JP3460650B2 - 電気光学装置 - Google Patents

電気光学装置

Info

Publication number
JP3460650B2
JP3460650B2 JP34905999A JP34905999A JP3460650B2 JP 3460650 B2 JP3460650 B2 JP 3460650B2 JP 34905999 A JP34905999 A JP 34905999A JP 34905999 A JP34905999 A JP 34905999A JP 3460650 B2 JP3460650 B2 JP 3460650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
electrically connected
wiring
electro
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34905999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001166334A (ja
Inventor
一郎 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP34905999A priority Critical patent/JP3460650B2/ja
Publication of JP2001166334A publication Critical patent/JP2001166334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3460650B2 publication Critical patent/JP3460650B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学装置の製
造方法に属し、特に、画像表示領域と駆動回路とが同一
基板に形成された駆動回路一体型の電気光学装置に用い
られる静電破壊防止回路の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄膜トランジスタ(以下、TF
Tという。)をスイッチング素子として有するアクティ
ブマトリクス型の液晶装置の場合、TFTアレイ基板と
対向基板との間に液晶層などの電気光学物質が挟持して
構成される。
【0003】かかるTFTアレイ基板には、画像表示領
域とこの画像表示領域の表示を制御するための駆動回路
が配置されている。TFTアレイ基板上には、駆動回路
に電気的に接続する外部回路接続端子部が配置されてお
り、この外部回路接続端子部に、外部からクロック信号
などの制御系信号、表示信号が入力される。そして、T
FTアレイ基板上には、例えば液晶装置の組立時に生じ
る静電気による駆動回路の静電破壊を防止するために、
外部回路接続端子部と駆動回路とを接続する配線途中に
静電破壊防止回路としてシングルゲート型薄膜トランジ
スタが配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
静電破壊防止回路では耐圧性が不十分であり、例えば1
000Vというような高電圧の静電気の発生により、静
電破壊回路自身が破壊されてしまう場合があった。静電
破壊回路が破壊されてしまうと、静電気により画像表示
領域及び駆動回路に配置されるスイッチング素子が破壊
されることがあり、電気光学装置の表示特性が著しく劣
化してしまうという問題がある。
【0005】本発明は上述した問題点に鑑みなされたも
のであり、十分な静電破壊防止効果を有する電気光学装
置の構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気光学装置は
上記課題を解決するために、基板上にスイッチング素子
が配置されたスイッチング素子領域を有する電気光学装
置において、前記基板上に、前記スイッチング素子領域
に配置されたスイッチング素子と端子とを電気的に接続
するための接続配線と、2つのチャネル領域と該2つの
チャネル領域を挟んで配置されたソース領域とドレイン
領域とを前記接続配線とグランド配線の間に電気的に接
続した薄膜トランジスタとを具備し、該薄膜トランジス
タの2つのチャネル領域に対応する2つのゲート電極と
前記接続配線または前記グランド配線とが電気的に接続
されることを特徴とする。
【0007】本発明のこのような構成によれば、静電気
などの発生により端子から高電流が入った場合、デュア
ルゲート型薄膜トランジスタがオンされ、高電流がデュ
アルゲート型薄膜トランジスタを介してグランドに逃が
されるため、スイッチング素子の静電気破壊を防止する
という効果を有する。そして、静電破壊防止回路として
デュアルゲート型薄膜トランジスタを用いることによ
り、シングルゲート型薄膜トランジスタを用いる場合と
比較して、静電破壊防止回路の耐圧性を向上することが
できる。これにより、スイッチング素子の静電破壊の発
生率を低くし、表示特性に優れた電気光学装置を得るこ
とができる。また、静電破壊防止回路としてLDD構造
の薄膜トランジスタを用いる場合と比較して、応答性が
良いため、静電気が生じても、静電破壊防止回路として
の薄膜トランジスタは速やかにオンされる。
【0008】また、前記スイッチング素子領域は、マト
リクス状に形成された複数のデータ線と複数の走査線
と、前記データ線と前記走査線との交差に対応して配置
された画素電極と画素トランジスタとからなる画像表示
領域と、前記データ線と前記走査線との少なくとも一方
に信号を供給するための駆動回路からなる駆動回路領域
とからなることを特徴とする。このような構成とするこ
とにより、画像表示領域と駆動回路領域とが同一基板上
に形成された駆動回路一体型の電気光学装置において
も、静電気によるスイッチング素子破壊を防止すること
ができ、表示特性に優れた電気光学装置を得ることがで
きる。
【0009】また、前記スイッチング素子は、第1半導
体層と、第1ゲート電極とを有し、前記薄膜トランジス
タは、前記第1半導体層と同層からなる第2半導体層
と、前記第1ゲート電極と同層からなる第2ゲート電極
とを有することを特徴とする。このような構成とするこ
とにより、スイッチング素子領域のスイッチング素子と
デュアルゲート型薄膜トランジスタを同一工程で形成す
ることができるので、製造工程を増やすことなくデュア
ルゲート型薄膜トランジスタを製造できる。
【0010】
【0011】また、制御系信号または表示信号が入力さ
れる前記端子に接続された前記接続配線に電気的に接続
される前記薄膜トランジスタは、2つのチャネル領域と
該2つのチャネル領域を挟んで配置されたソース領域及
びドレイン領域を有する半導体層と、前記チャネル領域
に対応して配置された2つのゲート電極とを具備し、前
記ソース領域には、前記グランド配線が電気的に接続さ
れ、前記接続配線には、前記ゲート電極及び前記ドレイ
ン領域が電気的に接続されてなることを特徴とする。こ
のような構成のデュアルゲート型薄膜トランジスタは電
気光学装置の通常の動作中では常にオン状態であり、ク
ロック信号などの制御系信号や表示信号など定期的に信
号が入力される場合において静電破壊防止回路として用
いることができる。
【0012】また、電源系信号が入力される前記端子に
接続された前記接続配線に電気的に接続される前記薄膜
トランジスタは、2つのチャネル領域と該2つのチャネ
ル領域を挟んで配置されたソース領域及びドレイン領域
を有する半導体層と、前記チャネル領域に対応して配置
された2つのゲート電極とを具備し、前記ドレイン領域
には、前記接続配線が電気的に接続され、前記ゲート電
極及び前記ソース領域には、前記グランド配線が電気的
に接続されてなることを特徴とする。このような構成と
することにより、デュアルゲート型薄膜トランジスタ
は、ゲート電極が接地され、電気光学装置の通常の動作
中ではオフ状態であるため、電源系信号のように常に電
位がかかる場合に静電破壊防止回路として用いることが
できる。
【0013】本発明は、基板上に配置された複数の走査
線及び複数のデータ線と、基板上に配置されたグランド
配線と、前記走査線とデータ線の交差に対応して配置さ
れた画素電極及び画素スイッチング素子とからなる画像
表示領域と、前記走査線に信号を供給するための走査線
駆動回路と前記データ線に信号を供給するためのデータ
線駆動回路の少なくとも一方を含む周辺駆動回路とを有
し、前記周辺駆動回路には端子部からの信号が信号配線
を介して供給されてなり、2つのチャネル領域と該2つ
のチャネル領域を挟んで配置されたソース領域とドレイ
ン領域とを前記信号配線と前記グランド配線の間に電気
的に接続した薄膜トランジスタとを具備し、該薄膜トラ
ンジスタの2つのチャネル領域に対応する2つのゲート
電極と前記信号配線または前記グランド配線とが電気的
に接続されることを特徴とする。
【0014】本発明のかかる構成によれば、静電気など
の発生により端子部から高電流が入った場合、デュアル
ゲート型薄膜トランジスタがオンされ、高電流がデュア
ルゲート型薄膜トランジスタを介してグランドに逃がさ
れるため、スイッチング素子の静電気破壊を防止すると
いう効果を有する。そして、静電破壊防止回路としてデ
ュアルゲート型薄膜トランジスタを用いることにより、
シングルゲート型薄膜トランジスタを用いる場合と比較
して、静電破壊防止回路の耐圧性を向上することができ
る。これにより、スイッチング素子の静電破壊の発生率
を低くし、表示特性に優れた電気光学装置を得ることが
できる。また、静電破壊防止回路としてLDD構造の薄
膜トランジスタを用いる場合と比較して、応答性が良い
ため、静電気が生じても、静電破壊防止回路としての薄
膜トランジスタは速やかにオンされる。
【0015】また、本発明の電気光学装置において、前
記薄膜トランジスタは、直列接続された2個の薄膜トラ
ンジスタで構成されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を、電気光学装置としての液晶装置に適用
した場合を例にあげ、図面に基づいて説明する。
【0017】本発明による液晶装置の構成を図1から図
4を参照して説明する。図1は、液晶装置の画像表示領
域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素にお
ける各種素子、配線等の等価回路及び静電破壊防止回路
の等価回路を示す図である。図2は、データ線、走査
線、画素電極などが形成されたTFTアレイ基板の画素
画像表示領域における複数の画素群の平面図である。図
3は、静電破壊防止回路を説明するためのTFTアレイ
基板の部分拡大図である。図4は、図3のA−A’、B
−B’、C−C’それぞれの縦断面図である。尚、各図
においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の
大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめ
てある。
【0018】液晶装置は、TFTアレイ基板と対向基板
との間に液晶層を挟持した液晶セルと、TFTアレイ基
板に配置された外部回路接続端子部に各種信号を入力す
るための駆動回路が配置された外付けの外部制御回路基
板が接続されて構成される。対向基板上には、対向電極
が配置され、TFTアレイ基板には画素電極が配置さ
れ、対向電極と画素電極との電位差により液晶の光学特
性と変化させて液晶装置の表示が行われる。
【0019】図1に示すように、TFTアレイ基板10
は、スイッチング素子が配置されたスイッチング素子領
域と、このスイッチング素子領域を越えて外部回路接続
端子部が配置された端子部領域とから構成される。
【0020】スイッチング素子領域は、画像表示領域と
この画像表示領域に隣接して配置される周辺駆動回路領
域とからなる。画像表示領域には、平行に配置された容
量線3b及び走査線3と、走査線3と交差して配置され
たデータ線6と、これら走査線3とデータ線6との交差
に対応してマトリクス状に配置された画素電極9aと、
画素電極9aを制御するためのスイッチング素子として
の薄膜トランジスタ(以下、TFTと称する)30とが
配置される。画像信号が供給されるデータ線6にはTF
T30のソースが電気的に接続され、走査信号が供給さ
れる走査線3にはTFT30のゲートが電気的に接続し
ている。周辺駆動回路領域には、走査線駆動回路104
及びデータ線駆動回路101が配置されており、走査線
駆動回路104は走査線信号を走査線3へ供給し、デー
タ線駆動回路101は画像信号をデータ線6へ供給して
いる。
【0021】一方、端子部領域には、走査線駆動回路1
04及びデータ線駆動回路101にそれぞれ配線127
により電気的に接続される外部回路接続端子部121〜
126、グランド端子120が配置されている。各外部
回路接続端子部121〜126には、外付けされる外部
制御回路基板(図示せず)上に配置される制御系回路1
50、電源回路151、表示信号回路152から各種信
号が入力される。各外部回路接続端子部121〜126
には、デュアルゲート型TFT、即ち2つのトランジス
タが直列に接続されたTFT141、142が、静電破
壊防止回路として電気的に接続されている。デュアルゲ
ート型TFT141、142の半導体層のドレイン領域
は、グランド端子120にグランド配線128を介して
電気的に接続され、グランド端子は接地されている。デ
ュアルゲート型TFT141、142は、電気的に接続
する外部回路接続端子部に入力される信号の種類によっ
て、構造を異にしている。具体的な構造については後述
するが、定期的に電位がかかる制御系信号や画像信号が
入力される外部回路接続端子部121、122、12
5、126にそれぞれ接続するデュアルゲート型TFT
141と、常に電位がかかる電源系信号が入力される外
部回路接続端子部123、124にそれぞれ接続するデ
ュアルゲート型TFT142とでは、ゲート電極の接続
構造を異にしている。
【0022】周辺駆動回路の走査線駆動回路104は、
外部制御回路である電源回路から供給される電源、外部
制御回路である制御系回路から供給される基準クロック
及びその反転クロック等に基づいて、所定タイミングで
走査線3に走査信号をパルス的に線順次で印加する。
【0023】また、周辺駆動回路のデータ線駆動回路1
01は、サンプリング回路、プリチャージ回路からな
る。データ線駆動回路101では、電源回路から供給さ
れる電源、制御系回路から供給される基準クロックCL
X及びその反転クロック等に基づいて、走査線駆動回路
104が走査信号を印加するタイミングに合わせて、デ
ータ線6毎にサンプリング回路駆動信号を、サンプリン
グ回路に所定のタイミングで供給する。プリチャージ回
路は、各データ線6について画像信号の供給に先行する
タイミングでプリチャージ信号を書き込むように、外部
制御回路からプリチャージ回路駆動信号が供給される。
サンプリング回路は、画像信号回路152から供給され
る画像信号が入力されると、これらをサンプリングす
る。即ち、サンプリング回路駆動信号が入力されると、
画像信号をデータ線6に順次印加する。
【0024】次に、図2を用いてTFTアレイ基板の画
像表示領域中の配線及び画素電極などの構造について説
明する。
【0025】図2に示すように、液晶装置のTFTアレ
イ基板上には、マトリクス状に複数の透明な画素電極9
aが設けられており、画素電極9aの縦横の境界に各々
沿ってデータ線6、走査線3(点線)及び容量線3b
(点線)が設けられている。データ線6は縦方向に延伸
した形状に形成され、データ線6はコンタクトホール5
aを介してポリシリコン膜からなる半導体層1(斜線
部)のうち後述のソース領域に電気的に接続されてお
り、データ線6はソース領域との接続される領域付近
で、その幅が広くなるように形成されている。データ線
6と同層で形成された導電層6bはコンタクトホール5
bを介して半導体層1のうち後述のドレイン領域に電気
的に接続しており、更に、導電層6bはコンタクトホー
ル8を介して画素電極9aと電気的接続されている。ま
た、半導体層1のうちチャネル領域に対向するように走
査線3が配置され、走査線3はゲート電極として機能
し、本実施形態においては、半導体層1と走査線3とが
重なり合う箇所は2カ所となっており、ダブルゲート構
造となっている。尚、図面上、走査線3と半導体層1と
が平面的に重なり合う部分、即ちゲート電極に対応する
位置の半導体層は走査線によって隠れ、図示されていな
い。容量線3bは、走査線3に沿ってほぼ直線状に伸
び、データ線6と交差する箇所からデータ線6に沿って
突出した突出部を有し、この突出部にほぼ対応して半導
体層の一部が配置されている。容量線3bは、画素電極
9aの一部と平面的に重なり合い、この領域で容量を形
成し、更に、画素電極9aと容量を形成している。半導
体層1は、データ線6及び走査線3の下に延設されて、
同じくデータ線6及び走査線3に沿って伸びる容量線3
b部分に絶縁膜2を介して対向配置されて、容量を形成
している。
【0026】また、図示されていないが、周辺駆動回路
には、スイッチング素子としての相補型構造TFTが配
置されており、この相補型構造TFTはpチャネル型T
FTとnチャネル型TFTとから構成され、表示領域中
のTFTと同一工程で形成される。
【0027】次に図3、図4を用いて、端子部領域の構
造について説明する。図3は図1のグランド端子120
及び外部回路接続端子部121〜126が配置された端
子部領域付近の部分拡大平面図、図4は図3の線A−
A'、B−B'、C−C'で切断したときの縦断面図であ
る。
【0028】図3に示すように、各外部回路接続端子部
121〜126は、走査線駆動回路またはデータ線駆動
回路と配線127を介して電気的に接続されている。更
に、各配線127は、デュアルゲート型TFT141、
142と電気的に接続し、デュアルゲート型TFT14
1、142は、グランド配線128を介してグランド端
子120と接続され、グランド端子120は接地されて
いる。
【0029】各配線127は、分岐部127aを有し、
更に外部回路接続端子部121、122、125、12
6に接続する配線では分岐部から更に分岐した再分岐部
127bを有している。各分岐部127aは、対応する
デュアルゲート型TFT141、142の半導体層13
5、136のドレイン領域135b、136bにコンタ
クトホール130、132を介して電気的に接続され
る。また、各デュアル型TFT141、142の半導体
層135、136のソース領域135c、136cは、
コンタクトホール130、132を介してグランド配線
128と電気的に接続される。
【0030】外部回路接続端子部のうち、制御系信号ま
たは表示信号が入力される外部回路接続端子部121、
122、125、126に接続するデュアルゲート型薄
膜トランジスタ141は、図4(A−A'、B−B'の縦
断面図)に示すように、下地膜12が形成されたガラス
基板60上に配置され、2つのチャネル領域135aと
これら2つのチャネル領域135aを挟んで配置された
ソース領域135b及びドレイン領域135cを有する
半導体層と、この半導体層上にゲート絶縁膜2を介して
チャネル領域135aに対応して配置された2つのゲー
ト電極131とから構成される。更に、図に示すよう
に、ゲート電極131を覆って層間絶縁膜4が配置さ
れ、層間絶縁膜4上には半導体層135のドレイン領域
135bと電気的に接続した配線127の分岐部127
aと、ソース領域135cと電気的に接続したグランド
配線128とが配置されている。ゲート電極131は、
再分岐部127bとコンタクトホール133を介して電
気的に接続されている。そして、TFT141を覆って
層間絶縁膜7が配置されている。
【0031】また、外部回路接続端子部のうち、電源系
信号が入力される外部回路接続端子部123、124に
接続するデュアルゲート型薄膜トランジスタ142は、
図4(C−C'の縦断面図)に示すように、下地膜12
が形成されたガラス基板60上に配置され、2つのチャ
ネル領域136aと該2つのチャネル領域136aを挟
んで配置されたドレイン領域136b及びソース領域1
36cを有する半導体層136と、この半導体層136
上にゲート絶縁膜2がチャネル領域136aに対応して
配置された2つのゲート電極134とから構成される。
更に、図に示すように、ゲート電極134を覆って層間
絶縁膜4が配置され、層間絶縁膜4上には半導体層13
6のドレイン領域136bと電気的に接続した配線の分
岐部127aと、ソース領域136cと電気的に接続し
たグランド配線の分岐部128aとが配置されている。
ゲート電極134は、グランド配線128と電気的に接
続されている。そして、TFT141を覆って層間絶縁
膜7が配置されている。
【0032】次にTFTアレイ基板の製造方法について
図5〜図13を用いて説明する。尚、図5〜図13で
は、周辺回路領域と画像表示領域とを有するスイッチン
グ素子領域の縦断面図と、端子部領域の縦断面図を示
す。尚、画像表示領域における縦断面図は図2の線E−
E'で切断した場合の縦断面図であり、端子部領域にお
ける縦断面図は図4に対応している。
【0033】まず、図5(a)に示すように、ガラス基
板60上に、PE(Plasma Enhanced)CVD法または
ECR(electron cyclotron resonance)CVD法
により、下地膜12として、SiO2膜を200〜50
0nm程度の厚みで形成する。この下地膜は、ガラス基
板60表面の汚れやガラス基板中に含まれる不純物等が
TFT30の特性の劣化を引き起こすことを防止する機
能を有する。
【0034】次に、図5(b)に示すように、PECV
D法またはLP(low pressure)CVD法により、下
地膜上にa−Si膜401aを30〜100nm程度の
厚みで積層する。
【0035】次に、図5(c)に示すように、a−Si
膜にKrFまたはXeClなどのエキシマレーザ光を3
00〜600mJ/cm2照射することにより、a−S
i膜を結晶化させ、p−Si膜401bを得る。エキシ
マレーザ光の照射強度、照射時間などはa−Si膜の膜
厚、膜質などにより適宜調整する。本実施形態において
は、レーザアニールにより低温で、ポリシリコン層を得
ることができるため、基板としてシリコン基板よりも安
価なガラス基板を採用することができる。
【0036】次に、図5(d)に示すように、画像表示
領域及び周辺駆動回路領域のそれぞれのTFTの半導体
層に相当する形状、そして端子部領域に配置されるデュ
アルゲート型TFTの半導体層に相当する形状にフォト
レジスト膜402を形成する。
【0037】次に、図6(a)に示すように、フォトレ
ジスト膜402をマスクとして、p−Si膜401bを
塩素系ガスを用いてRIE(reactive ion etching)
により、エッチングし、p−Si層1及びデュアルゲー
ト型TFTの半導体層135、136を形成する。尚、
RIEのようなドライエッチング以外に、弗硝酸を用い
てエッチングするなど薬液を用いるウエットエッチング
を使用することもできる。
【0038】次に図6(b)に示すように、フォトレジ
スト膜402を剥離後、図6(c)に示すように、PE
CVD法によりTEOS(テトラエチルオルソシリケー
ト)と酸素ガスとの混合ガスを原料ガスとして、50〜
120nmの膜厚のゲート絶縁膜2を形成する。ここ
で、原料ガスとしては、SiH4と酸素ガスとを用いて
も良い。
【0039】次に図6(d)に示すように、画像表示領
域の半導体層1のうち、容量として機能する領域に対応
する部分が除去された形状のフォトレジスト膜403を
形成する。そして、このフォトレジスト膜403をマス
クにし、イオン注入法により、不純物としてリンイオン
を5×1014〜1016個/cm2のドーズ量にて、半導
体層1に注入し、容量電極1fを形成する。注入後、フ
ォトレジスト膜403を剥離する。
【0040】次に、図7(a)に示すように、ゲート絶
縁膜2上に、PVD(physical vapor deposition)
法により、200〜600nmの膜厚、ここでは400
nmのアルミニウム膜とチタンナイトライド膜との二層
膜405を形成する。
【0041】次に、図7(b)に示すように、スイッチ
ング素子領域中の走査線、ゲート電極、容量線に相当す
る形状を有し、端子部領域中の制御系信号、電気系信号
及び画像信号が入力される外部回路接続端子部に接続さ
れるデュアルゲート型TFTのゲート電極に相当する形
状を有するフォトレジスト膜404を形成する。これを
マスクとして、図7(c)に示すように、弗素系または
塩素系ガスを用いて、RIE法によりアルミニウム膜と
チタンナイトライド膜との二層膜405をエッチングす
る。エッチング後、フォトレジスト膜404を剥離し
て、図8(a)に示すように、アルミニウムからなる下
層とチタンナイトライドからなる上層とからなる多層構
造を有するスイッチング素子領域中の走査線、ゲート電
極3a、103、容量線3b、端子部領域中の制御系信
号、電気系信号及び画像信号が入力される外部回路接続
端子部に接続されるデュアルゲート型TFTのゲート電
極131及び134を得る。
【0042】次に、図8(b)に示すように、周辺回路
領域のPチャネル型のTFT140bとなる半導体層1
に対応した位置のレジストが除去された形状のフォトレ
ジスト膜405を形成する。この後、フォトレジスト膜
405とPチャネル型のTFTに対応するゲート電極1
03をマスクとして、半導体膜1に5×1014〜10 16
個/cm2のボロンイオンをイオン注入法により注入
し、ゲート電極103に対して自己整合したチャネル領
域1a、ソース領域1g、ドレイン領域1hを有する半
導体層1を得る。
【0043】次に、図8(c)に示すようにフォトレジ
スト膜405を剥離後、図8(d)に示すように周辺回
路領域のPチャネル型TFT140bとなる半導体層1
に対応した形状を有するフォトレジスト膜406を形成
する。このフォトレジスト膜406と、ゲート電極3
a、Nチャネル型TFTに対応するゲート電極103、
容量線3b、制御系信号、電気系信号及び画像信号が入
力される外部回路接続端子部に接続されるデュアルゲー
ト型TFTに対応するゲート電極131及び134をマ
スクとして、半導体層1、135、136に5×1012
〜2×1014個/cm2のリンイオンをイオン注入法に
より注入する。これにより、周辺回路領域では、ゲート
電極103に対して自己整合したチャネル領域1a、後
に形成される高濃度ソース領域、高濃度ドレイン領域よ
りも不純物濃度の低い低濃度ソース領域1b、低濃度ド
レイン領域1cを有するNチャネル型TFTに対応する
半導体層1を得る。また、画像表示領域においては、2
カ所のチャネル領域1a(片方のみ図示)、この2カ所
のチャネル領域を挟むように形成され、後に形成する高
濃度ソース領域、高濃度ドレイン領域よりも不純物濃度
の低い低濃度ソース領域1b、低濃度ドレイン領域1c
を有する半導体1を得る。また、制御系信号及び画像信
号が入力される外部回路接続端子部に接続されるデュア
ルゲート型TFTに対応する半導体層135は、2つの
チャネル領域135aと、2つのチャネル領域を挟んで
配置されるソース領域135b、135cとを有してお
り、自己整合した構造となっている。電源系信号が入力
される外部回路接続端子部に接続されるデュアルゲート
型TFTに対応する半導体層136は、2つのチャネル
領域136aと、2つのチャネル領域を挟んで配置され
るソース領域136b、136cとを有しており、自己
整合した構造となっている。
【0044】次に図9(a)に示すように、Pチャネル
型TFT140bの半導体層を覆うパターン形状を有
し、Nチャネル型TFT140aのゲート電極103及
び画像表示領域中のTFTのゲート電極3aの周辺部を
覆う形状を有するデュアルゲート型TFTの半導体層の
チャネル領域となる部分に対応した形状を有するフォト
レジスト膜407を形成する。これをマスクとして、半
導体層1、135、136に5×1014〜1016個/c
2のリンイオンをイオン注入法により注入する。この
後、フォトレジスト膜407を剥離液により剥離する。
これにより、図9(b)に示すように、低濃度ソース領
域1b、低濃度ドレイン領域1cよりも高い不純物濃度
を有するの高濃度ソース領域1d、高濃度ドレイン領域
1eを有するLDD構造の半導体層を得ることができ
る。従って、画素画像表示領域中のTFTと周辺駆動回
路領域のNチャネル型TFTはLDD構造を有する半導
体層を有することになる。
【0045】次に、図9(c)に示すように、ゲート電
極103、3a、131、134、容量線3bを覆うよ
うに、PECVD法により、原料ガスとしてTEOSと
オゾンガスを用いて、1500nmの厚みのSiO2
らなる層間絶縁膜4を基板全面に形成する。この後、不
純物イオンを活性化させるため、400℃の温度条件で
活性化加熱処理(活性化アニール処理)を行う。
【0046】次に、図9(d)に示すように、周辺回路
領域の各TFTのソース・ドレイン領域と後に形成され
るデータ線、導電層とを接続するためのコンタクトホー
ル及び、画像表示領域のTFTのソース領域と後に形成
されるデータ線とを接続するためのコンタクトホール、
画像表示領域のTFTのドレイン領域と後に形成される
導電層とを接続するためのコンタクトホール、デュアル
ゲート型TFTのソース領域135bと後に形成される
分岐部127aとを接続するためのコンタクトホール、
ドレイン領域135cと後に形成されるグランド配線1
28とを接続するためのコンタクトホール、ゲート電極
131と後に形成される再分岐部127bとを接続する
ためのコンタクトホール、ソース領域136bと後に形
成される分岐部127aとを接続するためのコンタクト
ホール、ドレイン領域136cと後に形成されるグラン
ド配線の分岐部128aとを接続するためのコンタクト
ホールに相当する形状にパターニングされたフォトレジ
スト膜409を形成する。
【0047】図10(a)に示すように、フォトレジス
ト膜409をマスクとして層間絶縁膜4をエッチングし
て、コンタクトホール5、5a、5b、130、13
2、133を形成する。その後、フォトレジスト膜40
9を剥離して、図10(b)の構造を得る。
【0048】次に、図10(c)に示すように、層間絶
縁膜4上に、PVD法により300〜1000nmの膜
厚のアルミニウム・チタニウム多層膜410を形成す
る。更に、図10(d)に示すように、アルミニウム・
チタニウム多層膜410上に、スイッチング素子領域の
データ線、導電層、端子部領域の配線、グランド配線、
外部回路接続端子部に相当する箇所が除去された形状の
フォトレジスト膜411を形成する。
【0049】次に、図11(a)に示すように、フォト
レジスト膜411をマスクとしてアルミニウム・チタニ
ウム膜410を塩素系ガスを用いてRIE法によりエッ
チング後、フォトレジスト膜411を剥離する。
【0050】これにより、図11(b)に示すように、
周辺回路領域では、Nチャネル型TFT及びPチャネル
型TFTの半導体層のソース領域1d、1g、ドレイン
領域1e、1hにそれぞれ電気的に接続したデータ線1
06a、107a、導電層106b、107bを得る。
画像表示領域においては、半導体層のソース領域1d、
ドレイン領域1eにそれぞれ電気的に接続されたデータ
線6、導電層6bを得る。端子部領域においては、デュ
アルゲート型TFTの半導体層のドレイン領域135c
に電気的に接続されたグランド配線128、ソース領域
135bに電気的に接続された配線127の分岐部12
7a、ゲート電極131と電気的に接続された配線12
7の再分岐部127b、ドレイン領域136cに電気的
に接続されたグランド配線128の分岐部128a、ソ
ース領域136bに電気的に接続された配線127の分
岐部127a、外部回路接続端子部外部回路接続端子部
(図示せず)を得る。
【0051】次に図11(c)に示すように、導電層6
b、データ線6、配線127、グランド配線128、を
覆って層間絶縁膜7をTEOSと酸素ガスとの混合ガス
を原料ガスとしてPECVD法により形成する。ここ
で、層間絶縁膜7の成膜方法としては、常圧CVD法を
用いてもよく、また、原料ガスとして、TEOSとオゾ
ンガスの混合ガス、またはSiH4と酸素ガスの混合ガ
スを用いてもよい。また、無機膜だけでなく、アクリル
系などの有機膜を用いることもでき、この場合、無機膜
と比較して膜厚の厚い膜を得やすいため、平坦化膜とし
ても用いることができる。
【0052】次に図12(a)に示すように、層間絶縁
膜7上に、導電層6bと後に形成する画素電極とを接続
するコンタクトホールに対応した箇所のレジストが除去
されたフォトレジスト膜413を形成する。その後、図
12(b)に示すように、フォトレジスト膜413をマ
スクとして層間絶縁膜7をRIE法またはウエットエッ
チング法などによりエッチングし、フォトレジスト膜4
13を剥離して、図12(c)に示すように、コンタク
トホール8を有する層間絶縁膜7を得る。
【0053】次に、図13(a)に示すように、層間絶
縁膜7上に、スパッタ法により50〜200nm程度の
厚みのITO膜414を成膜する。その後、図13
(b)に示すように、ITO膜414上に画素電極形状
に対応したフォトレジスト膜415を形成し、これをマ
スクとしてITO膜414を、王水系またはHBrにて
ウエットエッチングするか、またはCH4またはHI等
のガスを用いてRIE法によるドライエッチングをする
ことにより、図13(c)に示すように、画素電極9a
を得る。
【0054】上述のように製造されたTFTアレイ基板
と、別に形成した対向基板とを対向配置し、両基板間に
液晶を注入して液晶セルを形成する。その後、液晶セル
の外部回路接続端子部と外部制御回路とを接続し、液晶
装置を得る。本発明においては、このような液晶セル形
成工程及び外部制御回路の実装工程において、静電気が
生じても、デュアルゲート型TFTがオンされ、電流は
半導体層のドレインを通って逃がされるため、スイッチ
ング素子領域に配置されるスイッチング素子の静電破壊
を防止することができる。更に、静電破壊防止回路とし
て、デュアルゲート構造を採用することにより、耐電圧
性をシングルゲート型TFTと比較して高めることがで
き、静電破壊防止回路自身の破壊を防止することができ
る。
【0055】以上のように得られる液晶装置は、スイッ
チング素子の静電破壊がないため、優れた表示特性を有
する。
【0056】(第2実施形態)本発明の第2実施形態に
ついて、図14及び図15を用いて説明する。本実施形
態については、第1実施形態と同様な構成を有し、異な
る点のみ詳述する。
【0057】第1実施形態では、デュアルゲート型TF
Tの半導体層のドレイン領域はグランド配線を介して1
つのグランド端子部に一括して接続され、このグランド
端子部は接地されている。これに対し、第2実施形態で
は、端子部領域に半導体パターン137が配置され、各
デュアルゲート型TFT141、142の半導体層のド
レイン領域はグランド配線139を介して半導体パター
ン137に電気的に接続され、半導体パターン137は
接地されている点で、構造が異なる。尚、図15は図1
4の線D−D'で切断した場合の縦断面図であり、半導
体パターン137とグランド配線139との接続構造を
示すものである。以下に、詳細な構造について説明する
が、第1実施形態と同じ構造、製造方法については説明
を省略する。
【0058】図14に示すように、本実施形態において
は、実装端子121〜126及びデュアルゲート構造T
FT141、142を囲むように半導体パターン137
が配置される。この半導体パターン137は各デュアル
ゲート構造TFT141、142の半導体層と同層で形
成され、半導体パターン137には、上述の第1実施形
態の図8(d)及び図9(a)に示す工程で行われるイ
オン注入工程と同時にイオン注入が施されている。各デ
ュアルゲート型TFT141、142の半導体層のドレ
イン領域はグランド配線139を介して半導体パターン
137に電気的に接続される。半導体パターン137と
グランド配線139との接続構造は、図15に示すよう
に、下地膜12を有するガラス基板60上に半導体パタ
ーン137が配置され、この半導体パターン137上に
ゲート絶縁膜2及び層間絶縁膜4が配置され、ゲート絶
縁膜2及び層間絶縁膜4に形成されたコンタクトホール
138により半導体パターン137とグランド配線13
9とが電気的に接続された構造となっている。グランド
配線139は、画像表示領域中のデータ線と同層で形成
されている。
【0059】本実施形態では、半導体パターンの形成領
域を大きく取ることができるため、接地面積が広くな
り、高電流が発生しても、効率良く電流を半導体パター
ンに流すことができ、より静電破壊効果の高い静電破壊
防止回路を得ることができる。
【0060】尚、本発明のデュアルゲート型TFTは、
上述の実施形態に記載される構造に限定されない。上述
のデュアルゲート型TFTは、外部回路接続端子部と周
辺回路との間に位置していたが、例えば図16に示すよ
うに、制御系回路及び画像信号回路からの信号が入力さ
れるデュアルゲート型TFTが、外部回路接続端子部1
21に直接接続した構造でも良い。図16において、デ
ュアルゲート型TFTは、半導体層142と、これを覆
って形成されたゲート絶縁膜(図示せず)と、ゲート絶
縁膜上に配置された2つのゲート電極141とから構成
される。半導体層142のソース領域には、実装端子1
21から分岐された分岐部140が電気的に接続され、
更にこの分岐部140はゲート電極141と電気的に接
続される。また、半導体層142のドレイン領域にはグ
ランド配線143が電気的に接続される。このような構
造においても上述の実施形態と同様の静電破壊防止の効
果を得ることができる。
【0061】本実施形態は、電気光学装置として液晶装
置を用いて説明したが、これに限らず、エレクトロルミ
ネッセンス、あるいはプラズマディスプレイ等の各種電
気光学装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の液晶装置における画像表示領域
を構成するマトリクス状の複数の画素に設けられたTF
T素子、配線等の等価回路並びに静電破壊防止回路の等
価回路図である。
【図2】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ
基板の画像表示領域中のTFT素子、配線等の拡大平面
図である
【図3】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ
基板の静電破壊防止回路の部分拡大平面図である。
【図4】図3の線A−A'、B−B’、C−C’でそれ
ぞれ切断したときの縦断面図である。
【図5】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ
基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その1)
である。
【図6】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ
基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その2)
である。
【図7】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ
基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その3)
である。
【図8】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ
基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その4)
である。
【図9】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ
基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その5)
である。
【図10】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレ
イ基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その
6)である。
【図11】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレ
イ基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その
7)である。
【図12】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレ
イ基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その
8)である。
【図13】第1実施形態の液晶装置におけるTFTアレ
イ基板の製造プロセスを順を追って示す工程図(その
9)である。
【図14】第2実施形態の液晶装置におけるTFTアレ
イ基板の静電破壊防止回路の部分拡大平面図である。
【図15】図14の線D−D'で切断した場合の縦断面
図である。
【図16】他の静電破壊防止回路の構造を示す部分拡大
平面図である。
【符号の説明】
1、135、136、142…半導体層 2…ゲート絶縁膜 3a、103、131、134…ゲート電極 30、140a、140b…TFT 60…基板 120…グランド端子 121、122、123、124、125、126…外
部回路接続端子部 127…配線 128…グランド配線 135a、136a…チャネル領域 135b、136b…ソース領域 135c、136b…ドレイン領域 137…半導体パターン 141…制御系信号用または表示信号用の静電破壊防止
回路としてのデュアルゲート型TFT 142…電源系信号用の静電破壊防止回路としてのデュ
アルゲート型TFT 150…制御系回路 151…電源回路 152…表示信号回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/78 623A (56)参考文献 特開 平9−74204(JP,A) 特開 平10−93143(JP,A) 特開 平3−177061(JP,A) 特開 平9−15647(JP,A) 特開 平9−80471(JP,A) 特開 平11−174970(JP,A) 特開 昭59−126663(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 550 G02F 1/1368 G09F 9/30 338 H01L 29/786

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にスイッチング素子が配置された
    スイッチング素子領域を有する電気光学装置において、 前記基板上に、前記スイッチング素子領域に配置された
    スイッチング素子と端子とを電気的に接続するための接
    続配線と、 2つのチャネル領域と該2つのチャネル領域を挟んで配
    置されたソース領域とドレイン領域とを前記接続配線と
    グランド配線の間に電気的に接続した薄膜トランジスタ
    とを具備し、 該薄膜トランジスタの2つのチャネル領域に対応する2
    つのゲート電極と前記接続配線または前記グランド配線
    とが電気的に接続されることを特徴とする電気光学装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子領域は、マトリク
    ス状に形成された複数のデータ線と複数の走査線と、前
    記データ線と前記走査線との交差に対応して配置された
    画素電極と画素トランジスタとからなる画像表示領域
    と、前記データ線と前記走査線との少なくとも一方に信
    号を供給するための駆動回路からなる駆動回路領域とか
    らなることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング素子は、第1半導体層
    と、第1ゲート電極とを有し、 前記薄膜トランジスタは、前記第1半導体層と同層から
    なる第2半導体層と、前記第1ゲート電極と同層からな
    る第2ゲート電極とを有することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 【請求項4】 制御系信号または表示信号が入力される
    前記端子に接続された前記接続配線に電気的に接続され
    る前記薄膜トランジスタは、 2つのチャネル領域と該2つのチャネル領域を挟んで配
    置されたソース領域及びドレイン領域を有する半導体層
    と、 前記チャネル領域に対応して配置された2つのゲート電
    極とを具備し、 前記ソース領域には、前記グランド配線が電気的に接続
    され、 前記接続配線には、前記ゲート電極及び前記ドレイン領
    域が電気的に接続されてなることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の電気光学装置。
  5. 【請求項5】 電源系信号が入力される前記端子に接続
    された前記接続配線に電気的に接続される前記薄膜トラ
    ンジスタは、 2つのチャネル領域と該2つのチャネル領域を挟んで配
    置されたソース領域及びドレイン領域を有する半導体層
    と、 前記チャネル領域に対応して配置された2つのゲート電
    極とを具備し、 前記ドレイン領域には、前記接続配線が電気的に接続さ
    れ、 前記ゲート電極及び前記ソース領域には、前記グランド
    配線が電気的に接続されてなることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の電気光学装置。
  6. 【請求項6】 基板上に配置された複数の走査線及び複
    数のデータ線と、 基板上に配置されたグランド配線と、 前記走査線とデータ線の交差に対応して配置された画素
    電極及び画素スイッチング素子とからなる画像表示領域
    と、 前記走査線に信号を供給するための走査線駆動回路と前
    記データ線に信号を供給するためのデータ線駆動回路の
    少なくとも一方を含む周辺駆動回路とを有し、 前記周辺駆動回路には端子部からの信号が信号配線を介
    して供給されてなり、 2つのチャネル領域と該2つのチャネル領域を挟んで配
    置されたソース領域とドレイン領域とを前記信号配線と
    前記グランド配線の間に電気的に接続した薄膜トランジ
    スタとを具備し、 該薄膜トランジスタの2つのチャネル領域に対応する2
    つのゲート電極と前記信号配線または前記グランド配線
    とが電気的に接続されることを特徴とする電気光学装
    置。
  7. 【請求項7】 前記薄膜トランジスタは、直列接続され
    た2個の薄膜トランジスタで構成されることを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気光
    学装置。
JP34905999A 1999-12-08 1999-12-08 電気光学装置 Expired - Fee Related JP3460650B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34905999A JP3460650B2 (ja) 1999-12-08 1999-12-08 電気光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34905999A JP3460650B2 (ja) 1999-12-08 1999-12-08 電気光学装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001166334A JP2001166334A (ja) 2001-06-22
JP3460650B2 true JP3460650B2 (ja) 2003-10-27

Family

ID=18401222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34905999A Expired - Fee Related JP3460650B2 (ja) 1999-12-08 1999-12-08 電気光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3460650B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003045874A (ja) 2001-07-27 2003-02-14 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 金属配線およびその作製方法、並びに金属配線基板およびその作製方法
KR100636483B1 (ko) 2004-06-25 2006-10-18 삼성에스디아이 주식회사 트랜지스터와 그의 제조방법 및 발광 표시장치
JP4632127B2 (ja) * 2005-07-05 2011-02-16 エプソンイメージングデバイス株式会社 表示装置
JP6087970B2 (ja) * 2015-03-26 2017-03-01 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置、表示モジュール及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001166334A (ja) 2001-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100837469B1 (ko) 박막 트랜지스터 장치의 제조 방법
JP3964223B2 (ja) 薄膜トランジスタ装置
KR100670991B1 (ko) 반도체 장치, 반도체 장치의 제조 방법, 및 전기 광학 장치
US20060081946A1 (en) Method of manufacturing a thin film transistor device
JP2002299631A (ja) 表示装置及びその製造方法
KR100671811B1 (ko) 박막 반도체 장치의 제조 방법, 박막 반도체 장치, 전기광학 장치, 및 전자 기기
KR20040038729A (ko) 액티브 매트릭스 기판 및 표시 장치
JP2001119029A (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法及びそれを備えた液晶表示装置
US20080283841A1 (en) Tft substrate and manufacturing method, and display device with the same
KR100714819B1 (ko) 박막 반도체 장치, 전기 광학 장치 및 전자 기기
KR100928490B1 (ko) 액정표시패널 및 그 제조 방법
JP3799915B2 (ja) 電気光学装置の製造方法並びに半導体基板及び電気光学装置
JP3460650B2 (ja) 電気光学装置
JP2001135640A (ja) 電極基板及び電気光学装置並びに電極基板の製造方法及び電気光学装置の製造方法
JP2009130016A (ja) 半導体装置の製造方法及び電子機器
JP4062825B2 (ja) 電気光学装置の製造方法
JP2002033480A (ja) 薄膜トランジスタ、表示素子および投射型表示装置ならびに表示素子の製造方法
US20040076742A1 (en) Method of fabricating reflective liquid crystal display integrated with driving circuit
JP2002016082A (ja) 薄膜半導体素子およびその製造方法
US20060164566A1 (en) Display pixel, display apparatus having an image pixel and method of manufacturing display device
JP2001102445A (ja) 配線基板、半導体装置及び電気光学装置並びにこれらの製造方法
JP2002258323A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP2001015760A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法、アクティブマトリクス基板の製造方法及び電気光学装置の製造方法
JP2001028439A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法及び電気光学装置の製造方法並びにこれらにより製造された薄膜トランジスタ及び電気光学装置
JP2001119028A (ja) 電極基板及び電気光学装置、電極基板の製造方法及び電気光学装置の製造方法並びにこれらの製造方法により製造された電極基板及び電気光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees