JP3465007B2 - シリコンウェーハの表面欠陥の評価方法 - Google Patents

シリコンウェーハの表面欠陥の評価方法

Info

Publication number
JP3465007B2
JP3465007B2 JP26349495A JP26349495A JP3465007B2 JP 3465007 B2 JP3465007 B2 JP 3465007B2 JP 26349495 A JP26349495 A JP 26349495A JP 26349495 A JP26349495 A JP 26349495A JP 3465007 B2 JP3465007 B2 JP 3465007B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
silicon wafer
defects
silicon
harmful
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26349495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08191090A (ja
Inventor
久志 村岡
雄二 深澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nomura Micro Science Co Ltd
Original Assignee
Nomura Micro Science Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nomura Micro Science Co Ltd filed Critical Nomura Micro Science Co Ltd
Priority to JP26349495A priority Critical patent/JP3465007B2/ja
Publication of JPH08191090A publication Critical patent/JPH08191090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3465007B2 publication Critical patent/JP3465007B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体用シリコン
ウェーハを製造するプロセス及び半導体用シリコンウェ
ーハを加工してシリコンデバイスを製造するプロセスに
おいて生じるシリコンウェーハの表面欠陥、汚染により
形成される表面準位等の表面欠陥の程度及び分布を評価
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンデバイスの製造プロセスにおい
ては、熱処理等の際に有害な汚染金属がウェーハ表面の
結晶欠陥に引きつけられて析出することが良く知られて
いる。これを利用して、デバイス活性領域以外に意図的
に結晶欠陥を作って、ここに有害金属を集めるゲッタリ
ング技術が知られている。しかし、ウェーハ表面に欠陥
があると、ここに有害金属が析出して補足されてデバイ
ス不良化の原因となる。ところが、このような結晶欠陥
に補足される程度は結晶欠陥の種類や程度により異な
る。通常半導体工場において結晶欠陥と関わりのあるシ
リコンデバイス製造上の有害な金属はCu、Fe、Niのよう
な重金属、Na、Caのようなアルカリ金属、アルカリ土類
金属が代表的であり、プロセス清浄化の主対象となって
いる。
【0003】従って、シリコンウェーハ表面の結晶欠陥
の評価は、半導体の表面評価を行う場合における主要項
目となっている。代表的な結晶欠陥の評価方法として
は、例えば、結晶欠陥部分にエッチング反応が集中的に
起きやすいことを利用し、選択的なエッチング法により
シリコンウェーハ中の結晶欠陥を顕在化させてこれを顕
微鏡で観察する方法がある。また、電子顕微鏡を使用し
てシリコンウェーハ表面の結晶欠陥部分を直接観察する
ことも行われている。結晶格子のみだれを直接観測する
方法としては、X線ラング法のようなX線回折を利用す
る方法がある。またシリコンウェーハ表面に光を投射
し、その反射率や複素屈折率スペクトルを測定すること
により結晶欠陥を評価する方法等も試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの評価
方法は、大部分がシリコンウェーハ表面において微視的
或いは局所的に存在する結晶欠陥を評価するのに適する
ものであり、シリコンウェーハ表面の全体的な結晶欠陥
分布を把握するには適しないものが多い。例えば前記の
エッチング法を使用した評価方法では、シリコンウェー
ハ表面に強度の構造欠陥であるスリップが発生した場合
や、大量の転位や微小欠陥がくもり状になって顕れた場
合以外は、シリコンウェーハ全表面の欠陥分布を肉眼で
観察することはできない。またX線ラング法は、線欠陥
や面欠陥などの構造欠陥を評価するのに適し、そしてシ
リコンウェーハ全表面のこのような構造欠陥の分布を写
真上で観察することはできるものの、イオン注入欠陥の
ような非結晶化した欠陥部分や点欠陥の集合体の検査方
法としては有効ではない。さらに、上述の方法は、結晶
欠陥の有無にかかわらず、シリコンウェーハ表面に付着
した有機物を初めとする不純物汚染に起因する表面準位
を一般的には検出することができない。
【0005】本発明の目的は、シリコンウェーハ全表面
の結晶欠陥及び汚染により形成される表面準位等の表面
欠陥、特にシリコンデバイス製造プロセスの清浄化の対
象となる有害な汚染元素を捕捉する全て表面欠陥の程度
及び分布を、画像により一瞥で把握することができ、し
かも表面欠陥の程度を数量的に表すことができる、シリ
コンウェーハの表面欠陥の評価方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものとして、 (A)半導体を製造するプロセスにおいて有害である汚染
元素に対応した放射性同位元素を含有する半導体処理液
を調製し、 (B)結晶表面を露出したシリコンウェーハを前記の半導
体処理液と接触させ、前記の汚染元素に対応した放射性
同位元素を吸着させて有害元素吸着ウェーハを得、 (C)前記の有害元素吸着ウェーハ表面の放射能強度分布
のパターンを輝尽性蛍光体層に潜像として記憶させ、 (D)前記の輝尽性蛍光体層に記憶された放射能強度分布
のパターンを画像として読み出し、該画像に示された有
害元素吸着ウェーハ表面の放射能強度分布を測定する、
ことからなるシリコンウェーハの表面欠陥の評価方法を
提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本明細書において、表面欠陥とは、シリコンウェーハ表
面の結晶欠陥及び不純物汚染により形成される表面準位
を含む用語である。結晶欠陥しては、空孔、格子間シリ
コン、格子間不純物、置換型不純物のような点欠陥の集
合体、種々の転位よりなる線欠陥、粒界、双晶、積層欠
陥のような面欠陥、非晶化領域、並びにヘイズを生じる
ような微細凹凸がある。また、不純物汚染を起こす不純
物としては、例えば、Cu、Fe、Ni、Au等の重金属、Na等
のアルカリ金属、Ca、Mg等のアルカリ土類金属及び種々
の有機物が挙げられる。
【0008】(A) 工程 本発明では、先ず、半導体製造プロセスにおいて有害で
ある汚染元素を放射性同位元素で標識して半導体処理液
に添加する。本発明で使用される放射性同位元素は、半
導体製造プロセスの代表的な有害な汚染元素、即ちCu、
Fe、Ni、Na、Ca、Au等の有害金属に対して、64Cu、 61
Cu、59Fe、57Ni、22Na、24Na、45Ca、198Au 等である。
また、例えば、含フッ酸処理液中にシリコンウェーハを
浸漬した場合には、該処理液の主成分元素であるF自体
のウェーハ表面への吸着も結晶欠陥で加速される。Fイ
オンはデバイス構造に必要なSiO2 膜に対して活性が
強いので、得られるデバイスが不良品となるおそれもあ
る。従って、本発明の評価方法では、18Fのような非金
属放射性元素も前記放射性同位元素の対象となる。
【0009】本発明に用いる半導体処理液としては、実
際の半導体製造プロセスで一般的に広く使われている液
が望ましく、例えば、アンモニア・過酸化水素洗浄剤
(以下、SC−1という);塩酸・過酸化水素洗浄剤
(以下、SC−2という);稀フッ酸、フッ化アンモニ
ウム緩衝フッ酸等の含フッ酸処理液等が挙げられる。特
に含フッ酸処理液は、標識として64Cu,61Cu, 198
Au,18F等を用いた評価方法に適している。またSC
−1は、標識として59Feを用いた評価方法に適してい
る。前記の汚染元素は、その種類に応じて適宜の状態
で、例えば金属の場合、塩化物、酢酸塩、硝酸塩等の水
溶性の塩の状態で半導体処理液に添加すればよい。
【0010】汚染元素に対応した放射性同位元素の半導
体処理液への添加量は、Cu、Feのような金属不純物
を使う場合には半導体処理液に対して、0.1〜10p
pb程度でよい。18Fの場合にはHF濃度10〜100
0ppmの純水を用い、添加量は液の放射能が1000
Bq/mL程度となるようにする。
【0011】(B)工程 結晶表面を露出したシリコンウェーハを前記の半導体処
理液に接触させ(例えば、浸漬により)、前記の汚染元
素に対応した放射性同位元素をシリコンウェーハ吸着さ
せた有害元素吸着ウェーハを得る。前記のシリコンウェ
ーハが、シリコンウェーハ製造時又はシリコンデバイス
製造時のシリコンウェーハである場合には、前記の汚染
元素に対応した放射性同位元素を吸着させる前に該シリ
コンウェーハを加熱処理するのが好ましく、特に酸化雰
囲気で熱酸化するのが好ましい。このように該シリコン
ウェーハを加熱処理することにより、シリコン結晶中の
潜在的欠陥をウェーハ表面の結晶欠陥として顕現させる
ことができる。そして、こうしてウェーハ表面に顕現さ
せた結晶欠陥に汚染元素に対応した放射性同位元素の吸
着加速が認められれば、単結晶製造時に起因する欠陥の
ウェーハ表面への影響も知ることができる。なお、熱酸
化したシリコンウェーハを使用する場合には、シリコン
ウェーハの表面に生じた酸化膜をフッ酸等を用いて除去
してから前記の半導体処理液に浸漬する必要がある。
【0012】また、結晶欠陥に捕捉される汚染元素がC
uであり、シリコンウェーハを浸漬する処理液が含フッ
酸液の場合には、Cuのシリコンウェーハ表面への吸着
はシリコンウェーハ上に付着した有機物により著しく影
響を受ける。
【0013】従って、このようなシリコンウェーハ表面
の結晶欠陥を評価する場合には、該ウェーハに紫外線を
照射して発生したオゾンにより該有機物を分解する方法
や該ウェーハをSC−1で洗浄する方法等によりウェー
ハに付着した有機物を予め除去しておく。こうするとに
より、有機物吸着により形成される表面準位による効果
と分離して結晶欠陥を評価することができるし、また測
定結果の再現性が向上する。
【0014】一方、シリコンウェーハ表面の表面欠陥全
体、即ち、結晶欠陥及び有機物等の吸着により形成され
た表面準位とを同時に、総合的に評価する場合には、ウ
ェーハ表面に汚染が存在するままで本工程に供すればよ
い。(有機物汚染による影響は図1、2及び3の領域4
参照)。
【0015】また、本発明の評価方法では、このように
して有害元素吸着ウェーハを得た後、該有害元素吸着ウ
ェーハに吸着した放射性同位元素の大部分(少なくとも
80%、実際的には80〜98%程度、より代表的には
85〜96%程度)を除く洗浄処理を行った後に、該ウ
ェーハを次の (C)工程に施すことが好ましい。放射性同
位元素の大部分を除く洗浄処理に用いる洗浄液として
は、半導体製造プロセスで一般に使われているSC−1
や、SC−2で十分である。このような洗浄処理を行う
ことにより、後述する放射能強度分布を表す画像におい
て、結晶性が良好な領域と結晶欠陥が存在する領域との
濃度差が著しく強調される。従って、前記の濃度差の比
較が容易になって、結晶欠陥が特定の汚染元素を捕捉す
る程度を明瞭に把握することができ、結晶欠陥の分布も
確認しやすくなる。洗浄によりウェーハ表面に残す放射
線同位元素量はP型では4%程度あればよく、N型では
もう少し少なくてもよい。
【0016】(C)工程 本工程では、前記の有害元素吸着ウェーハ表面の放射能
強度分布を輝尽性蛍光体層に潜像として記憶させる。以
下の(C) 〜(D) の工程は、医療用診断技術として既に確
立されているコンピューテッドラジオグラフィ(CR)(di
gital radiography by imaging plateともいう)を応用
するものである。
【0017】「輝尽性蛍光体」とは、放射線を当てると
そのエネルギーが蓄積され、その後に可視光を当てると
再度励起され最初に当てた放射線の強度に比例した強度
を有し、寿命の短い輝尽発光(Photostimulated fluore
scence, PSF )を生じる蛍光体である。このような輝尽
性螢光体としては、例えば、Eu+2をドープしたハロゲン
化フッ化バリウム(代表的なものはBaFBr )が知られて
いる。
【0018】該蛍光体にあてる放射線に強度分布がある
とその分布に応じて蛍光体内に潜像(即ち、蓄積エネル
ギーの分布)を生じる。該蛍光体に可視光を当てると再
度励起され最初に当てた放射線に比例した輝尽発光(Ph
otostimulated fluorescence, PSF )を生じるが、この
発光は寿命が短いので、読取装置により、可視光を走査
し、輝尽発光量を光電子増倍管で検量すれば、潜像を画
像化することが出来る。輝尽性螢光体層を例えばポリエ
ステル製の基板上に形成したものがイメージングプレー
ト(IP)として知られ、富士写真フィルム(株)より市
販されている。
【0019】この(C)工程では、(B)工程で汚染元素に対
応した放射性同位元素を吸着させたシリコンウェーハ面
にイメージングプレートの輝尽性螢光体層を密着させて
露光すると、該ウェーハ表面における放射性同位元素の
濃度分布のパターンが輝尽性螢光体層に潜像として記憶
される。
【0020】(D)工程 本工程では、前記の輝尽性蛍光体層に記憶された放射能
強度分布を可視性の画像として読み出し、該画像におい
て示される有害元素吸着ウェーハ表面の結晶性の良好な
領域及び結晶欠陥が存在する領域に対応する部分の放射
能強度を比較する。
【0021】輝尽性蛍光体層に記憶されたウェーハ表面
の放射能強度分布の読み出しは、通常、輝尽性螢光体層
表面を赤色レーザーで走査することにより行う。このレ
ーザー走査により記憶された放射線量(潜像)に比例し
た青色が発光する(輝尽発光)ので、この青光を色フィ
ルタで分離して測定することによりウェーハ表面の放射
能強度分布を知ることができる。
【0022】例えば、富士写真フィルム(株)により販
売のイメージングアナライザーBAS2000 を用いると、発
光した青色は電気信号に変えられ一旦磁気ディスクに記
録され、記録されたデータは次にアナライザーのブラウ
ン管面で画像化される。即ち、ウェーハ面上の放射性同
位元素標識汚染物質の濃度分布が画像として得られる。
画像上では放射能強度(BAS2000 ではPSL という相対単
位で示される)を計測する領域を指定することにより、
自動的に解析が行われ、その指定領域内の放射能強度は
バックグランドPSL 値(BGと表示)を差し引いて1mm2
当たりの強度(PSL-BG) として画面上に表示される。同
一の放射性同位元素の既知量を含む標準ウェーハを有害
元素吸着ウェーハと同時に露光し、その標準ウェーハに
ついて同様にして(PSL-BG) 値を求めれば、有害元素吸
着ウェーハの(PSL-BG) 値との比較で、有害元素吸着ウ
ェーハの指定領域の元素濃度を定量することができる。
【0023】表面欠陥を多く有する領域が表面欠陥の存
在しない或いは少ない領域に比べて汚染元素の吸着が多
いことに基づき、表面欠陥の分布のパターンが汚染元素
の吸着分布のパターンに翻訳され、さらに輝尽性蛍光体
層にそのパターンが潜像として転写され、さらに例えば
ディスプレイ上に可視性の画像として表面欠陥の分布が
顕現化される。こうしてシリコンウェーハ上の表面欠陥
の分布(各部分の程度も)を測定することができ、評価
することができる。
【0024】
【実施例】次に実施例について詳細に説明するが、本発
明はこの実施例に限定されるものではない。本発明は、
半導体用シリコンウェーハを製造するプロセス及びそれ
を加工してシリコンデバイスを製造するプロセスにおい
て生じるシリコンウェーハ表面の結晶欠陥を評価する方
法である。そして、この評価方法は半導体の製造プロセ
スを管理するのに有用な方法である。従って、本発明の
実施例としては、実際の半導体の製造プロセスにおいて
生じる結晶欠陥に基づいて評価を行った実施例を提供す
るのが好ましい。しかし、本発明の適用が特に有効な、
シリコンデバイスを製造するプロセスにおいて生じる結
晶欠陥については、デバイス構造が微細でかつ複雑なた
め本発明を具体的に説明しにくい。そこで本実施例で
は、実際の製造プロセスにおいて結晶欠陥が発生する過
程をシミュレートしたテストウエーハを作成し、これを
用いて本発明をさらに具体的に説明する。
【0025】実施例1 半導体製造工程で一般的なリソグラフィ手法を利用する
ことにより、図1に模式的に示すように、正方形の選択
的イオン注入領域1〜3を有するテストシリコンウェー
ハ(N型)を作成した。前記領域1にはArが、領域2
にはAsが、領域3にはB(BF2+イオンを使用)がそ
れぞれ同一のドーズ量(5×1014イオン/cm2 )で
イオン注入されている。そして、これらの領域1〜3に
は公知のイオン注入欠陥が発生している。なお、領域4
はイオン注入を行っていない結晶性の良好な、即ち表面
に結晶欠陥がないかほとんど存在しない領域である。こ
のテストウェーハを、フッ化アンモニウム緩衝フッ酸に
64Cuで標識したCuを0.5ppb加えた溶液に10
分間浸漬した。次いで、該テストウェーハを引き上げ、
純水で5分間リンスして乾燥し有害元素吸着ウェーハを
作成した。
【0026】次に、有害元素吸着ウェーハの領域1〜4
を有する面と、イメージングプレート〔富士写真フィル
ム(株)製〕の輝尽性螢光体層を有する面とを密着さ
せ、該イメージングプレートを露光した。
【0027】次に、露光したイメージングプレートに記
録したウェーハの放射能強度分布をイメージングアナラ
イザーBAS2000で読み取った。そのときのイメー
ジングプレートの画像を図1に示す。なお、図1中、黒
く写っている領域ほどCuの吸着量が多いことを意味し
ている。また、領域1〜4の64Cu濃度をイメージング
アナライザーBAS2000で測定されたPSLをCu
濃度既知の標準ウェーハのPSLと比較して求めた。そ
の結果、領域1〜3の64Cu濃度は、Ar注入領域が
3.6×1011atoms/cm2であり、領域2のA
s注入領域が3.7×1011atoms/cm2であ
り、領域3のB注入領域が3.7×1011atoms/
cm2であった。また、イオン注入欠陥のない領域4の
64Cu濃度は2.0×1011atoms/cm2であ
り、前記領域1〜3の64Cu濃度に比し明らかに少なか
った。本発明によれば、結晶欠陥のない又はほとんどな
い領域と結晶欠陥存在領域との濃度差の比較により、シ
リコンウェーハ表面の結晶欠陥の程度と分布が一瞥で把
握され数量的にも評価することができる。
【0028】他の図からもわかるように、64Cuは結晶
状態が良好な領域にも見られる。これらの領域は実施例
7で後述するように有機物汚染が生じ、これにより表面
準位が形成され、ごく弱い欠陥として64Cuの吸着に影
響したものと考えられる。
【0029】実施例2 実際のシリコンデバイスを製造するプロセスにおいて
は、イオン注入による欠陥を除くために必ずイオン注入
後シリコンウェーハを加熱処理(アニール)を行う。欠
陥の除去の程度は、注入領域の電気伝導度を測定し、そ
の回復の程度で確認することが広く行われている。そこ
で、実施例1と同様にして作成したテストウェーハに対
して900℃でアニールを行った。このアニール条件
は、欠陥を除去することができるものとして確認された
条件である。
【0030】次に、このテストウェーハを用いた以外
は、実施例1と同様にして有害元素吸着ウェーハを作成
し、該有害元素吸着ウェーハを用いてイメージングプレ
ートを露光し、露光したイメージングプレートに記録し
た有害元素吸着ウェーハの放射能強度分布をイメージン
グアナライザーBAS2000で読み取った。そのとき
のイメージングプレートの画像を図2に示す。また、実
施例1と同様にして、領域1〜4の64Cu濃度を測定し
た。その結果、領域1のAr注入領域の64Cu濃度は、
2.7×1011atoms/cm2であり、領域2のA
s注入領域では3.3×1011atoms/cm2 であ
り、領域3のB注入領域では3.9×1010atoms
/cm2であった。また、イオン注入欠陥のない領域4
64Cu濃度は2.3×1011atoms/cm2であ
った。前記の電気伝導度の測定値を検討した限りでは、
前記のアニールによりイオン注入欠陥は概ね消滅してい
るはずであるが、本実施例における欠陥の評価結果で
は、Asをイオン注入した領域2とArをイオン注入し
た領域1において、Cuの捕捉に関与する欠陥がかなり
存在していることが確認できた。一方、Bをイオン注入
した領域3においては、非注入領域4に比べ、1桁程度
64Cu濃度が低下しており、ウェーハ表面にCu吸着を
抑制するタイプの欠陥が存在しているものと推定され
る。
【0031】実施例3 実施例1において、N型のテストシリコンウェーハに代
えてP型のシリコンウェーハを用い、そして、それぞれ
のイオン注入のドーズ量を1桁少なくした以外は、実施
例1と同様してテストウェーハを作成した。そして、こ
のテストウェーハを用いた以外は、実施例1と同様にし
て有害元素吸着ウェーハを作成し、該有害元素吸着ウェ
ーハを用いてイメージングプレートを露光し、露光した
イメージングプレートに記録した有害元素吸着ウェーハ
の放射能強度分布をイメージングアナライザーBAS2
000で読み取った。そのときのイメージングプレート
の画像を図3に示す。また、実施例1と同様にして、領
域1〜4の64Cu濃度を測定した。その結果、領域1の
Ar注入領域の64Cu濃度は、2.2×1011atom
s/cm2であり、領域2のAs注入領域では3.2×
1011atoms/cm2 であり、領域3のB注入領域
では1.9×1011atoms/cm2であった。ま
た、イオン注入欠陥のない領域4の64Cu濃度は2.3
×1011atoms/cm2であった。P型のシリコン
ウェーハを使用し、ドーズ量が5×1013イオン/cm
2 のイオン注入を行った場合には、As注入領域2だけ
64Cuの吸着加速が認められるのに対し、B注入領域
3では、逆にCu吸着抑制型の欠陥が存在していると推
測される。
【0032】実施例4 実施例3と同様にしてテストウェーハを作成した。次
に、該ウェーハのイオン注入欠陥を減少させるために該
ウェーハに対し900℃でアニールを行った。次に、こ
のテストウェーハを用いた以外は、実施例3と同様にし
て有害元素吸着ウェーハを作成し、該有害元素吸着ウェ
ーハを用いてイメージングプレートを露光し、露光した
イメージングプレートに記録した有害元素吸着ウェーハ
の放射能強度分布をイメージングアナライザーBAS2
000で読み取った。また、実施例1と同様にして、領
域1〜4の64Cu濃度を測定したが、測定値は実施例3
とほとんど変わらなかった。
【0033】実施例3及び4ではイオン注入されたイオ
ン量が少なかったため、イオン注入による結晶欠陥発生
量は少なく(したがってアニールの効果も小さかっ
た)、高濃度に格子置換したAsとBの欠陥効果として
上記の現象が生じたものと推定される。
【0034】実施例5 実施例1と同様の有害元素吸着ウェーハを作成し、該ウ
ェーハを洗浄剤SC−1(NH4 OH:H2 2 :H2
O=1容:1容:5容、温度70℃)を用いて10分間
洗浄した。実施例1で用いた有害元素吸着ウェーハに代
えて、前記の洗浄した有害元素吸着ウェーハを用いた以
外は、実施例1と同様にして、イメージングプレートを
露光し、露光したイメージングプレートに記録した有害
元素吸着ウェーハの放射能強度分布をイメージングアナ
ライザーBAS2000で読み取った。そして、実施例
1と同様にして、領域1〜4の64Cu濃度を測定した。
その結果を表1に示す。
【0035】実施例6 実施例2と同様の有害元素吸着ウェーハを作成し、該ウ
ェーハを洗浄剤SC−1(NH4 OH:H2 2 :H2
O=1容:1容:5容、温度70℃)を用いて10分間
洗浄した。実施例2で用いた有害元素吸着ウェーハに代
えて、前記の洗浄した有害元素吸着ウェーハを用いた以
外は、実施例2と同様にして、イメージングプレートを
露光し、露光したイメージングプレートに記録した有害
元素吸着ウェーハの放射能強度分布をイメージングアナ
ライザーBAS2000で読み取った。そして、実施例
1と同様にして、領域1〜4の64Cu濃度を測定した。
その結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1から明らかなように、実施例1及び実
施例2においては、イオン注入領域1〜3の64Cu濃度
/非注入領域4の64Cu濃度比(吸着量比)が、1.8
〜1.2程度(36/20〜27/23)である(但
し、実施例2の900℃でアニールした場合のB注入領
域3を除く)。これに対し、本例のように洗浄処理を行
った場合には、900℃でアニールを行った実施例6の
As注入領域を除いて前記吸着量比が数百倍になり、濃
度差が著しく強調され、結晶欠陥の評価が容易になる。
【0038】実施例7 実験により、シリコンウェーハを浸漬する半導体処理液
の容器としてポリプロピレン材質のものを用いると、引
き上げたシリコンウェーハの洗浄が十分でない場合に
は、64Cu吸着量が著しく増大することが判明した。こ
の原因はプラスチック添加剤のステアリン酸石鹸にある
ことを見出し、さらに検討を続けたところ、結晶欠陥を
評価しようとするシリコンウェーハの表面がステアリン
酸や機械油のような有機質で汚染されていると、同様に
64Cu吸着が加速されることが判明した。この加速は有
機物汚染により表面準位が生じたためと推測される。
【0039】このような異常現象はシリコンウェーハ表
面の有機汚染に対し強力な除去能力のあるSC−1洗浄
を施した実施例5及び実施例6の場合には全く認められ
なかった。そこで、実験において、使用したテストウェ
ーハの全てについて波長184.9nm及び253.7
nmの紫外線を照射し、発生したオゾンにより有機物を
分解除去した。そして、十分に洗浄して清浄化したポリ
カーボネート製製容器内で該テストウェーハを浸漬処理
することにより、64Cu吸着の再現性が著しく向上し、
ウェーハ表面の結晶欠陥の評価が容易になった。
【0040】実施例8 シリコンウェーハ上に形成した酸化膜に対してリソグラ
フィ技術を適用して5mm間隔の井桁状に酸化膜を除去
してシリコン結晶露出部を作成した。次に、残った酸化
膜をマスクとし、リアクティブイオンエッチングを行っ
て、シリコンウェーハ表面に深さ0.5μmの井桁状の
溝を形成した。次に、フッ酸を用いて前記の酸化膜を除
いて、シリコンウェーハ全面がシリコン結晶面となるよ
うにしたテストウェーハを作成した。次に、このテスト
ウェーハを、1:100稀フッ酸水溶液に64Cuで標識
したCuを0.5ppb加えた溶液に3分間浸漬した。
次いで、該ウェーハを引き上げ、純水で5分間リンスし
て乾燥し有害元素吸着ウェーハを作成した。実施例1で
用いた有害元素吸着ウェーハに代えて、本例の有害元素
吸着ウェーハを用いた以外は、実施例1と同様にして、
イメージングプレートを露光し、露光したイメージング
プレートに記録した有害元素吸着ウェーハの放射能強度
分布をイメージングアナライザーBAS2000で読み
取った。そして、リアクティブイオンエッチングによる
結晶欠陥領域及び結晶性のよい非エッチング領域の64
u濃度をイメージングアナライザーBAS2000で測
定されたPSLをCu濃度既知の標準ウェーハのPSL
と比較して求めた。その結果、該結晶欠陥領域の64Cu
濃度は、1×1011atoms/cm2であったのに対
し、非エッチング領域の64Cu濃度は(7〜8)×10
9 atoms/cm2程度であった。この64Cu濃度を
比較することにより、欠陥領域の評価を容易に行うこと
ができる。
【0041】実施例9 半導体製造工程で用いられる一般的なリソグラフィ手法
により、シリコンウェーハ(N型)表面にAsのイオン
注入領域(1cm×1cm)を選択的に多数形成してテ
ストウェーハを作成した。なお、イオン注入のドーズ量
は、実施例1と同程度であった。次に、このテストウェ
ーハを、稀薄なSC−1洗浄液(NH4 OH:H
2 2 :H2 O=0.1容:1容:5容)に59Feで標
識したFe0.5ppbを添加した溶液(温度70℃)
に10分間浸漬した。次いで、該ウェーハを引き上げ、
純水で10分間リンスして乾燥し有害元素吸着ウェーハ
を作成した。実施例1で用いた有害元素吸着ウェーハに
代えて、本例の有害元素吸着ウェーハを用いた以外は、
実施例1と同様にして、イメージングプレートを露光
し、露光したイメージングプレートに記録した有害元素
吸着ウェーハの放射能強度分布をイメージングアナライ
ザーBAS2000で読み取った。そして、イオン注入
領域及び非注入領域の59Fe濃度をイメージングアナラ
イザーBAS2000で測定されたPSLを59Fe濃度
既知の標準ウェーハのPSLと比較して求めた。その結
果、非注入領域の59Fe濃度は、(7〜10)×1011
atoms/cm2であるのに対し、イオン注入領域の
59Fe濃度は、(2〜4)×1011atoms/cm2
であった。本例で用いたテストウェーハには、実施例2
に見られたような金属吸着抑制型の欠陥が生じているも
のと推測される。
【0042】実施例10 シリコン単結晶成長時に発生する有害欠陥であるスワー
ル(swirl) 欠陥をもつシリコンウェーハを用意した。こ
のシリコンウェーハを酸化雰囲気下に1000℃で8時
間熱処理を行った。そして、シリコンウェーハ表面に生
じた酸化膜をフッ酸を用いて除去してテストウェーハを
作成した。そして、実施例8で用いたテストウェーハに
代えて、本例で作成したテストウェーハを用いた以外
は、実施例8と同様にしてイメージングプレートによる
画像を観察した。その結果、該画像には、明らかに渦巻
状の不規則な64Cu吸着部分が認められた。本発明の評
価方法では、このような熱処理によってシリコンウェー
ハ中の表面近傍に潜在する結晶欠陥をも顕現させて評価
ができることが判明した。
【0043】
【発明の効果】本発明の評価方法は、従来の方法では不
可能であった、シリコンウェーハの表面欠陥の分布の視
覚的な画像化に成功し、その結果シリコンウェーハ全表
面の表面欠陥の程度と分布が一瞥で把握することができ
る。また、表面欠陥の程度を数量的にも評価することが
できる。
【0044】この方法は、不良品の発生に直結するシリ
コンウェーハの表面欠陥を検出することができるので、
シリコンウェーハ及びシリコンデバイスの製造プロセス
において、ウェーハ及びデバイスの歩留まりの向上、品
質の維持のような管理面において大きな有用性を有する
ものと期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において、イメージングプレートに記
録したウェーハの放射能強度分布をイメージングアナラ
イザーBAS2000で読み取った画像を写した図面代
用写真である。
【図2】実施例2において、イメージングプレートに記
録したウェーハの放射能強度分布をイメージングアナラ
イザーBAS2000で読み取った画像を写した図面代
用写真である。
【図3】実施例3において、イメージングプレートに記
録したウェーハの放射能強度分布をイメージングアナラ
イザーBAS2000で読み取った画像を写した図面代
用写真である。
【符号の説明】
1:Arのイオン注入領域 2:Asのイオン注入領域 3:Bのイオン注入領域 4:非注入領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01N 23/223 H01L 21/265

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 半導体を製造するプロセスにおいて
    有害である汚染元素に対応した放射性同位元素を含有す
    る半導体処理液を調製し、 (B)結晶表面を露出したシリコンウェーハを前記の半導
    体処理液と接触させ、前記の汚染元素に対応した放射性
    同位元素を吸着させて有害元素吸着ウェーハを得、 (C)前記の有害元素吸着ウェーハ表面の放射能強度分布
    のパターンを輝尽性蛍光体層に潜像として記憶させ、 (D)前記の輝尽性蛍光体層に記憶された放射能強度分布
    のパターンを画像として読み出し、該画像に示された有
    害元素吸着ウェーハ表面の放射能強度分布を測定する、
    ことからなるシリコンウェーハの表面欠陥の評価方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記の
    表面欠陥が、シリコンウェーハ表面の結晶欠陥、不純物
    汚染により形成された表面準位、又はそれらの組み合わ
    せである評価方法。
  3. 【請求項3】 前記の(A) 工程に用いる放射性同位元素
    が、64Cu、61Cu、59Fe、57Ni、22Na、24Na、43Ca、198A
    u 又は18Fである請求項1又は2に記載の評価方法。
  4. 【請求項4】 前記の(B)工程において、得られた有害
    元素吸着ウェーハに対して吸着させた前記の汚染元素に
    対応した放射性同位元素の80〜98%を除去する洗浄処理
    を施した後、該ウェーハを前記の(C)工程に供する、請
    求項1に記載の評価方法。
  5. 【請求項5】 前記の (B)工程に用いるシリコンウェー
    ハが、シリコンウェーハ製造時又はシリコンデバイス製
    造時のシリコンウェーハに加熱処理を施したものである
    請求項1に記載の評価方法。
JP26349495A 1994-09-16 1995-09-18 シリコンウェーハの表面欠陥の評価方法 Expired - Fee Related JP3465007B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26349495A JP3465007B2 (ja) 1994-09-16 1995-09-18 シリコンウェーハの表面欠陥の評価方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-259901 1994-09-16
JP25990194 1994-09-16
JP26349495A JP3465007B2 (ja) 1994-09-16 1995-09-18 シリコンウェーハの表面欠陥の評価方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08191090A JPH08191090A (ja) 1996-07-23
JP3465007B2 true JP3465007B2 (ja) 2003-11-10

Family

ID=26544346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26349495A Expired - Fee Related JP3465007B2 (ja) 1994-09-16 1995-09-18 シリコンウェーハの表面欠陥の評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3465007B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4382438B2 (ja) 2002-11-14 2009-12-16 株式会社東芝 半導体ウェーハの検査方法、半導体装置の開発方法、半導体装置の製造方法、および半導体ウェーハ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08191090A (ja) 1996-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Istratov et al. Iron contamination in silicon technology
JP5336083B2 (ja) 放射線記憶蛍光体及びその応用
US5643404A (en) Method for examination of silicon wafer surface defects
Shimizu et al. Nondestructive diagnostic method using ac surface photovoltage for detecting metallic contaminants in silicon wafers
JPH03219000A (ja) シリコンウエハのエッチング方法および洗浄方法
JP3465007B2 (ja) シリコンウェーハの表面欠陥の評価方法
Li et al. Picosecond Absorption Spectroscopy of Excited States in Ba Br Cl with and without Eu Dopant and Au Codopant
JPH10223713A (ja) 熱処理評価用ウェ−ハおよびこれを用いた熱処理評価方法
JP3263716B2 (ja) 半導体表面に対する洗浄効果評価法
JP2000193597A (ja) シリコンウェーハ表面の検査方法
Verheijke et al. Application of neutron activation analysis in the field of silicon technology for the modern electronic industry
KR19980081012A (ko) 반도체 기판 내부의 세정방법
JP2508530B2 (ja) 歪付けウエハのゲツタリング能力の評価方法
JP2001196433A (ja) シリコンウェーハのCu濃度測定方法
JP3789004B2 (ja) ウェーハ内部のCu除去方法およびバルク中のCuの濃度測定方法ならびに低Cu濃度のシリコンウェーハ
Hoppe et al. A method for removing surface contamination on ultra-pure copper spectrometer components
JP5074831B2 (ja) 半導体ウェハのバルク中の不純物金属の析出方法、半導体ウェハの分析方法、及びバルク中に不純物Cuのない半導体ウェハの製造方法
JP2847228B2 (ja) 半導体治具材料の評価方法
JP2612024B2 (ja) シリコンウェハ汚染試料の作成方法
JP3917245B2 (ja) シリコンウェーハ及び熱処理用ボート、チューブの評価方法
JP2002270657A (ja) 半導体デバイス用基板内の有害金属分布状態評価方法
Armitage Testing and application of luminescence techniques using sediment from the southeast African coast
JPH02224243A (ja) 洗浄装置及び洗浄度測定方法
TW480643B (en) Method for detecting metal on silicon chip by implantation of arsenic ions
CN114509450A (zh) 借助少子寿命表征硅片吸除金属杂质效率的装置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees