JP3457502B2 - 転送ファイル選択装置及び転送ファイル選択プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

転送ファイル選択装置及び転送ファイル選択プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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JP3457502B2 JP13345297A JP13345297A JP3457502B2 JP 3457502 B2 JP3457502 B2 JP 3457502B2 JP 13345297 A JP13345297 A JP 13345297A JP 13345297 A JP13345297 A JP 13345297A JP 3457502 B2 JP3457502 B2 JP 3457502B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はファイル転送装置に
関し、特に転送ファイルの選択機能を有する転送ファイ
ル選択装置及び転送ファイル選択プログラムを記録した
コンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ上で動作するアプリ
ケーションプログラム等を利用して文書作成等の作業を
行い、この作業を途中で中断した場合、中断するまでに
作成した内容を、文書ファイルにして、そのコンピュー
タに備えるハードディスクなどの記憶媒体に記憶させた
後、この文書ファイルを携帯端末などに転送し、その携
帯端末を用いて他の場所で、転送した文書ファイルを用
いて文書作成などの作業を再開するという機会はよくあ
るケースである。このような端末間等のファイルの転送
作業を支援する従来のシステムとしては、特開平6−3
32817号公報(以下、文献1)、カーネギー・メロ
ン大学のコーダ(Coda)ファイルシステム(「Mobile Inf
ormation Access 」、IEEE Personal Communications,V
olume3,No.1, February 1996)(以下、文献2)、及
び、特開平7−295930号公報(以下、文献3)が
知られている。
【0003】文献1では、表示画面上で転送元と転送先
のホストにあるファイルを同時に表示し、それによりユ
ーザが転送すべきファイルを選択できるようにしてい
る。また、文献2では、過去に使用したファイルのリス
トを受け取り、そのリストの内から最近使用したファイ
ルを選択し、転送するようにしている。また、文献3で
は、作業者の業務処理の実行過程をワークスペースとい
う作業定義に保持し、その中で使用したファイルの使用
履歴を管理して、作業者の業務処理の状態を保存してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献1
では、ユーザがホスト側にあるファイルのうち、端末側
に転送したいファイルを全て選択、指定しなければなら
ず、ユーザにとって煩わしいという問題がある。また、
文献2は、特別なファイルシステムを使用しなければな
らない、最近使用したファイルから転送するファイルを
選択するため、一時的に作成されたファイルや直接使用
できないファイルも選択されてしまう、といった問題が
ある。さらに、文献3では、各ユーザの作業をワークス
ペースにいちいち定義しなければならない、何かの作業
を行う際にはこのシステムを使用して行わなければなら
ないといった問題がある。
【0005】また、上記した従来のシステムでは、ある
時点より最近参照、更新されたファイルもしくはユーザ
により事前に定義されたファイルのみを対象としている
ため、例えば、直接仕事に使用するわけではないが、参
照する可能性のあるプログラムのソースファイルなどを
事前に予測して、転送するファイルのリストに入れてお
くといったことができなかった。
【0006】よって、本発明は、ファイルの転送に特別
なシステムを必要とすることなく、ユーザが転送したい
ファイルを自動的に選択することができる転送ファイル
選択装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、ユーザが転
送を行いたいとした時点で、最近、使用したファイルを
転送するファイルの候補(転送候補ファイル)とする
が、ここで各ファイルの属性(例えば、一般的に普及し
ているパーソナルコンピュータのオペレーティングシス
テムであるMS-DOS(Microsoft Disk Operating System
)やMS-Windows(共に米マイクロソフト社の商標)で
はファイルの拡張子名など)を使用して、コンピュータ
に存在するアプリケーションと関連付けられているか判
定する。そして、アプリケーションと関連付けられてい
ない場合には、直接作業に必要ないファイルとして転送
候補ファイルから外す。次に、ユーザが転送を必要とし
ない、または、転送を必要とする属性の登録もできる。
さらに、ユーザが直接使用していないファイルでも、参
照する可能性のあるファイルをも転送候補ファイルとす
るために、前述の方法で得られた転送候補ファイルが存
在するファイルシステム上のディレクトリ構造を読み取
り、転送候補ファイルと近い更新日、もしくはアクセス
日を持つファイルを探し、そのファイルを転送候補ファ
イルとするようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態である転送フ
ァイル選択装置T1の構成を示すブロック図である。図
1における1は、ユーザからの入力を受け付けるキーボ
ードやマウス、もしくは他のプログラムからの入力を受
け付けるためのネットワークなどの入力手段、2は本発
明の転送ファイル選択装置の処理経過を提示したり、選
択されたファイルを本当に転送してもよいかユーザに確
認を求める機能や、選択されたファイルを他の端末に転
送するために、ファイルをフロッピィディスク等の記録
媒体に記録する手段、ファイルをネットワーク等を介し
て転送したりするための機能を持つ出力手段、3は本例
においては、ディレクトリという木構造で管理されたフ
ァイル構造を持つファイルシステム、4はファイルシス
テム3上に格納された各種ファイルに対して為されたア
クセス(読み込みや書き込み等)を検出するためのファ
イルアクセス検出手段、5はファイルアクセス検出手段
4によって検出されたファイルのアクセス情報を格納
し、履歴を管理するためのファイルアクセスデータベー
ス、6はファイルアクセスデータベース5上のデータを
検索し、ある日時よりも最近にアクセスがあったファイ
ルを選択するための新規アクセスファイル決定手段、7
はファイルの属性とアプリケーションとの関連を管理し
ているアプリケーション関連付けデータベース、8はユ
ーザが転送の候補ファイルに追加したいファイルの属性
を指定するためのユーザ追加データベース、9はユーザ
が転送の候補ファイルから取り除きたいファイルの属性
を指定するためのユーザ削除データベース、10はアプ
リケーション関連付けデータベース7、ユーザ追加デー
タベース8、ユーザ削除データベース9を検索し、目的
の転送候補ファイルを決定するためのアプリケーション
関連付け解決手段、11はアプリケーション関連付け解
決手段10で決定された転送候補ファイルをもとにファ
イルシステム3のディレクトリ構造を検索し、転送候補
ファイルの近傍に所在し、この転送候補ファイルに関連
があるファイルを取得し、そのファイルを転送候補ファ
イルとするディレクトリ関連ファイル決定手段、12
は、入力手段1、出力手段2、新規アクセスファイル決
定手段6、アプリケーション関連付け解決手段10、デ
ィレクトリ関連ファイル決定手段11を制御し、転送候
補ファイルを決定する転送候補ファイル決定手段であ
る。
【0010】ここで、本発明の各構成について、図面を
参照しながら詳しく説明を行う。
【0011】ユーザもしくはシステムによってアクセス
されるファイルは、本例においては、ファイルシステム
3でディレクトリとして木構造で管理されている。この
ファイルシステム3は、一般的に普及しているコンピュ
ータによって実現されている手法であり、本発明が属す
る技術分野の当業者であれば、容易に理解可能であるた
め、本発明では特に説明をしない。
【0012】ユーザは、コンピュータ上で動作する各種
アプリケーションを介して、これらのファイルシステム
3が管理するファイルに対してアクセスする。ここで言
うアクセスとは、コンピュータを用いて作業等を行う場
合に、各種アプリケーションが持つ機能を介してユーザ
が以前作成したファイルを読み込んだり、作業結果をフ
ァイルとして保存したりする読み込みや書き込み等の行
為をいう。この操作には、アプリケーションを介してユ
ーザが実際にファイル名を指定して読み込み、書き込み
等を行う行為の他に、ユーザ以外、例えば、他のプログ
ラム(アプリケーション)等が自動的にファイルシステ
ム3に存在するファイルを参照、更新することなども含
まれる。
【0013】ファイルアクセス検出手段4は、ファイル
システム3を監視し、コンピュータ上で動作するアプリ
ケーションを介して為された各種のファイルに対するア
クセスを検出する。検出されたアクセスはファイルアク
セスデータベース5に、ファイルのアクセス履歴として
保存される。このファイルアクセスデータベース5に保
存されたファイルアクセス履歴の一例を図2に示す。本
例ではファイルアクセスデータベース5で保存するファ
イルアクセス履歴は、次のアからエの4つの項目からな
る。
【0014】ア.ディレクトリ:当該ファイルのファイ
ルシステム3内での保存場所を示す。 イ.ファイル名:当該ファイルのファイル名。表示可能
な文字の並び。 ウ.更新:当該ファイルに為されたアクセスが、ファイ
ルに対する更新か否かを示す。 エ.日時:当該ファイルに為されたアクセスの日時を示
す。
【0015】図2では、第1の項目はディレクトリの欄
であり、第2の項目はファイル名の欄であり、第3の項
目は更新の欄であり、第4の項目は日時の欄を示す。ま
た、第3の項目の更新の欄は、本例では、後述するが必
須項目ではない。
【0016】例えば、図2の第一行目は、「ディレクト
リがA:\report\agent の場所にあり、ファイル名がAgen
tMemo.doc であり、為されたアクセスは更新で、アクセ
ス日時が1997年2月28日の10時21分33秒」
であることを示す。これらの情報がユーザのアプリケー
ションの操作等によって生じるファイルアクセスの履歴
が蓄積されていく。
【0017】ここで本発明を分かりやすく説明するた
め、ユーザがファイルシステム3に存在するファイル
を、他の端末に転送したい場合の例を考える。この場合
ユーザは、ファイルを他の端末に転送する要求を入力手
段1を介して入力し、入力手段1はこの要求を転送候補
ファイル決定手段12に知らせる。
【0018】転送候補ファイル決定手段12は、入力手
段1からファイルを転送する要求を受け取ると、新規ア
クセスファイル決定手段6に対して、ある日時より最近
アクセスされたファイル名およびそのディレクトリ名を
渡すよう要求する。ここでいう“ある日時”とは、特に
限定されるものではなく、ユーザが自由に決めてもよい
し、システム的に決定してもよい。また、使用している
アプリケーションの種類に応じてこの日時を決定しても
よい。
【0019】新規アクセスファイル決定手段6は、転送
候補ファイル決定手段12からの要求を受けてファイル
アクセス履歴を蓄積するファイルアクセスデータベース
5から、ある日時より最近アクセスがあったファイルの
ファイル名とディレクトリを取得する。そして、新規ア
クセスファイル決定手段6は、得られたファイル名およ
びディレクトリのリストを転送候補ファイルリストとし
て転送候補ファイル決定手段12に返す。
【0020】この時の転送候補ファイルリストの例を図
3に示す。転送候補ファイルリストは、ファイル名とデ
ィレクトリからなるリストである。この図3の例では、
ユーザのファイル転送の要求が1997年3月1日にあ
ったものとし、転送ファイル決定手段が設定している日
時が、要求があった3日前までにアクセスがあったファ
イルのファイル名とディレクトリを取得するようにして
いるものとする。この図3の例では、図2のファイルア
クセス履歴の中から1997年3月1日の3日前であ
る、1997年2月26日よりも最近アクセスがあった
4つのファイル名とそのディレクトリがリスト化されて
いる。
【0021】次に、転送候補ファイル決定手段12は、
新規アクセスファイル決定手段6から得られたファイル
名とディレクトリからなる転送候補ファイルリストを、
アプリケーション関連付け解決手段10に渡す。
【0022】アプリケーション関連付け解決手段10
は、オペレーティングシステムもしくはそれに類するも
ので定義されているアプリケーション関連付けデータベ
ース7を参照して、転送候補ファイル決定手段12から
与えられた転送候補ファイルリストに含まれるファイル
名の中で、アプリケーションと関連付けられているファ
イルがあるかを判断し、さらに、ユーザ追加データベー
ス8、ユーザ削除データベースを参照することによっ
て、転送候補ファイルを決定する。
【0023】次に、このアプリケーション関連付け解決
手段10の転送候補ファイルの決定手法を説明するが、
この説明の前に、アプリケーション関連付けデータベー
ス7の内容について説明する。図4は、アプリケーショ
ン関連付けデータベース7の一例を示したものであり、
この図4の例では、ファイル属性としてファイル名の拡
張子を用い、アプリケーション名としてその拡張子のフ
ァイルをアクセスできるアプリケーションを指定してい
る。この図4の一行目は、ファイル属性、すなわち、フ
ァイルの拡張子が、“DOC ”であるものは、“Document
Editor”という名前のアプリケーションによってアクセ
ス可能なファイルであることを示している。
【0024】ここで、アプリケーション関連付け解決手
段10の転送候補ファイルの決定手法のフローチャート
である図5を参照して説明する。
【0025】まず、転送候補ファイル決定手段12か
ら、ファイル名とディレクトリからなる転送候補ファイ
ルリストを得る(S1)と、その転送候補ファイルリス
トに記載されたファイル名からファイルの属性を取得す
る(S2)。ここでいうファイルの属性とは、転送候補
ファイルリスト(図3)中の、ファイル名の拡張子のこ
とである。
【0026】次に、S2によって取得した属性に基づい
てアプリケーション関連付けデータベース7を検索し、
ファイルの属性とアプリケーションが一致するかどうか
を検索する(S3)。この例の場合、図3の転送候補フ
ァイルリストから得られるファイルの属性は、“doc
”、“html”、“lfs ”、“memo”であり、本例での
アプリケーション関連付けデータベース7が、先に説明
した図4に示したものであるとすると、そのファイルの
属性と関連付けられるアプリケーションがあるものは、
図3のファイル名“AgentMemo.doc ”(DocumentEditor
と関連)と“sankou.html ”(WebBrowserと関連)であ
り、これらのファイルをまず転送候補ファイルとする。
一方で、他のファイル(この例では、fig1.lfsとDaily.
memo)は、アプリケーション関連付けデータベースと一
致するファイル属性がないため関連付けられるアプリケ
ーションがないと判断し、転送候補ファイルから除外す
る。
【0027】S3において、転送候補ファイルリストの
ファイル属性と、関連付けられるアプリケーションが存
在し、転送候補ファイルがある場合、次に、ユーザが指
定した転送候補ファイルに入れたくない属性を登録して
あるユーザ削除データベース9を検索する(S4)。
【0028】このユーザ削除データベース9は、図6に
示すように属性と値の欄を持つ。例えば、図6の第一行
目は「ファイル属性がHTMLであるファイルを転送候補フ
ァイルに入れたくない」ことを示す。S4では、このユ
ーザ削除データベースと、S3で転送候補ファイルとし
たファイルとを比較し、一致する属性がある場合には、
そのファイルは転送候補ファイルから除外される。この
例の場合は、“sankou.html ”のファイル属性が、図6
のユーザ削除データベースと一致するため破棄される。
【0029】また、ユーザ削除データベースと一致しな
いファイルがある場合には、転送候補ファイルとして転
送候補ファイル決定手段12に返される。この例の場合
は、“AgentMemo.Doc ”が、転送候補ファイルとして転
送候補ファイル決定手段12に返される。
【0030】次に、S3において、転送候補ファイルリ
スト中に関連付けられるアプリケーションがないと判断
されたファイルがある場合には、そのファイルの属性を
用いて、ユーザが指定した候補ファイルに入れたい属性
を登録してあるユーザ追加データベース8を検索する
(S6)。
【0031】ユーザ追加データベース8は、図7に示す
ように属性と値の欄を持つ。例えば、図7の第一行目は
「ファイル属性がMEMOであるファイルを転送候補ファイ
ルに入れたい」ことを示す。ここで、関連付けられるア
プリケーションがないと判断されたファイルの属性と、
ユーザ追加データベース8とが一致した場合、そのファ
イルは転送候補ファイルとして転送候補ファイル決定手
段12に返される(S7)。一致しなかった場合、その
ファイルは破棄される。
【0032】この例の場合は、“fig1.lfs”と“Daily.
memo”が、関連付けられるアプリケーションがないと判
断され、これらのファイルの属性とユーザ追加データベ
ース8とが比較されるが、このユーザ追加データベース
8が図7であるとすると、“Daily.memo”が、ユーザ追
加データベース8の値と一致するので、このファイルが
転送候補ファイルとして、転送候補ファイル決定手段1
2に返される。また、“fig1.lfs”は、転送候補ファイ
ルから除外される。
【0033】以上S1〜S7までを各ファイルに対して
繰り返すものとし、本例においては、“AgentMemo.Doc
”と“Daily.memo”が転送候補ファイルとして転送候
補ファイル決定手段12に出力される。
【0034】次に、転送候補ファイル決定手段12は、
アプリケーション関連付け解決手段10で得られた転送
候補ファイルをリスト化し、新たな転送候補ファイルリ
ストとして、ディレクトリ関連ファイル決定手段11に
渡す。本例における、ディレクトリ関連ファイル決定手
段に渡される転送候補ファイルリストの例を図8に示
す。
【0035】ディレクトリ関連ファイル決定手段11
は、渡された転送候補ファイルリストを基に将来参照し
そうなファイルが、転送候補ファイルがあるディレクト
リの近傍に存在しないか検証する。この時の検証方法を
図9に示したフローチャートを用いて説明する。
【0036】ディレクトリ関連ファイル決定手段11
は、転送候補ファイル決定手段から転送候補ファイルリ
ストを受け取る(S11)と、そのリストに記載されて
いるファイルのディレクトリ(S12)に移動する。
【0037】そして、そのディレクトリからn回(nは
0も含む)親ディレクトリに移動する(S13)。この
nについては、システム固有の値としてもよいし、ユー
ザが自由に設定してもよい。また、使用するアプリケー
ションによって決定されるものでもかまわない。また、
n回親ディレクトリに移動するとは、例えば、対象のデ
ィレクトリが、“A:\report\agent ”であったとする
と、1回親ディレクトリに移動すると、“A:\report ”
となり、“A:\re port\agent”の一階層親の概念のディ
レクトリに移動することを言う。同様に、2回親ディレ
クトリに移動すると、“A:\ ”となり、さらにnが0で
あるとすると、ディレクトリの移動は行わない。
【0038】そして、n回親ディレクトリに移動した各
ディレクトリに存在する各ファイルの存在をファイルシ
ステム3を参照することによって取得し、同時にそのフ
ァイルのアクセス日時をファイルアクセスデータベース
5から取得する(S14)。
【0039】そして、そのファイルのアクセス日時があ
る日時より最近かどうかを調べ(S15)、ある日時よ
り最近アクセスされたファイルが、n回親ディレクトリ
に移動したディレクトリ及びその移動元のディレクトリ
にある場合には、そのファイルも転送候補ファイルとし
て、転送候補ファイル決定手段12に返送する。このよ
うにすることにより転送候補ファイルが存在するファイ
ルシステム上のディレクトリ構造を読み取り、転送候補
ファイルと近い更新日、もしくはアクセス日を持つファ
イルを探し、そのファイルを転送候補ファイルとしてい
る。
【0040】このディレクトリ関連ファイル決定手段1
1が参照する“ある日時”は、先に述べた新規アクセス
ファイル決定手段6と同様に、ユーザ自身に選択させて
もよいし、システムが決定したものでもよく、特に限定
するものではなく、転送候補ファイルと近い更新日、も
しくはアクセス日を持つファイルを探すためのものであ
る。
【0041】次に、n回親ディレクトリに移動した後、
その移動後のディレクトリの子ディレクトリがあるかを
判断(S17)し、子ディレクトリがある場合には、各
子ディレクトリに移動して(S18)、上記S14から
S18の処理を繰り返す。このことによって、子ディレ
クトリに含まれるファイルのうち、ある日時より最近ア
クセスがあったファイルを転送候補ファイルとし、転送
候補ファイル決定手段に返送する。よって、転送候補フ
ァイルリスト中に記載しているファイルの周辺のディレ
クトリに存在するファイルのうち、ユーザが直接使用し
ていないファイルでも、参照する可能性のあるファイル
として、転送候補ファイルとすることが可能である。
【0042】ここで、ディレクトリ関連ファイル決定手
段11の更に詳しい説明を、本実施の形態におけるファ
イルシステムのディレクトリ構造とファイルの関係を示
した図である図10を参照しながら行う。
【0043】今、ファイルシステム3のディレクトリ構
造とそのディレクトリに存在するファイルのアクセス日
時が図10の様になっており、ディレクトリ関連ファイ
ル決定手段11が受け取る転送候補ファイルリストが図
8に示すものであるとして、さらに説明を行う。
【0044】ディレクトリ関連ファイル決定手段11で
は、図8に示した転送候補ファイルリストを受け取ると
(S11)、そのリストにあるファイルのディレクトリ
に移動する。この例の場合、“AgentMemo.Doc ”のディ
レクトリが“A:\report\agent ”であるので、そのディ
レクトリに移動する(S12)。また、同様に、図8の
“Daily.memo”については、同様な処理を行うため、こ
こでは説明を省略する。
【0045】次に、そのディレクトリからn回親ディレ
クトリに移動するが、本例では、1回親ディレクトリに
移動すると設定されているものとする。この例の場合
は、“A:\report ”の親ディレクトリに移動し、そのデ
ィレクトリに含まれるファイルとそのアクセス日時を取
得する。
【0046】図10を参照すると、“A:\report ”のデ
ィレクトリには、参照するファイルがないので、S14
からS16の各処理は行わない、次に、S17である
が、“A:\report ”の子ディレクトリとして、移動元の
“A:\report\agent ”の他に“A:\report\text”のディ
レクトリが存在するので(S17)、“A:\report\tex
t”のディレクトリに移動する(S18)。
【0047】図10を参照すると、“A:\report\text”
のディレクトリの中には、“Reference.txt ”と“Read
Me.txt”のファイルが存在することがわかり、そのファ
イルのアクセス日時を取得する(S14)。
【0048】次に、これらのファイルのアクセス日時
が、“ある日時”より最近アクセスあったものかを判断
し(S15)、“ある日時”より最近アクセスがあった
ファイル(この例では、“ReadMe.txt”が、“ある日
時”より最近アクセスがあったものとする。)を転送候
補ファイルとし、転送候補ファイル決定手段12に返送
する。
【0049】次に、“A:\report ”に“A:\report\agen
t ”、“A:\report\text”以外の子ディレクトリが存在
しないので、S17で処理は終了となる。尚、本例で
は、移動元の“A:\report\agent ”のディレクトリに存
在するファイルについて、S14からS18の処理をし
なかったが、これは設計的事項であり、“A:\report\ag
ent ”のディレクトリについても、S14からS18の
処理を同様に行ってもかまわない。
【0050】最後に、転送候補ファイル決定手段12
は、アプリケーション関連付け解決手段10及びディレ
クトリ関連ファイル決定手段11から得られた転送候補
ファイルを出力手段2を介して出力を行う。ここでいう
出力は、他の端末に対して転送候補ファイルのファイル
を転送したり、転送候補ファイルのファイル名などをユ
ーザに提示したり、アプリケーションに対してファイル
を転送することなどを言う。また、ユーザに対して実際
に転送してよいかどうかを確認する画面を設け、ユーザ
の確認があった場合に実際に転送する構成としてもよ
い。
【0051】上述した例においては、転送候補ファイル
決定手段12は、アプリケーション関連付け解決手段1
0から転送候補ファイルとして、“AgentMemo.Doc ”と
“Daily.memo”のファイルが選択され、ディレクトリ関
連ファイル決定手段から転送候補ファイルとして、“Re
adMe.txt”が選択され、これらの転送候補ファイルを出
力手段2を介して出力を行う。
【0052】また、本例においては、新規アクセスファ
イル決定手段6によって、アクセスした日時に応じて転
送候補ファイルを決定していたが、図2に記載した更新
のデータを参照して、更新があったファイルを優先的に
転送候補ファイルとしてもよい。
【0053】さらに、本実施の形態においては、アプリ
ケーション関連付け解決手段10で得られた転送候補フ
ァイルリストを用いて、ディレクトリ関連ファイル決定
手段11によって転送候補ファイルを決定しているが、
アプリケーション関連付け解決手段10を介さずに、新
規アクセスファイル決定手段6から得られた転送候補フ
ァイルリストを、ディレクトリ関連ファイル決定手段1
1に出力してもよい。
【0054】また、本発明は、一般に普及されているコ
ンピュータによって実現することができる。その場合
は、コンピュータ上に上述した本発明の構成を実現する
ためのコンピュータプログラムを作成し、このコンピュ
ータプログラムをCD−ROMやフロッピーディスクに
代表されるコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記
憶しておき、コンピュータでは、このコンピュータプロ
グラムが記録された記録媒体を読み込むことにより、上
記本発明の構成を該コンピュータ上に実現することが可
能である。また、該記憶媒体は、サーバ装置等に備えら
れるハードディスク等の記録手段でもよく、該記憶手段
にこのコンピュータプログラムを記録しておき、ネット
ワークを介して、このコンピュータプログラムを読み込
むことによって、上記した本発明の構成を該コンピュー
タ上に実現することも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ファイ
ル転送を行う際、従来ユーザが選択していた、もしく
は、過去にアクセスしたファイルのみをシステムが選ん
でいたのに対し、対象となるファイルがアプリケーショ
ンで編集可能なものかを検証することで作業の対象とな
るファイルのみを選択でき、また、選ばれたファイルに
近い場所にあるファイルを検索することによって比較的
近い将来に参照する可能性のあるファイルを自動的に選
択できる。これにより、作業の中断などの際にユーザが
行うファイル転送の転送候補ファイルの選択に関して、
ユーザの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の一実施の形態を示すブロック
図。
【図2】本実施の形態におけるファイルアクセスデータ
ベースの一例を示す図。
【図3】本実施の形態における転送候補ファイルリスト
の一例を示す図。
【図4】本実施の形態におけるアプリケーション関連付
けデータベースの一例を示す図。
【図5】本発明のアプリケーション関連付け解決手段の
転送候補ファイルの決定手法のフローチャートを示す
図。
【図6】本実施の形態におけるユーザ削除データベース
の一例を示す図。
【図7】本実施の形態におけるユーザ追加データベース
の一例を示す図。
【図8】本実施の形態におけるアプリケーション関連付
け解決手段が出力する転送候補ファイルリストの一例を
示す図。
【図9】本実施の形態のディレクトリ関連ファイル決定
手段の転送候補ファイル決定手法のフローチャートを示
す図。
【図10】本実施の形態におけるファイルシステムのデ
ィレクトリ構造とファイルの関係を示した図。
【符号の説明】
1 入力手段 2 出力手段 3 ファイルシステム 4 ファイルアクセス検出手段 5 ファイルアクセスデータベース 6 新規アクセスファイル決定手段 7 アプリケーション関連付けデータベース 8 ユーザ追加データベース 9 ユーザ削除データベース 10 アプリケーション関連付け解決手段 11 ディレクトリ関連ファイル決定手段 12 転送候補ファイル決定手段 T1 転送ファイル選択装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 13/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルの所在がディレクトリとして木構
    造で管理されたコンピュータのファイルシステムに記憶
    された1つ以上のファイルの中から、必要だと思われる
    ファイルを選択し、出力手段を介して選択された前記フ
    ァイルの転送を行う転送ファイル選択装置において、 前記ファイルシステムに記憶された各ファイルに対して
    行われたアクセスの履歴をデータベース化し、前記デー
    タベース化されたアクセスの履歴から、設定された日時
    以降にアクセスがあったファイルを第1の転送候補ファ
    イルとし、 前記第1の転送候補ファイルの前記ファイルシステムで
    の所在の情報から、前記ファイルシステム内で、前記第
    1の転送候補ファイルがあるディレクトリから設定され
    た回数の親ディレクトリに移動した先にあるディレクト
    リ及び当該移動した先にあるディレクトリ配下に存在す
    るファイルの中で、前記第1の転送候補ファイルのアク
    セス日より設定された日時以降のアクセス日を持つファ
    イルが存在する場合に、このファイルを前記第1の転送
    候補ファイルの関連ファイルとして第2の転送候補ファ
    イルとし、 前記出力手段を介して前記第1の転送候補ファイル及び
    前記第2の転送候補ファイルの転送を行うことを特徴と
    する転送ファイル選択装置。
  2. 【請求項2】ファイルの所在がディレクトリとして木構
    造で管理されたコンピュータのファイルシステムに記憶
    された1つ以上のファイルの中から、必要だと思われる
    ファイルを選択し、出力手段を介して選択された前記フ
    ァイルの転送を行う転送ファイル選択装置において、 前記ファイルシステムに記憶された各ファイルに対して
    行われたアクセスの履歴をデータベース化し、前記デー
    タベース化されたアクセスの履歴から、設定された日時
    以降にアクセスがあったファイルを第1の転送候補ファ
    イルとし、 前記第1の転送候補ファイルの属性情報を抽出し、前記
    属性情報から、前記コンピュータ上で動作するアプリケ
    ーションに関連付けのあるファイルかどうかを判断し、 前記関連付けられるファイルでないと判断した場合に
    は、そのファイルを前記第1の転送候補ファイルから除
    外し、前記関連付けられるファイルであると判断した場
    合に、そのファイルを第2の転送候補ファイルとし、 前記第2の転送候補ファイルの前記ファイルシステムで
    の所在の情報から、前記ファイルシステム内で、前記第
    2の転送候補ファイルがあるディレクトリから設定され
    た回数の親ディレクトリに移動した先にあるディレクト
    リ及び当該移動した先にあるディレクトリ配下に存在す
    るファイルの中で、前記第2の転送候補ファイルのアク
    セス日より設定された日時以降のアクセス日を持つファ
    イルが存在する場合に、このファイルを前記第2の転送
    候補ファイルの関連ファイルとして第3の転送候補ファ
    イルとし、 前記出力手段を介して前記第2の転送候補ファイル及び
    前記第3の転送候補ファイルの転送を行うことを特徴と
    する転送ファイル選択装置。
  3. 【請求項3】ファイルの所在がディレクトリとして木構
    造で管理されたコンピュータのファイルシステムに記憶
    された1つ以上のファイルの中から、必要だと思われる
    ファイルを選択し、出力手段を介して選択された前記フ
    ァイルの転送を行う転送ファイル選択装置において、 前記ファイルシステム上に格納された各種ファイルに対
    して為されたアクセスを検出するファイルアクセス検出
    手段と、 前記ファイルアクセス検出手段によって検出されたファ
    イルのアクセス情報を格納するためのファイルアクセス
    データベースと、 前記ファイルアクセスデータベースに格納した前記アク
    セス情報を検索し、アクセス日より設定された日時以降
    にアクセスがあったファイルを1つ以上選択し、その選
    択したファイルを第1の転送候補ファイルとする新規ア
    クセスファイル決定手段と、 前記ファイルシステム内で、前記第1の転送候補ファイ
    ルがあるディレクトリから設定された回数の親ディレク
    トリに移動した先にあるディレクトリ及び当該移動した
    先にあるディレクトリ配下に存在するファイルを取得
    し、この取得したファイルが、前記第1の転送候補ファ
    イルのアクセス日より設定された日時以降のアクセス日
    を持つファイルであれば、このファイルを第2の転送候
    補ファイルとするディレクトリ関連ファイル決定手段
    と、前記新規アクセスファイル決定手段で選択された第
    1の転送候補ファイルと、前記ディレクトリ関連ファイ
    ル決定手段で選択された第2の転送候補ファイルとを、
    前記出力手段を介して転送を行う転送候補ファイル決定
    手段と、 を有することを特徴とする転送ファイル選択装置。
  4. 【請求項4】ファイルの所在がディレクトリとして木構
    造で管理されたコンピュータのファイルシステムに記憶
    された1つ以上のファイルの中から、必要だと思われる
    ファイルを選択し、出力手段を介して選択された前記フ
    ァイルの転送を行う転送ファイル選択装置において、 前記ファイルシステム上に格納された各種ファイルに対
    して為されたアクセスを検出するファイルアクセス検出
    手段と、 前記ファイルアクセス検出手段によって検出されたファ
    イルのアクセス情報を格納するためのファイルアクセス
    データベースと、 前記ファイルアクセスデータベースに格納した前記アク
    セス情報を検索し、設定された日時以降にアクセスがあ
    ったファイルを1つ以上選択し、その選択したファイル
    を第1の転送候補ファイルとする新規アクセスファイル
    決定手段と、 ファイルの属性と前記コンピュータ上で動作するアプリ
    ケーションとの関連を管理しているアプリケーション関
    連付けデータベースと、 前記第1の転送候補ファイルの属性情報を抽出し、前記
    属性情報を用いて前記アプリケーション関連付けデータ
    ベースを検索することによって、前記第1の転送候補フ
    ァイルが、アプリケーションに関連付けのあるファイル
    かどうかを判断し、アプリケーションに関連付けられる
    ファイルでないと判断した場合には、そのファイルを前
    記第1の転送候補ファイルから除外し、アプリケーショ
    ンに関連付けられるファイルであると判断した場合に、
    そのファイルを第2の転送候補ファイルとするアプリケ
    ーション関連付け解決手段と、 前記ファイルシステム内で、前記第2の転送候補ファイ
    ルがあるディレクトリから設定された回数の親ディレク
    トリに移動した先にあるディレクトリ及び当該移動した
    先にあるディレクトリ配下に存在するファイルを取得
    し、この取得したファイルが、前記第2の転送候補ファ
    イルのアクセス日より設定された日時以降のアクセス日
    を持つファイルであれば、このファイルを第3の転送候
    補ファイルとするディレクトリ関連ファイル決定手段
    と、 前記アプリケーション関連付け解決手段で選択された第
    2の転送候補ファイルと、前記ディレクトリ関連ファイ
    ル決定手段で選択された第3の転送候補ファイルとを、
    前記出力手段を介して転送を行う転送候補ファイル決定
    手段と、 を有することを特徴とする転送ファイル選択装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載した転送ファイル選択装置
    であって、ユーザが転送候補ファイルに追加したいファ
    イルの属性を指定するためのユーザ追加データベースと
    をさらに備え、 前記アプリケーション関連付け解決手段では、前記第1
    の転送候補ファイルから除外しようとするファイルと、
    前記ユーザ追加データベースに記録されたファイルの属
    性とを比較し、一致する場合には、第1の転送候補ファ
    イルから除外せずに、第2の転送候補ファイルとするこ
    とを特徴とする転送ファイル選択装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載した転送ファイル
    選択装置であって、ユーザが転送候補ファイルから削除
    したいファイルの属性を指定するためのユーザ削除デー
    タベースとをさらに備え、 前記アプリケーション関連付け解決手段では、前記第2
    の転送候補ファイルとするファイルと、前記ユーザ削除
    データベースに記録されたファイルの属性とを比較し、
    一致する場合には、前記第2の転送候補ファイルとしな
    いことを特徴とする転送ファイル選択装置。
  7. 【請求項7】コンピュータのファイルシステムに記憶さ
    れた1つ以上のファイルの中から、必要だと思われるフ
    ァイルを選択し、コンピュータが備え持つ出力手段を介
    して選択された前記ファイルの転送を行う転送ファイル
    選択プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能
    な記録媒体において、 前記ファイルシステム上に格納された各種ファイルに対
    して為されたアクセスを検出するファイルアクセス検出
    機能と、 コンピュータの記憶手段に、前記ファイルアクセス検出
    機能によって検出されたファイルのアクセス情報を格納
    するためのファイルアクセスデータベースを作成する機
    能と、 前記ファイルアクセスデータベースに格納した前記アク
    セス情報を検索し、設定された日時以降にアクセスがあ
    ったファイルを1つ以上選択し、その選択したファイル
    を第1の転送候補ファイルとする新規アクセスファイル
    決定機能と、 コンピュータの記憶手段に、ファイルの属性と前記コン
    ピュータ上で動作するアプリケーションとの関連を管理
    しているアプリケーション関連付けデータベースを作成
    する機能と、 前記第1の転送候補ファイルの属性情報を抽出し、前記
    属性情報を用いて前記アプリケーション関連付けデータ
    ベースを検索することによって、前記第1の転送候補フ
    ァイルが、アプリケーションに関連付けのあるファイル
    かどうかを判断し、アプリケーションに関連付けられる
    ファイルでないと判断した場合には、そのファイルを前
    記第1の転送候補ファイルから除外し、アプリケーショ
    ンに関連付けられるファイルであると判断した場合に、
    そのファイルを第2の転送候補ファイルとするアプリケ
    ーション関連付け解決機能と、 前記ファイルシステム内で、前記第2の転送候補ファイ
    ルがあるディレクトリから設定された回数の親ディレク
    トリに移動した先にあるディレクトリ及び当該移動した
    先にあるディレクトリ配下に存在するファイルを取得
    し、この取得したファイルが、前記第2の転送候補ファ
    イルのアクセス日より設定された日時以降のアクセス日
    を持つファイルであれば、このファイルを第3の転送候
    補ファイルとするディレクトリ関連ファイル決定機能
    と、 前記アプリケーション関連付け解決機能で選択された第
    2の転送候補ファイルと、前記ディレクトリ関連ファイ
    ル決定手段で選択された第3の転送候補ファイルとを、
    前記出力手段を介して転送を行う転送候補ファイル決定
    機能と、 を有することを特徴とする転送ファイル選択プログラム
    を記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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