JP3453693B2 - 道路交通情報表示装置 - Google Patents

道路交通情報表示装置

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JP3453693B2
JP3453693B2 JP5425296A JP5425296A JP3453693B2 JP 3453693 B2 JP3453693 B2 JP 3453693B2 JP 5425296 A JP5425296 A JP 5425296A JP 5425296 A JP5425296 A JP 5425296A JP 3453693 B2 JP3453693 B2 JP 3453693B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路交通情報表示装置に
係り、とくに車載用ナビゲーション装置、携帯用ナビゲ
ーション装置などにおいて、外部の道路交通情報センタ
から無線または有線で送信された渋滞情報、規制情報、
旅行時間情報、駐車場情報などの各種の道路交通情報を
含む通信情報を受信し、所望の情報種別の道路交通情報
を単独或いは地図画像上に重ねるなどして画面に表示
し、ユーザに最新の道路交通情報を提供するようにした
道路交通情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の走行案内をする車載用ナビゲー
ション装置は、衛星航法等により自車位置を検出し、C
D−ROM等の地図情報記憶媒体から自車位置周辺の地
図情報を読み出し、画面に地図画像を自車マークととも
に描画することで、地図上での自車位置を知ることがで
きるようになっている(ナビゲーション機能)。地図情
報は7段階(3A,2A,2B,1A,1B,0A,0B)またはこれ
に最下位の0Cを加えた8段階の各縮尺レベルにおいてエ
リア別に用意されており、ユーザ所望の縮尺レベルが選
択可能になっている。縮尺レベル3Aは全国図、縮尺レベ
ル2Aは画面の縦×横に580km ×700km 、縮尺レベル2Bは
150km ×180km 、縮尺レベル1Aは70km×90km、縮尺レベ
ル1Bは18km×22km、縮尺レベル0Aは9km×11km、縮尺レ
ベル0Bは2.2km ×2.8km 、縮尺レベル0Cは1.1km ×1.4k
m の広さの地図画像を表示するのに用いる。また、地図
情報の中で道路は折れ線近似で定義されており、折れ線
の頂点の経度座標、緯度座標が順に並べられている。折
れ線の頂点はノードと呼ばれ、隣接する2つのノードを
結ぶ直線はリンクと呼ばれる。地図情報の内、地図画像
の描画には背景レイヤと文字・記号レイヤのデータが用
いられ、マップマッチング等には道路レイヤのデータが
用いられる。
【0003】しかし、上記ナビゲーション機能だけで
は、渋滞箇所、臨時の交通規制箇所、2地点間の走行に
要する区間旅行時間、駐車場の位置などを知ることはで
きない。そこで、外部の道路交通情報センタから車両に
対し種々の通信媒体を使って渋滞情報、規制情報、旅行
時間情報、駐車場情報などの各種の道路交通情報を送信
し、画面の上端部に設けた文字表示行に文字で表示させ
たり(表示形態;レベル1。図13(1)参照)、画面
全体を使って簡易図形で表示させたり(表示形態;レベ
ル2。図13(2)参照)、画面の地図画像上へ道路交
通情報マークを重ね合わせて表示させたり(表示形態;
レベル3。図13(3)参照)、複数の旅行時間情報リ
ストを画面に表示し(表示形態;レベル3、情報種別;
旅行時間、図14(1)参照)、画面タッチで選択した
1つにつき、地図画像上に区間を示す線画を表示させ、
所要時間を文字で表示させたりして(図14(2)参
照)、ユーザが渋滞箇所や交通規制箇所を回避しながら
所望地まで適切なルートを通って迅速、容易に到達でき
るようにしたり、所望地への到達予定時間を把握できる
ようにしたり、最寄りの駐車場に容易に到達できるよう
にするための実用化が進められている。例えば、VIC
Sと呼ばれるサービスでは、FM多重放送(広域情
報)、電波ビーコンまたは光ビーコン(狭域情報。高速
道路や主要交差点)などの通信媒体により、レベル1〜
3の表示形態別に各種の道路交通情報を送信するように
している。VICSを利用する場合、車両にはFM多重
放送受信機、電波ビーコン受信機、光ビーコン受信機等
のVICS情報受信装置を搭載し、ナビゲーション装置
本体に結合しておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが例
えば、FM多重放送で得たレベル3の道路交通情報の内
の渋滞情報を把握したいとき、所望の情報種別として渋
滞の選択を行い、画面を見て渋滞情報(表示形態がレベ
ル3のとき渋滞マーク)が現れるのを待つことになる。
しかし、FM多重放送で得たレベル3の通信情報にはそ
もそも表示すべき渋滞情報が無かった場合、いつまで経
っても渋滞情報は画面には現れず、情報種別の選択操作
が無駄になったり、選択操作後、画面を見ながら渋滞情
報が現れるまで無駄に待ち続けたり、地図スクロール操
作をしてどこかに渋滞情報が無いか無駄に探してしまう
問題があった。本発明は上記した従来技術の問題に鑑
み、表示する情報の無い道路交通情報を見ようとして選
択操作等の無駄な行動をしなくて済む道路交通情報表示
装置を提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数種の道路交通情報を含む通信情報を外部から受信
し、一時記憶手段に一時記憶させる受信手段と、道路交
通情報の情報種別の選択をする入力手段と、道路交通情
報を画面に表示する表示手段と、一時記憶手段に記憶さ
れた通信情報を用いて、入力手段で選択された情報種別
の道路交通情報を所定の表示形態で描画し、表示手段の
画面に表示させる道路交通情報描画手段と、を備えた道
路交通情報表示装置において、一時記憶手段に記憶され
た通信情報を対象にして、情報種別の別に有効な道路
交通情報の有無を判別する判別手段と、判別手段で判別
した結果により、情報種別の別に、有効な道路交通情報
の有無をユーザに告知する告知手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の道
路交通情報表示装置において、現在位置または現在位置
と現在方位を検出する検出手段を設け、判別手段は、一
時記憶手段に記憶された通信情報を対象にして、情報種
別の別に、現在位置または現在位置と現在方位から見て
所定の一定範囲内に入る場所に対しての有効な道路交通
情報の有無を判別すること、を特徴としている。請求項
3記載の発明は、請求項1または2記載の道路交通情報
表示装置において、告知手段は、情報種別の別に、有効
な道路交通情報の有無を表示する表示手段を含むこと、
を特徴としている。請求項4記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の道路交通情報表示装置において、入力手段
表示手段に表示させた情報種別毎の選択キーをタッ
チして所望の情報種別を選択するタッチ式入力手段と
し、告知手段は、各情報種別毎の選択キーを、対応する
情報種別での有効な道路交通情報の有無に基づき表示状
態を変化させるようにしたこと、を特徴としている。請
求項5記載の発明は、請求項1または2記載の道路交通
情報表示装置において、告知手段は、入力手段で道路交
通情報の情報種別が選択されたときに、該選択された情
報種別についての有効な道路交通情報の有無を示す音響
を発する音響発生手段を含むこと、を特徴としている。
【0007】請求項6記載の発明は、複数の通信媒体を
通して、それぞれ複数種の道路交通情報を含む通信情報
を外部から受信し、一時記憶手段に一時記憶させる受信
手段と、通信媒体の選択と道路交通情報の情報種別の選
択をする入力手段と、道路交通情報を画面に表示する表
示手段と、一時記憶手段に記憶された通信情報を用い
て、入力手段で選択された通信媒体と情報種別の組み合
わせに対応する道路交通情報を所定の表示形態で描画
し、表示手段の画面に表示させる道路交通情報描画手段
と、を備えた道路交通情報表示装置において、一時記憶
手段に記憶された通信情報の中で、表示可能な道路交通
情報の有る通信媒体と道路交通情報の情報種別の組み合
わせを判別する判別手段と、判別手段で判別した結果を
ユーザに告知する告知手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0008】請求項7記載の発明は、請求項6記載の道
路交通情報表示装置において、現在位置または現在位置
と現在方位を検出する検出手段を設け、判別手段は、一
時記憶手段に記憶された通信情報の中で、表示可能な道
路交通情報であり、かつ現在位置または現在位置と現在
方位から見て所定の一定範囲内に入る場所に対しての道
路交通情報の有る通信媒体と情報種別の組み合わせを判
別すること、を特徴としている。請求項8記載の発明
は、請求項6または7記載の道路交通情報表示装置にお
いて、告知手段は、判別手段の判別結果を表示する表示
手段を含むこと、を特徴としている。請求項9記載の発
明は、請求項6または7記載の道路交通情報表示装置に
おいて、入力手段は表示手段に表示させた通信媒体と情
報種別の組み合わせ毎の選択キーをタッチして、所望の
通信媒体と情報種別の組み合わせを選択するタッチ式入
力手段とし、告知手段は、判別手段の判別結果に基づき
選択キーの表示状態を変化させるようにしたこと、を特
徴としている。請求項10記載の発明は、請求項6また
は7記載の道路交通情報表示装置において、告知手段
は、入力手段で通信媒体と情報種別の選択がされたと
き、該選択された通信媒体と情報種別の組み合わせにつ
いての判別手段の判別結果を示す音響を発する音響発生
手段を含むこと、を特徴としている。
【0009】請求項11記載の発明は、複数の表示形態
別に、それぞれ複数種の道路交通情報を含む通信情報を
外部から受信し、一時記憶手段に一時記憶させる受信手
段と、表示形態の選択と道路交通情報の情報種別の選択
をする入力手段と、道路交通情報を画面に表示する表示
手段と、一時記憶手段に記憶された通信情報を用いて、
入力手段で選択された表示形態と情報種別の組み合わせ
に対応する道路交通情報を、入力手段で選択された表示
形態により描画し、表示手段の画面に表示させる道路交
通情報描画手段と、を備えた道路交通情報表示装置にお
いて、一時記憶手段に記憶された通信情報を対象にし
て、表示形態と情報種別の組み合わせの別に、有効な道
路交通情報の有無を判別する判別手段と、判別手段で判
別した結果により、表示形態と情報種別の組み合わせの
別に、有効な道路交通情報の有無をユーザに告知する告
知手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の道路交通情報表示装置において、現在位置または現在
位置と現在方位を検出する検出手段を設け、判別手段
は、一時記憶手段に記憶された通信情報を対象にして、
表示形態と情報種別の組み合わせの別に、現在位置また
は現在位置と現在方位から見て所定の一定範囲内に入る
場所に対しての有効な道路交通情報の有無を判別するこ
と、を特徴としている。請求項13記載の発明は、請求
項11または12記載の道路交通情報表示装置におい
て、告知手段は、表示形態と情報種別の組み合わせの別
に、有効な道路交通情報の有無を表示する表示手段を含
むこと、を特徴としている。請求項14記載の発明は、
請求項11または12記載の道路交通情報表示装置にお
いて、告知手段は、入力手段で表示形態と情報種別の組
み合わせが選択されたとき、該選択された表示形態と情
報種別の組み合わせについての有効な道路交通情報の有
無を示す音響を発する音響発生手段を含むこと、を特徴
としている。
【0011】
【作用】請求項1に係る道路交通情報表示装置によれ
ば、複数種の道路交通情報を含む通信情報を外部から受
信して一時記憶するとともに、該一時記憶した通信情報
を対象にして、情報種別の別に、有効な道路交通情報の
有無を判別し、判別した結果により、情報種別の別に、
有効な道路交通情報の有無をユーザに告知する。これに
より、ユーザは所望の情報種別につき表示可能な道路交
通情報が有るか無いかが判り、所望の情報種別の道路交
通情報ではあるが、有効な情報が存在せず表示すること
のできない道路交通情報について例えば無駄な選択操作
をしたり、画面に現れるのを無駄に待ったりするなど、
不要な行動をしなくて済む。
【0012】請求項2に係る道路交通情報表示装置によ
れば、判別手段は、一時記憶手段に記憶された通信情報
を対象にして、情報種別の別に、現在位置または現在位
置と現在方位から見て所定の一定範囲内に入る場所に対
しての有効な道路交通情報の有無を判別する。これによ
り、表示可能な有効な情報が存在する情報種別の道路交
通情報であっても、現在位置から遠く離れていたり、現
在位置からの進行方向とは反対方向に有るなどして不要
な道路交通情報だけの場合、ユーザがとくに必要とする
道路交通情報は存在していないことが判り、所望の情報
種別であってもあまり役立たない道路交通情報について
例えば無駄な選択操作をしたり、選択後に画面に現れる
のを無駄に待ったりするなど、不要な行動をしなくて済
む。
【0013】請求項3に係る道路交通情報表示装置によ
れば、告知手段は、情報種別の別に、有効な道路交通情
報の有無を表示手段に表示してユーザに示す。よって、
ユーザは一目で表示可能な道路交通情報の有る情報種別
が何であるか、或いは、表示可能でかつ現在位置に近い
所、現在位置から見て進行方向前方に有るなど、ユーザ
にとって有益な道路交通情報の有る情報種別が何である
かが判り、有効な情報が存在せず表示することのできな
い所望の情報種別の道路交通情報、或いは、有効な情報
の存在する所望の情報種別であってもあまり有用でない
道路交通情報について、無駄な選択操作をしなくて済
む。請求項4に係る道路交通情報表示装置によれば、入
力手段は道路交通情報表示用の表示手段に表示させた情
報種別毎の選択キーをタッチして所望の情報種別を選択
するタッチ式入力手段とし、告知手段は、各情報種別毎
の選択キーを、対応する情報種別での有効な道路交通情
報の有無に基づき表示状態を変化させる。これにより、
ユーザは一目で表示可能な道路交通情報の有る情報種別
が何であるか、或いは、表示可能でかつ現在位置に近い
所、現在位置から見て進行方向前方に有るなど、ユーザ
にとって有益な道路交通情報の有る情報種別が何である
かが判り、また、道路交通情報表示用の表示手段とは別
の表示手段を設けなくて済む。
【0014】請求項5に係る道路交通情報表示装置によ
れば、入力手段で道路交通情報の情報種別が選択された
ときに、該選択された情報種別についての有効な道路交
通情報の有無を示す音響を発する。これにより、ユーザ
は、所望の情報種別の選択操作をしたと同時に、表示可
能な道路交通情報の有る情報種別であるか否か、或い
は、表示可能でかつ現在位置に近い所、現在位置から見
て進行方向前方に有るなど、ユーザにとって有益な道路
交通情報である情報種別であるかが判り、有効な情報が
存在せず表示するこのとできない所望の情報種別の道路
交通情報、或いは、有効な情報の存在する所望の情報種
別であってもあまり有用でない道路交通情報について、
無駄に画面に現れるのを待ったり、或いは無駄にス
ール操作をして探したりしなくて済む。
【0015】請求項6に係る道路交通情報表示装置によ
れば、複数の通信媒体を通して、それぞれ複数種の道路
交通情報を含む通信情報を外部から受信し、一時記憶す
るとともに、該一時記憶した通信情報の中で、表示可能
な道路交通情報の有る通信媒体と情報種別の組み合わせ
を判別し、判別結果をユーザに告知する。これにより、
ユーザは所望の通信媒体による所望の情報種別の道路交
通情報につき表示可能な道路交通情報が有るか無いかが
判るので、有効な情報が存在せず表示することのできな
い所望の通信媒体による所望の情報種別の道路交通情報
について、例えば無駄な選択操作をしたり、画面に現れ
るのを無駄に待ったりするなど、不要な行動をしなくて
済む。
【0016】請求項11に係る道路交通情報表示装置に
よれば、複数の表示形態別に、それぞれ複数種の道路交
通情報を含む通信情報を外部から受信し、一時記憶する
とともに、該一時記憶した通信情報の中で、有効な道路
交通情報の有る表示形態と道路交通情報の情報種別の組
み合わせを判別し、表示形態と情報種別の組み合わせの
別に、有効な道路交通情報の有無をユーザに告知する。
これにより、ユーザは所望の表示形態での所望の情報種
別につき表示可能な道路交通情報が有るか無いか判るの
で、有効な情報が存在せず表示することのできない所望
の表示形態での所望の情報種別の道路交通情報につい
て、例えば無駄な選択操作をしたり、画面に現れるのを
無駄に待ったりするなど、不要な行動をしなくて済む。
【0017】請求項7、請求項12に係る道路交通情報
表示装置によれば、判別手段は、一時記憶手段に記憶さ
れた通信情報の中で、有効な道路交通情報であり、かつ
現在位置または現在位置と現在方位から見て所定の一定
範囲内に入る場所に対しての道路交通情報である通信媒
体と情報種別の組み合わせ、または表示形態と情報種別
の組み合わせを判別する。これにより、表示可能な有効
な情報が存在する通信媒体と情報種別の組み合わせ、ま
たは表示形態と情報種別の組み合わせの道路交通情報で
あっても、現在位置から遠く離れていたり、現在位置か
らの進行方向とは反対方向に有るなどして不要な道路交
通情報だけの場合、ユーザがとくに必要とする道路交通
情報が存在していないことが判り、所望の通信媒体と情
報種別の組み合わせ、または所望の表示形態と情報種別
の組み合わせであってもあまり役立たない道路交通情報
について例えば無駄な選択操作をしたり、選択後に画面
に現れるのを無駄に待ったりするなど、不要な行動をし
なくて済む。
【0018】請求項8,請求項13に係る道路交通情報
表示装置によれば、判別手段の判別結果を表示手段に表
示してユーザに示す。よって、ユーザは一目で表示可能
な道路交通情報の有る通信媒体と情報種別の組み合わ
せ,または表示形態と情報種別の組み合わせが何である
か、或いは、表示可能でかつ現在位置に近い所、現在位
置から見て進行方向前方に有るなど、ユーザにとって有
益な道路交通情報の有る通信媒体と情報種別の組み合わ
せ,または表示形態と情報種別の組み合わせが何である
かが判り、有効な情報が存在せず表示することのできな
い所望の通信媒体と情報種別の組み合わせ,または所望
の表示形態と情報種別の組み合わせの道路交通情報、或
いは、有効な情報の存在する所望の通信媒体と情報種別
の組み合わせ,または所望の表示形態と情報種別の組み
合わせであってもあまり有用でない道路交通情報につい
て、無駄な選択操作をしなくて済む。請求項9に係る道
路交通情報表示装置によれば、入力手段は道路交通情報
表示用の表示手段に表示させた通信媒体と情報種別の組
み合わせ毎の選択キーをタッチして、所望の通信媒体と
情報種別の組み合わせを選択するタッチ式入力手段と
し、告知手段は、判別手段の判別結果に基づき画面に表
示された選択キーの表示状態を変化させる。これによ
り、ユーザは一目で表示可能な道路交通情報の有る通信
媒体と情報種別の組み合わせが何であるか、或いは、表
示可能でかつ現在位置に近い所、現在位置から見て進行
方向前方に有るなど、ユーザにとって有益な道路交通情
報の有る通信媒体と情報種別の組み合わせが何であるか
が判り、また、道路交通情報表示用の表示手段とは別の
表示手段を設けなくて済む。
【0019】請求項10,請求項14に係る道路交通情
報表示装置によれば、入力手段で道路交通情報の通信媒
体と情報種別の組み合わせ,または表示形態と情報種別
の組み合わせが選択されたときに、該選択された通信媒
体と情報種別の組み合わせ,または表示形態と情報種別
の組み合わせについての判別手段の判別結果を示す音響
を発する。これにより、ユーザは、所望の通信媒体と情
報種別の組み合わせ,または所望の表示形態と情報種別
の組み合わせの選択操作をしたと同時に、表示可能な道
路交通情報の有る通信媒体と情報種別の組み合わせであ
るか否か,または表示形態と情報種別の組み合わせであ
るか否かが判るか、或いは、表示可能でかつ現在位置に
近い所、現在位置から見て進行方向前方に有るなど、ユ
ーザにとって有益な道路交通情報である通信媒体と情報
種別の組み合わせであるか,または表示形態と情報種別
の組み合わせであるかが判り、有効な情報が存在せず表
示することのできない所望の通信媒体と情報種別の組み
合わせの道路交通情報,または所望の表示形態と情報種
別の組み合わせの道路交通情報、或いは、有効な情報の
存在する所望の通信媒体と情報種別の組み合わせ,また
は所望の表示形態と情報種別の組み合わせであってもあ
まり有用でない道路交通情報について、無駄に画面に現
れるのを待ったり、或いは無駄にスロール操作をして探
したりしなくて済む。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る車載用ナビゲ
ーション装置の構成を示すブロック図である。1は車両
の現在位置(自車位置)と現在方位(自車方位)を衛星
航法で測位するGPS受信機、2は縮尺レベル3A〜0Cの
8段階の縮尺別でかつエリア別の地図情報を記憶したC
D−ROM、3はCD−ROM2に記憶された地図情報
を読み取るCD−ROM読み取り装置、4はFM多重放
送、電波ビーコン(高速道路等に設置された電波ビーコ
ン送信器から送信)、光ビーコン(主要交差点等に設置
された光ビーコン送信器から送信)の3種類の通信媒体
によって外部の地上から提供されるVICS情報を受信
するVICS情報受信装置であり、通信媒体別に、受信
したVICS情報を一時記憶するバッファメモリ(図示
せず)を内蔵している。VICS情報には渋滞情報、規
制情報、旅行時間情報、駐車場情報の4種類が含まれて
いる。なお、ここでは、いずれの通信媒体においても各
種情報を画面上端の2〜3行程度に文字を表示するレベ
ル1、画面全体に表示した簡易図形により提供するレベ
ル2、地図画像上に渋滞、規制、駐車場等のマークを重
ねたり(渋滞情報、規制情報、駐車場情報の場合)、地
図画像上に旅行時間提示区間線画を重ね、かつ地図画像
上に設けた枠内に旅行時間情報の内容(出発地名、経由
地名、目的地名、所要時間)を示す文字を表示するレベ
ル3の各表示形態別のVICS情報を提供しているもの
とする。5はディスプレイ装置であり、画面に地図画像
を自車マーク付で表示し、必要によりVICS情報(レ
ベル1または3)、アイコンなども表示したり、画面に
VICS情報(レベル2)の簡易図形をアイコンと一緒
に表示したりする。6はディスプレイ装置5の画面5A
にタッチすることで座標入力できるタッチ式座標入力装
置であり、この実施例では説明の便宜上、図2に示す如
く、画面の横方向をx=0〜29の座標、縦方向をy=
0〜24の座標に分けて入力できるものとする。
【0021】7はマイクロコンピュータで構成されたナ
ビゲーション装置本体であり、この内、8はCD−RO
M2から読み取った地図情報を一時記憶するデータメモ
リ部、9はVICS情報受信装置4で受信したVICS
情報を通信媒体別に一時記憶するデータメモリ部、10
は9画面分の記憶領域を有し、地図画像を記憶する第1
ビデオRAM、11は9画面分の記憶領域を有し、VI
CS情報(表示形態;レベル2または3)の画像を記憶
する第2ビデオRAM、12は1画面分の記憶領域を有
し、自車マーク,アイコン,VICS情報の文字情報
(表示形態;レベル1または3)の単独或いは組み合わ
せた画像を記憶する第3ビデオRAMである。13はG
PS受信機1で検出した自車位置に基づき、CD−RO
M2から読み出した所定階層レベルの地図情報を用いて
自車位置周辺の地図画像を第1ビデオRAM10に描画
する地図描画部、14はVICS情報描画部であり、V
ICS情報受信装置4で受信したVICS情報を用い
て、所望の表示形態における所望の通信媒体でかつ所望
情報種別の道路交通情報を第2ビデオRAM11に描画
したり(表示形態;レベル2または3)、第3ビデオR
AM12に描画したりする(表示形態;レベル1または
3)。15はマーク・アイコン描画部であり、GPS受
信機1で検出した自車方位に基づき第3ビデオRAM1
2の中心に向きを自車方位に合わせた自車マークを描画
したり、アイコン管理部16に登録された各種アイコン
の管理情報に基づき、アイコン毎に定められた位置、
色、形でアイコンを第3ビデオRAM12に描画した
り、第3ビデオRAM12の中心にカーソルを描画した
りする。
【0022】ここで、図2を参照して画面5Aに表示さ
れる各種アイコンと、アイコン管理部16が自身に内蔵
したメモリ(図示せず)で管理しているアイコン管理情
報の説明をする。FM は表示形態のレベル切り換えキー
用のアイコンであり、ユーザが選択した表示形態のレベ
ルnが変わると色が変わる。FM の管理情報=(レベル
1での色,レベル2での色,レベル3での色,形,表示
位置,タッチ座標)である。FNはVICS表示モード
オンからオフに戻すリターンキー用のアイコンであり、
N の管理情報=(色,形,表示位置,タッチ座標)で
ある。FO はスクロールモードオンからオフに戻すスク
ロールモードオフキー用のアイコンであり、FOの管理
情報=(色,形,表示位置,タッチ座標)である。な
お、図2でFN 、FO の破線はアイコンが消えた状態に
あることを示す。
【0023】EA 〜ED は通信媒体がFM多重放送、表
示形態がレベルnのVICS情報の中から渋滞情報、規
制情報、旅行時間情報、駐車場情報の情報種別を選択す
る選択キーとしてのアイコン、EE 〜EH は通信媒体が
電波ビーコン、表示形態がレベルnのVICS情報の中
から渋滞情報、規制情報、旅行時間情報、駐車場情報を
選択する選択キーとしてのアイコン、EI 〜EL は通信
媒体が光ビーコン、表示形態がレベルnのVICS情報
の中から渋滞情報、規制情報、旅行時間情報、駐車場情
報の種別を選択する選択キーとしてのアイコンである。
各アイコンEi(i=A〜L)の管理情報=(媒体,種
別,色,形,表示位置,タッチ座標,データ有無フラ
グ)である。アイコンEi は通信媒体毎に形が異なり、
同じ通信媒体は同じ形とされている。また、道路交通情
報の情報種別毎に色が異なり、同じ情報種別は同じ色と
されている。データ有無フラグは、後述する判別部によ
り、表示形態がレベルnのVICS情報の中に、アイコ
ンEi に係る通信媒体と情報種別の組み合わせでの表示
すべき道路交通情報が存在するとき1、存在しないとき
0とされる。アイコンFM のタッチ座標は図2の破線T
M の範囲の座標であり、アイコンFM を囲むtm1
(0,21),tm2=(1,22),tm3=(0,2
2),tm4=(1,22)の組み合わせである。他の各
アイコンFN 、FO 、アイコンEi のタッチ座標も同様
に該アイコンEi を囲む4つのマス目の座標の組み合わ
せであり、例えば、アイコンEA のタッチ座標は破線T
A の範囲であり、ta1=(0,4),ta2=(1,
4),ta3=(0,5),ta4=(1,5)の組み合わ
せである。
【0024】なお、図2の中のSC1 〜SC4 はそれぞ
れ地図スクロール用の上スクロールキー、右スクロール
キー、下スクロールキー、左スクロールキーであり、K
1 〜K5 はリストの中から所望欄を指定するためのタッ
チキーであり、これらのタッチ座標は後述する入力解析
部に内蔵されたメモリに登録されている。他に地図拡大
キー、地図縮小キーなども有るが、ここでは省略する。
タッチ式座標入力装置6は、短時間のタッチ(ワンタッ
チ)で隣接する複数のマス目がほぼ同時にタッチされた
場合、最初にタッチが検知された1つのマス目に係る1
組のx,y座標だけを出力するものとする。また、タッ
チ状態が持続している場合、定期的に、タッチされてい
るマス目のいずれか1つのマス目に係る1組のx,y座
標を出力するものとする。
【0025】17は外部から受信したVICS情報を解
読し、現在の表示形態のレベルnを対象にして、表示可
能な道路交通情報の存在する通信媒体と情報種別の組み
合わせを判別し、判別結果に基づきアイコン管理部16
で管理されたアイコンEi の管理情報の内、データ有無
フラグを変更する判別部である。18は入力解析部であ
り、ユーザがタッチ式座標入力装置6で座標入力をした
とき、アイコン管理部16の管理情報と照合するなどし
て、どのようなキー入力をしたか解析し、内蔵メモリで
管理しているユーザ所望のレベルn、ユーザ所望の通信
媒体m、ユーザ所望の情報種別rを変更したり、VIC
S表示モード,スクロールモード,旅行時間リスト表示
モード,旅行時間情報表示モードなど各種モードのオン
/オフをしたり、カーソル座標の更新をし、これら各種
の管理情報を各部に出力したりする。19は第1ビデオ
RAM10〜第3ビデオRAM12の中に描画された画
像の全部または一部を、レベルn、VICS表示モー
ド,旅行時間リスト表示モード、旅行時間情報表示マー
ドなど各種モードのオン/オフに従い適宜の組み合わせ
で重ね合わせ、ディスプレイ装置5に適合した形式の映
像信号に変換して該ディスプレイ装置5に出力する合成
部である。
【0026】次に、図3〜図10を参照して上記した実
施例の動作を説明する。図3〜図6はナビゲーション装
置本体7の動作を示すフローチャート、図7と図8は合
成部19の動作説明図、図9と図10は画面の表示状態
の説明図である。VICS表示モードオフ時の動作 電源オンでGPS受信機1は定期的に自車位置と自車方
位の測位を行い結果を出力し、VICS情報受信装置4
はFM多重放送、電波ビーコン、光ビーコンの各通信媒
体別にVICS情報の受信を行い、内蔵したバッファメ
モリに一時記憶する。ナビゲーション装置本体7は電源
オンの初期設定で、アイコン管理部16がアイコンEi
の管理情報中のデータ有無フラグを0とし、また入力解
析部18は内蔵メモリで管理しているユーザ所望の表示
形態レベルを示すnを3、地図縮尺レベルを0B、VIC
S表示モード,スクロールモード,旅行時間リスト表示
モード,旅行時間情報表示モードを全てオフする。
【0027】そして、図3に従いまずGPS受信機1か
ら自車位置と自車方位を取り込む(ステップS1)。ス
クロールモードオフなので(ステップS2でNO)、地
図描画部13は第1ビデオRAM10に描画された地図
画像から自車位置がはみ出ているかチェックするが(ス
テップS3)、最初は地図画像がなにも描画されていな
いので便宜的にYESと判断し、CD−ROM読取装置
3を制御してCD−ROM2から各縮尺レベル0A〜0Cで
自車位置近くの地図エリアの地図情報を読み出し、デー
タメモリ部8に格納し、この内、縮尺レベル0Bの地図情
報で第1ビデオRAM10の9画面部の記憶領域の内、
真ん中の1画面分の中に自車位置が入るように、当該読
み出した地図情報を用いて第1ビデオRAM10の全体
に縮尺レベル0Bの地図画像を描画する(ステップS4。
ここでは北を上向きに描画)。地図描画部13は、第1
ビデオRAM10の画像の内、自車位置を中心とする1
画面分の範囲を示すアドレスを合成部19へ出力し、ま
た、第1ビデオRAM10に描画した地図のエリアデー
タをVICS情報描画部14に出力する。
【0028】次に、マーク・アイコン描画部15が自車
方位方向を向けた自車マークを第3ビデオRAM12の
中心に描画する(ステップS5。但し、VICS表示モ
ード下ではレベル2以外の場合だけ)。次に、VICS
表示モードがオフなので(ステップS6でNO)、アイ
コン管理部16の管理情報を参照して、アイコンEi
中でデータ有無フラグが1のアイコン(レベルn=3の
表示形態において実際に画面に表示可能な道路交通情報
が存在する通信媒体と情報種別の組み合わせに対応する
アイコン)を第3ビデオRAM12の各々、所定の位置
に描画するが、最初はデータ有無フラグが全て0なので
いずれのアイコンEi も描画しない。また、アイコンF
M の管理情報を参照して、レベル3に対応する色でアイ
コンFMを所定のれた位置に描画し、アイコンFO の管
理情報を参照して、所定の色でアイコンFO を所定の位
置に描画する(以上、ステップS7)。このあと、合成
部19は地図描画部13から入力したアドレスを用いて
第1ビデオRAM10から自車位置を中心とする1画面
分の範囲の画像を読み出し、該画像の上に第3ビデオR
AM12の画像を重ね合わせ、所定の形式の映像信号に
変換してディスプレイ装置5へ出力し、画面に地図画像
を自車マークとともに表示させる(ステップS8)。
【0029】表示可能な道路交通情報の存在する通信媒
体,情報情報の組の判別 次に、ナビゲーション装置本体7はVICS情報受信装
置4のバッファメモリから各通信媒体別にそれまでに受
信されたVICS情報をデータメモリ部9に転送させる
(図4のステップS20)。続いて、判別部17はデー
タメモリ部9のVICS情報を解読し、レベルn=3に
おいて、表示可能な有効な道路交通情報の存在する通信
媒体と情報種別の組み合わせを判別し、判別結果に基づ
きアイコン管理部16でのアイコンEi の管理情報の
内、データ有無フラグを変更する(ステップS21、S
22)。ここで、或る表示形態レベルにおいて、或る通
信媒体、或る情報種別の組み合わせの道路交通情報につ
き、表示可能な有効な道路交通情報が有るか否かは、例
えば、次のようにして判断する。
【0030】例えば、FM多重放送のレベル3の場合、
渋滞情報は地図画像上の渋滞箇所に渋滞マークを重ねる
ことで提示され、渋滞が発生しているとき、渋滞情報に
は渋滞マークを表示するために用いる先頭のリンクの番
号(VICSリンク番号)が必ず存在する筈である。但
し、渋滞度が渋滞または混雑となっているとき以外はと
くに渋滞として表示する必要はない。よって、渋滞の先
頭リンク番号として有効なデータが含まれており、か
つ、渋滞度が渋滞または混雑となっている渋滞情報が1
つ以上有れば、FM多重放送で得たレベル3での渋滞情
報について表示可能な有効な道路交通情報有りと扱い、
アイコンEA の管理情報中のデータ有無フラグを1とす
る。逆に、渋滞の先頭リンク番号として有効なデータが
含まれており、かつ、渋滞度が渋滞または混雑となって
いる渋滞情報が1つもなければ、レベル3でのFM多重
放送で得た渋滞情報について表示可能な有効な道路交通
情報無しと扱い、EA の管理情報中のデータ有無フラグ
を0とする。
【0031】また、FM多重放送のレベル3では、規制
情報は規制内容を示すマークを地図画像上の規制箇所に
重ねることで提示され、表示すべき規制がなされている
とき、規制の種類に応じた規制マークを表示するための
規制内容データが必ず存在する筈である。よって、規制
内容の判る有効な規制内容データが含まれている規制情
報が1以上有れば、FM多重放送で得たレベル3での規
制情報について表示可能な有効な道路交通情報有りと判
別し、アイコンEB の管理情報中のデータ有無フラグを
1とする。逆に、規制内容の判る有効な規制内容データ
が含まれている規制情報が1つもなければ、レベル3で
のFM多重放送で得た規制情報について表示可能な有効
な道路交通情報無しと判別し、EB の管理情報中のデー
タ有無フラグを0とする。
【0032】更に、FM多重放送のレベル3では旅行時
間情報は始点から終点まで複数のリンクをつないだ経路
を示す線画と所要時間を示す文字画像を地図画像上に重
ねることで提示され、表示すべき旅行時間情報が存在す
るとき、旅行時間と2以上となっているリンク数のデー
タが必ず存在する筈である。よって、有効な旅行時間デ
ータと2以上となっている有効なリンク数データが含ま
れている旅行時間情報が1以上有れば、FM多重放送で
得たレベル3での旅行時間情報について表示可能な有効
な道路交通情報有りと判別し、アイコンEC の管理情報
中のデータ有無フラグを1とする。逆に、有効な旅行時
間データと2以上となっている有効なリンク数データが
含まれている旅行時間情報が1つもなければ、FM多重
放送で得たレベル3での旅行時間情報について表示可能
な有効な道路交通情報無しと判別し、EC の管理情報中
のデータ有無フラグを0とする。
【0033】また、FM多重放送のレベル3では駐車場
情報は地図画像上の該当箇所に駐車場マークを重ねるこ
とで提示され、表示すべき駐車場情報が存在するとき、
駐車場の位置を示す中心経緯度座標(X,Y)のデータ
が必ず存在する筈である。よって、有効な中心経緯度座
標(X,Y)のデータが含まれている駐車場情報が1以
上有れば、FM多重放送で得たレベル3での駐車場情報
について表示可能な有効な道路交通情報有りと判別し、
アイコンED の管理情報中のデータ有無フラグを1とす
る。逆に、有効な中心経緯度座標(X,Y)のデータが
含まれている駐車場情報が1つもなければ、FM多重放
送で得たレベル3のの駐車場情報について表示可能な有
効な道路交通情報無しと判別し、ED の管理情報中のデ
ータ有無フラグを0とする。
【0034】以上、FM多重放送の場合について、表示
可能な道路交通情報の有無を判別する手法を説明した
が、他の電波ビーコン、光ビーコンについても同様にし
て行うことができ、更に、レベル1、2についても、各
々のフォーマットに応じた適当な項目データに着目して
有効なデータの有無を判別することで、同様に行うこと
ができる。ここでは、レベル3において、FM多重放送
の渋滞情報と旅行時間情報、電波ビーコンの規制情報が
表示可能な道路交通情報の存在する組み合わせと判別さ
れたものとし、アイコンEA 、EC 、EF の管理情報中
のデータ有無フラグが1とされ、他は0とされたものと
して以降の説明を行う。
【0035】判別部17による判別処理が終わると、入
力解析部18がタッチ式座標入力装置6から座標入力が
あるかチェックし(ステップS23)、NOのとき、図
3の最初のステップS1に戻り、以下、同様の処理を行
う。すなわち、新たな自車位置と自車方位を取り込み、
第1ビデオRAM10に既に描画された地図画像から、
自車位置を中心とする1画面分の領域がはみ出るかチェ
ックし(ステップS1〜S3)、YESであればステッ
プS4に進むが、まだ位置変化が小さくNOであれば、
地図描画部13は第1ビデオRAM10の画像の内、自
車位置を中心とする1画面分の範囲を示すアドレスを合
成部19へ出力する処理だけ行う。
【0036】次に、マーク・アイコン描画部15は第3
ビデオRAM12の中心に自車方位を向けた自車マーク
を描画し(ステップS5)、アイコンEi の管理情報の
中でデータ有無フラグが1となっているアイコン
(EA 、EC 、EF が該当)と、アイコンFM 、FN
各々、所定の色と形で第3ビデオRAM12の所定箇所
に描画する(ステップS6。S7)。合成部19は第1
ビデオRAM10から自車位置を中心とする1画面分の
範囲の画像(図7の符号A参照)を読み出すとともに、
該画像の上に第3ビデオRAM12の画像を重ね合わ
せ、所定の形式の映像信号に変換してディスプレイ装置
5へ出力し、画面5Aに地図画像を自車マーク、アイコ
ンとともに表示させる(ステップS8、図7参照)。
【0037】この結果、画面5Aには図9(1)の如
く、自車位置を中心とする縮尺レベル0Bの地図画像が自
車マークVMとともに表示される。また、画面5Aの左
隅の方には、レベル3におけるFM多重放送で受信した
渋滞情報と駐車場情報、レベル3における電波ビーコン
で受信した規制情報を選択するキーとしてのアイコンE
A 、EC 、EF と、レベル切り換えキー用のアイコンF
M 、スクロールモードオフキー用のアイコンFO が表示
される。現在の選択レベルn=3はアイコンFM の色か
ら判る。また、アイコンEA 、EC 、EF の表示からレ
ベル3で表示可能な道路交通情報がFM多重放送で受信
した渋滞情報と旅行時間情報、電波ビーコンで受信した
規制情報であることが一目で判る。よって、例えば、ユ
ーザがFM多重放送受信したレベル3の規制情報、或い
は、光ビーコンで受信したレベル3の規制情報が見たい
場合、まだ、表示可能な情報が受信されていないことが
判り、レベル、通信媒体、道路交通情報の種別の組み合
わせの無駄な選択入力操作をしなくて済む。
【0038】このあと、ナビゲーション装置本体7はV
ICS情報受信装置4で受信済の最新のVICS情報を
データメモリ部9に取り込み、判別部17がレベル3に
おいて表示可能な道路交通情報の存在する通信媒体と情
報種別の組み合わせを判別し、判別結果に基づきアイコ
ン管理部16の管理情報を更新する(図4のステップS
20〜S22)。前回と変化なかったとすると、次に、
入力解析部18がタッチ式座標入力装置6から座標入力
があるかチェックする(ステップS23)。なければ、
図3のステップS1に戻る。若し、ユーザがレベル3に
おけるFM多重放送で受信された渋滞情報を見たい場
合、画面5AのアイコンEA をタッチする。タッチ式座
標入力装置6から例えば、x=1、y=4の座標が出力
されると、入力解析部18は現在、旅行時間リスト表示
モードでなく、また、スクロールキーSC1 〜SC4
スクロールモードオフキー用のアイコンFO でないので
(図4のステップS24〜26でNO)、図5のステッ
プS40へ進み、VICS表示モードオンかチェック
し、NOなので、アイコン管理部16の管理情報を参照
して、データ有無フラグが1の選択キー用のアイコンの
タッチ座標かチェックする(ステップS41)。ここで
はYESなので、選択された媒体,種別をm,rとして
内部登録するとともにVICS情報描画部14等に出力
し、VICS表示モードをオンする(ステップS42、
S43)。続いて、現在、n=3、r=旅行時間かチェ
ックするがNOなので図3のフローに戻る(ステップS
44)。
【0039】VICS表示モードオン時の動作 VICS表示モードがオンすると、図3のステップS6
でYESとなるため、自車マーク・アイコン描画部15
はリターンキー用とスクロールモードオフキー用のアイ
コンFM 、FO を描画する(ステップS9)。また、旅
行時間リスト表示モード,旅行時間情報表示モードのい
ずれでもないので(ステップS10、S11でNO)、
VICS情報描画部14はデータメモリ部9の中からユ
ーザ所望のレベルn=3、所望の媒体m=FM多重放
送、所望の種別r=渋滞情報に該当するVICS情報を
選び出す。そして、該VICS情報の内、VICSリン
ク番号など経緯度座標への変換が必要なデータは、デー
タメモリ部8に読み出されている地図情報を用いて適
宜、変換しながら、第2ビデオRAM11の中に、第1
ビデオRAM10に描画された地図画像と位置関係を対
応付けながら渋滞箇所に渋滞マークを描画する(ステッ
プS12。なお、レベル2の場合は第2ビデオRAM1
0の中央の1画面分の領域に渋滞情報を表した簡易図形
を描画し、レベル1の場合は、渋滞情報を表した文字行
を第3ビデオRAM12の上端(画面上で見たとき図2
のPの範囲)に描画する)。レベル3では、VICS情
報描画部は第2ビデオRAM11にレベル3のVICS
情報を描画する際、第2ビデオRAM11の記憶領域は
第1ビデオRAM10に描画された地図画像の地図領域
と同じ地図領域に扱い、VICS情報を第1ビデオRA
M10に描画された地図画像の縮尺と地図のエリアに対
応するように変換しておく。
【0040】そして、合成部19は現在、n=3である
ことから、第1ビデオRAM10から自車位置を中心と
する1画面分の範囲の画像(図8のC参照)を読み出す
とともに、該画像の上に第2ビデオRAM11から自車
位置を中心とする1画面分の範囲の画像(図8のD参
照)を読み出して重ね合わせ、更に、その重ね合わせた
画像の上に第3ビデオRAM12の画像を重ね合わせ、
所定の形式の映像信号に変換してディスプレイ装置5へ
出力し、画面5Aに地図画像を、渋滞マーク、自車マー
ク、アイコンとともに表示させる(ステップS13、S
14、図8参照。なお、レベルのときは、第2ビデオR
AM11の中央の1画面分に描画された画像(簡易図形
画像)の上に、第3ビデオRAM12に描画された画像
を重ね合わせる(ステップS15)。レベル1の場合
は、第1ビデオRAM10の自車位置を中心とする1画
面分の範囲の画像の上に第3ビデオRAM12の画像を
重ね合わせる(ステップS8))。この結果、画面5A
には図9(2)の如く、自車位置を中心とする縮尺レベ
ル0Bの地図画像の上には自車マークVMに加えて渋滞箇
所に渋滞マークTMが現れるので、渋滞に巻き込まれる
前に適切な迂回走行をすることができる。画面5Aの左
にはアイコンFN 、FO が表示されるだけで他は消え
る。
【0041】スクロールモード時の動作 なお、渋滞が少し離れた所で発生しており、EA をタッ
チしても画面内に渋滞マークが現れなかった場合、従来
は渋滞が生じているかどうか判らなかったが、本実施例
では、どこかに渋滞が発生していると判るので、スクロ
ールキーSC1〜SC4 をタッチして地図スクロールを
行い、渋滞箇所を画面に入れることで渋滞情報を見るこ
とができる。例えば、スクロールキーSC1 をタッチし
続けると、定期的にスクロールキーSC1 に係る1つの
x,y座標が入力解析部18に入力される。入力解析部
18はスクロールキーSC1 に係る最初のx,y座標の
入力でスクロールモードをオンし、カーソル座標を自車
位置に初期化し、以降、スクロールキーSC1 に係る
x,y座標が入力される度に、カーソル座標を東方向へ
一定距離分ずつ更新する(図4のステップS23〜S2
5,S27〜S29、S23〜S25,S27,S29
の繰り返し)。スクロールモード時、ナビゲーション装
置本体7は図3のステップS2でYESと判断し、図6
のフローに進む。図6が図3のステップS3以降と比べ
て異なるのは地図描画部13が第1ビデオRAM10に
地図画像を描画する際、中央の1画面分にカーソル座標
が入るように地図画像を描画する点(ステップS50、
S51)、マーク・アイコン描画部15は第3ビデオR
AM12に、中心をカーソル座標と見たときの自車位置
に自車方位を向けた自車マークを描画し、第3ビデオR
AM12の中心にカーソルマークを描画する点(ステッ
プS52、S53。図10参照)、合成部19はVIC
S表示モードオフ時、またはVICS表示モードオン時
でレベル1の場合等に、第1ビデオRAM10のカーソ
ル座標を中心とする1画面分の画像の上に第3ビデオR
AM12の画像を重ねて映像信号に変換し(ステップS
54〜S56、またはステップS61,S56)、VI
CS表示モードオン時でレベル3の場合に、第1ビデオ
RAM10のカーソル座標を中心とする1画面分の画像
の上に第2ビデオRAM11の同じ領域の画像を重ね、
更に、その上に第3ビデオRAM12の画像を重ねて映
像信号に変換する点である(S61、S62)。他は、
図3と類似する(図6のステップS50〜S64参
照)。
【0042】VICS表示モードオンのとき、スクロー
ルキーSC1 をタッチし続けることで画面5Aの地図画
像が自車マークVMと一緒に左に流れる(図6のステッ
プS50〜S54、S57〜S62)。東方に渋滞が発
生していれば、画面に渋滞マークが現れるので、渋滞発
生箇所を確認できる(図10参照)。スクロールキーS
2 〜SC4 のタッチで地図画像を上、右、下にスクロ
ールさせることができる。渋滞箇所の確認後、アイコン
O をタッチすれば、スクロールモードがオフし、元の
自車マークを中心とした画面に戻る(図4のステップS
23、S26、、S30)。
【0043】他の道路交通情報の選択動作 図9(2)の画面で渋滞箇所を確認後、アイコンFN
タッチすると、VICS表示モードがオフする(図4の
ステップS23、図5のステップS40、S45、S4
6)。よって、ナビゲーション装置本体7は図3のステ
ップS6でNOと判断し、ステップS7に進むので、画
面の渋滞マークTM、アイコンFN 、FO が消え、代わ
りに、選択キー用のアイコンEi 、レベル切り換えキー
用のアイコンFM が現れる(図9(1)参照)。
【0044】この状態で、旅行時間情報を見るためアイ
コンEC にタッチし、x=0,y=13が入力されたと
き、入力解析部18はアイコンEC の管理情報のデータ
有無フラグが1かチェックし、1であれば、m=FM多
重放送、種別=旅行時間情報として登録し、VICS表
示モードをオンする(図4のステップS23、図5のス
テップS40〜S43)。そして、n=3、r=旅行時
間情報なのでまず旅行時間リスト表示モードをオンする
(ステップS44、S47)。すると、VICS情報描
画部14はFM多重放送で得たレベル3の旅行時間情報
を用いて、旅行時間リストを第3ビデオRAM12に描
画し、画面に図13(1)の如くリストを表示させ(図
3のステップS10、S16。リストの各欄は図2の各
タッチキーK1 〜K5 の領域と一致するように表示)、
リスト中の旅行時間情報の数jを入力解析部18に通知
する。ユーザが所望欄をタッチすると、入力解析部18
は、K1 〜Kj のいずれかであれば、旅行時間情報表示
モードに切り換える(図4のステップS23、S24、
S31、S32)。VICS情報描画部14はFM多重
放送で得たレベル3の内、リストのjの旅行時間情報を
用いて第2ビデオRAM11の中に、旅行時間の提示区
間経路の線画を描画し、また、第3ビデオRAM12に
出発地名、目的地名、所要時間等を枠内に文字で描画
し、画面に図13(2)の如く、レベル3の旅行時間情
報を表示させる(図3のステップS11、S17)。ユ
ーザが所望の旅行時間情報を確認後、アイコンFN をタ
ッチすれば、元の図9(1)の画面に戻る。アイコンE
F にタッチすれば、前述と同様にして、電波ビーコンで
受信したレベル3の規制情報を地図画像に重ねて表示さ
せることができる。
【0045】表示形態レベルの切り換え ユーザがレベル1または2のVICS情報を見たい場
合、VICS表示モードオフ状態でアイコンFM にワン
タッチする度にタッチ式座標入力装置6から例えば座標
x=1,y=21が入力解析部18に入力される。入力
解析部18は座標入力が有る度に、レベル切り換えキー
用のアイコンと判断し、nを3から1、1から2、2か
ら3へと順に切り換える(図4のステップS23、図5
のステップS48、S49)。nの変化に伴いアイコン
M の色もレベル1用、2用と切り換わる(図3のステ
ップS7の処理)。nが2または1の状態になると、判
別部17はレベル2または1のVICS情報を対象にし
て、表示可能となっている道路交通情報の存在する通信
媒体と種別の組み合わせを判別し、アイコン管理情報中
のデータ有無フラグを変更する。よって、画面5Aに表
示されるアイコンEiはレベル2または1において、有
効なデータの存在する通信媒体、種別の組み合わせを表
し、当該アイコンの中から所望の通信媒体、種別のもの
をタッチして選択すれば、レベル2または1において、
所望の通信媒体で得た所望の種別の道路交通情報を画面
5Aに表示させることができる。
【0046】この実施例によれば、ユーザは、予め、所
望の表示形態レベルを選択しておけば、画面5Aのアイ
コンEi の表示の有無から、所望の表示形態における所
望の通信媒体でかつ所望の種別につき表示可能な道路交
通情報が有るか無いか一目で判るので、有効な道路交通
情報が存在せず表示することのできない所望の表示形
態、所望の通信媒体での所望種別の道路交通情報につき
無駄な選択入力をしなくて済む。また、所望の表示形
態、所望の通信媒体、所望の種別の選択キーをアイコン
i で構成したので、操作パネルに専用キーを設けるよ
りもスペースの節約を図ることができ、また、選択操作
自体もワンタッチで容易に行うことができる。
【0047】なお、上記した実施例では或る選択表示形
態レベルの下において、表示可能な有効な道路交通情報
が有る通信媒体と種別の組み合わせに対応する選択キー
用のアイコンEi だけ画面表示するようにしたが、全て
の選択キー用のアイコンEA〜EL を画面に表示するよ
うにし、但し、表示可能な有効な道路交通情報が有る通
信媒体と種別の組み合わせに対応する選択キー用のアイ
コンEi は、色を変えたり、小さくするなど形を変えた
りして、ユーザが道路交通情報の選択入力をする前に、
予め、表示可能な有効な道路交通情報の有ることが一目
で判るようにしても良い。また、各アイコンEi には
「渋」、「規」、「旅」、「駐」など情報種別が判る文
字を中に表示するようにしても良い。
【0048】また、上記した実施例では、VICS表示
モードオフ時、図3のステップS7の処理を実行するこ
とで、選択キー用のアイコンEA 〜EL の表示のオン/
オフ或いは表示状態の変化により、表示可能な有効な道
路交通情報の有る通信媒体と種別の組み合わせの判別結
果をユーザに告知するようにしたが、これに代わり、V
ICS表示モードオフ時、選択キー用のアイコンEA
L は全て画面に表示するようにし、ユーザが有る選択
キー用のアイコンEr をタッチしたとき、音響にて当該
アイコンEr に対応する通信媒体,種別,レベルnの組
み合わせにつき表示可能な有効な道路交通情報が存在す
るか否か区別できるように告知しても良い。例えば、図
11に示す如く、入力解析部18Aの出力側に、2種類
のビープ音を切り換え発生できるビープ音発生装置20
(または音声合成音響出力装置21)を接続しておく。
そして、VICS表示モードオフ時に、画面がタッチさ
れてx,y座標が入力されたとき、入力解析部18Aは
アイコン管理部16のアイコン管理情報中のタッチ座標
と照合し、或るアイコンEr と一致すれば続いて、その
管理情報中のデータ有無フラグが1となっているか判定
し、1でなければビープ音発生装置20を制御し、第1
のビープ音を発生させ(音声合成音響出力装置21を制
御し、「VICS情報は有りません」の合成音響発生さ
せ)、今回、ユーザの選択した表示形態レベル,通信媒
体,情報種別の組み合わせの道路交通情報は存在しない
ことをユーザに告知する(このとき、VICS表示モー
ドはオンさせない)。これにより、ユーザはナビゲーシ
ョン装置本体の処理が遅いなどと勘違いして画面に所望
のVICS情報が現れるのを無駄に待ったりしなくて済
み、直ちに、他の道路交通情報の選択入力操作に移行す
ることができる。
【0049】一方、入力されたx,y座標を各アイコン
管理情報中のタッチ座標と照合した結果、或るアイコン
r と一致し、かつ、その管理情報中のデータ有無フラ
グが1となっているとき、ビープ音発生装置20を制御
して第2のビープ音の発生を行い(音声合成音響出力装
置21を制御し、「VICS情報が有ります」の合成音
響発生させ)、今回、ユーザの選択した表示形態レベ
ル,通信媒体,情報種別の組み合わせの道路交通情報が
存在することをユーザに告知する(このとき、VICS
表示モードをオンさせる)。これにより、ユーザは画面
に所望の道路交通情報が現れることが判り、処理の遅い
ナビゲーション装置本体7であっても、待てば確実に所
望の道路交通情報が得られることが判る。
【0050】図11の変形として、ビープ音発生装置2
0は1つのビープ音だけ発生するようにし(音声合成音
響出力装置21は「VICS情報は有りません」の合成
音響出力だけ行うようにし)、画面タッチで入力された
x,y座標を各アイコン管理情報中のタッチ座標と照合
した結果、或る選択キー用のアイコンと一致したが、そ
の管理情報中のデータ有無フラグが0のとき、ビープ音
発生装置20を制御してビープ音を発生させ(音声合成
音響出力装置21を制御し、「VICS情報は有りませ
ん」の合成音響発生させ)、フラグが1のときはビープ
音を発生させないようにして、当該アイコンEr に対応
付けられた通信媒体、種別につき表示可能な有効な道路
交通情報が存在するか否か区別できるようにしても良
い。
【0051】また、判別部はレベルnにおける通信媒体
と情報種別の組み合わせ別に、VICS情報の中に有効
で表示可能な道路交通情報の有無を判別する際、表示可
能であって、かつ、現在の自車位置から一定範囲内(例
えば半径Rの一定距離内、画面の表示領域内等)に入る
場所についての道路交通情報(渋滞情報など長さを持つ
情報の場合は、その一部分でも自車位置から一定範囲内
に入る場所に掛かっている道路交通情報)の有無を判別
するようにしても良い(例えば、レベル3、FM多重放
送、渋滞情報の組み合わせにおいて、図12(1)に示
す如く、渋滞情報TK1 は一部が自車位置から一定距離
Rの領域W1 の中に入っているので有効な道路交通情報
と扱うが、駐車場情報Q1 も有効な道路交通情報と扱
う。渋滞情報TK2 、駐車場情報Q2 は領域W1 の外な
ので無効な道路交通情報として扱う)。同様に、レベル
nにおける通信媒体と情報種別の組み合わせ別に、VI
CS情報の中に有効で表示可能な道路交通情報の有無を
判別する際、表示可能であって、かつ、現在の自車位置
と自車方位から一定範囲内(例えば進行方向前方等)に
入る場所についての道路交通情報(渋滞情報など長さを
持つ情報の場合は、その一部分でも自車位置から一定範
囲内に入る場所に掛かっている道路交通情報)の有無を
判別するようにしても良い(例えば、レベル3、FM多
重放送、渋滞情報の組み合わせにおいて、図12(2)
に示す如く、渋滞情報TK3 は一部が進行方向前方で自
車位置から一定距離Rの領域W2 の中に入っているので
有効な道路交通情報と扱うが、駐車場情報Q3 は進行方
向後方に存在し、領域W2 の外なので無効な道路交通情
報として扱う)。このようにすれば、所望の表示形態に
おいて、所望の通信媒体による所望の種別の表示可能な
有効な情報が存在する道路交通情報であっても、現在位
置から遠く離れていたり、現在位置からの進行方向とは
反対方向に有るなどして不要な道路交通情報だけの場
合、ユーザがとくに必要とする道路交通情報は存在して
いないことが判り、所望の情報種別であってもあまり役
立たない道路交通情報について例えば無駄な選択操作を
したり、選択後に画面に現れるのを無駄に待ったりする
など、不要な行動をしなくて済む。
【0052】また、表示形態はレベル1〜3の3つの中
から任意の1つを選択できるようにしたが、レベル1と
2、レベル1と3、レベル2と3など、2つのレベルの
中から任意の1つのレベルを選択できるようにしたり、
予め、1、2、3のいずれか1つに固定しておいても良
い。また、通信媒体も、FM多重放送、電波ビーコン、
光ビーコンの内、任意の2種類か、或いは1種類だけで
VICS情報を受信するようにしても良い。更に、道路
交通情報の種別も、渋滞情報、規制情報、旅行時間情
報、駐車場情報の全てを選択できるようにしなくても良
く、また、これ以外の情報種別を選択項目に加えるよう
にしても良い。また、車載用ナビゲーション装置だけで
なく、携帯用ナビゲーション装置などにも同様に適用す
ることができ、また、自動車電話、携帯電話、PHS等
の通信媒体等、他の通信媒体から道路交通情報を入手す
る場合にも同様に適用することができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に係る道路交通情報表示装置に
よれば、複数種の道路交通情報を含む通信情報を外部か
ら受信して一時記憶するとともに、該一時記憶した通信
情報を対象にして、情報種別の別に、有効な道路交通情
報の有無を判別し、判別した結果により、情報種別の別
に、有効な道路交通情報の有無をユーザに告知するよう
にしたので、ユーザは所望の情報種別につき表示可能な
道路交通情報が有るか無いかが判り、所望の情報種別の
道路交通情報ではあるが、有効な情報が存在せず表示す
ることのできない道路交通情報について例えば無駄な選
択操作をしたり、画面に現れるのを無駄に待ったりする
など、不要な行動をしなくて済む。
【0054】請求項6に係る道路交通情報表示装置によ
れば、複数の通信媒体を通して、それぞれ複数種の道路
交通情報を含む通信情報を外部から受信し、一時記憶す
るとともに、該一時記憶した通信情報の中で、表示可能
な道路交通情報の有る通信媒体と情報種別の組み合わせ
を判別し、判別結果をユーザに告知するようにしたの
で、ユーザは所望の通信媒体による所望の情報種別の道
路交通情報につき表示可能な道路交通情報が有るか無い
かが判るので、有効な情報が存在せず表示することので
きない所望の通信媒体による所望の情報種別の道路交通
情報について、例えば無駄な選択操作をしたり、画面に
現れるのを無駄に待ったりするなど、不要な行動をしな
くて済む。
【0055】請求項11に係る道路交通情報表示装置に
よれば、複数の表示形態別に、それぞれ複数種の道路交
通情報を含む通信情報を外部から受信し、一時記憶する
とともに、該一時記憶した通信情報の中で、有効な道路
交通情報の有る表示形態と道路交通情報の情報種別の組
み合わせを判別し、表示形態と情報種別の組み合わせの
別に、有効な道路交通情報の有無をユーザに告知するよ
うにしたので、ユーザは所望の表示形態での所望の情報
種別につき表示可能な道路交通情報が有るか無いか判
り、有効な情報が存在せず表示することのできない所望
の表示形態での所望の情報種別の道路交通情報につい
て、例えば無駄な選択操作をしたり、画面に現れるのを
無駄に待ったりするなど、不要な行動をしなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載用ナビゲーション
装置のブロック図である。
【図2】画面に表示されるアイコンの説明図である。
【図3】ナビゲーション装置本体の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】ナビゲーション装置本体の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】ナビゲーション装置本体の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】ナビゲーション装置本体の動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】合成部の動作説明図である。
【図8】合成部の動作説明図である。
【図9】画面の表示状態の説明図である。
【図10】画面の表示状態の説明図である。
【図11】本発明の変形例に係る車載用ナビゲーション
装置の一部省略したブロック図である。
【図12】本発明の変形例に係る車載用ナビゲーション
装置の判別部の動作説明図である。
【図13】VICS情報表示画面の説明図である。
【図14】VICS情報表示画面の説明図である。
【符号の説明】
1 GPS受信機 2 CD−ROM 3 CD−ROM読み取り装置 4 VICS情報
受信装置 5 ディスプレイ装置 5A 画面 6 タッチ式座標入力装置 7 ナビゲーショ
ン装置本体 10 第1ビデオRAM 11 第2ビデオ
RAM 12 第3ビデオRAM 13 地図描画部 14 VICS情報描画部 15 マーク・ア
イコン描画部 16 アイコン管理部 17 判別部 18、18A 入力解析部 19 合成部 20 ビープ音発生器 21 音声合成音
響発生装置 EA 〜EL 、FM 、FN 、FO アイコン TM 渋滞マーク TM1 〜TM3
渋滞情報 Q1 、Q2 、Q3 駐車場情報 VM 自車マーク

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の道路交通情報を含む通信情報を
    外部から受信し、一時記憶手段に一時記憶させる受信手
    段と、道路交通情報の情報種別の選択をする入力手段
    と、道路交通情報を画面に表示する表示手段と、一時記
    憶手段に記憶された通信情報を用いて、入力手段で選択
    された情報種別の道路交通情報を所定の表示形態で描画
    し、表示手段の画面に表示させる道路交通情報描画手段
    と、を備えた道路交通情報表示装置において、 一時記憶手段に記憶された通信情報を対象にして、情報
    種別の別に有効な道路交通情報の有無を判別する判別
    手段と、 判別手段で判別した結果により、情報種別の別に、有効
    な道路交通情報の有無をユーザに告知する告知手段と、 を備えたことを特徴とする道路交通情報表示装置。
  2. 【請求項2】 現在位置または現在位置と現在方位を検
    出する検出手段を設け、 判別手段は、一時記憶手段に記憶された通信情報を対象
    にして、情報種別の別に、現在位置または現在位置と現
    在方位から見て所定の一定範囲内に入る場所に対しての
    有効な道路交通情報の有無を判別すること、 を特徴とする請求項1記載の道路交通情報表示装置。
  3. 【請求項3】 告知手段は、情報種別の別に、有効な道
    路交通情報の有無を表示する表示手段を含むこと、 を特徴とする請求項1または2記載の道路交通情報表示
    装置。
  4. 【請求項4】 入力手段は表示手段に表示させた情報
    種別毎の選択キーをタッチして所望の情報種別を選択す
    るタッチ式入力手段とし、 告知手段は、各情報種別毎の選択キーを、対応する情報
    種別での有効な道路交通情報の有無に基づき表示状態を
    変化させるようにしたこと、 を特徴とする請求項1または2記載の道路交通情報表示
    装置。
  5. 【請求項5】 告知手段は、入力手段で道路交通情報の
    情報種別が選択されたときに、該選択された情報種別に
    ついての有効な道路交通情報の有無を示す音響を発する
    音響発生手段を含むこと、 を特徴とする請求項1または2記載の道路交通情報表示
    装置。
  6. 【請求項6】 複数の通信媒体を通して、それぞれ複数
    種の道路交通情報を含む通信情報を外部から受信し、一
    時記憶手段に一時記憶させる受信手段と、通信媒体の選
    択と道路交通情報の情報種別の選択をする入力手段と、
    道路交通情報を画面に表示する表示手段と、一時記憶手
    段に記憶された通信情報を用いて、入力手段で選択され
    た通信媒体と情報種別の組み合わせに対応する道路交通
    情報を所定の表示形態で描画し、画面に表示させる道路
    交通情報描画手段と、を備えた道路交通情報表示装置に
    おいて、 一時記憶手段に記憶された通信情報の中で、表示可能な
    道路交通情報の有る通信媒体と情報種別の組み合わせを
    判別する判別手段と、 判別手段で判別した結果をユーザに告知する告知手段
    と、 を備えたことを特徴とする道路交通情報表示装置。
  7. 【請求項7】 現在位置または現在位置と現在方位を検
    出する検出手段を設け、 判別手段は、一時記憶手段に記憶された通信情報の中
    で、表示可能な道路交通情報であり、かつ現在位置また
    は現在位置と現在方位から見て所定の一定範囲内に入る
    場所に対しての道路交通情報である通信媒体と情報種別
    の組み合わせを判別すること、 を特徴とする請求項6記載の道路交通情報表示装置。
  8. 【請求項8】 告知手段は、判別手段の判別結果を表示
    する表示手段を含むこと、 を特徴とする請求項6または7記載の道路交通情報表示
    装置。
  9. 【請求項9】 入力手段は表示手段に表示させた通信媒
    体と情報種別の組み合わせ毎の選択キーをタッチして、
    所望の通信媒体と情報種別の組み合わせを選択するタッ
    チ式入力手段とし、 告知手段は、判別手段の判別結果に基づき選択キーの表
    示状態を変化させるようにしたこと、 を特徴とする請求項6または7記載の道路交通情報表示
    装置。
  10. 【請求項10】 告知手段は、入力手段で通信媒体と情
    報種別の選択がされたとき、該選択された通信媒体と情
    報種別の組み合わせについての判別手段の判別結果を示
    す音響を発する音響発生手段を含むこと、 を特徴とする請求項6または7記載の道路交通情報表示
    装置。
  11. 【請求項11】 複数の表示形態別に、それぞれ複数種
    の道路交通情報を含む通信情報を外部から受信し、一時
    記憶手段に一時記憶させる受信手段と、表示形態の選択
    と道路交通情報の情報種別の選択をする入力手段と、道
    路交通情報を画面に表示する表示手段と、一時記憶手段
    に記憶された通信情報を用いて、入力手段で選択された
    表示形態と情報種別の組み合わせに対応する道路交通情
    報を、入力手段で選択された表示形態により描画し、表
    示手段の画面に表示させる道路交通情報描画手段と、を
    備えた道路交通情報表示装置において、 一時記憶手段に記憶された通信情報を対象にして、表示
    形態と情報種別の組み合わせの別に有効な道路交通情
    報の有無を判別する判別手段と、 判別手段で判別した結果により、表示形態と情報種別の
    組み合わせの別に、有効な道路交通情報の有無をユーザ
    に告知する告知手段と、 を備えたことを特徴とする道路交通情報表示装置。
  12. 【請求項12】 現在位置または現在位置と現在方位を
    検出する検出手段を設け、 判別手段は、一時記憶手段に記憶された通信情報を対象
    にして、表示形態と情報種別の組み合わせの別に、現在
    位置または現在位置と現在方位から見て所定の一定範囲
    内に入る場所に対しての有効な道路交通情報の有無を判
    別すること、 を特徴とする請求項11記載の道路交通情報表示装置。
  13. 【請求項13】 告知手段は、表示形態と情報種別の組
    み合わせの別に、有効な道路交通情報の有無を表示する
    表示手段を含むこと、 を特徴とする請求項11または12記載の道路交通情報
    表示装置。
  14. 【請求項14】 告知手段は、入力手段で表示形態と情
    報種別の組み合わせが選択されたとき、該選択された表
    示形態と情報種別の組み合わせについての有効な道路交
    通情報の有無を示す音響を発する音響発生手段を含むこ
    と、 を特徴とする請求項11または12記載の道路交通情報
    表示装置。
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