JP3458360B2 - 集合住宅の棟内伝送システム - Google Patents

集合住宅の棟内伝送システム

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JP3458360B2
JP3458360B2 JP17532398A JP17532398A JP3458360B2 JP 3458360 B2 JP3458360 B2 JP 3458360B2 JP 17532398 A JP17532398 A JP 17532398A JP 17532398 A JP17532398 A JP 17532398A JP 3458360 B2 JP3458360 B2 JP 3458360B2
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利雄 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の棟内伝
送システムに関するものであり、より具体的には、従来
のCATVのような放送局から一般家庭への一方的な片
方向情報の伝送ではなく、同じCATVを利用して、受
信側である一般家庭からインターネットや電話により、
放送局等の発信源へ向けて発信できる双方向CATVの
技術に関するものであり、特にマンション等の集合住宅
から、電話やインターネットによって放送局等の発信源
へ発信する際に生ずる雑音(上り信号への流合雑音)
を、既存の棟内伝送システムをそのまま利用しながら解
消する技術に関するものである。 【0002】 【発明の背景】よく知られているように、CATV(ケ
ーブルテレビ)は、例えば、ビルの谷間や山間部等にお
けるテレビ画像の映りの悪さを回避するために、共同ア
ンテナを設置するとともにケーブルにより加入者の家庭
に送信するものである。また、このように有線のケーブ
ルにより接続されることから、視聴者・顧客を特定でき
るため、有料テレビとしても用いられる。 【0003】そして、従来のCATVのアクセス系(C
ATV網)は、放送局(センター)側から一般家庭や企
業等のユーザーに向けて同軸ケーブルを使ったツリー状
の網構成となっている。つまり、一例を示すと、図1に
示すように、放送局1に接続される幹線2の伝送路の要
所要所に分岐点となるノード3を配置し、各家庭等に設
置される端末機器4が、そのノード3に直接或いはさら
にいくつかのノード5を介して連結される。そして、伝
送路を構成する同軸ケーブルは伝送損失が大きいので、
数百mごとに中継器(増幅器)6を介在させている。も
ちろん、その中継器6は、伝送周波数に合わせた規格の
ものが用いられている。 【0004】そして、従来のシステムは、放送局1側か
ら家庭に対して情報を発信(下り信号)する片方向伝送
するCATVであったが、最近、このCATVの伝送網
を利用して受信者である一般家庭側からも、情報を発信
(上り信号)することができる双方向CATVが開発さ
れている。この時、下り信号と上り信号とが同一の伝送
経路を用いることから、混線しないようにするため、通
常は、伝送周波数を変えている。 【0005】つまり、下り信号は、アナログチャンネル
の場合には、70〜450MHzの周波数帯域が使用さ
れる。そして、上り信号は、上記した下り信号の周波数
帯域に混成しない10〜50MHzの周波数帯域が使用
される。 【0006】また、本発明が対象とする多くの戸数から
なるマンション等の集合住宅7の場合には、上記した幹
線2等に一括して接続するための構内ヘッドエンドを集
合住宅の屋上などの所定の位置に配備し、その構内ヘッ
ドエンドから建物内に同軸ケーブルをツリー状に配線す
ることにより、各家庭まで引き回し、CATVを視聴可
能な設備(受信端末)を後で設置・接続することができ
るようにしている。 【0007】しかしながら、上記のように上り信号を1
0〜50MHzの周波数帯域を用いて双方向CATVを
構築すると、上り信号に雑音がのり(流合雑音)、伝送
する上り信号に影響を与える。これは10〜50MHz
帯では、家庭内の電気機器や周囲の中小企業の電気機器
はもちろんのこと、短波放送波やCB無線波等から混入
する雑音が非常に多く、また、この混入レベルも大きい
ためである。 【0008】係る問題を解決するためには、上り信号も
雑音の影響を受けにくい高周波数帯域を利用して伝送す
るようにすることが考えられる。つまり、下り信号の周
波数帯域の上限よりも一定のマージンをとった高周波数
帯域であれば、下り信号との混線もなく、雑音にも強く
なる。 【0009】しかし、そのようにすると、すでに設置・
構築したCATV網のうち、少なくとも上り信号用に設
けた中継器など、上り信号の周波数帯域に応じて設定し
た機器類をすべて交換しなければならなくなり、その交
換作業が煩雑となるばかりでなく、せっかく設置した既
存の設備が無駄になるので好ましくない。そして、雑音
の影響はすべての受信端末から出力される上り信号に基
づいて生じるものでもなく、すでに設置されているもの
の中には実質上何ら問題なく稼働しているものもあり、
係る正常に動作している設備も含めて交換しなければな
らなくなるので、その交換に基づく影響は図り知れな
い。さらに、周波数が高くなると伝送距離が短くなるの
で、中継点を多く設置しなければならなくなる。 【0010】これに対処するため、企業のオフィス等で
は、LANが構築されている場合が多いため、それなり
の技術的対応を施すことにより、雑音が伝送路に伝達さ
れるのを遮断するようにしている。また、一戸建ての家
屋の住人で双方向CATVに参加を希望する者は、モデ
ム等の制御装置を備えることにより、やはり雑音が幹線
路側に伝送されるのを抑制する防護対策を施すことがで
きる。さらに、あるノードに対して複数の家屋が接続さ
れている場合であっても、各家屋は離反配置されている
こともあり、雑音の発生源や、雑音を伝送してる線路を
特定することは比較的に容易に行えるので、その特定し
た雑音の発生源・線路に対して所望の対策を施すことが
できる。そして、係る特定をするために必要な検査を行
うことも、少なくともノードに接続し、CATVをすで
に視聴或いは希望する人であれば、雑音の影響をなくし
たいと考え、それに必要な措置をとることに協力を惜し
まないはずである。 【0011】これに対し、本発明が対象とする多くの戸
数からなるマンション等の集合住宅の場合には、各部屋
まではCATVのラインが敷設されており、住居人がC
ATVの利用を希望する場合には、そのライン(接続用
コネクタ)に視聴するための受信端末を接続することに
なる。さらに、通常は、図1に示すように、複数のライ
ンLに分割するものの、各ラインLには、複数の接続用
コネクタ8を直列に取り付けることが多い。従って、あ
る1本のラインLをみた場合に、すべてのコネクタに受
信端末4が接続されるのではなく、部分的に未接続のコ
ネクタも存在することがある。 【0012】すなわち、集合住宅の住人の通信技術に対
する意識には、関心のある人とない人との間には大きな
ずれがある場合が多い。従って、上記した一戸建ての人
の場合と同様に、CATVを利用する集合住宅の住人
は、雑音解消対策を希望し、それに必要な作業に協力す
るものの、CATVを利用しない住人を含めて雑音解消
策をとることに対する賛同を得ることが困難となること
が多々ある。 【0013】特に、集合住宅の場合には、上記したよう
に1つのライン上に複数の接続点を直列接続するように
配備したり、また、雑音の発生源も多岐にわたり、CA
TVを利用しない家庭から発生する雑音が伝送路に重畳
されるおそれもある。よって、雑音発生源及び雑音の影
響を受けている伝送路を特定するための調査及び特定後
のメンテナンス・修理を実行する場合には、CATVの
利用の有無に関わらず、集合住宅の住人の協力・許可が
必要不可欠となることが多い。しかし、実際には、上記
したように多数の賛同を得ることが困難であるという問
題を生じる。また、例えば伝送路を壁面内に埋設したと
すると、雑音解消策をとることすら困難となることもあ
る。 【0014】その結果、雑音の影響があるのを許容した
状態のまま双方向CATVを利用するか、あきらめて片
方向CATVのみの利用にすることになり、快適な環境
下での双方向CATVを簡単に利用することはできなか
った。また、各自が個別に何らかの対応策をとることも
考えられるが、個人が個別対応するのは、技術的・費用
的に負担が大きくなり、双方向CATVを普及させてい
く面でも好ましくない。 【0015】係る問題を解決するため、本出願人は、特
願平10−35388号にて以下に示すような発明を提
案した。すなわち、幹線を流れる下り信号と上り信号の
周波数帯域が、下り信号の方が高い周波数帯域を用いる
双方向CATVシステムを前提とし、前記幹線にヘッド
エンドを介して接続される集合住宅内の伝送ライン内の
上り信号を、前記幹線を流れる下り信号より高い周波数
帯域を用いて伝送するようにし、前記ヘッドエンドから
前記幹線に伝送される際に、前記伝送ライン内の上り信
号の伝送周波数を、前記幹線を流れる上り信号の周波数
帯域に合わせて変換するようにした。 【0016】そして、このような双方向CATVにおけ
る幹線に接続され、双方向通信を可能とした集合住宅の
棟内伝送システムとして、前記幹線と双方向接続するた
めのヘッドエンドと、前記ヘッドエンドに接続され、前
記集合住宅内に配線された伝送ラインと、前記伝送ライ
ンに取り付けられた、受信端末接続用のコネクタとを備
え、前記コネクタを介して前記伝送ラインに送り込まれ
る上り信号の伝送周波数は、前記幹線を流れる下り信号
の伝送周波数より高い周波数帯域を用い、前記ヘッドエ
ンド内の上り信号を伝送するライン上には、前記伝送ラ
イン内の上り信号の伝送周波数を、前記幹線を流れる上
り信号の周波数帯域に合わせて変換する変換手段を備え
た集合住宅の棟内伝送システムを開発した(詳細な構成
は、実施の形態で説明する)。 【0017】係る構成にすると、棟内伝送ラインを流れ
る際には、上り信号であっても高周波数帯域となるの
で、雑音に強くなる。そして、ヘッドエンドから出ると
きには上り信号は幹線における上り信号の周波数帯域に
変換するので、すでに設置された幹線及び他の設備と同
様に双方向CATVが利用できる。また、異なる周波数
帯域を使用しているので、上り信号と下り信号を容易に
弁別できる等、種々の効果を発揮する。 【0018】そこで、本発明者らは、さらにこのような
システムを実際に構築する場合の問題を検討した。する
と、集合住宅の棟内を伝送する上り信号は、受信端末か
ら送出される際に一旦伝送周波数を高くし、最終的に幹
線に送る際には周波数を落としてもとの信号に再現する
必要があるので、いかにして、この2回の周波数変換を
安定的に行うかが重要な課題の1つとなる。そこで、棟
内を伝送する際に必要な周波数を変換するアップコンバ
ータやダウンコンバータなどの変換器の開発を行った。 【0019】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、双方向CATVシステムにおいて、集合住宅棟内の
上り信号伝送として、流合雑音の少ない高域の周波数帯
域を上り信号帯域として利用する伝送方式にて、ケーブ
ルモデムなどの端末機器の上り信号周波数を上記高域の
周波数帯域に変換したり、棟内伝送からCATV幹線の
上り信号帯域に送出する際に、その幹線の伝送周波数に
適合するように棟内伝送の高い周波数から低い周波数に
変換したりする周波数変換器において、高精度で安定し
た周波数変換をすることができ、端末機器から出力され
る上り信号を正確に幹線に供給することができ、また、
回路構成が簡単で機器の低廉化が可能となる集合住宅の
棟内伝送システムを提供することにある。 【0020】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る集合住宅の棟内伝送システムで
は、幹線を流れる下り信号と上り信号の周波数帯域が、
下り信号が高い双方向CATVシステムに、構内ヘッド
エンドを介して接続されている既設の集合住宅の棟内伝
送システムであって、前記集合住宅の棟内伝送ラインに
接続される受信端末には、その受信端末からの上り信号
を、前記棟内伝送ラインを流れる下り信号より高い周波
数に変換する周波数変換器(実施の形態では、「アップ
コンバータ20」)を接続する。 【0021】そして、その周波数変換器は、下り信号と
ともにセンタ側が基準用周波数として発信しているパイ
ロット信号を抽出する抽出手段(実施の形態では、「第
1バンドパスフィルタ20b」に対応)と、その抽出手
段で抽出した前記パイロット信号の基本波または整数倍
の周波数を生成する生成手段(実施の形態では、「第2
増幅器20f」と「第2バンドパスフィルタ20g」の
2つにより実現されている)と、その生成手段で生成さ
れた周波数を持つ信号を局部発振信号として使用し、
記受信端末からの上り信号の伝送周波数をアップさせる
変換手段(実施の形態では「混合器20j」に相当)と
を備えている。 【0022】一方、前記構内ヘッドエンドには、前記受
信端末からの上り信号を、前記幹線を流れる上り信号の
周波数帯域に変換する周波数変換器を接続する。 【0023】その構内ヘッドエンドに接続された周波数
変換器は、下り信号とともに搬送される前記パイロット
信号を抽出する抽出手段(「第3バンドパスフィルタ1
0b」に対応)と、その抽出手段で抽出したパイロット
信号の基本波または整数倍の周波数を生成する生成手段
(実施の形態では、「第4増幅器10f」と「第4バン
ドパスフィルタ10g」の2つにより実現されている)
と、その生成手段で生成された周波数を持つ信号を局部
発振信号として使用し、前記伝送ラインを流れる上り信
号の伝送周波数を前記受信端末からの上り信号の周波数
と高精度に同期した周波数に戻すようにダウンさせる変
換手段(実施の形態では「混合器10j」に対応)とを
え、前記既設集合住宅の棟内伝送システムをそのまま
利用しながら流合雑音を解消するように構成した。 【0024】本発明では、棟内伝送ラインを流れる際に
は、上り信号であっても高周波数帯域となるので、雑音
に強くなる。そして、棟内から出るときには上り信号は
幹線における上り信号の周波数帯域に変換するので、す
でに設置された幹線及び他の設備と同様に双方向CAT
Vが利用できる。また、異なる周波数帯域を使用してい
るので、上り信号と下り信号を容易に弁別できる。 【0025】そして、下り信号の中には、パイロット信
号が必ず存在する。このパイロット信号の伝送周波数
は、基準用周波数であるので精度良く決められており、
信頼性が高い。そこでこのパイロット信号の周波数を基
準に周波数変換を行うと、高精度でばらつきのない周波
数変換が行える。そして、パイロット信号の周波数の2
倍とすると、他の通信機器の周波数帯域と混信しないの
で好ましい。また、周波数のアップ/ダウンは、同一の
信号に基づいて周波数を変換するため、仮に基準となる
パイロット信号の周波数に変動があったとしても増加/
減少させるため、係る変動は相殺される。 【0026】本発明を用いると、マンション等の集合住
宅における片方向CATV方式から、電話やインターネ
ットによって放送局等の発信源へ発信する双方向CAT
Vへ変換する際や、当初から双方向CATVを利用すべ
く配備する場合に、集合住宅の各家庭からの上り信号の
周波数を、従来上り信号の周波数として使用されていな
い高域の周波数とするが、集合住宅の棟内ヘッドエンド
の幹線への上り信号は、幹線における上り信号の周波数
帯域(例えば10〜50MHz)とすることにより流合
雑音を解消することができる。そして、その為の設備と
しては、ヘッドエンドの上りラインに周波数変換手段を
設置したり、受信端末に高周波数で発信する機能を付与
すれば良い。よって、伝送ラインに対する防護策や、各
家庭での検査・メンテナンスが不要となる。 【0027】 【発明の実施の形態】まず、本発明が適用される前提と
なる双方向CATVシステムの一例について説明する。
図2は、先提案に係る双方向CTAVシステムの要部を
示している。この例では、図1に示した集合住宅7内の
システム構成の一部を変更することにより、図1に示す
幹線2等の既存のアクセス系(CATV網)はもとよ
り、集合住宅7の棟内伝送システムの大部分をそのまま
利用できるようにしている。 【0028】まず、図2に基づいて集合住宅7の棟内伝
送システムについて説明する。図外のCATVの幹線に
接続される構内ヘッドエンド10に複数の伝送ライン1
1が、並列的に接続されている。この伝送ライン11
は、この例では集合住宅7の各階層ごとに設置されてい
る。そして、この伝送ライン11に直列的に同一階層の
各室に配備されるコネクタ端子12が接続されている。
従って、CATVを利用したいユーザーは、CATV業
者等から受信端末13を取得し、それをコネクタ端子1
2に接続するだけで、CATV網に連結することができ
る。 【0029】そして、この受信端末13は双方向伝送を
行うべく、下り信号をホームターミナル13aにて受信
するとともに、その受信信号に基づく音声・画像データ
をテレビ13bに出力する。一方、上り信号は、例えば
パソコン13cなどを用いて生成され、モデム13dを
介して伝送ライン11に送られ、構内ヘッドエンド10
に至るようになっている。そして、この構内ヘッドエン
ド10から、幹線へ送られ、その上り信号が放送局に伝
達されるようにしている。 【0030】さらに、構内ヘッドエンド10は、その内
部では上り信号と下り信号を分離して伝送し、その途中
で増幅することにより、各信号を減衰することなく相手
側に伝送可能としている。そのため、入出力端に分波器
を設け、下り用ラインと上り用ラインとに振り分けるよ
うにしている。そして、上記した各構成は従来と同じで
ある。 【0031】ここで本双方向CATVシステムでは、幹
線を流れる各信号の伝送周波数は、従来と同様に下り信
号は70〜450MHzとし、上り信号は10〜50M
Hzとした。そして、棟内の伝送ライン11を流れる各
信号の周波数は、下り信号は70〜450MHzとする
ものの、上り信号は上記下り信号の周波数帯域よりも高
い周波数とした。これにより、集合住宅7の棟内のライ
ン11を流れる上り・下りのいずれの信号も高周波帯域
となるので、雑音に強くなり、上り信号に雑音が重畳し
て放送局側に伝送されるのを可及的に抑制する。 【0032】そして、係るシステム構成では、幹線部分
は従来と同様にしているので、その幹線についての設備
はもちろんのこと、例えばすでに上り信号20〜50M
Hzを用いて双方向CATVを利用している端末設備も
そのまま使用できるとともに、そのように使用継続でき
るということは、設備の交換等の作業も不要となるの
で、経済的である。 【0033】本発明に係る双方向CATVシステム用周
波数変換器は、棟内を流れる上り信号を高周波数とする
ために、受信端末13のパソコン13cから出力される
上り信号の周波数を高くしたり、上り信号を棟内から幹
線に送り出す際にもとの低い周波数に戻すために用いら
れる。そして、具体的には、図2に示すようにモデム1
3dと端子コネクタ12の間に設置され、高い周波数に
変換するアップコンバータ20内や、構内ヘッドエンド
10内の上りライン内に組み込むことができる。 【0034】そして、本発明では、これらアップコンバ
ータ20等において周波数変換する際に、パイロット信
号の2倍の周波数を局部発振信号周波数として用いて変
換するようにしている。 【0035】つまり、図3に示すように下り側ラインに
は、下り信号を明瞭に維持するために、センタ側が基準
用周波数として、パイロット信号(周波数451.25
MHz)を発信しているので、これを活用するのであ
る。すなわち、パイロット信号の2倍の周波数は90
2.5MHzとなり、下り信号の周波数帯域(上限が4
50MHz)に比べて十分に大きくなる。従って、係る
2倍の周波数を棟内における上り信号の伝送周波数にす
ることにより、混線することなく、確実に送れる。そし
て、このパイロット信号の伝送周波数は、精度良く決め
られているとともに常時出力されるため、基準信号とし
て用いるのに適している。なお、混信等の影響がなけれ
ば、パイロット信号の基本波や3倍以上の整数倍の周波
数を使用しても良い。 【0036】なお、図示省略するが、下り信号がデジタ
ルチャンネルの場合には、450〜550MHzの周波
数帯域を使用するが、この場合も上記したパイロット信
号の2倍の周波数は十分に高く混線しない。さらに、チ
ャンネル数の増加に伴い下り信号の周波数帯域の上限と
して770MHzに広げる計画もあるが、仮に係る範囲
まで拡大されたとしても、902.5MHzであれば混
線しない。 【0037】そして、このようにパイロット信号の2倍
の周波数を局部発振周波数信号として用いて周波数変換
するための具体的な構造とし、アップコンバータ20
は、例えば図4に示すような構成をとることができる。 【0038】同図に示すように、本形態におけるアップ
コンバータ20は、上り信号と下り信号を分配し、下り
信号はホームターミナル13a側に伝達し、上り信号は
棟内の伝送ライン11側に送り出すような機能を持って
いる。そこで、信号の伝送経路に沿って説明する。 【0039】まず、棟内の伝送ライン11側の接点(入
出力端子)20mには、第1ローパスフィルタ20a,
第1バンドパスフィルタ20b及び第1ハイパスフィル
タ20cを接続している。第1ローパスフィルタ20a
は、下り信号の伝送周波数(70〜450MHz)を抽
出して通過可能とするもので、例えば550MHz以下
を通過させるようにする。なお、この上限は、双方向C
ATVシステムに用いられる下り信号の周波数帯域に合
わせて調整するのはもちろんである。 【0040】第1バンドパスフィルタ20bは、パイロ
ット信号の周波数(451.25MHz)を中心周波数
とし、通過帯域をできるだけ狭いものを用いる。これに
より、下り信号とともに伝送ライン11を伝達されてき
たパイロット信号のみを選択して通過可能となる。 【0041】第1ハイパスフィルタ20cは、高周波数
に変換された上り信号を伝送ライン11に送出するもの
で、下り信号及びパイロット信号と弁別できる適当な周
波数(例えば、850MHz)をカットオフ周波数と
し、それ以上の周波数成分を通過可能としている。 【0042】一方、下り信号の伝送ラインを構成する第
1ローパスフィルタ20aの下流側には、第1増幅器2
0d,第2ハイパスフィルタ20eが直列接続され、受
信端末側の接点(入出力端子)20nに至る。そして、
この接点20nが、受信端末13内のモデム13d,ホ
ームターミナル13aに接続される。さらに、この第2
ハイパスフィルタ20eのカットオフ周波数は、下り信
号の周波数帯域(70〜450MHz)に合わせて、例
えば60MHzにする。これにより、下り信号の周波数
帯域(70〜450MHz)が選択的に通過し、上り信
号に相当する周波数(10〜50MHz)は遮断され
る。 【0043】また、第1バンドパスフィルタ20bの下
流側には、第2増幅器20f,第2バンドパスフィルタ
20gを直列接続し、その下流側の第2バンドパスフィ
ルタ20gの通過帯域は、パイロット信号の周波数の2
倍(902.5MHz)を中心周波数とする狭帯域とし
ている。これにより、第1バンドパスフィルタ20bを
通過したパイロット信号を増幅器20fで増幅すること
により、高調波成分を発生させ、その高調波成分を含む
増幅信号を第2バンドパスフィルタ20gを通過させる
ことによりパイロット信号の2倍の周波数成分のみを抽
出するようになっている。そして、この抽出した2倍の
周波数成分が、局部発振信号として混合器20jに与え
られる。 【0044】一方、受信端末側の接点20nには、上記
したように第2ハイパスフィルタ20eが接続されてい
るが、さらに第2ローパスフィルタ20hも接続されて
いる。この第2ローパスフィルタ20hのカットオフ周
波数は、例えば60MHzにし、モデム13dから送出
される上り信号(10〜50MHz)を通過可能とし、
下り信号の周波数帯域の信号は遮断するようになってい
る。 【0045】そして、この第2ローパスフィルタ20h
を通過した上り信号(10〜50MHz)は、第3増幅
器20iで増幅された後、混合器20jに与えられ、上
記した局部発振信号(902.5MHz)と混合され
る。これにより、混合器20jの出力は、912.5〜
955.5MHzになる。つまり、10〜50MHzの
周波数が、912.5〜955.5MHzに周波数変換
される。 【0046】そして、このように周波数変換された信号
は、第4増幅器20kで増幅した後、第1ハイパスフィ
ルタ20cに与えられる。すると、上記したように第1
ハイパスフィルタ20cのカットオフ周波数は、850
MHz程度に設定されているため、与えられた周波数変
換された上り信号はそのまま通過し、棟内の伝送ライン
に送られる。よって、伝送ライン内は、912.5〜9
55.5MHzの高周波の状態で伝送されることにな
る。 【0047】一方、構内ヘッドエンド10としては、下
り信号用の増幅器は従来と同様に70〜450MHzの
信号を増幅するものを用いる。一方、上り信号用の増幅
器は、単に振幅を増幅するのみならず、周波数も変換す
る増幅周波数変換器を用いて構成している。そして、周
波数の変換は、棟内を流れる上り信号の周波数(91
2.5〜955.5MHz)を、幹線2を流れる上り信
号の周波数(10〜50MHz)に変換するものを用い
るようにしている。 【0048】この構内ヘッドエンド10の内部構造とし
ては、例えば図5に示すようにすることができる。同図
に示すように、基本的な概略構成は、図4に示すアップ
コンバータと同様の構成となっている。 【0049】すなわち、幹線に接続される接点10mに
は、第3ハイパスフィルタ10a,第3バンドパスフィ
ルタ10b,第3ローパスフィルタ10cを接続してい
る。そして、下りラインに配置された第3ハイパスフィ
ルタ10aは、幹線を伝送する際の下り信号の伝送周波
数と上り信号を弁別することのできるカットオフ周波数
(例えば60MHz程度)を持ち、これにより、幹線か
ら送られてきた下り信号を通過し、上り信号を遮断する
ようになる。 【0050】そして、第3ハイパスフィルタ10aを通
過した下り信号は、第5増幅器10dで増幅された後、
第4ローパスフィルタ10e(カットオフ周波数が例え
ば550MHz)を通過し、接点10nを介して棟内の
伝送ラインに供給される。 【0051】また、第3バンドパスフィルタ10bの通
過帯域は、パイロット信号の周波数に設定しており、こ
の第3バンドパスフィルタ10gを通過した周波数成分
が、第6増幅器10f,第4バンドパスフィルタ(通過
帯域幅の中心周波数がパイロット信号の周波数の2倍)
10gを通過することにより、902.5MHzの局部
発振信号が生成される。そして、この局部発振信号が上
りラインに設置された混合器10jに与えられるように
なっている。 【0052】さらに、上りラインは、棟内側の接点10
n側から順に第5バンドパスフィルタ10h,第7増幅
器10i,混合器10j,第8増幅器10k,第3ロー
パスフィルタ10cを直列接続している。そして、第5
バンドパスフィルタ10hの帯域周波数は、棟内の伝送
ラインにおける上り信号の伝送周波数(912.5〜9
55.5MHz)に合わせ、さらに他の信号と弁別する
ように設定し、例えば850〜970MHzを通過帯域
にすることができる。これにより、下り信号が回り込ん
できたり、ノイズ信号が搬送されるのを遮断できる。 【0053】そして、混合器10jでは、第4バンドパ
スフィルタ10gから出力される局部発振信号(パイロ
ット信号の2倍の周波数)と周波数混合される。このと
き、局部発振器信号を引くことにより、912.5〜9
55.5MHzの高周波信号が、10〜50MHzの低
周波数に周波数変換される。そして、この信号が第3ロ
ーパスフィルタ10c(カットオフ周波数を60MHz
程度に設定し、下り信号を遮断する)を通過し、接点1
0mを介して幹線2へ送出される。 【0054】なお、上記した実施の形態では、パイロッ
ト信号から2倍の周波成分を生成し、それを局部発振信
号として使用するようにしたが、本発明はこれに限るこ
とはなく、例えば発振器を内蔵し、その発振器の発振周
波数をパイロット信号の2倍の周波数に基づいて同期を
とるようにしてもよい。これにより、発振器の発振周波
数を高精度に制御でき、パイロット信号の2倍の周波数
に安定させることができる。 【0055】このように、パイロット信号の2倍の周波
数信号を同期信号として用いるようにすると、周波数混
合する信号の波形は、発振器の出力であるため歪むこと
がなく、その発振周波数は、パイロット信号に基づいて
精度良く設定できるので、高精度な周波数変換が行え
る。 【0056】一方、上記した実施の形態のようにパイロ
ット信号に基づく信号を局部発振信号に使用した場合に
は、発振器を省略できるので、簡易な構成で周波数変換
ができるので好ましい。 【0057】 【発明の効果】以上のように、本発明に係る集合住宅の
棟内伝送システムでは、周波数が安定しているパイロッ
ト信号の基本波または整数倍の周波数信号に基づいて周
波数変換を行うようにしたため、幹線の伝送周波数に適
合するように棟内伝送の高い周波数から低い周波数に変
換したりする周波数変換器において、高精度で安定した
周波数変換をすることができ、端末機器から出力される
上り信号を正確に幹線に供給することができる。また
部発振器を内蔵しなくてすむので、回路構成が簡単で
機器の低廉化が可能となる。 【0058】そして、マンション等の集合住宅における
片方向CATVから、双方向CATVへ変更したり、す
でに双方向CATVを使用している場合などにおいて、
集合住宅の各家庭からの上り信号の周波数がパイロット
信号の2倍程度の高域周波数とするため、ノイズに強く
なる。しかも、幹線を流れる上り信号は、従来と同様で
あるので、従来のCATVの構内ヘッドエンドに周波数
を変換する変換器を取り付けるのみで、上り信号の流合
雑音を解消できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】一般的なCATVのシステム全体の構成を示す
概念図である。 【図2】本発明の要部となる集合住宅の棟内の伝送系の
一例を示す概念図である。 【図3】本発明における使用周波数帯域の一例を示す図
である。 【図4】アップコンバータ20の内部構造を示す図であ
る。 【図5】棟内ヘッドエンド10の内部構造を示す図であ
る。 【符号の説明】 7 集合住宅 10 構内ヘッドエンド 10a 第3ハイパスフィルタ 10b 第3バンドパスフィルタ 10c 第3ローパスフィルタ 10f 第6増幅器 10g 第4バンドパスフィルタ 10j 混合器 11 伝送ライン 13 受信端末 20a 第1ローパスフィルタ 20b 第1バンドパスフィルタ 20c 第1ハイパスフィルタ 20f 第2増幅器 20g 第2バンドパスフィルタ 20j 混合器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 邦彦 東京都港区芝浦4−8−33 株式会社関 電工内 (56)参考文献 特開 昭64−62935(JP,A) 特開 昭49−45619(JP,A) 特開 平9−83830(JP,A) 特開 昭56−54172(JP,A) 特開 平6−69837(JP,A) 特開 平5−268605(JP,A) 特開 平2−207689(JP,A) 特開 平3−19472(JP,A) 特表 平9−510071(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 幹線を流れる下り信号と上り信号の周波
    数帯域が、下り信号が高い双方向CATVシステムに、
    構内ヘッドエンドを介して接続されている既設の集合住
    宅の棟内伝送システムにおいて、 前記集合住宅の棟内伝送ラインに接続される受信端末に
    は、その受信端末からの上り信号を、前記棟内伝送ライ
    ンを流れる下り信号より高い周波数に変換する周波数変
    換器を接続し、 その周波数変換器は、 下り信号とともにセンタ側が基準用周波数として発信し
    ているパイロット信号を抽出する抽出手段と、 その抽出手段で抽出した前記パイロット信号の基本波ま
    たは整数倍の周波数を生成する生成手段と、 その生成手段で生成された周波数を持つ信号を局部発振
    信号として使用し、前記受信端末からの上り信号の伝送
    周波数をアップさせる変換手段とを備えており、 前記構内ヘッドエンドには、前記受信端末からの上り信
    号を、前記幹線を流れる上り信号の周波数帯域に変換す
    る周波数変換器を接続し、 その構内ヘッドエンドに接続された周波数変換器は、 下り信号とともに搬送される前記パイロット信号を抽出
    する抽出手段と、 その抽出手段で抽出したパイロット信号の基本波または
    整数倍の周波数を生成する生成手段と、 その生成手段で生成された周波数を持つ信号を局部発振
    信号として使用し、前記伝送ラインを流れる上り信号の
    伝送周波数を前記受信端末からの上り信号の周波数と高
    精度に同期した周波数に戻すようにダウンさせる変換手
    段とを備え 前記既設集合住宅の棟内伝送システムをそのまま利用し
    ながら流合雑音を解消するようにした ことを特徴とする
    集合住宅の棟内伝送システム。
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