JP3447165B2 - ガス給湯器 - Google Patents

ガス給湯器

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JP3447165B2
JP3447165B2 JP32381495A JP32381495A JP3447165B2 JP 3447165 B2 JP3447165 B2 JP 3447165B2 JP 32381495 A JP32381495 A JP 32381495A JP 32381495 A JP32381495 A JP 32381495A JP 3447165 B2 JP3447165 B2 JP 3447165B2
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稔 松本
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パロマ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ガス給湯器に関
し、さらに詳しくは、ケーシング(内胴)内にガスバー
ナが左右にそれぞれ複数配列されるガス給湯器に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のガス給湯器は、ケーシング(内胴)内にガスバ
ーナを配設すると共にその上方部に給水管と出湯管とが
配管される熱交換器を配設し、そのガスバーナの燃焼ガ
スによって熱交換器を通過する水を加熱し、出湯水が得
られることは周知の通りである。そしてこのようなガス
給湯器においてガスバーナをケーシング内の左右にそれ
ぞれ複数列配列したものがあることも知られている。そ
してこのようなガス給湯器においては、配列された左右
の両バーナ間の2次空気を押さえることにより火移りさ
せていた。 【0003】しかしながら、このように2次空気量を押
さえることは、バーナの燃焼が不安定となる。そこで火
移り板を左右の両ガスバーナ間にまたがるように設けて
火移り性を良くすることも考えられるが、そうすると火
移り板の両サイドから火炎がはみ出し、そのはみ出した
火炎によってケーシングの内壁面が異常に加熱されて耐
久性を損なうとの問題があった。 【0004】本発明の解決しようとする課題は、左右に
それぞれ複数配列されるガスバーナ間の火移り性の改善
を図ると同時にケーシングの過熱を防止してその耐久性
を向上させるようにしたガス給湯器を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】この目的を解決するため
に本発明は、ケーシング内にガスバーナが左右それぞれ
複数配列されるガス給湯器において、ケーシングの内壁
面に近い最端位置に配列される左右のガスバーナの対向
する部位にこの両ガスバーナ間の火移りのための火移り
板を設けると共に、その両ガスバーナとケーシングとの
間の空気流路にはその両ガスバーナの火がケーシング内
壁面に当たるのを遮断し、かつケーシングの過熱を防止
するためその空気流路を仕切る空気整流板を設けるよう
にしたことを要旨とするものである。 【0006】このような構成とすることによってケーシ
ングに近い最端位置に配列される左右のガスバーナ間の
火移り性は火移り板が設けていられることにより改善さ
れ、またその火移り板からはみ出してケーシング側へ向
かおうとするその両ガスバーナの火炎は空気整流板によ
って仕切られた空気流路のバーナ側の空気流によって遮
られてしかもケーシング側の空気流によってそのケーシ
ング内壁面の過熱が回避される。そして2次空気量を押
えることなく火移り性が改善されることによって健全な
燃焼状態が維持されることとなる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のガ
ス給湯器におけるガスバーナのケーシング(内胴)での
配列状態を示している。また図2は、そのA−A線断面
矢示図である。図示のようにこのガス給湯器では、方形
筒状のケーシング(内胴)12内にガスバーナ14R、
14Lが左右それぞれ複数配列されている。 【0008】そしてこのケーシング12内には、本来な
らば図2に示されるところであるが、多数配列されるガ
スバーナ14R、14Lの上方部には給水管と出湯管と
が配管された熱交換器が配列され、またその熱交換器の
さらに上方部にはガスバーナの燃焼ガスの排出口が設け
られている。一方、このケーシング12内に多数配列さ
れるガスバーナ14R、14Lの下方部にはこれらのガ
スバーナへ燃焼用の2次空気を強制的に供給するための
給気ファンが配設されており、これらの構成については
周知のとおりである。 【0009】しかしてこのガス給湯器ではケーシング1
2の内壁面に最も近い最端部位に配置される左右のガス
バーナ14R1、14L1間にそのバーナの外壁面から両
バーナの上部に被い覆されるように火移り板16が屈曲
状に設けられている。この火移り板16はその左右のガ
スバーナ14R1、14L1の対向間隔よりやや大きめの
寸法サイズに設計され、しかも両バーナの火炎がその火
移り板16によって押え込まれるようにバーナ壁面から
上方に向けて内向きに(バーナ配列側へ)屈曲形成され
ている。 【0010】またそのケーシング12に近い最端のガス
バーナ14R、14Lとケーシング12との間には給気
ファンによって強制的に供給される2次空気の流路が設
けられるが、その空気流路にはバーナ側とケーシング側
とにその空気流路を仕切る空気整流板18が配設され
る。 【0011】このように構成されたガス給湯器によれ
ば、多数配列されるガスバーナ14R、14Lが点火さ
れる時にケーシング12の内壁面に最も近い最端部位に
配置される左右のガスバーナ14R1、14L1間の火移
りはそこに配設される火移り板16によって速やかに行
われる。 【0012】そして両バーナ間の火移り後は、火移り板
16によって押え込まれた火炎が火移り板16の両サイ
ドからはみ出してケーシング12の内壁面に向かおうと
するが、ここでは両バーナ14R1、14L1とケーシン
グ12との間の空気流路のうちのバーナ側の空気流路
(図2および図4に符号(イ)で示した空気流路)を通
る2次空気流によってその進行が阻止される。 【0013】また両バーナとケーシング12との間の空
気流路のうちのケーシング側の空気流路(図2および図
4に符号(ロ)で示した空気流路)の2次空気流によっ
てケーシング12の温度上昇が抑えられる。従ってケー
シング12の2次空気量を減らさなくとも火移り板によ
ってその火移り性は良くなるし、ケーシングの内壁面の
過熱もバーナとケーシングとの間の強制的に送り込まれ
る2次空気流によって回避されることとなる。 【0014】尚、この実施の形態では火移り板16がケ
ーシング12内のバーナ側へ屈曲形成されていることに
よりバーナ火炎の2次空気との接触も多くなり、このこ
とが赤火が発生するのを軽減し、さらには空気の流れを
スムーズにさせる。従って2次空気量を減らさない事と
も相まつて燃焼性が大幅に改善されるものである。 【0015】本発明は上記した実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。例えば火移り板の形状は必ずしも
屈曲状でなくとも円弧状であってもよく、要はバーナの
火炎を押さえる形態のものであればよい。また2次空気
の流路を仕切る空気整流板はバーナ側寄り位置に設ける
とか、ケーシング側寄り位置に設けるとかして空気流路
(イ)および(ロ)を流れる空気流量の比率を変えてみ
るのもよい。 【0016】 【発明の効果】本発明のガス給湯器によれば、ケーシン
グ(内胴)の内壁面に近い最端位置に配列される左右の
ガスバーナ間の火移り性が2次空気量を減らすことなく
改善されるものであるから燃焼が安定することはもとよ
り、火移り板を設けることによるバーナ火炎のケーシン
グ内壁面への接触はそのバーナとケーシング内壁面との
間の空気流路に空気整流板を設けることによって回避
し、ケーシングの過熱を防止してその耐久性を持たせる
ようにしたものであるから産業上の実益は極めて大きい
ものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係るガス給湯器のガス
バーナがケーシング(内胴)に配列されている状態を示
す平面図である。 【図2】図1におけるA−A線断面矢示図である。 【図3】図1におけるB−B線断面の要部拡大矢示図で
ある。 【図4】図2におけるC部の拡大図である。 【図5】図3におけるD方向の平面図である。 【符号の説明】 12 ケーシング 14R、14L ガスバーナ 16 火移り板 18 空気整流板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 14/02 - 14/10 F23D 14/74 F23H 9/02 301

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケーシング内にガスバーナが左右にそれ
    ぞれ複数配列されるガス給湯器において、ケーシングの
    内壁面に近い最端位置に配列される左右のガスバーナの
    対向する部位にこの両ガスバーナ間の火移りのための火
    移り板を設けると共に、その両ガスバーナとケーシング
    との間の空気流路にはその両ガスバーナの火がケーシン
    グ内壁面に当たるのを遮断し、かつケーシングの過熱を
    防止するためその空気流路を仕切る空気整流板を設ける
    ことを特徴とするガス給湯器。
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