JP3451073B2 - 遠隔操作システム、それに使用する送信機、遠隔操作システム用のプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

遠隔操作システム、それに使用する送信機、遠隔操作システム用のプログラム及び記憶媒体

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JP3451073B2 JP2001034042A JP2001034042A JP3451073B2 JP 3451073 B2 JP3451073 B2 JP 3451073B2 JP 2001034042 A JP2001034042 A JP 2001034042A JP 2001034042 A JP2001034042 A JP 2001034042A JP 3451073 B2 JP3451073 B2 JP 3451073B2
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車やロボット
等の駆動機器を遠隔操作するシステムに係り、特に同一
場所で複数の駆動機器を同時に制御する必要がある場合
に好適な遠隔操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の駆動機器を同一場所で赤外線や電
波を利用して遠隔操作する場合、各駆動機器に対応して
設けられた送信機からの信号が互いに干渉して正確な制
御が困難になるおそれがある。このような問題を解決す
る技術として、例えば特許第2625617号公報に開
示されたシステムが知られている。このシステムでは、
複数の送信機のそれぞれに互いに異なる識別データが設
定されるとともに、各受信機には対応する送信機と同一
の識別データが設定される。各送信機からの送信データ
は、実際の制御情報に相当するデータ部と、そのデータ
部の送出時間以上の時間長を持つスペース部からなる単
位データ部と、その単位データ部の時間長以上の時間長
を持つウェイト部との組み合わせによって構成される。
各送信機に割り当てられた識別データに応じて前記の単
位データ部とウェイト部との組み合わせが変更される。
これにより、各送信機から送信されるデータ部同士が互
いに重なり合わない状態を作り出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した遠隔操作シス
テムにおいては、各送信機からのデータの送信タイミン
グについて特に同期を取るような制御をしておらず、各
送信機は自己の識別データに応じた送信パターンに従っ
てデータを送信している。このため、送信機の数が増加
すると、各送信機からのデータの送信時期が互いに重な
り合う頻度が顕著に増加し、一つの送信機からのみデー
タが送信される確率が低下する。これにより、各駆動機
器の円滑な制御が困難となるおそれがある。特に多数の
駆動機器を絶えず操作し続けることが要求される場合に
そのような混乱が生じるおそれが高い。
【0004】そこで、本発明は、同一場所で複数の駆動
機器をそれぞれ円滑に遠隔操作できるシステム等を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0006】本発明の遠隔操作システムは、複数の駆動
機器(1…1)をそれらに対応付けて用意された複数の
送信機(2…2)によって互いに個別に遠隔操作するシ
ステムであって、前記複数の送信機のそれぞれには、各
送信機を識別するための各送信機に固有の識別情報と、
前記駆動機器を制御するための制御情報とを含んだデー
タを送信するデータ送信手段(3,14)と、他の送信
機から送信されたデータを受信する受信手段(5,1
6)と、受信したデータに含まれている前記識別情報に
基づいて自己のデータの送信タイミングを設定するタイ
ミング設定手段(10)と、設定されたタイミングに従
って前記データ送信手段から前記データを送信させる送
信制御手段(10)と、前記タイミング設定手段による
送信タイミングの設定を保留させる保留手段(10)と
が設けられ、前記複数の駆動機器のそれぞれには、各送
信機からの送信データを受信する受信手段(34,3
5)と、受信したデータに含まれる識別情報を自己に割
り当てられた識別情報と比較して、前記受信データが自
己に対して送信されたデータか否かを判断し、自己に対
するデータと判断したときにそのデータに基づく動作制
御を実行する制御手段(37)とが設けられ、所定の周
期内において各送信機がデータを送信できる期間が各送
信機に割り当てられた識別情報に基づいて互いに重なら
ないように予め定められ、前記タイミング設定手段は、
他の送信機から送信されたデータを受信した場合、その
データに含まれている識別情報に基づいて前記周期内で
自己がデータを送信できる期間が到来するまでの時間を
特定し、前記送信制御手段はその特定された時間が経過
した時点で前記データ送信手段によるデータの送信を開
始させ、前記保留手段は他の送信機から送信されたデー
タに含まれる識別情報が自己に設定された識別情報と同
一か否かを判別し、同一と判別された場合には自己とは
異なる識別情報を含んだデータを受信するまで前記タイ
ミング設定手段による送信タイミングの設定を保留させ
ことにより、上述した課題を解決するものである。
【0007】この遠隔操作システムによれば、各送信機
が他の送信機から送信されたデータを受信することがで
きるので、送信機同士で相互に送信タイミングを調整す
ることが可能となる。従って、各送信機からのデータの
送信タイミングを互いにずらして設定し、データの混信
を防ぐことができる。これにより複数の送信機が同時に
使用される場合でも各送信機に対応する駆動機器を円滑
に遠隔操作することができる。各送信機は他の送信機か
らのデータの送信を利用して自己がデータを送信すべき
タイミングを特定することができる。しかも、各送信機
のデータ送信が所定の周期毎に行われるので、途中で一
部の送信機がデータ送信を中断しても、残された送信機
は自己に割り当てられた時期にデータを送信することが
できる。また、保留手段を設けたことにより複数の送信
機で識別情報が重複している場合の混信を防ぐことがで
きる。
【0008】本発明において、駆動機器には乗り物、ロ
ボット、動物型玩具等の各種の動体が含まれる。単一の
物体の互いに異なる部分をそれぞれ互いに異なる駆動機
器として複数の送信機で遠隔操作する場合でも本発明は
適用できる。送信機には、赤外線、電波等の各種の伝送
波を利用して制御信号等を送信するものが利用できる。
送信機及び駆動機器に割り当てられる識別情報として
は、例えば識別番号を利用することができる。
【0009】また、本発明の遠隔操作システムは次のよ
うな態様を含むことができる。
【0010】
【0011】
【0012】前記周期内において各送信機がデータを送
信できる期間が、各送信機について互いに等しい時間長
に設定されてもよい。このようにすれば、所定の周期内
における各送信機のデータ送信の順序を予め定めておく
だけで、各送信機が自己のデータを送信できる期間を特
定できるようになる。すなわち、各送信機に対して与え
られた送信期間の時間長をTとすれば、送信順序が最先
に設定された送信機からのデータ送信が開始された場合
において次の送信順序の送信機は時間T後に送信を開始
すればよく、その次の送信機は2T後に送信を開始すれ
ばよい。このように一つの送信機の送信開始時期が判れ
ば、各送信機に割り当てられた送信順序と時間とから簡
単に送信タイミングが特定できる。
【0013】前記タイミング設定手段は、他の送信機か
らのデータを受信できない場合に、前記所定の周期で自
己のデータ送信手段がデータの送信を繰り返すように前
記データの送信タイミングを設定してもよい。この場合
には、自己を除く全ての送信機からのデータ送信が停止
されている状態でも、自己からは正しいタイミングで繰
り返しデータを送信することができる。
【0014】
【0015】前記タイミング設定手段にて設定されたタ
イミングで送信されたデータと、その送信と並行して受
信されたデータとを比較し、両データが一致しないとき
には前記保留手段による処理を実行させる送信データ確
認手段(10)を各送信機が備えてもよい。この場合に
は、他の送信機から同時にデータが送信された結果とし
ての混信を検出して、そのような混信が再発しないよう
にデータの送信タイミングを調整することができる。
【0016】本発明の送信機は、複数の駆動機器(1…
1)のそれぞれを個別に遠隔操作するために駆動機器毎
に用意される送信機(2)であって、送信機に固有の識
別情報と、前記駆動機器を制御するための制御情報とを
含んだデータを送信するデータ送信手段(3,14)
と、他の送信機から送信されたデータを受信する受信手
段(5,16)と、受信したデータに含まれている前記
識別情報に基づいて自己のデータの送信タイミングを設
定するタイミング設定手段(10)と、設定されたタイ
ミングに従って前記データ送信手段から前記データを送
信させる送信制御手段(10)と、前記タイミング設定
手段による送信タイミングの設定を保留させる保留手段
(10)とを備え、所定の周期内においてデータを送信
できる期間が前記識別情報に基づいて予め定められ、前
記タイミング設定手段は、他の送信機から送信されたデ
ータを受信した場合、そのデータに含まれている識別情
報に基づいて前記周期内で自己がデータを送信できる期
間が到来するまでの時間を特定し、前記送信制御手段は
その特定された時間が経過した時点で前記データ送信手
段によるデータの送信を開始させ、前記保留手段は、他
の送信機から送信されたデータに含まれる識別情報が自
己に設定された識別情報と同一か否かを判別し、同一と
判別された場合には自己とは異なる識別情報を含んだデ
ータを受信するまで前記タイミング設定手段による送信
タイミングの設定を保留させることを特徴とする。
【0017】この送信機を駆動機器毎に用意して、対を
なす駆動機器と送信機とに同一の識別情報を設定して各
駆動機器が同一の識別情報を含むデータに基づいて制御
されるように構成すれれば本発明の遠隔操作システムを
構成することができる。
【0018】なお、本発明の送信機も、上記の遠隔操作
システムにおける各種の好ましい態様を含んでもよい。
すなわち、前記周期内においてデータを送信できる期間
が、他の送信機についてのデータを送信できる期間と等
しい時間長に設定されてもよい。前記タイミング設定手
段は、他の送信機からのデータを受信できない場合に、
前記所定の周期で自己のデータ送信手段がデータの送信
を繰り返すように前記データの送信タイミングを設定し
てもよい。さらに、前記タイミング設定手段にて設定さ
れたタイミングで送信されたデータと、その送信と並行
して受信されたデータとを比較し、両データが一致しな
いときには前記保留手段による処理を実行させる送信デ
ータ確認手段を送信機が備えてもよい。
【0019】また、本発明のプログラムは、送信機に固
有の識別情報と駆動機器(1)を制御するための制御情
報とを含んだデータを送信するデータ送信手段(3,1
4)と、他の送信機から送信されたデータを受信する受
信手段(5,16)と、受信したデータに基づいてデー
タ送信を制御するコンピュータ(10)とを備え、複数
の駆動機器のそれぞれを個別に遠隔操作するために駆動
機器毎に用意された送信機に使用されるプログラムであ
って、前記コンピュータを、前記受信手段が受信したデ
ータに含まれている前記識別情報に基づいて自己のデー
タの送信タイミングを設定するタイミング設定手段、設
定されたタイミングに従って前記データ送信手段から前
記データを送信させる送信制御手段、及び前記タイミン
グ設定手段による送信タイミングの設定を保留させる保
留手段としてそれぞれ機能させるように構成され、所定
の周期内においてデータを送信できる期間が前記識別情
報に基づいて予め定められ、前記タイミング設定手段
は、他の送信機から送信されたデータを受信した場合、
そのデータに含まれている識別情報に基づいて前記周期
内で自己がデータを送信できる期間が到来するまでの時
間を特定し、前記送信制御手段はその特定された時間が
経過した時点で前記データ送信手段によるデータの送信
を開始させ、前記保留手段は、他の送信機から送信され
たデータに含まれる識別情報が自己に設定された識別情
報と同一か否かを判別し、同一と判別された場合には自
己とは異なる識別情報を含んだデータを受信するまで前
記タイミング設定手段による送信タイミングの設定を保
留させることを特徴とする。
【0020】このプログラムを送信機のコンピュータに
読み取らせて実行させることにより本発明の送信機を構
成することができる。
【0021】なお、本発明のプログラムは上記の送信機
における各種の好ましい態様を含んでもよい。すなわ
ち、前記周期内においてデータを送信できる期間が、他
の送信機についてのデータを送信できる期間と等しい時
間長に設定されてもよい。前記タイミング設定手段は、
他の送信機からのデータを受信できない場合に、前記所
定の周期で自己のデータ送信手段がデータの送信を繰り
返すように前記データの送信タイミングを設定してもよ
。前記コンピュータを、前記タイミング設定手段にて
設定されたタイミングで送信されたデータと、その送信
と並行して受信されたデータとを比較し、両データが一
致しないときには前記保留手段による処理を実行させる
送信データ確認手段としてさらに機能させるようにプロ
グラムが構成されてもよい。
【0022】本発明のプログラムはコンピュータ読取可
能な記憶媒体に記録して提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の遠隔操作システム
の概略構成を示す図である。なお、図1では3台の駆動
機器1…1を同一場所で遠隔操作する場合を想定してい
る。
【0024】各駆動機器1には1:1に対応付けて送信
機2…2が用意されている。駆動機器1…1及び送信機
2にはそれぞれ識別番号として1〜3の番号が設定され
ている。同一の識別番号が付された駆動機器1と送信機
2とが対を形成し、各駆動機器1は同一の識別番号が付
された送信機2からのデータに基づいて遠隔操作され
る。各駆動機器1の遠隔操作には赤外線が利用される。
そのため、各送信機2にはリモコン信号発光部3が搭載
され、各駆動機器1にはリモコン信号受光部4が搭載さ
れる。さらに、各送信機2からのデータ送信の同期を取
るために、各送信機2にはリモコン信号受光部5が搭載
される。
【0025】図2は送信機2の回路構成を示している。
送信機2には上述したリモコン信号発光部3及び受光部
5がそれぞれ設けられるとともに、送信データの生成や
他の回路の制御などを行う制御回路10と、駆動機器1
の動作を制御するための操作キー、スイッチあるいはボ
リューム等の入力装置11と、識別番号を設定するため
のスイッチ12とが設けられている。オペレータによる
入力装置11の操作状態は入力回路13によって検出さ
れ、入力回路13からは入力装置11の操作状態に応じ
た操作信号が制御回路10に入力される。識別番号設定
スイッチ12によって設定された識別番号は制御回路1
0によって読み込まれる。なお、識別番号設定スイッチ
12は、オペレータやシステムの管理者等が予め定めら
れた範囲から任意の番号を選択できるものとしてもよい
し、送信機2の製造者によって予め特定の番号に固定さ
れるものでもよい。
【0026】リモコン信号発光部3は例えばLED等の
発光手段を含んで構成され、送信回路14からの指示に
応じた赤外線を発光する。送信回路14は出力タイミン
グ作成回路15から指示されるタイミングに従ってリモ
コン信号発光部3に送信データを出力する。リモコン信
号発光部3に出力するデータは制御回路10にて生成さ
れ、送信回路14はその制御回路10にて生成されたデ
ータにリモコン信号キャリア信号による変調を加えてリ
モコン信号発光部3を駆動する。出力タイミング作成回
路15は、制御回路10から与えられるタイマ設定値に
従って時間をカウントし、タイマ設定値に対応した時間
が経過する送信回路14に送信指示を出力する。なお、
リモコン信号発光部3から出力する赤外線キャリア信号
の周波数は全ての送信機2において同一である。
【0027】一方、リモコン信号受光部5は他の送信機
2から送信された赤外線を受光し、その受光した赤外線
からキャリア成分を除去した信号を受信回路16に出力
する。受信回路16はリモコン信号受光部5から与えら
れた信号を1ブロックのリモコンデータにデコードして
受信データ判定回路17に出力する。ここで、1ブロッ
クのリモコンデータとは、図3に示すように識別番号と
駆動機器1に設けられた左右一対のモータ(図4のモー
タ28,28)の制御情報とで構成されている。左右の
モータの制御情報はさらに各モータの回転方向が前進方
向又は後退方向のいずれかを判別する情報(F/R判
別)と、モータの駆動速度を指定する情報とで構成され
ている。なお、1ブロックのリモコンデータのビット数
は常に一定である。従って、1ブロックのリモコンデー
タを送信するに要する時間も一定である。
【0028】受信データ判定回路17は受信回路16か
ら与えられた受信データの識別番号を判定し、その判定
結果を制御回路10に与える。制御回路10は受信デー
タ判定回路17、識別番号設定スイッチ12及び入力回
路13から与えられる情報により送信回路14及び出力
タイミング作成回路15の動作を制御する。また、制御
回路10は、受信データ判定回路17から与えられる受
信したデータの識別番号と、識別番号設定スイッチ12
によって設定された自己の識別番号とに基づいて、混信
か否かの判定及び自己の送信データを出力すべきタイミ
ングの設定を行い、その設定された出力タイミングに応
じ、出力タイミング作成回路15に対してタイマ設定値
を設定する。さらに、制御回路10は識別番号設定スイ
ッチ12及び入力回路13から与えられた情報に基づい
て、自己と同一の識別番号を有する駆動機器1に対する
送信データを作成し、その送信データを送信回路14に
出力する。
【0029】以上の他にも制御回路10には電源スイッ
チ等が接続されるがそれらは省略した。また、1つの送
信機2に検出方向を変えて2以上のリモコン信号受光部
5を設けてもよい。制御回路10はマイクロコンピュー
タと所定のプログラムとの組み合わせによって構成され
てもよい。送信回路14、出力タイミング作成回路1
5、受信回路16及び受信データ判定回路17は論理回
路として構成してもよいし、制御回路10と同じくマイ
クロコンピュータと所定のプログラムとの組み合わせに
よって構成されてもよい。出力タイミング作成回路15
及び受信データ判定回路17の少なくともいずれか一方
を制御回路10に統合してもよい。
【0030】図4は駆動機器1の一実施形態を示してお
り、(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は背面図
である。この実施形態では、駆動機器1を小型自動車モ
デル20として構成している。自動車モデル20はシャ
ーシ21とその上部に覆い被されるボディー22とを有
している。シャーシ21の前部中央には前輪23が、後
部には左右一対の後輪24,24が設けられている。前
輪23は支持脚25に車軸25aを介して回転自在に取
り付けられる。支持脚25はシャーシ21に対して鉛直
方向の旋回軸26を中心として回転自在に取り付けられ
ている。これにより、前輪23は旋回軸26を中心とし
て360°自由に回転できる。なお、シャーシ21の前
部の左右にはダミーの車輪27,27が取り付けられて
いるが、ダミー車輪27は浮いており、シャーシ21は
前輪23と後輪24,24によって支持される。
【0031】シャーシ21の後部にはモータ28,28
が上下方向に重なるようにして設けられている。各モー
タ28は後輪24をそれぞれ独立して駆動するために設
けられている。各モータ28の出力軸28aにはピニオ
ン29が取り付けられ、そのピニオン29の回転がギア
列30を介して駆動対象の後輪24に伝達される。この
ように左右の後輪24,24をモータ28,28で独立
して駆動するので、モータ28,28の回転速度を左右
で変化させ、一方のモータ28のみを駆動し、あるい
は、モータ28,28を互いに異なる方向に回転させて
自動車モデル20に多彩な旋回運動を与えることができ
る。
【0032】モータ28の前方にはバッテリ31が搭載
され、その上方に例えばワンチップマイコンとして構成
された制御装置32が設けられている。シャーシ21の
後部には電源投入の有無を判別するためのLED33が
設けられている。さらに、ボディー22の上部中央には
送信機2からの赤外線を受信するリモコン信号受光部3
4が設けられている。
【0033】図5は自動車モデル20に搭載された制御
系の回路構成を示している。自動車モデル20には上述
したリモコン信号受光部34が設けられている。リモコ
ン信号受光部34は送信機2から送信された赤外線を受
光し、その受光した赤外線からキャリア成分を除去した
信号を受信回路35に出力する。受信回路35はリモコ
ン信号受光部34から与えられた信号を1ブロックのリ
モコンデータにデコードして制御回路37に出力する。
1ブロックのリモコンデータとは図3に示した通りであ
る。制御回路37は受信回路35から与えられた受信デ
ータの識別番号を判別し、その識別番号と識別番号設定
スイッチ38にて設定された識別番号とを比較してリモ
コンデータの有効、又は無効を判定する。すなわち、識
別番号が一致していなければ受信したリモコンデータは
無効と判断してモータ28の駆動信号を生成しない。一
方、識別番号が一致しているときには受信回路35から
与えられるリモコンデータのモータ制御情報に基づいて
モータ28の回転方向及び回転速度を決定し、その決定
した値に応じたモータ駆動信号をモータ駆動回路39,
39に出力する。各モータ駆動回路39は与えられたモ
ータ駆動信号に基づいてモータ28の回転を制御する。
なお、識別番号設定スイッチ38は、オペレータやシス
テムの管理者等が予め定められた範囲から任意の番号を
選択できるものとしてもよいし、送信機2の製造者によ
って予め特定の番号に固定されるものでもよい。なお、
制御回路37には電源スイッチ40も接続される。図4
に示したバッテリ31やLED33は図5において省略
した。
【0034】以上のような自動車モデル20において
は、2台以上の送信機2から同時にリモコンデータが送
信され、かつ1台のリモコンデータの識別番号が自動車
モデル20のそれと一致している場合、そのとき受信し
たリモコンデータを制御回路37が有効なものとみなす
ため、モータの制御情報が識別番号の異なる他の送信機
2からの制御情報と混信してモータ28が誤制御される
おそれがある。そこで、本実施形態の遠隔操作システム
では、各送信機2が他の送信機2の発するリモコン信号
を受信しながら、自分が送信できるタイミングを特定す
ることにより、各送信機2の送信タイミングが重ならな
いように送信タイミングの同期を取っている。以下、こ
の点を説明する。
【0035】図6は4台の送信機2が同時に使用されて
いる場合の送信タイミングの取り方を示している。図6
において、1台の送信機2がリモコン信号を送信する時
間長はTであり、各送信機2は送信機2の台数×送信時
間長T(=4T)に相当する周期でリモコン信号の送信
を繰り返す。また。各送信機2の送信タイミングは識別
番号1から順にTずつずらされている。このような関係
に従って各送信機2が送信タイミングを管理することに
より4台の送信機2からの送信時期を互いに重ならない
ようにすることができる。このような送信制御を実現す
るためには、例えば図6の識別番号2の送信機2であれ
ば次のように送信タイミングを制御すればよい。
【0036】まず、時刻t1で識別番号1のデータを受
信した場合には、続いて自分の送信データの出力を開始
し、時刻t2で自分の送信データの出力を完了する。送
信完了時には受信回路16(図2参照)の受信データを
チェックし、信号の混信が発生していないことを確認す
る。この後、次回の出力タイミングをカウントする送信
タイマを3T後に設定し、タイマカウントを開始する。
【0037】時刻t3で識別番号3のリモコンデータを
受信した場合、送信タイマを2T後に再設定し、タイマ
カウントを開始する。時刻t4で識別番号4のリモコン
データを受信した場合、送信タイマをT後に再設定し、
タイマカウントを開始する。
【0038】この後、識別番号1の送信機2の電源が切
られていた場合、あるいはノイズ等により識別番号1の
送信機2からのデータが受信できなかった場合、識別番
号4のデータ受信後、時間Tだけ送信タイマのカウント
が進んだ時点で自分のデータの出力を開始すればよい。
さらに他の送信機2からの信号が受信できなくなった場
合でも、自分のデータの送信完了時に送信タイマに設定
される時間3Tを利用して周期4Tで送信データの出力
を継続することができる。
【0039】なお、ここでは送信機2が4台の場合につ
いて説明したが、識別番号を追加することにより5台以
上の場合でも同様に送信タイミングを制御することがで
きる。各送信機2の送信タイミングの周期はN×T(N
は送信機の台数)となる。但し、各送信機2がデータを
送信している時期同士の間にいずれの送信機もデータを
送信していない空白期間を介在させ、それにより全体の
周期をNTよりも長く設定してもよい。
【0040】図7は電源投入から自分のデータの送信を
開始するまでに送信機2の制御回路10が実行するパワ
ーオン動作の手順を示すフローチャートである。電源が
投入されると、まずタイムオーバー用のタイマを設定す
る(ステップS1)。次に、他の送信機2からのデータ
を受信したか否か判別し(ステップS2)、受信したと
きにはその受信したデータの識別番号が自己の送信機2
に対して設定されている識別番号と同一か否か判別する
(ステップS3)。一致していればステップS1に戻っ
て判定動作を繰り返す。これにより、同一の識別番号の
送信機2が複数存在していた場合の混信が防止される。
ステップS3において識別番号が一致していないと判断
したときは、他の送信機2の識別番号に応じて自己の出
力タイミングを設定する(ステップS4)。例えば図6
の識別番号2の送信機2が識別番号3のデータを受信し
た場合には自己の出力タイミングを2T時間後に設定す
る。
【0041】続いて、ステップS1で設定したタイマが
タイムオーバーとなったか否か判断し(ステップS
5)、タイムオーバーでなければステップS2へ戻る。
タイムオーバーした場合に自己のデータの送信を開始す
る(ステップS6)。但し、実際に出力を開始するの
は、ステップS4で設定した出力タイミングが到来した
時点である。タイムオーバーまでに何もデータを受信し
なかった場合には単独操作、つまり他に送信機が存在し
ないことになるため、ステップS6で直ちにデータ送信
を開始する。
【0042】ステップS6の処理が終わると、制御回路
10は図8の通常動作の手順に従ってデータ送信を制御
する。通常動作では、まず他の送信機2からのデータを
受信したか否か判断し(ステップS11)、受信してい
ればその識別番号が自己に設定された識別番号と一致す
るか否か判断する(ステップS12)。一致していれば
図7のパワーオン動作へ戻る。一方、受信したデータの
識別番号が自己の識別番号と異なる場合には、その受信
したデータの識別番号に応じて自己の出力タイミングを
送信タイマにセットする(ステップS13)。次に、送
信タイマがタイムアップしたか否か判断し(ステップS
14)、タイムアップするまではステップS1へ戻る。
【0043】ステップS4でタイムアップと判断すると
自己のデータの送信を開始する(ステップS15)。こ
のとき、並行してデータの受信も行う。次に、データ送
信を完了したか否か判断し(ステップS16)、送信が
完了したならば、送信したデータと、その送信と並行し
て受信したデータとを比較する(ステップS17)。一
致していなければ混信が発生したものと判断して図7の
パワーオン動作に進む。一致していれば混信がないとみ
なしてよいから、次回の出力タイミングを送信タイマに
セットする(ステップS18)。その後、ステップS1
へ戻る。
【0044】本発明は以上の実施形態に限定されず、種
々の形態にて実施してよい。例えば駆動機器は自動車に
限らず、各種の動体を模したものでよい。送信機はオペ
レータが手持ち可能なものでもよいし、据え置き型のも
のでもよい。携帯型ゲーム機や携帯電話のような携帯機
器に特定のプログラムをインストールして送信機として
機能させてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の遠隔操
作システムによれば、各送信機が他の送信機から送信さ
れたデータを受信することができるので、送信機同士で
データの送信時期を互いに重ならないように設定し、デ
ータの混信を防ぐことができる。これにより複数の送信
機が同時に使用される場合でも各送信機に対応する駆動
機器を円滑に遠隔操作することができる。また、本発明
の送信機及びプログラムによれば本発明の遠隔操作シス
テムを容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔操作システムの概略構成を示す
図。
【図2】送信機の回路構成を示す図。
【図3】送信機から出力される1ブロックのリモコンデ
ータの構造を示す図。
【図4】駆動機器の一実施形態としての自動車モデルを
示す図。
【図5】自動車モデルに搭載された制御系の回路構成を
示す図。
【図6】4台の送信機を同時に使用する場合の送信タイ
ミングの取り方を示す図。
【図7】電源投入から自分のデータの送信を開始するま
でに送信機の制御回路が実行するパワーオン動作の手順
を示すフローチャート。
【図8】図7の処理に続いて送信機の制御回路が実行す
る通常動作の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 駆動機器 2 送信機 3 リモコン信号発光部 5 リモコン信号受光部 10 制御回路 12 識別番号設定スイッチ 13 入力回路 14 送信回路 15 出力タイミング作成回路 16 受信回路 17 受信データ判定回路 20 自動車モデル 28 モータ 32 制御装置 34 リモコン信号受光部 35 受信回路 36 受信データ判定回路 37 制御回路 38 識別番号設定スイッチ 39 モータ駆動回路 40 電源スイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−116353(JP,A) 特開 平6−79066(JP,A) 特開 平7−163765(JP,A) 特開 昭60−84094(JP,A) 特開2000−135380(JP,A)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駆動機器をそれらに対応付けて用
    意された複数の送信機によって互いに個別に遠隔操作す
    るシステムであって、 前記複数の送信機のそれぞれには、 各送信機を識別するための各送信機に固有の識別情報
    と、前記駆動機器を制御するための制御情報とを含んだ
    データを送信するデータ送信手段と、 他の送信機から送信されたデータを受信する受信手段
    と、 受信したデータに含まれている前記識別情報に基づいて
    自己のデータの送信タイミングを設定するタイミング設
    定手段と、 設定されたタイミングに従って前記データ送信手段から
    前記データを送信させる送信制御手段と、前記タイミング設定手段による送信タイミングの設定を
    保留させる保留手段と、 が設けられ、 前記複数の駆動機器のそれぞれには、 各送信機からの送信データを受信する受信手段と、 受信したデータに含まれる識別情報を自己に割り当てら
    れた識別情報と比較して、前記受信データが自己に対し
    て送信されたデータか否かを判断し、自己に対するデー
    タと判断したときにそのデータに基づく動作制御を実行
    する制御手段と、 が設けられ、 所定の周期内において各送信機がデータを送信できる期
    間が各送信機に割り当てられた識別情報に基づいて互い
    に重ならないように予め定められ、 前記タイミング設定手段は、他の送信機から送信された
    データを受信した場合、そのデータに含まれている識別
    情報に基づいて前記周期内で自己がデータを送信できる
    期間が到来するまでの時間を特定し、 前記送信制御手段はその特定された時間が経過した時点
    で前記データ送信手段によるデータの送信を開始させ、前記保留手段は、他の送信機から送信されたデータに含
    まれる識別情報が自己 に設定された識別情報と同一か否
    かを判別し、同一と判別された場合には自己とは異なる
    識別情報を含んだデータを受信するまで前記タイミング
    設定手段による送信タイミングの設定を保留させる、
    とを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 【請求項2】 前記周期内において各送信機がデータを
    送信できる期間が、各送信機について互いに等しい時間
    長に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の
    遠隔操作システム。
  3. 【請求項3】 前記タイミング設定手段は、他の送信機
    からのデータを受信できない場合に、前記所定の周期で
    自己のデータ送信手段がデータの送信を繰り返すように
    前記データの送信タイミングを設定することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の遠隔操作システム。
  4. 【請求項4】 前記タイミング設定手段にて設定された
    タイミングで送信されたデータと、その送信と並行して
    受信されたデータとを比較し、両データが一致しないと
    きには前記保留手段による処理を実行させる送信データ
    確認手段を各送信機が備えていることを特徴とする請求
    1〜3のいずれか一項に記載の遠隔操作システム。
  5. 【請求項5】 複数の駆動機器のそれぞれを個別に遠隔
    操作するために駆動機器毎に用意される送信機であっ
    て、 送信機に固有の識別情報と、前記駆動機器を制御するた
    めの制御情報とを含んだデータを送信するデータ送信手
    段と、 他の送信機から送信されたデータを受信する受信手段
    と、 受信したデータに含まれている前記識別情報に基づいて
    自己のデータの送信タイミングを設定するタイミング設
    定手段と、 設定されたタイミングに従って前記データ送信手段から
    前記データを送信させる送信制御手段と、前記タイミング設定手段による送信タイミングの設定を
    保留させる保留手段と、 を備え、 所定の周期内においてデータを送信できる期間が前記識
    別情報に基づいて予め定められ、 前記タイミング設定手段は、他の送信機から送信された
    データを受信した場合、そのデータに含まれている識別
    情報に基づいて前記周期内で自己がデータを送信できる
    期間が到来するまでの時間を特定し、 前記送信制御手段はその特定された時間が経過した時点
    で前記データ送信手段によるデータの送信を開始させ、前記保留手段は、他の送信機から送信されたデータに含
    まれる識別情報が自己に設定された識別情報と同一か否
    かを判別し、同一と判別された場合には自己とは異なる
    識別情報を含んだデータを受信するまで前記タイミング
    設定手段による送信タイミングの設定を保留させる、
    とを特徴とする送信機。
  6. 【請求項6】 前記周期内においてデータを送信できる
    期間が、他の送信機についてのデータを送信できる期間
    と等しい時間長に設定されていることを特徴とする請求
    に記載の送信機。
  7. 【請求項7】 前記タイミング設定手段は、他の送信機
    からのデータを受信できない場合に、前記所定の周期で
    自己のデータ送信手段がデータの送信を繰り返すように
    前記データの送信タイミングを設定することを特徴とす
    る請求項又はに記載の送信機。
  8. 【請求項8】 前記タイミング設定手段にて設定された
    タイミングで送信されたデータと、その送信と並行して
    受信されたデータとを比較し、両データが一致しないと
    きには前記保留手段による処理を実行させる送信データ
    確認手段を備えていることを特徴とする請求項5〜7の
    いずれか一項に記載の送信機。
  9. 【請求項9】 送信機に固有の識別情報と駆動機器を制
    御するための制御情報とを含んだデータを送信するデー
    タ送信手段と、他の送信機から送信されたデータを受信
    する受信手段と、受信したデータに基づいてデータ送信
    を制御するコンピュータとを備え、複数の駆動機器のそ
    れぞれを個別に遠隔操作するために駆動機器毎に用意さ
    れた送信機に使用されるプログラムであって、 前記コンピュータを、 前記受信手段が受信したデータに含まれている前記識別
    情報に基づいて自己のデータの送信タイミングを設定す
    るタイミング設定手段 設定されたタイミングに従って前記データ送信手段から
    前記データを送信させる送信制御手段、及び 前記タイミング設定手段による送信タイミングの設定を
    保留させる保留手段、 としてそれぞれ機能させるように
    構成され、 所定の周期内においてデータを送信できる期間が前記識
    別情報に基づいて予め定められ、 前記タイミング設定手段は、他の送信機から送信された
    データを受信した場合、そのデータに含まれている識別
    情報に基づいて前記周期内で自己がデータを送信できる
    期間が到来するまでの時間を特定し、 前記送信制御手段はその特定された時間が経過した時点
    で前記データ送信手段によるデータの送信を開始させ 前記保留手段は、他の送信機から送信されたデータに含
    まれる識別情報が自己に設定された識別情報と同一か否
    かを判別し、同一と判別された場合には自己とは異なる
    識別情報を含んだデータを受信するまで前記タイミング
    設定手段による送信タイミングの設定を保留させる、
    とを特徴とする遠隔操作システム用のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記周期内においてデータを送信でき
    る期間が、他の送信機についてのデータを送信できる期
    間と等しい時間長に設定されていることを特徴とする請
    求項に記載の遠隔操作システム用のプログラム。
  11. 【請求項11】 前記タイミング設定手段は、他の送信
    機からのデータを受信できない場合に、前記所定の周期
    で自己のデータ送信手段がデータの送信を繰り返すよう
    に前記データの送信タイミングを設定することを特徴と
    する請求項又は10に記載の遠隔操作システム用のプ
    ログラム。
  12. 【請求項12】 前記コンピュータを、前記タイミング
    設定手段にて設定されたタイミングで送信されたデータ
    と、その送信と並行して受信されたデータとを比較し、
    両データが一致しないときには前記保留手段による処理
    を実行させる送信データ確認手段としてさらに機能させ
    るように構成されていることを特徴とする請求項9〜1
    1のいずれか一項に記載の遠隔操作システム用のプログ
    ラム。
  13. 【請求項13】 請求項12のいずれか1項に記載
    のプログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記憶
    媒体。
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