JP3453845B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気流路内を通過する塵
埃量等と集塵室内の真空圧を検出し、それらを用いて吸
い込み力の制御を行う電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、掃除を簡単に短時間に済ませたい
という要求が強くなっている。また、様々な材質の床、
じゅうたん等が登場し、掃除対象が多様化している。従
って、これらを満足させるために、手元操作部や本体内
部の電子回路等を用い、吸い込み力を変化させる電気掃
除機が増えている。
【0003】以下に従来の電気掃除機について説明す
る。
【0004】図6及び図7に示すように、掃除機本体5
0は、内部に集塵室、モーター1、コードリール等を備
え、掃除機本体50にホース51と、手元操作部52
と、延長管53と、ノズル54を装着した構成である。
【0005】手元操作部52には、制御手段を有し、モ
ーター1を位相制御するための信号を出力する。この信
号により双方向性サイリスタ2の点弧角を制御し、モー
ター1に供給する電力の制御を行っている。
【0006】制御手段は、その内部に電源を供給するた
めの電源部8、交流電源のゼロボルト点を検出するゼロ
ボルト検出部9、使用者が動作の入り、切り等を選択す
るためのスイッチ部13、運転状態等を表示する表示部
14、空気流路を通過する塵埃を検出するゴミセンサー
部12、制御部16からの信号で位相制御信号を出力す
る位相制御伝達部6により構成されている。
【0007】また、上記と同様な構成で、集塵室内の真
空圧を検出し、真空圧に応じてモーター1の位相制御角
を制御する方法もある。
【0008】以上の構成を用いることにより、使用者は
掃除機の吸い込み力を手動で調整を行うことなしに、簡
便に掃除が行える利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゴミセンサー部12による方法では、掃除機本体50の
内部の集塵室内に塵埃等が多く溜ると吸い込み力が低下
するという欠点があった。また、真空圧による方法で
は、ノズル54と床面の状態によって集塵室内の真空圧
が変化するため、塵埃量の変化による吸い込み力の制御
には限界があった。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、集塵室内に塵埃が増加し吸い込み力が低下傾向にあ
る場合においても、集塵室内の真空圧を検出し、吸い込
み力の低下を抑制するようモーターを制御することによ
って、快適に掃除できることを第1の目的とする。
【0011】また、集塵室内の真空圧が高まった場合
や、空気流路内の塵埃量が多い場合においても、より強
い吸い込み力を発生するように制御を行い、快適に掃除
できることを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに、本発明の電気掃除機は、空気流路内の塵埃等の通
過を検出するゴミセンサー部と、集塵室内の真空圧を検
出する圧力センサー部と、前記ゴミセンサー部及び前記
圧力センサー部の信号に応じて掃除機本体内のモーター
を制御する制御部を備えたもので、前記圧力センサー部
の信号に応じて掃除機本体内部のモーターの回転数制御
をおこない、前記ゴミセンサーが所定値以上の塵埃量を
検出した場合、モーター回転数にあらかじめ設定された
数値を加算し、モーターの制御を行う構成としたもので
ある。
【0013】また、第2の目的を達成するために、ゴミ
センサー部及び圧力センサー部の信号に応じて掃除機本
体内のモーターを制御する制御部により、前記圧力セン
サー部の信号を基に算出したモーター位相制御角と前記
ゴミセンサー部の信号を基に算出したモーター位相制御
角とを比較し、回転数が高い値となる位相制御角を最終
的な値とする制御を行う構成としたものである。
【0014】
【作用】上記本発明の第1の手段において、空気流路内
の塵埃等の通過を検出するゴミセンサー部と、集塵室内
の真空圧を検出する圧力センサー部を有し、前記圧力セ
ンサー部の出力に応じて掃除機本体内部のモーターの回
転数を設定すると共に、前記ゴミセンサーが所定値以上
の塵埃量を検出すると、前記モーターの回転数をより高
めるため、集塵室内に塵埃が増加し吸い込み力が低下傾
向にある場合においても、吸い込み力の低下を抑制する
ため快適な掃除ができるものである。
【0015】また、第2の手段の構成において、圧力セ
ンサー部の信号を基に算出したモーター位相制御角とゴ
ミセンサー部の信号を基に算出したモーター位相制御角
とを比較し、回転数が高い値となる位相制御角を最終的
な値として設定するため、集塵室内の真空圧が高まった
場合や、空気流路内の塵埃量が多い場合においても、よ
り強い吸い込み力を得ることができより快適に掃除がで
きるものである。
【0016】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
【0017】図1及び図2に示すように、モーター1は
掃除機本体3に内蔵され、制御部(2)5及び位相制御
伝達部6からの信号で双方向性サイリスタ2により制御
される。制御部(1)11は安定的な電源を供給する電
源部8からの電源と交流電源4とを同期させるために備
えられたゼロボルト検出部9からの信号を用い、ゴミセ
ンサー部12からの信号に応じたモーターの制御位相角
を設定する。制御部(2)5は、集塵室18内の真空圧
が測定できるように集塵室18の通路に配設された圧力
センサー部7からの信号に応じてモーターの位相制御角
を設定するが、真空圧変化に応じて吸い込み力の変化が
少なくなるように位相制御角を変化させる制御を行う。
【0018】さらに、制御部(1)11からの位相制御
角の値を加算して、最終的なモーター位相制御角とす
る。つまり、集塵室18に備えられた圧力センサー部7
が検出した値に対応したモーター位相制御角によってモ
ーター1を制御するが、空気流路内を通過する塵埃量が
所定値以上になると、前述の位相制御角が塵埃量に従っ
た位相制御角となるのである。なお、図中の10は電子
回路、17はホース、19は集塵袋、20はコードリー
ルである。
【0019】以上のように構成された電気掃除機の動作
において、風量−真空圧の関係は、図3(a)に示すよ
うに、最大定格運転時は曲線21のようになり、任意の
位相制御時は曲線22のようになる。塵埃の通過が検出
されない場合、真空圧の上昇に従って風量が低下する
が、モーター1を真空圧に従って制御することにより、
図3(b)の曲線23に示すように風量の低下がある程
度抑制できる。さらに、塵埃量が所定値以上であれば図
3(b)の曲線24のように、塵埃量に応じた風量を得
ることができる。
【0020】(実施例2) 以下本発明の第2の実施例について図4を用いて説明す
る。
【0021】図4(a)はゴミセンサー部12からの信
号により設定された位相制御角に交流波形を付加したも
の、図4(b)は圧力センサー部7からの信号により設
定された位相制御角に交流波形を付加したもの、図4
(c)は最終的に双方向性サイリスタ2の両端の電圧を
示している。図に示す通り、ゴミセンサー部12と圧力
センサー部7のそれぞれの位相制御角において、電力供
給を増加させる位相制御角を最終的な位相制御角とす
る。従って、より強い吸い込み力が必要な場合に、自動
的にモーター回転数が上昇し、集塵効率を高めることが
できる。
【0022】また、圧力センサー部7を用いての、モー
ター1の回転数制御の他の方法を、図3(b)を用いて
説明する。集塵袋内に塵埃が多く溜った場合や、ホース
17や延長管の途中で塵埃が詰まった場合、集塵室18
内の真空圧が異常に上昇する。従って風量が減少、つま
りモーター1の冷却風が減少するため、モーター1が異
常加熱を起こす恐れがある。本実施例では、圧力センサ
ー部7が所定値以上の圧力を検出した場合、モーター1
の回転数を一定時間低下させるように曲線25に示した
ような制御を行うことにより、モーター1の異常加熱を
防止できる。
【0023】また、圧力センサー部7について説明す
る。図5に示すように、圧力センサー部7のパイプ30
は掃除機本体の集塵室18内に接続される構成とし、パ
イプ30に続くシリンダー31内部と集塵室18内との
接続する機能を果たしている。シリンダー31内部には
シリンダー31内部の真空圧にしたがって移動するピス
トン32がある。ピストン32はバネ33によってパイ
プ30とは逆の方向に位置するように押圧されている。
【0024】しかし、シリンダー31内部の圧力が負圧
になると、バネ33のバネ圧と等しくなる位置にピスト
ン32が移動する。ピストン32の動作は、接続棒34
によって伝えられ、さらに接続棒34に接続された摺動
板35を動作させる。摺動板35は、一方が抵抗体36
に接触し、もう一方が摺動片37に接触している。従っ
て、集塵室18内の真空圧にともなって抵抗値が変化す
るように動作する。
【0025】以上の構成により、圧力センサー部7は簡
単な構造で安価に、耐久性も良いので故障率が低下し信
頼性を向上できる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、塵埃量及び真空圧に応じた吸い込み力を得られるの
で、従来使用者が手動で行ってきた吸い込み力の制御操
作が不要となり、快適に掃除を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電気掃除機の電子回路の構
成図
【図2】同電気掃除機の掃除機本体の断面略図
【図3】同電気掃除機の動作時の風量と真空圧の関係図
【図4】本発明の実施例2の電気掃除機の位相制御角の
グラフ
【図5】(a)は同電気掃除機の圧力センサー部の断面
略図 (b)は同圧力センサー部の回路図
【図6】従来の電気掃除機の外観斜視図
【図7】同電気掃除機の電子回路の構成図
【符号の説明】
1 モーター 5 制御部(2) 6 位相制御伝達部 7 圧力センサー部 11 制御部(1) 12 ゴミセンサー部 15 手元操作部 30 パイプ 31 シリンダー 32 ピストン 33 バネ 35 摺動板 36 抵抗体 37 摺動片 38、39、40 電気端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流路内の塵埃通過を検出するゴミセ
    ンサー部と、集塵室内の真空圧を検出する圧力センサー
    部と、前記圧力センサー部の信号に応じて掃除機本体内
    部のモーターの回転数制御をおこなう制御部とを備え、
    前記制御部は、前記ゴミセンサーが所定値以上の塵埃量
    を検出した時に、前記圧力センサー部の信号を基に算出
    した位相制御角に、あらかじめ設定された数値を加算
    し、最終的な前記モーターの回転数とするように制御す
    ることを特徴とした電気掃除機。
  2. 【請求項2】 空気流路内の塵埃通過を検出するゴミセ
    ンサー部と、集塵室内の真空圧を検出する圧力センサー
    部と、前記ゴミセンサー部及び前記圧力センサー部の信
    号に応じて掃除機本体内部のモーターの回転数制御をお
    こなう制御部とを備え、前記制御部は、前記圧力センサ
    ー部の信号を基に算出した回転数と前記ゴミセンサー部
    の信号を基に算出した回転数を比較し、回転数の高い数
    値を最終的な前記モーターの回転数とするように制御す
    ることを特徴とした電気掃除機。
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