JP4181849B2 - 広告効果検査システム及び広告効果検査装置 - Google Patents

広告効果検査システム及び広告効果検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売促進のために店内で販売される商品の中から選ばれた広告対象商品の広告効果を検査する広告効果検査システム及び広告効果検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、店舗内にて特定の商品の販売を促進するため、その商品に関するPOP,ポスターの貼付,VTRによるCM,デモンストレータによるデモ販売等の広告を行っている。
【0003】
また、下記特許文献1には、商店の店内において購買者によって商品搬送のために使用される店内専用買い物籠が開示されている。この店内専用買い物籠は、合成樹脂により略長方矩形状に形成され、上面が開口されるとともに周壁に多数のスリット孔が網目状に設けられ、開口縁には手提げ用の把手が設けられた籠体と、籠体の周壁の所望箇所に所定面積を有して一体に形成された平坦板部と、塩化ビニル樹脂によって形成されて、その表面に文字,図形および写真等の広告表示が印刷形成され、裏面側が平坦板部の籠体内部側の平坦面に貼着されるシートとを備えて構成されている。ゆえに、購買者が籠体へ商品を投入する際に、シートに印刷された広告表示を必然的に目にするので、広告宣伝を効率的に行うことができる。
【0004】
更に、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等のチェーンストアには、販売促進活動として、「値引きクーポン券」を作成して店内のクーポンコーナーや商品棚に束ねて置いたり、又はレジカウンターに置いたりしている店舗がある。そして、来店客はそのクーポンを手に取り、対象商品と一緒にレジカウンターに出すと値引きされる仕組みとなっている。
【0005】
また、上記チェーンストアには、販売促進活動として「特売チラシ」を作り、定期的に新聞に折り込んで商圏に配布することとしている店舗もある。
【0006】
【特許文献1】
特開平9- 039953号公報(第1頁−第3頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような販売促進活動では、顧客がその広告を見て購入したか否かが不明であり、広告した商品が販売促進活動によってどれだけ売り上げが向上したか否かを判別することが困難である。したがって、上記広告では、その費用対効果が不明確であり、販売者側にとっては、広告費用に見合った効果、即ち、どの広告がどのくらい売り上げに貢献しているかが把握できないのが実情である。
【0008】
また、上記「値引きクーポン券」の制作費は、チェーンストア主導で企画されてチェーンストアにて提供されるものであるにもかかわらず、商品を製造するメーカー側が負担することが慣習化されている。同様に、「特売チラシ」においても、その広告スペースはメーカー側が購入することとされている。
【0009】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、販売促進効果をリアルタイムで評価できる広告効果検査システム及び広告効果検査装置の提供を図ることを目的とする。また、クーポンや特売チラシ等の機能を商品収納体に持たせることにより、広告制作費の削減及びメーカー主導の販売促進活動を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
請求項1記載の広告効果検査システムは、レジ端末7と該レジ端末7を管理するホスト装置19とが相互に交信可能に接続され、商品Gの商品名及び価格を特定する商品コード情報Cを用いて、販売促進のために店内で販売される商品Gの中から選ばれた広告対象商品Gaの広告効果を検査する広告効果検査システムであって、
前記店内にて商品搬送のために購買者によって使用されるものであり、前記使用している購買者から視認可能な位置に前記広告対象商品Gaの広告が表示され、前記広告対象商品Gaの商品コード情報Cが設けられた商品収納体を備え、
前記レジ端末7は、
前記商品コード情報Cを読み取る読取手段9と、
前記店内専用買物籠2内の商品Gの商品コード情報Cから取得された前記商品名及び価格からなる商品情報に基づいて精算処理を実行する精算手段18と、
前記商品収納体に投入された商品Gの商品コード情報Cの中に、その商品収納体に設けられている前記広告対象商品Gaの商品コード情報Caが含まれているか否かを判定する判定手段17と、
を具備し、
前記ホスト装置19は、
前記判定手段17の判定結果を集計して前記広告対象商品Gaの購買率を測定する測定手段29を具備することを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の広告効果検査システムは、請求項1記載の広告効果検査システムにおいて、前記精算手段18は、前記判定手段17が前記広告対象商品Gaの商品コード情報Caが含まれていると判定したときに、前記商品収納体内の商品Gの合計金額に対し減額処理を実行することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の広告効果検査システムは、請求項1記載の広告効果検査システムにおいて、前記ホスト装置19(19A)は、更に、購買者を識別する識別情報及びその購買者の購入額に応じたポイントが格納されているポイント蓄積手段31を具備し、
前記読取手段9(9A)は、更に、購買者が所持する前記購買者の識別情報を有する購買者識別手段から前記識別情報を読み取るものであり、
前記精算手段18は、前記読み出された識別情報に基づいて前記ポイント蓄積手段31から前記購買者の現在のポイントを取得し、前記判定手段17が前記広告対象商品Gaの商品コード情報Caが含まれていると判定したときに、前記広告対象商品Gaの価格に応じたポイントを前記現在のポイントに加算することを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の広告効果検査システムは、請求項1〜3のいずれかに記載の広告効果検査システムにおいて、前記商品収納体は、店内専用買物籠2であることを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の広告効果検査システムは、請求項1〜3のいずれかに記載の広告効果検査システムにおいて、前記商品収納体は、店内専用トレー40であることを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の広告効果検査システムは、請求項5記載の広告効果検査システムにおいて、前記店内専用トレー40は、剛性の紙で形成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項7記載の広告効果検査装置は、商品Gの商品名及び価格を特定する商品コード情報Cを用いて、販売促進のために店内で販売される商品Gの中から選ばれた広告対象商品Gaの広告効果を検査する広告効果検査装置であって、
前記店内にて商品搬送のために購買者によって使用されるものであり、前記使用している購買者から視認可能な位置に前記広告対象商品Gaの広告が表示され、前記広告対象商品Gaの商品コード情報Cが設けられた商品収納体と、
前記商品コード情報Cを読み取る読取手段9と、
前記店内専用買物籠2内の商品Gの商品コード情報Cから取得された前記商品名及び価格からなる商品情報に基づいて精算処理を実行する精算手段18と、
前記商品収納体に投入された商品Gの商品コード情報Cの中に、その商品収納体に設けられている前記広告対象商品Gaの商品コード情報Caが含まれているか否かを判定する判定手段17と、
を具備することを特徴とする。
【0017】
請求項8記載の広告効果検査装置は、請求項7記載の広告効果検査装置において、前記判定手段17の判定結果を集計して前記広告対象商品Gaの購買率を測定する測定手段29を具備することを特徴とする。
【0018】
請求項9記載の広告効果検査装置は、請求項7記載の広告効果検査装置において、前記精算手段18は、前記判定手段17が前記広告対象商品Gaの商品コード情報Caが含まれていると判定したときに、前記店内専用買物籠2内の商品Gの合計金額に対し減額処理を実行することを特徴とする。
【0019】
請求項10記載の広告効果検査装置は、請求項7記載の広告効果検査装置において、更に、購買者を識別する識別情報及びその購買者の購入額に応じたポイントが格納されているポイント蓄積手段31を具備し、
前記読取手段9Aは、更に、購買者が所持する前記購買者の識別情報を有する購買者識別手段から前記識別情報を読み取るものであり、
前記精算手段18は、前記読み出された識別情報に基づいて前記ポイント蓄積手段31から前記購買者の現在のポイントを取得し、前記判定手段17が前記広告対象商品Gaの商品コード情報Caが含まれていると判定したときに、前記広告対象商品Gaの価格に応じたポイントを前記現在のポイントに加算することを特徴とする。
【0020】
請求項11記載の広告効果検査装置は、請求項7〜10のいずれかに記載の広告効果検査装置において、前記商品収納体は、店内専用買物籠2であることを特徴とする。
【0021】
請求項12記載の広告効果検査装置は、請求項7〜10のいずれかに記載の広告効果検査装置において、前記商品収納体は、店内専用トレー40であることを特徴とする。
【0022】
請求項13記載の広告効果検査装置は、請求項12記載の広告効果検査装置において、前記店内専用トレー40は、剛性の紙で形成されていることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による第一実施の形態の広告効果検査システムを示す外観図である。この広告効果検査システム1は、POS(Point of Sales)システムに採用されており、商品コード情報Cを用いて、販売促進のために店内で販売される商品Gの中から選ばれた広告対象商品Gaの広告効果を検査するシステムである。この広告効果検査システム1は、商品Gを収納可能な商品収納体としての店内専用買物籠2と、一又は複数台(図1では例として3台)のレジ端末としてのPOS端末7と、ホスト装置19と、で構成される。
【0024】
なお、商品コード情報Cとは、店内にて販売される商品Gの商品名及び価格を特定する情報、例えば、バーコードや二次元コード等であり、商品G又は商品Gのパッケージに印刷又は貼付されているものである。
【0025】
図2は、図1に示されている店内専用買物籠2の拡大斜視図である。店内専用買物籠2は、店内にて商品搬送のために購買者によって使用されるものであり、商店に訪れる購買者が購入する商品Gを投入して搬送する手提げ用の籠体2aが採用されている。
【0026】
具体的に、籠体2aはプラスチック等の熱可塑性合成樹脂によりなり、略長方矩形状に形成されて上面が開口されている。籠体2aの周壁には網目状に多数のスリット孔2cが設けられている。そして、開口された開口縁2bには、手提げ用の把手3が設けられている。
【0027】
また、店内専用買物籠2を使用している購買者から視認可能な位置、例えば、籠体2aの内周壁であって、対向する長片側の所望箇所には、スリット孔2cを閉塞するように所定面積の平坦板部4が一体に形成されている。なお、平坦板部4が形成される所望箇所は、図示の如く籠体2aの開口縁2b近傍が好ましい。
【0028】
さらに、平坦板部4の籠体2a内部側の平坦面4aには、シート5が貼着されている。このシート5は、主に塩化ビニル樹脂によって形成されていて、表面に例えば文字,図形および写真等の広告表示が施された広告対象商品Gaの広告表示が印刷形成されている。また、このシート5には、広告対象商品Gaの広告表示とともに、広告対象商品Gaの商品コード情報Caが印刷又は貼着により付与されている。
【0029】
なお、平坦面4aへのシート5の貼着は、平坦面4aに対して容易に剥離されることがなく、さらに剥離した際には粘着部分が平坦面4側に残留することない媒体によってシート5の裏面側が貼着されている。
【0030】
したがって、このように構成された店内専用買物籠2では、来店する購買者のほとんどが店の入口付近で手に取る。そして、籠体2aの内周壁に設けられている平坦板部4の籠体2a内部側の平坦面4aに広告表示が施されたシート5を貼着したことにより、店内専用買物籠2を持っている購買者は、籠体2aへの商品投入の際に、シート5の広告表示を必然的に目にするので、広告宣伝の効率を向上することができ、販売促進をもたらすことができる。
【0031】
なお、上述した実施の形態では、籠体2aの内周壁であって、対向する長片側の所望箇所に平坦板部4が形成され、この平坦板部4の籠体2a内部側の平坦面4aに広告表示が施されたシート5が貼着されていると説明したが、図1に示すように籠体2aの周壁の各短片側にも平坦板部4Aが形成され、平坦板部4Aの籠体2a内部側の平坦面4Aaにシート5Aが貼着されていても良く、この構成であっても同様の効果を得ることができる。
【0032】
次にPOS端末7とホスト装置19について説明する。図1に示すように、POS端末7は、CPUおよびメモリ等が内蔵されている端末本体8に、商品コード情報Cと読み取る光学式読取手段(以下、単に読取手段)としてのコードリーダ9が接続されている。コードリーダ9は、操作者が商品Gの商品コード情報Cにその読取面9aを当てると、その商品コード情報Cを読み取ることが可能である。また、端末本体8には、テンキーや各種入力キーからなるキー入力手段10と、精算金額等を表示する液晶ディスプレイ等の表示部11a及び購入時のレシートを発行するレシート発行部11bからなる出力手段11と、が設けられている。
【0033】
図1及び図3に示すように、各POS端末7は、LAN等の通信ネットワーク12を介してホスト装置19に接続されている。各POS端末7とホスト装置19とは互いに交信可能である。
【0034】
POS端末7は、ローカル商品ファイル13,商品コード情報Cを読み取る上記読取手段(コードリーダ9),POS端末7の操作者が直接入力する上記キー入力手段10,POS端末7を制御するPOS制御手段14,RAM等の揮発性メモリで構成される格納手段15,表示部11a及びレシート発行部11bからなる上記出力手段11と、で構成される。
【0035】
コードリーダ9は、操作者が商品Gの商品コード情報Cにその読取面9aを当てると、その商品コード情報Cを読み取り可能であり、読み取られた商品コード情報CはPOS制御手段14側及び格納手段15内の商品コード情報格納部15aへ送出され、商品コード情報格納部15aに格納される。
【0036】
ローカル商品ファイル13には、商品コード情報Cに商品Gの商品名及び価格からなるローカル商品情報が対応付けされて格納されている。ローカル商品ファイル13は、ホスト装置19側の指令により最新のローカル商品情報に更新可能である。
【0037】
POS制御手段14は、CPU,メモリ及び入出力インターフェース等で構成されており、各種演算処理やコードリーダ9,ローカル商品ファイル13,キー入力手段10,格納手段15,出力手段11及びホスト装置19側への入出力制御を司る。また、このPOS制御手段14は、メモリに格納された所定のプログラムにより、判定処理や精算処理が実行される。ここで、POS制御手段14における判定処理や精算処理は、図3において、判定手段17及び精算手段18として機能的に表現される。
【0038】
判定手段17は、店内専用買物籠2に投入された商品Gから読み取った商品コード情報Cの中に、その店内専用買物籠2に付与されている広告対象商品Gaの商品コード情報Caが含まれているか否かを判定する。判定結果は、判定データとして、格納手段15内の判定データ格納部15bに格納される。
【0039】
精算手段18は、コードリーダ9により読み取られた商品コード情報Cに対応するローカル商品ファイル13内のローカル商品情報を読み出して、精算処理を実行し、購入品目,価格,精算金額等からなる売上データを生成する。また精算手段18は、1回の取引毎に、生成された売上データをLAN12を介してホスト装置19側へ送信する。
【0040】
表示部11aは、売上データに基づいて精算金額を操作者側及び購買者側へ表示出力する。レシート発行部11bは、売上データに基づいてレシートを発行する。
【0041】
次に、ホスト装置19について説明する。ホスト装置19は、図1に示すように、各POS端末7とLAN接続されて一括集中管理を行う。ホスト装置19は、図3に示すように、マスタ商品ファイル20,売上データファイル21,判定データ蓄積ファイル22,キーボード等の入力手段23,液晶ディスプレイ等の表示手段24,ホスト装置19を制御するホスト制御手段25で構成される。
【0042】
マスタ商品ファイル20には、商品コード情報Cに商品Gの商品名,価格及び数量(在庫数)等からなるマスタ商品情報が対応付けされて格納されている。
【0043】
売上データファイル21には、各POS端末7から送信されてくる一取引毎の売上データが格納される。また、判定データ蓄積ファイル22には、各POS端末7から送信されてきた判定データを広告対象商品Gaごとに順次蓄積される。
【0044】
ホスト制御手段25は、CPU,メモリ及び入出力インターフェース等で構成されており、各種演算処理やマスタ商品ファイル20,売上データファイル21,入力手段,表示手段24及び各POS端末7側への入出力制御を司る。また、このPOS制御手段14は、メモリに格納された所定のプログラムにより、販売管理や在庫管理等の管理処理や広告効果を測定する測定処理が実行される。ここで、ホスト制御手段25における管理処理や測定処理は、図3において、管理手段27及び測定手段29として機能的に表現される。
【0045】
管理手段27は、各POS端末7から送信されてくる一取引毎の売上データを売上データファイル21に格納する。また、例えば閉店後に、その日に売上データファイル21に格納された売上データを演算処理して売上高の算出処理をしたり、商品Gの在庫数の管理処理を行う。また、新商品が入荷した場合や商品Gの価格を変更する場合に、マスタ商品ファイル20内のマスタ商品情報を更新し、更新後の最新のマスタ商品情報(数量除く)を各POS端末7側へ送信し、ローカル商品ファイル13のローカル商品情報を更新する。なお、これらの処理は、入力手段23を介して実行され、表示手段24に表示される。
【0046】
測定手段29は、判定データ蓄積ファイル22に格納された判定結果を、所定期間、例えば1日ごとに、または、広告対象商品Gaの広告宣伝期間ごとに、全POS端末7の判定データを各広告対象商品Gaごとに集計して、広告対象商品Gaの購買率を測定する。なお、これらの処理は、入力手段23を介して実行され、表示手段24に測定された購買率等が表示される。
【0047】
次に、本実施の形態の作用について図4のフローチャートを用いて説明する。購買者は店内専用買物籠2を持って買物をする。そして、購入希望の商品Gを店内専用買物籠2に投入する。このとき、購買者は、籠体2aへの商品投入の際に、シート5の広告表示を必然的に目にする。
【0048】
購買者が、購入希望商品Gを店内専用買物籠2に入れてPOS端末7側まで搬送する。POS端末7の操作者は、図1に示すように、搬送されてきた店内専用買物籠2内から商品Gを取り出し、コードリーダ9の読取面9aを商品Gに印刷または貼付されている商品コード情報Cに当てて読み取る(SP1)。読み取られた商品コード情報Cは、商品コード情報格納部15aへ格納される(SP2)。
【0049】
また、商品コード情報Cが読み取られると、POS制御手段14は、ローカル商品ファイル13から、読み取られた商品コード情報Cと同一の商品コード情報Cを検索し、検索された商品コード情報Cに付随するローカル商品情報を読み出す(SP3)。
【0050】
店内専用買物籠2内に商品Gが残っている場合(SP4−NO)は、商品Gがなくなるまで上記SP1〜SP3を繰り返す。
【0051】
店内専用買物籠2内に商品Gがなくなった場合(SP4−YES)は、操作者は、キー入力手段10の購入商品読取終了キーを押下し、次いで、店内専用買物籠2に表示されている広告対象商品Gaの商品コード情報Caをコードリーダ9で読み取る(SP5)。
【0052】
そして、操作者が、キー入力手段10の判定開始キーを押下すると、商品コード情報格納部15aに格納されている商品コード情報Cを商品コード情報格納部15aから読み出し、先に読み取られた広告対象商品Gaの商品コード情報Caと一致するか否かの判定処理が実行される(SP6)。これにより、判定結果となる判定データが得られる。判定データは、例えば2ビットのビット信号であり、このビット信号の下位ビットは、例えば、店内専用買物籠2に表示されている広告対象商品Gaの商品コード情報Caを読み取ったか否かを検出するビットである。例えば、上位ビットは、判定処理により一致したか否かを検出するビットである。すなわち、一致した場合の判定データは、“11”であり、不一致の場合の判定データは“01”である。また、購買者が、広告対象商品Ga及びその商品コード情報Caが表示されていない店内専用買物籠2をPOS端末7側に搬送してきた場合の判定データは、“00”となる。
【0053】
そして、次に精算処理が実行される(SP7)。精算処理では、SP3で取得したローカル商品情報の価格を合計し、その合計金額を表示部11aに表示させ、購買者との金銭の授受を行う。そして、レシートを発行し、釣り銭がある場合は釣り銭とともに購買者に渡す。そして、購入商品Gの商品コード情報C,商品名,価格,数量,合計金額等からなる売上データを生成する。
【0054】
判定処理及び精算処理が終了すると、生成された判定データ及び売上データを、ホスト装置19側へ送信する(SP8)。これにより一取引が終了する。
【0055】
ホスト装置19では、POS端末7側から判定データ及び売上データが送信されてくると、ホスト制御手段25が、判定データを判定データ蓄積ファイル22に、売上データを売上データファイル21に、格納する(SP21)。
【0056】
そして、その日の営業が終了すると、管理処理を実行する(SP22)。管理処理では、管理手段27が、蓄積された売上データファイル21を集計し、その日の売上げを算出するとともに、商品Gの販売数に基づいて在庫数の更新を行う。
【0057】
次いで、蓄積された判定データに基づいて広告対象商品Gaの広告効果を測定する測定処理を実行する(SP23)。広告効果の測定は、下記式による広告対象商品Gaの購買率で表される。
【0058】
購買率(%)=(Nc/Nb)×100………▲1▼
ここで、Ncは、広告対象商品Gaの商品コード情報Caと、店内専用買物籠2内に投入された商品Gの商品コード情報Cと、の一致数である。また、Nbは、広告対象商品Gaの広告表示とともに表示された商品コード情報Caが読み取られた店内専用買物籠2の数である。
【0059】
すなわち、各判定データの下位ビットの値が、式▲1▼の分母で合計されてNbとなり、上位ビットの合計値が式▲1▼の分子で合計されてNcとなる。これにより、広告対象商品Gaの宣伝広告効果による購買率(%)が算出される。
【0060】
このように、上記システムによれば、店内専用買物籠2に設けた広告表示により直接購買者に広告対象商品Gaの購入を促すとともに、購買者が店内専用買物籠2に投入した商品Gと広告対象商品Gaとが一致するか否かの判定を、バーコードや二次元コード等の商品コード情報Cで行うこととした。これにより、販売促進をする広告対象商品Gaの広告効果の判定が容易に行うことができ、広告費用の削減や宣伝広告の効率化を図ることができる。
【0061】
また、判定結果を測定することで、営業終了時点での購買率が直ちに得られるため、実際に宣伝広告効果がどの程度あったか否かが容易に把握することができ、今後の商品Gの販売促進に役立てることが可能となる。
【0062】
次に、本発明の広告効果検査システムの第二実施の形態について説明する。この実施の形態では、精算処理SP7Aのみが第一実施の形態と異なるため、図6を用いて精算処理のフローについて説明する。
【0063】
判定処理(SP6)後、SP3で取得したローカル商品情報の価格の合計処理を実行する(SP11)。次に、判定処理で、店内専用買物籠2に表示されている広告対象商品Gaの商品コード情報Cと、商品コード情報格納部15aに格納されている商品コード情報Cと、が一致しているとの判定データ(判定データ“11”)の場合(SP12−YES)、合計金額から所定の金額を減額する減額処理を実行する(SP13)。
【0064】
そして、減額された合計金額を表示部11aに表示させ、購買者との金銭の授受を行う。また、レシートを発行し、釣り銭がある場合は釣り銭とともに購買者に渡す。そして、購入商品Gの商品コード情報C,商品名,価格,数量,合計金額等からなる売上データを生成する(SP14)。
【0065】
一方、判定処理で、店内専用買物籠2に表示されている広告対象商品Gaの商品コード情報Cと、商品コード情報格納部15aに格納されている商品コード情報Cと、が一致していないとの判定結果(判定データ“01”)の場合(SP12−NO)、減額処理は実行されず、売上データを生成する(SP14)。
【0066】
本実施の形態によれば、判定データが一致した場合には、合計金額から減額処理されるので、宣伝広告に直接貢献した購買者に対してのみ、減額サービスを提供することができる。また、購買者には、減額される理由が分からないため、広告効果の測定に客観性が保たれ、信頼性の高い広告効果のデータを提供することが可能となる。
【0067】
次に、本発明の広告効果検査システムの第三実施の形態について図6を用いて説明する。この実施の形態では、購買額によってポイントを蓄積するために購買者を識別する識別情報が格納されている購買者識別手段としての識別カードを用いたシステム例である。
【0068】
本実施の形態では、各POS端末7のPOS制御手段14に、情報判別手段30を設けている。また、本実施の形態の読取手段9Aは、購買者識別手段の識別情報も読取可能である。更に、本実施の形態では、ホスト装置19に、ポイント蓄積手段としてのポイント蓄積ファイル31と照会手段32とを設けている。その他の部分は第一実施の形態と同一であるため同一符号を付し、その説明を省略する。
【0069】
購買者識別手段としての識別カードは、予め各購買者に付与されており、購買者ごとに個別の識別情報(例えばバーコードや二次元コード)が印刷されている。本実施の形態では、識別情報としてバーコードや二次元コードを用いているため、本実施の形態のコードリーダ9Aは、更に、購買者識別カードから識別情報を読み取ることが可能とされている。
【0070】
情報判別手段30は、POS制御手段14を構成するメモリに格納された情報判別プログラムを機能的に表現したものであり、コードリーダ9で読み取られた情報が商品コード情報Cか識別情報か否かを判別する。識別情報と判別した場合は、ホスト制御手段25は、その識別情報をホスト装置19A側へ送信する。
【0071】
ポイント蓄積ファイル31には、購買者ごとに、識別カードを所有している購買者の識別情報及びこれに付随する氏名等及び購買額に応じた現在の蓄積ポイント(例えば購買額の5%,10%のポイント)等のポイント情報が更新可能に格納されている。このポイントの割合は、変更可能である。この蓄積されているポイントは、精算処理時に蓄積または消費可能である。
【0072】
照会手段32は、ホスト制御手段25を構成するメモリに格納された照会プログラムを機能的に表現したものであり、POS端末7側から送信されてくる識別情報を受け、この識別情報と同一識別情報を検索し、一致した識別情報に付随するポイント情報を読み出す。読み出されたポイント情報は、識別情報を送信してきたPOS端末7の精算手段18に送信される。
【0073】
次に本実施の形態の精算処理について、図7のフローを用いて説明する。第一実施の形態と同一ステップの説明は省略する。
【0074】
SP1で商品コード情報Cを読み取った後、情報判別手段30により商品コード情報Cと判別された場合(SP1A−YES)は、SP2に移行する。商品コード情報Cと判別されなかった場合(SP1A−NO)は、SP1に移行する。
【0075】
また、SP5で広告対象商品Gaの商品コード情報Caを読み取った後、情報判別手段30により商品コード情報Cと判別された場合(SP5A−YES)は、SP6に移行する。商品コード情報Cと判別されなかった場合(SP5A−NO)は、SP5に移行する。
【0076】
更に、本実施の形態の精算処理SP7Bは、図8のフローチャートに示すように、判定処理SP6後、SP3で取得したローカル商品情報の価格の合計処理を実行する(SP31)。次に、購買者の識別カードに印刷されている識別情報をコードリーダ9Aで読み取る。そして、識別情報と判別されなかった場合(SP33−NO)は、SP32に移行する。情報判別手段30により識別情報と判別された場合(SP33−YES)は、その識別情報をホスト装置19A側へ送信する(SP34)。
【0077】
照会手段32は、識別情報を受信すると、ポイント蓄積ファイル31に対し受信した識別情報を照会し(SP51)、から同一識別情報に付随するポイント情報を読み出す(SP52)。読み出されたポイント情報は識別情報を送信してきたPOS端末7の精算手段18に送信され、POS端末7はポイント情報を取得する(SP35)。
【0078】
ここで、ポイントを使用する場合(SP36−YES)は、ポイントに応じた金額分をSP31で算出した合計金額から減算処理する(SP37)。そしてポイント情報がホスト装置19側へ送信される(SP41)。ポイント蓄積ファイル31では、送信されたポイント情報によりポイントが更新される(SP53)。
【0079】
ポイントを使用しない場合(SP36−NO)は、操作者がPOS端末7のキー入力手段10のポイント蓄積キーを押すと、合計金額に応じたポイント、例えば合計金額の5%分のポイントが蓄積ポイントに加算される(SP38)。
【0080】
そして、判定処理にて商品コード情報Cが一致(判定データ“11”)していた場合(SP39−YES)は、更に、広告対象商品Gaの価格に応じたポイントを加算する(SP40)。加算されたポイントは、ホスト装置19A側へ送信される(SP41)。ポイント蓄積ファイル31では、送信されたポイント情報によりポイントが更新される(SP53)。
【0081】
一方、判定処理にて商品コード情報Cが不一致(判定データ“01”)であった場合(SP39−NO)は、加算されたポイントは、ホスト装置19A側へ送信される(SP41)。ポイント蓄積ファイル31では、送信されたポイント情報によりポイントが更新される(SP53)。
【0082】
本実施の形態によれば、現在広く利用されているポイント蓄積式のサービスにも応用することができ、店側からすれば、宣伝広告に直接貢献した購買者に対してのみ、減額サービスを提供することができることとなる。また、購買者には、広告対象商品Ga分のポイントが加算される理由が分からないため、広告効果の測定に客観性が保たれ、信頼性の高い広告効果のデータを提供することが可能となる。
【0083】
なお、上述したいずれの実施の形態においても、広告対象商品Gaを1つにした例について説明したが、種類の異なる広告対象商品Gaを複数選択することとしてもよい。この場合、店内専用買物籠2の内周壁には、これらの広告対象商品Gaの広告表示及び商品コード情報Caが施されたシートが貼付されることとなり、購買者は店内専用買物籠2に商品Gを投入する都度、これらの広告表示を視認することとなる。したがって、有限個の店内専用買物籠2を用いて効率的な宣伝広告が可能となり、また、その効果測定も一回の取引で可能となるため、宣伝広告及び効果測定の更なる効率化を図ることができる。
【0084】
更に、上述したいずれの実施の形態においても、POS端末7は、ローカル商品ファイル13,コードリーダ9,キー入力手段10,POS制御手段14,格納手段15及び出力手段11と、で構成し、ホスト装置19は、マスタ商品ファイル20,売上データファイル21,判定データ蓄積ファイル22,入力手段23,表示手段24及びホスト制御手段25で構成することとした。しかしながら、ホスト装置19のマスタ商品ファイル20,売上データファイル21,判定データ蓄積ファイル22,ホスト制御手段25を、POS端末7に備える構成としてもよい。
【0085】
また、上述したいずれの実施の形態においても、商品収納体として店内専用買物籠2を用いた例について説明したが、商品収納体は店内専用買物籠2に限定されない。例えば、コンビニエンスストア等の小規模な店舗の場合、販売する商品Gは比較的小さな物が多いため、購買者は買物籠を使用せず、購入したい商品Gを直接手に持ってレジ端末に向かう場合があり、広告効果を測定することができない場合がある。そこで、図9に示すように、商品収納体として店内専用トレー40を用いることにより、広告効果を測定することが可能となる。
【0086】
この店内専用トレー40は平板状であり、周縁40aが上方にやや突出し、更に外側に拡開されている。このようにトレーとしたことにより、小規模な店舗であっても場所を取らず小スペース化を図ることができ、店内において平積みにて載置することができる。
【0087】
この店内専用トレー40は、例えば、プラスティック等の合成樹脂や、剛性の紙(例えば段ボールやカラーボール等のボール紙)で形成されている。これにより、この店内専用トレー40をコストが安価でかつ軽量とすることができる。特にボール紙の場合は更に使い捨てとすることができる。また、商品Gを載せるトレー40の載置面40bには、広告対象商品Gaの広告41と広告対象商品Gaの商品コード情報Caが印刷されている。これにより、購買者は、この店内専用トレー40を持っているときや商品Gを陳列棚から取り出して店内専用トレー40に載置するときに、印刷された広告41を視認することができる。なお、広告対象商品Gaの広告41をシート状にして載置面40bに載置することとしてもよい。これにより、購買者が自分の手で持ち運びできる商品点数は2又は3個程度であるが、このトレー40を用いることにより、広告効果を測定できると共に、更に商品Gをトレー40に載せることができ、商品Gの販売点数を増加させることができる。
【0088】
また、実際の使用方法の一例としては、ある広告対象商品Gaの広告41が印刷された店内専用トレー40を店内に平積みにしておき、所定期間、例えば1カ月間店内で使用する。1ヶ月経過、別の広告対象商品Gaの広告41が印刷された新たな店内専用トレー40を店内に平積みにしておき、所定期間、例えば1カ月間店内で使用する。これを繰り返すことにより、各種商品Gを定期的に広告することができ、かつ不要になったトレー40は剛性の紙であるので簡単に(例えば可燃ごみとして)処分することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、商品収納体に設けた広告表示により直接購買者に広告対象商品の購入を促すとともに、購買者が商品収納体に投入した商品と広告対象商品とが一致するか否かの判定を、バーコードや二次元コード等の商品コード情報で行うこととした。これにより、販売促進をする広告対象商品の広告効果の判定が容易に行うことができ、広告費用の削減や宣伝広告の効率化を図ることが可能となる。
【0090】
また、判定結果が一致した場合には、合計金額から減額処理されるので、宣伝広告に直接貢献した購買者に対してのみ、減額サービスを提供することができる。また、購買者には、減額される理由が分からないため、広告効果の評価に客観性が保たれ、信頼性の高い広告効果のデータを提供することが可能となる。
【0091】
更に、現在広く利用されているポイント蓄積式のサービスにも応用することができ、店側からすれば、宣伝広告に直接貢献した購買者に対してのみ、減額サービスを提供することができることとなる。また、購買者には、広告対象商品分のポイントが加算される理由が分からないため、広告効果の評価に客観性が保たれ、信頼性の高い広告効果のデータを提供することが可能となる。
【0092】
また、クーポンや特売チラシ等の機能を商品収納体に持たせ減額サービスをシステム化したことにより、広告制作費を削減することができる。また、チェーンストア主導のクーポン企画に付き合わされることなく、メーカーが自らの戦略で主体的に販売促進活動を展開することができる。これにより、商品の回転率が下がった時にメーカー主導で販売促進活動を行い、回転率を上げて定番商品の維持を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広告効果検査システムの第一実施の形態を示す概略システム構成図である。
【図2】本発明による広告効果検査システムに用いられる店内専用買物籠の斜視図である。
【図3】本発明による広告効果検査システムの第一実施の形態を構成するPOS端末及びホスト装置を示す概略ブロック構成図である。
【図4】本発明による広告効果検査システムの第一実施の形態のフローチャートである。
【図5】本発明による広告効果検査システムの第二実施の形態における精算処理のフローチャートである。
【図6】本発明による広告効果検査システムの第三実施の形態を構成するPOS端末及びホスト装置を示す概略ブロック構成図である。
【図7】本発明による広告効果検査システムの第三実施の形態のフローチャートである。
【図8】本発明による広告効果検査システムの第三実施の形態における精算処理のフローチャートである。
【図9】本発明による広告効果検査システムにおいて適用される店内専用トレーの概略斜視図である。
【符号の説明】
1…広告効果検査システム
2…店内専用買物籠(商品収納体)
9(9A)…読取手段
17…判定手段
18…精算手段
29…測定手段
31…ポイント蓄積手段
40…店内専用トレー(商品収納体)
C…商品コード情報
Ca…広告対象商品の商品コード情報
G…商品
Ga…広告対象商品

Claims (13)

  1. レジ端末と該レジ端末を管理するホスト装置とが相互に交信可能に接続され、商品の商品名及び価格を特定する商品コード情報を用いて、販売促進のために店内で販売される商品の中から選ばれた広告対象商品の広告効果を検査する広告効果検査システムであって、
    前記店内にて商品搬送のために購買者によって使用されるものであり、前記使用している購買者から視認可能な位置に前記広告対象商品の広告が表示され、前記広告対象商品の商品コード情報が設けられた商品収納体を備え、
    前記レジ端末は、
    前記商品コード情報を読み取る読取手段と、
    前記商品収納体内の商品の商品コード情報から取得された前記商品名及び価格からなる商品情報に基づいて精算処理を実行する精算手段と、
    前記商品収納体に投入された商品の商品コード情報の中に、その商品収納体設けられている前記広告対象商品の商品コード情報が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    を具備し、
    前記ホスト装置は、
    前記判定手段の判定結果を集計して前記広告対象商品の購買率を測定する測定手段を具備する
    ことを特徴とする広告効果検査システム。
  2. 前記精算手段は、前記判定手段が前記広告対象商品の商品コード情報が含まれていると判定したときに、前記商品収納体内の商品の合計金額に対し減額処理を実行することを特徴とする請求項1記載の広告効果検査システム。
  3. 前記ホスト装置は、更に、購買者を特定する識別情報及びその購買者の購入額に応じたポイントが格納されているポイント蓄積手段を具備し、
    前記読取手段は、更に、購買者が所持する前記識別情報を有する購買者識別手段から前記識別情報を読み取るものであり、
    前記精算手段は、前記読み出された識別情報に基づいて前記ポイント蓄積手段から前記購買者の現在のポイントを取得し、前記判定手段が前記広告対象商品の商品コード情報が含まれていると判定したときに、前記広告対象商品の価格に応じたポイントを前記現在のポイントに加算することを特徴とする請求項1記載の広告効果検査システム。
  4. 前記商品収納体は、店内専用買物籠であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の広告効果検査システム。
  5. 前記商品収納体は、店内専用トレーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の広告効果検査システム。
  6. 前記店内専用トレーは、剛性の紙で形成されていることを特徴とする請求項5記載の広告効果検査システム。
  7. 商品の商品名及び価格を特定する商品コード情報を用いて、販売促進のために店内で販売される商品の中から選ばれた広告対象商品の広告効果を検査する広告効果検査装置であって、
    前記店内にて商品搬送のために購買者によって使用されるものであり、前記使用している購買者から視認可能な位置に前記広告対象商品の広告が表示され、前記広告対象商品の商品コード情報が設けられた商品収納体と、
    前記商品コード情報を読み取る読取手段と、
    前記商品収納体内の商品の商品コード情報から取得された前記商品名及び価格からなる商品情報に基づいて精算処理を実行する精算手段と、
    前記商品収納体に投入された商品の商品コード情報の中に、その商品収納体に設けられている前記広告対象商品の商品コード情報が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    を具備することを特徴とする広告効果検査装置。
  8. 前記判定手段の判定結果を集計して前記広告対象商品の購買率を測定する測定手段を具備することを特徴とする請求項7記載の広告効果検査装置。
  9. 前記精算手段は、前記判定手段が前記広告対象商品の商品コード情報が含まれていると判定したときに、前記商品収納体内の商品の合計金額に対し減額処理を実行することを特徴とする請求項7記載の広告効果検査装置。
  10. 更に、購買者を特定する識別情報及びその購買者の購入額に応じたポイントが格納されているポイント蓄積手段を具備し、
    前記読取手段は、更に、購買者が所持する前記識別情報を有する購買者識別手段から前記識別情報を読み取るものであり、
    前記精算手段は、前記読み出された識別情報に基づいて前記ポイント蓄積手段から前記購買者の現在のポイントを取得し、前記判定手段が前記広告対象商品の商品コード情報が含まれていると判定したときに、前記広告対象商品の価格に応じたポイントを前記現在のポイントに加算することを特徴とする請求項7記載の広告効果検査装置。
  11. 前記商品収納体は、店内専用買物籠であることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の広告効果検査装置。
  12. 前記商品収納体は、店内専用トレーであることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の広告効果検査装置。
  13. 前記店内専用トレーは、剛性の紙で形成されていることを特徴とする請求項12記載の広告効果検査装置。
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