JP3460323B2 - エラストマー改質熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

エラストマー改質熱可塑性樹脂組成物

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政之 山口
謙一 鈴木
寛 宮田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面非粘着性に優れた
エラストマー改質熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、熱可塑性樹脂に様々なエラス
トマーをブレンドして耐衝撃性改良、柔軟性付与、耐寒
性向上、靭性改良などの操作が行われている。特に、エ
チレン/プロピレン共重合体エラストマー(EPR)
は、性能,コストのバランスに優れることから好んで樹
脂改質用途に用いられている。しかしながら、EPRを
熱可塑性樹脂に多量にブレンドすると表面粘着性が生
じ、商品価値を下げるなどの問題が生じることがあっ
た。この問題を解決するため、EPRのエチレン組成を
高めるとエチレン連鎖の結晶が生じるため表面粘着性は
改良されるものの、エラストマー的性質に乏しくなり、
熱可塑性樹脂の改質には不適であった。
【0003】現在、EPRはバナジウム系触媒あるいは
チタン系触媒を使用して工業的に生産されている。ま
た、ここ数年メタロセン系触媒を使用したEPRの製造
法が示されている。例えば、特開昭62−121711
号公報には、メタロセン化合物とアルミノキサンからな
る触媒を使用し、分子量分布および組成分布が狭く、か
つ透明性、非粘着性および力学物性に優れたEPRの製
造方法が開示されている。また、特開平2−64115
号公報には、メタロセン化合物とアルミノキサンからな
る触媒を使用し、高分子量EPRを製造する方法が記載
されている。しかしながら、このように製造されたEP
Rによって熱可塑性樹脂の改質を行っても、前記と同様
な問題は避けられていない。
【0004】一方、エチレン/スチレン共重合体のよう
なエチレンと芳香族ビニル化合物の共重合体は古くから
知られている。例えば、特開昭48−8385号公報、
特開昭58−11511号公報あるいはPolymer
Bulletin,20,237(1988)にチー
グラー・ナッタ触媒によるエチレン/スチレン共重合体
の製法が開示されている。また、プロピレン/スチレン
共重合体の製法に関しては、特開昭60−26011号
公報、特開平2−206602号公報、特開平4−31
8006号公報に示されている。これらの方法では、満
足される重合活性を得ることはできなかった。
【0005】また、新しいオレフィン重合触媒によるエ
チレン/α−オレフィン/芳香族ビニル化合物共重合体
が、次の一連の先行文献に提案されている。すなわち、
特開平3−250007号公報には、特定の遷移金属化
合物とアルミノキサンからなる触媒系を用いてアイソタ
クチック構造を有するエチレンとスチレンの交互共重合
体を製造する方法が示されている。また、特開平3−1
63088号公報には、拘束幾何形状錯体とアルミノキ
サンからなる触媒を使用し、エチレン/α−オレフィン
/スチレン共重合体を高活性で製造する方法が示されて
いる。同様に、特開平5−194641号公報には、拘
束幾何形状錯体とルイス酸を接触させてなる触媒を用い
てエチレン/プロピレン/スチレン共重合体の合成例が
示されている。さらに、特開平6−49132号公報に
は、特定の遷移金属化合物とアルミノキサンからなる触
媒を用いてエチレン/スチレン共重合体を製造する方法
が示されている。
【0006】しかしながら、以上述べたように、現在ま
でにエチレン/α−オレフィン/芳香族系ビニル化合物
共重合体の製造方法とそのポリマー構造については報告
されているものの、熱可塑性樹脂改質用エラストマーへ
応用した例はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表面非粘着
性に優れたエラストマー改質熱可塑性樹脂組成物を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述のよ
うな現状に鑑み、鋭意検討した結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明は熱可塑性樹脂およびエチレン
プロピレン/芳香族ビニル化合物共重合体エラストマ
ーからなるエラストマー改質熱可塑性樹脂組成物に関す
るものである。以下に、その詳細について説明する。
【0009】本発明で使用する熱可塑性樹脂は特に限定
を受けないが、エラストマーによる改質効果の大きさの
観点から高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直
鎖状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、塩素化ポリエチレン、エチレン・エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン・ノルボルネン共重合体などのポ
リエチレン系樹脂およびその誘導体、ポリプロピレン、
エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・プロピレン
・1−ブテン共重合体、シンジオタクチックポリプロピ
レンなどのポリプロピレン系樹脂、ポリブテン系樹脂、
ポリ(4−メチルペンテン−1)系樹脂、ポリスチレ
ン、ポリα−メチルスチレン、アクリロニトリル・スチ
レン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレ
ン共重合体などに代表されるスチレン系樹脂、ポリアル
キルメタクリレート、メチルメタクリレート・スチレン
共重合体に代表されるアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、フ
ェノール樹脂、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレ
ンオキサイド、フェノキシ樹脂、ポリフェニレンオキサ
イド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド、液晶
ポリマー等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上
が用いられる。
【0010】
【0011】また、本発明で使用するエチレン/プロピ
レン/芳香族ビニル化合物共重合体エラストマーを構成
する芳香族ビニル化合物としてはスチレン、o−メチル
スチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
o,p−ジメチルスチレン、o−エチルスチレン、m−
エチルスチレン、p−エチルスチレン、o−クロロスチ
レン、p−クロロスチレン、α−メチルスチレン等が挙
げられる。
【0012】本発明で用いるエチレン/プロピレン/芳
香族ビニル化合物共重合体エラストマーは、以下のよう
な組成および特性を有する。
【0013】(1)エチレンとプロピレンのモル比に制
限はないが、好ましくは30/70〜90/10の範囲
にあり、特に45/55〜85/15の範囲にあると熱
可塑性樹脂の改質効果に優れるため好ましい。
【0014】(2)芳香族ビニル化合物の含量に制限は
ないが、0.01〜30モル%の範囲にあることが好ま
しく、特に0.1〜15モル%の範囲にあることが好ま
しい。芳香族ビニル化合物含量を増すと表面粘着性は改
良されるが、30モル%より大きくなると低温特性が悪
化するとともに合成面で不利となる場合があるため、そ
のバランスを考えて選択する必要がある。
【0015】また、本発明において用いられるエチレン
プロピレン/芳香族ビニル化合物共重合体エラストマ
ーの分子量は特に制限されるものではないが、ゲルパー
ミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって測
定した数平均分子量がポリエチレン換算で10000〜
1000000であることが好ましく、さらに好ましく
は10000〜600000である。この数平均分子量
が10000以上のとき熱可塑性樹脂のエラストマーに
よる改質効果が高くなり、一方、数平均分子量が100
0000より小さくなるとエラストマー改質熱可塑性樹
脂組成物の加工性が向上する。
【0016】上述のエチレン/プロピレン/芳香族ビニ
ル化合物共重合体エラストマーの製造方法は特に限定さ
れず、チタン系触媒、バナジウム系触媒またはメタロセ
ン系の触媒など種々の触媒を用いて製造することができ
る。なかでも、共重合性に優れたメタロセン触媒を用い
て製造することが好ましい。この方法により高活性で、
分子量分布および組成分布の狭い共重合体を得ることが
可能である。
【0017】また、本発明に用いるエチレン/プロピレ
/芳香族ビニル化合物共重合体エラストマーは、エチ
レン/プロピレン系エラストマーで実施されているよう
に無水マレイン酸、アクリル酸およびグアニジン酸など
で変性することも可能である。この操作によって、エラ
ストマーの改質効果がさらに高くなる場合がある。
【0018】エチレン/プロピレン/芳香族ビニル化合
物共重合体エラストマーは、熱可塑性樹脂100重量部
に対して1重量部以上300重量部以下とすることが望
ましい。300重量部以下のとき表面非粘着性の効果が
高くなものの、1重量部未満であるとエラストマーに
よる改質効果が乏しくなるおそれがある。
【0019】本発明のエラストマー改質熱可塑性樹脂組
成物には、必要に応じて炭酸カルシウム、マイカ、タル
ク、シリカ、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、カオリ
ン、クレー、パイロフェライト、ベントナイト、セリサ
ナイト、ゼオライト、ネフェリンシナイト、アタパルジ
ャイト、ウォラストナイト、フェライト、珪酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、三酸化アンチモ
ン、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化
鉄、二硫化モリブデン、カーボンブラック、石膏、石英
などの無機充填剤や補強剤、さらには有機,無機顔料を
配合することもできる。また、パラフィン系軟化剤、ナ
フテン系軟化剤、アロマ系軟化剤、エステル系可塑剤な
どを必要に応じて添加することが可能である。さらに、
離型剤、アンチブロッキング剤、スリップ剤、帯電防止
剤、滑剤、耐熱安定剤、光安定剤、UV吸収剤、耐候性
安定剤、発泡剤、消泡剤、防錆剤、防黴剤、結晶化剤、
透明化剤、イオントラップ剤、難燃剤、難燃助剤等を必
要に応じて添加しても良い。
【0020】本発明のエラストマー改質熱可塑性樹脂組
成物の製造方法は特に限定を受けず、ロール、バンバリ
ーミキサー、ニーダーなどのバッチ式混練機やスクリュ
ー押出機、ローター型連続混練機などが使用できる。ま
た、溶媒キャストなどによっても製造することが可能で
ある。
【0021】本発明のエラストマー改質熱可塑性樹脂組
成物は、射出成形、押出成形、インフレーション成形、
カレンダー成形、圧縮成形、ブロー成形、トランスファ
ー成形により各種成形品、容器、フィルム、シート、チ
ューブ等に成形することが可能である。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
これらに限定的されるものではない。実施例中の各種測
定は、下記の方法により行った。
【0023】(エチレン/プロピレン/スチレン共重合
体エラストマーのプロピレンおよびスチレン含量の測
定)1,1,2,2−テトラクロロエタンを溶媒に、4
00MHz、1H−NMRスペクトル(日本電子(株)
製 JNM GX400)測定により算出した。
【0024】(分子量、分子量分布の測定)溶媒にο−
ジクロロベンゼンを用い、140℃におけるゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(ミリポア(株)製 1
50C型GPC)によりポリエチレン換算で求めた。
【0025】実施例1 5lのオートクレーブにトルエン2250ml、スチレ
ン150mlおよびプロピレンを600mlを加え、攪
拌しながら内温を90℃まで上昇させた。このときの内
圧が11kg/cm2であった。さらに、エチレンを導
入して全圧を23kg/cm2とした。次に、別の反応
容器にトルエン10ml、メチルアルミノキサン10m
mol、公知の方法により合成した(ジメチル(t−ブ
チルアミド)(テトラメチル−η5−シクロペンタジエ
ニル)シラン)ジクロライドチタン10μmolを加
え、この混合溶液を20分間撹拌した後、オートクレー
ブに導入し、重合を開始した。この重合は、エチレンを
連続的に導入し、全圧を23kg/cm2に保ち、90
℃で20分間行った。
【0026】重合終了後、多量のエタノールによりポリ
マーを洗浄し、60℃で12時間減圧乾燥を行った。そ
の結果、スチレン含量1mol%、プロピレン含量45
mol%のエチレン/プロピレン/スチレン共重合体エ
ラストマーを64g得た。この共重合体は、数平均分子
量33000、Mw/Mn=2.3であった。
【0027】得られたポリマー20gとポリプロピレン
(東ソーポリプロJ5100A、東ソー(株)製)30
g、2種類の熱安定剤(イルガノックス1010、イル
ガフォス168(チバガイギー社製)をそれぞれ0.1
g、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.1gを内
容積60ccのブラベンダーミキサーに投入し、ケーシ
ング温度200℃、回転数60r.p.m.にて5分間
混練した。得られた混練物を200℃にてプレス成形
し、厚さ0.3mmのシートとし、粘着性評価用の試験
片とした。
【0028】実施例2 実施例1において得られたエチレン/プロピレン/スチ
レン共重合体エラストマーを0.7g、ポリエチレン
(ニポロンハード2400、東ソー(株)製)1.3
g、熱安定剤(イルガノックス1010、チバガイギー
社製)0.05gを沸騰キシレン中に投入し、10分間
放置した。得られた溶液を過剰のメタノール中で再沈澱
させ、エラストマー改質樹脂を得た。これを80℃にて
4時間真空乾燥した後、180℃にてプレス成形し、厚
さ0.3mmのシートとし、粘着性評価用の試験片とし
た。
【0029】比較例1 5lのオートクレーブにトルエン1000mlおよびプ
ロピレン2000mlを加え、攪拌しながら内温を40
℃まで上昇させた。このときの内圧が14kg/cm2
であった。さらに、エチレンを導入して全圧を24kg
/cm2とした。次に、別の反応容器にトルエン10m
l、メチルアルミノキサン2mmol、公知の方法によ
り合成したジフェニルメタン(シクロペンタジエニル)
(フルオレニル)ジルコニウムジクロライド2μmol
を加え、この混合溶液を20分間撹拌した後、オートク
レーブに導入し、重合を開始した。この重合は、エチレ
ンを連続的に導入し、全圧を24kg/cm2に保ち、
40℃で60分間行った。
【0030】重合終了後、多量のエタノールによりポリ
マーを洗浄し、60℃で12時間減圧乾燥を行った。そ
の結果、プロピレン含量41mol%のエチレン/プロ
ピレン共重合体エラストマーを75g得た。この共重合
体は、数平均分子量31000、Mw/Mn=2.1で
あった。
【0031】得られたポリマー20gとポリプロピレン
(東ソーポリプロJ5100A、東ソー(株)製)30
g、2種類の熱安定剤(イルガノックス1010、イル
ガフォス168(チバガイギー社製)をそれぞれ0.1
g、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.1gを内
容積60ccのブラベンダーミキサーに投入し、ケーシ
ング温度200℃、回転数60r.p.m.にて5分間
混練した。得られた混練物を200℃にてプレス成形
し、厚さ0.3mmのシートとし、粘着性評価用の試験
片とした。
【0032】比較例2 比較例1において得られたエチレン/プロピレン共重合
体エラストマーを0.7g、ポリエチレン(ニポロンハ
ード2400、東ソー(株)製)1.3g、熱安定剤
(イルガノックス1010、チバガイギー社製)0.0
5gを沸騰キシレン中に投入し、10分間放置した。得
られた溶液を過剰のメタノール中で再沈澱させ、エラス
トマー改質樹脂を得た。これを80℃にて4時間真空乾
燥した後、180℃にてプレス成形し、厚さ0.3mm
のシートとし、粘着性評価用の試験片とした。
【0033】以上得られた組成物を以下の方法で評価し
た。結果を表1に示す。
【0034】(粘着性試験)厚さ0.3mmのシートを
1cm×3cmの短冊状に切り出す。2枚の短冊状シー
トを接着面が1cm×1cmとなるよう重ね、接着面に
100gの荷重を与え、40℃にて放置する。1週間経
過後、荷重を取り除き、室温に戻す。これを剥離し、剥
離面の観察を肉眼で行った。表面粘着性の強い材料の場
合、自着の痕跡が観察される。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエラストマ
ー改質樹脂組成物は、表面非粘着性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 粘着性試験の方法を示した図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−163088(JP,A) 特開 平7−316355(JP,A) 特開 平7−316356(JP,A) 特開 平7−330982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂およびエチレン/プロピレン
    /芳香族ビニル化合物共重合体エラストマーからなるエ
    ラストマー改質熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】エチレン/プロピレン/芳香族ビニル化合
    物共重合体エラストマーのエチレンとプロピレンのモル
    比が30/70〜90/10の範囲にあり、芳香族ビニ
    ル化合物含量が0.01〜30モル%の範囲であること
    を特徴とする請求項1に記載のエラストマー改質熱可塑
    性樹脂組成物。
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