1個のRPCU106 により1個のI
Pルータ410 に多数のRPCU106 を接続させることが
できる。
【0029】このネットワークアーキテクチャは、従来
の通信ネットワークとは著しく異なっている。一般に、
自律転送モード(ATM)通信が第3世代無線通信ネッ
トワークのバックボーンであると考えられているが、I
Pネットワークはさらに良好な選択をする。ATMは、
伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TC
P/IP)アプリケーションをサポートするのに非効率
的であることが立証されており、また余分な層が不要で
ある。IPベースのインターネットは、インストールお
よび管理費が少なくなる。さらに、モバイル管理はIP
およびATMの両層において行われることになる。AT
M移動度は研究中であるが、移動IPはインターネット
業界によって標準化されており、いくつかの商品におい
てサポートされている。移動IPにおけるマルチキャス
ト機構もまた優れている。
【0030】PISA400 におけるRPCU106 の主な
機能は、SU102 との間でIPデータグラムを送受信す
ることである。RPCU106 は、基本的なネットワーク
層からデータリンク層へのインターフェース機能である
アドレス解明(resolution)、フレーミングおよび媒体ア
クセスをサービスする。
【0031】図7および8は、RPCU106 および関連
したシステム素子の1実施形態のブロック図である。R
PCUの重要なコンポーネントは、ネットワーク層から
データリンク層へのアドレス変換を行うパケット転送モ
ジュール(PFM)402 である。IPルーティング機能
モジュール532 のようなネットワーク層モジュールは、
PACSユーザとバックボーンネットワークとの間にお
けるルート設定を処理する。
【0032】PISA400 は、データリンク層アドレス
としてLPTIDを使用する。ダウンリンク方向におい
てIPデータグラムのようなSUアドレスデータを送信
するために、PFM402 は1以上のパケットデータ制御
ユニットPDCU304 と調和して動作し、LPTIDを
管理する。これは、セル112 (および関連したRP104
)がSU102 受信機を有していることと、使用すべき
LPTIDとをPFM402 が知っていなければならない
ためである。したがって、PFM402 は各SU102 に対
してIPアドレスと組(tuple) (RP識別子、LPTI
D)間のマッピングを維持する。1実施形態において、
このマッピングは、(ユニキャスト)アドレス解明テー
ブル(ART404 )と呼ばれるテーブルとして記憶され
る(以下にマルチキャストの場合を説明する)。ART
404 は、ユーザ登録、ALTおよび登録抹消中に更新さ
れる。エントリが見出されると、PFM402 は、IPデ
ータグラムと共にRP識別子およびLPTID情報を対
応したPDCU304 に送り、このPDCU304 は、SU
102 が配置されているセル112 にサービスしているRP
104 と関連している。
【0033】アップリンク方向における(SU102 から
RPCU106 への)SUソースデータのIP転送は、次
のように行われる。PDCU304 がSU102 が配置され
ているセル112 にサービスしているRP104 からセグメ
ントを受取り、データリンクぺイロードをアセンブルす
る。PDCU304 は、完全なIPデータグラムを受信し
た場合、そのデータグラムをPFM402 に送る。PFM
402 は、そのデータグラムが同じサブネット418 におけ
る別のSU102 に対するターゲットにされているかどう
かをチェックする。そのデータグラムが同じサブネット
418 における別のSU102 に対するターゲットにされて
いる場合、RFM402 は上述のものと同じ手順を使用し
てメッセージを転送する。そうでない場合は、RFM40
2 はデータリンクデバイス518 によってPPNバックボ
ーンに配布(dissemination) するためにIPデータグラ
ムをルーティングモジュール532 に転送する。
【0034】RPCU106 におけるIPルーティングモ
ジュール532 は、PPNネットワーク416 に対するデー
タリンクデバイス518 を介してインターネットホストと
の間でメッセージを送受信する。IPルーティングモジ
ュール532 は、異なったタイプのデータリンクデバイス
518 とインターフェースし、PPNバックボーンにおい
て使用されているリンク技術に基づいて適切なデータリ
ンクデバイス518 を選択してもよい。IPルーティング
モジュール532 は、データリンクデバイス518 を通って
受信されたメッセージをIPルータポート534 を介して
PACSデバイス536 に通信する。
【0035】図8は、RPCU106 の別の実施形態を示
すブロック図である。この実施形態では、RPCU106
は、2個の物理的に異なったハードウェアユニットであ
るコマーシャルオフザシェルフ(COTS)、すなわち
入手の容易なIPルータ538 とPACSデバイス536 と
を含むモジュラー方法を使用する。
【0036】多数のCOTS IPルータ538 は、異な
ったデータ転送プロトコル(たとえば、イーサネットま
たはフレームリレー)の多数の接続をサポートし、IP
ルータポート534 を介してPACSデバイス536 に利用
できるようにされたデータはこれらのプロトコルの任意
の1つに従うことができる。同時に、PACSテバイス
536 は一般に共通したデータ転送プロトコルに従わな
い。したがって、スタブ530 がIPルータポート534 と
パケット転送モジュール402 との間に設けられる。これ
らのスタブ530 は、IPルータポート534 で提供された
データ転送プロトコルおよびPACSデバイス536 によ
って要求されるプロトコルからのメッセージを変換する
ために必要な変換を行う。スタブ530 は、共通のローカ
ルエリアネットワーク(LAN)によって構成されてい
てもよい。さらにスタブ530 は、PACSデバイス536
中に一方を含んだ形態で2個のスタブ素子を含んでいて
もよい。いずれの場合も、スタブ530 のLANデバイス
は、パケット転送モジュール402 との間でデータパケッ
トを転送し、任意のプロトコルおよび必要とされる言語
変換の少なくとも一方を行う。
【0037】このモジュラ方法の1つの利点は、1つの
テバイスに対する変更が他方に影響を与えず、容易で迅
速なアップグレードを可能にすることである。たとえ
ば、移動IPプロトコルの改善の影響を受けるのはCO
TS IPルータ538 だけであり、一方PACSデバイ
ス536 に対する変更はCOTS IPルータ538 に影響
を及ぼさない。その結果、新しいサービスおよび機能が
さらに容易に生成されることができる。また、COTS
IPルータ538 を使用することによりデータリンクデ
バイス518 が不要になる。
【0038】SU102 はセキュリティ層に加えて、フレ
ーミングおよび媒体アクセスを含むPDCU304 および
CF302 と同じ基本的なネットワーク層とデータリンク
層との間のインターフェース機能をサービスするPPC
モジュール506 を含んでいる。しかしながら、任意の他
のホストとの通信が常にRPCU106 を介しているた
め、アドレス解明は不要である。
【0039】SU102 はまた、RP104 との間でデータ
パケットを送受信するPACS物理層機能(PLF)50
4 と、受信されたデータパケットをメッセージにアセン
ブルするPACSパケットチャンネル(PPC)506
と、インターネットプロトコルのメッセージを変換する
インターネットプロトコルモジュール508 とを含んでい
る。
【0040】図9および10は、上記の動作を示すフロ
ーチャートである。はじめに、SU102 と関連したIP
アドレスを有するSUアドレスデータパケットは、ブロ
ック602 に示されているように受信される。その後、S
Uアドレスデータパケットは、ブロック604 に示されて
いるようにルータポート534 に与えられたルータ532 の
プロトコルからPFM402 によって使用されるプロトコ
ルに変換される。その後、SUアドレスデータパケット
はARQメッセージが必要とされているかどうかを決定
するために解析される(ブロック606 )。メッセージが
損失感応性ならば、ARQメッセージが必要とされ、メ
ッセージが遅延感応性ならば、ARQメッセージは必要
とされない。次に、SU102 にサービスしているRP10
4 がSUアドレスデータパケットのIPアドレスとこの
SUにサービスしているRP104 との間のマッピングか
ら識別され、そのマッピングがART404 に記憶され
る。その後、PDCU304 は、ブロック614 に示されて
いるようにSUアドレスデータパケットをカプセル化お
よびフレーム化し、データセグメント226 を生成する。
その後、ブロック616 および618 に示されているよう
に、これらのデータセグメント226 はSU102 にサービ
スしているRP104 に転送され、そこにおいてそれらは
SU102 に送信される。
【0041】図11および12は、登録、RPCU106
内ハンドオフ、RPCU106 間ハンドオフおよび登録取
消しを示す概略図である。
【0042】SU102 は、それがPISA400 に入った
場合は常にパケットデータサービス登録を行う。それ
は、物理的チャンネルを獲得した直後に登録メッセージ
をRPCU106 に送ることによってこれを行う。登録メ
ッセージには、SU102 のパーマネント識別子サブID
が含まれている。その後、RPCU106 はユーザ認証お
よび許可のためにそれをAM108 に送る。登録の終わり
において、AM108 は、サービス委任中に記録されたS
U102 のパーマネントIPアドレスを検索し、それをP
FM402 に戻す。その後、PDCU304 はRP104 から
LPTIDを割当て、PFM402 がIPアドレスをAR
T404 中のRP識別子およびLPTIDマッピングに入
力する。
【0043】図11のAは、SU102 登録を示す概略図
である。SU102 は、それがネットワーク100 に入った
場合は常にPPC登録を行う。それは、物理的チャンネ
ルを獲得した直後に登録メッセージをRPCUに送るこ
とによってこれを行う。PPC登録の2つの主なタスク
は、認証、許可およびLPTID割当てである。
【0044】登録のはじめに、SU102 は、そのサブI
Dを含む(正体不明ユーザなしを示す)登録リクエスト
メッセージ(PACKET REG REQ)702 をR
PCU106 中のPDCU304 に送り、このPDCU304
がサブIDをAM108 に転送する。その後、AM108 は
サブIDを使用してSU102 を認証する。認証が成功す
ると、AM108 は、サービス委任中に記録されたSU10
2 のパーマネントIPアドレスを検索し、それをPDC
U304 に戻す。PDCU304 は新しいLPTIDを割当
て、このLPTIDと共に登録承諾メッセージ(PAC
KET REG ACK)704 をSU102 に送り返す。
その後、SU102 は、それがネットワーク100 から登録
を取り消されるか、あるいは異なったセル112 に移動す
るまでLPTIDによってこれに予定されたデータを識
別する。 [ハンドオフおよび移動性管理] 図11のBおよび図12のAはSU 102のハンドオフを
示した図である。PACSシステム100 では、ハンドオ
フは自動リンク転送(ALT)と呼ばれている。ALT
はSU 102が無線セル112 の境界を横断したときに生じ
る。SU 102が現在の物理的チャンネルの劣化を検出
し、十分な高品質を有する別の物理的チャンネルを発見
したときにALTは開始する。SU 102はその後、新し
いPDCU304B(新しいセル112 に関連するPDCU
304 )に関連する新しいRP 104へメッセージ406 を
リクエストする。
【0045】一度リクエストが受けられると、新しいP
DCU 304は新しいLPTIDを割当て、SU 102はA
LT実行メッセージ408 と、新しいセル112 に対する新
しいLPTIDを獲得する。
【0046】2つのチャンネルが同一のRPCU 106と
関連するか否かに基づいて、ALTは2つのカテゴリ、
即ちSU 102が同一のRPCU 106の隣接セル112 へ移
動する図11のBで示されているイントラRPCU A
LTと、SU 102が異なるRPCU 106へ移動する図1
2のAで示されているインターRPCU ALTとに分
割されることができる。新しいPDCU 304は、RP 1
04とRPCU 106のアドレスを含んでいるPACKET
REG REQの完全なポートID(古いRP)フィ
ールドを検査することによって、これがイントラRPC
UであるかインターRPCUであるかを決定する。
【0047】図11のBで示されているイントラRPC
Uのケースでは、新しいPDCU304BはPFM 420に
対してPFM 402にアクセス可能なART 404中の適切
なエントリを変更するように命令し、それによってSU
102が新しいLPTIDを割当てられたことを示す。P
FM 420はその後、古いPDCU 304Aに先に割当てら
れたLPTIDを解除するように命令する。
【0048】図12のAで示されているインターRPC
Uのケースでは、新しいRPCUの新しいAM 108Bは
インターRPCU ALTの古いAM 108Aに通知す
る。古いAM 108Aはその後、古いPFM 420AにIP
エントリを消去するように命令し、古いPDCU 304A
に先のセルに割当てられたLPTIDを解除するように
命令する。
【0049】図12のBは、SU 102の登録抹消プロセ
スを示した図である。SU 102から送信された登録抹消
メッセージ(PACKET REG REQ)710 がP
DCU 304により受信された後、認証リクエストがPD
CU 304からAM 108へ送信される。AM 108はSU 1
02のIPアドレスをPDCU 304へ戻す。PDCU304
はその後、LPTIDを解除し、PFM 402にIPアド
レスを消去するように命令する。
【0050】前述の物理的チャンネル転送とALT処理
に加えて、SU 102がALTを実行するとき、PPM 4
16はSU 102を目的地とする後続するIPデータグラム
のバックボーンの適切な伝送を確実にしなければならな
い。イントラRPCU ALT中に、SU 102は同一の
RPCU 106を有して同一のIPサブネット 418中に残
留しなければならないので、PPN 416の伝送には影響
はない。RPCU 106内では、PFM 402はART 404
を更新し、対応するエントリを新しいRP 104番号と新
しいLPTIDを含んだ新しいものに置換する。しかし
ながら、インターRPCU ALTに対しては、古いお
よび新しいRPCU 106の両者のARTテーブル404 が
更新されなければならないだけでなく、後続のIPデー
タグラムが代わりに新しいRPCU 106に到着するよう
にPPN 416の伝送も変更されなければならないので、
プロセスはさらに複雑である。これはモバイルIPをP
ISA 400中に含ませることによって本発明で実現され
る。
【0051】モバイルIPは、インターネットへのモバ
イルホストの現在の取付け点を考慮せずに、モバイルホ
ストへのIPデータグラムの伝送を可能にする標準的な
インターネット機構である。モバイルIPを使用するた
め、ホームエージェント(HA)と、転送エージェント
(FA)はRPCU 106に関連するIP伝送モジュール
532 に構成され、モバイルIPクライアントソフトウェ
アはモバイルPCで動作される。好ましくはモバイルI
Pに組込まれたCOTS IPルータ538 はIP伝送モ
ジュール532 に置換されることができる。
【0052】本発明はまたPACSでモバイルIPを使
用するときに無線リンク効率を改良するための機構を含
んでいる。通常、モバイルIPクライアントソフトウェ
アは“エージェントの広告”、即ち各FAによる周期的
な放送メッセージに依存し、ハンドオフ中にIPサブネ
ット418 の変化を検出する。
【0053】図13のAは通常のモバイルIP登録中の
メッセージ交換を示している。PACSの同じ機構を使
用することは2つの問題を有する。第1に広告メッセー
ジはハンドオフまたは登録アクティビティが存在しない
ときに貴重な無線リンク帯域幅を浪費する。第2に、こ
れは次の広告メッセージが到着するまでSU 102に待機
を強制させ、不必要に長い登録時間またはハンドオフ待
ち時間を生じる。これを直し、同時にモバイルIP標準
を保護するため、PISA 400はRPCU 106にモバイ
ルIPアシスタントエージェント(MIAA)512 を含
んでいる。
【0054】図13のBはPISA 400でモバイル
P登録中に交換されたメッセージを示している。RPC
U 106がインターRPCU ALTまたは新鮮な登録手
順を完了した後、MIAA 512はすぐにエージェントの
広告メッセージを新しいSU 102へ送信する(需要のあ
る広告)。PDCU 304はこのメッセージを登録応答メ
ッセージ(PACKET REG ACK)にピギーバ
ックする。この“ピギーバック”はPACS標準への延
長であり、ここではPACKET REG REQメッセ
ージはネットワーク層パケットをピギーバックできる。
【0055】結果としてSU 102とRPCU 106との間
で1往復の節約がされる。さらにそれぞれのPACSの
モバイルIPハンドオフアクティビティはPACS登録
またはインターRPCU ALTが先行するので、周期
的なエージェント広告は必要ではなくなる。各FAの周
期的なモバイルIPエージェント広告は安全にディスエ
ーブルされることができる。 [マルチキャスティング] アクセスネットワークはマルチキャスティングと呼ばれ
ている1対多または多対多のグループ通信をサポートし
なければならない。IPマルチキャストでは、各グルー
プはグローバルにIPマルチキャストアドレスと呼ばれ
る特有のインターネットアドレスを有し、全てのグルー
プメンバに到達するため、マルチキャストダイヤグラム
は個人のホストアドレスの代わりにIPマルチキャスト
アドレスへ送信される。
【0056】マルチキャストまたは放送はSU 102がセ
ル間を移動することを許容しない各セルのみに限定さ
れ、PACSアーキテクチャは非常に限定された範囲の
リンクレベルアドレスを有するので、伝統的なサブネッ
トワイドリンクレベルのグループ化/アドレス化構造は
PACSアーキテクチャには適用可能ではない。
【0057】この問題を解決するため、本発明は、各セ
ル112 がその固有のグループを管理し、他のセル112 か
ら独立してアドレスするセルワイドグループ化/アドレ
ス化構造を限定する。ローカルグループアドレスへのグ
ローバルなマルチキャストアドレスのマッピングはグル
ープアドレスのベクトルへのグローバルなマルチキャス
トアドレスのダイナミックマッピングにより実行され、
それぞれIPサブネット418 のセルに対応する。これ
は、RPCU 106がパケットを、全てのセル112 に無差
別に転送するのではなく、メンバを有するセルにのみ転
送する選択的なマルチキャスト能力を実行する。これは
インターネットの任意のマルチキャストグループに結合
し、任意のソースからマルチキャストトラフィックを受
信する能力を各PACSユーザに提供する。
【0058】PISA 400中のIPマルチキャストサポ
ートはPPN 416のマルチキャスト伝送と、各RPCU
サブネット418 内のローカルマルチキャスト転送を含ん
でいる。PPN 416のマルチキャストルート設定はイン
ターネット/Mボーンで使用されるマルチキャストルー
ト設定プロトコルを採択することによって実効的に実現
される。MボーンはIPマルチキャスト転送をサポート
し、生のオーディオおよびビデオ通信会議等を可能にす
るインターネット上のサイトの集合である。ローカルマ
ルチキャスト転送は以下説明するようにRPCU 106に
付加的な機能を必要とする。
【0059】PACSマルチキャストの基本的な要求は
リンクレベルマルチキャストアドレス構造である。PA
CSはクラスD IPアドレスと比較して限定されたリ
ンク層アドレススペース(LPTID)を有し、PAC
Sサブネット418 はそれぞれ独立してLPTIDを管理
する多数のセル112 に区画されるので、伝統的なサブネ
ットワイドリンク層アドレス構造(例えばイーサネッ
ト)はPACSで応用可能ではない。マルチキャストパ
ケットがグループメンバをサービスするRPCU 106に
到達するとき、PACS特定マルチキャスト機構はマル
チキャストグループに関心を有するメンバにのみそれら
を送らなければならない。これはセルワイドマルチキャ
ストグループを結合し、セルワイドグループに割当てら
れたセルワイドグループアドレスを使用して受信する能
力をローカルモバイルホストに対して必要とする。
【0060】PISA 400は、各セルがセル特定グルー
プを独立して管理するセルワイド構造によりこれらの要
件を満足する。IPマルチキャストグループに対するリ
ンク層アドレス(LPTID)はサブネット418 の各セ
ル112 に関するPACS“グループ”アドレスである。
さらに、PACSのマルチキャストは、RPCU 106が
無差別に全てのセルに転送するのではなく、メンバを有
する各セルにのみ1つのコピーを転送する意味で選択的
でなければならない。
【0061】異なる方法が無線インターフェイスによっ
てマルチキャストを送るために各セル112 で使用される
ことができる。1つの方法は、パケットが複製され、別
々のメッセージとしてグループのメンバである各個人の
SU 102へ送られる“マルチユニキャスト”である。別
の方法は(LPTIDにより)マルチキャストデータが
放送スロットでセルのそれぞれのSU 102へ伝送される
“PACS放送”であり、各SU 102はこれらを処理
し、関心をもたないグループからパケットを取り除かな
ければならない。残念ながら、マルチユニキャスト方法
は簡単な方法であるが、マルチキャストは多数のユニキ
ャストを劣化するので、典型的に最も非効率的である。
これはマルチキャストの利点を無効にし、貴重な無線リ
ンクリソースを浪費する。放送方法は中央処理装置(C
PU)と、特定のグループのメンバではないSU 102の
バッテリ電力を浪費する。SU 102の電力消費は大きな
問題であるので、これを代用とすることは魅力的ではな
い。
【0062】前述の欠点なしにマルチキャスト通信の必
要性を解決するため、本発明は無線リンクスロット割当
でマルチキャスト能力を可能にする拡張されたPPC
(PACS パケットチャンネル)を使用する。通常、
(制御メッセージを除く)各ダウンリンクスロットは特
有のターゲットSU 102を特定するLPTIDと関連さ
れる。PISA 400はPPCを変更し、それによって、
ある無線リンクスロットはマルチキャストグループに対
してマークされることができ、SU 102に割当てられた
スロットだけではなく、あるグループにマークされた他
のスロットを受信する能力によってSU 102を強化す
る。このように、グループの全てのメンバと、メンバだ
けが、複製の必要がなくまたは放送を使用せずにスロッ
トのプロセスを走査し、マルチキャストデータを受信で
きる。
【0063】これを実行するために、PISA 400はP
ACSセルワイドマルチキャストグループを含むために
LPTIDの意図(notion)を拡張する。このアドレス
方式は、これが特定のSU 102の代わりにPACSマル
チキャストグループに割当てられるならば、“マルチキ
ャスト”LPTID,(m−LPTID)のようなロー
カルマルチキャスト識別子を使用する。RPCU 106
が、無線によってエアにわたりマルチキャストデータグ
ラムを送るとき、これはダウンリンクで対応するm−L
PTIDを使用する。SU 102はLPTIDのリスト、
即ちSUがセルに入り登録するときに割当てられた特有
のLPTIDおよび任意選択的に1以上のm−LPTI
Dのリストとの受信インターフェイス(またはPLF 5
04)を設定することができる。m−LPTIDは同一の
アドレススペースを通常またはユニキャストLPTID
と共有するので、m−LPTID割当はダイナミックで
ある。割当は2つの方法で(ユニキャスト)LPTID
と異なる。第1に、m−LPTIDは同一グループの多
数のSU 102により共有され、それによってセルの第1
のグループメンバがグループを結合するようにリクエス
トしたときにのみ割当てられる。他のSU 102からのそ
れに後続するリクエストは同一のm−LPTIDを割当
てられる。同様に、m−LPTIDは全てのメンバがこ
のセル112 のグループを離れた後にのみ解放される。第
2に、m−LPTIDは同時に1よりも多数のマルチキ
ャストグループで再使用されることができる。これは、
有効なm−LPTIDの数が全ての可能なIPマルチキ
ャストアドレスよりも通常は非常に少数であるためであ
る。各セルはユニキャストとマルチキャストの両者に対
してせいぜい238のLPTIDを有することができる
が、クラスD IPマルチキャストアドレススペースは
全体で228アドレスを含んでいる。PACSマイクロセ
ルで数ダースよりも多数のアクティブPACSユーザを
有する可能性はないが、各ユーザは所望の数のマルチキ
ャストグループを結合できる。これはPPCに各セル中
で238よりも多数の異なるマルチキャストグループを
処理させるようにする。これらの状況では、m−LPT
IDは再使用されなければならず、幾つかのマルチキャ
ストアドレスは1つのm−LPTIDにマップされても
よい。これが実情であるならば、SU 102はこのm−L
PTIDにわたって受信されたデータグラムを再構成
し、SU 102が加入するグループに属さないならばデー
タグラムを廃棄する。
【0064】セル当たり1つの1以上のPACSセルワ
イドグループアドレスへのIPマルチキャストアドレス
のマッピングは、PFM 402のマルチキャストアドレス
マッピングテーブル(MAMT)514 中に記憶され、こ
れはPFM 402によりアクセスされ管理される。マルチ
キャストエントリは代わりにART 404のユニキャスト
アドレスマッピング情報と共に記憶される。MAMT 5
14エントリは(グローバルなマルチキャストアドレス
G、RPセル番号、m−LPTID、M LIST)の
リストを含んでいる。各マルチキャストエントリは、セ
ル112 でRP 104を割当てられたm−LPTIDを有す
る対応するPACSグループをIPマルチキャストアド
レスGが有することを意味する。M LISTはこのグ
ループの全てのメンバの(IPアドレスのような)ネッ
トワーク層アドレスを含んでいる。セル番号1で、m−
LPTID=Aで、グローバルアドレスGを有するエン
トリの存在は、グローバルマルチキャストGに加入し、
GのセルワイドグループアドレスがAであるセルI中に
少なくとも1つのSU 102が存在することを意味する。
【0065】アドレスGを有するマルチキャストパケッ
トがPPN 416とIPルータ 410からPFM 402により
受信されるとき、PFM 402はGを有するエントリにつ
いてMAMT 514をサーチする。これはグループGおよ
び対応するm−LPTIDに加入しているメンバを有す
る全てのRP 104のセル識別子を提供する。1つのエン
トリが発見されたならば、PFM 402はエントリから発
見されたm−LPTIDパケットを対応するセル112 と
PDCU 304へ転送する。多数のエントリが発見された
ならば(Gのメンバを有するセルが1よりも多数存在す
ることを示す)、PFM 402は受信されたパケットを複
製し、MAMT 514におけるマッピングから発見された
セル122 と関連するPDCU 304を介して各セル122 へ
1つのコピーを転送する。エントリが発見されないなら
ば、PFM 402は単にパケットをドロップする。この転
送処理はパケットがネットワークバックボーンから来る
時(SUにアドレスされたパケット)と、パケットがS
U(SUソースパケット)から来る時との両者に適用さ
れる。SU 102がマルチキャストSUソースパケットを
送信したとき、RP 104はそれを受信し、PDCU 304
を介してPFM 402へパケットを転送する。PFM 402
はその後、必要ならばパケットを複製し、それをMAM
T 514にしたがって、パケットが発生したセル112 を含
んでいるメンバを有する全てのセルへ転送する。
【0066】図14のAと14のBはマルチキャスト登
録処理を示した図である。PACS方式は“マルチキャ
スト登録”と呼ばれる新しいタイプのPACS登録メッ
セージ(PACKET REG REQ)で修正され
る。モバイルPCが最初に、またはALT動作のため
に、IPマルチキャストグループGと結合するようにリ
クエストしたとき、SUは最初にSU MAMT 516を
検査し、IPマルチキャストグループGを有するエント
リが存在しないことを確認する。存在しないならば、S
U 102は、リクエストされたIPマルチキャストアドレ
スGとSU 102の端末識別子とを含んでいる登録リクエ
ストメッセージ(PACKET REG REQ)を発生
し送信する。
【0067】PDCU 304はその後、そのリクエストを
認証し、マルチキャストサービスをオーサライズするた
めにAM 108と対話する。一度、認証されると、AM 1
08は加入者ユニットインターネットプロトコル(IP)
アドレスを有する回答に返答する。PDCU 304はGの
PFM 402のグループ照合モジュール522 に質問し、リ
クエストされたグループGは既にSU 102のセル112 に
存在するか否かを決定する。これはリクエストされたグ
ループGがこのセルの新しいグループであるか、または
リクエストされたグループGが既に別のメンバにより結
合されて、異なる登録動作が各これらのケースで必要と
されるためである。
【0068】リクエストされたグループが存在しないな
らば、新しいm−LPTIDはPDCU 304割当モジュ
ール520 により割当られる。その後、新しいm−LPT
IDがPFM 402に送信され、そこでこれは割当モジュ
ール524 により新しいマルチキャストグループに割当て
られ、割当モジュール520 によりIPマルチキャストア
ドレスGにマップされる。前述の情報の対応するエント
リはその後MAMT514に記憶される。ここで説明する
ように、各セル112 の選択に利用できるLPTIDの数
は限定されている。割当てられたm−LPTIDはマル
チキャスト使用のために保留されたLPTIDのグルー
プから選択されることができる。代わりに、m−LPT
IDは先着順に利用可能なLPTIDから選択されるこ
とができる。LPTIDはまた再使用(グループ間で共
有)されることができるが、これはSU 102がこの不所
望なメッセージを除去することを必要とする。
【0069】リクエストされたグループが現在存在する
ならば、Gは割当てられたm−LPTIDを有し、対応
するエントリが存在する。この場合PFM 402はART
404からm−LPTIDを検索し、SU 102のIPアド
レスをART 404に付加する。両者の場合、RPCU 1
06は(PACKET REG ACK)メッセージのm
−LPTID番号をSU 102へ戻す。
【0070】前述したように、SU 102がマルチキャス
トグループのメンバになったとき、関心のあるグループ
のm−LPTIDを割当てられる。グループに対するm
−LPTIDを受信した後、m−LPTIDをSU 102
のSUマルチキャストアドレスマッピングテーブル(M
AMT)516 に付加しなければならない。SU 102はそ
れが結合しているグループを追跡する必要があるだけな
ので、SU MAMT516 はRPCU 106でMAMT51
4 の複製である必要はない。
【0071】PACSマルチキャストハンドオフはAL
T中に2つのプロセスを含んでいる。第1に、SU 102
がALTを実行した後、これはそれが先のセルから結合
する全てのIPマルチキャストグループを再度結合しな
ければならない。それはPACSマルチキャストがセル
で特定であるからである。第2に、これがインターRP
CU ALTであるならば、古いRPCU 106はこのユ
ーザをそれが結合している全てのグループから除去する
ことによってそのMAMT 514を更新する。
【0072】無線リンク帯域幅を実効的に使用するため
に、明白なマルチキャストの登録抹消が採択される。現
在のPACS標準方式が1つのタイプの登録抹消だけを
限定するので、新しいタイプの登録抹消、即ち“マルチ
キャスト登録抹消”がマルチキャストのために作成され
る。それが同一セル内で結合されている(即ちALTの
結果としてではなく)がネットワークに依然として取付
けられているマルチキャストから出た場合にのみ、PA
CSユーザはマルチキャスト登録抹消を実行する。この
ユーザがネットワークを永久に出ているならば、SU 1
02は規則的な登録抹消を行い、その期間中、RPCU 1
06はSU 102をMAMT 514の全てのグループから除去
する。
【0073】モバイルPCがIPマルチキャストグルー
プを出るようにリクエストするとき、SU 102はRPC
U 106に通知するためのマルチキャスト登録抹消メッセ
ージを送信する。マルチキャスト登録抹消メッセージ
は、SU 102IPアドレスと、グループアドレスと、こ
のグループアドレスにマップされたm−LPTIDを含
んでいる。マルチキャスト登録抹消中に、RPCU 106
はSU 102がマルチキャストグループの唯一のメンバで
あるか否かをチェックする。これは対応するm−LPT
IDとグループアドレスGに対してMAMT 514をサー
チするPFM 402により実現される。そうであるなら
ば、RPCU 106はm−LPTIDを解放し、MAMT
514中の対応するエントリから対応する組を除去する。
そうでなければ、PFM 402はSU 102のIPアドレス
だけをMAMT 514から除去する。
【0074】異なるセル112 へ移動するとき、SU 102
は登録抹消を実行する必要はない。m−LPTIDの数
が限定されるので、これがマルチキャストグループのメ
ンバであったならば、先のセル112 のグループユーザか
らSU 102を除去する問題が生じる。これはSU 102の
インアクティビティを検出するPACS機構を使用する
ことにより処理される。SU 102が特定された期間中
(最大のインアクティビティ間隔パラメータ)にセル11
2 として動作するRP 104へメッセージを送信していな
いとき、SU 102はデータをもたないパケット(PAC
KET NULL)を発生し送信する。これはSU 102
またはRP 104から送信された命令によって内部で実行
されることができる。最大のインアクティビティ期間中
にSU 102から到着するデータがないならば、SU 102
はオフラインになり、またはALTを実行することが想
定される。この場合、RPCU 106のハンドオフモジュ
ールはPFM 402にユーザをART 404(またはMAM
T 514)の対応するエントリからユーザを除去するよう
に指令する。
【0075】IPマルチキャストはサブネット418 に特
定のグループに対するメンバが存在するか否かを決定す
るためにグループメンバーシッププロトコル(IGM
P)を使用する。インターネットルータはマルチキャス
トグループに対するトラフィックがサブネット418 へ送
られるべきであるか否かを決定するためにこの情報を使
用する。PISA 400では、IPルータ410 は周期的な
IGMPメンバーシップ問合わせメッセージを、RPC
U 106に対する接続するリンクへ送信し、少なくとも1
人のメンバがIGMP報告メッセージと応答することを
期待する。
【0076】通常、IGMP問合わせメッセージはサブ
ネット418 の全てのマルチキャスト可能ホストへマルチ
キャストされる。1人のメンバーが応答するとき、回答
メッセージはまたグループへマルチキャストされ、(1
つのグループ当り1人の応答が十分であるので)その他
のメンバの応答を抑制する。しかしながら、RPCU 1
06は既にMAMT 514でマルチキャストマッピング情報
を維持しているので、PISA 400で同一の構造を使用
することは、不必要なオーバーヘッドを生じる。MAM
T 514で1つのエントリを有する各マルチキャストアド
レスに対して、このRPCU 106サブネット418 中に少
なくとも1人のメンバが存在しなければならない。それ
故、RPCU 106は、IPルータ410 から全てのIGM
P問合わせを受取り、MAMT514 から発生されたIG
MP報告に応答するようにIGMPサポートモジュール
(図示せず)を構成する。このPISA400 グループメ
ンバーシップ方式はIGMPバージョン2を継ぎ目なく
サポートする。新しいマルチキャストグループがMAM
T 514に付加されるとき、RPCUは求めていないメン
バーシップ報告をIPルータ410 に送信し、マルチキャ
ストグループがMAMT 514から除去されるとき、RP
CU 106は明白な伝言メッセージを送出す。 [サービス品質のサポート] 無線ネットワークのサービス品質(QoS)のサポート
は重要であるが実現が困難である。これは主として無線
リンク品質の予測不能な性質のためである。しかしなが
ら、異なるフラグメント方式、パケットスケジュール化
(クラスベースのキューまたは加重されたフェアキュー
イング)およびARQを使用することにより異なるレベ
ルのサービスがPACSで実現されることができる。こ
の目的はダウンリンクによって幾つかのパケットドロッ
プと好みの遅延を実行することによって多数のレベルの
サービスおよび公正さを各サービスクラス内でサポート
することである。
【0077】PPC機能は各IPデータグラムで規定さ
れたサービスタイプ(TOS)フィールドを与えられ
る。フィールドはこのデータグラムを送る時に最適化さ
れるパラメータタイプ、例えば最小の遅延、最大のスル
ープット、または最大の信頼性を規定する。PDCU 3
04はTOSフィールドの各IPデータグラムヘッダを検
出する。TOS値に基づいてPDCU 304はIP転送で
適切な選択を行う。
【0078】最初の選択はダウンリンクのフラグメンテ
ーションである。ダウンリンクDLパケットはDLフラ
グメントに分割されなければならず、これを実行するた
めに幾つかの方法が使用されることができる。通常のケ
ースは“最小のフラグメンテーション”であり、それに
おいてはフラグメンテーションは常に576バイトの倍
数(最大のフラグメントサイズ)である。最小のフラグ
メンテーションは最小数のフラグメントを生成し、それ
によってオーバーヘッド(フラグメンテーションヘッダ
等)が低いので、最大の処理能力をもたらす。別の方法
は“最大のフラグメンテーション”である。各DLフラ
グメントは別々のスロットで送信されることができるの
で、DLパケットは並列伝送では8つの小さいフラグメ
ントに分割されてもよい。フラグメントが小さい程、パ
ケット全体は速く到着でき、遅延は最小にされる。
【0079】図15および16は、異なるフラグメント
方法が性能に影響する態様を示した図である。データは
理想的な状況下で数値解析により得られ、全てのスロッ
トは先の送信からクリアされ、無線リンクにエラーはな
く、再送信はなく、媒体アクセス遅延はない。制御メッ
セージ、システム情報、確認、MAC、およびスーパー
フレームヘッダのようなその他のPACSプロトコルオ
ーバーヘッドも無視される。
【0080】図15は、無線リンク伝播遅延が最小の遅
延を構成するIPパケットサイズの関数であることを示
している。最大のフラグメンテーションのケースでは、
パケットは2、4または8スロット間でほぼ同等に分割
される(PACSフラグメンテーションルールを受け
る)。
【0081】図16は、パケットを送るために使用され
る正規化されたスループット(全体の粗帯域幅により分
割されたIPデータグラムのサイズ)を示している。オ
ーバーヘッドはフレーミングオーバーヘッドであり、こ
れは最小のフラグメントサイズを満たすため、フラグメ
ントとセグメントヘッダと、DLおよびSLチェックサ
ムと、パッディングを含んでいる。
【0082】これらのグラフは遅延が10フレーミング
オーバーヘッドよりも少ない増加で非常に減少されるこ
とができることを示している。それ故、各サービスでフ
ラグメントの数を操作し、これらを並列に多数のスロッ
トで送信することによりサービスの異なるレベルを実現
することが実行可能である。それにもかかわらず、実際
の遅延とパケットの損失は負荷変動により影響を受け、
即ち幾つかのスロットはそれ以外のスロットよりも列に
多数のセグメントを有する。それ故、フラグメンテーシ
ョンアルゴリズムは列の長さを考慮しなければならず、
それによって整列遅延とパケット損失はサービスの端末
間の品質に影響しない。
【0083】異なるレベルのサービスをダウンリンク上
で実現するために使用されることができる別の構造はA
RQである。PACS標準方式はPDCU 304が選択的
に各DLパケット218 のACKをエネーブルまたはディ
スエーブルすることを可能にする。例えば低いドロップ
優先順位のIPデータグラムに対しては、PDCU304
はDLパケットヘッダ220 に“ACKで必要な”ビット
を設定する。これにより、SU 102は全ての適切に受信
されたセグメントを承認し、PDCU 304がミスまたは
エラーのセグメントを選択的に再送信することを可能に
する。この方式をさらに以下説明する。
【0084】現在のPACSパケットモードサービス
は、PACSレベルでエラーを回復するために2つの自
動反復リクエスト(ARQ)方式を規定する。これらの
方式の一方はアップリンク(SU 102からRP 104)で
使用され、他方はダウンリンク(RP 104からSU 10
2)で使用される。現在規定されるように、アップリン
クARQは絶対的であり、ダウンリンクARQはパケッ
ト対パケットベースで選択的である。
【0085】PISA 400はこのアーキテクチャを2つ
の方法で変更する。第1に、PISA 400では、アップ
リンクARQは絶対的ではないが、パケット対パケット
ベースで選択的である。第2に、ARQは(ウェブトラ
フィックのような)損失感知トラフィックのためアップ
リンクとダウンリンクとの両者で付勢され、(インター
ネットビデオおよびオーディオのような)遅延感度トラ
フィックでオフに切換えられる。これはPACS無線リ
ンクによるエラーのない送信を必要としないパケットを
再送信することによって無線帯域幅が浪費されることを
防止し、実効的な容量を増加する。
【0086】前述の説明にしたがって、PFM 402はデ
ータペイロード解析モジュール526を具備する。データ
ペイロード解析モジュール526 は、SUアドレスされた
データペイロードが損失感知メッセージであるか、また
は遅延感知メッセージであるかを決定する。1実施形態
では、これはSUアドレスされたデータペイロードが転
送制御プロトコル(TCP)に従うか否か、またはこれ
がユーザデータグラムプロトコル(UDP)に従うかを
決定することによって行われる。
【0087】ダウンリンクのケースでは、PFM 402が
データパケットの目的地IPアドレスを検査したとき、
これはIPパケットヘッダを注目することによってパケ
ットのデータペイロードがTCPに従うかまたはUDP
に従うかも決定する。TCPおよび一致するエントリが
ART 404で発見されたならば、PFM−PDCUイン
ターフェイスモジュール528 は、DLヘッダ220 のAC
Kの必要なビットを1に設定するように対応するPDC
U304 に通知し、ARQはSU 102から必要とされるこ
とを示す。データパケットがUDPに従うならば、PF
M−PDCUインターフェイスモジュール528 は、DL
ヘッダ220 のACKの必要なビットを0に設定するよう
に対応するPDCU 304に通知し、ARQが必要とされ
ないことを示す。
【0088】アップリンクのケースでは、SU 102の高
い層510 の秘密安全(セキュリティ)層は、パケットが
TCPであるかUDPであるかに基づいて、ACKの必
要なビットを0または1に設定する。0に設定されたA
CKの必要なビットを有するデータパケットを受信した
とき、RPCU 106のPDCU 304はダウンリンクのパ
ケットの送信状態を放送しない(そうでなければ現在の
PACS標準にしたがって必要とされる)。 [結論] この記載は本発明の好ましい実施形態の説明で完結す
る。要約すると、本発明はデータをマルチキャストする
方法および装置を説明している。この発明の方法は、セ
ルの加入者装置がマルチキャストグループのメンバーシ
ップをリクエストしたときにマルチキャストパケット端
末識別子をマルチキャストグループに割当て、グローバ
ルなマルチキャストアドレスを有するマルチキャストパ
ケットを受信し、少なくとも1つのマルチキャストロー
カルパケット端末識別子とセル識別子へグローバルなマ
ルチキャストアドレスへのマッピングからセル識別子を
決定し、セル識別子にしたがってマルチキャストパケッ
トをセルへ転送するステップを有する。
【0089】この発明の装置は、パケットデータ制御装
置を有する無線ポート制御装置を具備しており、パケッ
トデータ制御装置はマルチキャストパケットを受信する
ように構成された無線ポートとパケット転送モジュール
とに結合する。パケットデータ制御装置は、セルの加入
者装置がマルチキャストグループのメンバーシップをリ
クエストしたとき、マルチキャストローカルパケット端
末識別子をマルチキャストグループに割当てるように構
成された割当モジュールを含んでいる。パケット転送モ
ジュールは、少なくとも1つのマルチキャストローカル
パケット端末識別子とセル識別子へのマルチキャストパ
ケットのグローバルなマルチキャストアドレスのマッピ
ングからセル識別子を決定するように構成されている。
パケット転送モジュールはまたセル識別子にしたがって
マルチキャストパケットをセルへ転送する。
【0090】本発明の好ましい実施形態の前述の説明は
例示と説明の目的で行われた。本発明は開示された正確
な形態に限定することを意図するものではない。多数の
変形および変更が前述の考察を考慮して可能である。
【0091】例えば前述の説明は主として例示的な目的
でTDMAマルチセルネットワークに焦点を当てている
が、本発明の原理は符号分割多元接続(CDMA)およ
びGSMシステム(モバイル通信用のグローバルシステ
ム)、ならびに将来の第3世代のモバイル無線ネットワ
ークにも応用されることができる。
【0092】本発明の技術的範囲はこの詳細な説明によ
って限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に
より限定されることを意図する。前述の詳細な説明、実
施例、データは製造および構成の使用は完全な説明を提
供する。本発明の多数の実施形態は本発明の技術的範囲
を逸脱せずに行われることができ、本発明は特許請求の
範囲の記載によって規定される。 [図面の簡単な説明]
【図1】パーソナルアクセス通信システム(PACS)
の概略図。
【図2】PACSパケットチャンネル層と、PACS標
準のカプセル化およびフレーミングと、PACSのTD
M/TDMA無線リンクの構造図。
【図3】カプセル化されたアップリンクおよびダウンリ
ンクメッセージの詳細図。
【図4】カプセル化されたアップリンクおよびダウンリ
ンクメッセージの詳細図。
【図5】PPCの機能アーキテクチャのブロック図。
【図6】PACSインターネットサービスアーキテクチ
ャ(AISA)の概略図。
【図7】無線ポート制御装置(RPCU)の1実施形態
のブロック図。
【図8】商用の既製のIPルータを使用したRPCUの
別の実施形態のブロック図。
【図9】本発明の実施で使用される例示的な動作を示し
たフローチャート。
【図10】本発明の実施で使用される例示的な動作を示
したフローチャート。
【図11】登録およびイントラRPCUハンドオフを示
した動作の説明図。
【図12】インターRPCUハンドオフ、登録抹消動作
の説明図。
【図13】通常のモバイルIP登録中のメッセージ交換
と、PISAのモバイルIP登録の動作の説明図。
【図14】PISAにおけるマルチキャスト登録の動作
の説明図。
【図15】異なるフラグメンテーション方法の性能に影
響する態様を示す特性図。
【図16】異なるフラグメンテーション方法の性能に影
響する態様を示す特性図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リュー、ボー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 93021 ムーアパーク、アルデルック・ ストリート 11848 (72)発明者 ダオ、ソン・ケー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91324 ノースリッジ、ハーボルド・ス トリート 18110 (72)発明者 カン、タイヤブ アメリカ合衆国、メリーランド州 20886 モントゴメリー・ビラ、リト ル・ポンド・プレイス・ナンバー4、 10120 (72)発明者 カイ、スタンリー・イー アメリカ合衆国、メリーランド州 20853 ロックビル、フラワー・バレー 15009 (72)発明者 カイラス、シバクマー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94086 サニーベイル、アスター・アベ ニュー・ナンバー2110,1035 (56)参考文献 Bo Ryu,Jun Wei他,M anaging IP Service s over a PACS Pack et Network,IEEE Ne twork,米国,IEEE,Vol. 12 No.4 ,p.4−10 bit,Vol.30、No.10,p. 4−10 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04B 7/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル(112)の加入者装置(102)
    がマルチキャストグループのメンバーシップをリクエス
    トしたときにローカルマルチキャスト識別子をマルチキ
    ャストグループに割当てるステップを含むデータをマル
    チキャストする方法であって、 加入者装置(102)からの登録リクエストを受信し、 ローカルマルチキャストグループ識別子が割当てられて
    いたかどうかを決定し、 ローカルマルチキャストグループ識別子が割当てられて
    いなかったならマルチキャストグループにローカルマル
    チキャスト識別子を割当て、 ローカルマルチキャストグループ識別子が割当てられて
    いたならマルチキャストグループのローカルマルチキャ
    スト識別子を検索し、 ローカルマルチキャスト識別子を加入者装置(102)
    へ送信し、 グローバルなマルチキャストアドレスを有するマルチキ
    ャストパケットを受信し、 少なくとも1つのローカルマルチキャスト識別子とセル
    識別子へのグローバルなマルチキャストアドレスのマヅ
    ピングからセル識別子を決定し、 そのセル識別子にしたがってマルチキャストパケットを
    セルへ転送するステップを含んでいる方法
  2. 【請求項2】 加入者装置(102)に関連するグロー
    バルなマルチキャストアドレス、ローカルマルチキヤス
    識別子、セル識別子、および加入者装置インターネッ
    トプロトコル(IP)アドレスはテーブル(514)中
    に記憶され、少なくとも1つのローカルマルチキャスト
    識別子およびセル識別子へのグローバルなマルチキャス
    トアドレスのマッピングからセル識別子を決定する方法
    のステップは、マルチキャストローカルパケッ識別子お
    よびグローバルなマルチキャストアドレスに関連するセ
    ル識別子に対してテーブル(514)を検索するステッ
    プを含んでいる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 加入者装置(102)がインターネット
    プロトコル(IP)アドレスに関連しており、 ローカルマルチキャストグループ識別子が割当てられて
    いなかったならローカルマルチキャスト識別子をマルチ
    キャストグループに割当てるステップが、 グローバルな
    マルチキャストアドレスと、セル識別子と、ローカルマ
    ルチキャスト識別子と、加入者装置1Pアドレスとの間
    のマッピングを記憶するステップを含み、 マルチキャストグループ識別子が割当てられていたなら
    ばマルチキャストグループのローカルマルチキャスト識
    別子を検索するステップが、 加入者装置1Pアドレスを
    マッピングに付加するステップを含む請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 ローカルマルチキャスト識別子を割当て
    るステップは、保留されたローカルパケット端末識別子
    のグループからローカルマルチキャスト識別子を選択す
    るステップを含んでいる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 ローカルマルチキャスト識別子を割当て
    るステップは、ローカルパケット端末識別子のグループ
    からローカルマルチキャスト識別子を選択するステップ
    を含んでいる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 第2のマルチキャストグループに割当て
    られたローカルマルチキャスト識別子は、全ての利用可
    能なローカルマルチキャスト識別子が現在割当てられて
    いるならば、マルチキャストグループに割当てられる請
    求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 インターネットルータからのメンバーシ
    ップ問合わせを受取り、 マッピングに基づいてメンバーシップ問合わせに回答す
    るステップをさらに有する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 加入者装置(102)から登録抹消メッ
    セージを受取り、 加入者装置(102)がマルチキャストグループの唯一
    のメンバであるか否かを決定し、 加入者装置(102)がマルチキャストグループの唯一
    のメンバではない場合には、マルチキャストグループか
    ら加入者装置(102)を消去し、 加入者装置がマルチキャストグループの唯一のメンバで
    ある場合にはマルチキャストグループを消去するステッ
    プをさらに有する請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 マルチキャストパケットを受信するよう
    に構成された無線ポート(104)に結合され、セル
    (112)中の加入者装置(102)がマルチキャスト
    グループのメンバーシップをリクエストしたとき、ロー
    カルマルチキャスト識別子が割当てられていなかったな
    らローカルマルチキャスト識別子を割当て、マルチキャ
    ストグループ識別子が割当てられていたならマルチキャ
    ストグループのローカルマルチキャスト識別子を検索す
    ることにより、マルチキャストグループへローカルマル
    チキャスト識別子を割当てるように構成された割当てモ
    ジュール(520)を有するパケットデータ制御装置
    (304)と、 パケットデータ制御装置に結合され、少なくとも1つの
    ローカルマルチキャスト識別子およびセル識別子へのマ
    ルチキャストパケットに対するグローバルなマルチキャ
    ストアドレスのマッピングからセル識別子を決定し、そ
    のセル識別子にしたがってマルチキャストパケットをセ
    ル(112)へ転送するように構成されたパケット転送
    モジュール(402)とを具備しているデータをマルチ
    キャストする無線ポート制御装置(106)。
  10. 【請求項10】 無線ポート制御装置(106)は、イ
    ンターネットルータ(410)からメンバーシップ問合
    わせを受取り、マッピングにしたがってメンバーシップ
    問合わせに応答するように構成されているインターネッ
    トグループメンバーシッププロトコルサービスモジュー
    ル(512)をさらに具備している請求項9記載の
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