JP3468638B2 - 計量装置、計量方法、及び材料購入システム - Google Patents

計量装置、計量方法、及び材料購入システム

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JP3468638B2
JP3468638B2 JP12985396A JP12985396A JP3468638B2 JP 3468638 B2 JP3468638 B2 JP 3468638B2 JP 12985396 A JP12985396 A JP 12985396A JP 12985396 A JP12985396 A JP 12985396A JP 3468638 B2 JP3468638 B2 JP 3468638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計量対象の必要数
量又は適正数量を表示するようにした計量装置に関す
る。
【0002】近年においては、消費者のニーズの多様化
と購買金額の小口化が進んでいる。このような傾向に対
応して、消費者の購買時における意志決定を支援し、販
売店の売上げ増大及び不良在庫の低減を図ることのでき
るシステムが望まれる。
【0003】
【従来の技術】スーパー又は百貨店などにおいて、青
果、精肉、又は鮮魚などの生鮮食料品が、量り売りによ
って販売されている。それらの売り場には旧来からの秤
が並べて配置されており、販売員は、消費者(顧客)か
ら提示された量を秤で量って販売を行っている。多くの
場合、販売金額は秤によって自動的に計算される。
【0004】チェーンストア系の大手スーパーでは、売
れ筋の量(プライスゾーン)を分析し、その量をパッキ
ングして販売することも行っている。また、秤に商品の
単価を登録しておき、消費者が秤に商品を載せその商品
を入力したときに、商品の単価並びに秤に載っている商
品の重量及び金額を表示し、消費者が確認を行った時点
で商品の金額を意味するバーコードシール値札を出力
し、それをレジで登録することで販売することも行われ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの生鮮食料品
は、通常、仕上がり品である料理の材料として用いられ
るが、消費者が生鮮食料品を購入する場合に、何をどれ
だけ購入するかについては、実際に料理を行う消費者が
自身で考えて決定しなければならない。つまり、購入す
べき商品の必要数量は、消費者自身が考えて決定する必
要があり、その数量でよいのか否かを確認する術はなか
った。
【0006】そのため、消費者は、多くはこれは主婦で
あるが、例えば料理ブックを見ながら料理に必要な材料
とそれらの必要量を計算し、そのメモを作成して買い物
に行くという手順を踏む。しかし、そのような手順を踏
むことはかなり面倒なことである。したがって、大雑把
な計算を行ったり、頭の中だけで考えてメモを作成しな
かったり、又は売り場へ行ってから考えたりすることと
なる。そのため、不要な材料を購入したり、材料の量を
間違えたりすることもしばしば起こる。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、消費者が料理の材料などの商品を購入する際に、
購入すべき商品の必要数量を容易に確認することのでき
る計量装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る計
量装置は、単位数量当たりの仕上がり品を作成するため
に使用される材料の必要数量を、顧客に渡される資料に
記載された当該仕上がり品を識別するコードとともに記
録した材料テーブルと、前記コードを入力するコード入
力手段と、材料名を入力する材料入力手段と、前記材料
テーブルに記録された複数の仕上がり品の中から、入力
された前記コードに対応する仕上がり品を作成するため
に必要な、前記材料のうちの入力された材料名に対応す
る材料の数量を表示する、材料必要数量表示手段と、前
記材料を計量して表示するための計量手段と、を有して
構成される。
【0009】請求項2の発明に係る計量装置は、入力さ
れた前記コードに対応する仕上がり品の作成数量を入力
する数量入力手段を有し、前記材料必要数量表示手段
は、入力された作成数量に対応する前記材料の必要な数
量を、前記入力された材料名に対応する材料の数量とし
て表示し、前記計量手段は、入力された作成数量に対応
する前記材料を計量して表示するように構成される。
【0010】請求項3の発明に係る計量装置は、入力さ
れた前記コードに対応する仕上がり品の品名、及び入力
された作成数量についての情報を出力する出力手段を有
して構成される。
【0011】請求項4の発明に係る計量方法は、顧客に
渡される資料に仕上がり品と当該仕上がり品を識別する
コードとを記載しておき、単位数量当たりの仕上がり品
を作成するために使用される材料の必要数量を、当該仕
上がり品に対応する前記コードとともに記録した材料テ
ーブルを設けておき、前記コードを入力するステップ
と、材料名を入力するステップと、前記材料テーブルに
記録された複数の仕上がり品の中から、入力された前記
コードに対応する仕上がり品を作成するために必要な、
前記材料のうちの入力された材料名に対応する材料の数
量を表示するステップと、前記材料を計量して表示する
ステップと、を有してなる。 請求項5の発明に係る材料
購入システムは、仕上がり品を作成するために使用され
る材料を、必要な数量及び作成するために必須であるか
否かを示すフラグとともに記録する材料テーブルと、材
料名を入力する材料入力手段と、入力された材料名に対
応する材料について、当該材料によって仕上がり品を作
成するための必要な数量を表示する材料必要数量表示手
段と、顧客が購入する材料を計量して表示するための計
量手段と、前記計量手段によって計量された材料を記録
する記録手段と、仕上がり品を作成するために必須であ
ると前記フラグによって示される全ての材料が前記記録
手段に記録された場合に、代金の値引きの処理を行う値
引き処理手段と、を有して構成される。本発明に係る計
量装置によると、計量皿などに載せられて計量される材
料の実際の量が表示される他、入力された材料名につい
ての材料の数量、例えば仕上がり品の作成数量に対応す
る必要数量又は適正量が表示される。利用者は、表示さ
れた数量を参照して材料の実際の量を調整することがで
きる。
【0012】材料の必要数量の表示に際し、仕上がり品
の作成数量例えば料理メニューにおける何人分であるか
を示す人数、及び材料名を入力することによって、材料
テーブルに記憶された単位数量当たりの必要数量に基づ
いて演算で求められる。仕上がり品が複数ある場合に
は、仕上がり品名をも入力する。
【0013】仕上がり品及び作成数量についての情報
は、出力手段から出力されることによって、磁気カー
ド、ICカードなどに記録され、又はバーコードなどと
して用紙に印刷され、又はメモリに格納される。これら
の情報は、計量装置による計量を繰り返して行う場合に
利用され、仕上がり品入力手段又は数量入力手段による
入力を簡略化するのに役立つ。
【0014】なお、材料名又は仕上がり品には、所謂名
称のみではなく、それらを識別するための番号又はコー
ドなども含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る計量装置13
を適用したスーパーマーケットMKの平面図である。
【0016】スーパーマーケットMKではPOSシステ
ム1が導入されており、レジRGに設置されたPOS端
末11,11…は、図示しないストアコントローラに接
続されている。スーパーマーケットMKの入口の近辺に
は、同じくストアコントローラに接続されたサービス端
末12が設置されている。サービス端末12は、顧客の
買い物の利便を図るためのものであり、顧客が来店の際
に、顧客毎に専用に発行されている顧客カードに種々の
事項を登録する。
【0017】店内の食品売り場の各コーナーには、本発
明に係る計量装置13a,13b…が設置されている。
これらの計量装置13a,13b…の全部又は一部を計
量装置13と言うことがある。計量装置13は、量り売
りの商品又は材料を載せることによってその重量及び金
額などを表示するとともに、顧客から入力された情報に
応じて、顧客が購入すべき商品の適正量を表示し、商品
名及び金額などを記録した買上げ票TG1を印刷して出
力する。詳細は後述する。なお、本明細書において、商
品と材料とは同じ意味で用いられることがある。
【0018】サービス端末12及び計量装置13は、P
OSシステム1に組み込まれており、ストアコントロー
ラなどと回線によって接続されている。計量装置13に
は、ストアコントローラから商品についての単価のデー
タがダウンロードされる。
【0019】図2は本発明に係る計量装置13の構成を
示すブロック図、図3は計量装置13に格納されている
メニューテーブルTBMの例を示す図、図4は表示部2
8に表示される画面HGの例を示す図である。
【0020】図2において、計量装置13は、商品を載
せる計量皿21、重量を電気信号に変換するロードセル
22、ロードセル22から出力される電気信号に基づい
て計測を行う計測部23、入力キー24、カードリード
ライタ25、処理部26、プリンタ27、表示部28、
及び記憶装置に格納されたメニューテーブルTBMなど
から構成されている。
【0021】入力キー24は、メニュー又は商品の選
択、人数の入力などを行って必要なデータを入力するた
めのものである。カードリードライタ25は、顧客カー
ドをスライドさせてその内容を読み込ませ、メニュー番
号又は人数の入力など、必要なデータを計量装置13に
入力し、また必要なデータを顧客カードに記録するため
のものである。
【0022】処理部26は、入力されたデータとメニュ
ーテーブルTBMとに基づいて、商品についての適正量
を求め、それを商品名などとともに表示部28に表示さ
せ、またプリンタ27によって買上げ票TG1を印刷さ
せる。買上げ票TG1は、裏面には粘着剤が塗布された
用紙に、商品番号、重量、金額などがバーコードとして
印刷されたものである。顧客は、印刷された買上げ票T
G1を、商品を包装した後に、その包装の表面の適所に
貼り付ける。なお、プリンタ27によって、入力された
メニュー番号NMN、人数などをバーコードとして印刷
することもできる。
【0023】図3において、メニューテーブルTBMに
は、メニュー番号NMN、メニュー名MEN、材料名F
OD、一人当たりの分量QPN、単価UPC、必須フラ
グRMKの各項目が設けられている。図3の例では、メ
ニュー番号NMNが「101」のメニュー名MEN「カ
レー」について、「ジャガイモ」「たまねぎ」「牛肉」
などの各材料名FODの一人当たりの分量QPN及び単
価UPCが登録されている。必須フラグRMKは、顧客
に対する割り引きを行う際に参照するためのものであ
り、1つのメニュー名MENに対して必須フラグRMK
の付された材料名FODの材料を総て購入し、且つその
材料が所定量以上である場合に、一定金額の値引き処理
が自動的に行われようになっている。
【0024】図4において、表示部28の画面HG1に
は、メニュー名、人数、材料名、適正量、重量、金額な
どが表示されている。この画面HG1は、メニュー番号
NMNなどを入力し、計量皿21に材料を載せた状態で
表示されたものである。
【0025】さて、このスーパーマーケットMKでは、
顧客へのサービスとして、毎日何種類かの料理メニュー
を作成し、それをチラシLFTに記載して家庭に配付し
ている。つまり、スーパーマーケットMKは、料理メニ
ューを各家庭に提案し、主婦の料理メニューの決定を支
援し、その材料の販売促進をも行っている。図5はその
チラシLFTの例を示す図である。
【0026】図5において、チラシLFTには、スーパ
ーマーケットMKの名称及びチラシ番号NLFが表示さ
れ、本日のメニューとして、「カレー」「すきやき」な
どについて、メニュー番号NMN、材料名FOD、一人
当たりの分量QPN、金額(単価)UPCなどが記載さ
れている。
【0027】顧客は、このチラシLFTを見て本日のメ
ニューを決定することができる。ある顧客CU1は、
「カレー」を5人分作ることに決定した。以下におい
て、顧客CU1が「カレー」の5人分の材料をスーパー
マーケットMKで買う場合を例にとって、計量装置13
を含むスーパーマーケットMKのPOSシステム1の動
作又は処理について説明する。
【0028】図6はスーパーマーケットMKにおける買
い物の全体の流れを示すフローチャート、図7は入店登
録の流れを示すフローチャート、図8は商品選択の流れ
を示すフローチャートである。
【0029】顧客CU1は、チラシLFTのチラシ番号
NLF及びメニュー番号NMNを覚えておき、又はチラ
シLFTを持参して、スーパーマーケットMKへ行く。
スーパーマーケットMKの入口において、サービス端末
12によって入店登録を行い(#11)、店内で買い物
をし(#12)、レジRGで精算を行った後(#1
3)、店を出る。カレーの材料の買い物は、青果物コー
ナー及び精肉コーナーなどの各コーナーで行うことがで
き、またそれらの材料が総て揃ったカレーコーナーで行
うこともできる。
【0030】入店登録では、顧客CU1はサービス端末
12に自己の顧客カードを挿入し(#21)、サービス
端末12に備えられた入力装置からチラシ番号NLF及
びメニュー番号NMNを入力し(#22)、人数を入力
する(#23)。顧客カードには、顧客CU1の識別番
号、氏名、住所などが記録されており、また商品購入に
ともなう割り引きの点数又は金額なども記録されてい
る。また、クレジットカードを兼ねている場合もあり、
その場合には顧客カードによって商品代金の決済を行う
ことも可能である。顧客CU1によるサービス端末12
への入力に当たっては、サービス端末12がそれらの入
力を促すメッセージを表示するので、その表示にしたが
って入力すればよい。但し、これらの入力は必須ではな
く、顧客CU1の選択によって入力しないでおくことも
できる。データの入力を終えて確認を入力すると、入力
されたデータの記録された顧客カードが排出されるので
(#24)、顧客CU1はその顧客カードを持って買い
物をする。
【0031】顧客CU1は、青果物コーナーにおいてジ
ャガイモを買う。その際には、顧客カードを計量装置1
3のカードリードライタ25に読み込ませる(#3
1)。これによって、顧客カードに記録されているメニ
ュー番号NMNについての材料名FODが表示部28に
表示されるので、その中から現に買おうとしている材料
名FODを入力キー24を使って選択することによっ
て、材料名FODを入力する(#32)。
【0032】また、顧客カードに記録されている人数が
表示されるので、それを変更したい場合には変更後の人
数を入力する(#33)。顧客カードにメニュー番号N
MNが記録されていない場合には、つまりサービス端末
12においてメニュー番号NMNを入力しなかった場合
には、計量装置13の入力キー24を操作し、メニュー
番号NMN又はメニュー名MEN、材料名FOD、及び
人数を入力する(#32,33)。ここでは、メニュー
名MEN「カレー」、メニュー番号NMN「101」、
人数「5」人分、材料名FOD「ジャガイモ」を入力す
る。
【0033】計量装置13は、メニューテーブルTBM
に登録されたメニュー番号NMN「101」の材料であ
る「ジャガイモ」について、一人当たりの分量QPN
「200」に「5」を乗じて適正量「1000」を求
め、これを表示部28に表示する(#34)。
【0034】顧客CU1は、商品台に陳列されているジ
ャガイモを、表示された適正量を参照して適量だけ計量
皿21に載せる(#35)。表示部28には、例えば図
4に示されるように、そのときのジャガイモの実際の重
量が表示されるので(#36)、ジャガイモの分量を加
減して調整する(#37)。ジャガイモの重量がそれで
よければ、入力キー24を操作して確認の入力を行う
(#38)。
【0035】計量装置13は、確認の入力がなされた時
点において、ジャガイモの商品番号、重量、金額などを
バーコードとして印刷し、これを買上げ票TG1として
出力する(#39)。顧客CU1は、近傍に設置してあ
る包装袋にジャガイモを入れて封をした後、包装袋の表
面の適所に出力された買上げ票TG1を貼り付ける(#
40)。
【0036】続けて、顧客CU1は、たまねぎ、ニンジ
ンなどを上述と同様にして購入する。また、牛肉、カレ
ールーなども同様にして購入する。顧客CU1の購入し
た材料名FOD及びその重量と金額は、計量装置13又
はストアコントローラに記録される。メニューテーブル
TBMの必須フラグRMKの付された材料名FODの材
料を所定量以上総て購入した場合に、一定の値引き処理
が行われる。このとき、購入した最低人数分に応じて値
引き処理が行われる。
【0037】顧客CU1は、必要なものを買うと、レジ
RGにおいて精算する。このとき、現金で支払ってもよ
いし、顧客カードで決済してもよい。このように、スー
パーマーケットMKにおいては、メニュー番号NMN、
材料名FOD、及び人数を入力することによって、計量
装置13の表示部28にその材料の適正量が表示される
ので、材料の必要数量を容易に確認することができ、そ
れに合わせるように材料の分量を調整して購入すること
がでる。したがって、不要な材料を購入したり、材料の
量を間違えたりする恐れがなくなる。
【0038】また、顧客CU1は、チラシLFTによっ
てメニューを決定することができ、しかもそのメニュー
に必要な材料を容易に購入することができるので、メニ
ューを考えるのに頭を悩ませることがなくなり、材料の
買い忘れなどもなくなる。カレーコーナーなどで纏めて
購入すれば、購入が一層容易である。つまり、計量装置
13はメニューと連携しており、メニューに応じた材料
名FOD及びその適正量を表示するので、顧客CU1に
とって材料の購入の利便性が極めて高い。
【0039】しかも、スーパーマーケットMKにとって
も、材料を積極的に販売することができ、販売促進に繋
がる。特に、生鮮食料品は日持ちがしないので仕入れた
材料を即売する必要があるが、仕入れ量の多い材料、在
庫の多い材料、季節商品などのように仕入れの量に変動
のある材料などについて、それらを用いたメニューを考
案してチラシLFTに載せることにより、それらの材料
を積極的に販売することができ、商品管理を効果的に行
うことができる。
【0040】また、必須商品の組み合わせによる値引き
によって、抱き合わせ効果による売上増進と不良在庫の
低減を図ることができる。図9は他の実施形態のPOS
システム1の操作又は動作の全体の流れを示すフローチ
ャートである。
【0041】図6のフローチャートに示す実施形態で
は、商品選択において買上げ票TG1を印刷し、それを
包装袋に貼り付けたが、図9のフローチャートに示す実
施形態では、商品選択Aにおいて確認の入力を行った後
に(#12A、図8の#31〜38を参照)、顧客CU
1は、顧客カード又はそれ以外のクレジットカード又は
現金によって入金を行う(#12B)。
【0042】計量装置13は、入金された金額と計量皿
21に載せられている材料の金額とが一致することを確
認して、計量皿21に載せられている材料の自動包装を
行う(#12C)。顧客CU1は、自動包装された包み
を持って、レジRGで精算することなくスーパーマーケ
ットMKから出ればよい。
【0043】なお、自動包装に代えて、計量装置13か
ら精算済を意味する買い物袋が排出されるようにし、顧
客CU1がその買い物袋に材料を入れるようにしてもよ
い。また、計量装置13における精算を行わない場合で
も、確認を入力した時点で、自動包装が行われ又は買い
物袋が排出されるようにしてもよい。
【0044】図10は他の実施形態による計量装置13
Aの外観を示す正面図である。図10において、図2の
計量装置13と同じ機能を有する部分には同一の符号を
付した。
【0045】計量装置13Aは、入力キー24として、
シフトボタンBT1、ページボタンBT2など、種々の
ボタンBTを有している。これらのボタンBTは、表示
部28の画面HGの一部に表示され、指で触れることに
より入力が行われる。なお、シフトボタンBT1を押す
ことにより、他のボタンBTの機能が変わる。ページボ
タンBT2を押すことにより、メニューの内容が変わ
る。材料が表示されたボタンBTについては、同一の顧
客CU1が1つのメニューについて既に購入した材料を
反転表示する。
【0046】計量装置13Aには、自動包装のためのラ
ップフィルム31が備えられており、材料をラップした
後のラップフィルム31を切断するためのカッター32
が設けられている。
【0047】上述の実施形態においては、チラシLFT
によって顧客に料理メニューを知らせたが、定期的に発
行している雑誌、料理ブックなどの冊子、その他の広告
紙、又はインターネットによるデータ通信によって料理
メニューを知らせてもよい。
【0048】上述の実施形態において、顧客カードとし
て、磁気カード、ペットカード、又はICカードなどの
種々のカードを用いることができる。なお、顧客カード
を用いることなく、顧客カードに記録すべき情報をバー
コードとして用紙に印刷し、それを顧客が所持すること
とし、商品の購入に際してはそのバーコード紙を計量装
置13に読み取らせるようにしてもよい。また、顧客カ
ードを用いることなく、必要な情報をスーパーマーケッ
トMK内のストアコントローラ、計量装置13又はPO
S端末11などに記憶させ、記憶された情報を呼び出し
て必要な処理を行うようにしてもよい。
【0049】また、顧客の識別番号とメニュー番号NM
Nとを組み合わせたものを計量装置13に入力し、それ
らをキーとした履歴ファイルを計量装置13内に作成し
て保持しておき、顧客CUが材料を追加購入する際にそ
れらのキーによって履歴ファイルの検索を行い、必要な
情報を呼び出すようにしてもよい。
【0050】上述の実施形態において、計測部23は本
発明における計量手段に相当し、入力キー24は材料入
力手段、数量入力手段、及び仕上がり品入力手段に相当
し、カードリードライタ25は出力手段に相当し、処理
部26及び表示部28は材料数量表示手段及び材料必要
数量表示手段に相当し、プリンタ27は出力手段に相当
し、メニューテーブルTBMは材料テーブルに相当す
る。
【0051】上述の実施形態において、計量装置13,
13Aの構成、入力キー24の種類又は配置、表示部2
8の画面HG1の構成、配置、表示内容、その他スーパ
ーマーケットMKにおけるPOSシステム1の構成又は
動作などは、本発明の主旨に沿って適宜変更することが
できる。
【0052】本発明は、生鮮食料品のみでなく、例えば
洋服を製作するための生地、糸、ボタンなどのように量
り売りを行う他の種々の商品に適用することができる。
その場合に、計量装置として、重量以外に、寸法又は個
数などを計量するように構成すればよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1乃至請求項の発明によると、
消費者が商品を購入する際に、購入すべき商品の必要数
量を容易に確認することができる。したがって、例えば
料理のメニューに不要な材料を購入したり、材料の量を
間違えたりする恐れがなくなる。
【0054】請求項1乃至4の発明によると、多数の仕
上がり品の中から対象となる仕上がり品を容易に選択す
ることができる。請求項の発明によると、出力された
情報を利用することによって、仕上がり品入力手段又は
数量入力手段による入力を簡略化することができる。
求項5の発明によると、抱き合わせ効果による売上増進
と不良在庫の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計量装置を適用したスーパーマー
ケットの平面図である。
【図2】本発明に係る計量装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】計量装置に格納されているメニューテーブルの
例を示す図である。
【図4】計量装置の表示部に表示される画面の例を示す
図である。
【図5】チラシの例を示す図である。
【図6】スーパーマーケットにおける買い物の全体の流
れを示すフローチャートである。
【図7】入店登録の流れを示すフローチャートである。
【図8】商品選択の流れを示すフローチャートである。
【図9】スーパーマーケットにおける他の実施形態の買
い物の全体の流れを示すフローチャートである。
【図10】他の実施形態による計量装置の外観を示す正
面図である。
【符号の説明】
13,13A 計量装置 23 計測部(計量手段) 24 入力キー(材料入力手段、数量入力手段、仕上が
り品入力手段) 25 カードリードライタ(出力手段) 26 処理部(材料数量表示手段、材料必要数量表示手
段) 27 プリンタ(出力手段) 28 表示部(材料数量表示手段、材料必要数量表示手
段) TBM メニューテーブル(材料テーブル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 1/14 G01G 23/42 G01G 19/40 G06F 17/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単位数量当たりの仕上がり品を作成するた
    めに使用される材料の必要数量を、顧客に渡される資料
    に記載された当該仕上がり品を識別するコードとともに
    記録した材料テーブルと、 前記コードを入力するコード入力手段と、 材料名を入力する材料入力手段と、 前記材料テーブルに記録された複数の仕上がり品の中か
    ら、入力された前記コードに対応する仕上がり品を作成
    するために必要な、前記材料のうちの入力された材料名
    に対応する材料の数量を表示する、材料必要数量表示手
    段と、 前記材料を計量して表示するための計量手段と、 を有してなることを特徴とする計量装置。
  2. 【請求項2】入力された前記コードに対応する仕上がり
    品の作成数量を入力する数量入力手段を有し、 前記材料必要数量表示手段は、入力された作成数量に対
    応する前記材料の必要な数量を、前記入力された材料名
    に対応する材料の数量として表示し、 前記計量手段は、入力された作成数量に対応する前記材
    料を計量して表示する、 請求項1記載の計量装置。
  3. 【請求項3】入力された前記コードに対応する仕上がり
    の品名、及び入力された作成数量についての情報を出
    力する出力手段を有してなる、 請求項記載の計量装置。
  4. 【請求項4】顧客に渡される資料に仕上がり品と当該仕
    上がり品を識別するコードとを記載しておき、 単位数量当たりの仕上がり品を作成するために使用され
    る材料の必要数量を、当該仕上がり品に対応する前記コ
    ードとともに記録した材料テーブルを設けてお き、 前記コードを入力するステップと、 材料名を入力するステップと、 前記材料テーブルに記録された複数の仕上がり品の中か
    ら、入力された前記コードに対応する仕上がり品を作成
    するために必要な、前記材料のうちの入力された材料名
    に対応する材料の数量を表示するステップと、 前記材料を計量して表示するステップと、 を有してなることを特徴とする計量方法。
  5. 【請求項5】仕上がり品を作成するために使用される材
    料を、必要な数量及び作成するために必須であるか否か
    を示すフラグとともに記録する材料テーブルと、 材料名を入力する材料入力手段と、 入力された材料名に対応する材料について、当該材料に
    よって仕上がり品を作成するための必要な数量を表示す
    る材料必要数量表示手段と、 顧客が購入する材料を計量して表示するための計量手段
    と、 前記計量手段によって計量された材料を記録する記録手
    段と、 仕上がり品を作成するために必須であると前記フラグに
    よって示される全ての材料が前記記録手段に記録された
    場合に、代金の値引きの処理を行う値引き処理手段と、 を有してなることを特徴とする材料購入システム。
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