JP3447678B2 - ブラシレスモータの駆動回路 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動回路

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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/24Arrangements for stopping
    • HELECTRICITY
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラシレスモータの
駆動回路に関し、特に自動車用空調装置で車室内の所定
位置の空気を吸引して車室内温度をサンプリングするた
めのファンモータとして使用されるブラシレスモータの
駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用空調装置の中には、
車室内の所定位置における空気温度をサンプリングして
車室内の温度が設定温度になるように温度調整すること
が行われているものがある。空気温度を検出する装置と
してインカーセンサが知られている。このインカーセン
サは、サーミスタとアスピレータとから構成され、アス
ピレータは車室内の空気を吸引してサーミスタに導くフ
ァンとこのファンを駆動するモータとから構成されてい
る。アスピレータに使用されるモータは、空気の吸い込
み口が比較的頭部に近い場所に設置される場合があるた
め、静粛性が要求されることから、ブラシレスモータが
使用されている。このようなブラスレスモータを駆動す
る回路の例を以下に示す。
【0003】図4は従来のブラシレスモータの駆動回路
の一例を示す回路図である。このブラシレスモータの駆
動回路は、2つの駆動コイルL11,L12を備えたモ
ータのための駆動回路であって、無安定マルチバイブレ
ータ回路を構成する2つのトランジスタTR1,TR
2、抵抗R11,R12およびコンデンサC11,C1
2と、発振回路1とから構成されている。
【0004】駆動コイルL11,L12は、トランジス
タTR1,TR2のコレクタに接続され、トランジスタ
TR1,TR2のコレクタおよびコンデンサC11,C
12は、発振回路1内でたすき掛け接続されている。発
振回路1は、トランジスタTR1,TR2のコレクタお
よびコンデンサC11,C12を受けて駆動コイルL1
1,L12に発生する逆起電力(ブレーキトルク)を監
視し、モータの停止状態を検出した場合に、特定周波数
の発振を開始し、その発振出力を抵抗R13を介して外
部出力端子SG−OUTに供給するようになっている。
【0005】電源±Vが印加されているとき、トランジ
スタTR1,TR2は、抵抗R11,R12およびコン
デンサC11,C12の時定数によって決まる発振周波
数でオン・オフ動作を繰り返し、これによって逆方向に
捲回された駆動コイルL11,L12に電流が交互に流
れることで、モータをある方向に連続して回転駆動する
ことができる。この通常回転のときは、抵抗R11およ
びコンデンサC11の時定数によって決まる発振周波数
の周期よりも短い周期で発振し、モータを回転させてい
る。
【0006】発振回路1は、何らかの要因でモータの回
転が停止するロック状態になって、モータの駆動コイル
L11,L12の逆起電力を検出すると、抵抗R11お
よびコンデンサC11の時定数によって決まる特定周波
数の自己発振を行い、その発振出力信号を抵抗R13を
介して外部出力端子SG−OUTより外部の回路へ出力
する。
【0007】図5は従来のブラシレスモータの駆動回路
の別の例を示す回路図である。このブラシレスモータの
駆動回路は、モータの回転を検出するサーチコイルL2
1とモータを回転駆動する駆動コイルL22とを備えた
モータのための駆動回路であって、トランジスタTR1
1〜TR13、抵抗R21〜R23、コンデンサC21
およびダイオードD1によって構成されている。
【0008】サーチコイルL21は、カレントミラー回
路構成のトランジスタTR11,TR12のベース間に
接続され、ロータのマグネット移動によって誘起される
電圧を検出するようにしている。トランジスタTR13
は、抵抗R22,R23を介してベースに電流が供給さ
れることによりオン動作して駆動コイルL22を駆動
し、サーチコイルL21が検出した誘起電圧によってト
ランジスタTR12がオン動作されることにより抵抗R
23を介して供給される電流が絶たれることでオフ動作
される。このように、このトランジスタTR13による
駆動コイルL22のオン・オフ駆動で推進トルクを発生
させ、モータを回転駆動するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブラシレスモータの駆動回路において、無安定マルチバ
イブレータ回路の構成を有するものでは、モータの停止
状態を外部に伝達する発振回路を備えているが、回路構
成が複雑であり、温度変化による発振周波数が安定しな
いという問題点がある。
【0010】また、サーチコイルを利用したブラシレス
モータの駆動回路は、回路構成が簡単であり、温度特性
が優れているが、モータの回転が停止したことを外部に
知らせる機能を持っていないため、回転動作中に止まっ
たとしても、外部では回転停止を知ることはできないと
いう問題点がある。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、構成が簡単でモータの回転停止検知機能を備
えたブラシレスモータの駆動回路を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、マグネットのロータ部を駆動する駆動コ
イルおよび前記ロータ部の回転を検出するサーチコイル
を備えたブラシレスモータの駆動回路において、前記サ
ーチコイルによる回転検出信号をもとにしてオン・オフ
動作するシュミットトリガ回路を構成し、出力には前記
駆動コイルの一端を接続した第1の演算増幅器と、前記
第1の演算増幅器のオン・オフ動作に同期して反転動作
をし、前記第1の演算増幅器のオン・オフ動作がないと
きには特定周波数で発振する発振回路を構成し、出力に
は前記駆動コイルの他端を接続するとともに外部回路へ
の出力端子が接続された第2の演算増幅器と、を備えて
いることを特徴とするブラシレスモータの駆動回路が提
供される。
【0013】このようなブラシレスモータの駆動回路に
よれば、第1および第2の演算増幅器で構成され、第2
の演算増幅器に、モータの回転が停止していることを外
部に知らせる回転停止検知機能を兼用させるようにし
た。これにより、簡単な構成でモータの回転停止を表す
信号を出力可能なブラシレスモータの駆動回路を実現で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明によるブラ
シレスモータの駆動回路を示す回路図である。
【0015】本発明によるブラシレスモータの駆動回路
は、第1の演算増幅器OP1によるシュミットトリガ回
路と第2の演算増幅器OP2による発振回路とから構成
されている。第1の演算増幅器OP1および第2の演算
増幅器OP2は、1つのパッケージに大電流駆動用の演
算増幅器を2個内蔵したデュアル構成の集積回路によっ
て構成している。また、サーチコイルL1は、ヨークに
捲回された駆動コイルL2に隣接配置されていて、駆動
コイルL2によって回転駆動されたマグネットの回転移
動による磁束変化を検出し、ロータ部の回転をモニタし
ている。
【0016】ブラシレスモータの駆動回路において、電
源端子+V,−Vには、抵抗R0およびコンデンサC0
よりなるフィルタが接続されている。このフィルタは、
電源ラインに重畳されたサージ電圧や高周波雑音を吸収
するためのものである。コンデンサC0の両端には、直
列接続された2つの抵抗R1,R2が接続されている。
これらの抵抗R1,R2は、同じ抵抗値を有し、その接
続点は中点電位点Pを表している。この中点電位点P
は、第1および第2の演算増幅器OP1,OP2の作動
のための中点電位をこのブラシレスモータの駆動回路に
与える。中点電位点Pは、サーチコイルL1を介して第
1の演算増幅器OP1の反転入力に接続され、また、抵
抗R3を介して第1の演算増幅器OP1の非反転入力に
接続されている。第1の演算増幅器OP1の非反転入力
とその出力との間には、抵抗R4が接続されている。第
1の演算増幅器OP1の出力はコンデンサC1を介して
第2の演算増幅器OP2の反転入力に接続され、第2の
演算増幅器OP2の反転入力とその出力との間には、抵
抗R5が接続されている。
【0017】第2の演算増幅器OP2の非反転入力は、
抵抗R6を介して抵抗R1,R2の中点電位点Pに接続
され、抵抗R7を介して第2の演算増幅器OP2の出力
に接続されている。第1の演算増幅器OP1の出力と第
2の演算増幅器OP2の出力との間には、ブラシレスモ
ータの駆動コイルL2が接続されている。そして、第2
の演算増幅器OP2の出力は、抵抗R8を介して外部出
力端子SG−OUTに接続されている。
【0018】第1の演算増幅器OP1の非反転入力は、
サーチコイルL1に誘起された電圧を検出する基準電圧
を入力する。この基準電圧は、第1の演算増幅器OP1
の出力状態によって2つの値を取ることができ、第1の
演算増幅器OP1は、ヒステリシスを持ったシュミット
トリガ回路を構成している。すなわち、抵抗R1,R2
の接続部における中点電位点Pを0として、第1の演算
増幅器OP1の出力がハイレベルの電圧Vohを出力し
ているとき、基準電圧Uthは、
【0019】
【数1】 +Uth=Voh×R3/(R3+R4)・・・(1) となり、第1の演算増幅器OP1の出力がローレベルの
電圧Volを出力しているとき、基準電圧Uthは、
【0020】
【数2】 −Uth=Vol×R3/(R3+R4)・・・(2) となる。つまり、第1の演算増幅器OP1は、サーチコ
イルL1の電圧を±Uthで出力状態が反転するシュミ
ットトリガ回路となっている。
【0021】第2の演算増幅器OP2は、モータの回転
停止時に特定周波数の出力信号を出力するもので、コン
デンサC1と抵抗R5とを用いたCR発振回路を構成し
ている。その特定の発振周波数は、コンデンサC1と抵
抗R5との時定数および抵抗R6,R7の抵抗比によっ
て決定されるもので、モータが正常回転時に駆動コイル
L2を駆動する周波数よりも十分に低い周波数に設定し
てある。すなわち、第2の演算増幅器OP2の発振周波
数の周期が、磁極の切り換わりによってマグネットロー
タが1極分回転移動する時間よりも長くなるような発振
周波数に設定してある。これにより、モータの回転停止
状態が解除された後で、モータが確実に始動できるよう
にしている。
【0022】次に、要部の波形を示しながらこのブラシ
レスモータの駆動回路の動作について説明する。図2は
モータが回転動作中の要部波形を示す図である。
【0023】ここで、ブラシレスモータはロータマグネ
ットが6極構成の場合を例にしており、したがって、磁
極の切り換わりは60°の回転角度ごとに発生してい
る。モータの回転動作中では、第1の演算増幅器OP1
の非反転入力に印加される信号はサーチコイルL1に誘
起された電圧であり、これはロータマグネットが回転移
動することによる磁束の変化によって誘起された誘起電
圧と駆動コイルL2の逆起電力による誘起電圧とを組み
合わせた波形になっている。
【0024】第1の演算増幅器OP1の反転入力には、
基準入力の電圧±Uthが入力されていて、第1の演算
増幅器OP1の出力は、サーチコイルL1の誘起電圧が
それぞれ電圧±Uthよりも大きくなったときに出力状
態を変化させる。
【0025】コンデンサC1を介して第1の演算増幅器
OP1の出力が接続される第2の演算増幅器OP2は、
第1の演算増幅器OP1からの信号を反転するコンデン
サ結合のインバータとして作用する。これにより、両端
が第1の演算増幅器OP1および第2の演算増幅器OP
2の各出力に接続された駆動コイルL2は、ロータマグ
ネットの磁極の切り換わりに応じて全波駆動電流が供給
される。このとき、第2の演算増幅器OP2の出力信号
は、抵抗R8を介して外部出力端子SG−OUTより出
力される。この回転動作中の出力信号は、たとえば15
0Hz程度の周波数を持っている。
【0026】ここで、ファンが異物に触れたりするなど
してブラシレスモータが停止した場合のブラシレスモー
タの駆動回路の動作について説明する。図3はモータが
回転停止中の要部波形を示す図である。
【0027】ブラシレスモータが停止すると、第1の演
算増幅器OP1の出力は、ハイレベルまたはローレベル
に固定される。その結果、第2の演算増幅器OP2の非
反転入力に接続されたコンデンサC1の充電または放電
が開始され、その電位が第2の演算増幅器OP2の反転
入力に供給されている基準電圧以上またはそれ以下にな
ると、第2の演算増幅器OP2の出力が反転し、駆動コ
イルL2に供給していた駆動電流を遮断または駆動コイ
ルL2に駆動電流を供給する。そのときに、駆動コイル
L2に発生する逆起電力のみがサーチコイルL1によっ
て検出される。
【0028】第1の演算増幅器OP1の反転入力には、
このサーチコイルL1によって検出された信号が入力さ
れる。駆動コイルL2の逆起電力による誘起電圧は、ピ
ーク波形を有し、これが検出されたときに、第1の演算
増幅器OP1は、その出力状態を切り換える。
【0029】これにより、第1の演算増幅器OP1の出
力は、ローレベルまたはハイレベルに固定され、第2の
演算増幅器OP2の非反転入力に接続されたコンデンサ
C1の放電または充電が開始され、その電位が第2の演
算増幅器OP2の反転入力に供給されている基準電圧よ
り下がった場合またはその基準電圧より上昇した場合に
は、第2の演算増幅器OP2の出力が反転し、駆動コイ
ルL2に駆動電流を供給または駆動コイルL2に供給し
ていた駆動電流を遮断する。
【0030】このように、第2の演算増幅器OP2は、
コンデンサC1および抵抗R5,R6,R7によって決
まる特定の周波数でオン・オフ動作を繰り返す。このオ
ン・オフ動作で、モータは正逆の方向に交互に駆動さ
れ、自力で回転を開始しようとする。したがって、オン
・オフ動作の周期は、1回のオン動作またはオフ動作で
マグネットのロータ部分が回転してある極から次の極へ
回転移動する時間、すなわちロータ部分が60°以上回
転する時間よりも長く設定する必要があることから、第
2の演算増幅器OP2による発振回路は、たとえば5H
z〜10Hzの特定の周波数で発振するようにしてあ
る。このとき、第2の演算増幅器OP2の出力信号は、
回転停止を検出したアラーム信号として、抵抗R8を介
して外部出力端子SG−OUTから外部へ出力される。
【0031】ここで、異物を除去するなどしてファンの
ロック状態が解除された場合あるいは電源投入時の始動
の場合の動作を説明する。モータの回転停止中には、駆
動コイルL2に第2の演算増幅器OP2のオン・オフ動
作の周期で駆動電流が交互に流れているので、ロックの
解除後は、その駆動電流の供給により、モータは時計回
りまたは反時計回りのいずれかに回転駆動される。ロッ
ク解除後の最初の回転駆動により始動が成功しなけれ
ば、次の逆方向の回転駆動が試みられる。マグネットの
ロータ部分が回転を開始して、次の逆方向の回転駆動を
する前に極の切り換わりが行われると、次の逆方向の回
転駆動でロータ部の回転は加速され、後は、回転動作中
の説明で述べた動作に従って駆動コイルL2の逆起電力
およびヨークの引き付けによるブレーキトルクと釣り合
う回転数まで回転上昇し、モータは一定の回転数にて整
定するようになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、第1
の演算増幅器によるシュミットトリガ回路と、第2の演
算増幅器による発振回路とを備え、第1の演算増幅器の
入力にサーチコイルによるロータ部の回転検出信号を受
け、駆動コイルの両端を第1の演算増幅器の出力と第2
の演算増幅器の出力とに接続して、回転動作中は回転検
出信号の入力に基づいて駆動コイルを第1の演算増幅器
とインバータとして作用する第2の演算増幅器とにて交
番駆動するようにし、ロータ部の回転停止中は、第2の
演算増幅器による発振回路が回転停止中を表す信号を外
部に出力する構成にした。これにより、サーチコイルお
よび駆動コイルを備えたブラシレスモータの駆動回路を
2つの演算増幅器による簡単な構成で実現でき、第2の
演算増幅器をロータ部の回転停止時に発振回路として機
能させることでモータの回転停止検知機能を備えること
ができ、しかも演算増幅器による回路構成なため、発振
周波数を極めて安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブラシレスモータの駆動回路を示
す回路図である。
【図2】モータが回転動作中の要部波形を示す図であ
る。
【図3】モータが回転停止中の要部波形を示す図であ
る。
【図4】従来のブラシレスモータの駆動回路の一例を示
す回路図である。
【図5】従来のブラシレスモータの駆動回路の別の例を
示す回路図である。
【符号の説明】
L1 サーチコイル L2 駆動コイル OP1,OP2 演算増幅器 P 中点電位点 SG−OUT 外部出力端子

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットのロータ部を駆動する駆動コ
    イルおよび前記ロータ部の回転を検出するサーチコイル
    を備えたブラシレスモータの駆動回路において、 前記サーチコイルによる回転検出信号をもとにしてオン
    ・オフ動作するシュミットトリガ回路を構成し、出力に
    は前記駆動コイルの一端を接続した第1の演算増幅器
    と、 前記第1の演算増幅器のオン・オフ動作に同期して反転
    動作をし、前記第1の演算増幅器のオン・オフ動作がな
    いときには特定周波数で発振する発振回路を構成し、出
    力には前記駆動コイルの他端を接続するとともに外部回
    路への出力端子が接続された第2の演算増幅器と、 を備えていることを特徴とするブラシレスモータの駆動
    回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の演算増幅器は、反転入力に、
    一端を第1および第2の抵抗により電源を等分に分圧し
    てなる中点電位点に接続した前記サーチコイルの他端を
    接続し、非反転入力に、前記シュミットトリガ回路の基
    準電圧を与えるよう前記中点電位点と出力との間で直列
    接続した第3および第4の抵抗の共通接続部を接続し、
    前記第2の演算増幅器は、反転入力に、一端を前記第1
    の演算増幅器の出力に接続したコンデンサの他端と一端
    を前記第2の演算増幅器の出力に接続して前記コンデン
    サとともに発振回路の時定数回路を形成する第5の抵抗
    の他端を接続し、非反転入力に、前記発振回路の基準電
    圧を与えるよう前記中点電位点と出力との間で直列接続
    した第6および第7の抵抗の共通接続部を接続してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータの駆
    動回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の演算増幅器による発振回路の
    発振周波数の周期は、1つの発振出力により前記駆動コ
    イルを駆動したことによって前記マグネットのロータ部
    が少なくとも磁極の切り換えを行うまで回転移動するの
    に必要な時間よりも長く設定したことを特徴とする請求
    項1記載のブラシレスモータの駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記ブラシレスモータは、アスピレータ
    用のファンモータであることを特徴とする請求項1記載
    のブラシレスモータの駆動回路。
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