JP3456291B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP3456291B2
JP3456291B2 JP04219895A JP4219895A JP3456291B2 JP 3456291 B2 JP3456291 B2 JP 3456291B2 JP 04219895 A JP04219895 A JP 04219895A JP 4219895 A JP4219895 A JP 4219895A JP 3456291 B2 JP3456291 B2 JP 3456291B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,運転者が確認する必
要のある運転者状態,環境状態,車両状態を図形や文字
等を用いて,かつ,表示内容を所定の時間間隔で切り換
えることにより表示する車両用表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来における車両用表示装置として,例
えば,特願平5−354612号公報に開示されている
「車両用表示装置」を本出願人は提案している。その構
成を図15に示す。この提案に係る車両用表示装置にあ
っては,状態検出手段1501により車両あるいは動力
装置の状態,運転者の操作状態,運転者自身の状態等を
検出し,該検出された状態に関する情報に基づき情報予
測手段1503が運転者によって重視される情報を予測
し,該予測された情報に基づいて表示制御手段1504
が表示内容を決定し,該表示制御手段1504からの制
御信号に基づいて表示手段1505が各種表示を実行す
ることにより,車両の走行状態あるいは運転者の状態か
ら運転者において重要視する表示内容を予め判断し,そ
の重要視する表示を優先的に示すことにより運転者にお
ける視認性の向上を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示した従来における車両用表示装置にあっては,車両の
走行状態あるいは運転者の状態から運転者において重要
視する表示内容を予め判断し,その重要視する表示を優
先的に示すため,車両状態によっては,表示が目まぐる
しく変化することとなり,運転者にとってかえって煩わ
しく感じるようになるという新たな問題点が精意研究し
た結果,本出願人により把握された。
【0004】この発明は,上記鑑みてなされたものであ
って,運転者状態,環境状態,車両状態に応じて,表示
内容が切り換わる時間間隔を変化させることにより,運
転者の煩わしさ感を解消し,表示装置の視認性の向上を
図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、次のように構成される。
【0006】請求項1に係る車両用表示装置は、運転者
状態、環境状態あるいは車両状態の少なくとも1つを検
出する状態検出手段と、状態検出手段により検出された
状態に関する情報に基づいて運転者の疲労度を予測する
疲労度予測手段と、疲労度予測手段により予測された運
転手の疲労度に基づいて表示内容を切り換えるための時
間間隔を決定する時間間隔決定手段と、時間間隔決定手
段により決定された時間間隔で表示内容を切り換える表
示切換手段と、表示切換手段により切り換えられた表示
内容を表示する表示手段とを具備するものである。
【0007】また、請求項2に係る車両用表示装置は、
運転者状態、環境状態あるいは車両状態の少なくとも1
つを検出する状態検出手段と、状態検出手段により検出
された状態に関する情報に基づいて運転者にかかる運転
負荷を算出する運転負荷算出手段と、運転負荷算出手段
により算出された運転負荷に基づいて表示内容を切り換
えるための時間間隔を決定する時間間隔決定手段と、時
間間隔決定手段により決定された時間間隔で表示内容を
切り換える表示切換手段と、表示切換手段により切り換
えられた表示内容を表示する表示手段とを具備するもの
である。
【0008】また、請求項3に係る車両用表示装置は、
請求項1または2記載の車両用表示装置において、時間
間隔決定手段により決定される時間間隔を任意に変更す
る切換時間間隔入力手段を具備するものである。
【0009】
【作用】この発明に係る車両用表示装置(請求項1)
は、運転者状態、環境状態あるいは車両状態の少なくと
も1つを検出し、該検出された状態に関する情報に基づ
いて運転者の疲労度を予測し、該予測された運転者の疲
労度に基づいて表示内容を切り換えるための時間間隔を
決定し、該決定された時間間隔で表示内容を切り換え
る。
【0010】このようにしたので、運転者の疲労度に応
じた適切なタイミングにて表示内容を切り換えることが
でき、運転者の疲労度に基づいて運転者の煩わしさ感を
解消する。
【0011】また、この発明に係る車両用表示装置(請
求項2)は、運転者状態、環境状態あるいは車両状態の
少なくとも1つを検出し、該検出された状態に関する情
報に基づいて運転者にかかる運転負荷を算出し、該算出
された運転負荷に基づいて表示内容を切り換えるための
時間間隔を決定し、該決定された時間間隔で表示内容を
切り換えるので、運転負荷に応じた適切なタイミングに
て表示内容を切り換えることができ、運転者にかかる運
転負荷に基づいて運転者の煩わしさ感を解消する。
【0012】また、この発明に係る車両用表示装置(請
求項3)は、表示内容の切り換えタイミング(時間間
隔)を任意に変更できるので、ユーザの好みに応じた表
示内容の切り換えが実現し、より運転者の煩わしさ感を
解消する。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕 (実施例1の構成)以下,この発明に係る車両用表示装
置の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1
は,実施例1に係る車両用表示装置の概略構成を示すブ
ロック(クレーム対応)図であり,図において,101
は運転者状態,環境状態,車両状態の各種状態を検出す
る状態検出手段(特許請求の範囲における状態検出手段
に相当する)であり,運転者状態を検出する運転者状態
検出センサ102,環境状態を検出する環境状態検出セ
ンサ103,車両状態を検出する車両状態検出センサ1
04とから構成されている。
【0014】また,図において,105は状態検出手段
101により検出された各種の状態に関する情報に基づ
いて表示内容を切り換える時間間隔を決定する時間間隔
決定手段(特許請求の範囲における時間間隔決定手段に
相当する),106は時間間隔決定手段105により決
定された時間間隔に基づいて表示内容を切り換える表示
切換手段(特許請求の範囲における表示切換手段に相当
する),106aは表示切換手段により表示切換制御が
実行される表示手段(特許請求の範囲における表示手段
に相当する)である。
【0015】ここで,上記運転者状態検出センサ102
は,エアコンの操作あるいはオーディオの操作等の運転
者の行動,運転者の視線の動向,運転者のまばたきの回
数,運転者の脳波の状態,運転者の心拍数等の運転者の
運転中における状態を検出するものであり,また,上記
環境状態検出センサ103は,走行時の天候,道路の状
況等の車両が走行する環境に関する状態を検出するもの
であり,さらに,車両状態検出センサ104は,車両の
速度,加速/減速の頻度,操舵角変化,車両内における
温度あるいは湿度等の車両の状態あるいは動力装置の状
態を検出するものである。また,上記表示手段106a
は,入力された信号に対応した図形あるいは文字を表示
するものであり,CRTディスプレイ,液晶ディスプレ
イ等を用いる。
【0016】(実施例1の具体的構成)図2は,上記概
略構成を具現化するための具体的構成を示すブロック図
であり,マイクロコンピュータシステムを搭載して以下
のように構成されている。図において,201は図1に
示した時間間隔決定手段105および表示切換手段10
6としての機能を果たし,格納されたプログラムに応じ
て所定の制御を実行するマイクロコンピュータ(以下,
マイコンという)である。このマイコン201を核とし
て,電源回路202,入出力インターフェイス203,
図1に示した状態検出手段101としての状態検出部2
10,図1に示した表示手段106aとしてのディスプ
レイ装置205,バッテリー取外し時における情報保持
用の不揮発税メモリ204がそれぞれ接続されている。
【0017】また,上記入出力インターフェイス203
には,車速信号,エンジン回転数信号,油圧水温計信
号,シフトポジション信号,シートベルト未装着信号,
半(ハン)ドア信号,ブレーキ信号,オーディオ信号,
空調信号等の各種信号が入力可能に接続され,さらに,
上記状態検出部210には,Acc.信号,車速信号,
操舵角変化信号,シフト操作信号,オーディオ操作信号
等の上記運転者状態検出センサ102,環境状態検出セ
ンサ103,車両状態検出センサ104等で検出するた
めの各種信号が入力されるように接続されている。
【0018】また,上記ディスプレイ装置205におけ
る表示内容としては,車両の走行に必要な表示,車両の
状態を示す表示,装備品の状態を示す表示等があり,具
体的には,スピードメータ,燃料残量,エンジン回転数
メータ,ターンシグナル,ランプ(ハイビーム時に点
灯),ブレーキ(サイドブレーキ動作時あるいはブレー
キ液が規定レベル以下になると点灯),ベルト(シート
ベルト未装着時点灯),ドア(半ドア時点灯),ウォシ
ャー液,バッテリー,油水温,シフトポジションインジ
ケータ等の数多くの表示がなされるように構成されてい
る。
【0019】(実施例1の動作)次に,動作について説
明する。図3は,時間間隔決定手段105により決定さ
れた時間間隔に基づいて表示切換手段106により切り
換えられる表示手段106aの表示切り換え制御動作を
示すフローチャートであり,図3において,まず,表示
切り換え時間間隔の初期設定を行う(S301)。該初
期設定は,上記表示手段106aが通常行なう表示切り
換え時間間隔を設定するものであり,上記運転者の疲労
度が無いか,あるいは,ごく僅かな疲労度がある場合に
おける切り換え時間間隔(標準時間間隔)になるように
設定される。
【0020】その後,運転状態が終了したか否かを判断
する(S302)。この運転状態が終了したか否かは,
エンジンの起動状態あるいはAcc.のON/OFFの
状態等によって判断する。ステップS302において,
運転状態が終了していると判断した場合には,一連の動
作を終了する。反対に,上記ステップS302におい
て,運転状態が継続していると判断した場合には,上記
運転者状態検出センサ102,環境状態検出センサ10
3,車両状態検出センサ104から構成される状態検出
手段101により,運転者の状態を予測するのに必要な
情報を収集する(S303)。
【0021】その後,上記ステップS303において検
出した各状態に基づいて,時間間隔決定手段105によ
り,表示内容の切り換え時間間隔を決定する(S30
4)。次に,上記ステップにて決定した切り換え時間間
隔と,現在,実行されている切り換え時間間隔とを比較
し,その間隔が同じであるか否かを判断する(S30
5)。その結果,両者が同じであると判断した場合に
は,上記ステップS302にリターンし,以降,上記ス
テップS302からステップS305までの動作を両者
が同じではないと判断するまで繰り返し実行する。
【0022】上記ステップS305において,ステップ
S304にて決定した切り換え時間間隔と現在実行され
ている切り換え時間間隔とが異なると判断した場合に
は,表示切換手段106が現在実行されている切り換え
時間間隔を上記時間間隔決定手段105により決定した
切り換え時間間隔に変更して(S306),表示手段1
06aを制御する。その後,ステップS302に戻り,
以後の動作を繰り返すことになる。
【0023】(速度表示の切換動作例)次に,表示手段
106a(ディスプレイ装置205)の表示内容のう
ち,速度表示の切り換えについて図4を用いて説明す
る。図4(a)は,0.1秒ごとの車両速度の実測値を
示している。また,図4(b)は,0.1秒ごとに表示
を切り換えた場合における表示状態を示しており,図4
(c)は,0.2秒ごとに表示を切り換えた場合におけ
る表示状態を示している。さらに,図4(b)および図
4(c)の単位時間毎の表示速度は,上記図4(a)の
実際の速度に対応している。
【0024】図4(b)の表示内容において,ドット
「・」にて示されている部分,例えば,0.1秒の表示
部分(432),0.2秒の表示部分(433)等は,
図4(a)の車両速度の0.1秒,0.2秒の実測値
(401),(402)から明らかなように,共に「4
1km/h」であるので,実際,運転者にとっては,表
示が切り換わっていないように見えることを意味してい
る。また,図4(c)の0.2秒の表示内容であるドッ
ト「・」部分(452)等についても,また同様であ
る。
【0025】ここで,図4(b)の表示内容と図4
(c)の表示内容とを比較した場合,図4(b)におい
ては,2.4秒間の間に12回(「41km/h」(4
31)→「40km/h」(434)→「39km/
h」(435)→「40km/h」(436)→「39
km/h」(437)→「42km/h」(438)→
「40km/h」(439)→「41km/h」(44
0)→「42km/h」(441)→「40km/h」
(442)→「41km/h」(443)→「42km
/h」(444)→「41km/h」(445))にわ
たり速度表示が切り換わるのに対し,図4(c)におい
ては,7回(「41km/h」(451)→「40km
/h」(453)→「39km/h」(454)→「4
2km/h」(455)→「41km/h」(456)
→「42km/h」(457)→「40km/h」(4
58)→「41km/h」(459))にわたり速度表
示が切り換わる。このように,表示切り換えの時間間隔
を長くすることにより,切り換わり回数が減少し,疲労
度が増加した運転者にとっては,表示内容を確認する煩
わしさが緩和されるものである。
【0026】特に,この処理動作は,加速・減速がごく
短時間の間に繰り返された場合には有効なものとなる。
である。例えば,図4(a)の実測値が2.2秒から
2.4秒の間において,2.2秒時に「41km/h」
(403),2.3秒時に「42km/h」(40
4),2.4秒時に再び「41km/h」(405)と
なった場合に,図4(b)の表示にあっては,「41k
m/h」(443)→「42km/h」(444)→
「41km/h」(445)と2回にわたり切り換わる
が,図4(c)の表示にあっては,2.2秒から2.4
秒の間においては,「・」(460)すなわち「41k
m/h」の表示のままで,切り換え動作が発生しない。
【0027】(実施例1の効果)実施例1によれば,運
転者状態,環境状態あるいは車両状態の少なくとも1つ
を検出し,該検出された状態に関する情報に基づいて表
示内容を切り換えるための時間間隔を決定する。その
後,決定された時間間隔で表示内容を切り換えるので,
運転者状態,環境状態および車両状態に応じた適切なタ
イミングにて表示内容を切り換えることができ,例え
ば,疲労度が増加した運転者にとっては,表示内容を確
認する煩わしさが緩和される。
【0028】〔実施例2〕 (実施例2の構成)次に,実施例2について説明する。
図5は,実施例2に係る車両用表示装置の概略構成を示
すブロック(クレーム対応)図であり,図において,本
実施例2にあっては,上記実施例1に係る図1に示した
構成に対して運転者の疲労度予測手段501(特許請求
の範囲における疲労度予測手段に相当する)を付加した
ものであり,他の構成は実施例1と同じである。すなわ
ち,運転者状態検出センサ102,環境状態検出センサ
103,車両状態検出センサ104により構成される状
態検出手段101からの状態検出信号から運転者の疲労
度はどの程度であるかを疲労度予測手段501により予
測し,該予測結果に基づいて表示切り換えの時間間隔を
変更するものである。
【0029】図5に示した各要素の具体的な構成は,図
2に示したものと同一であり,上記マイコン201が,
疲労度予測手段501,時間間隔決定手段105,表示
切換手段106の各機能を有するものである。
【0030】(実施例2の動作)次に,動作について説
明する。図6は,時間間隔決定手段105により決定さ
れた時間間隔に基づいて表示切換手段106により切り
換えられる表示手段106aの表示切り換え制御動作を
示すフローチャートであり,図において,ステップS6
01からステップS603までは,図3に示したフロー
チャートのステップS301からステップS303まで
の内容と同一であるので,その説明は省略する。実施例
2における特徴的な動作は,上記ステップS603にお
いて検出した各状態に基づいて疲労度予測手段501が
現在の運転者における疲労度のランクを決定する(S6
04)ことである。
【0031】その後,ステップS604において疲労度
予測手段501により決定した疲労度ランクに対応する
表示内容の切り換え時間間隔を,時間間隔決定手段10
5により決定する(S605)。さらに,表示切換手段
106は,決定した切り換え時間間隔と,現在,実行さ
れている切り換え時間間隔とを比較し,同じであるか否
かを判断する(S606)。両者が同じであると場合に
は,ステップS602に戻り,その後は,ステップS6
02からステップS606までの動作を両者が同じでは
ないと判断するまで繰り返し実行する。
【0032】一方,上記ステップS606において,ス
テップS605にて決定された切り換え時間間隔と現在
実行されている切り換え時間間隔とが異なると判断した
場合には,現在実行されている切り換え時間間隔を決定
された切り換え時間間隔に変更する(S607)。その
後,動作はステップS602にリターンする。
【0033】(疲労度ランク決定手順)次に,疲労度予
測手段501により行われる疲労度ランクの決定および
表示内容の切り換え時間間隔の決定に関する手順(図6
におけるステップS604およびステップS605の動
作)について図7に基づいて説明する。本実施例におい
ては,運転者に関する疲労度検出例として,運転開始か
らの疲労度ランクの決定時までの経過時間(以下,運転
時間という)と,運転者が運転中に行ったまばたきの回
数を用いることとする。
【0034】まず,車両状態検出センサ104により,
エンジンの起動あるいはAcc.のONから運転時間を
検出する(S701)。次に,検出した運転時間から運
転時間に対する疲労度を表すテーブル710を用いて,
運転時間に対する疲労度を決定する(S702)。この
テーブルグラフ710は,横軸は運転時間を示し,縦軸
には運転時間に対応する疲労度を段階的に「A」レベル
から「F」レベルまで示している。一般に運転者の疲労
度は運転時間に比例するものと考えられていることか
ら,運転時間t(x)がt0以下であれば,疲労度は最
も低い「F」ランクとなる。
【0035】その後,順に,運転時間がt0≦t(x)
<t1であれば「E」ランク,t1≦t(x)<t2で
あれば「D」ランク,t2≦t(x)<t3であれば
「C」ランク,t3≦t(x)<t4であれば「B」ラ
ンク,t(x)がt4以上であれば「A」ランクとし,
ランクが「F」から「A」へ変化するほど,疲労度が高
くなるように設定されている。ここで,一例としてテー
ブル710の横軸の矢印部分が示すように運転時間がt
2とt3との間にある場合には,上記テーブル710か
ら運転時間に対する運転者の疲労度は「C」ランクに決
定される。
【0036】次に,同様に,運転者が運転中に行うまば
たきの回数を用いて運転者の疲労度ランクを決定する。
まず,運転者状態検出センサ102により,一定時間内
(例えば,1分間)の運転者のまばたき回数を測定する
(S703)。その測定方法の一例としては,運転者の
瞳の動きを監視するセンサを設け,該監視センサからの
情報に基づき画像解析によりまばたき回数を計数する方
法がある。
【0037】その後,検出された運転者のまばたき回数
から,まばたき回数に対する疲労度の表すグラフ711
を用いて,まばたき回数に対する疲労度ランクを決定す
る(S704)。グラフ711は,横軸にはまばたき回
数を示し,また,縦軸にまばたき回数に対応する疲労度
を段階的に「A」から「F」まで示している。一般に運
転者の疲労度は,まばたき回数の多さに比例するものと
考えられていることから運転時間に対応する疲労度と同
様に,まばたき回数p(x)がp0以下であれば,疲労
度は最も低い「F」ランクとする。
【0038】以後,順に,まばたき回数がp0≦p
(x)<p1であれば「E」ランク,p1≦p(x)<
p2であれば「D」ランク,p2≦p(x)<p3であ
れば「C」ランク,p3≦p(x)<p4であれば
「B」ランク,p(x)がp4以上であれば「A」ラン
クとし,ランクが「F」から「A」へ変化するほど,疲
労度が高くなるように設定されている。ただし,疲労度
が一定基準を越える,すなわち,非常に疲れている状態
になると覚醒度の低下により,まばたきの回数は逆に減
少する場合も考えられるので,その場合には異なる基準
によるグラフを用いなければならない。
【0039】上記ステップS702において決定された
運転時間に対応する疲労度ランクと上記ステップS70
4において決定されたまばたき回数に対応する疲労度ラ
ンクとから疲労度の総合ランクをテーブル712により
決定する(S705)。
【0040】このステップS705における疲労度の総
合ランクの決定の方法としては,状態検出手段101に
より検出された状態が単一であり,その状態に対応する
疲労度ランクが単一の場合には,その疲労度ランクがそ
のまま疲労度の総合ランクとなる。反対に,状態検出手
段101により検出された状態が複数あり,その状態に
対応する疲労度ランクも複数ある場合には,各疲労度ラ
ンクを数値化し,その総合値により決定する方法が考え
られる。その際,各疲労度ランクに重みづけをした変数
を掛けて,該変数を掛けた各疲労度ランクをそれぞれ合
算することも考えられる。また,各疲労度ランクの全て
の組み合わせに対応する全ての疲労度総合ランクを予め
登録し,その登録テーブルを参照して疲労度の総合ラン
クを決定してもよい。
【0041】また,ステップS705における疲労度総
合ランクのテーブル712においては,「F」ランクは
基準以下,すなわち,運転者の疲労が,特に問題になら
ないレベルであり,「E」から「A」に移っていくに従
って,運転者の疲労度が高くなることを示している。
【0042】上記ステップS705において決定した疲
労度の総合ランクに基づいて疲労度の総合ランクと表示
切り換え時間間隔の関係テーブル713を使用し,表示
切り換え時間間隔を決定する(S706)。疲労度総合
ランクが「F」ランクであれば「設定なし」,すなわ
ち,初期設定した表示切り換え時間間隔「T0 」のまま
である。疲労度総合ランクが「E」ランクであれば,表
示切り換え時間間隔は「T5 」,以後順番にそれぞれ
「D」ランクであれば「T4 」,「C」ランクであれば
「T3 」,「B」ランクであれば「T2 」,「A」ラン
クであれば「T1 」となる。また,表示切り換え時間間
隔は,「T1 」>「T2 」>「T3 」>「T 4 」>「T
5 」>「T0 」の関係にあり,初期設定した時間間隔
「T0 」が最も短く,「T5 」,「T4 」,「T3 」,
「T2 」の順に時間間隔は長くなり,「T1 」が最も時
間間隔を長く設定している。これにより,疲労度が大き
くなるにしたがって,表示切り換え時間間隔が長くな
る。
【0043】その後,上記ステップS706において決
定した表示切り換え時間間隔と,現在の表示切り換え時
間間隔とを比較した後,表示切り換え時間間隔の変更の
必要性に応じて,表示手段106a(ディスプレイ装置
305)の表示を切り換えるように,表示切換手段10
6が,表示手段106a(ディスプレイ装置305)に
対して制御信号を送出する(S707)。
【0044】(実施例2の効果)実施例2によれば,運
転者状態,環境状態あるいは車両状態の少なくとも1つ
を検出し,該検出された状態に関する情報に基づいて運
転者の疲労度を予測する。その後,予測された運転者の
疲労度に基づいて表示内容を切り換えるための時間間隔
を決定し,該決定された時間間隔で表示内容を切り換え
るので,運転者の疲労度に応じた適切なタイミングにて
表示手段の表示内容を切り換えることができる。
【0045】〔実施例3〕 (実施例3の構成)次に,実施例3について説明する。
図8は,実施例3に係る車両用表示装置の概略構成を示
すブロック(クレーム対応)図であり,図において,本
実施例3にあっては,上記実施例1に係る図1に示した
構成に対して運転負荷算出手段801(特許請求の範囲
における運転負荷算出手段に相当する)を付加したもの
であり,他の構成は実施例1と同じである。すなわち,
運転者状態検出センサ102,環境状態検出センサ10
3,車両状態検出センサ104から構成される状態検出
手段101からの検出信号から運転者に対する運転負荷
の度合いはどのくらいであるかを運転負荷算出手段80
1により算出し,該算出結果に基づいて表示切り換えの
時間間隔を変更するものである。
【0046】図8に示した各要素の具体的な構成は,図
2に示したものと同一であり,上記マイコン201が,
運転負荷算出手段801,時間間隔決定手段105,表
示切換手段106の各機能を有するものである。
【0047】(実施例3の動作)次に,動作について説
明する。図9は,時間間隔決定手段105により決定さ
れた時間間隔に基づいて表示切換手段106により切り
換えられる表示手段106aの表示切り換え制御動作を
示すフローチャートであり,図において,本実施例は,
図6に示したステップS604の疲労度ランクを決定す
るステップをステップS904の運転負荷を算出するス
テップに置き換えたものであり,それ以外は,図6に示
した実施例2の動作と同じである。すなわち,上記ステ
ップS903において検出した各状態に基づいて,運転
負荷算出手段601により,現在の運転者にかかる運転
負荷のランクを決定し(S904),該決定された運転
負荷のランクに基づいて表示切換手段105によって,
上記決定された疲労度ランクに対応する表示内容の切り
換え時間間隔を決定する(S905)。
【0048】(運転負荷ランクの決定方法)次に,図1
0から図12を参照して,運転負荷ランクの決定方法に
ついて説明する。図10は,運転負荷ランクの決定方法
を示すフローチャートであり,図において,まず,状態
検出手段101により,運転負荷の大きさを決定するた
めの要因となる状態(以下,環境要因という)を検出す
る(S1001)。
【0049】(環境要因の具体例および検出方法)ここ
で,図11は,環境要因として考えられる具体例を示し
ている。環境要因は,外部環境による要因とそれ以外と
に大きく2つに分類される。外部環境による要因として
は,道路の混雑状態,山岳路走行,カーブ走行,高速走
行等の道路環境要因と,雨天走行,夜間走行,雪道走
行,霧天候走行等の天候環境要因がある。外部環境要因
以外では,運転者の運転操作以外の操作として,例え
ば,運転者が行うエアコンの操作やオーディオの操作等
がある。
【0050】上記それぞれの環境要因を検出する方法を
以下に示す。操舵角センサ1101による操舵頻度,ブ
レーキセンサ1102やアクセル開度センサ1103を
用いてブレーキおよび加減速頻度等により道路の混雑状
態やカーブ走行の環境要因を,傾斜角センサ1104を
用いて山岳路走行の環境要因を,車速センサ1105を
用いて高速走行の環境要因を,雨滴センサ1106やワ
イパー作動状態を検知するワイパーセンサ1107を用
いて雨天走行を,ヘッドライトの使用状態を検知するヘ
ッドライトセンサ1108を用いて夜間走行を,フォグ
ランプの使用状態を検知するフォグランプセンサ110
9を用いて霧天候走行をそれぞれ検出する。また,外部
環境要因以外では,エアコン操作センサ1110あるい
はオーディオの操作センサ1111を用いてエアコンの
操作あるいはオーディオの操作状態をそれぞれ検出す
る。このように,各環境要因を段階的に分類して検出す
る。
【0051】図10のフローチャートに戻り,上記ステ
ップS1001において検出した環境要因に基づいて,
環境要因と運転負荷ランクの関連テーブル1010を参
照して,各環境要因に対応する運転者にかかる運転負荷
のランクを決定する(S1002)。
【0052】図12は,環境要因と運転負荷ランクの関
連テーブル1010の具体的内容を示しており,図にお
いて,環境要因ごとに検出状態をランク付けする。例え
ば,道路混雑状態の環境要因1201は「1」から
「6」までの6ランクに,また,カーブ走行の環境要因
1202は「1」から「3」まで3ランクに設定する。
これらのランク分けは,各環境状況が運転負荷の大きさ
に与える影響度から予め決定されている。
【0053】ここで,上記道路混雑状態の環境要因12
01にあっては,数字が小さいほど道路が混雑している
ことを示す。上記道路混雑状態の環境要因ランク「1」
から「6」に対応するように運転負荷ランクを「A」か
ら「F」,あるいはカーブ走行の環境要因ランク
「1」,「2」,「3」に対応するように運転負荷ラン
クを「A」,「D」,「F」を定める(カーブ走行の環
境要因ランクは3段階のランクなので,「B」,
「C」,「E」ランクは省略される)。運転負荷ランク
は,ランクが「F」から「A」へ変化するほど,運転負
荷が大きくなるように設定してある。また,霧天候走行
の環境要因1203であるフォグランプの「オン」,
「オフ」に対応する運転負荷ランクをはそれぞれ
「C」,「F」と定める。
【0054】(運転負荷の総合ランクの決定方法)図1
0におけるステップS1003における運転負荷の総合
ランクの決定方法としては,図7に示すステップS70
5の疲労度の総合ランクの決定の方法と同様に,状態検
出手段101により検出された環境要因が1つであり,
その環境要因に対応する運転負荷ランクが1つの場合に
あっては,その運転負荷ランクがそのまま運転負荷の総
合ランクとなる。反対に,環境要因が複数あり,その環
境要因に対する運転負荷ランクも複数ある場合にあって
は,各運転負荷ランクを数値化し,その総合値により運
転負荷総合ランクを決定する方法が考えられる。その
際,各運転負荷ランクに重みづけをした変数を掛けて,
該変数を掛けた各運転負荷ランクをそれぞれ合算するよ
うにしてもよい。
【0055】また,各運転負荷ランクの全ての組み合わ
せに対応する全ての決定すべき運転負荷ランクを予め登
録しておき,その登録テーブルを参照して運転負荷の総
合ランクを決定してもよい。例えば,図12において,
道路混雑状態の環境要因1201に対応する運転負荷ラ
ンクが「A」で,カーブ走行の環境要因1202に対応
する運転負荷ランクが「F」の場合には,それらの運転
負荷総合ランクは「B」とするような登録テーブルをあ
らかじめ作成しておくことが考えられる。
【0056】運転負荷の総合ランクテーブル1011
も,図7に示した疲労度総合ランクテーブル712と同
様に,「F」ランクは基準以下,すなわち,疲労度が問
題にならないレベルであり,「E」から「A」まで移っ
ていくに従って,疲労度が高くなることを示している。
【0057】上記ステップS1003において決定した
運転負荷の総合ランクに基づいて,運転負荷の総合ラン
クと表示切り換え時間間隔の関係テーブル1012を使
用して,表示切り換え時間間隔を決定する(S100
4)。ここでも,図7に示したステップS706の表示
切り換え時間間隔決定と同様の手順で時間間隔を決定す
る。運転負荷の総合ランクと表示切り換え時間間隔の関
係テーブル1012も疲労度総合ランクと表示切り換え
時間間隔の関係テーブル713と同様の内容であり,そ
の具体的な説明は省略する。これにより,運転負荷が大
きくなるにしたがって,表示切り換え時間間隔が長くな
る。
【0058】その後,上記ステップS1004において
決定した表示切り換え時間間隔と,現在の表示切り換え
時間間隔とを比較した後,表示切り換え時間間隔の変更
の必要性に応じて,表示手段106a(ディスプレイ装
置205)の表示を切り換えるよう,上記表示手段10
6aに対して制御信号を送出する(S1005)。
【0059】(実施例3の効果)実施例3によれば,運
転者状態,環境状態あるいは車両状態の少なくとも1つ
を検出し,該検出された状態に関する情報に基づいて運
転者にかかる運転負荷を算出し,該算出された運転負荷
に基づいて表示内容を切り換えるための時間間隔を決定
し,該決定された時間間隔で表示内容を切り換えるの
で,運転負荷に応じた適切なタイミングにて表示内容を
切り換えることができる。
【0060】〔実施例4〕 (実施例4の構成)次に,実施例4について説明する。
図13は,実施例4に係る車両用表示装置の概略構成を
示すブロック図であり,図14は,図13に示した構成
の具体的な内容を示すブロック図である。図13では,
上記図1に示した構成に対して切り換え時間間隔入力手
段1301(特許請求の範囲における切り換え時間間隔
入力手段に相当する)を付加したものであり,他の構成
は図1のものと同一である。また,図14では,上記図
13に示した切り換え時間間隔入力手段1301に対応
する切り換え時間間隔設定部1401としての切り換え
時間間隔設定部1401を付加したものであり,他の構
成は同一である。
【0061】図13に示した切り換え時間間隔入力手段
1301としての切り換え時間間隔設定部1401(図
14参照)は,運転者があらかじめ望む切り換え時間間
隔を切り換えスイッチ等にて選択できるようにしたもの
である。これにより,運転者が最適と考える切り換え時
間間隔を設定することができる。
【0062】(切り換え時間間隔入力方法)また,切り
換え時間間隔設定部1401を介しての切り換え時間間
隔入力方法としては,現在の表示切り換え時間間隔を数
値で入力する方法や,疲労度総合ランクと表示切り換え
時間間隔の関係テーブル,環境要因と運転負荷ランクの
関係テーブル,あるいは運転負荷値ランクと表示切り換
え時間間隔の関係テーブルを運転者が書き換える方法等
がある。例えば,雨期の場合に雨天走行検出による環境
要因は考慮しないようにする等である。
【0063】(実施例4の効果)実施例4によれば,表
示内容の切り換えタイミング(時間間隔)を任意に変更
できるので,ユーザの好みに応じた表示内容の切り換え
が実現する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の車両用
表示装置(請求項1)は、運転者状態、環境状態あるい
は車両状態の少なくとも1つを検出し、該検出された状
態に関する情報に基づいて運転者の疲労度を予測し、該
予測された運転者の疲労度に基づいて表示内容を切り換
えるための時間間隔を決定し、該決定された時間間隔で
表示内容を切り換える。
【0065】請求項1の車両用表示装置によれば、この
ようにしたので、運転者の疲労度に応じた適切なタイミ
ングにて表示内容を切り換えるため、特に、運転者の疲
労度に基づいて運転者の煩わしさ感を解消し、表示装置
の視認性の向上を図ることができる。
【0066】また、この発明に係る車両用表示装置(請
求項2)は、運転者状態、環境状態あるいは車両状態の
少なくとも1つを検出し、該検出された状態に関する情
報に基づいて運転者にかかる運転負荷を算出し、該算出
された運転負荷に基づいて表示内容を切り換えるための
時間間隔を決定し、該決定された時間間隔で表示内容を
切り換えるので、運転負荷に応じた適切なタイミングに
て表示内容を切り換えるため、特に、運転負荷に基づい
て運転者の煩わしさ感を解消し、表示装置の視認性の向
上を図ることができる。
【0067】また、この発明に係る車両用表示装置(請
求項3)は、表示内容の切り換えタイミング(時間間
隔)を任意に変更でき、ユーザの好みに応じた表示内容
の切り換えが実現するため、より煩わしさ感を解消し、
表示装置の視認性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る車両用表示装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】実施例1に係る具体的な車両用表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】実施例1に係る車両用表示装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】実施例1に係る速度表示の切り換え例を示す説
明図である。
【図5】実施例2に係る車両用表示装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図6】実施例2に係る車両用表示装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】実施例2に係る疲労度予測手段および時間間隔
決定手段の動作を示すフローチャートである。
【図8】実施例3に係る車両用表示装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図9】実施例3に係る車両用表示装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】実施例3に係る運転負荷算出手段および時間
間隔決定手段の動作を示すフローチャートである。
【図11】実施例3に係る状態検出手段により検出する
環境要因を示す説明図である。
【図12】実施例3に係る環境要因と運転負荷ランクの
関連テーブルを示す説明図である。
【図13】実施例4に係る車両用表示装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図14】実施例4に係る具体的な車両用表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】従来における車両用表示装置の概略構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
101 状態検出手段 102 運転者状態検出センサ 103 環境状態検出センサ 104 車両状態検出センサ 105 時間間隔決定手段 106 表示切換手段 106a 表示手段 201 マイコン 205 ディスプレイ装置 210 状態検出部 501 疲労度予測手段 801 運転負荷算出手段 1301 切り換え時間間隔入力手段 1401 切り換え時間間隔設定部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−1897(JP,A) 特開 平6−348241(JP,A) 特開 平6−144071(JP,A) 特開 昭56−101557(JP,A) 特開 昭60−76787(JP,A) 特開 昭63−32624(JP,A) 特公 昭62−48168(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 7/00 B60K 37/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者状態、環境状態あるいは車両状態
    の少なくとも1つを検出する状態検出手段と、前記状態検出手段により検出された状態に関する情報に
    基づいて運転者の疲労度を予測する疲労度予測手段と、 前記疲労度予測手段により予測された運転手の疲労度に
    基づいて表示内容を切り換えるための時間間隔を決定す
    る時間間隔決定手段と、 前記時間間隔決定手段により決定された時間間隔で表示
    内容を切り換える表示切換手段と、 前記表示切換手段により切り換えられた表示内容を表示
    する表示手段とを具備することを特徴とする車両用表示
    装置。
  2. 【請求項2】 運転者状態、環境状態あるいは車両状態
    の少なくとも1つを検出する状態検出手段と、前記状態検出手段により検出された状態に関する情報に
    基づいて運転者にかかる運転負荷を算出する運転負荷算
    出手段と、 前記運転負荷算出手段により算出された運転負荷に基づ
    いて表示内容を切り換えるための時間間隔を決定する時
    間間隔決定手段と、 前記時間間隔決定手段により決定された時間間隔で表示
    内容を切り換える表示切換手段と、 前記表示切換手段により切り換えられた表示内容を表示
    する表示手段とを具備することを特徴とする車両用表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記時間間隔決定手段により決定される
    時間間隔を任意に変更する切換時間間隔入力手段を具備
    することを特徴とする請求項1または2記載の車両用表
    示装置。
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