JP3457019B2 - ならい制御方法 - Google Patents

ならい制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、溶接、溶断、塗装、接
着剤塗布等のならい動作を行うロボットや、ならい工作
機械等の制御方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のならい制御方法としては、ティー
チングや数値演算により求めた目標指令を記憶し、なら
い動作時に用いる方法(第1の方法)や、センサ情報に
より目標指令をある程度修正する方法(第2の方法
や、センサ信号のみを利用する方法(第3の方法)など
がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術の
センサを用いない第1の方法では、目標指令作成に手間
がかかり、据え付け誤差に適応できず、さらに、多くの
メモリを必要とするなどの問題点があった。また、セン
サを利用する第2、第3の方法では、現在のならい動作
点の目標指令は利用しているが、未来時刻の目標指令を
積極的に利用してならい動作駆動軸のサーボ系の遅れを
なくすような工夫はされていないため、ならい動作駆動
軸の遅れが無視できる程度まで、ならい動作を遅くする
必要があった。一方、特開平2−15956号公報に示
される倣い制御ロボットは、将来位置・将来姿勢を用い
るものであるが、未来の目標位置指令はセンサで検出さ
れたものではなく、予め記憶されたもの、あるいは現在
位置より算出されたものであって、未来の追従偏差を予
測して、その予測値を最小とするよう補正を行うもので
はないため、目標値と手先の間に遅れが生じてしまうこ
とは同様である。そこで本発明は、ならい動作駆動軸の
サーボ系の遅れをなくす、ならい制御方法を提供するこ
とを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明では、センサにより得られた目標位置指令に
沿って、制御対象の位置をならわせるよう補正指令を出
力するならい制御系において、ならい動作時に、センサ
により、数ステップ未来までの目標位置指令を得、予見
・予測制御により、補正指令を出力して、制御対象を動
作させることを特徴とする。 【0005】 【作用】上記手段により、ならい動作駆動軸のサーボ系
の遅れがなくなるため、より高速高精度のならい動作が
可能となる。 【0006】 【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図1、図2、
図3に示して説明する。図1は、1個のモータでならい
動作を行う場合のブロック図である。ここで、1は、予
見制御器であり、Mステップ未来までの目標指令r
(i),r(i+1),…, r(i+M) とならい動作駆動軸モータ3
の位置検出器4からの位置信号y(i) を入力し、予測し
た未来時刻の追従偏差が最も小さくなるように決定した
補正指令u(i) を出力する。この補正指令u(i) は位置
指令である。補正指令の決定法としては、例えば、本出
願人が既に発明した方法によると、次式で与えられる。 【0007】 【数1】 【0008】ここで、qm , Q, gn は、制御対象のス
テップ応答等から決定される定数である。また、入力す
る目標指令をMステップ未来時刻のr(i+M) のみとし、
r(i),r(i+1),…r(i+M-1) は、予見制御器内で記憶し
ておいても良い。2は、ならい動作駆動軸モータ3の制
御器、5は未来目標値を得るためのセンサ、6はその信
号処理回路である。ならい動作駆動軸モータ制御器2
は、前述したように、位置指令となっている補正指令u
(i) を入力してならい動作軸モータ3を駆動する構成の
ものである。次に、本発明をならい工作機に適用した場
の実施例を図2に示す。11は、モデル14との距離
を検出するセンサで、円盤12に固定される。円盤12
は、センサ11が常にMステップ未来時刻のならい動作
点上にくるように、T軸モータにより回転する。なお、
本発明を適用したならい工作機の上記Z軸モータは、図
1ではモータ3に相当する。13は、ボールエンドミル
16を回転させる主軸で、T軸モータと連結しており、
ならい動作駆動軸のZ軸モータにより、上下方向に移動
する。17は、モデル14とワーク15を水平方向に移
動するXYテーブルである。時刻iにおけるセンサ11
の出力信号をa (i+M)、センサとモデルとの理想距離を
A、z軸モータの位置検出器の出力信号をz(i)とする
と、Mステップ未来時刻のZ軸モータの目標指令r(i+
M) は r(i+M) = z(i) + a(i+M) - A により得られるため、図1に示した構成で、ならい動作
駆動軸のZ軸を動かすことにより、ならい動作が行われ
る。なお、z軸モータの位置検出器の出力信号z (i)
は、前記により図1の位置信号y(i)に相当することが
明らかである。XYテーブルの速度が変化する場合に
は、Mの値も変化させるか、センサを複数個つけたり、
センサを半径方向に移動することによって対応すれば良
い。図3は、本発明をならい動作をするロボットに適用
した場合の実施例である。視覚センサ31から得られる
未来目標指令10 を利用して、エンドエフェクタ32の
先端が対象物34に沿って動くように、アーム33の目
標指令が予見制御により補正される。 【0009】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、セ
ンサによって得られた未来時刻の目標指令を利用して、
予見制御により、ならい動作駆動軸のサーボ系の遅れが
なくなるため、より高速高精度のならい動作を行うなら
い制御系が実現されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の具体的実施例を示す図 【図2】本発明の具体的実施例を示す図 【図3】本発明の具体的実施例を示す図 【符号の説明】 1 予見制御器 2 ならい動作軸モータ制御器 3 ならい動作軸モータ 4 位置検出器 5 センサ 6 センサ信号処理回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】センサにより得られた目標位置指令に沿っ
    て、制御対象の位置をならわせるよう補正指令を出力す
    ならい制御系において、 ならい動作時に、センサにより、制御演算周期の数ステ
    ップ未来までの目標位置指令を検出し、該目標位置指令を目標指令として、 予測した未来時刻の
    追従偏差、すなわち、前記目標指令と前記制御対象の位
    置との偏差、が最も小さくなるように決定した補正指令
    を出力する予見・予測制御により、制御対象を動作させ
    ることを特徴とするならい制御方法
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