JP4572546B2 - 流体の流れ計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は超音波を利用してガス、水などの流体の流れを計測する流体の流れ計測装置に関するものである。
従来のこの種の流体の流れ計測装置は、図10に示すようなものが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。この装置は流体の流れる流路31に設置した第1超音波振動子32および第2超音波振動子33と、第1超音波振動子32、第2超音波振動子33の送受信を切り換える切換手段34と、第1超音波振動子32及び第2超音波振動子33を駆動する送信手段35と、受信側の超音波振動子で受信し切換手段34を通過した信号を所定の振幅まで増幅する増幅手段36と、増幅手段36で増幅された受信信号の電圧と基準電圧とを比較する基準比較手段37と、図11に示すように基準比較手段37で基準電圧と比較し大小関係が反転した後の増幅信号の最初のゼロクロス点aで繰り返し手段39へ出力信号Dを出力する判定手段38と、この判定手段38からの信号をカウントし予め設定された回数だけカウントすると共に判定手段38からの信号を制御手段42へ出力する繰り返し手段39と、繰り返し手段39で予め設定された回数をカウントした時間を計時する計時手段40と、計時手段40の計時した時間に応じて流量を算出する流量算出手段41と、流量算出手段41から算出された流量出力、繰り返し手段39からの信号を受け送信手段35の動作を制御する制御手段42と、判定手段38、繰り返し手段39、計時手段40、流量算出手段41、制御手段42から構成されている。
この装置は制御手段42により送信手段35を動作させ超音波振動子32で発信された超音波信号が、流れの中を伝搬し第2超音波振動子33で受信され、増幅手段36で増幅後、基準比較手段37と判定手段38で信号処理され、繰り返し手段39を通り制御手段42に入力される。この動作を予め設定されたn回数繰り返し行い、この間の時間を計時手段40により測定する。そして、第1超音波振動子32と第2超音波振動子33とを切換手段34により切り替えて、同様な動作を行い、被測定流体の上流から下流(この方向を正流とする)と下流から上流(この方向を逆流とする)のそれぞれの伝搬時間を測定し、被測定流体の流速を求め、式1より流量Qを求めていた。
ここで、超音波振動子間の流れ方向の有効距離をL、上流から下流へのn回分の測定時間をt1、下流から上流へのn回分の測定時間をt2、被測定流体の流速をv、流路の断面積をS、センサ角度をφ、流量をQとする。
Q=S・v=S・L/2・cosφ((n/t1)−(n/t2))・・・(式1)
実際には、式1に流量に応じた係数をさらに乗じて流量を算出する。
また、増幅手段36のゲインは、受信側の超音波振動子で受信した信号を一定振幅となるようゲインを調整しており、受信信号のピーク電圧値が所定の電圧範囲に入るように調整される。これは繰り返し手段39に設定された回数の計測を繰り返し中に、図12の点線で示す受信信号bに示すように受信信号のピーク電圧値が所定の電圧範囲の下限より下回った回数と、同じく図12の点線で示す受信信号cに示すように所定の電圧範囲の上限より上回った回数をカウントしておきその大小関係で次回の流量計測時のゲインを調整する。例えば下限より下回った回数が多ければゲインをアップして、図12の実線で示す受信信号aのように電圧範囲の上限、下限の内に入るようにする。
また、増幅手段36により増幅された受信信号の電圧と比較する基準比較手段37の基準電圧は判定手段38により検知するゼロクロス点の位置を決めるもので図11を例にすると受信信号の3波目のゼロクロス点aを判定手段38により検知するよう、受信信号の2波と3波のピーク電圧の中点の電圧に設定される。そうすることにより何らかの原因で受信信号の2波のピーク電圧が上昇、または3波のピーク電圧が減少しても双方に対してマージンをとれ、安定に判定手段38により3波目のゼロクロス点aが検知できるものである。
特開2003−106882号公報
しかしながら上記従来の流体の流れ計測装置は、基準比較手段37において所定の振幅レベルに増幅された受信信号と比較する基準電圧の電圧設定方法として、固定抵抗器と半固定抵抗器を用い抵抗分圧で設定することが多く用いられてきた。この方法では所定の電圧を発生するように基準電圧を監視しながら半固定抵抗器を手動で調節を行うので基準電圧設定に時間が掛かり、また、調整ミスの発生の可能性も有していた。
さらに調整後の経年変化、また、機械振動、熱衝撃等を受けることによって調整位置が変化することもあった。そして温度変化や流量の変化、または超音波振動子の経年変化等でその感度が変化すると再度、基準電圧を設定し直す必要があるという課題を有していた。また、このような流体の流れ計測装置は電池を電源とするので低消費電力であることが求められている。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、基準電圧の設定を迅速かつ、精度良く行い、常に最適な基準電圧に保ち、かつ低消費電力である流体の流れ計測装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の流体の流れ計測装置は基準設定手段の基準電圧を最小から最大に変化させたときの時間差計時手段の計時する時間差により受信波の各波のピーク電圧位置を認識してこのピーク電圧比を基に受信波の特定の波の間に基準電圧を設定するようにしたものである。
これによって基準設定手段が設定する基準電圧は超音波信号の受信波に基づき、受信波の特定の波のピーク電圧間に設定され、時間差計時手段が計時する時間差が最適となる基準電圧に人手を介することなく、設定動作が迅速かつ、精度良く行われ、かつ継続的に最適な基準電圧に保つ流体の流れ計測装置とすることができる。
本発明の流体の流れ計測装置は、基準電圧を最小から最大に変化させ、そのときの時間差計時手段の計時する時間差が大きく変化する複数の変曲点の内、基準電圧を最小から最大に変化させ、そのときの時間差計時手段の計時する時間差が大きく変化する複数の変曲点から受信波の各波のピーク電圧を認識し、ピーク電圧の比より特定の2波、3波のピーク電圧間の中点の電圧、または任意の点に基準電圧を自動的に設定する基準設定手段としたことにより、超音波の受信波の中で受信信号の電圧変動に対して、一番安定して超音波信号の到達時期を検知出来る電圧に設定出来、また、流量計測時の時間差計時手段の計時する時間差が基準電圧を設定した際の時間差を基に決定される所定の時間差の幅から逸脱した場合に基準電圧の再設定が行われる。
これにより基準電圧の設定が人手を介することなく迅速に行われかつ、設定後、流量計測時に基準電圧が最適な電圧に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る効果がある。
第1の発明は、流体管路に設けられ超音波信号を送受信する第1振動子及び第2振動子と、前記振動子を駆動する送信手段と、前記振動子の送受信を切り換える切換手段と、前記振動子の受信信号を増幅する増幅手段と、前記超音波信号の送受信の累積時間を計時する計時手段と、前記計時手段の計時した時間に基づいて流速及びまたは流量を算出する流量算出手段と、前記第1振動子及び前記第2振動子のうち受信側の振動子の受信信号の電圧と基準電圧とを比較する基準比較手段と、前記基準比較手段と前記増幅手段の出力とから超音波信号の到達時期を判定する判定手段と、前記基準比較手段と前記判定手段の出力の時間差を計時する時間差計時手段と、前記基準比較手段の基準電圧を設定する基準設定手段を備えた流体の流れ計測装置において、基準電圧を最小から最大に変化させたときの前記時間差計時手段の計時する時間差により受信波の各波のピーク電圧位置を認識してこのピーク電圧比を基に受信波の特定の波の間に基準電圧を設定する基準設定手段とした流体の流れ計測装置とすることにより、基準電圧の設定を迅速かつ、精度良く行い、超音波の受信信号の変動に対し一番安定な基準電圧に設定出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第2の発明は、時間差計時手段の計時する時間差を流体の流れ計測装置本体の調整時に記憶する時間差記憶手段を設け、前記時間差記憶手段に記憶されている時間差を流量計測後に基準設定手段が基準電圧を設定する際に用いる時間差の目標値とする1項記載の流体の流れ計測装置とすることにより、自動的に基準電圧の補正を行い、常に最適な基準電圧に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第3の発明は、基準設定手段は流体の流れ計測装置本体の調整時に基準電圧を受信波の特定の波間に設定した際の特定の波のピーク電圧間に基準電圧の設定範囲を限定する請求項2記載の流体の流れ計測装置とすることにより、流量計測中の超音波の受信信号の変動により基準電圧との大小関係が崩れたことを検知して基準電圧を再設定することで、最適な基準電圧に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第4の発明は基準設定手段は流体の流れ計測装置本体の調整時に基準電圧を受信波の特定の波間に設定した際の特定の波のピーク電圧間の所定の割合の区間に基準電圧の設定範囲を限定する請求項2記載の流体の流れ計測装置とすることにより、より迅速に常に最適な基準電圧に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第5の発明は基準設定手段は流量算出手段が算出した流量が所定流量以上になるまで基準電圧調整動作を行わない請求項1〜4記載の流体の流れ計測装置とすることにより、設定が迅速で常に最適な基準電圧に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第6の発明は基準設定手段は流量算出手段が算出した流量が所定流量以上の状態から流量ゼロに戻った際に、前回の流量ゼロ時の基準電圧位置と比較して所定以上異なれば受信波の特定の波の間に設定する基準電圧の初期化をやり直す請求項1〜5記載の流体の流れ計測装置とすることにより、流路を流れる流体の流量の影響により超音波信号の送受信の方向別に超音波の受信信号と基準電圧との大小関係が崩れたことを検知して超音波信号の送受信の方向別に増幅手段の増幅度を変更することで基準電圧を再設定することで、基準比較手段の基準電圧を最適に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第7の発明は基準設定手段は流量算出手段が算出した流量が所定流量以上の状態から流量ゼロに戻った際に、前回の流量ゼロ時の基準電圧位置と比較して所定値以内であれば再度所定流量以上になるまで基準電圧調整動作を行わない請求項7記載の流体の流れ計測装置とすることにより、流路を流れる流体の流量の影響により超音波信号の送受信の方向で超音波の受信信号と基準電圧との大小関係が崩れた場合に超音波信号の送受信の方向毎に基準比較手段の基準電圧を設定することで、基準比較手段の基準電圧を最適に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第8の発明は基準設定手段は流量算出手段が算出した流量が、予め設定された複数の流量域の中で流量域を移ったときに基準電圧の調整動作を行う請求項1〜7記載の流体の流れ計測装置とすることにより、時間差計時手段の計時した時間差の変曲点の判定を確実に行うことが出来、その変曲点の中点または任意の点の電圧を基準電圧とすることで基準比較手段の基準電圧を最適に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第9の発明は基準設定手段は増幅手段の増幅度を調整後に基準電圧の変更を行う第1〜8の発明の流体の流れ計測装置とすることにより、時間差計時手段の計時した時間差の変曲点の判定を確実に行うことが出来、その変曲点の中点または任意の点の電圧を基準電圧とすることで基準比較手段の基準電圧を最適に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。
第10の発明は第1〜9のいずれかの発明の流体の流れ計測装置の手段の全てもしくは一部としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。そして、プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の流量計側装置の一部あるいは全てを容易に実現することができ超音波振動子の変更または経年変化等の特性の変化や動作を実現するための設定条件や定数の変更が柔軟に対応に出来る。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における流体の流れ計測装置のブロック図を示すものである。図2及び図5は同第1の実施例の流体の流れ計測装置の動作説明図であり、図3、及び図4は同フローチャートである。
図1において、流路1の途中に超音波を送信する第1超音波振動子2(第1振動子)と受信する第2超音波振動子3(第2振動子)が流れ方向に対し、角度φで配置されている。5は第1超音波振動子2への送信手段であり、4は第1超音波振動子2、第2超音波振動子3の送受信を切り換える切換手段、6は受信側の超音波振動子で受信した信号を制御手段12からの指示によるゲインで増幅する増幅手段、7は前記増幅手段6で増幅された信号と基準電圧とを比較し信号を出力する基準比較手段である。
8は基準比較手段7の出力と前記増幅手段6で増幅された信号とから超音波の到達時期を判定する判定手段、9は判定手段8の信号をカウントし予め設定された回数だけ制御手段12へ繰り返し信号を出力する繰り返し手段である。10は繰り返し手段9で予め設定された回数をカウントした時間を計時する計時手段であり、11は計時手段10の計時した時間に応じて流体の流速を検出し、さらに管路の大きさや流れの状態を考慮して流量を算出する流量算出手段(算出手段)である。
また、12は流量算出手段11、繰り返し手段9からの信号を受け送信手段5、増幅手段6の動作を制御する制御手段である。13は基準比較手段7の出力と判定手段8の出力との時間差を計時する時間差計時手段、14は基準比較手段7の基準電圧を設定し、かつ2波と3波のピーク電圧値を記憶する基準設定手段、15は基準設定手段14が基準電圧を設定後の時間差計時手段13の計時する時間差を記憶する時間差記憶手段である。
以上のように構成された流体の流れ計測装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず制御手段12は図示していないモード切替のための入力により製造工程時に製造工程専用のモードで以下の様に動作を開始する。電源投入後、制御手段12は、ゲイン調整のために暫定の基準電圧を設定する(図3のステップ1)。ゲイン調整は図2に示すように例えば受信波の最大振幅である5波のピーク電圧値を所定の電圧値になるようにゲインを調整し設定するものであり、このときの基準電圧は1波のピーク電圧より高く、5波のピーク電圧より低ければどのような値の電圧でもよい。また、ゲイン調整中は基準電圧は固定である。これは基準電圧を変更することで基準電圧が5波のピーク電圧以上になったり、1波のピーク電圧以下になり基準比較手段7、判定手段8が正しく動作しなくなることを防ぐためである。
流体の流れ計測装置のゲイン調整自体は従来例と同等であるので本実施の形態ではその説明は省略する。
最初に、受信側の第2超音波振動子3で受信した信号を一定振幅となるようゲインを調整した後(ステップ2)、基準設定手段14は基準電圧を設定範囲の最小電圧に設定する(ステップ3)。
最低の基準電圧に設定後、制御手段12は繰り返し手段9の繰り返し回数を1回に設定して、送信手段5を動作させ第1超音波振動子2より超音波信号を送信する(ステップ4)。
第1超音波振動子2より送信された超音波信号は流路1の流れの中を伝搬し、第2超音波振動子3で受信され、増幅手段6で増幅されて、基準比較手段7、判定手段8へ出力される。ここで図2に増幅後の受信信号の様子を示す。つまり図2に示すように基準比較手段7は増幅手段6の出力(受信信号A)と基準電圧とを比較し(図3のステップ5)、その大小関係が反転した時点(タイミングc)で時間差計時手段13と判定手段8に出力信号Cを出力する。
時間差計時手段13は基準比較手段7からの出力信号Cを入力すると計時を開始し(ステップ6)、判定手段8ではタイミングc以降の増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の負のゼロクロス点aを超音波の到達ポイントと判定し(ステップ7)、出力信号Dを繰り返し手段9、時間差計時手段13に出力する。時間差計時手段13は、この判定手段8の出力信号Dを受けると計時を終了し(ステップ8)、計時した時間差Tdを基準設定手段14へ出力する。基準設定手段14は、基準電圧を基準電圧の可変範囲の1制御単位分(例えば2mV)だけ増加させる(ステップ9)。制御手段12は繰り返し手段9に設定された繰り返し回数が1回であるので、繰り返し動作が終了した旨の信号を繰り返し手段9より入力して、再度送信手段5を動作させ、第1超音波振動子2より超音波信号を送信する。基準設定手段14が基準電圧の設定範囲の最大電圧に基準電圧を設定するまで、ここまでの動作を繰り返す。
基準設定手段14が基準電圧の最大電圧まで設定が終わると、基準設定手段14は基準電圧を設定範囲の最小電圧から最大電圧に変化させたときの時間差計時手段13の計時する時間差が大きく変化する(例えば前回の時間差と比較して1.3倍以上変化するか)変曲点は複数存在している。
この変曲点について図5、図6を用いて説明する。図5は基準設定手段14が基準電圧を設定範囲の最小電圧から最大電圧に変化させたときの時間差計時手段13の計時した時間差を示した図である。時間差計時手段13の計時した時間差は図2に示すように基準比較手段13と判定手段8の出力の時間差であるので受信信号の各波(1波、2波、3波...)のピーク電圧付近(図6において、それぞれp1、p2、p3...とする。)に基準電圧がある場合に時間差が最小(p1、p2、p3...に対応してそれぞれTp1、Tp2、Tp3...とする。)になり、その値は超音波の周期の約1/4(駆動周波数が500KHzの場合、500ns)になる。
そこから基準電圧を増加させ、各波のピーク電圧を超えると時間差計時手段13の計時した時間差は急に大きくなり、図5に示すように時間差の変曲点(時間差の最小であるTp1、Tp2、Tp3...)として現れる。例えば、基準電圧が2波のピークp2付近(但しp2を越えない)にあった場合から2波のピーク電圧p2を超えた場合、変曲点はTp2となる。これは時間差の変曲点になる基準電圧が受信信号の各波のピーク電圧付近の電圧となることを意味している。
これらのピーク電圧の比は流路、センサによりほぼ一定の値となることが実験で確認されている。例えば図6に示すように1波のピーク電圧p1と2波のピーク電圧p2の比p2/p1≒2.5、2波のピーク電圧p2と3波のピーク電圧p3の比p3/p2≒1.8、更に3波のピーク電圧p3と4波のピーク電圧p4の比p4/p3≒1.3といった具合である。
このように各波のピーク電圧の比が一定の値を示すことから、受信波の各波を認識することが可能である。つまり、あるピーク電圧と一つ前(基準電圧が低い方に一つ前)のピーク電圧との比が2.5倍程度となるピーク電圧は2波のピーク電圧であり、1.8倍程度となるのは3波のピーク電圧である。基準設定手段14では以上のようにピーク電圧の比を確認し、そのピーク電圧比によって受信波の特定の波(2波と3波)のピーク電圧を認識し、その特定の波(2波、3波)のピーク電圧の中点のVrefに基準電圧を設定する(図3のステップ11)。
そしてこの特定の波(2波、3波)のピーク電圧の中点のVrefに基準電圧を設定した後の時間差計時手段13が計時する時間差を時間差記憶手段15が記憶し、また2波のピーク電圧と3波のピーク電圧(基準電圧の設定範囲)を基準設定手段が記憶して(ステップ12)、製造工程専用のモードを終了する。
2波のピーク電圧と3波のピーク電圧を記憶することで、製造工程時における超音波信号の到達時期を検知するためのポイント(例えば図2における3波の負のゼロクロス点a)を検知できる基準電圧の設定可能範囲が記憶される。
基準電圧を2波、3波間に設定する意図はピーク電圧の幅が一番広い基準電圧範囲(図6において2波、3波のピーク電圧範囲)に基準電圧を設定すれば、受信信号の各波のピーク電圧差の一番大きい部分に設定することになり、例えば図5において2波、3波のピーク電圧の中点のVrefに基準電圧を設定すれば2波、3波のピーク電圧と基準電圧との間にマージンを大きく取ることが出来、受信信号の電圧変動に対して最も安定に判定手段8が超音波の受信信号の到達時期を検知出来るからである。
製造工程での基準電圧の設定後、流体の流れ計測装置の設置現場で、図示していないモード切替のための入力により制御手段12が通常モードに切り替後、電源を投入すると以下の様に動作を開始する。最初に受信側の超音波振動子で受信した信号を一定振幅となるようゲインを調整した後(図4のステップ21)、制御手段12は繰り返し手段9に繰り返し回数1回を設定して基準電圧の確認動作を開始する。動作を開始した後の基準設定手段14の動作を図4を用いて説明する。動作を開始すると制御手段12は送信手段5を動作させ第1超音波振動子2より超音波信号を送信し(ステップ22)、増幅手段6で増幅された第2超音波振動子3で受信された超音波信号は基準比較手段7、判定手段8へ出力され、基準比較手段7で受信信号と基準電圧とを比較し(ステップ23)、その大小関係が反転した時点から時間差計時手段13で計時を開始し(ステップ24)、判定手段8により増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の負のゼロクロス点を検知するまで、時間差の計時を行う(ステップ25、26)。
時間差計時手段13で計時された時間差と時間差記憶手段15に記憶されている時間差とを比較して(ステップ27)、所定値以上であれば基準電圧設定をやり直す(ステップ28)。所定値以内(例えば±20%)であれば基準電圧の変更は行わず、流速計測,流量演算の処理へ移行する。つまり、製造時に時間差記憶手段15に記憶した時と被計測流体や構成部品の特性等の条件の変化が無ければ、ゲイン調整された受信波と基準電圧の関係には変化が無く、時間差記憶手段15に記憶された時間差とステップ26で時間差計時手段13が計時した時間差は同じになるが、何らかの要因で2つの時間差が所定値以上異なる場合は、基準電圧の設定をやり直す。図7に流量計測処理について示す。
制御手段12は繰り返し手段9に正規の繰り返し回数(例えば256回)を設定して流量計測を開始する。流量計測を開始すると制御手段12は送信手段5を動作させ第1超音波振動子2より超音波信号を送信し(図7のステップ32)、増幅手段6で増幅された第2超音波振動子3で受信された超音波信号は基準比較手段7、判定手段8へ出力され、基準比較手段7で受信信号と基準電圧とを比較し(ステップ33)、その大小関係が反転した時点から時間差計時手段13で計時を開始し(ステップ34)、判定手段8により増幅手段6出力の符号が正から負に変わる最初の負のゼロクロス点を検知するまで、時間差の計時を行う(ステップ35、36)。判定手段8によりゼロクロス点(超音波の到達ポイント)の検知後、制御手段12は送信手段5を再度動作させ超音波振動子2より超音波信号を送信する。この一連の動作を予め設定された256回数繰り返し行い(ステップ31)、所定の繰り返し回数終了後、基準設定手段14は繰り返し回数分の時間差計時手段13が計時した時間差の平均値を算出し(ステップ37)、これに基づいて流量算出手段11にて流速を算出して流量を算出する。
流量算出手段11において算出された流量が所定の流量(例えば400L/h)以上か否かを判定し、所定流量以上であれば(ステップ38)、基準設定手段14の算出した時間差の平均値が予め設定された所定値(例えば製造時に設定された基準電圧が受信波の2波と3波の中点にある場合の時間差計時手段13が計時した時間差の120%)と比較する(ステップ39)。所定値以上であれば、現在の基準電圧が製造時に記憶した基準電圧の設定範囲の上限(製造工程時の3波のピーク電圧)を越えたか否かを判定し(ステップ43)、上限を越えていた場合は流量計測を終了する。設定範囲の上限を越えていなかった場合は基準電圧を1制御単位(2mV)分、基準電圧を増加させる(ステップ44)。
また、基準設定手段14の算出した時間差の平均値と予め設定されステップ24とは異なる別の所定値(例えば製造時に設定された基準電圧が受信波の2波と3波の中点にある場合の時間差の80%)と比較して(ステップ40)、所定値未満でなければ流量計測を終了する。所定値未満であった場合、現在の基準電圧が製造時に記憶した基準電圧の設定範囲の下限(製造工程時の2波のピーク電圧)を下回ったか否かを判定し(ステップ41)、下限を下回っていなかった場合は基準電圧を1制御単位(2mV)分、基準電圧を減少させる(ステップ42)。
また、設定範囲の下限を下回った場合は流量計測を終了する。つまり所定流量(400L/h)以上で、基準設定手段14の算出した時間差の平均値が、製造時の基準電圧設定時の時間差の80〜120%内である場合は、基準電圧はそのままで、時間差の平均値が120%以上である場合に、基準電圧が製造工程時の3波のピーク電圧を越えない範囲で基準電圧を流量計測毎に増加させる。また、製造時の基準電圧設定時の時間差の平均値が80%未満である場合に、基準電圧が製造工程時の2波のピーク電圧を下回らない範囲で基準電圧を流量計測毎に減少させることになる。
以上のように所定の繰り返し回数終了後、状況に応じて基準電圧を変更していく。また、計時手段10により流量計測開始から所定の繰り返し回数終了までの時間を測定して、第1超音波振動子2と第2超音波振動子3とを切換手段4により切り替えて、同様な動作を行い、被測定流体の上流から下流と下流から上流のそれぞれの伝搬時間を測定し、これらの時間差より流量算出手段11で流路の大きさや流れの状態を考慮して流量値を求める。
なお、図7のステップ43において基準設定手段14の算出した時間差の平均値が予め設定された所定値(例えば、製造時に設定された基準電圧が受信波の2波と3波の中点にある場合の時間差計時手段13が計時した時間差の120%)以上である場合に、現在の基準電圧が製造時に記憶した基準電圧の設定範囲の上限(製造工程時の3波のピーク電圧)を越えたか否かを判定したが、設定範囲の上限の90%を越えたか否かを判定するように、また、ステップ41で現在の基準電圧が製造時に記憶した基準電圧の設定範囲の下限(製造工程時の2波のピーク電圧)を下回ったか否かを判定したが、下限の10%増しの値を下回ったか否かを判定するようにしてもよく、この場合には基準設定手段14の設定する基準電圧が製造工程時の2波のピーク電圧と3波のピーク電圧間の10%〜90%間に安定して設定されることになる。
また、流量算出手段11は、流体の流速を検出し、さらに管路の大きさや流れの状態を考慮して流量を算出するものとしたが、流量を算出しない場合でも、求められた流体の流速により、流速の変化を判定できることとなり、流体の漏洩を検出することを可能とする。
(実施の形態2)
また、図8を用いて基準設定手段14の他の動作を説明する。
図8は基準設定手段14の他の動作を説明するフローチャートである。
図8に於いて所定の繰り返し回数の動作を終え、時間差の平均値を算出するまでのステップ31〜37迄の動作は図7の動作と同じなので、時間差の平均値を算出後のステップ51から説明を行う。基準設定手段14が繰り返し回数分の時間差計時手段13が計時した時間差の平均値を算出すると、流量算出手段11により算出された流量が0L/hであったか否かを判定し(ステップ51)、0L/hであった場合は現在の基準電圧と製造時に設定した基準電圧との差を判定し(ステップ52)、予め設定された設定値以上異なれば、初期設定動作で行った基準電圧の設定動作を再度実行する(ステップ53)。所定値以内であれば基準電圧は変更せずそのまま処理を終了する。また、ステップ51での流量判定で0L/hでなかった場合、前述のステップ39以降の手順で基準電圧の設定を行う。
(実施の形態3)
さらに図9を用いて基準設定手段14の他の動作を説明する。
図9は基準設定手段14の他の動作を説明するフローチャートである。
図9に於いて所定の繰り返し回数の動作を終え、時間差の平均値を算出するまでのステップ31〜37迄の動作は図7の動作と同じなので、時間差の平均値を算出後のステップ61から説明を行う。基準設定手段14が繰り返し回数分の時間差計時手段13が計時した時間差の平均値を算出すると、流量算出手段11により算出された流量により複数の流量ゾーン分けを行う(図9のステップ61)。
例えば流量が0〜400L/h未満、400以上〜1000L/h未満、1000L/h以上の3つのゾーンに分け、所定の繰り返し回数の動作を終え、流量算出手段11により算出した流量が前回計測した流量の流量ゾーンと比較し、同じであれば(ステップ62)、基準電圧は変更せずそのまま処理を終了する。
今回計測した流量が前回計測した流量ゾーンと異なれば、ステップ39以降の処理を行う。ステップ39以降は図7と同じであり、説明を省略する。
つまり、前回計測時 100L/hで、今回計測時が300L/hであれば同じ流量ゾーンであるので基準電圧はそのままで、前回計測時 100L/hで、今回計測時が500L/hであれば違う流量ゾーンになるのでステップ39以降の基準電圧の変更処理を行う。
また、本実施の形態では、時間差計時手段13の計時する時間差が大きく変化する複数の変曲点の内、特定の波(2波と3波ピーク電圧)の変曲点間の中点に基準電圧を設定するとしたが、受信信号の電圧変動の方向(増加もしくは減少)に特徴があり、例えば受信信号の電圧変動が増加することは無く、減少することのみであれば基準電圧を時間差の変曲点間の中点ではなく、それよりも低い電圧に設定する方が受信信号の電圧変動(減少)に対して基準電圧とのマージンを大きく取れる。このような場合は、例えば時間差の最大間隔の変曲点間の1/3の点というように設定する基準電圧は受信信号の電圧変動に応じて任意の点に設定すればよい。
製造時に於いて被計測流体(LPG等)を本流体の流れ計測装置に注入し基準電圧を受信波形の各波のピーク電圧比により自動的に特定の波間(2波−3波間)の中点に設定することで、設置現場に於いては被計測流体が流体の流れ計測装置に充填されてなくとも正しい基準電圧が設定され、動作開始後の基準電圧の自動調整により基準電圧が変更されても、製造時の特定の波間(2波−3波間)にその変更範囲を限定することで誤った電圧に設定されることを防ぐことが出来る。
以上のように本実施の形態においては製造工程等のおける初期設定時に基準電圧を設定範囲の最小電圧から最大電圧に変化させ、そのときの時間差計時手段13の計時する時間差が大きく変化する複数の変曲点から受信波形の各波のピーク電圧を認識し、ピーク電圧の比より受信波形の波、例えば特定の2波、3波のピーク電圧間の中点の電圧、または任意の点に基準電圧を自動的に設定する基準設定手段14としたことにより、超音波の受信波形の中で受信信号の電圧変動に対して、一番安定して超音波信号の到達時期を検知出来る2波、3波のピーク電圧間に基準電圧を確実かつ自動で設定でき、また、製造時の基準
電圧の設定後、設置現場で流量計測を行う迄に何らかの要因で部品の特性に変化が起き、時間差記憶手段15に記憶されている製造時の時間差と時間差計時手段13が計時した時間差とを比較して大きく異なれば基準電圧を再設定する。2つの時間差が同じであれば、基準電圧を再設定なしに流量計測を開始する。さらに流量計測時の時間差計時手段13の計時する時間差が基準電圧を設定した際の時間差を基に決定される所定の時間差の幅から逸脱した場合に基準電圧の再設定が行われる。
これにより基準電圧の設定が人手を介することなく迅速に行われかつ、設定後も、流量計測時に基準電圧が最適な電圧に保つことの出来る流体の流れ計測装置とすることが出来る。さらに所定流量未満、または同一流量ゾーン等の必要以上に基準電圧の再設定を行わないので低消費電力で流量計測を行うことが出来る。
また、本実施の形態の流体の流れ計測装置の動作を実行させるプログラムを格納した記録媒体とすることにより、制御手段12や基準設定手段14の所定比率や繰り返し手段9の繰り返し回数等の設定値の変更や超音波振動子の変更または経年変化等にも柔軟に対応できるものである。
以上のように、本発明に係る流体の流れ計測装置は、基準電圧の設定を迅速かつ精度良く行うことが可能となるので、ガス,水などの流体の流速,流量などの計測に適用できる。
本発明の実施例1における流体の流れ計測装置のブロック図 同装置の動作を説明する図 同装置のフローチャート 同装置のフローチャート 同装置の動作を説明する図 同装置の動作を説明する図 同装置のフローチャート 同装置の他の動作を説明するフローチャート 同装置の他の動作を説明するフローチャート 従来の流体の流れ計測装置のブロック図 従来の流体の流れ計測装置の動作説明図 従来の流体の流れ計測装置の増幅手段の動作説明図
符号の説明
1 流路
2 第1超音波振動子(第1振動子)
3 第2超音波振動子(第2振動子)
4 切換手段
5 送信手段
6 増幅手段
7 基準比較手段
8 判定手段
9 繰り返し手段
10 計時手段
11 流量算出手段(算出手段)
12 制御手段
13 時間差計時手段
14 基準設定手段
15 時間差記憶手段

Claims (3)

  1. 流体管路に設けられ超音波信号を送受信する第1振動子及び第2振動子と、
    前記第1振動子及び前記第2振動子を駆動する送信手段と、
    前記第1振動子及び前記第2振動子の送受信を切り換える切換手段と、
    前記第1振動子及び前記第2振動子の受信信号を増幅する増幅手段と、
    前記超音波信号の送受信の累積時間を計時する計時手段と、
    前記計時手段の計時した時間に基づいて流速及びまたは流量を算出する算出手段と、
    前記増幅手段から出力される受信信号の電圧と基準電圧とを比較し、その大小関係が反転した時点で信号を出力する基準比較手段と、
    前記基準比較手段から出力される信号を受信後、前記増幅手段から出力される受信信号の電圧が正から負に変わる最初の負のゼロクロス点を判定した時点で信号を出力する判定手段と、
    前記基準比較手段と前記判定手段のそれぞれから出力される信号の時間差を計時する時間差計時手段と、
    前記基準電圧を設定範囲の最小電圧から最大電圧に変化させたときの前記時間差計時手段の計時する時間差が急激に変化する値をピーク電圧として複数認識し、前記複数のピーク電圧のうち任意の第1ピーク電圧値と第2ピーク電圧値の比が所定の値となった場合に、前記第1ピーク電圧と前記第2ピーク電圧の中間の値を前記基準電圧として設定する基準設定手段と、
    前記時間差計時手段の計時する時間差を前記基準電圧の設定時に記憶する時間差記憶手段と
    を備えた流体の流れ計測装置において、
    前記基準電圧の設定後に前記時間差計時手段が計時した値と前記時間差記憶手段に記憶された値との差が所定値以上であれば、前記基準設定手段に前記基準電圧を再度設定させ前記基準電圧の設定後に前記時間差計時手段が計時した値と前記時間差記憶手段に記憶された値との差が所定値未満であれば、流量測定を行い、前記流量測定により算出された流量が所定値以上の場合に前記基準電圧を変更する、
    流体の流れ計測装置。
  2. 前記基準設定手段は前記算出手段が算出した流量が、予め設定された複数の流量域の中で流量域を移ったときに前記基準電圧の調整動作を行う請求項記載の流体の流れ計測装置
  3. 前記基準設定手段は前記増幅手段の増幅度を調整後に前記基準電圧の変更を行う請求項記載の流体の流れ計測装置。
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