JP3449237B2 - 多軸コントローラ - Google Patents

多軸コントローラ

Info

Publication number
JP3449237B2
JP3449237B2 JP25444898A JP25444898A JP3449237B2 JP 3449237 B2 JP3449237 B2 JP 3449237B2 JP 25444898 A JP25444898 A JP 25444898A JP 25444898 A JP25444898 A JP 25444898A JP 3449237 B2 JP3449237 B2 JP 3449237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
speed
pulse
data
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25444898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000084875A (ja
Inventor
誠 布谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP25444898A priority Critical patent/JP3449237B2/ja
Publication of JP2000084875A publication Critical patent/JP2000084875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3449237B2 publication Critical patent/JP3449237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットなどの多
軸のモータの制御に使用される多軸コントローラに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】図3に示すように、X軸、Y軸、Z軸の
3軸による直線補間制御を行う場合、合成速度は、 F=√(FX 2+FY 2+FZ 2) となる。この合成速度Fを維持するには、各軸の速度F
X,FY,FZを、サイクルタイム毎に各軸が移動する距
離をX,Y,Z(指令出力点の座標と現在位置の座標の
差により求められる)として、 FX=F*X/√(X2+Y2+Z2) FY=F*Y/√(X2+Y2+Z2) FZ=F*Z/√(X2+Y2+Z2) ・・・(1) を確保しなければならない。 【0003】上記指令出力点は、図4に示すように、指
令された終点の座標と始点(現在位置)の座標を結ぶ軌
跡をサイクルタイムで分割して求める。従来、多軸コン
トローラは、位置(終点の座標)と速度(上記合成速度
F)が指令されると、計測している現在位置の座標から
上記指令出力点を求め、上記直線補間の式(1)によ
り、各軸の速度FX,FY,FZを演算している。この演
算処理はソフトウェアで行っており、演算処理時間が速
いほど合成速度Fが速くなっても対応できる軌跡精度を
確保することができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記補間動作を達成す
るために、現在位置と速度を常に監視しているが、湿度
や温度やパラメータの誤差により左右される軌跡精度
(図4参照)を達成するには、各軸の速度を管理するし
かない。そのためには、一定のサイクルタイム毎にその
ときの現在位置を確認し、その位置を補正するために、
指令速度をパルス周波数で制御している。しかし、その
手法として位置検出にはカウンタが用いられているた
め、結局、実時間での速度は確認できず、一定サイクル
タイムでの一定時間時でしか速度を切り替えることしか
できない。したがって、軌跡精度が保てなくなり、他の
装置に接触するなどの問題が発生する恐れがある。 【0005】そこで、本発明は、常に必要な軌跡精度を
維持できる多軸コントローラを提供することを目的とし
たものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、指令された終点位置の座標と速度に
応じて、各軸の速度を演算し、各軸のモータを駆動する
多軸コントローラであって、前記各軸のモータに連結さ
れたエンコーダより出力されるパルスをカウントして現
在位置を検出する現在位置検出手段と、前記終点位置の
座標と前記現在位置検出手段により検出された現在位置
の座標から各軸の移動距離を演算し、各軸の速度を、前
記指令された速度と、演算した各軸の移動距離より求め
る速度演算手段とを備え、各軸毎にそれぞれ、前記速度
演算手段より出力された軸の速度を指令パルスに変換
し、この指令パルスと前記エンコーダよりフィードバッ
クされた位置パルスをそれぞれアナログに変換し、これ
らアナログに変換された指令データとフィードバック位
置データとの偏差を演算し、この偏差を前記指令データ
に加算し、この加算したデータに応じて軸指令パルスを
前記モータへ出力するパルスコントロール手段を備え
前記各パルスコントロール手段をハードウェアにより形
成したことを特徴とするものである。 【0007】上記構成によれば、パルスコントロール手
段がハードウェアにより形成され、このパルスコントロ
ール手段において、速度演算手段より出力された軸の速
度が指令パルスに変換され、この指令パルスとエンコー
ダよりフィードバックされた位置パルスがそれぞれアナ
ログに変換され、これらアナログに変換された指令デー
タとフィードバック位置データとの偏差が演算され、こ
の偏差が前記指令データに加算され、この加算されたデ
ータに応じて軸指令パルスがモータへ出力される。この
ように、ハードウェアにより形成されるパルスコントロ
ール手段において、エンコーダからのモータの速度のフ
ィードバックが実時間で行われ、モータの軸指令パルス
が実時間で制御されることにより、速度演算手段による
各軸の速度の演算処理時間に左右されることなく、速度
が制御される。速度が実時間で制御されることによっ
て、軌跡の精度が維持される。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る多軸コントローラのブロック図である。 【0009】図1において、1は上位のコンピュータで
あり、このコンピュータ1より、多軸コントローラ2の
CPU3へパラメータ(位置、速度)などが設定され
る。CPU3は、予め設定された多軸コントローラ2の
精度に基づいて軌跡精度を維持するサイクルタイムCを
演算し、このサイクルタイムCと入力した上記パラメー
タをメモリ4へ記憶する。 【0010】5は、各軸の速度を演算する速度演算部
(速度演算手段)であり、メモリ4に記憶されたパラメ
ータの位置(指令位置/終点の座標)と後述するカウン
タより入力する現在位置の座標から各軸のサイクルタイ
ムC毎の指令出力点を求め、現在位置と次に目指す指令
出力点間の移動距離X,Y,Zを求め、この求めた移動
距離X,Y,Zとパラメータの速度(指令速度/合成速
度F)を用いて、直線補間の式(1)により上記サイク
ルタイムC毎の指令出力点を目指す各軸の速度F X
Y,FZを求めている。 【0011】この速度演算部5において演算された各軸
の速度FX,FY,FZは、各軸毎に設けたパルスコント
ロール部(パルスコントロール手段)6X,6Y,6Z
へ出力され、これらパルスコントロール部6X,6Y,
6Zから入力した速度FX,FY,FZに応じた周波数の
パルスが各軸のモータドライバ7X,7Y,7Zへ出力
され、これらモータドライバ7X,7Y,7Zにより各
軸のモータ8X,8Y,8Zが駆動される。 【0012】またモータ8X,8Y,8Zの回転軸にそ
れぞれ連結されているエンコーダ9X,9Y,9Zから
モータ駆動に比例したパルスが出力され、パルスコント
ロール部6X,6Y,6Zへフィードバックされ、また
カウンタ(現在位置検出手段の一例)10X,10Y,10Z
へ入力される。カウンタ10X,10Y,10Zにおいて各エ
ンコーダ9X,9Y,9Zから出力されるパルスがカウ
ントされ、各軸の現在位置の座標が計測され、計測され
た現在位置の座標は上記速度演算部5へ入力される。 【0013】上記パルスコントロール部6は、ハードウ
ェアにより形成されている。X軸のパルスコントロール
部6Xを例にとって図2の機能ブロック図に基づいて詳
細に説明する。 【0014】11は、速度演算部5より出力された速度F
Xを位置パルスに変換するパルス生成部、12A,12Bは
それぞれ、パルス生成部11から出力された指令パルス
と、エンコーダ9Xよりフィードバックされた位置パル
スをアナログに変換するD/A変換部、13は、D/A変
換部12より出力された指令データとフィードバック位置
データとの偏差を演算し、この偏差を指令データに加算
する差動出力部、14は、差動出力部13から出力された出
力データに応じて軸指令パルスをドライバ7Xへ出力す
るパルス出力部である。 【0015】このハードウェアのパルスコントロール部
6Xにより、サイクルタイム毎に変化する速度FXによ
り形成された位置データに、実時間でモータ8Xの速度
がフィードバックされて軸指令パルスがドライバ7Xへ
出力される。またパルスコントロール部6Xでは、位置
精度がハードウェアにより管理されていることから、ソ
フトウェア(速度演算部5)の演算処理時間に左右され
ることがなくなる。 【0016】このように、ハードウェアのパルスコント
ロール部6X,6Y,6Zを設け、速度のフィードバッ
クを実時間で行い、速度を実時間で制御することによ
り、ソフトウェアの演算処理時間に左右されることがな
くなり、サイクルタイムによる速度、位置誤差を解消す
ることができ、軌跡の精度を維持した多軸補間制御を行
うことができる。 【0017】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ハー
ドウェアで形成されるパルスコントロール手段におい
て、モータの速度のフィードバックが実時間で行われ、
モータの軸指令パルスが実時間で制御されることによ
り、ソフトウェアの演算処理時間に左右されることがな
くなり、サイクルタイムによる速度、位置誤差を解消す
ることができ、軌跡の精度を維持した多軸補間制御を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態における多軸コントローラ
のブロック図である。 【図2】同多軸コントローラのパルスコントロール部の
ブロック図である。 【図3】多軸コントローラの説明図である。 【図4】多軸コントローラの説明図である。 【符号の説明】 1 上位コンピュータ 2 多軸コントローラ 3 CPU 4 メモリ 5 速度演算部(速度演算手段) 6X,6Y,6Z パルスコントロール部(パルスコ
ントロール手段) 7X,7Y,7Z ドライバ 8X,8Y,8Z モータ 9X,9Y,9Z エンコーダ 10X,10Y,10Z カウンタ(現在位置検出手段) 11 パルス生成部 12 D/A変換部 13 差動出力部 14 パルス出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 9/10 G05B 19/18 G05D 3/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 指令された終点位置の座標と速度に応じ
    て、各軸の速度を演算し、各軸のモータを駆動する多軸
    コントローラであって、 前記各軸のモータに連結されたエンコーダより出力され
    るパルスをカウントして現在位置を検出する現在位置検
    出手段と、 前記終点位置の座標と前記現在位置検出手段により検出
    された現在位置の座標から各軸の移動距離を演算し、各
    軸の速度を、前記指令された速度と、演算した各軸の移
    動距離より求める速度演算手段と、を備え、 各軸毎にそれぞれ、前記速度演算手段より出力された軸
    の速度を指令パルスに変換し、この指令パルスと前記エ
    ンコーダよりフィードバックされた位置パルスをそれぞ
    れアナログに変換し、これらアナログに変換された指令
    データとフィードバック位置データとの偏差を演算し、
    この偏差を前記指令データに加算し、この加算したデー
    タに応じて軸指令パルスを前記 モータへ出力するパルス
    コントロール手段を備え 前記各パルスコントロール手段をハードウェアにより形
    成したこと を特徴とする多軸コントローラ。
JP25444898A 1998-09-09 1998-09-09 多軸コントローラ Expired - Fee Related JP3449237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25444898A JP3449237B2 (ja) 1998-09-09 1998-09-09 多軸コントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25444898A JP3449237B2 (ja) 1998-09-09 1998-09-09 多軸コントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000084875A JP2000084875A (ja) 2000-03-28
JP3449237B2 true JP3449237B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=17265160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25444898A Expired - Fee Related JP3449237B2 (ja) 1998-09-09 1998-09-09 多軸コントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3449237B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111338399A (zh) * 2019-12-12 2020-06-26 珠海博杰电子股份有限公司 一种多轴运动控制结构及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000084875A (ja) 2000-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8701298B2 (en) Coordinate measuring machine
CN109129414B (zh) 控制装置、机器人以及机器人***
US5025385A (en) Multiple axis motion control system
CN105033996B (zh) 基于手推示教式五轴水平关节机器人的控制***
US4947336A (en) Multiple axis motion control system
CN107908191B (zh) 一种串并联机器人的运动控制***和方法
CN105204441B (zh) 手推示教式五轴抛光打磨机器人
JPS59501806A (ja) モ−タ用制御、力感知法及び装置
CN112099435B (zh) 诊断装置以及诊断方法
US9434075B2 (en) Method for operating a multi-limb manipulator
CN105929791B (zh) 平面直角坐标运动***的直接轮廓控制方法
CN110181520A (zh) 多轴机器人控制***及其控制方法
EP0227842A1 (en) Digitizing method
CN114102606A (zh) 机器人运动信息规划方法及相关装置
JPH10128688A (ja) ロボットの非干渉化制御方法
JP3449237B2 (ja) 多軸コントローラ
JPS58208612A (ja) 測定方法および測定装置
JP3419319B2 (ja) 多軸コントローラ
JP2003157114A (ja) ロストモーション補正方法およびロストモーション補正装置
JP2004086434A (ja) 速度指令型同期制御装置
JP4819515B2 (ja) 移動のための多軸制御を提供する分散型移動制御装置を有する交流サーボシステムとその制御方法
JPS6246003B2 (ja)
JPH06301423A (ja) 多軸の制御システム
CN108265507A (zh) 一种鬃毛床的驱动控制***
JP2004259214A (ja) 位置決めユニット及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees