JP3456186B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3456186B2
JP3456186B2 JP2000079704A JP2000079704A JP3456186B2 JP 3456186 B2 JP3456186 B2 JP 3456186B2 JP 2000079704 A JP2000079704 A JP 2000079704A JP 2000079704 A JP2000079704 A JP 2000079704A JP 3456186 B2 JP3456186 B2 JP 3456186B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ケース本体内に設
けられたバスバーと回路基板とにコネクタを接続するよ
うにした電気接続箱に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば自動車等の車両においては、種々
の電装品を電気的に接続するための電気接続箱が用いら
れている。図5に示すように、この種の電気接続箱50
では、ケース本体51の内部にバスバー52が配設され
ている。このバスバー52の端部には端子53がほぼ直
角に立設され、バスバー52と端子53とが一体的に形
成されている。つまり、バスバー52及び端子53は、
一枚の金属板を打ち抜いたものである。そして、その打
ち抜いたものの一部をプレス装置により直角に折曲して
端子53を形成している。この端子53は前記ケース本
体51に形成したコネクタホルダ54内に挿入配置され
ている。 【0003】又、ケース本体51内には、バスバー52
以外に回路基板としての可撓性プリント基板55が配設
されている。この可撓性プリント基板55には、タブ端
子56が圧入され、その圧入部分がはんだ付けされてい
る。タブ端子56の先端部は前記端子53と同じコネク
タホルダ54内に挿入配置されている。そして、コネク
タホルダ54内にコネクタ56を嵌合することにより、
その内部に設けられた接続端子に、端子53とタブ端子
56とが電気的に接続される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
電気接続箱50においては、タブ端子56と可撓性プリ
ント基板55とを接続するのに半田付けしているため、
コストが高く大量生産に向かないという問題がある。
又、半田付けする前においてタブ端子56を可撓性プリ
ント基板55に圧入する必要があるため、よりいっそう
コスト高を招いている。 【0005】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、コネクタに、バスバーと回路基板
とを低コストで接続することが可能な電気接続箱を提供
することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、ケース本体の内部に
バスバーと回路基板とを設け、前記ケース本体に設けた
コネクタホルダ内に、前記ケース本体とは別体であるコ
ネクタを着脱可能に嵌合し、同コネクタに前記バスバー
と回路基板とを電気的に接続した電気接続箱において、
前記コネクタがコネクタホルダに嵌合する方向と平行に
前記回路基板とバスバーとをそれぞれ配置し、回路基板
の表面に設けられた導電部及び前記バスバーに設けられ
た接続部を、前記コネクタホルダと対向する箇所にそれ
ぞれ配置し、前記コネクタをコネクタホルダの内部に嵌
合したとき、前記コネクタに設けた接続端子に、前記導
電部と接続部とがそれぞれ接触した状態とし、前記導電
部の接触面と、前記接続部の接触面とを同一面上に位置
させ、前記回路基板の下側にバスバーが位置するよう
に、回路基板とバスバーとをそれぞれ重ね合わせて配置
し、前記回路基板にバスバーの接続部が挿入される挿入
孔を形成したことを要旨とする。 【0007】 【0008】 【0009】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、コネクタをコネク
タホルダに嵌合することにより、コネクタに設けられた
接続端子に、バスバーの接続部と、回路基板の導電部と
が接触される。従って、半田付けしなくても、コネクタ
にバスバーと回路基板とを電気的に接続することができ
る。又、導電部の接触面と、接続部の接触面とは同一面
上に位置している。そのため、コネクタをコネクタホル
ダに嵌合した状態では、接続端子に対する接続部と導電
部との接触不良がなくなる。従って、電気接続箱の信頼
性の低下につながるのを防止することができる。更に
は、回路基板の一部には挿入孔が形成され、その挿入孔
にバスバーにおける接続部の一部が挿入されている。そ
のため、導体パターンが配線されていない任意の箇所に
バスバーの接続部を露出させることができる。 【0010】 【0011】 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づき詳細に説明する。図1,図2に示す
ように、電気接続箱10のケース本体11は、箱形の下
部ケース12を備えており、その上部には有蓋箱形の上
部ケース13が着脱可能に取り付けられている。ケース
本体11内には、合成樹脂からなる複数の絶縁板14
と、平板状をなすバスバー15とが交互に積層された状
態で収容されている。なお、図1及び図2には1つのバ
スバー15のみが描かれているが、実際には各層に複数
のバスバー15が設けられている。 【0013】最上層に配置されたバスバー15の途中に
は、接続部15aが同バスバー15と一体的に形成され
ている。ここでは、バスバー15及び接続部15aは、
一枚の金属板を打ち抜いたものである。そして、その打
ち抜いたものの一部をプレス装置により逆凹状に折曲し
て接続部15aが形成されている。 【0014】絶縁板14とバスバー15とによって構成
される積層体17の上面には、回路基板としての可撓性
プリント基板18(FPC:Flexible Printed Circuit
Board)が配設されている。この可撓性プリント基板1
8の隅部に図示しないネジが挿通され、そのネジが下部
ケース12の底面に突設されたボス12aに締め付けら
れることにより、可撓性プリント基板18はケース本体
11に対して固定されている。 【0015】可撓性プリント基板18は、銅箔からなる
導体パターン19と、それを被覆するポリイミドフィル
ムとを接着剤で互いに貼り合せたものである。導体パタ
ーン19の一部は外部に露出されている。ここでは、可
撓性プリント基板18の上面に導体パターン19の一部
が露出され、この露出部分が可撓性プリント基板18の
導電部20となっている。本実施形態において、導電部
20は複数個設けられている。 【0016】可撓性プリント基板18において、導電部
20の近傍に位置する箇所には、挿入孔21が形成さ
れ、この挿入孔21には前記バスバー15の接続部15
aの先端部がわずかに挿入されている。そして、各導電
部20及び接続部15aは、並んで配置され、それらの
上面(接触面)は同一平面上に位置している。言いかえ
ると、各導電部20及び接続部15aの上面は、それぞ
れ可撓性プリント基板18の上面とほぼ同じ面に位置し
ている。 【0017】図1,図3に示すように、前記上部ケース
13の上面において、接続部15a及び導電部20の上
方に位置する箇所には、コネクタホルダ23が形成され
ている。このコネクタホルダ23の内部は、その下面が
開口されており、下部ケース12内に連通している。コ
ネクタホルダ23の内部に着脱可能に嵌合されるコネク
タ24の内部には、略横J字状の接続端子24aが複数
個設けられている。この接続端子24aの先端部は、コ
ネクタ24の下面に形成された開口部25を介して外部
に突出されている。そして、バスバー15と可撓性プリ
ント基板18とに平行な方向(図3,図4の左右方向)
に沿って、コネクタ24がコネクタホルダ23の内部に
挿入されるようになっている。 【0018】図3に示すように、コネクタ24にコネク
タホルダ23が嵌合された状態においては、各接続端子
24aの先端部が、可撓性プリント基板18に設けられ
た導電部20に接触保持されるようになっている。又、
図4に示すように、導電部20に接触していない他の接
続端子24aの先端部が、バスバー15の接続部15a
の上面に接触保持されるようになっている。従って、可
撓性プリント基板18にて形成される電気回路と、バス
バー15にて形成される電気回路とが、それぞれ別系統
であるにも拘わらず、1つのコネクタ24で対応されて
いる。 【0019】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1) バスバー15と可撓性プリント基板18とが、
それぞれコネクタホルダ23にコネクタ24を嵌合する
方向に沿って配置されている。可撓性プリント基板18
の上面に設けられた導電部20と、バスバー15に設け
られた接続部15aとがコネクタホルダ23と対向する
箇所にそれぞれ配置されている。そして、コネクタ24
をコネクタホルダ23の内部に嵌合したとき、導電部2
0及び接続部15aにコネクタ24に設けた接続端子2
4aがそれぞれ接触される。このため、コネクタ24の
接続端子24aに、バスバー15の接続部15aと可撓
性プリント基板18の導電部20とを接続するに半田付
けする必要が全くない。しかも、可撓性プリント基板1
8にタブ端子等を圧入することもない。この結果、従っ
て、コネクタ24に、バスバー15と可撓性プリント基
板18を低コストで接続することができる。 【0020】(2) バスバー15に設けられた接続部
15aの上面と、可撓性プリント基板18に設けられた
導電部20の上面とは同一面上に位置している。そのた
め、コネクタ24をコネクタホルダ23に嵌合した状態
では、接続端子24aに対して均等な弾性力でもって接
続部15aと導電部20とを接触させることができる。
従って、接続端子24aに対する接続部15aと導電部
20との接触不良をなくすことができ、電気接続箱10
の信頼性の低下につながるのを防止することができる。 【0021】(3) 絶縁板14とバスバー15との積
層体17の上部には、可撓性プリント基板18が設けら
れている。そして、その可撓性プリント基板18の一部
に挿入孔21が形成され、その挿入孔21に接続部15
aの一部が挿入されている。そのため、導体パターン1
9が配線されていない箇所にバスバー15の接続部15
aを露出させることができる。従って、設計の自由度を
高めることができる。 【0022】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、可撓性プリント基板18の下側
にバスバー15を配置するのではなく、可撓性プリント
基板18とバスバー15とを並設してもよい。この場合
には、挿入孔21を可撓性プリント基板18に形成する
必要がない。それとともに、バスバー15の上面と導電
部20の上面とを同一平面上に配置すれば、バスバー1
5の接続部15aを曲げ形成する必要がない。従って、
製造コストをよりいっそう低減することができる。 【0023】・ 可撓性プリント基板18の導電部2
0、バスバー15の接続部15aの数を任意の数に変更
することが可能である。 ・ 可撓性プリント基板18以外にも、例えばリジッド
なプリント回路基板(PCB:Printed Circuit Boar
d)に変更してもよい。 【0024】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項1において、前記接続部は、バスバーの途
中においてプレス加工により略凹状に折曲形成されたも
のである。この構成にすれば、製造を簡単に行うことが
できる。 【0025】(2)請求項1において、前記バスバーは
絶縁板と交互に積層して配置され、再上層に位置するバ
スバーに前記接続部が設けられている。 【0026】 【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、コネク
タに、バスバーと回路基板とを低コストで接続すること
ができる。接続端子に対する接続部と導電部との接触不
良をなくすことができるので、電気接続箱の信頼性の低
下につながるのを防止することができる。導体パターン
が配線されていない任意の箇所にバスバーの接続部を露
出させることができるので、設計の自由度を高めること
ができる。 【0027】 【0028】
【図面の簡単な説明】 【図1】一実施形態の電気接続箱の斜視図。 【図2】電気接続箱の分解斜視図。 【図3】コネクタの接続端子と可撓性プリント基板との
接続を示す断面図。 【図4】コネクタの接続端子とバスバーとの接続を示す
断面図。 【図5】従来技術の電気接続箱の断面図。 【符号の説明】 11…ケース本体、15…バスバー、15a…接続部、
18…可撓性プリント基板(回路基板)、20…導電
部、21…挿入孔、23…コネクタホルダ、24…コネ
クタ、24a…接続端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 B60R 16/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケース本体の内部にバスバーと回路基板
    とを設け、前記ケース本体に設けたコネクタホルダ内
    に、前記ケース本体とは別体であるコネクタを着脱可能
    に嵌合し、同コネクタに前記バスバーと回路基板とを電
    気的に接続した電気接続箱において、 前記コネクタがコネクタホルダに嵌合する方向と平行に
    前記回路基板とバスバーとをそれぞれ配置し、回路基板
    の表面に設けられた導電部及び前記バスバーに設けられ
    た接続部を、前記コネクタホルダと対向する箇所にそれ
    ぞれ配置し、前記コネクタをコネクタホルダの内部に嵌
    合したとき、前記コネクタに設けた接続端子に、前記導
    電部と接続部とがそれぞれ接触した状態とし、前記導電
    部の接触面と、前記接続部の接触面とを同一面上に位置
    させ、前記回路基板の下側にバスバーが位置するよう
    に、回路基板とバスバーとをそれぞれ重ね合わせて配置
    し、前記回路基板にバスバーの接続部が挿入される挿入
    孔を形成したことを特徴とする電気接続箱。
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