JP3467426B2 - 基板用コネクタの保持構造 - Google Patents

基板用コネクタの保持構造

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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ケース内に収容
される配線基板に装着される基板用コネクタの保持構造
に関する。 【0002】 【従来の技術】図6は、基板用コネクタ1の一例を示す
斜視図で、図7は、この基板用コネクタ1が配線基板3
に装着された状態を示す断面図である。基板用コネクタ
1のハウジング5には、相手側雌コネクタ7が嵌合する
嵌合孔5aが形成され、この嵌合孔5aには複数の雄端
子11が収容されている。雄端子11は、ハウジング5
の底部5bを貫通して外部に突出し、嵌合孔5aの開口
側に突出して配線基板3に対する半田12による固定部
11aを有するよう屈曲成形されている。 【0003】上記した基板用コネクタ1は、図7に示す
ように、雄端子11の固定部11aを配線基板3の図示
しない端子挿入孔に挿入した状態で、配線基板3の印刷
回路上に半田12により半田付けすることで、配線基板
3に装着される。この状態で、相手側雌コネクタ7が、
基板用コネクタ1と反対側から配線基板3に形成した貫
通孔3aを通して嵌合孔5aに嵌合される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の基板用コネクタの保持構造にあっては、基板
用コネクタ1が半田付けにより配線基板3に保持されて
いることから、相手側雌コネクタ7の嵌合時に付与され
る荷重で、半田付け部に負担が掛かり、半田12に亀裂
が発生したり、最悪の場合には基板用コネクタ1が配線
基板3から脱落する恐れもある。 【0005】そこで、この発明は、配線基板に装着され
た基板用コネクタに相手側コネクタが嵌合される際の基
板用コネクタの配線基板に対する保持力を高めることを
目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ケースの底部側に収容配置した
配線基板を、前記ケースとこのケース内に収容した固定
プレートとの間で挟持して固定し、前記配線基板の前記
固定プレート側に、前記ケースの底部を貫通して相手側
コネクタが嵌合される基板用コネクタを装着し、この基
板用コネクタの背面は前記固定プレートに当接し、前記
基板用コネクタの背面と前記固定プレートとの相互間
に、基板用コネクタが配線基板に正しく装着されている
状態で相互に嵌合可能な誤組付検知手段を設け、この誤
組付検知手段は、一方に設けた凸部と他方に設けた凹部
とで構成されている。 【0007】このような構成の基板用コネクタの保持構
造によれば、相手側コネクタを配線基板に装着した基板
用コネクタに嵌合する際には、基板用コネクタは、背面
が固定プレートに当接しているので、嵌合時基板用コネ
クタに付与される荷重は固定プレートが受け、基板用コ
ネクタの配線基板への装着部へかかる負担が回避され
る。また、基板用コネクタが配線基板に正しく装着され
ている場合には、誤組付検知手段を構成する凸部と凹部
とが嵌合し、配線基板の固定プレートへの組み付けが可
能となる。一方、基板用コネクタが配線基板に正しく装
着されていない場合には、凸部と凹部とが相互に嵌合せ
ず、配線基板の固定プレートへの組み付けが不可能とな
る。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。 【0015】図1は、この発明の実施の一形態を示す基
板用コネクタの保持構造を備えた自動車用メータの断面
図である。メータケース15は、図中で左側の前面側が
開口しており、この開口側から、相互に組み付けた配線
基板17および固定プレート19をメータケース15内
に収容することで、固定プレート19とメータケース1
5の底部との間で配線基板17が挟時固定される。 【0016】固定プレート19の配線基板17と反対側
の表面上には、文字板21が配置され、文字板21は、
メータケース15の前面側の開口部を覆うように装着さ
れる見返し23によって挟固定される。この見返し
の前面側には、さらに表ガラス25が装着されてい
る。 【0017】配線基板17の固定プレート19側には、
指針27を文字板21上で回転駆動するムーブメント2
9、指針27を照明する照明用バルブ31、警告表示用
の意匠部などを照明するバルブ33が、それぞれ取り付
けられている。照明用バルブ31の光は、文字板21の
裏面に装着された導光板35を介して指針27に送られ
る。 【0018】さらに、上記配線基板17の固定プレート
19側の図1中で上部側には、基板用コネクタ37が装
着されている。基板用コネクタ37は、図2に斜視図で
示すように、ハウジング39が、相手側雌コネクタ41
が嵌合する嵌合孔39aを備え、この嵌合孔39a内に
複数の雄端子43が収容されている。雄端子43は、ハ
ウジング39の底部39bを貫通して外部に露出し、嵌
合孔39aの開口側に突出して配線基板17への半田4
5による固定部43aを有するよう屈曲成形されてい
る。ただし、雄端子43は、ハウジング39の背面39
cと同一面となるよう露出するか、あるいは底部39b
内に埋没するものとし、背面39cより突出しないもの
とする。 【0019】上記固定部43aが、配線基板17の端子
挿入孔17aに挿入されて配線基板17の裏面側(図1
中で右側の面)から半田45により半田付けされ、これ
により基板用コネクタ37は配線基板17に装着され
る。この装着状態で、基板用コネクタ37の嵌合孔39
aは、配線基板17に形成した貫通孔17bおよびメー
タケース15に形成した貫通孔15aに整合した状態で
あり、これら各貫通孔15a,17bを通して相手側雌
コネクタ41が嵌合孔39aに嵌合される。 【0020】また、固定プレート19には、基板用コネ
クタ37のハウジング39の背面39cが当接するコネ
クタ突当部19aが形成されている。さらに、上記ハウ
ジング39の背面39cには、図2に示すように、I字
形状の凸部39dおよびT字形状の凸部39eがそれぞ
れ形成されている。これら各凸部39d,39eに対応
して固定プレート19のコネクタ突当部19aには、I
字形状の凹部19bおよびT字形状の凹部19cがそれ
ぞれ形成されている。 【0021】前記凸部39d,39eおよび凹部19
b,19cにより誤組付検知手段を構成しており、基板
用コネクタ37が配線基板15に対して正しく装着され
ている状態では、凸部39dが凹部19bに、凸部39
eが凹部19cにそれぞれ嵌合して背面39cがコネク
突当部19aに図3のように密着状態で当接し、配線
基板17の固定プレート19への組み付けが可能とな
る。一方、基板用コネクタ37が配線基板15に対して
正しく装着されていない状態では、凸部39d,39e
が凹部19b,19cにそれぞれ嵌合せず、背面39c
もコネクタ突当部19aに密着状態で当接せず、配線基
板17の固定プレート19への組み付けが不可能とな
る。 【0022】次に、作用を説明する。基板用コネクタ3
7が配線基板17に正しく装着されている状態では、図
3に示すように、凸部39d,39eが凹部19b,1
9cにそれぞれ嵌合して背面39cがコネクタ突当部
9aに密着状態で当接している。 【0023】この状態で相手側雌コネクタ41を、メー
タケース15の貫通孔15aおよび配線基板17の貫通
孔17bを通して基板用コネクタ37の嵌合孔39aに
嵌合すると、このとき基板用コネクタ37に付与される
荷重は、ハウジング39が固定プレート19のコネクタ
突当部19aに当接していることから、コネクタ突当部
19aが受けることとなる。このため、前記嵌合時の荷
重が雄端子43の固定部43aと配線基板17との半田
付け部に付与されることがなく、半田45の亀裂発生が
回避され、基板用コネクタ37の配線基板17からの脱
落も防止される。 【0024】また、配線基板17を固定プレート19に
組み付ける際に、基板用コネクタ37側の凸部39d,
39eを固定プレート19側の凹部19b,19cにそ
れぞれ嵌合させることで、これら両者の位置決めがなさ
れ、組み付け作業が確実になされる。 【0025】図4は、基板用コネクタ37が、配線基板
17に対して傾いた状態で装着されている場合を示して
おり、このような場合には、配線基板17を固定プレー
ト19に組み付ける際に、凸部39d,39eが凹部1
9b,19cにそれぞれ充分に嵌合しない。 【0026】また、基板用コネクタ37の雄端子43に
対し、配線基板17側の端子挿入孔17aが同数設けら
れておらず多数形成されているような場合には、基板用
コネクタ37が配線基板17に対し位置ずれして装着さ
れたり、あるいは図5に示すように、基板用コネクタ3
7の向きが逆となる位置(凸部39dと凸部39eとが
入れ替わった位置)で装着されることが予想されるが、
このような場合にも凸部39d,39eが凹部19b,
19cにそれぞれ嵌合しない。 【0027】このように、基板用コネクタ37が配線基
板17に対して正しく装着されていない場合には、配線
基板17を固定プレート19に組み付けできなくなり、
基板用コネクタ37が配線基板17に正しく装着されて
いない状態での、誤組み付けを未然に防ぐことができ
る。 【0028】 【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、相手側コネクタを配線基板に装着した基板
用コネクタに嵌合する際には、基板用コネクタは、背面
が固定プレートに当接しているので、嵌合時基板用コネ
クタに付与される荷重は固定プレートが受け、基板用コ
ネクタの配線基板への装着部へかかる負担を回避するこ
とができる。また、基板用コネクタの背面と固定プレー
トとの当接面間に、基板用コネクタが配線基板に正しく
装着されている状態で嵌合可能な凸部および凹部からな
る誤組付検知手段を設けたため、基板用コネクタが配線
基板に正しく装着されていない状態での配線基板の固定
プレートへの誤組み付けを防止することができる。 【0029】 【0030】 【0031】
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の一形態を示す基板用コネクタ
の保持構造を備えた自動車用メータの断面図である。 【図2】図1の保持構造に使用される基板用コネクタの
斜視図である。 【図3】図1の保持構造で、基板用コネクタが配線基板
に正しく装着されている状態での配線基板の固定プレー
トへの組み付け状態を示す断面図である。 【図4】図1の保持構造で、基板用コネクタが配線基板
に対して隙間が発生して正しく装着されていない状態で
の配線基板の固定プレートへの組み付け状態を示す断面
図である。 【図5】図1の保持構造で、基板用コネクタが配線基板
に対して向きが逆となって正しく装着されていない状態
での配線基板の固定プレートへの組み付け状態を示す断
面図である。 【図6】従来の基板用コネクタの斜視図である。 【図7】図6の基板用コネクタを配線基板に装着した状
態を示す断面図である。 【符号の説明】 15 メータケース(ケース) 17 配線基板 17a 端子挿入孔 19 固定プレート 19b,19c 凹部(誤組付検知手段) 37 基板用コネクタ 39c 背面 39d,39e 凸部(誤組付検知手段) 41 相手側雌コネクタ(相手側コネクタ) 43 雄端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/09 H01R 13/64

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケースの底部側に収容配置した配線基板
    を、前記ケースとこのケース内に収容した固定プレート
    との間で挟持して固定し、前記配線基板の前記固定プレ
    ート側に、前記ケースの底部を貫通して相手側コネクタ
    が嵌合される基板用コネクタを装着し、この基板用コネ
    クタの背面は前記固定プレートに当接し、前記基板用コ
    ネクタの背面と前記固定プレートとの相互間に、基板用
    コネクタが配線基板に正しく装着されている状態で相互
    に嵌合可能な誤組付検知手段を設け、この誤組付検知手
    段は、一方に設けた凸部と他方に設けた凹部とで構成さ
    れていることを特徴とする基板用コネクタの保持構造。
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