JP3443659B2 - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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JP3443659B2
JP3443659B2 JP2001371296A JP2001371296A JP3443659B2 JP 3443659 B2 JP3443659 B2 JP 3443659B2 JP 2001371296 A JP2001371296 A JP 2001371296A JP 2001371296 A JP2001371296 A JP 2001371296A JP 3443659 B2 JP3443659 B2 JP 3443659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波を利用してガ
スなどの流量を計測する流量計測装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の流量計測装置は電池を電
源とし、図16に示すようなものが一般的であった。こ
の装置は流体の流れる流路31に設置した第1超音波振
動子32および第2超音波振動子33と、第1超音波振
動子32、第2超音波振動子33の送受信を切り換える
切換手段34と、第1超音波振動子32及び第2超音波
振動子33を駆動する送信手段35と、受信側の超音波
振動子で受信し切り替え手段34を通過した信号を所定
の振幅まで増幅する増幅手段36と、増幅手段36で増
幅された受信信号の電圧と基準電圧とを比較する基準比
較手段37と、図17に示すように基準比較手段37で
基準電圧と比較し大小関係が反転した後の増幅信号の最
初のゼロクロス点aで繰り返し手段39へ出力信号Dを
出力する判定手段38と、この判定手段38からの信号
をカウントし予め設定された回数だけカウントすると共
に判定手段38からの信号を制御手段42へ出力する繰
り返し手段39と、繰り返し手段39で予め設定された
回数をカウントした時間を計時する計時手段40と、計
時手段40の計時した時間に応じて流量を算出する流量
算出手段41と、流量算出手段41から算出された流量
出力、繰り返し手段39からの信号を受け送信手段35
の動作を制御する制御手段42と、判定手段38、繰り
返し手段39、計時手段40、流量算出手段41、制御
手段42から構成されている。
【0003】この装置は制御手段42により送信手段3
5を動作させ超音波振動子32で発信された超音波信号
が、流れの中を伝搬し第2超音波振動子33で受信さ
れ、増幅手段36で増幅後、基準比較手段37と判定手
段38で信号処理され、繰り返し手段39を通り制御手
段42に入力される。この動作を予め設定されたn回数
繰り返し行い、この間の時間を計時手段40により測定
する。そして、第1超音波振動子32と第2超音波振動
子33とを切換手段34により切り替えて、同様な動作
を行い、被測定流体の上流から下流(この方向を正流と
する)と下流から上流(この方向を逆流とする)のそれ
ぞれの伝搬時間を測定し、(式1)より流量Qを求めて
いた(超音波振動子間の流れ方向の有効距離をL、上流
から下流へのn回分の測定時間をt1、下流から上流へ
のn回分の測定時間をt2、被測定流体の流速をv、流
路の断面積をS、センサ角度をφ、流量をQとする)。
【0004】Q=S・v=S・L/2・cosφ((n
/t1)−(n/t2))…(式1) (実際には、式1に流量に応じた係数を乗じて流量を算
出する) また、増幅手段36のゲインは受信側の超音波振動子で
受信した信号を一定振幅となるようゲインを調整してお
り、前述の流量計測毎に流量計測後、繰り返し手段39
に計測時より少ない回数を設定し、再度超音波信号の送
受信を行い、その時の受信信号のピーク電圧値が所定の
電圧範囲に入るように調整される。これは繰り返し手段
39に設定された回数の計測を繰り返し中に、図18の
点線で示す受信信号bに示すように受信信号のピーク電
圧値が所定の電圧範囲の下限より下回った回数と、同じ
く図18の点線で示す受信信号cに示すように所定の電
圧範囲の上限より上回った回数をカウントしておきその
大小関係で次回の流量計測時のゲインを調整する。(例
えば下限より下回った回数が多ければゲインをアップし
て図18の実線で示す受信信号aのように電圧範囲の上
限、下限の内に入るようにする。)このように流量計測
後に再度超音波信号の送受信を流量計測時より少ない回
数で行うのは、上記の電圧範囲を逸脱した回数を流量計
測時の設定回数分カウント出来るだけカウンタの桁数を
多くとっていない場合であり、カウンタの桁数を流量計
測時の設定回数分カウント出来るように多くして、流量
計測後にゲイン調整のための超音波信号の送受信をやら
ないものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の流量計測装置は、電池駆動で10年以上の動作寿命が
必要とされるので、消費電流の低減が問題であり、特に
消費電流の大きい増幅手段と基準比較手段の低消費電流
化が課題であった。通常、増幅手段と基準比較手段は受
信側の超音波振動子の受信信号の到達時期を見越し、回
路動作の安定待ち時間も考慮して受信信号到達時期の少
し前(50μs程度)に電源を供給し、増幅手段のゲイ
ン調整の為に受信波の最大値を含むように、受信信号到
達から少し遅れて(10〜20μs程度)電源を遮断し
ていた。そして増幅手段と基準比較手段は増幅や基準電
圧の発生という機能上の性格より、数百μA程度の電流
を消費し計測装置の動作電流の大半を占めていた。
【0006】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、増幅手段と基準比較手段の動作電流を低減した流量
計測装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の流量計測装置は電源供給手段により
ゲイン調整時と非調整時の2つの状態に応じて、増幅手
段と基準比較手段の電源の遮断時期を変更することで増
幅手段と基準比較手段の計測期間中のトータルの動作時
間を短くし、その消費電流を抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は流体管路
に設けられ超音波信号を送受信する第1振動子及び第2
振動子と、前記振動子を駆動する送信手段と、前記振動
子の送受信を切り換える切換手段と、前記振動子の受信
信号を増幅する増幅手段と、前記振動子間の相互の超音
波信号の送受信を複数回行う繰り返し手段と、前記超音
波信号の送受信の累積時間に基づいて流量を算出する流
量算出手段と、前記増幅手段の出力電圧と基準電圧とを
比較する基準比較手段と、前記基準比較手段と前記増幅
手段の出力とから超音波信号の到達時期を判定する判定
手段と、前記判定手段による超音波信号の到達時期の判
定後の前記増幅手段と前記基準比較手段への電源供給の
制御を行う電源供給手段を備えた流量計測装置とするこ
とにより、増幅手段のゲインを調整しない時には電源供
給手段が前記増幅手段と基準比較手段への電源の遮断時
期を早め増幅手段と基準比較手段の動作時間を短くする
ことで動作電流が抑えられた流量計測装置とすることが
出来る。
【0009】請求項2に記載の発明は電源供給手段は繰
り返し手段により超音波信号の送受信を複数回繰り返す
うちの所定の繰り返し回数以上で供給時期を変更する請
求項1記載の流量計測装置とすることにより電源供給手
段は繰り返し手段の繰り返し回数が所定以上になると前
記増幅手段と基準比較手段への電源の遮断時期を早め増
幅手段と基準比較手段の動作時間を短くすることで動作
電流が抑えられた流量計測装置とすることが出来る。
【0010】請求項3に記載の発明は増幅手段の出力信
号最大値の出力時期を検出するタイミング判定手段を備
え電源供給手段は前記タイミング判定手段の出力により
電源供給時期を変更する請求項1記載の流量計測装置と
することにより、タイミング判定手段が増幅手段の出力
信号最大値の出力時期を検出し、この検出出力によって
電源供給手段は増幅手段と基準比較手段への電源を遮断
する。これにより増幅手段と基準比較手段の動作期間を
無駄なく設定でき、動作電流が抑えられた流量計測装置
とすることが出来る。
【0011】請求項4に記載の発明はタイミング判定手
段は基準比較手段の出力パルス幅により増幅手段の出力
信号最大値の出力時期を検出する請求項3記載の流量計
測装置とすることによりタイミング判定手段が基準比較
手段の出力パルス幅により増幅手段の出力信号最大値の
出力時期を検出し、この検出出力によって電源供給手段
は増幅手段と基準比較手段への電源を遮断する。これに
より増幅手段と基準比較手段の動作期間を無駄なく設定
でき、動作電流が抑えられた流量計測装置とすることが
出来る。
【0012】請求項5に記載の発明はタイミング判定手
段は基準比較手段の出力の有無により増幅手段の出力信
号最大値の出力時期を検出する請求項3記載の流量計測
装置とすることにより、タイミング判定手段が基準比較
手段の出力の有無により増幅手段の出力信号最大値の出
力時期を検出し、この検出出力によって電源供給手段は
増幅手段と基準比較手段への電源を遮断する。これによ
り増幅手段と基準比較手段の動作期間を無駄なく設定で
き、動作電流が抑えられた流量計測装置とすることが出
来る。
【0013】請求項6に記載の発明はタイミング判定手
段は判定手段の出力後における増幅手段からの出力信号
の波数により電源供給手段へ信号を出力する請求項3記
載の流量計測装置とすることにより、タイミング判定手
段が基準比較手段の出力後の増幅手段の出力信号が所定
の数に達した場合に電源供給手段へ出力し、電源供給手
段が増幅手段と基準比較手段への電源を遮断する。これ
により増幅手段と基準比較手段の動作期間を無駄なく設
定でき、動作電流が抑えられた流量計測装置とすること
が出来る。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項記載の流量計測装置の手段の全てもしくは
一部としてコンピュータを機能させるためのプログラム
である。そして、プログラムであるのでマイコンなどを
用いて本発明の流量計側装置の一部あるいは全てを容易
に実現することができ超音波振動子の変更または経年変
化等の特性の変化や動作を実現するための設定条件や定
数の変更が柔軟に対応に出来る。また記録媒体に記録し
たり通信回線を用いてプログラムを配信したりすること
でプログラムの配布が簡単にできる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
【0016】(実施例1) 図1は本発明の請求項1、7に係る第1の実施例におけ
る流量計測装置のブロック図を示すものである。図2は
同第1の実施例の流量計測装置の動作説明図であり、図
3は同フローチャートである。
【0017】図1において、流路1の途中に超音波を送
信する第1超音波振動子2と受信する第2超音波振動子
3が流れ方向に角度φで配置されている。5は第1超音
波振動子2への送信手段であり、4は第1超音波振動子
2、第2超音波振動子3の送受信を切り換える切換手
段、6は受信側の超音波振動子で受信した信号を制御手
段12からの指示によるゲインで増幅する増幅手段、7
は前記増幅手段6で増幅された信号と基準電圧とを比較
する基準比較手段、13は制御手段12からの信号によ
り前記増幅手段6と基準比較手段7への電源供給の制御
を行う電源供給手段で、制御手段12より増幅手段6と
基準比較手段7への電源の遮断時期を早める旨の信号を
受けた場合、判定手段8からの信号により電源を遮断
し、制御手段12からの信号が電源の遮断時期を早めな
い旨の信号であれば、判定手段8の信号から所定時間後
に電源を遮断する。8は基準比較手段7の出力と前記増
幅手段6で増幅された信号とから超音波の到達時期を判
定する判定手段、9は判定手段8の信号をカウントし予
め設定された回数だけ制御手段12へ繰り返し信号を出
力する繰り返し手段である。10は繰り返し手段9で予
め設定された回数をカウントした時間を計時する計時手
段であり、11は計時手段10の計時した時間に応じて
管路の大きさや流れの状態を考慮して流量を算出する流
量算出手段である。また、12は流量算出手段11、繰
り返し手段9からの信号を受け送信手段5、増幅手段
6、電源供給手段13の動作を制御する制御手段であ
る。
【0018】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下その動作、作用を説明する。まず制御手段1
2は流量計測を開始すると送信手段5を動作させ第1超
音波振動子2より超音波信号を送信する(図3のステッ
プ1)。
【0019】送信後、所定時間が経過すると(ステップ
2)、電源供給手段13を通じ増幅手段6及び基準比較
手段7に電源を供給する。(この所定時間は流路内の媒
質による伝搬速度とセンサ間距離を考慮され、受信側の
第2超音波振動子3で超音波が受信されるおおよそ50
μs前に電源が供給されるような時間をねらい設定され
る)(ステップ3)。
【0020】第1超音波振動子2より送信された超音波
信号は流路1の流れの中を伝搬し、第2超音波振動子3
で受信され、増幅手段6で制御手段12から指示された
ゲインで増幅されて、基準比較手段7、判定手段8へ出
力される。ここで図2に増幅後の受信信号の様子を示
す。つまり図2に示すように基準比較手段7は増幅手段
6の出力(受信信号A)と基準電圧とを比較し、その大
小関係が反転した時点(タイミングc)で判定手段8に
出力信号Cを出力する。判定手段8ではタイミングc以
降の増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の負
のゼロクロス点aを超音波の到達ポイントと判定し、出
力信号Dを繰り返し手段9、電源供給手段13に出力す
る。電源供給手段13は、この判定手段8の出力信号D
を受けると(ステップ4)、制御手段12から設定され
る電源遮断時期に関する信号を判断し(ステップ5)、
遮断を早める旨の信号であれば出力信号DのL→Hのタ
イミングに合わせて増幅手段6及び基準比較手段7の電
源を遮断する(ステップ7)。
【0021】逆に遮断を早めない旨の信号であれば図2
の点線で示すように所定時間(例えば10μs)の経過
を待った後(ステップ6)、増幅手段6及び基準比較手
段7の電源を遮断する(ステップ7)。
【0022】この制御手段12から電源供給手段13に
設定される電源遮断時期に関する信号は、通常350回
程度の超音波信号の送受信の繰り返しを行う流量計測時
には判定手段8の出力直後に電源を遮断するように、ま
た、流量計測後の増幅手段6のゲイン調整のために行う
数回(例えば8回)の超音波信号の送受信の繰り返しで
は判定手段8の出力後、受信波の最大値を含むよう所定
の時間(10μs)だけ延長して遮断するように設定さ
れている。そして判定手段8の出力信号Dは繰り返し手
段9でカウントされた後、制御手段12に入力される。
制御手段12は送信手段5を再度動作させ超音波振動子
2より超音波信号を送信する。この一連の動作を予め設
定されたn回数繰り返し行い、この間の時間を計時手段
10により測定する。そして、第1超音波振動子2と第
2超音波振動子3とを切換手段4により切り替えて、同
様な動作を行い、被測定流体の上流から下流と下流から
上流のそれぞれの伝搬時間を測定し、これらの時間差よ
り流量算出手段11で流路の大きさや流れの状態を考慮
して流量値を求める。
【0023】以上のように本実施例においては制御手段
12の指示により流量計測時には判定手段8の出力直後
に増幅手段6及び基準比較手段7の電源を遮断し、その
後の増幅手段6のゲイン調整時には判定手段8の出力
後、受信波の最大値を含むよう所定の時間(10μs)
だけ延長して遮断するようになる。これにより計測時と
ゲイン調整時の増幅手段6及び基準比較手段7の動作時
間は判定手段15の出力期間の僅かな時間を無視すれ
ば、計測時の繰り返し回数350×電源供給時間(50
μs)=17.5ms、ゲイン調整時の繰り返し回数8
×電源供給時間(50+10μs)=0.48msで計
17.98msとなり、電供給手段13の電源供給制御
を行わない場合の繰り返し回数350×電源供給時間
(50+10μs)=21.0msに比べ1割強の動作
時間の削減となる。
【0024】このように消費電流の大きい増幅手段6及
び基準比較手段7のトータルの動作時間を短くすること
が出来るので動作電流を低減した流量計測装置とするこ
とが出来る。
【0025】また、本実施例の流量計測装置の動作を実
行させるプログラムを格納した記録媒体とすることによ
り、制御手段12や電源供給手段の所定時間や繰り返し
手段9の繰り返し回数等の設定値の変更や超音波振動子
の変更または経年変化等にも柔軟に対応できるものであ
る。
【0026】(実施例2) 図4は本発明の請求項2、請求項7に係る第2の実施例
のフローチャートである。第2の実施例の構成要素は実
施例1と同じであるので説明は省略する。
【0027】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下実施例1と異なる電源供給手段13の動作、
作用を説明する。流量計測を開始すると制御手段12は
送信手段5を動作させ第1超音波振動子2より超音波信
号を送信し(図4のステップ21、ステップ22)、所
定時間が経過すると(ステップ23)電源供給手段13
が増幅手段6及び基準比較手段7に電源を供給する。
(この所定時間は実施例1と同様、受信側の第2超音波
振動子3で超音波が受信されるおおよそ50μs前に電
源が供給されるような時間をねらい設定される)(ステ
ップ24)。
【0028】繰り返し手段9により繰り返される繰り返
し回数が8回以内であれば(ステップ25)電源供給手
段13へは電源供給の早切り無しに設定される(ステッ
プ27)。
【0029】第1超音波振動子2より送信された超音波
信号は流路1の流れの中を伝搬し、第2超音波振動子3
で受信され、増幅手段6で制御手段12から指示された
ゲインで増幅されて、基準比較手段7、判定手段8へ出
力される。判定手段8より超音波の到達時期が判定され
ると判定手段8より繰り返し手段9、電源供給手段13
に出力がされる(ステップ28)。
【0030】電源供給手段13は、この判定手段8から
の出力を受けると、電源供給の早切り無し設定であるの
で所定時間の経過を待った後、(ステップ30)増幅手
段6及び基準比較手段7の電源を遮断する(ステップ3
1)。
【0031】判定手段8の出力信号は繰り返し手段9で
カウントされ、予め設定された繰り返し回数の終了でな
ければ再度、上記動作を繰り返す(ステップ21)。
【0032】そして繰り返し回数が9回以上となると、
電源供給手段13へは電源供給の早切りに設定され(ス
テップ26)、電源供給手段13は、判定手段8からの
出力を受けると、所定時間の経過待ちなしに増幅手段6
及び基準比較手段7の電源を遮断する(ステップ3
1)。
【0033】以上のように本実施例においては繰り返し
手段9の繰り返し回数により電源供給手段13が増幅手
段6及び基準比較手段7の電源を遮断する時期を変更出
来るので、繰り返し手段9の繰り返し回数が1回〜所定
の回数までは電源供給手段13が判定手段8の出力後、
所定時間の経過後に増幅手段6及び基準比較手段7の電
源を遮断し、繰り返し回数が所定回数を超えると所定時
間の経過待ちなしに増幅手段6及び基準比較手段7の電
源を遮断するようになる。それにより、繰り返し手段9
の繰り返し回数が1回〜所定の回数まではゲイン調整を
行うに必要な時期まで増幅手段6及び基準比較手段7の
電源を供給し、繰り返し回数が所定回数を超えるとゲイ
ン調整に必要な時間分の動作を削減し、計測動作に必要
最少時間で増幅手段6及び基準比較手段7の電源を供給
するのでゲイン調整のためだけの繰り返し動作を必要と
せず、消費電流の大きい増幅手段6及び基準比較手段7
のトータルの動作時間を短くすることが出来、動作電流
を低減した流量計測装置とすることが出来る。
【0034】また、本実施例の流量計測装置の動作を実
行させるプログラムを格納した記録媒体とすることによ
り、制御手段12や電源供給手段の所定時間や繰り返し
手段9の繰り返し回数等の設定値の変更や超音波振動子
の変更または経年変化等にも柔軟に対応できるものであ
る。
【0035】(実施例3) 図5は本発明の請求項3、請求項7に係る第3の実施例
の流量計測装置のブロック図である。図6は本発明の第
3の実施例の流量計測装置の動作説明図であり、タイミ
ング判定手段14の動作を説明したものである。図7は
同フローチャートである。
【0036】図5において14はADコンバーターとピ
ークホールド回路等で構成され増幅手段の出力信号最大
値を検知し、最大値の出力時期が経過した旨を電源供給
手段13に指示するタイミング判定手段である。他の構
成要素は実施例1と同じであるので説明は省略する。
【0037】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下その動作、作用を説明する。制御手段12は
流量計測を開始すると送信手段5を動作させ第1超音波
振動子2より超音波信号を送信する(図7のステップ4
1)。送信後、所定時間が経過すると(ステップ4
2)、電源供給手段13を通じ増幅手段6及び基準比較
手段7に電源を供給する(この所定時間は流路内の媒質
による伝搬速度とセンサ間距離を考慮され、受信側の第
2超音波振動子3で超音波が受信されるおおよそ50μ
s前に電源が供給されるような時間をねらい設定され
る)(ステップ43)。
【0038】第1超音波振動子2より送信された超音波
信号は流路1の流れの中を伝搬し、第2超音波振動子3
で受信され、増幅手段6で制御手段12から指示された
ゲインで増幅されて、基準比較手段7、判定手段8へ出
力される。ここで図6に増幅後の受信信号の様子を示
す。つまり図6に示すように基準比較手段7は増幅手段
6の出力(受信信号A)と基準電圧とを比較し、その大
小関係が反転した時点(タイミングc)で判定手段8に
出力信号Cを出力する。判定手段8ではタイミングc以
降の増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の負
のゼロクロス点aを超音波の到達ポイントと判定し、出
力信号Dを繰り返し手段9、電源供給手段13に出力す
る。電源供給手段13は、この判定手段8の出力信号D
を受けると、(ステップ44)タイミング判定手段14
からの出力待ちとなる。タイミング判定手段14は基準
比較手段7の出力期間中(L出力期間中)の増幅手段6
出力をピークホールドし、基準比較手段7出力の終了時
(出力L→H)にそのピークホールドされた振幅電圧
(V1、V2、V3、・・・)をADコンバーターで読
みとる。これら読みとられた振幅電圧V1、V2・・・
は受信信号の最大値までは徐々に大きくなり(V1<V
2)、最大値以降は徐々に小さくなる(V2>V3)の
で小さくなった時点(タイミングe)でタイミング判定
手段14は電源供給手段13に信号(図6に示す正パル
ス信号)を出力する。そして電源供給手段13ではこの
タイミング判定手段14からの信号を入力すると増幅手
段6及び基準比較手段7の電源を遮断する(電源供給手
段13出力HからLへ)(ステップ46)。
【0039】以上のように本実施例においてはタイミン
グ判定手段14により受信信号の振幅最大値出力時期を
検知し、電源供給手段13に出力し電源供給手段13が
増幅手段6及び基準比較手段7への電源を遮断するの
で、ゲイン調整時に用いる受信信号の振幅最大値までの
信号を確実に入力し、かつ振幅最大値以降の無駄な増幅
手段6及び基準比較手段7の動作を停止することができ
る。このように消費電流の大きい増幅手段6及び基準比
較手段7の動作時間を短くすることが出来るので動作電
流を低減した流量計測装置とすることが出来る。
【0040】また、本実施例の流量計測装置の動作を実
行させるプログラムを格納した記録媒体とすることによ
り、制御手段12の所定時間や繰り返し手段9の繰り返
し回数等の設定値の変更や超音波振動子の変更または経
年変化等にもに柔軟に対応できるものである。
【0041】(実施例4) 図8は本発明の請求項4、請求項7に係る第4の実施例
の流量計測装置のブロック図である。図9は本発明の第
4の実施例の流量計測装置の動作説明図であり、タイミ
ング判定手段14aの動作を説明したものである。図1
0は同フローチャートである。
【0042】図8において14aは基準比較手段7の出
力信号幅を測定し増幅手段の出力信号最大値を検知し、
最大値の出力時期が経過した旨を電源供給手段13に指
示するタイミング判定手段である。他の構成要素は実施
例1と同じであるので説明は省略する。
【0043】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下実施例3と異なるタイミング判定手段14a
の動作、作用を説明する。制御手段12は流量計測を開
始すると送信手段5を動作させ第1超音波振動子2より
超音波信号を送信する(図10のステップ51)。送信
後、所定時間が経過すると(ステップ52)、電源供給
手段13を通じ増幅手段6及び基準比較手段7に電源を
供給する(この所定時間は実施例1と同様、受信側の第
2超音波振動子3で超音波が受信されるおおよそ50μ
s前に電源が供給されるような時間をねらい設定され
る)(ステップ53)。
【0044】第1超音波振動子2より送信された超音波
信号は流路1の流れの中を伝搬し、第2超音波振動子3
で受信され、増幅手段6で制御手段12から指示された
ゲインで増幅されて、基準比較手段7、判定手段8へ出
力される。ここで図9に増幅後の受信信号の様子を示
す。つまり図9に示すように基準比較手段7は増幅手段
6の出力(受信信号A)と基準電圧とを比較し、その大
小関係が反転した時点(タイミングc)で判定手段8に
出力信号Cを出力する。判定手段8ではタイミングc以
降の増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の負
のゼロクロス点aを超音波の到達ポイントと判定し、出
力信号Dを繰り返し手段9、電源供給手段13に出力す
る。電源供給手段13は、この判定手段8の出力信号D
を受けると(ステップ54)、タイミング判定手段14
aからの出力待ちとなる。タイミング判定手段14は基
準比較手段7の出力信号幅(W1、W2、W3、・・
・)を測定する。これら信号幅W1、W2・・・は受信
信号の最大値までは徐々に長くなり(W1<W2)、最
大値以降は徐々に短くなる(W2>W3)ので短くなっ
た時点(タイミングe)でタイミング判定手段14aは
電源供給手段13に信号(図9に示す正パルス信号)を
出力する。そして電源供給手段13ではこのタイミング
判定手段14aからの信号を入力すると増幅手段6及び
基準比較手段7の電源を遮断する(電源供給手段13出
力HからLへ)(ステップ56)。
【0045】以上のように本実施例においてはタイミン
グ判定手段14aにより受信信号の振幅最大値出力時期
を検知し、電源供給手段13に出力し電源供給手段13
が増幅手段6及び基準比較手段7への電源を遮断するの
で、ゲイン調整時に用いる受信信号の振幅最大値までの
信号を確実に入力し、かつ振幅最大値以降の無駄な増幅
手段6及び基準比較手段7の動作を停止することができ
る。このように消費電流の大きい増幅手段6及び基準比
較手段7の動作時間を短くすることが出来るので動作電
流を低減した流量計測装置とすることが出来る。
【0046】また、本実施例の流量計測装置の動作を実
行させるプログラムを格納した記録媒体とすることによ
り、制御手段12の所定時間や繰り返し手段9の繰り返
し回数等の設定値の変更や超音波振動子の変更または経
年変化等にもに柔軟に対応できるものである。
【0047】(実施例5) 図11は本発明の請求項5、請求項7に係る第5の実施
例の流量計測装置のフローチャートである。第5の実施
例の構成要素は実施例4と同じであり、14aは基準比
較手段7の出力信号の有無を検知し増幅手段の出力信号
最大値の出力時期が経過した旨を電源供給手段13に指
示するタイミング判定手段である。図12は本発明の第
5の実施例の流量計測装置の動作説明図である。
【0048】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下実施例3と異なるタイミング判定手段14a
の動作、作用を説明する。制御手段12は流量計測を開
始すると送信手段5を動作させ第1超音波振動子2より
超音波信号を送信する(図11のステップ61)。送信
後、所定時間が経過すると(ステップ62)、電源供給
手段13を通じ増幅手段6及び基準比較手段7に電源を
供給する(この所定時間は実施例1と同様、受信側の第
2超音波振動子3で超音波が受信されるおおよそ50μ
s前に電源が供給されるような時間をねらい設定され
る)(ステップ63)。
【0049】第1超音波振動子2より送信された超音波
信号は流路1の流れの中を伝搬し、第2超音波振動子3
で受信され、増幅手段6で制御手段12から指示された
ゲインで増幅されて、基準比較手段7、判定手段8へ出
力される。基準比較手段7は増幅手段6の出力と基準電
圧とを比較し、その大小関係が反転した時点で判定手段
8に信号を出力し、判定手段8では基準比較手段7の出
力後の増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の
負のゼロクロス点を超音波の到達ポイントと判定し、信
号を繰り返し手段9、電源供給手段13に出力する。電
源供給手段13は、この判定手段8の信号出力を受ける
と(ステップ64)、タイミング判定手段14aからの
出力待ちとなる。タイミング判定手段14aは基準比較
手段7の出力の有無を検知する。ここで図12に基準比
較手段7と受信信号の様子を示す。図12に示すように
判定手段8の出力後、受信信号が基準電圧より大きい場
合は基準比較手段7より送信周波数の1周期毎(例えば
500kHzで2μS)に出力される(C2・・・C
6)ので、送信周波数の1周期に相当する時間が経過し
ても基準比較手段7出力が無くなれば、受信信号が基準
電圧より下回ったことになる。タイミング判定手段14
aはこの基準比較手段7の出力が無くなった時点(図1
2のタイミングf)で電源供給手段13に信号(図12
に示す正パルス信号)を出力する。そして電源供給手段
13ではこのタイミング判定手段14aからの信号を入
力すると増幅手段6及び基準比較手段7の電源を遮断す
る(電源供給手段13出力HからLへ)(ステップ6
6)。
【0050】以上のように本実施例においてはタイミン
グ判定手段14aにより受信信号の振幅が小さくなった
時期を検知し、電源供給手段13に出力し電源供給手段
13が増幅手段6及び基準比較手段7への電源を遮断す
るので、ゲイン調整時に用いる受信信号の振幅最大値ま
での信号を確実に入力し、かつ振幅最大値以降の無駄な
増幅手段6及び基準比較手段7の動作を停止することが
できる。このように消費電流の大きい増幅手段6及び基
準比較手段7の動作時間を短くすることが出来るので動
作電流を低減した流量計測装置とすることが出来る。
【0051】また、本実施例の流量計測装置の動作を実
行させるプログラムを格納した記録媒体とすることによ
り、制御手段12の所定時間や繰り返し手段9の繰り返
し回数等の設定値の変更や超音波振動子の変更または経
年変化等にも柔軟に対応できるものである。
【0052】(実施例6) 図13は本発明の請求項6、請求項7に係る第6の実施
例の流量計測装置のブロック図である。図14は本発明
の第6の実施例の流量計測装置の動作説明図であり、図
15は同フローチャートである。
【0053】図13において14bは判定手段8の信号
出力後の増幅手段6の出力信号の任意のポイントの出力
数を計数し増幅手段6の出力信号最大値の出力時期が経
過した旨を電源供給手段13に指示するタイミング判定
手段である。他の構成要素は実施例1と同じであるので
説明は省略する。
【0054】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下実施例3と異なるタイミング判定手段14b
の動作、作用を説明する。制御手段12は流量計測を開
始すると送信手段5を動作させ第1超音波振動子2より
超音波信号を送信する(図15のステップ71)。送信
後、所定時間が経過すると(ステップ72)、電源供給
手段13を通じ増幅手段6及び基準比較手段7に電源を
供給する。(この所定時間は実施例1と同様、受信側の
第2超音波振動子3で超音波が受信されるおおよそ50
μs前に電源が供給されるような時間をねらい設定され
る)(ステップ73)。
【0055】第1超音波振動子2より送信された超音波
信号は流路1の流れの中を伝搬し、第2超音波振動子3
で受信され、増幅手段6で制御手段12から指示された
ゲインで増幅されて、基準比較手段7、判定手段8へ出
力される。基準比較手段7は増幅手段6の出力と基準電
圧とを比較し、その大小関係が反転した時点で判定手段
8に信号を出力し、判定手段8では基準比較手段7の出
力後の増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の
負のゼロクロス点を超音波の到達ポイントと判定し、信
号を繰り返し手段9、電源供給手段13、タイミング判
定手段14bに出力する。電源供給手段13は、この判
定手段8の信号出力を受けると、(ステップ74)タイ
ミング判定手段14からの出力待ちとなる。ここで図
14に基準比較手段7と受信信号の様子を示す。図14
に示すようにタイミング判定手段14は判定手段8の
出力後の増幅手段6の任意のポイント(例えば増幅手段
6出力の符号が正から負に変わる負のゼロクロス点a
2、a3・・・)の数を計数し、所定の回数(受信信号
の最大値を含むように設定され、例えばゼロクロス点a
2〜a4の3回)以上となった時点で電源供給手段13
に信号(図14に示す正パルス信号)を出力する。そし
て電源供給手段13ではこのタイミング判定手段14b
からの信号を入力すると増幅手段6及び基準比較手段7
の電源を遮断する(電源供給手段13出力HからLへ)
(ステップ76)。
【0056】以上のように本実施例においてはタイミン
グ判定手段14bにより予め設定された増幅手段6出力
の任意のポイントの数をカウントすることで受信信号の
振幅最大値出力時期を検知し、電源供給手段13に出力
する。それにより電源供給手段13が増幅手段6及び基
準比較手段7への電源を遮断するので、ゲイン調整時に
用いる受信信号の振幅最大値までの信号を確実に入力
し、かつ振幅最大値以降の無駄な増幅手段6及び基準比
較手段7の動作を停止することができる。このように消
費電流の大きい増幅手段6及び基準比較手段7の動作時
間を短くすることが出来るので動作電流を低減した流量
計測装置とすることが出来る。
【0057】尚、本実施例ではタイミング判定手段14
bがカウントする増幅手段6出力のポイントを負のゼロ
クロス点としたが、これに限定されるものではなく、例
えば正のゼロクロス点や増幅手段6出力波形の上昇から
下降へ変化するピーク点等に設定しても同じ効果を有す
る。
【0058】また、本実施例の流量計測装置の動作を実
行させるプログラムを格納した記録媒体とすることによ
り、制御手段12の所定時間や繰り返し手段9の繰り返
し回数等の設定値の変更や超音波振動子の変更または経
年変化等にも柔軟に対応できるものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1、
請求項7に係る流量計測装置は、制御手段の指示により
電源供給手段が増幅手段及び基準比較手段の電源を遮断
する時期を変更出来るので、繰り返し回数の多い計測時
には増幅手段及び基準比較手段の動作時間を必要最小時
間で行い、繰り返し回数の少ないゲイン調整時に通常の
動作時間とすることにより消費電流の大きい増幅手段及
び基準比較手段のトータルの動作時間を短くすることが
出来るので動作電流を低減した流量計測装置とすること
が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における流量計測装置のブロ
ック図
【図2】同装置の動作を説明する図
【図3】同装置のフローチャート
【図4】本発明の実施例2における流量計測装置のフロ
ーチャート
【図5】本発明の実施例3における流量計測装置のブロ
ック図
【図6】同装置の動作を説明する図
【図7】同装置のフローチャート
【図8】本発明の実施例4における流量計測装置のブロ
ック図
【図9】同装置の動作を説明する図
【図10】同装置のフローチャート
【図11】本発明の実施例5における流量計測装置のフ
ローチャート
【図12】同装置の動作を説明する図
【図13】本発明の実施例6における流量計測装置のブ
ロック図
【図14】同装置の動作を説明する図
【図15】同装置のフローチャート
【図16】従来の流量計測装置のブロック図
【図17】従来の流量計測装置の動作説明図
【図18】従来の流量計測装置の増幅手段の動作説明図
【符号の説明】
1 流路 2 第1超音波振動子(第1の振動子) 3 第2超音波振動子(第2の振動子) 4 切換手段 5 送信手段 6 増幅手段 7 基準比較手段 8 判定手段 9 繰り返し手段 10 計時手段 11 流量算出手段 12 制御手段 13 電源供給手段 14 タイミング判定手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体管路に設けられ超音波信号を送受信
    する第1振動子及び第2振動子と、前記振動子を駆動す
    る送信手段と、前記振動子の送受信を切り換える切換手
    段と、前記振動子の受信信号を増幅する増幅手段と、前
    記振動子間の相互の超音波信号の送受信を複数回行う繰
    り返し手段と、前記超音波信号の累積時間に基づいて流
    量を算出する流量算出手段と、前記増幅手段の出力電圧
    と基準電圧とを比較する基準比較手段と、前記基準比較
    手段と前記増幅手段の出力とから超音波信号の到達時期
    を判定する判定手段と、前記判定手段による超音波信号
    の到達時期の判定後の前記増幅手段と前記基準比較手段
    への電源供給の制御を行う電源供給手段を備えた流量計
    測装置。
  2. 【請求項2】 電源供給手段は繰り返し手段により超音
    波信号の送受信を複数回繰り返すうちの所定の繰り返し
    回数以上で供給時期を変更する請求項1記載の流量計測
    装置。
  3. 【請求項3】 増幅手段の出力信号最大値の出力時期を
    検出するタイミング判定手段を備え電源供給手段は前記
    タイミング判定手段の出力により電源供給時期を変更す
    る請求項1記載の流量計測装置。
  4. 【請求項4】 タイミング判定手段は基準比較手段の出
    力パルス幅により増幅手段の出力信号最大値の出力時期
    を検出する請求項3記載の流量計測装置。
  5. 【請求項5】 タイミング判定手段は基準比較手段の出
    力の有無により増幅手段の出力信号最大値の出力時期を
    検出する請求項3記載の流量計測装置。
  6. 【請求項6】 タイミング判定手段は判定手段の出力後
    における増幅手段からの出力信号の波数により電源供給
    手段へ信号を出力する請求項3記載の流量計測装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の流量
    計測装置の手段の全てもしくは一部としてコンピュータ
    を機能させるためのプログラム。
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