JP3827878B2 - 携帯電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機に関し、特に通話中に音声を断続的に無音にする携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機の通話切断方法について以下に説明する。
従来の携帯電話機において通話を切断するには、使用者が通話終了ボタンを押下することにより通話を切断する場合と、使用者の意に反して携帯電話機が受信信号の受信電界レベルを検出し、受信電界レベルが予め定められた値に達しない時に強制的に通話を切断する場合とが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、使用者が通話を一方的に終了させたい場合、使用者が通話を終了したいことを伝えてしまうと相手に不快感を与えてしまうのではないかと危惧してしまうため、使用者は通話を一方的に切ることができず、必要以上に通話を継続しなければならないという問題が生じていた。
【0004】
本発明の目的は、携帯電話機において、従来の通話中に使用者が通話を終了したい旨を相手に伝えることなく、又通話を終了したい旨を相手に伝えることによって相手へ不快感を与えることなく通話を切断できないという問題を解決し、通話中に使用者が携帯電話機の無音発生ボタンを押下して、音声信号に無音を断続的に発生させることにより、相手に基地局からの電波の受信電界レベルが劣化したため通話が切断したのだと認識させる携帯電話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯電話機では、通話時において断続的に無音を発生させるためのボタンを押下することにより、相手側に電波状態の劣化を認識させるように断続的に音声信号を無音して出力し、前記ボタンの押下から一定時間経過すると、通話を切断することを特徴としているため、通話相手に通話を終了したい旨を伝えることなく通話を切断することができる。
【0006】
また、本発明に係る携帯電話機では、通話時において断続的に無音を発生させるための操作キーを押下することにより、相手側に電波状態の劣化を認識させるように断続的に音声信号を無音にして出力し、操作キーの押下から一定時間経過すると、通話を切断することができる携帯電話機であって、無音を発生させるための操作キーが押下されると、断続的に音声信号を無音にして出力し、操作キーの押下から一定時間経過すると、通話相手の電話番号データを記憶手段に格納した状態で通話を切断し、通話終了後の新たな着信に対して、該着信の電話番号データと記憶手段に格納されている電話番号データとの比較を行い、一致した場合には、着信が通話を切断した相手であることを報知することを特徴としており、新たな着信に対して通話を開始しなくても、使用者が強制的に通話を終了した相手か否かを確認することができる。
【0007】
また、本発明に係る携帯電話機では、音声信号に無音を断続的に発生させるためのボタンを有する操作部と、予め少なくとも一つの無音発生時間と無音断続パターンとを記憶する記憶手段と、前記無音発生時間を計測するタイマと、前記音声信号に無音を断続的に発生する無音発生手段と、各部を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記操作部の無音を発生させるためのボタンが押下されたことを検知すると、前記記憶手段から無音発生時間と無音断続パターンとを読み出して、前記タイマを動作させると共に前記無音発生手段を前記無音断続パターンに応じて音声信号に無音を断続的に発生させ、前記タイマが無音発生時間を計測すると、通話を切断する制御を行う制御部であることを特徴としているため、通話相手に通話を終了したい旨を伝えることなく通話を終了することができ、更に必要以上の長電話を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の携帯電話機を説明する。
図1は本発明の携帯電話機の構成を示すブロック図であり、本例の携帯電話機は、基地局から送信される無線信号をアンテナ1を介して受信する受信部2と、受信した無線信号をアナログ信号に変換する受信側コーデック部3と、変換されたアナログ信号を音声信号に変換する受話部4と、変換された音声信号を出力するスピーカと5、音声信号を入力するマイク6と、入力された信号を音声信号に変換する送話部7と、音声信号をデジタル信号に変換する送信側コーデック部8と、変換されたデジタル信号をアンテナ1より基地局へ送信する送信部9と、無音発生ボタン等を備えて各種の操作を行う操作部10と、複数の無音断続パターンが記憶されているパターンテーブル20と無音発生ボタンを押下した相手の電話番号データが格納される発信者番号テーブル21を有し、更に無音発生ボタンが押下されてから一定時間を計測するための断続無音発生時間を記憶するメモリ11と、無音発生時間を計測するタイマ12と、発信者番号等を表示する表示部13と、着信の報知を行うLED14と、上記音声信号に無音信号を発生させる無音信号発生手段15と、上記各部を制御する制御部16とから構成されている。
【0009】
本発明の特徴部分である無音信号発生手段15は、音声信号に無音信号を発生させるトーン発生部17と、上記送話部7からの音声信号を送信側コーデック部8或いは上記トーン発生部17に出力するための切替部18とで構成される。
上記無音信号発生手段15は、上記制御部16が上記パターンテーブル20に予め記憶されている複数の断続パターンの内1つを読み出し、この読み出した断続パターンにより、上記無音信号発生手段15の切替部18の切替えを制御することによって、音声信号に無音信号が発生されるように動作する。
【0010】
上記断続パターンの一例を図4に示す。
図4に示すように音声信号(有音)から無音信号(無音)、無音信号(無音)から音声信号(有音)に切替えを行うタイミングを表わす複数種のパターン(パターン1・・・n)が予め上記パターンテーブル20に記憶されている。
【0011】
次に、本発明の携帯電話機の通話処理について説明する。
図2は、本発明の携帯電話機における通話時の無音発生処理を示すフローチャートである。
まず、制御部16は、操作部10の無音を発生させるための特定の操作キーが押下されると(ステップS101)、通話中であるか否かの判断が行われ(ステップS102)、通話状態でなければ上記操作を無効にして次の動作を待ち、処理を終了する。
【0012】
一方、通話中の場合には、上記制御部16は、基地局からの無線信号中に含まれる通話相手の発信者電話番号データをメモリ11のパターンテーブル20に記憶し(ステップS104)、次に、メモリ11から断続無音発生時間を読み出しタイマ12をスタートさせ(ステップS105)、更にメモリ11のパターンテーブル20に記憶されている複数の断続パターンの中から1つを選択する(ステップS106)。
【0013】
そして、制御部16は、選択された断続パターンに基づいて、無音発生手段15の切替部18の切替え制御を行い、送話部7からの音声信号中に無音信号を発生させ、この音声信号及び音声信号中に発生された無音信号を送信側コーデック部8によりデジタル信号に変換して、通話相手に電波の受信レベルが劣化している如くの音声信号を送信部9より送信して通話を行う(ステップS107)。
【0014】
制御部16は、次に上記タイマ12が一定時間経過したか否かを判断し(ステップS108)、一定時間経過していない場合には、上記ステップS107へ戻り通話の継続を行い、また、一定時間経過した場合には、通話圏外となり通話が強制的に終了したことを示す強制終了伝文をメモリ11から読み出して、この読み出した強制終了伝文を送信部9より基地局へ送信する(ステップS109)。この強制終了伝文送信後、制御部16は、待ち受け状態に移行して処理を終了する(ステップS110)。
【0015】
このような通話処理とすることにより、通話相手に通話を終了したい旨を伝えることなく、受信電波の劣化が原因で通話が切断されたとの認識をさせることができ、更にタイマにより通話時間の管理を行うため必要以上の長電話を防止することができる。
【0016】
次に、本発明の携帯電話機の新たな着信を受けた時の処理について説明する。図3は、本発明の携帯電話機における新たな着信を受けた時の通話処理を示すフローチャートである。
まず、制御部16は、新たな着信を受けると(ステップS201)、上記した発信者番号テーブル21に記憶されている発信者電話番号と新たな着信の発信者電話番号データとの比較を行い(ステップS202)、比較の結果、両者が一致しない場合には、上述した操作部10の無音を発生させるための特定の操作キーの押下により強制的に通話を切断した通話相手てではないため、送話部の通話開始キーを押下することにより、通話の開始を行う(ステップS203)。
【0017】
一方、両者が一致すると、発信者は操作部10の無音を発生させるための特定の操作キーの押下により強制的に通話を切断した通話相手であるため、 LED14の点滅表示により強制的に通話を終了した相手であること報知し、表示部13に通話相手の発信者電話番号を表示して(ステップS205)、処理を終了する。
【0018】
このような着信処理とすることにより、新たな着信に対して、使用者が強制的に通話を終了した相手か否かをLEDの点滅表示或いは発信者電話番号に表示により確認することができる。
尚、使用者が一方的に通話を終了した通話相手か否かの報知をLED表示により説明したが、LED表示に限らず、着信を報知する報知部の着信動作を通常の着信と使用者が強制的に通話を終了した相手からの着信とを異なる着信動作とすることに実施することをできる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯電話機では、通話を一方的に終了させたい場合に、通話相手に通話を終了したい旨を伝えることなく通話を終了することができるため、通話相手に不快感を与えることなく通話を切断することができるという効果がある。
また、新たな着信に対しては、使用者が一方的に通話を終了した通話相手か否かをLEDの点滅表示或いは発信者電話番号に表示により確認することができるという効果がある。
また、タイマにより通話時間を制御するため、通話を一方的に終了させたい通話相手との通話時間を必要以上の長電話を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の携帯電話機の通話処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の携帯電話機の新たな着信を受けた時の着信処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の無音断続パターン例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 受信部
3 受信側コーデック部
4 受話部
5 スピーカ
6 マイク
7 送話部
8 送信側コーデック部
9 送信部
10 操作部
11 メモリ
12 タイマ
13 表示部
14 LED
15 無音発生手段
16 制御部
17 トーン発生部
18 切替部
20 パターンテーブル
21 発信者番号テーブル
Claims (1)
- 通話時において断続的に無音を発生させるための操作キーを押下することにより、相手側に電波状態の劣化を認識させるように断続的に音声信号を無音にして出力し、操作キーの押下から一定時間経過すると、通話を切断することができる携帯電話機であって、無音を発生させるための操作キーが押下されると、断続的に音声信号を無音にして出力し、操作キーの押下から一定時間経過すると、通話相手の電話番号データを記憶手段に格納した状態で通話を切断し、通話終了後の新たな着信に対して、該着信の電話番号データと記憶手段に格納されている電話番号データとの比較を行い、一致した場合には、着信が通話を切断した相手であることを報知することを特徴とする携帯電話機。
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