JP3462219B2 - 洗濯漂白剤組成物 - Google Patents

洗濯漂白剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、汚れた織物の漂白に関し、そして洗濯洗浄
剤、好ましくは洗濯前処理剤として使用するのに適した
組成物に関する。
発明の背景 過酸素漂白剤を含む組成物は、洗濯洗浄剤、洗濯添加
剤として又は洗濯前処理剤としても洗濯への利用が広範
囲にわたって記載されていた。
確かに、洗濯用の処理において、例えばグリース、コ
ーヒー、お茶、草、泥/粘土を含有する汚れ等のよう
な、汚れの除去が特に困難である固まったしみ/汚れの
除去の促進のために、そのような過酸素漂白剤含有組成
物の使用は知られている。
しかし、このような過酸素漂白剤含有組成物との組合
わせの不利益は、その組成物が特に前処理剤として使用
された時、即ち直接に織物に(混ぜもののない状態で)
適用し、織物を洗う前にある一定の長さの間作用させる
ために織物上に残す時に、引っ張り強度の低下及び/又
は色彩の損傷という点で織物を傷つけるということであ
ることが見出された。
従って、本発明の目的は、漂白、特に組成物を洗う前
にある長さの間、混ぜもののない状態で織物に接触させ
るように残すような前処理への応用において、織物に対
する安全性及び/又は織物の色彩の安定性のより改良さ
れたものを提供することである。
確かに過酸化水素のような過酸素漂白剤を含む組成物
で織物を処理する時、織物表面上の銅及び/又は鉄及び
/又はマンガン及び/又はクロムのような金属イオンの
存在、及び/又は過酸素漂白剤含有組成物と接触した後
での織物への太陽光からのUV放射への曝露が織物に損傷
を与え、織物繊維の引っ張り強度の低下及び/又は織物
の色彩損傷を引き起こす結果となるということが見出さ
れた。確かに、織物表面上,特にセルロース性繊維の表
面上の銅及び/又は鉄及び/又はマンガン及び/又はク
ロムのような金属イオンの存在、及び/又は織物の太陽
光からのUV放射への曝露は、過酸化水素のような過酸素
漂白剤のラジカル分解を触媒すると推測される。従っ
て、ラジカル反応はフリーラジカルの発生を伴って織物
の表面上で起こり、引っ張り強度の低下という結果とな
ると信じられる。更に、このフリーラジカルの生成は、
織物中に存在するある種の染料の活発な分解をもたら
し、その結果脱色及び/又は色合いの変化として見るこ
とのできる染料分子の化学的な損傷をもたらすと推測さ
れる。染色した織物に普通に存在する染料は、銅−フォ
ルマザン染料又は金属−アゾ染料のような金属含有染料
を含む。
改良された織物の安全性及び/又は色彩の安定性は、
過酸素漂白剤、没食子酸プロピル及び抗酸化剤を含む液
体漂白剤組成物を形成することによって達成できること
が今や見出された。更に詳しくは、織物漂白用の過酸素
漂白剤含有組成物において、没食子酸プロピルと共に抗
酸化剤の使用は、そのような組成物で、特に前処理用途
において漂白した織物に色彩の損傷及び/又は織物の損
傷を著しく減少させると言うことが見出された。
本発明の利点は、例えば漂白できるしみ及び/又はグ
リース性のしみのような広い範囲のしみ及び汚れについ
てもまた、優れた洗濯性能を提供するということであ
る。
本発明の他の利点は、本発明の組成物がいかなる洗濯
への応用に、例えば洗濯洗浄剤又は洗濯添加剤として使
用される時、及び特に洗濯前処理剤、又は硬表面洗浄剤
のようなその他の応用においてさえも優れた性能を提供
するということである。
まだその他の利点は、この組成物が長期間貯蔵しても
物理的及び化学的に安定であるということである。
EP−B−209228は、過酸化水素のような過酸素源、ア
ミノポリホスフォネートキレートのような金属キレート
剤、及び全組成物の0.005重量%から0.04重量%のフリ
ーラジカル捕捉剤を含む組成物を開示している。没食子
酸プロピルは開示していない。
欧州特許出願第95870082.5号は、2種類のラジカル捕
捉剤と任意にキレート剤を含む過酸素漂白剤含有組成物
を開示している。抗酸化剤は記載されていない。
欧州特許出願第95870079.1号は、ポリアミンと任意に
キレート剤とラジカル捕捉剤を含む過酸素漂白剤含有組
成物を開示している。抗酸化剤は記載されていない。
これらの特許出願の何れにおいても、過酸素漂白剤含
有組成物において、織物がこの組成物で漂白される時
に、抗酸化剤と共に没食子酸プロピルを使用することが
織物の引っ張り強度の低下及び/又は織物の色彩損傷を
減少することについては何も触れておらず、示唆もして
いない。
発明の要約 本発明は、過酸素漂白剤、全組成物の0.001重量%か
ら10重量%の没食子酸プロピル及び全組成物の0.001重
量%から10重量%の抗酸化剤を含む織物の漂白に適した
液体組成物を包含する。好ましい態様では、組成物は更
にキレート剤を含む。
本発明は、更に、ここに定義するような液体組成物か
ら出発する、織物を漂白する方法を包含する。この方法
は、織物を混ぜ物のない(neat)又は希釈した液体漂白
剤組成物と接触させ、引き続きその織物をすすぐ工程を
含む。好ましい態様では、織物が「前処理」される時、
組成物は混ぜ物のない状態で織物に適用され、織物は引
き続いて通常の洗濯サイクルの中で洗浄される。
発明の詳細な記載 本発明は、過酸素漂白剤、全組成物の0.001重量%か
ら10重量%の没食子酸プロピル及び全組成物の0.001重
量%から10重量%の抗酸化剤を含む液体組成物を含有す
る。
必須の成分として、本発明の組成物は、過酸素漂白剤
又はこれらの混合物を含む。確かに、過酸素漂白剤の存
在は、優れた漂白性と洗浄性の効果を与える。ここで使
用するのに適した過酸素漂白剤は、過酸化水素、水溶性
の過酸化水素源、及びこれらの混合物である。ここで使
用する場合、過酸化水素源はこの化合物が水と接触した
時にパーヒドロキシルイオンを生成するいかなる化合物
も含まれる。
ここで使用するための適切な過酸化水素の水溶性の原
料には、過炭酸塩、過珪酸塩(persilicates)、モノパ
ーサルフェートのような過硫酸塩、過硼酸塩、ジパーオ
キシドデカン酸(DPDA)のようなパーオキシ酸、パーフ
タル酸マグネシウム、パーラウリン酸、過安息香酸、及
びアルキル過安息香酸、ハイドロパーオキサイド、脂肪
族及び芳香族ジアシルパーオキサイド、及びこれらの混
合物を含む。ここで好ましい過酸素漂白剤は、過酸化水
素、ハイドロパーオキサイド及び/又はジアシルパーオ
キサイドである。過酸化水素がここで最も好ましい過酸
素漂白剤である。
ここで使用するための適切なハイドロパーオキサイド
は、ターシャリブチルハイドロパーオキサイド、クミル
ハイドロパーオキサイド、2,4,4,−トリメチルペンチル
−2−ハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼ
ン−モノハイドロパーオキサイド、ターシャリーアミル
ハイドロパーオキサイド、及び2,5−ジメチル−ヘキサ
ン−2,5−ジハイドロパーオキサイドである。このよう
なハイドロパーオキサイドは、優れた漂白作用を発揮し
ている間、織物や色に対して特に安全であるという利点
を有する。
ここで使用するための適切な脂肪族ジアシルパーオキ
サイドは、ジラウロイルパーオキサイド、ジデカノイル
パーキサイド、ジミリストイルパーオキサイド、又はこ
れらの混合物である。ここで使用するための適切な芳香
族ジアシルパーオキサイドは、例えばベンゾイルパーオ
キサイドである。このようなジアシルパーオキサイド
は、優れた漂白作用を発揮している間、織物や色に対し
て特に安全であるという利点を有する。
典型的には、この組成物は、全組成物の0.1重量%か
ら20重量%、好ましくは1重量%から15重量%、最も好
ましくは2重量%から10重量%の過酸素漂白剤又はこれ
らの混合を含有する。
本発明による第2の必須の成分として、没食子酸プロ
ピルを含む。典型的には、この組成物は、全組成物の0.
001重量%から10重量%、好ましくは0.002重量%から5
重量%、更に好ましくは0.005重量%から2重量%、最
も好ましくは0.05重量%から1重量%の没食子酸プロピ
ルを含有する。
没食子酸N−プロピルは、商品名Nipanox S1でNipa L
aboratoriesから商業的に入手できる。
本発明による第3の必須の成分として、抗酸化剤又は
これらの混合物を含む。典型的には、この組成物は、全
組成物の0.001重量%から10重量%、好ましくは0.002重
量%から5重量%、更に好ましくは0.005重量%から2
重量%、最も好ましくは0.01重量%から1重量%の抗酸
化剤又はこれらの混合物を含有する。
ここで「抗酸化剤」の用語によって、酸化された没食
子酸プロピルを酸化されない形に再生することができる
いかなる混合物をも意味する。
ここで使用するための適切な抗酸化剤は、クエン酸、
アスコルビン酸、酒石酸、アジピン酸、及びソルビン
酸、又はレシチンのようなアミン類、又はグルタミン、
メチオニン、及びシステインのようなアミノ酸、又はア
スコルビン酸パルミテート、アスコルビン酸ステアレー
ト及びトリエチルシトレートのようなエステル、又はこ
れらの混合物を含む。
ここで使用するための好ましい抗酸化剤は、クエン
酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸パルミテート、レ
シチン又はこれらの混合物であり、更に好ましくはクエ
ン酸である。
本発明は、過酸素漂白剤、没食子酸プロピル及び抗酸
化剤を含む液体組成物を汚れた織物の漂白に使用する
時、何ら抗酸化剤を含まない同じ組成物を使用した時に
比べて、引っ張り張力の低下に起因する織物の損傷が減
少するという知見に基づく。
言い換えれば、過酸素漂白剤組成物において、没食子
酸プロピルと抗酸化剤の使用が、該組成物で処理された
後、特に前処理の適用の後で、織物表面上の銅及び/又
は鉄及び/又はマンガン及び/又はクロムの存在によっ
て、及び/又は織物の太陽光からのUV放射への曝露によ
って引き起こされる引っ張り張力の低下を著しく減少す
ることを可能にする。ここで前処理においては、前処理
された織物が洗濯される前に組成物が長い時間、例えば
24時間の間織物の表面上に残り、及び/又は織物が高い
濃度の銅及び/又は鉄及び/又はマンガン及び/又はク
ロム、例えば織物1グラム当たり約50ppmの銅によって
汚染され、及び/又は織物が長い期間、例えば約12時間
の間太陽光の曝露におかれる。
織物の引っ張り強度の低下は、引っ張り強度法(Tens
ile Strength method)を採用して測定することができ
る。この方法は、破壊するまで織物を引っ張ることによ
って与えられた織物の引っ張り強度を測定することから
なる。織物を破壊するのに必要な「kg」で表わした力
が、「極限引っ張り応力」(Ultimate Tensile Stres
s)であり、INSTRON社から入手できるStress−Strain I
NSTRONで測定することができる。引っ張り強度の低下
は、参照として使用した織物、即ち漂白されていない織
物の引っ張り強度と、漂白された後の同じ織物の引っ張
り強度の間の差である。引っ張り強度の低下がゼロは、
織物の損傷が観測されないことを意味する。
本発明は、更に、没食子酸プロピルと抗酸化剤を含む
組成物を含む過酸素漂白剤で汚れた染色した織物を漂白
した時に観察される、漂白に敏感な染料又は金属染料の
ような染色された織物に存在するある種の染料の色彩の
損傷、即ち変色及び/又は脱色は、いかなる抗酸化剤も
使用しない同じ組成物を使用した時に観察される変色及
び/又は脱色に比べて低下するという知見に基づく。こ
の変色及び/又は脱色の低下は、特に組成物が洗濯前に
汚れた染色した織物上に長い期間、例えば24時間の間残
される前処理の適用の場合に観察される。言い換えれ
ば、織物の漂白のために、過酸素漂白剤含有組成物で抗
酸化剤と共に没食子酸プロピルの使用が、銅−フォルマ
ザン染料及び/又は金属アゾ染料を含む漂白に敏感な染
料及び/又は金属含有染料のような染色織物の表面に一
般的に存在する染料の分解(酸化)を防止することを可
能にする。
染色織物の色彩の損傷は、目視の格子付け及び/又は
HunterLab Tristimulus MINISCANで器具による方法で、
本発明によって漂白された染色織物と例えば抗酸化剤を
含まない参照組成物で漂白された染色織物とを一つづつ
比較して評価することができる。
引っ張り強度の低下の低下及び/又は色彩損傷の低下
もまた、漂白性能やしみの除去性能に悪影響を及ぼすこ
となく本発明によって達成される。
金属イオン又は太陽光からのUV放射の存在が、例えば
過酸化水素のような過酸素漂白剤のラジカル分解を触媒
するということが推測される。従って、ラジカル分解
は、フリーラジカルの生成で起こる。かかるフリーラジ
カル反応は、自己増殖性で、停止物質が形成するまで連
鎖反応になり、過酸素漂白剤を不活性化する。一旦生成
したフリーラジカルは、又織物と相互作用して織物の引
っ張り強度を低下させ、及び/又は織物に存在する染料
と結合し、その結果色彩損傷となる。没食子酸プロピル
と抗酸化剤は、共に織物のひっぱり強度及び/又は色彩
損傷を低下させるべく作用すると推測される。確かに、
没食子酸プロピルは生成したフリーラジカルと反応して
フリーラジカル形成の連鎖機構を減少し、それ自身が酸
化されてフリーラジカルを不活性化すると信じられる。
抗酸化剤は、更に酸化された没食子酸プロピルを没食子
酸プロピルに再生することに寄与し、従って生成したフ
リーラジカルの不活性化に対して没食子酸プロピルをよ
り有用にすると推測される。
本発明の組成物の利点は、又長い期間貯蔵してもそれ
らが物理的及び化学的に安定であるということである。
更に具体的には、本発明の組成物において、没食子酸プ
ロピルと抗酸化剤は長期間の保存に対し該組成物の優れ
た化学的な安定性に貢献する。確かに、この組成物に使
用される抗酸化剤の第2の利点は、それらが漂白環境に
存在する酸素を吸収し、漂白組成物中に存在する酸化性
の成分、即ち過酸素漂白剤、香料、染料等の酸化分解を
低下させるということである。
ここで組成物の化学的な安定性は、組成物を製造した
後の決められた貯蔵期間での有効酸素(しばしばAvO2
記される)の濃度を測定して評価することができる。有
効酸素の濃度は、よう素滴定法、チオ硫酸滴定法、過マ
ンガン滴定法及びセリウム滴定法のようなこの分野で知
られた化学滴定法によって測定することができる。この
方法及び適当な方法の選択基準は、例えば、W.C.Schum
b,C.N.Satterfield及びR.L.Wentworthの「Hydrogen Per
oxide」Reinhold Publishing Corporation,New York,19
55及びDaniel Swern編「Organic Peroxide」Wiley Int.
Science,1970に記載されている。
ここで「物理的に安定」の用語によって、50℃で14日
間で組成物の相分離が起こらないことを意味する。
本発明の組成物は、非常に好ましい任意成分として、
キレート剤を含んでもよい。適切なキレート剤には、例
えばホスホン酸塩キレート剤、アミノカルボン酸塩キレ
ート剤、その他のカルボン酸塩キレート剤、多価官能性
置換の芳香族キレート剤、エチレンジアミン−N,N'−ジ
コハク酸又はこれらの混合物からなるグループから選ば
れるもののようなこの分野で良く知られたいかなるもの
でもよい。キレート剤は、それが更に本発明の組成物の
利点、即ち特に洗濯前処理使用において織物の引っ張り
強度の低下及び/又は色彩損傷を少なくすることに貢献
するので望ましいものである。確かに、キレート剤は織
物の表面に及び/又は漂白組成物(混ぜもののない又は
希釈した)中に存在する、さもなくば過酸素漂白剤のラ
ジカル分解に寄与する金属イオンを不活性化する。
ここで使用する適切なホスホン酸塩キレート剤は、ア
ミノアミノトリ(メチレンホスホン酸)(ATMP)、ニト
リロトリメチレンホスホン酸塩(NTP)、エチレンジア
ミンテトラメチレンホスホン酸塩、及びジエチレントリ
アミンペンタメチレンホスホン酸塩(DTPMP)のみなら
ず、エタン−1−ヒドロキシジホスホン酸アルカリ金属
塩(HEDP)、アルキレンポリ(アルキレンホスホネー
ト)を含む。ホスホン酸塩化合物は、その酸の形とし
て、又は酸性官能基の一部又は全部が異なったカチオン
の塩としての何れでも存在できる。ここに使用する好ま
しいホスホン酸塩キレート剤は、ジエトレントリアミン
ペンタメチレンホスホネート(DTPMP)及びエタンジヒ
ドロキシジホスホネート(HEDP)である。かかるホスホ
ン酸塩キレート剤は、Monsantoから商品名DEQUESTで商
業的に利用できる。
多価官能性に置換した芳香族キレート剤もまた、この
組成物に有用である。1974年5月21日発行のConnorらの
米国特許第3,812,044号参照。酸型のこの種類の好まし
い化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルフォベン
ゼンのようなジヒドロキシジスルフォベンゼンである。
ここで使用する好ましい生分解性のキレート剤は、エ
チレンジアミン−N,N'−ジコハク酸、又はそのアルカリ
金属塩、又はアルカリ土類金属塩、又はアンモニウム塩
又は置換アンモニウム塩、又はこれらの混合物である。
エチレンジアミン−N,N'−ジコハク酸、特に(S,S)異
性体は、1987年11月3日発行のHartmanとPerkinsの米国
特許第4,704,233号に詳しく記載されている。エチレン
ジアミン−N,N'−ジコハク酸は、例えばPalmer Researc
h Labratoriesから商品名ssEDDSで商業的に利用でき
る。
ここで使用する適当なアミノカルボン酸塩は、エチレ
ンジアミンテトラアセテート、ジエチレントリアミンペ
ンタアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテー
ト(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミント
リアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジア
ミンテトラプロピオネート、トリエチレンテトラアミン
ヘキサアセテート、エタノール−ジグリシン、プロピレ
ンジアミンテトラ酢酸(PDTA)、及びメチルグリシンジ
酢酸(MGDA)、これらの酸型及びアルカリ金属、アンモ
ニウム、及び置換アンモニウム塩型の両者を含む。ここ
で使用する特に適切なアミノカルボン酸塩は、ジエチレ
ントリアミンペンタ酢酸、プロピレンジアミンテトラ酢
酸(PDTA)であり、これらは、例えば商品名Trilon FS
及びメチルグリシンジ酢酸(MGDA)でBASFから商業的に
入手できる。
更にここで使用するカルボン酸塩キレート剤は、サリ
チル酸、アスパラギン酸、グルタアミン酸、グリシン、
マロン酸、又はこれらの混合物を含む。
ここで使用するその他のキレート剤は、次の式で表わ
される: ここで、R1、R2、R3及びR4は、独立に−H、アルキル、
アルコキシ、アリール、アリーロキシ、−Cl、−Br、−
NO2、−C(O)R'及び−SO2R"からなるグループから選
ばれ;R'は−H、−OH、アルキル、アルコキシ、アリー
ル、アリーロキシからなるグループから選ばれ;R"はア
ルキル、アルコキシ、アリール、アリーロキシからなる
グループから選ばれ;R5、R6、R7及びR8は、独立に−H
及びアルキルからなるグループから選ばれる。
ここで使用する特に好ましいキレート剤は、アミノア
ミノトリ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミ
ノペンタ酢酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホ
スホネート、1−ヒドロキシエタンジホスホネート、エ
チレンジアミンN,N'−ジコハク酸、及びこれらの混合物
である。
典型的に、本発明の組成物は、全組成物の5重量%ま
で、好ましくは0.01重量%から1.5重量%、更に好まし
くは0.01重量%から0.5重量%のキレート剤又はそれら
の混合物を含む。
本発明の組成物は、固体又は気体に対して液体の組成
物である。ここで使用する時、「液体」は「ペースト
状」の組成物も含む。本発明の液体組成物は、好ましく
は20℃で50rpmのせん断速度で、5cpsから10000cpsの粘
度を有する。
好ましくはこの液体組成物は水性である。かかる水性
組成物は、1から11、好ましくは2から6、更に好まし
くは2から5.5のpHを有する。組成物のpHは、有機又は
無機の酸又はアルカリ化剤を使用して調節できる。
本発明の組成物は、更に、ノニオン性、アニオン性、
カチオン性、双イオン性及び/又は両性界面活性剤を含
む当業者に知られたいかなる界面活性剤も含んでもよ
い。
従って、本発明の組成物は、更にノニオン性界面活性
剤又はこれらの混合物を含む。典型的には、本発明の組
成物は、全組成物の0.01重量%から50重量%、好ましく
は0.1重量%から35重量%、更に好ましくは0.5重量%か
ら30重量%のノニオン性界面活性剤又はこれらの混合物
を含んでもよい。
ここで使用する適切なノニオン性界面活性剤は、脂肪
アルコールエトキシレート及び/又はプロポキシレート
であり、これらは多くの種類の脂肪アルコール鎖長と種
々のエトキシル化度で商業的に利用できる。確かに、か
かるアルコキシル化ノニオン界面活性剤のHLB値は、本
質的に脂肪アルコールの鎖長、アルコキシル化の種類及
びアルコキシル化の程度に依存する。界面活性剤のカタ
ログは、それぞれのHLB値と共に、ノニオンを含む多数
の界面活性剤のリストが利用できる。
ここで使用するノニオン性界面活性剤を製造する適切
な化学的プロセスは、相当するアルコールに所望の比率
でアルキレンオキサイドを縮合することを含む。かかる
プロセスは当業者に良く知られており、その技術におい
て詳しく記載されている。
ここで使用する特に適切なノニオン性界面活性剤は、
HLB(親水性−疎水性バランス)が16以下、好ましくは1
5以下、更に好ましくは12以下、最も好ましくは10以下
である疎水性ノニオン性界面活性剤である。これらの疎
水性ノニオン性界面活性剤は良好なグリース除去特性を
与えることが見出された。
本発明の組成物に使用する好ましい疎水性界面活性剤
は、16以下のHLBで、かつ式RO−(C2H4O)−(C3H6
mHで表わされる界面活性剤である。ここで、RはC6から
C22のアルキル鎖又はC6からC28のアルキルベンゼン鎖で
あり;n+mは0から20、nは0から15、mは0から20で
あり、好ましくはn+mは1から15、nとmは0.5から1
5であり、更に好ましくはn+mは1から10、nとmは
0から10である。ここで使用する好ましいR鎖は、C8か
らC22のアルキル鎖である。従って、ここで使用する適
切な疎水性ノニオン性界面活性剤は、DobanolR 91−2.5
(HLB=8.1、RはC9からC11アルキル鎖の混合物、nは
2.5、mは0である)、又はLutensolR TO3(HLB=8、
RはC13のアルキル鎖、nは3、mは0である)、又はL
utensol3 AO3(HLB=8、RはC13とC15のアルキル鎖の
混合物、nは3、mは0である)、又はTergitolR 25L3
(HLB=7.7、RはC12とC15の範囲のアルキル鎖、nは
3、mは0である)、又はDobanolR 23−3(HLB=8.
1、RはC12とC13アルキル鎖の混合物、nは3、mは0
である)、又はDobanolR 23−2(HLB=6.2、RはC12と
C13アルキル鎖の混合物、nは2、mは0である)、又
はDobanolR 45−7(HLB=11.6、RはC14とC15アルキル
鎖の混合物、nは7、mは0である)、又はDobanolR 2
3−6.5(HLB=11.9、RはC12とC13アルキル鎖の混合
物、nは6.5、mは0である)、又はDobanolR 25−7
(HLB=12、RはC12とC15アルキル鎖の混合物、nは
7、mは0である)、又はDobanolR 91−5(HLB=11.
6、RはC9とC11アルキル鎖の混合物、nは5、mは0で
ある)、又はDobanolR 91−6(HLB=12.5、RはC9とC1
1アルキル鎖の混合物、nは6、mは0である)、又はD
obanolR 91−8(HLB=13.7、RはC9とC11アルキル鎖の
混合物、nは8、mは0である)、又はDobanolR 91−1
0(HLB=14.2、RはC9とC11アルキル鎖の混合物、nは1
0、mは0である)、又はこれらの混合物である。ここ
で好ましいものは、DobanolR 91−2.5、又はLutensolR
TO3又はLutensolR AO3又はTergitolR 25L3又はDobanolR
23−3又はDobanolR 23−2又はこれらの混合物であ
る。これらのDobanolR界面活性剤はSHELLから商業的に
入手できる。これらのLutensolR界面活性剤はBASFから
商業的に入手でき、これらのTergitolR界面活性剤はUNI
ON CARBIDEから商業的に入手できる。
好ましくは本発明の組成物は、更にアニオン性界面活
性剤又はこれらの混合物を含む。親水性化合物であるか
かるアニオン性界面活性剤は、疎水性界面活性剤のネガ
テイブの作用を釣り合わせるように疎水性界面活性剤と
一緒に作用する。かかるアニオン性界面活性剤は、湿潤
剤として作用する、即ち洗濯への使用ではそれは織物、
特に疎水性の織物のしみを湿らせ、過酸素漂白剤、典型
的には過酸化水素を助け、漂白作用によって漂白できる
しみへの改良された洗濯性能に寄与する。更に、ここで
アニオン性界面活性剤は、この組成物が疎水性界面活性
剤のような疎水性の成分を含む時でさえも、透明な組成
物が得られる。典型的には、本発明の組成物は、全組成
物の0.1重量%から20重量%、好ましくは0.2重量%から
15重量%、更に好ましくは0.5重量%から13重量%のア
ニオン性界面活性剤を含んでもよい。
特に、ここでの使用に適したものは、スルフォネート
及びサルフェート界面活性剤である。アニオン性界面活
性剤はこの分野で良く知られており、商業的な界面活性
剤に広い応用が見られる。これらのアニオン性界面活性
剤には、C8−C22アルキルベンゼンスルフォネート(LA
S)、C8−C22アルキルサルフェート(AS)、オレイルサ
ルフェートのような不飽和サルフェート、C10−C18アル
キルアルコキシサルフェート(AES)、及びC10−C18ア
ルキルアルコキシカルボキシレートを含む。アニオン性
合成スルフォネート及び/又はサルフェートに対する中
和するカチオンは、ナトリウム、カリウム、アルカノー
ルアンモニウムのような洗浄剤技術で広く使用される一
般的なカチオンによって代表される。ここで好ましいも
のは、アルキルサルフェート、特にアルキル鎖に6から
18の、好ましくは8から15の炭素原子又はこれらの混合
物を有する椰子アルキルサルフェートである。
本発明の組成物は、更に、非常に好ましい任意成分と
して、2−アルキルアルカノール又はこれらの混合物の
ような泡抑制剤を含んでもよい。本発明に使用するため
に特に適切なものは、6から16、好ましくは8から12の
炭素原子のアルキル鎖及び末端水酸基を有し、このアル
キル鎖が1から10、好ましくは2から8、より好ましく
は3から6の炭素原子のアルキル鎖によってα位で置換
されたものである2−アルキルアルカノールである。こ
のような適切な化合物は、例えばisofol 12(2−ブチ
ルオクタノール)又はisofol 16(2−ヘキシルデカノ
ール)のようなisofolシリーズで商業的に利用できる。
典型的には、この組成物は全組成物の0.005重量%から
2重量%、好ましくは0.1重量%から1.5重量%、最も好
ましくは0.1重量%から0.8重量%の2−アルキルアルカ
ノール又はこれらの混合物を含む。
この組成物は、更に、ビルダー、安定剤、漂白活性化
剤、汚れ懸濁剤、汚れ懸濁ポリアミンポリマー、高分子
汚れ付着防止剤、ラジカル捕捉剤、触媒、染料移行剤、
溶媒、明色化剤、香料、及び染料のような種々のその他
の任意の成分を含むことができる。
本発明においては、本発明の液体漂白剤組成物は、漂
白される織物と接触する必要がある。これは、織物をす
すぐ又は洗濯し次いですすぐ前に液体組成物が混ぜ物の
ない状態で当該織物に適用される、いわゆる「前処理方
式」、又は液体組成物が最初に水性浴に希釈され、そし
て織物をすすぐ前にその浴中に浸漬する、いわゆる「浸
けおき方式」、又は液体組成物を典型的な洗濯用洗剤の
溶解又は分散により形成される洗濯液に最初に添加す
る、いわゆる「洗濯中の漂白方式」のいずれかで行うこ
とができる。
何れの場合でも、織物がその組成物と接触した後、組
成物が完全に乾燥される前に、すすがれることが必須で
ある。
確かに水の蒸発が織物表面上のフリーラジカルの濃度
の増加に寄与し、その結果連鎖反応の速度の増加に寄与
ことが見出された。自動酸化反応は、液体組成物が織物
の上に残存して乾燥する時に、水の蒸発で起こるという
こともまた推測される。この自動酸化の反応は、セルロ
ースの分解に寄与する過酸素ラジカルを生成する。かく
してここに記載したように、汚れた織物の前処理のプロ
セスにおいて、液体組成物を織物上に残さないで乾燥す
ることが、本発明の利点、即ち織物を液体漂白剤含有組
成物で前処理する時に、引っ張り強さの低下及び/又は
色彩損傷を減少することに貢献する。
前処理方式では、そのプロセスは、該液体組成物を混
じり物のない形態で織物に又は少なくとも織物の汚れた
部分に適用し、続いて該織物をすすぎ又は洗濯し次いで
すすぐという工程を含む。この方式では、この組成物が
織物の上に残存して乾燥しないならば、この混じり物の
ない組成物を、織物をすすぎ又は洗濯し次いですすぐ前
に1分から1時間の範囲の一定の期間、該織物に作用さ
せるために任意に残すことができる。特にこの織物をス
ポンジ又はブラシによって、又は2つの織物を互いに擦
ることによってこすったりブラッシングすることも適当
である。
一般的に「浸漬」として引用されるもう一つの方式に
おいては、プロセスは、水性浴に混じり物のない形態の
液体組成物を希釈し、希釈した組成物を形成する工程か
らなる。液体組成物の水性浴への希釈の程度は、典型的
には1:85(組成物:水)まで、好ましくは1:50まで、更
に好ましくは1:25までである。織物は、次いで液体組成
物を含む水性浴と接触し、そして織物は最後にすすが
れ、又は洗濯し次いですすがれる。この態様において好
ましくは、織物は液体組成物を含む水性浴に浸漬され、
そして又好ましくは織物は、1分から48時間、好ましく
は1期間から24時間の範囲の一定の期間その中に浸漬さ
れて残される。
一般的に「洗濯中の漂白」として引用される「浸漬」
の別の態様として考慮できるもう一つの方式において
は、液体組成物はいわゆる洗濯添加剤として使用され
る。この態様においては、一般的な洗濯用洗剤を水に溶
解し又は分散して水性浴を形成する。混じり物のない形
態の液体組成物は、水性浴と接触し、次いで織物が液体
組成物を含む水性浴と接触する。最後に織物がすすがれ
る。
想定する末端の使用によるが、この組成物は、普通の
ボトル、ロールオンを備えたボトル、スポンジ、ブラッ
シャー、又は噴霧容器を含む種々の容器に充填すること
ができる。
ここに記載した組成物の好ましい応用は洗濯用途及び
特に洗濯前処理であるが、本発明の組成物はまた浴室の
表面又は台所の表面の洗浄に家庭用洗浄剤として使用し
てもよい。
本発明を更に以下の実施例によって説明する。
実施例 表に示した成分を表に示した割合(別に指示しない限
り重量%)で混合して以下の組成物を調製した。
組成物IからXIIIは、汚れた染色織物の漂白に使用し
た時に、この組成物で漂白された織物に対して、優れた
織物の安全性と同時に良好な色彩の安定性を示した。
たとえば前処理方式においては、組成物IからXIIIは
織物の染みのついた部分に混じり物のない状態で適用
し、そのまま5分間作用するために残した。次いで、織
物を一般的な洗剤で洗濯し、すすいだ。驚くべきこと
に、洗濯前に例えば24時間という長い時間織物上にこれ
らの組成物を残した時でさえ、そして織物の前処理した
部分と前処理しない部分の間に境界ができるように組成
物を残した時でさえも、これらの組成物で良好な色彩の
安定性と共に優れた織物の安全性が得られた。この境界
は、通常金属汚染された綿織物又は染色された衣料のよ
り損傷を受けやすい領域である。
洗濯中の漂白方式においては、組成物IからXIIIの何
れもが、水の中に一般的な洗剤を溶解して形成された水
性浴に混合される。次いで織物を液体洗剤を含むこの水
性浴と接触させ、そしてこの織物をすすぐ。これらは、
100mlの液体組成物を10リットルの水に希釈した場合
に、浸漬方式で使用することもできる。織物は、次いで
組成物を含むこの水性浴と接触し、その中に24時間の間
浸漬して残す。織物は最後にすすがれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リッチ,カルロ イタリア国、00151 ローマ、ヴィア、 ダンテ、デ、ブラシ 70 (72)発明者 スカラメッラ,ロベルト イタリア国、00153 ローマ、ピアッツ ア、サン、コシマート 63 (56)参考文献 国際公開95/027774(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 7/54 C11D 7/26 C11D 7/32 C11D 17/08 D06L 3/02 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全組成物の0.1重量%から20重量%のハイ
    ドロパーオキサイド漂白剤: ここに、該ハイドロパーオキサイド漂白剤は、ターシャ
    リブチルハイドロパーオキサイド、クミルハイドロパー
    オキサイド、2,4,4,−トリメチルペンチル−2−ハイド
    ロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼン−モノハイ
    ドロパーオキサイド、ターシャリーアミルハイドロパー
    オキサイド、2,5−ジメチル−ヘキサン−2,5−ジハイド
    ロパーオキサイド、又はこれらの混合物からなる群から
    選ばれる; 全組成物の0.001重量%から10重量%の没食子酸プロピ
    ル;及び 全組成物の0.001重量%から10重量%の抗酸化剤; を含む液体漂白剤組成物。
  2. 【請求項2】全組成物の0.002重量%から5重量%の没
    食子酸プロピルを含むことを特徴とする請求項1記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】0.005重量%から2重量%の没食子酸プロ
    ピルを含むことを特徴とする請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】0.05重量%から1重量%の没食子酸プロピ
    ルを含むことを特徴とする請求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】全組成物の0.002重量%から5重量%の抗
    酸化剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】0.005重量%から2重量%の抗酸化剤を含
    むことを特徴とする請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】0.01重量%から1重量%の抗酸化剤を含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記抗酸化剤が、クエン酸、アスコルビン
    酸、酒石酸、アジピン酸、ソルビン酸、レシチン、グル
    タミン、メチオニン、システイン、アスコルビン酸パル
    ミテート、アスコルビン酸ステアレート、トリエチルシ
    トレート及びこれらの混合物からなる群から選ばれるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記抗酸化剤がクエン酸であることを特徴
    とする請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記組成物が、更に0.01重量%から5重
    量%のキレート剤を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の組成物。
  11. 【請求項11】前記組成物が、0.01重量%から0.5重量
    %のキレート剤を含むことを特徴とする請求項10に記載
    の組成物。
  12. 【請求項12】前記キレート剤が、アミノアミノトリ
    (メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミノペンタ
    酢酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸
    塩、1−ヒドロキシエタンジホスホン酸塩、エチレンジ
    アミン−N,N'−ジコハク酸、又はこれらの混合物からな
    る群から選ばれることを特徴とする請求項10に記載の組
    成物。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれか1項に記載の液
    体漂白剤組成物を混じりもののない形態で水性浴中に希
    釈し、織物を前記液体組成物を含む水性浴と接触させ、
    そして該織物を引き続きすすぐか又は洗濯して次いです
    すぐ工程を含むことを特徴とする織物の漂白方法。
  14. 【請求項14】請求項1〜12のいずれか1項に記載の液
    体漂白剤組成物をその混じりもののない形態で、織物を
    すすぐか又は洗濯する前にその織物に適用し、次いです
    すぐ工程を含む織物の前処理方法。
  15. 【請求項15】前記織物を1分から48時間の範囲の一定
    の時間、前記液体組成物を含む前記水性浴に浸漬するこ
    とを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記水性浴が一般的な洗濯洗剤を水に溶
    解し又は分散することによって形成されることを特徴と
    する請求項13に記載の方法。
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