JP3450813B2 - 画像形成装置と画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置と画像形成方法

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JP3450813B2 JP2000291271A JP2000291271A JP3450813B2 JP 3450813 B2 JP3450813 B2 JP 3450813B2 JP 2000291271 A JP2000291271 A JP 2000291271A JP 2000291271 A JP2000291271 A JP 2000291271A JP 3450813 B2 JP3450813 B2 JP 3450813B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、フィニ
ッシャなどのオプション器機が装着可能な複合型のデジ
タル複写機などの画像形成装置と画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フィニッシャなどのオプション器
機が装着可能なデジタル複写機がある。このようなデジ
タル複写機では、フィニッシャの処理速度に合わせてデ
ジタル複写機本体の動作を制御している。例えば、コピ
ー開始時に、デジタル複写機本体は、フィニッシャのイ
ニシャライズ動作やコピー中の排紙ビン位置の変更など
のフィニッシャの動作が完了するまで待機する。この
際、デジタル複写機本体のメインモータ(ドラムモー
タ)等の各種モータ類は、回転させたままである。
【0003】従来のフィニッシャが接続されたデジタル
複写機では、前回と異なる排紙ビンヘ排紙する印刷の開
始要求(コピーボタン押下、プリンタ印刷要求、ファク
シミリ印刷要求など)が発生した場合、まず、メインモ
ータなどのモータ類を回転させてからフィニッシャへ排
紙ビンの移動要求を行っている。
【0004】つまり、モータ類が回転した状態でフィニ
ッシャのビン移動が開始される。給紙カセットから給紙
された用紙はレジストローラ手前でフィニッシャのビン
移動終了を待ってから、画像形成部へ用紙を給紙すると
いう動作である。この間、モータ類は空転状態となって
いる。
【0005】また、連続して印刷動作を実行している状
態において、前回と異なる排紙ビンヘ排紙する印刷の開
始要求が発生した場合も、モータ類を空転させたまま、
ビン移動を行う。給紙された用紙は、レジストローラ手
前でビンの移動終了を待ってから、画像形成部へ給紙さ
れる。
【0006】また、印刷処理中に排紙ビンが満載にな
り、ビン移動を行う場合も、同様にモータ類を空転させ
たまま、排紙ビンの移動を行う。この間に、給紙された
用紙は、レジストローラ手前でビンの移動終了を待って
から画像形成部へ給紙される。
【0007】従って、フィニッシャのビン移動距離が長
い場合、あるいはビンの移動遠度が遅い場合、排紙ビン
の移動時間が長くなり、デジタル複写機本体のモータ類
の無駄な空転時間が発生するために、モータ類により駆
動される感光体ドラム等の消耗品の劣化を早めてしまう
という問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、画像
形成装置本体の画像形成動作以外の動作のために、画像
形成装置の無駄な動作が発生し、消耗品の劣化を早めて
しまうことがあるという問題点を解決するもので、印刷
処理の動作速度を落とすことなく、画像形成装置本体の
画像形成動作以外の動作のために、発生する無駄な動作
を抑制し、消耗品の劣化を抑えることができる画像形成
装置と画像形成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、被画像形成媒体を給紙する給紙手段と、この給紙手
段により給紙した被画像形成媒体に画像を形成する画像
形成手段と、この画像形成手段により画像形成された被
画像形成媒体を所定の位置から排出する排出手段とを具
備し、上記排出手段により上記排出口から排出される被
画像形成媒体を積載する移動可能な複数の排紙ビンを有
するフィニッシャが接続される画像形成装置において、
上記フィニッシャの排紙ビンの状態を記憶する記憶手段
と、画像形成処理の開始要求が発生した際、当該画像形
成処理の排紙ビン情報と上記記憶手段に記憶されている
排紙ビンの状態とに基づいて上記フィニッシャの排紙ビ
ンの位置に変更があるか否かを判断する判断手段と、こ
の判断手段により排紙ビンの位置の変更があると判断し
た際に、当該画像形成処理の排紙ビン情報を上記フィニ
ッシャへ送信し、上記排紙ビン情報に基づく排紙ビンの
移動するのに要する第1の時間を上記フィニッシャから
受信する通信手段と、この通信手段により上記フィニッ
シャから受信した上記第1の時間が、上記画像形成手段
の立ち上げに要する所定時間と上記給紙手段により被画
像形成媒体を上記画像形成手段に給紙するのに要する所
定時間とを足し合わせた第2の時間よりも短い場合、上
記フィニッシャへ排紙ビンの移動開始要求を送信すると
ともに、上記画像形成手段の起動を開始する第1の制御
手段と、上記通信手段により上記フィニッシャから受信
した上記第1の時間が上記第2の時間以上である場合、
上記フィニッシャへ排紙ビンの移動開始要求を送信し、
上記第1の時間から上記第2の時間を減算した第3の時
間だけ上記画像形成手段の動作を停止させた後に上記画
像形成手段の起動を開始する第2の制御手段とから構成
されている。
【0010】
【0011】この発明の画像形成方法は、被画像形成媒
体を給紙する給紙手段と、この給紙手段により給紙した
被画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、この
画像形成手段により画像形成された被画像形成媒体を所
定の位置から排出する排出手段とを具備し、上記排出手
段により上記排出口から排出される被画像形成媒体を積
載する移動可能な複数の排紙ビンを有するフィニッシャ
が接続される画像形成装置の方法であって、上記フィニ
ッシャの排紙ビンの状態を記憶手段に記憶しておき、画
像形成処理の開始要求が発生した際、当該画像形成処理
の排紙ビン情報と上記記憶手段に記憶されている排紙ビ
ンの状態とに基づいて上記フィニッシャの排紙ビンの位
置に変更があるか否かを判断し、この判断により排紙ビ
ンの位置に変更があると判断した際に、当該画像形成処
理の排紙ビン情報を上記フィニッシャへ送信し、上記排
紙ビン情報に基づく排紙ビンの移動するのに要する第1
の時間を上記フィニッシャから受信し、上記フィニッシ
ャから受信した上記第1の時間に対して、上記画像形成
手段の立ち上げに要する所定時間と上記給紙手段により
被画像形成媒体を上記画像形成手段に給紙するのに要す
る所定時間とを足し合わせた第2の時間を比較し、上記
第1の時間が上記第2の時間よりも短い場合、上記フィ
ニッシャへ排紙ビンの移動開始要求を送信するととも
に、上記画像形成手段による画像形成処理を開始し、上
記第1の時間が上記第2の時間以上である場合、上記フ
ィニッシャへ排紙ビンの移動開始要求を送信し、上記第
1の時間から上記第2の時間を減算した第3の時間だけ
上記画像形成手段を停止させた後に上記画像形成手段の
起動を開始することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0013】図1は、この発明の画像形成装置の一例と
してのデジタル複写機1の概略構成を示す断面図であ
る。
【0014】図1に示すように、デジタル複写機1は装
置本体2を備え、この装置本体2内には、読取手段とし
てのスキャナ部4、および画像形成手段として機能する
プリンタ部6が設けられている。
【0015】装置本体2の上面には、読取対象物、つま
り原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置台
8が設けられている。また、装置本体2の上面には、原
稿載置台8上に原稿Dを自動的に送る搬送手段としての
自動原稿送り装置9(以下、ADFと称する)が配設さ
れている。
【0016】このADF9の原稿トレイ9aに置かれた
原稿Dは、図示しない搬送ガイドによって搬送されプラ
テンローラ9bを介して排紙トレイ9c上に排出される
ようになっている。これにより、原稿Dがプラテンロー
ラ9bにより搬送されている際に、後述するスキャナ部
4の露光ランプ10により露光走査されることにより、
原稿Dの画像の読取りが行われるようになっている。
【0017】上記ADF9の原稿トレイ9aには、原稿
Dの読取面を上側にしてセットされ、一番上の原稿Dか
ら順に1枚ずつ取込まれるようになっている。
【0018】装置本体2内に配設されたスキャナ部4
は、ADF9により搬送される原稿Dあるいは原稿載置
台8に載置された原稿Dを照明する光源としての例えば
ハロゲンランプなどで構成される露光ランプ10、原稿
Dからの反射光を所定の方向に偏向する第1のミラー1
2を有し、これらの露光ランプ10、第1のミラー12
は、原稿載置台8の下方に配設された第1キャリッジ1
4に取り付けられている。
【0019】第1キャリッジ14は、原稿載置台8と平
行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を
介してスキャナモータ(駆動モータ)16により、原稿
載置台8の下方を往復移動される。スキャナモータ16
は、ステッピングモータなどにより構成されている。
【0020】また、原稿載置台8の下方には、原稿載置
台8と平行に移動可能な第2キャリッジ18が配設され
ている。第2キャリッジ18には、第1のミラー12に
より偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第2
および第3のミラー20、22が互いに直角に取り付け
られている。
【0021】第2のキャリッジ18は、第1キャリッジ
14を駆動する歯付きベルト等により、スキャナモータ
16からの回転力が伝達され、第1キャリッジ14に対
して従動されるとともに、第1キャリッジ14に対し
て、1/2の速度で原稿載置台8に沿って平行に移動さ
れる。
【0022】また、原稿載置台8の下方には、第2キャ
リッジ18上の第3のミラー20からの反射光を集束す
る結像レンズ24と、結像レンズ24により集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ(ラインセ
ンサ)26とが配設されている。
【0023】結像レンズ24は、第3のミラー22によ
り偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介して
移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を所
望の倍率(主走査方向)で結像する。
【0024】そして、CCDセンサ26は、後述するシ
ステムCPUから与えられる画像処理クロックに従って
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。副走査方向の倍率は、上記A
DF9による搬送速度あるいは第1キャリッジ14の移
動速度を変更することにより対応できるようになってい
る。
【0025】上記ADF9により搬送される原稿Dの読
取りを行う際、上記露光ランプ10による照射位置は、
図1に示す位置に固定されている。また、原稿載置台8
に載置された原稿Dをの読取りを行う際、上記露光ラン
プ10による照射位置は、原稿載置台8に沿って左から
右へ移動されるようになっている。
【0026】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置27を備えている。レーザ露
光装置27は、半導体レーザ28と、この半導体レーザ
28からのレーザ光を感光体ドラム30へ導くポリゴン
ミラー29から構成される。このレーザ露光装置27
は、レーザ光により感光体ドラム30周面を走査するこ
とにより感光体ドラム30周面上に静電潜像を形成す
る。
【0027】また、プリンタ部6は、装置本体2のほぼ
中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ド
ラム30を有する。この感光体ドラム30周面は、メイ
ンモータ31により回転されながら、レーザ露光装置2
7からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が形
成される。
【0028】感光体ドラム30の周面には、ドラム周面
を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ32、感光体
ドラム30周面上に形成された静電潜像に現像剤として
のトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像手段
としての現像器34、後述する各カセット48、50か
ら給紙された被画像形成媒体、つまり、コピー用紙Pを
感光体ドラム30から分離させるための剥離チャージャ
36を一体に有し、感光体ドラム30に形成されたトナ
ー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ38、感光体
ドラム30周面からコピー用紙Pを剥離する剥離爪4
0、感光体ドラム30周面に残留したトナーを清掃する
清掃装置42、および、感光体ドラム30周面の除電す
る除電器44が順に配置されている。
【0029】上記感光体ドラム30、現像器34内の現
像ローラ(図示しない)等は、メインモータ31により
回転駆動されるようになっている。
【0030】装置本体2内の下部には、それぞれ装置本
体から引出し可能な上段カセット48、下段カセット5
0が互いに積層状態に配設され、各カセット48、50
内にはサイズの異なるコピー用紙Pが装填されている。
上記上段カセット48の側方には手差しトレイ54が設
けられている。
【0031】装置本体2内には、各カセット48、50
から感光体ドラム30と転写チャージャ38との間に位
置した転写部を通って延びる搬送路56が形成され、搬
送路56の終端には定着ランプ58aを有する定着装置
58が設けられている。定着装置58の上部には排出口
60が形成されている。
【0032】上段カセット48、下段カセット50の近
傍には、各カセット48、50から用紙Pを一枚づつ取
り出す給紙ローラ62と分離ローラ63がそれぞれ設け
られている。また、搬送路56には、給紙ローラ62と
分離ローラ63により取り出されたコピー用紙Pを搬送
路56を通して搬送する多数の給紙ローラ対64が設け
られている。
【0033】搬送路56において感光体ドラム30の上
流側には1対のレジストローラ66が設けられている。
レジストローラ66は、取り出されたコピー用紙Pの傾
きを補正するとともに、感光体ドラム30上のトナー像
の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラ
ム30周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写
部へ給紙する。
【0034】レジストローラ66の手前、つまり、給紙
ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアラ
イニング前センサ(レジスト前スイッチ)68が設けら
れている。
【0035】給紙ローラ62により各カセット48、5
0から1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ロー
ラ対64によりレジストローラ66へ送られる。そし
て、コピー用紙Pは、レジストローラ66により先端が
整位された後、転写部に送られる。
【0036】転写部において、感光体ドラム30上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ38により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ36および剥離爪
40の作用により感光体ドラム30周面から剥離され、
搬送路56の一部を構成する搬送ベルト(図示しない)
を介して定着装置58に搬送される。そして、定着装置
58によって現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着された
後、コピー用紙Pは、排紙ローラ対70により排出口6
0を通して排出される。
【0037】搬送路56の右方には、定着装置58を通
過したコピー用紙Pを反転して再び搬送路56へ送る自
動両面装置74が設けられている。
【0038】排出口60には振分けレバー(図示しな
い)が設けられ、排出口60から排出されるコピー用紙
Pを装置本体2内の排紙トレイ72上へ振分けるか、あ
るいは外部搬送機構76に振分けるようになっている。
外部搬送機構76は、装置本体2内の排紙トレイ72の
上部空洞部78に設置され、排出口60から排出される
コピー用紙Pを装置本体2外へ搬送するものである。
【0039】また、装置本体2の側部には、オプション
機器であるフィニッシャ80が装着されている。このフ
ィニッシャ80には、外部搬送機構76により搬送され
たコピー用紙P(下側が印刷面)が供給されるようにな
っている。
【0040】フィニッシャ80は、一部構成の用紙ごと
にステイプラ81でステイプル止めした用紙、あるいは
装置本体2から供給された用紙をそのまま排紙ビン8
2、あるいは排紙ビン84上に積載する。
【0041】排紙ビン82、84は、用紙の積載状態、
あるいは使用する排紙ビンの変更などに基づいて上下動
するものである。また、フィニッシャ80に供給された
用紙は、反転搬送路83により搬送されて排紙ビン8
2、84上に印刷面が上側になる状態で排出される。
【0042】また、装置本体2の前面上部には、コピー
倍率等の様々な複写条件並びに複写開始などを指示する
後述する操作パネル90が設けられている。
【0043】上記デジタル複写機1は、単独で用いるも
のであっても、ネットワークプリンタとして用いるもの
であっても良い。
【0044】ネットワークプリンタとして利用する場
合、上記デジタル複写機1は、ローカルエリアネットワ
ーク(LAN)を介してパーソナルコンピュータ(P
C)やサーバなどの外部器機と接続されている構成とな
っている。
【0045】次に、デジタル複写機1の制御系統の構成
について説明する。
【0046】図2は、デジタル複写機1の電気的接続お
よび制御のための信号の流れを概略的に表わすブロック
図である。
【0047】図2に示すように、デジタル複写機1本体
は、主制御部100、スキャナ部4、プリンタ部6、操
作パネル90から構成される。また、デジタル複写機1
本体には、オプション器機としてのフィニッシャ80が
接続されている。
【0048】主制御部100は、システムCPU10
1、ROM102、RAM103、NVM104、共有
RAM105、画像処理部106、画像ファイルメモリ
107、ページメモリ制御部108、ページメモリ10
9、ファクシミリ通信部110、プリントデータ受信部
111、プリンタフォントROM112などから構成さ
れている。
【0049】システムCPU101は、主制御部100
の全体を制御する。ROM102は、種々の制御プログ
ラムが記憶されている。RAM103は、一時的にデー
タを記憶する。NVM(nonvolatile RA
M)104は、バッテリ(図示しない)にバックアップ
された不揮発性のメモリである。共有RAM105は、
システムCPU101とプリンタCPU131との間
で、双方向通信を行うために用いるものである。
【0050】画像処理部106は、画像処理回路等から
なり、トリミング、マスキング、画像の圧縮、伸長等の
画像処理を行う。この画像処理部106では、スキャナ
部4で読み取った画像データを圧縮して画像ファイルに
変換する。また、画像処理部106は、画像データを画
像ファイルに変換する。
【0051】画像ファイルメモリ107は、ハードディ
スク装置などで構成され、上記画像処理部106により
ファイル化された画像データを記憶する。上記ページメ
モリ制御部108は、ページメモリ109を制御する。
ページメモリ109には、上記スキャナ部4で読み取っ
た画像データ、あるいは上記プリンタ部6で印刷する画
像データが記憶される。
【0052】ファクシミリ通信部110は、公衆回線な
どの通信回線を介してファクシミリデータの送受信を行
う。このファクシミリ通信部110は、受信したファク
シミリデータを画像データに変換し、ページメモリ10
9へ出力する。
【0053】プリントデータ受信部111は、プリンタ
ケーブルあるいはローカルエリアネットワーク(LA
N)を介して接続されるパーソナルコンピュータなどの
外部機器からのプリントデータを受信する。プリンタフ
ォントROM112は、文字コードなどのコードデータ
に対応するフォントデータが記憶されている。
【0054】上記プリントデータ受信部111は、外部
機器から受信したプリントデータをフォントROM11
2のフォントデータに基づいて画像データに展開する。
この画像データは、ページメモリ109に出力される。
上記プリントデータは、文字コード等のコードデータ、
文字サイズ、解像度等の制御データ、あるいはビットマ
ップデータなどからなる。
【0055】次に、スキャナ部4について説明する。ス
キャナ部4は、スキャナCPU131、ROM132、
RAM133、画像補正部134、CCDセンサ(CC
D)135、スキャナモータ136、オートドキュメン
トフィーダ(ADF)137などから構成されている。
【0056】スキャナCPU131は、スキャナ部13
0の全体を制御する。ROM132は、制御プログラム
等が記憶されている。画像補正部134は、ラインセン
サ、A/D変換回路、シェーディング補正回路、ガンマ
補正回路等からなる。画像補正部134は、CCD13
5からの画像信号を入力する。画像補正部134は、入
力した画像信号に対して、A/D変換、および補正を行
った画像データをページメモリ109に出力する。
【0057】CCD135はCCDドライバ(図示しな
い)の制御により駆動される。スキャナモータ136
は、露光ランプやミラー等が搭載され、原稿を露光する
ユニット(図示しない)を駆動する。ADF137は、
複数ページの原稿を順次、所定の読取位置に給紙する。
【0058】次に、プリンタ部6について説明する。プ
リンタ部6は、プリンタCPU141、ROM142、
RAM143、NVM(nonvolatile RA
M)144、LDドライブ回路145、ポリゴンモータ
146、紙搬送部147、現像プロセス部148、定着
制御部149などから構成されている。
【0059】プリンタCPU141は、プリンタ部6の
全体を制御する。プリンタCPU141は、待機時間な
どの時間を計時するタイマ141aを有している。RO
M142は、制御プログラム等が記憶されている。
【0060】NVM(NV−RAM)144は、コピー
動作時の種々のデータを記憶したり、フィニッシャ80
などのオプション器機からの情報を記憶するものであ
る。このNVM144には、フィニッシャ80の排紙ビ
ン82、84の位置などのフィニッシャ80の状態を示
す情報が記憶される記憶エリア144aを有している。
【0061】LDドライブ回路145は、レーザ露光装
置27を制御するものである。LDドライブ回路145
は像担持体としての感光体ドラム30に静電潜像を形成
するために、半導体レーザ28の発光を制御する。ま
た、LDドライブ回路145は、ポリゴンモータ29の
回転が制御して、半導体レーザ28からの光を感光体ド
ラム30に導く。上記メインモータドライバ146は、
メインモータ31の回転を制御する。
【0062】紙搬送部147は、各給紙段(カセット)
48、50、54からフィニッシャ80までの用紙の搬
送を制御する。紙搬送部147は、プリンタCPU14
1の動作命令に基づいて上記給紙ローラ62、分離ロー
ラ63、給紙ローラ対64、レジストローラ66、排紙
ローラ対70等の駆動を制御する。これにより、紙搬送
部147は、搬送路56および外部搬送機構76での用
紙の搬送を制御する。また、紙搬送部147は、レジス
トローラ66までのコピー用紙Pの到達を検出するアラ
イニング前センサ68の検知信号をプリンタCPU14
1に伝えるようになっている。
【0063】現像プロセス部148は、感光体ドラム3
0の帯電、現像、および用紙への像の転写を行う。定着
制御部149は、用紙に転写された像を定着させる定着
装置58を制御する。
【0064】操作パネル90は、パネルCPU151、
スタートキー152、液晶表示部153などから構成さ
れている。パネルCPU151は、操作パネル90全体
を制御する。スタートキー152は、コピーの開始、あ
るいはファクシミリ送信の開始などを指示するものであ
る。上記液晶表示部153は、タッチパネル153a内
蔵の液晶パネルで構成される。
【0065】また、画像データバス160は、画像デー
タを送受信する経路である。この画像データバス160
には、画像処理部106、ページメモリ109、ファク
シミリ通信部110、プリントデータ受信部111、画
像補正部134、LDドライブ回路145などが接続さ
れている。
【0066】次に、フィニッシャ80について説明す
る。フィニッシャ80は、フィニッシャCPU171、
ROM172、RAM173、ビン移動機構174、ス
テープル機構175、紙搬送部176などから構成され
ている。
【0067】上記フィニッシャCPU171は、プリン
タCPU141との双方向の通信を行う。フィニッシャ
CPU171は、プリンタ部6が画像形成処理を実行す
る際に、フィニッシャの動作に関わる処理時間等をプリ
ンタCPU141に送信するようになっている。上記ビ
ン移動機構174は、ビン82、84を移動させる機構
である。ステープル機構175は、ステープル処理を実
行する際に、上記ステープラ81を駆動させるものであ
る。上記紙搬送部176は、フィニッシャ80内の紙の
搬送を制御するものである。
【0068】図3は、システムCPU101、プリンタ
CPU141、およびフィニッシャCPU171間の信
号のやり取りについて説明するための図である。
【0069】ユーザによるスタートボタン152の押
下、パーソナルコンピュータ(図示しない)からのプリ
ンタ印刷、あるいはファクシミリ文書の受信印刷などの
印刷動作の開始要求は、システムCPU101からプリ
ンタCPU141へ送信される。この印刷動作の開始要
求には、用紙サイズ、給紙位置などとともに、排紙位置
を示す情報(排紙ビン情報)などの情報が含まれてい
る。
【0070】システムCPU101から印刷動作の開始
要求を受けたプリンタCPU141は、フィニッシャC
PU171へ排紙ビン情報、およびビン移動要求などを
送信する。
【0071】プリンタCPU141から排紙ビン情報、
およびビン移動要求を受けたフィニッシャCPU171
は、ビン移動状態のステータスを示す信号、および排紙
間隔に必要となる時間としてのシート処理時間をプリン
タCPU141に送信する。ビンの移動状態のステータ
スを示す信号としては、排紙ビン82、84の移動が完
了した場合に、フィニッシャ80の準備完了を示す信号
(FIN−RDY信号)が送信される。また、排紙ビン
82、84が移動中の場合、フィニッシャ80が準備中
であることを示す信号(FIN−BUY信号)が送信さ
れる。
【0072】また、プリンタ部6のNVM144には、
前回排紙したビン位置を記憶するための排紙ビン情報を
記憶する記憶エリア144aが設けられている。プリン
タCPU141は、この排紙ビン情報に基づいて、フィ
ニッシャ80の排紙ビン82、84の位置変化の有無を
判断するようになっている。
【0073】次に、フィニッシャ80を使用する場合の
動作のタイミングについて説明する。
【0074】図4は、従来の制御の例として、フィニッ
シャ80の排紙ビンの移動中にモータ類を動作させたま
まとする場合のタイミングチャートを示す。図4では、
一例として、コピーモードでの印刷中に、プリンタ印刷
要求を受けた場合の動作について説明する。
【0075】図4に示すように、スタートキー152が
押下された場合、まず、プリンタCPU141は、メイ
ンモータ31等の各種モータを動作させる。プリンタC
PU141は、メインモータ31等の各種モータ類の回
転が安定した後、紙搬送部147による用紙の給紙動作
を開始する。プリンタCPU141は、アライニング前
センサ68により用紙が検知されると、給紙動作を完了
する。すると、プリンタCPU141は、レジストロー
ラ66をオンし、印刷動作を開始する。
【0076】この印刷動作中に、プリンタ印刷要求を受
けると、プリンタCPU141は、実行中の印刷動作に
連続して実行するプリントジョブ(マルチジョブ)とし
て要求されたプリンタ印刷処理を登録する。
【0077】その後、コピー動作が終了すると、プリン
タCPU141は、モータ類の動作を停止することな
く、連続して実行するプリントジョブのための用紙の給
紙動作を開始する。この際、プリンタCPU141は、
フィニッシャCPU171に排紙ビン情報とビン移動要
求とを送信する。この排紙ビン情報とビン移動要求とを
受信したフィニッシャCPU171は、排紙ビン82、
84の移動動作を開始する。排紙ビン82、84の移動
動作が完了すると、フィニッシャCPU171は、プリ
ンタCPU141にFIN−RDY信号を送信する。
【0078】プリンタCPU141は、フィニッシャC
PU171からのFIN−RDY信号を受信すると、レ
ジストローラ66をオンして画像形成動作を開始する。
【0079】このように、連続して印刷動作の開始要求
がある場合に、各種モータ類をオフすることなく、給紙
動作を繰り返す。すると、排紙ビンに変化がある場合
に、モータ類を空転する時間が長くなる。
【0080】図5は、この発明の制御の例として、フィ
ニッシャ80の排紙ビンの移動中にモータ類の動作を一
旦停止させる場合のタイミングチャートを示す。図5で
は、図4と同様に、コピーモードでの印刷中に、プリン
タ印刷要求を受けた場合の動作について説明する。
【0081】図5に示すように、コピーモードによる印
刷動作中に、プリンタ印刷要求を受けると、プリンタC
PU141は、実行中の印刷動作に連続して実行するプ
リントジョブ(マルチジョブ)として要求されたプリン
タ印刷処理を登録する。
【0082】その後、コピーモードによる印刷動作が終
了すると、まず、プリンタCPU141は、次のプリン
トジョブに対する排紙ビン情報とビン移動要求とをフィ
ニッシャCPU171に送信する。これに対して、フィ
ニッシャCPU171は、シート処理時間(第1の時
間)をプリンタCPU141に返信する。
【0083】このシート処理時間とは、フィニッシャC
PU171がプリンタCPU141に対して紙の排紙間
隔を時間で指示するものである。つまり、シート処理時
間は、フィニッシャのビンの移動などのために、前の用
紙の排紙から次の用紙の排紙までに必要となる時間であ
る。
【0084】また、排紙ビン情報とビン移動要求とを送
信した後、プリンタCPU141は、マージン等を考慮
した各種モータの立ち上げに要する時間に基づいて「各
種モータ類の立ち上げに要する時間の最大時間」(第2
の時間)と、「給紙開始からレジストローラ66までの
搬送に要する時間」(第3の時間)とを判断する。
【0085】プリンタCPU141は、上記「各種モー
タ類の立ち上げに要する時間の最大時間」と上記「給紙
開始からレジストローラ66までの搬送に要する時間」
とを足し合わせた時間(この時間をとする)を、上記
「シート処理時間」(この時間をとする)から差し引
いた時間(この時間をCとする)を算出する。
【0086】この際、プリンタCPU141は、A≧B
の場合、各種モータ類をC時間分停止させ、A<Bの場
合、各種モータ類を停止させずに空転させる。図5に示
す例では、A≧Bであり、排紙ビンの移動要求した際
に、プリンタCPU141は、各種モータ類を一旦停止
させる。各種モータ類を停止させてからC時間経過した
際に、プリンタCPU141は、各種モータ類を駆動さ
せて印刷動作を実行する。
【0087】上記のように、従来は、給紙動作の開始時
にフィニッシャへの移動要求を送っていたものに対し、
システムCPUから印刷要求を受けた際に、フィニッシ
ャへ移動要求を送信するようにしたものである。すなわ
ち、コピーの開始が指示された際、プリンタ印刷要求が
発生した際、あるいはファクシミリ印刷要求が発生した
際、フィニッシャが動作を開始するようにしたものであ
る。
【0088】これにより、給紙動作を開始する際にフィ
ニッシャへ動作指示を送る場合に比べて、印刷処理のス
ピードアップが図れる。
【0089】次に、印刷開始時の制御について図6、お
よび図7に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0090】まず、ユーザによりスタートキー152が
押下された場合、メインCPU101は、コピーモード
による印刷動作の開始を判断する。印刷動作の開始を判
断した際、システムCPU101は、プリンタCPU1
41に印刷の開始要求を送信する。この印刷の開始要求
には、排紙ビンの指定する情報(排紙ビン情報)、ある
いはステープル、ソートモード等のフィニッシャの動作
モードを指定する情報が含まれる。
【0091】この印刷の開始要求を受信したプリンタC
PU141は、要求された排紙ビン情報により今回の排
紙ビンの位置を判別する。プリンタCPU141は、N
VM144の記憶エリア144aから前回の排紙ビンの
位置を読み出し、今回の排紙ビンの位置と変化があるか
否かを判断する(ステップS1)。
【0092】この判断により前回の排紙ビンの位置と今
回の排紙ビンの位置との変化があると判断した場合、プ
リンタCPU141は、フィニッシャCPU171へ排
紙ビン情報を送信する(ステップS2)。この際、プリ
ンタCPU141は、NVM(NV−RAM)144の
記憶エリア144aに記憶されている排紙ビン情報を今
回の排紙ビン情報に書き換える(ステップS3)。
【0093】一方、排紙ビン情報を受信したフィニッシ
ャCPU171は、排紙ビンの移動動作に要する時間を
判断する。この判断した排紙ビンの移動に要する時間に
基づいて、フィニッシャCPU171は、用紙の排紙間
隔の時間(シート処理時間)を判断する。フィニッシャ
CPU171は、シート処理時間を判断すると、プリン
タCPU141へシート処理時間を送信する。
【0094】プリンタCPU141は、フィニッシャC
PU171からのシート処理時間を受信した時に、各種
モータ類が動作中である場合(ステップS5)、「シー
ト処理時間」が、「各種モータ類の立ち上げに要する時
間の最大時間」と「給紙開始からレジストローラまでの
搬送に要する給紙時間」とを足し合わせた時間よりも長
いか否かを判断する(ステップS6)。
【0095】この判断によりシート処理時間が長いと判
断した場合、プリンタCPU141は、各種モータ類を
オフし(ステップS7)、フィニッシャCPU171に
排紙ビン82、84の移動要求を送信する(ステップS
8)。
【0096】この際、プリンタCPU141は、「シー
ト処理時間」から「各種モータ類の立ち上げに要する時
間の最大時間」と「給紙開始からレジストローラまでの
搬送に要する給紙時間」とを差し引いた時間を待機時間
として算出する。プリンタCPU141は、各種モータ
類をオフした時からタイマ141aによりカウントし、
算出した待機時間分待機する(ステップS9)。
【0097】待機時間が経過すると、プリンタCPU1
41は、各種モータ類が駆動中か否かを判断し(ステッ
プS10)、駆動中でない場合、各種モータ類をオンす
る(ステップS11)。プリンタCPU141は、実際
にフィニッシャ80の動作が準備が完了したか否かを確
認するために、フィニッシャCPU171からのFIN
−RDY信号を受信したか否かを判断する(ステップS
12)。
【0098】ここで、フィニッシャ80の動作が完了し
ていることを示すFIN−RDY信号をフィニッシャC
PU171から受信した場合、プリンタCPU141
は、フィニッシャ80の動作が完了したことを確認す
る。また、フィニッシャ80が動作中であることを示す
FIN−BUY信号をフィニッシャCPU171から受
信した場合、プリンタCPU141は、フィニッシャ8
0が動作中であることを判断する。
【0099】このように、フィニッシャCPU171か
らのFIN−RDY信号あるいはFIN−BUY信号を
確認することによりフィニッシャ80の動作が完了して
いるか否かを確認することができ、フィニッシャ80の
動作の不具合によるデジタル複写機本体のトラブルを防
ぐことができる。
【0100】フィニッシャCPU171からFIN−R
DY信号を受信すると、プリンタCPU141は、紙搬
送部147により用紙の給紙動作を開始する(ステップ
S13)。この給紙動作に間、プリンタCPU141
は、レジストローラ66手前で用紙の待機処理を行う
(ステップS14)。プリンタCPU141は、給紙動
作が完了した際に、感光体ドラム30に形成されるトナ
ー像と用紙の搬送タイミングが一致するように、レジス
トローラ66を駆動する(ステップS15)。
【0101】これにより、用紙には、転写部で画像が転
写され、定着装置58で画像が定着される。この画像が
印刷された用紙は、外部搬送機構76を介してフィニッ
シャ80に排出される。フィニッシャ80への用紙の排
出が完了すると(ステップS16)、プリンタCPU1
41は、連続して実行する印刷動作においてプリントモ
ードに変化があるか否かを判断する(ステップS1
7)。
【0102】これにより、プリントモードに変化がある
と判断した場合、プリンタCPU141は、上記ステッ
プS1へ戻り、上記の処理を繰り返す。
【0103】また、プリントモードに変化がないと判断
した場合、プリンタCPU141は、メインCPU10
1からのプリント終了要求があるか否かを判断する(ス
テップS18)。この判断によりプリント終了要求がな
い場合、プリンタCPU141は、上記ステップS13
へ戻り、上記処理を繰り返す。また、プリント終了要求
がある場合、プリンタCPU141は、各種モータ類を
オフして印刷動作を終了する。
【0104】上記のように、フィニッシャの動作時間等
の各種モータ類以外の動作時間に応じて、各種モータ類
の動作を制御する。これにより、印刷処理の動作速度を
落とすことなく、各種モータ類の無駄な空転動作を排除
でき、メインモータにより駆動される感光体ドラム等の
消耗品の劣化速度を遅らせることができる。また、各種
モータ類の回転等で起きる騒音の発生時問を減少でき
る。
【0105】また、上記のような印刷動作を実行する場
合、メインCPU101は、印刷処理をプリントジョブ
単位で管理している。従って、プリンタCPU141
は、メインCPU101からのプリントジョブの実行要
求に応じて、印刷を実行するようになっている。
【0106】上記プリントジョブには、シングルジョブ
とマルチジョブとが存在する。シングルジョブは、前回
の印刷要求と、今回の印刷要求との間隔が離れている場
合、つまり、プリントジョブが連続していない場合のプ
リントジョブである。また、マルチジョブは、あるプリ
ントジョブを実行中に、連続するプリントジョブ、ある
いは割り込んで実行されるプリントジョブが存在する場
合のプリントジョブである。
【0107】次に、シングルジョブにおける印刷動作に
ついて図6、図7に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0108】シングルジョブの場合、プリントジョブの
開始する際に、上記図6の上記ステップS5で、各種モ
ータ類が停止中であると判断され、上記ステップS8へ
進む。すなわち、上記ステップS6、S7の処理が省略
される。
【0109】このため、フィニッシャCPU172への
ビン移動要求を送信した時から、「シート処理時間」か
ら「各種モータ類の立ち上げに要する時間の最大時間」
と「給紙開始からレジストローラまでの搬送に要する給
紙時間」と差し引いた時間が経過した際に、各種モータ
類がオンされるようになる。
【0110】これにより、1枚目のコピーにおける無駄
なモータ類の回転を無くすことができ、印刷動作におけ
るスピードを低下させることなく、消耗品のライフの向
上が図れる。
【0111】次に、マルチジョブにおける印刷動作につ
いて図6、図7に示すフローチャートを参照しつつ説明
する。
【0112】上記マルチジョブの場合、連続する他のプ
リントジョブに移行する際に、上記図7の上記ステップ
S17で、プリントモードの変化ありと判断され、上記
ステップS1へ進む。このステップS1で排紙ビン情報
に変化ありと判断された場合、上記ステップS2〜S4
の処理の後、上記ステップS5で、各種モータ類が動作
中と判断され、上記ステップS6へ進む。
【0113】このステップS6で、「シート処理時間」
(A)に対して「各種モータ類の立ち上げに要する時間
の最大時間」と「レジストローラまでの給紙に要する時
間」とを合計した時間(B)が小さい場合、つまり、
(A)≧(B)の場合、各種モータ類が一旦停止され、
フィニッシャCPU171へビン移動要求が送信され
る。
【0114】また、「シート処理時間」(A)に対して
「各種モータ類の立ち上げに要する時間の最大時間」と
「レジストローラまでの給紙に要する時間」とを合計し
た時間(B)が大きい場合、つまり、(A)<(B)の
場合、各種モータ類は停止されずに空転した状態で、フ
ィニッシャCPU171へビン移動要求が送信される。
【0115】これにより、マルチジョブの際に、モータ
の立ち上げ時間と用紙の給紙時間とを合計した時間に対
してシート処理時間が短い場合に、モータ類を一旦停止
させる無駄を防ぎ、効率の良い動作を実現できる。
【0116】さらなる特徴及び変更は、当該技術分野の
当業者には着想されるところである。それ故に、本発明
はより広い観点に立つものであり、特定の詳細な及びこ
こに開示された体表的な実施例に限定されるものではな
い。従って、添付されたクレームに定義された広い発明
概念及びその均等物の解釈と範囲において、そこから離
れること無く、種々の変更をおこなうことができる。
【0117】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、印刷処理の動作速度を落とすことなく、画像形成装
置本体の画像形成動作以外の動作のために、発生する無
駄な動作を抑制し、消耗品の劣化を抑えることができる
画像形成装置と画像形成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の画像形成装置に関わるデジタル複
写機の概略構成を示す断面図。
【図2】 デジタル複写機の内部構成を示すブロック
図。
【図3】 システムCPU、プリンタCPU、およびフ
ィニッシャCPUの信号の流れを説明するための図。
【図4】 フィニッシャの動作時に各種モータ類を動作
させたままとする場合のタイミングチャート。
【図5】 フィニッシャの動作に応じて各種モータ類の
動作を一旦停止させる場合のタイミングチャート。
【図6】 フィニッシャが装着されているデジタル複写
機の印刷動作を説明するためのフローチャート。
【図7】 フィニッシャが装着されているデジタル複写
機の印刷動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…デジタル複写機 4…スキャナ部 6…プリンタ部 9…自動原稿送り装置 31…メインモータ 48…上段カセット 50…下段カセット 62…給紙ローラ 66…レジストローラ 80…フィニッシャ 82、84…排紙ビン 100…主制御部 101…システムCPU 147…紙搬送部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−60041(JP,A) 特開 平5−338260(JP,A) 特開2000−10359(JP,A) 特開 平7−334039(JP,A) 特開 平8−152834(JP,A) 特開 昭60−205464(JP,A) 特開 平11−48577(JP,A) 特開 平1−271372(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/14 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 303 G03G 15/00 510 - 534 B41J 29/00 - 29/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被画像形成媒体を給紙する給紙手段と、
    この給紙手段により給紙した被画像形成媒体に画像を形
    成する画像形成手段と、この画像形成手段により画像形
    成された被画像形成媒体を所定の位置から排出する排出
    手段とを具備し、上記排出手段により上記排出口から排
    出される被画像形成媒体を積載する移動可能な複数の排
    紙ビンを有するフィニッシャが接続される画像形成装置
    において、 上記フィニッシャの排紙ビンの状態を記憶する記憶手段
    と、 画像形成処理の開始要求が発生した際、当該画像形成処
    理の排紙ビン情報と上記記憶手段に記憶されている排紙
    ビンの状態とに基づいて上記フィニッシャの排紙ビンの
    位置に変更があるか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により排紙ビンの位置の変更があると判断
    した際に、当該画像形成処理の排紙ビン情報を上記フィ
    ニッシャへ送信し、上記排紙ビン情報に基づく排紙ビン
    の移動するのに要する第1の時間を上記フィニッシャか
    ら受信する通信手段と、 この通信手段により上記フィニッシャから受信した上記
    第1の時間が、上記画像形成手段の立ち上げに要する所
    定時間と上記給紙手段により被画像形成媒体を上記画像
    形成手段に給紙するのに要する所定時間とを足し合わせ
    た第2の時間よりも短い場合、上記フィニッシャへ排紙
    ビンの移動開始要求を送信するとともに、上記画像形成
    手段の起動を開始する第1の制御手段と、 上記通信手段により上記フィニッシャから受信した上記
    第1の時間が上記第2の時間以上である場合、上記フィ
    ニッシャへ排紙ビンの移動開始要求を送信し、上記第1
    の時間から上記第2の時間を減算した第3の時間だけ上
    記画像形成手段の動作を停止させた後に上記画像形成手
    段の起動を開始する第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 被画像形成媒体を給紙する給紙手段と、
    この給紙手段により給紙した被画像形成媒体に画像を形
    成する画像形成手段と、この画像形成手段により画像形
    成された被画像形成媒体を所定の位置から排出する排出
    手段とを具備し、上記排出手段により上記排出口から排
    出される被画像形成媒体を積載する移 動可能な複数の排
    紙ビンを有するフィニッシャが接続される画像形成装置
    の画像形成方法であって、 上記フィニッシャの排紙ビンの状態を記憶手段に記憶し
    ておき、 画像形成処理の開始要求が発生した際、当該画像形成処
    理の排紙ビン情報と上記記憶手段に記憶されている排紙
    ビンの状態とに基づいて上記フィニッシャの排紙ビンの
    位置に変更があるか否かを判断し、 この判断により排紙ビンの位置に変更があると判断した
    際に、当該画像形成処理の排紙ビン情報を上記フィニッ
    シャへ送信し、 上記排紙ビン情報に基づく排紙ビンの移動するのに要す
    る第1の時間を上記フィニッシャから受信し、 上記フィニッシャから受信した上記第1の時間に対し
    て、上記画像形成手段の立ち上げに要する所定時間と上
    記給紙手段により被画像形成媒体を上記画像形成手段に
    給紙するのに要する所定時間とを足し合わせた第2の時
    間を比較し、 上記第1の時間が上記第2の時間よりも短い場合、上記
    フィニッシャへ排紙ビンの移動開始要求を送信するとと
    もに、上記画像形成手段による画像形成処理を開始し、 上記第1の時間が上記第2の時間以上である場合、上記
    フィニッシャへ排紙ビンの移動開始要求を送信し、上記
    第1の時間から上記第2の時間を減算した第3の時間だ
    け上記画像形成手段を停止させた後に上記画像形成手段
    の起動を開始する、 ことを特徴とする画像形成方法。
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