JP3443271B2 - 立体映像表示装置 - Google Patents

立体映像表示装置

Info

Publication number
JP3443271B2
JP3443271B2 JP07028197A JP7028197A JP3443271B2 JP 3443271 B2 JP3443271 B2 JP 3443271B2 JP 07028197 A JP07028197 A JP 07028197A JP 7028197 A JP7028197 A JP 7028197A JP 3443271 B2 JP3443271 B2 JP 3443271B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
video signal
observer
display device
stereoscopic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07028197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10271536A (ja
Inventor
益孝 井上
喜裕 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP07028197A priority Critical patent/JP3443271B2/ja
Publication of JPH10271536A publication Critical patent/JPH10271536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3443271B2 publication Critical patent/JP3443271B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特殊な眼鏡を用い
ることなしに立体映像を観察することができる立体映像
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特殊な眼鏡を使用しないで立
体映像を表示する装置として、液晶パネル等の表示パネ
ルの表示画面の観察者側にパララックスバリアやレンチ
キュラーレンズ等(分離手段)を配置し、これにより表
示パネルに表示された左眼用の映像と右眼用の映像から
の光を左右に分離して観察者の両眼視差を利用して立体
映像を観察者に認識させるものが知られている。
【0003】図13は、立体映像表示装置1と観察者5
との位置関係を示した模式図である。立体表示装置1
は、映像を表示する液晶パネルが含んで構成される表示
部2とパララックスバリア又はレンチキュラーレンズか
ら成る分光手段3とで構成される。表示部2にて表示さ
れた映像は、前記分離手段によって右眼用映像と左眼用
映像とに分離される。
【0004】この立体映像表示装置1では、図に示すよ
うに分離手段3から最適観察距離(図中D)及びその前
後方向近辺においては右眼用映像あるいは左眼用映像を
観察できる領域が交互に存在する。即ち、矢示範囲Rが
右眼映像観察領域であり、矢示範囲Lが左眼映像観察領
域である。従って、眼間距離Eの観察者5の右眼5Rが
右眼映像観察領域、左眼5Lが左眼映像観察領域にある
場合(図中aの位置)においては、観察者5は、右眼5
Rで右眼用映像を取込み、左眼5Lで左眼用映像を取込
むことができるので、立体像を観察することができる
(正視領域)。これに対して、逆の場合(図中bの位
置)においては、観察者5は、右眼5Rで左眼用映像を
取込み、左眼5Lで右眼用映像を取込む逆視となり、立
体像が観察できなくなる(逆視領域)。また、正視領域
及び逆視領域以外の領域であるクロストーク領域、或い
はブラック領域では、観察者5はぼやけた映像あるいは
モアレ状の映像を見ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記観察者5は、立体
像を観察するために、自ら移動して立体像が観察できる
正視領域(図中aの位置)を探す必要がある。この場
合、前記観察者5は、正視領域及び逆視領域がどの位置
にあるのか把握できていないとともに、前記観察者5自
身が前記正視領域及び逆視領域に対してどの位置に存在
するのかも把握できていないため、前記正視領域を探す
のに手間を要するという問題がある。
【0006】なお、逆視領域にて立体像を観察できるよ
うにする手法として、観察者5の位置が逆視領域にある
場合に、右眼用映像と左眼用映像とを切り換えるものが
知られている。この技術によって、観察者5の位置が逆
視領域である場合でも、観察者5は、立体像を観察する
ことができる。しかしながら、観察者5は、正視領域の
位置、逆視領域の位置、及び観察者5自身の位置が把握
できていないために、頻繁に移動することになり、逆視
領域と正視領域を行ったり来たりすることになる。従っ
て、右眼用映像と左眼用映像とが頻繁に入れ代わり、表
示された映像にチラツキが生じるという問題が生じる。
【0007】本発明の目的は、観察者の位置を検出して
立体像が観察できる領域との相対的な位置関係を観察者
に報知するとともに、映像の頻繁な切り換えにて生ずる
チラツキを抑制する立体映像表示装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の立体映像表示装
置は、一方の眼用の映像信号と他方の眼用の映像信号と
を一組の映像信号として入力し、左右映像を交互に形成
して表示部に表示する映像形成手段と、観察者の左右の
眼に前記左右映像を分離して導く分離手段とを備えた立
体映像表示装置において、観察者の位置を検出するセン
サーと、前記センサーからの出力によって前記観察者の
位置と正視領域のみあるいは正視領域及び逆視領域とを
相対的に示した位置情報を生成する位置情報生成手段
と、前記位置情報生成手段から与えられる前記位置情報
を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】上述の構成によれば、正視領域と観察者の
位置とを相対的に示した前記位置情報が観察者に対して
表示されるので、観察者は、どの位置に移動すると立体
像が観察できるのかを把握できる。これによって、観察
者は、正視領域へ容易に移動することができる。
【0010】また、前記センサーは複数の観察者の位置
を検出し、前記位置情報生成手段は、前記センサーから
の出力によって前記正視領域と複数の観察者の位置とを
相対的に示した位置情報を生成する。なお、前記センサ
ーは1つで構成されていてもよく、複数個で形成されて
もよい。
【0011】また、前記表示手段は、前記映像形成手段
の表示部で構成してもよい。この場合、前記位置情報
は、前記映像形成手段の表示部の表示画面全体に選択的
に表示されてもよい。また、前記位置情報は、前記映像
形成手段の表示部の表示画面の一部に表示されてもよ
く、この場合に常に表示するようにしてもよい。
【0012】また、前記位置情報生成手段は、前記観察
者の位置が前記正視領域外であるときに前記位置情報を
表示し、前記観察者の位置が前記正視領域内であるとき
に前記位置情報を表示しない位置情報表示制御手段を備
えてもよい。この位置情報表示制御手段を備えること
で、観察者が立体像を観察することができる場合に前記
位置情報が表示されないので、観察される立体像は前記
位置情報にて遮蔽されず、前記観察者は良好な立体像を
観察することができる。また、位置情報の表示/非表示
によって、観察者は、現在の観察者自身の位置が正視領
域であることを把握することもできる。
【0013】また、前記センサーにて検出された前記観
察者の位置が前記正視領域外に存在する時間を計測する
第1位置情報用計時手段を備えてもよい。この場合、前
記第1位置情報用計時手段によって計測された時間が所
定時間を経過したときに、前記位置情報が表示される。
また、前記センサーにて検出された前記観察者の位置が
前記正視領域内に存在する時間を計測する第2位置情報
用計時手段を備えてもよい。この場合、前記位置情報が
表示されていた場合に、前記第2位置情報用計時手段に
よって計測された時間が所定時間を経過したときに、表
示されていた位置情報が非表示になる。これによって、
観察者が前記正視領域の境界線上をふらつき、前記正視
領域に出たり入ったりする場合でも、前記位置情報の表
示/非表示が頻繁に切り換わらないので、表示画面の映
像のチラツキを抑制することができる。
【0014】また、前記一方の眼用の映像信号及び前記
他方の眼用の映像信号が入力され、前記一方又は他方の
眼用の映像信号を右眼用の映像信号とし、前記他方又は
一方の眼用の映像信号を左眼用の映像信号として前記映
像形成手段に出力する選択手段を備えてもよい。この選
択手段は、前記センサーにて検出された観察者の位置が
前記正視領域内である場合に、前記一方の眼用の映像信
号を右眼用の映像信号とし、前記他方の眼用の映像信号
を左眼用の映像信号として出力し、前記センサーにて検
出された観察者の位置が前記映像形成手段にて形成され
た前記左右映像が観察者の左右逆の眼にそれぞれ導かれ
る逆視領域内である場合に、前記一方の眼用の映像信号
を右眼用の映像信号とし、前記他方の眼用の映像信号を
左眼用の映像信号として出力する。これによって、観察
者の位置が、いわゆる逆視領域であっても、観察者は立
体像を観察することができる。
【0015】また、前記センサーにて検出された観察者
の位置が前記逆視領域内に存在する時間を計測する第1
選択用計時手段を備えてもよい。この場合、前記選択手
段は、前記第1選択用計時手段によって計測された時間
が所定時間を経過したときに、前記一方の眼用の映像信
号を左眼用の映像信号とし、前記他方の眼用の映像信号
を右眼用の映像信号として前記映像形成手段に出力す
る。また、前記センサーにて検出された観察者の位置が
前記正視領域内に存在する時間を計測する第2選択用計
時手段を備えてもよい。このとき、前記選択手段は、前
記第2選択用計時手段によって計測された時間が所定時
間を経過したときに、前記一方の眼用の映像信号を右眼
用の映像信号とし、前記他方の眼用の映像信号を左眼用
の映像信号として前記映像形成手段に出力する。
【0016】前記第1選択用計時手段、及び前記第2選
択用計時手段を備えることによって、観察者が前記正視
領域及び逆視領域の境界線上をふらつき、前記正視領域
及び前記逆視領域に出たり入ったりする場合でも、前記
選択手段は映像信号の切り換えを頻繁に行わないので、
表示画面の映像は頻繁に切り換わらず、表示画面の映像
のチラツキを抑制することができる。
【0017】前記一方の眼用の映像信号及び前記他方の
眼用の映像信号を一組とした複数組の映像信号を入力
し、前記センサーにて検出された観察者の位置する領域
によって前記複数組の映像信号から一組の映像信号を選
択して前記映像形成手段に出力する選択手段を備えても
よい。前記選択手段を備えることで、観察者は、表示手
段にて表示された前記位置情報を見て、例えば、複数組
の映像信号に対応して設けられる複数の正視領域の中の
1つの正視領域に移動することで、その正視領域に対応
した一組の映像信号が前記選択手段にて選択され、前記
正視領域に対応した立体像を観察することができる。例
えば、X、Yの正視領域が並んで構成されており、正視
領域Xでは正面の立体像に対する映像信号が選択され、
正視領域Yでは右側面の立体像に対する映像信号が選択
されるとすると、観察者が前記位置情報を見て前記正視
領域X内から前記正視領域Y内に移動することで、右側
面の立体像に対する映像信号が前記選択手段にて選択さ
れるので、観察者は右側面の立体像を観察することがで
きる。これによって、観察者は位置情報を見て移動する
ことで、所望の位置の立体像を観察できる。
【0018】また、前記センサーにて検出された観察者
の位置が前記領域内に存在する時間を計測する選択用計
時手段を備えてもよい。前記選択手段は、前記選択用計
時手段によって計測された時間が所定時間を経過したと
きに、前記複数組の映像信号から前記一組の映像信号を
選択して前記映像形成手段に出力する。前記選択用計時
手段を備えることによって、観察者が前記領域の境界線
上をふらつき、前記領域に出たり入ったりする場合で
も、選択手段は選択する映像信号を頻繁に変更しないの
で、映像は頻繁に切り換わらず、表示画面の映像のチラ
ツキを抑制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の立体映像表示装置
の実施の形態を図を用いつつ説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態に係る立体映像表示装置10と観察者15の位置
関係を示した模式図である。立体映像表示装置10の表
示画面から最適観察距離(図中D)において、菱形状の
立体視可能領域である正視領域Aと逆視領域Bとが交互
に存在し、正視領域Aと逆視領域Bとの間にクロストー
ク・モアレ領域が存在する。そして、観察者15は、正
視領域Aに位置しているときに立体像を観察することが
でき、逆視領域B及びクロストーク・モアレ領域に位置
しているときに立体像を観察することができない。
【0021】立体映像表示装置10は、図示しない映像
表示部と、表示パネル11と分離手段12とで概略的に
構成される。表示パネル11は、この実施の形態では液
晶表示装置で構成され、分離手段12は、パララックス
バリアやレンチキュラーシートにて構成される。また、
立体映像表示装置10には、観察者15の位置を検出す
るためのセンサー13が設けられ、1次元、2次元、或
いは3次元的に位置を検出することができるものが用い
られる。なお、センサー13は、1つで構成されてもよ
く、複数個で構成されてもよい。
【0022】図2は、立体映像表示装置10の内部構成
を概略的に示したブロック図である。立体映像表示装置
10の映像表示部19は、前記表示パネル11に接続さ
れ、マイクロコンピュータから成るマップ制御部20
と、観察者15からの指示にてON/OFFされるスイ
ッチ21と、を有する。前記スイッチ21は、観察者1
5がマップの表示を指示する場合にはONされ、観察者
15がマップの非表示を指示する場合にはOFFされ
る。
【0023】前記表示パネル11は、表示駆動部25と
表示部26とから構成される。前記表示駆動部25に
は、図示しない右眼用映像信号出力部からの右眼用映像
信号RSと、図示しない左眼用映像信号出力部からの左
眼用映像信号LSとを一組とした映像信号が入力され
る。表示駆動部25は、前記右眼用映像信号RSとが供
給される第1映像信号入力部25aと、前記左眼用映像
信号LSが供給される第2映像信号入力部25bとを備
えるとともに、図示しないマルチプレクサを備える。そ
して、前記表示駆動部25は、前記第1映像信号入力部
25aからの右眼用映像信号RSによる映像と前記第2
映像信号入力部25bからの左眼用映像信号LSによる
映像とをマルチプレクサを用いて、所定周期で交互に処
理することによって、表示部26上に両映像を交互に縦
ストライプ状に形成する。
【0024】マップ制御部20には、前記センサー13
が検出した観察者15の位置を示す位置検出信号が与え
られる。そして、マップ制御部20は、位置検出信号に
よって、観察者15と位置と立体視可能領域及び逆視領
域とを相対的に示した位置情報を示すマップデータを生
成するとともに、観察者15の位置が正視領域A、逆視
領域B、又はクロストーク・モアレ領域であるかどうか
を判断する。そして、マップ制御部20は、観察者15
の位置が正視領域A外のときに前記マップデータを出力
し、正視領域Aのときに前記マップデータの出力を中止
する。なお、前記マップデータの生成は、観察者15の
移動の検出がセンサー13にてなされたときに行うよう
にしてもよく、逐次行うようにしてもよい。
【0025】前記マップデータは、前記スイッチ21を
介して、右眼用映像信号RS及び左眼用映像信号LSに
重畳されて前記表示駆動部25に入力される。そして、
マップデータは、図3に示すようなマップ30として表
示部26の表示画面の一部に表示される。この場合、右
眼用映像信号RS及び左眼用映像信号LSに重畳される
マップデータは同一であるので、上述したように、前記
第1映像信号入力部25aからの映像と前記第2映像信
号入力部25bからの映像をマルチプレクサを用いて、
所定周期で交互に処理しても、表示部26の表示画面上
には2次元映像が表示される。なお、前記マップ30
は、表示画面全体に表示されてもよい。
【0026】位置情報を示す前記マップ30には、図3
に示すように菱形状の正視領域A及び逆視領域Bが表示
され、加えて、黒丸又はその他の目印となるもので現在
の観察者15の位置31が表示される。観察者15の位
置31は、前記正視領域A、逆視領域B、及びクロスト
ーク・モアレ領域に対する相対的な位置を示している。
【0027】上述の構成によれば、観察者15の位置が
正視領域A内である場合、表示画面に表示されるストラ
イプ状の映像は分離手段12によって右眼用の映像と左
眼用の映像とに分離され、観察者15の右眼には右眼用
の映像が到達し、観察者15の左眼には左眼用の映像が
到達する。これによって、観察者15は、立体像を観察
する。これに対して、観察者15の位置が前記正視領域
A外である場合、表示画面には、図3に示すようにマッ
プ30が表示される。観察者15は、このマップ30を
見ることで、観察者自身の位置31が前記正視領域A、
前記逆視領域B、及びクロストーク・モアレ領域に対す
る相対的な位置を把握でき、観察者15は前記正視領域
Aに前記位置31が含まれるように移動することで、観
察者15は立体像を観察することができるようになり、
前記マップ30は非表示になる。このため、観察者が立
体像を観察できない場合に、観察者15は前記マップ3
0に従って移動することができるので、観察者15の利
便性が向上する。
【0028】(実施の形態2)図4は、実施の形態2に
係る立体映像表示装置40の内部構成を概略的に示した
ブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成に
は、同一の参照符号を付して説明を省略する。立体映像
表示装置40の映像表示部39は、実施の形態1の映像
表示部19の構成に、切換制御部42と、選択部44と
をさらに備えた構成である。
【0029】選択部44は、第1映像信号入力部25a
と、第2映像信号入力部25bとに入力される右眼用映
像信号RSと左眼用映像信号LSとを切換えて出力す
る。選択部44が端子a側を選択する場合に、右眼用映
像信号RSは第1映像信号入力部25aに入力され、左
眼用映像信号LSは第2映像信号入力部25bに入力さ
れる。一方、選択部44が端子b側を選択する場合に、
右眼用映像信号RSは第1映像信号入力部25aに入力
され、左眼用映像信号LSは第2映像信号入力部25b
に入力される。
【0030】切換制御部42は、前記センサー13から
与えられる位置検出信号の示す観察者15の位置情報に
よって、前記選択部44が端子a側又は端子b側のどち
らを選択するかを制御する。例えば、前記切換制御部4
2は、観察者の位置が正視領域A内である場合に、端子
a側を選択するように制御し、観察者の位置が逆視領域
Bである場合に、端子b側を選択するように選択部44
を制御する。
【0031】上述の構成によれば、観察者15が正視領
域A内に位置する場合には、前記切り換え制御部42に
制御されて選択部44は端子a側を選択し、右眼用信号
RSは第1映像信号入力部25aに入力され、左眼用映
像信号LSは第2映像信号入力部25bに入力される。
そして、実施の形態1にて説明したように観察者15は
立体像を観察することができる。これに対して、観察者
15が前記正視領域A外に位置する場合には、図3に示
すようにマップ30が表示画面に表示される。そして、
観察者15が逆視領域Bに位置するときには、選択部4
4は切換制御部42によって端子b側を選択するように
切換えられる。これによって、右眼用映像信号RSは第
2映像信号入力部25bに入力され、左眼用映像信号L
Sは第1映像信号入力部25aに入力されるので、観察
者15は逆視領域Bで立体像を観察することができる。
なお、このときに、前記マップ30は前記マップ制御部
20に制御されて非表示となる。
【0032】上述の実施の形態2によれば、観察者15
は正視領域A内に位置しない場合は、表示画面にマップ
30が表示され、そのマップ30によって逆視領域B内
に移動しても、観察者15は正視領域A内で観察できて
いた立体像を観察することができる。なお、前記選択部
44を設けることなく、前記表示駆動部25にて右眼用
映像信号RSと左眼用映像信号LSとを切換えるように
してもよい。
【0033】(実施の形態3)図5は、実施の形態3に
係る立体映像表示装置10aの表示部26の表示状態を
示した模式図である。立体映像表示装置10aは、実施
の形態1で説明した構成と同様であり、説明を割愛す
る。実施の形態1では、前記マップ制御部20が観察者
15の位置に基づいてマップデータを出力するか否かに
よって、前記マップ30の表示/非表示の切換えを行っ
ていたが、本実施の形態3では、観察者15の位置に関
係なく常にマップ制御部20がマップデータを出力する
ことで、表示部26の表示画面上にマップ30を常に表
示する。
【0034】この場合、図5に示すようにマップ30
は、表示画面の隅に小さな映像で表示される。そして、
常に、正視領域A及び逆視領域Bと前記観察者15の位
置31とが相対的に表示される。これによって、観察者
15は、マップ30を見ることで常に自分の位置31を
確認することができる。なお、マップ30の表示/非表
示は、観察者15の指示による前記スイッチ21のON
/OFFによってのみ行われる。
【0035】(実施の形態4)図6は、実施の形態4に
係る立体映像表示装置の内部構成を概略的に示したブロ
ック図である。なお、実施の形態2と同様の構成には、
同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施の形態
4の映像表示部59は、前述の実施の形態2の映像表示
部39の構成にさらに計時部61を備える構成である。
計時部61は、マップ制御部20a及び切換制御部42
aに接続され、マップ制御部20a及び切換制御部42
aは、前記計時部61にて計時される時間に基づいて処
理を行う。
【0036】マップ制御部20aは、計時部61を用い
てセンサー13からの位置検出信号によって観察者15
の位置が正視領域A外になってから所定時間経過するま
で計時し、前記所定時間が経過すると、マップデータを
出力する。これに対して、前記所定時間が経過するまで
に、再び観察者15の位置が正視領域A内に戻ると、マ
ップ制御部20aは、マップデータを出力しない。即
ち、所定時間経過しても観察者15の位置が正視領域A
外であるときに、マップ30が表示画面に表示される。
前記マップ30を非表示にする場合も同様に、マップ制
御部20aは、観察者15の位置が正視領域A内になっ
てから所定時間経過後に前記マップデータの出力を中止
することで、前記マップ30が非表示となる。
【0037】切換制御部42aは、計時部61を用いて
センサー13から位置検出信号によって観察者15の位
置が逆視領域B内になった時点から所定時間経過するま
で計時し、前記所定時間が経過すると、選択部44の選
択を端子a側から端子b側に切り換える。これに対し
て、前記所定時間が経過するまでに、再び観察者15の
位置が逆視領域B外になったときは、切換制御部42a
は、前記選択部44の選択を切換えないように制御す
る。即ち、観察者15の位置が正視領域B内になった時
点から所定時間経過後、観察者15は立体像を観察する
ことができる。このようにして、正視領域Aにて立体像
が観察できるように選択部44の選択を端子b側から端
子a側に戻す場合も、切換制御部42aは、観察者15
の位置が正視領域A内になってから所定時間経過後に、
前記選択部44を切換えるように制御する。
【0038】上述の構成によれば、マップ30の表示/
非表示、又は選択部44の切換え動作を直ぐには行わ
ず、領域内に位置する時間が所定時間経過した後で切り
換える。従って、観察者15の位置が各領域の境界線上
でふらついても、マップ30の表示/非表示及び逆視領
域での映像の切り換えが頻繁に起こらないので、表示画
面の映像のチラツキを抑制することができる。
【0039】なお、センサー13にて検出された観察者
15の観察位置の情報を直接計時部61に与え、計時部
61が所定時間経過したことを示す信号を前記マップ制
御部20aに出力することで、前記マップ制御部20a
が前記マップデータの出力の制御を行う構成にしてもよ
い。また、前記計時部61が、前記信号を切換制御部4
2aに出力することで、切換制御部42aが選択部44
を制御するように構成してもよい。
【0040】(実施の形態5)図7は、実施の形態1に
係る立体映像表示装置70と観察者15a,15b,1
5cとの位置関係を示した模式図である。なお、図1に
示す立体映像表示装置10と同じ構成には同一の参照符
号を付して説明を省略する。立体映像表示装置70は、
複数の観察者15a,15b,15cの位置を検出する
センサー73を備える。
【0041】図8は、立体映像表示装置70の内部構成
を概略的に示したブロック図である。なお、図2と同様
の構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
映像表示部79のマップ制御部80は、センサー73か
ら観察者15a,15b,15cの3つの位置検出信号
を入力する。この3つの位置検出信号は、3つの信号線
でパラレルに送信されてもよいし、1つの信号線でシリ
アルに送信されてもよい。このマップ制御部80は、前
記3つの位置検出信号に基づいて、観察者15a,15
b,15cの各位置と正視領域A及び逆視領域Bとを相
対的に示したマップデータを生成するとともに、観察者
15の位置が正視領域A、逆視領域B、又はクロストー
ク・モアレ領域であるかどうかを判断する。なお、前記
マップデータの生成は、観察者15の移動の検出がなさ
れたときに行うようにしてもよく、逐次行うようにして
もよい。
【0042】前記マップ制御部80が前記マップデータ
を出力することで、図9に示すようなマップ83が表示
画面に表示される。このマップ83には、正視領域A及
び逆視領域Bと前記観察者15a,15b,15cの位
置81a,81b,81cとが相対的に表示され、各観
察者15a,15b,15cはマップ83を見ることで
常に自分の位置をそれぞれ確認することができる。な
お、前記位置81a,81b,81cは、観察者15
a,15b,15cが自分の位置を確認しやすいように
それぞれ番号が付されている。なお、前記位置81a,
81b,81cは、観察者15a,15b,15cがそ
れぞれ確認しやすいように、形状を異ならせるようにし
てもよい。
【0043】なお、前記マップ制御部80は、観察者1
5a,15b,15cのいずれか1人でも前記正視領域
Aに位置しない場合に、前記マップデータを出力するよ
うにしてもよい。また、実施の形態2にて説明した選択
部44及び切換制御部42を備える構成にしてもよく、
この場合には、観察者15a,15b,15cの少なく
とも1人が逆視領域B内に位置し、残余が正視領域A内
に位置しないときに、選択部44にて映像信号の切換動
作が行われる。
【0044】(実施の形態6)本実施の形態6の立体映
像表示装置95は、観察者が移動すると、その移動に従
って認識する映像が変化するものである。
【0045】図10は、実施の形態6に係る立体映像表
示装置95に与える映像を撮像する撮像カメラ90a,
90b,90c,90d,90e,90f,90g,9
0hを示した説明図である。撮像カメラ90a,90b
間、撮像カメラ90b,90e間、撮像カメラ90c,
90f間、撮像カメラ90d,90g間、及び撮像カメ
ラ90e,90h間は、観察者の眼間距離Eに一致して
いる。
【0046】図11は、立体映像表示装置95の内部構
成を概略的に示したブロック図である。なお、図2と同
様の構成には、同一の参照符号を付して説明を省略す
る。前記映像表示部100のマップ制御部120は、セ
ンサー13から観察者の位置を位置検出信号として入力
し、マップデータを生成するとともに観察者の位置情報
を映像信号選択部110に出力する。前記映像表示部1
00の映像信号選択部110は、前記観察者の位置情報
を入力し、前記撮像カメラ90a,90b,90c,9
0d,90e,90f,90g,90hからの各映像信
号をそれぞれ入力する。そして、映像信号選択部110
は、前記撮像カメラ90a,90b,90c,90d,
90e,90f,90g,90hからの各映像信号の中
から前記観察者の位置情報に基づいて2つの映像信号を
選択する。さらに、映像信号選択部110は、マップ制
御部120からマップデータを入力し、選択した前記映
像信号に重畳して表示駆動部25にそれぞれ出力する。
【0047】上述の構成によれば、観察者は、図12に
示すように表示画面のマップ130を見て観察位置を移
動することができる。そして、前記映像信号選択部11
0はその移動に従って映像信号を切り換えるので、観察
者は観察位置に応じた方向から立体像を観察することが
できる。例えば、観察者はマップ130を見ながら観察
位置131をマップ130の右側に移動することで、撮
像カメラ90c,90fによる映像から撮像カメラ90
b,90eによる映像に切り換わるので、観察者は撮像
された被写体の右側に回り込んだような立体像を観察す
ることができる。このように、観察者はマップ30を見
て観察位置を選択することができるので、利便性の向上
を図ることができる。
【0048】また、本実施の形態6にて、計時部を設
け、計時部にて計測される時間に基づいて、前記マップ
制御部120及び映像信号選択部110が処理するよう
に構成することで、マップ130の表示/非表示、又は
映像信号の選択動作を領域内に位置する時間が所定時間
経過した後で行うようにしてもよい。
【0049】なお、上述の実施の形態1乃至実施の形態
6における前記マップの観察者の表示手法として、観察
者の観察位置の移動に対してマップに観察位置を逐次表
示する手法が挙げられる。この表示手法で表示すること
で、観察者は現在の観察位置を正確に把握することがで
きるとともに、現在の観察位置と正視領域及び逆視領域
との位置関係を正確に把握でき、移動距離に対する指標
にもなる。なお、表示手法として、一定領域又は一定距
離だけ観察者の観察位置が移動すると、マップに観察位
置を表示するようにしてもよい。
【0050】また、表示部26の表示画面に直接、前記
マップを表示するようにしたが、前記表示部26の表示
画面とは別に表示部を設けて、観察者の位置と正視領域
及び逆視領域との相対的な位置関係を観察者に表示する
ようにしてもよい。例えば、画面の水平方向に交互に形
成される正視領域と逆視領域に対応するように発光ダイ
オード等がそれぞれ形成された装置を前記表示部26と
は別に設けて、観察者の観察位置がどの領域に位置する
かで前記発光ダイオード等を点灯するようにして観察者
に観察位置を報知するようにしてもよい。このように構
成することで、観察者の観察位置の移動に従って観察位
置を逐次表示すること、及び画面の垂直方向へ移動した
観察者の観察位置について表示することはできないが、
マップが表示部26に表示画面に表示されないので、表
示画面に表示される映像を遮蔽したり、映像が表示され
る領域を浸食することを防止することができる。
【0051】
【発明の効果】上述の構成によれば、観察者は、表示手
段に表示される位置情報を見ることで、観察者の位置と
立体視可能領域との相対的位置関係を把握することがで
き、立体視可能領域に位置しない場合でも、観察者は容
易に立体視可能領域に移動することができる。
【0052】また、観察者の位置が前記立体視可能領域
内に存在しない場合に前記位置情報を表示することで、
観察者が観察する立体像は位置情報によって遮蔽される
ことがないので、観察者は良好な立体像を観察すること
ができる。また、観察者の位置が前記立体視可能領域外
になってから所定時間経過した後に、前記位置情報を表
示することで、位置情報の表示/非表示の頻繁な切換え
による映像のチラツキを防止することができる。なお、
選択手段が、前記観察者の位置の存在する領域によって
一組の映像信号を選択し、映像形成手段に出力して映像
を切り換えるような場合にも同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る立体映像表示装置と観
察者の位置関係を示した模式図である。
【図2】図1の立体映像表示装置の内部構成を概略的に
示したブロック図である。
【図3】マップが表示された表示部の表示画面を示す模
式図である。
【図4】実施の形態2に係る立体映像表示装置の内部構
成を概略的に示したブロック図である。
【図5】実施の形態3に係る立体映像表示装置の表示状
態を示した模式図である。
【図6】実施の形態4に係る立体映像表示装置の内部構
成を概略的に示したブロック図である。
【図7】実施の形態5に係る立体映像表示装置と複数の
観察者との位置関係を示した模式図である。
【図8】実施の形態5に係る立体映像表示装置の内部構
成を概略的に示したブロック図である。
【図9】マップが表示された表示部の表示画面を示す模
式図である。
【図10】実施の形態6に係る立体映像表示装置に与え
る映像を撮像する撮像カメラ群を示した説明図である。
【図11】実施の形態6に係る立体映像表示装置の内部
構成を概略的に示したブロック図である。
【図12】実施の形態6においてマップが表示された表
示部の表示画面を示す模式図である。
【図13】従来の立体映像表示装置と観察者の位置関係
を示した模式図である。
【符号の説明】
10,10a,70,95 立体映像表示装置 11 表示パネル 12 分離手段 73 センサー 15,15a,15b,15c 観察者 19,39,59,79,100 映像表示部 20,20a,120 マップ制御部 25 表示駆動部 26 表示部 30,83,130 マップ 31,81a,81b,81c,131 観察者位置 42,42a 切換制御部 44 選択部 61 計時部 110 映像信号選択部 A 正視領域 B 逆視領域 RS 右眼用映像信号 RL 左眼用映像信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 13/04 G02B 27/22 G02F 1/13 505

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の眼用の映像信号と他方の眼用の映
    像信号とを一組の映像信号として入力し、左右映像を交
    互に形成して表示部に表示する映像形成手段と、観察者
    の左右の眼に前記左右映像を分離して導く分離手段とを
    備えた立体映像表示装置において、 観察者の位置を検出するセンサーと、前記センサーから
    の出力によって前記観察者の位置と正視領域のみあるい
    は正視領域及び逆視領域とを相対的に示した位置情報を
    生成する位置情報生成手段と、前記位置情報生成手段か
    ら与えられる前記位置情報を表示する表示手段と、を備
    えることを特徴とする立体映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記センサーは、複数の観察者の位置を
    検出し、前記位置情報生成手段は、前記センサーからの
    出力によって前記正視領域と複数の観察者の位置とを相
    対的に示した位置情報を生成することを特徴とする請求
    項1に記載の立体映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記映像形成手段の表
    示部で構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の立体映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記位置情報は、前記映像形成手段の表
    示部の表示画面全体に選択的に表示されることを特徴と
    する請求項3に記載の立体映像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記位置情報は、前記映像形成手段の表
    示部の表示画面の一部に表示されることを特徴とする請
    求項3に記載の立体映像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記位置情報生成手段は、前記センサー
    にて検出された前記観察者の位置が前記正視領域外であ
    るときに前記位置情報を表示し、前記センサーにて検出
    された前記観察者の位置が前記正視領域内であるときに
    前記位置情報を表示しない位置情報表示制御手段を備え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに
    記載の立体映像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記センサーにて検出された前記観察者
    の位置が前記正視領域外に存在する時間を計測する第1
    位置情報用計時手段を備え、 前記第1位置情報用計時手段によって計測された時間が
    所定時間を経過したときに、前記位置情報を表示するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の立体映像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記センサーにて検出された前記観察者
    の位置が前記正視領域内に存在する時間を計測する第2
    位置情報用計時手段を備え、 前記位置情報が表示されていた場合に、前記第2位置情
    報用計時手段によって計測された時間が所定時間を経過
    したときに、表示されていた位置情報を非表示にするこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の立体映像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記一方の眼用の映像信号及び前記他方
    の眼用の映像信号が入力され、前記一方又は他方の眼用
    の映像信号を右眼用の映像信号とし、前記他方又は一方
    の眼用の映像信号を左眼用の映像信号として前記映像形
    成手段に出力する選択手段を備え、 前記選択手段は、前記センサーにて検出された観察者の
    位置が前記正視領域内である場合に、前記一方の眼用の
    映像信号を右眼用の映像信号とし、前記他方の眼用の映
    像信号を左眼用の映像信号として出力し、前記センサー
    にて検出された観察者の位置が前記映像形成手段にて形
    成された前記左右映像が観察者の左右逆の眼にそれぞれ
    導かれる逆視領域内である場合に、前記一方の眼用の映
    像信号を左眼用の映像信号とし、前記他方の眼用の映像
    信号を右眼用の映像信号として出力することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の立体映像表
    示装置。
  10. 【請求項10】 前記センサーにて検出された観察者の
    位置が前記逆視領域内に存在する時間を計測する第1選
    択用計時手段を備え、 前記選択手段は、前記第1選択用計時手段によって計測
    された時間が所定時間を経過したときに、前記一方の眼
    用の映像信号を左眼用の映像信号とし、前記他方の眼用
    の映像信号を右眼用の映像信号として前記映像形成手段
    に出力することを特徴とする請求項9に記載の立体映像
    表示装置。
  11. 【請求項11】 前記センサーにて検出された観察者の
    位置が前記正視領域内に存在する時間を計測する第2選
    択用計時手段を備え、 前記選択手段は、前記第2選択用計時手段によって計測
    された時間が所定時間を経過したときに、前記一方の眼
    用の映像信号を右眼用の映像信号とし、前記他方の眼用
    の映像信号を左眼用の映像信号として前記映像形成手段
    に出力することを特徴とする請求項9又は10に記載の
    立体映像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記一方の眼用の映像信号及び前記他
    方の眼用の映像信号を一組とした複数組の映像信号が入
    力され、前記センサーにて検出された観察者の位置する
    領域によって前記複数組の映像信号から一組の映像信号
    を選択して前記映像形成手段に出力する選択手段を備え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに
    記載の立体映像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記センサーにて検出された観察者の
    位置が前記領域内に存在する時間を計測する選択用計時
    手段を備え、 前記選択手段は、前記選択用計時手段によって計測され
    た時間が所定時間を経過したときに、前記複数組の映像
    信号から前記一組の映像信号を選択して前記映像形成手
    段に出力することを特徴とする請求項12に記載の立体
    映像表示装置。
JP07028197A 1997-03-24 1997-03-24 立体映像表示装置 Expired - Fee Related JP3443271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07028197A JP3443271B2 (ja) 1997-03-24 1997-03-24 立体映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07028197A JP3443271B2 (ja) 1997-03-24 1997-03-24 立体映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10271536A JPH10271536A (ja) 1998-10-09
JP3443271B2 true JP3443271B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=13426960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07028197A Expired - Fee Related JP3443271B2 (ja) 1997-03-24 1997-03-24 立体映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3443271B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9210410B2 (en) 2011-12-14 2015-12-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Image display apparatus and method, computer program product, and image processing device

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6757422B1 (en) 1998-11-12 2004-06-29 Canon Kabushiki Kaisha Viewpoint position detection apparatus and method, and stereoscopic image display system
JP5404246B2 (ja) * 2009-08-25 2014-01-29 キヤノン株式会社 3次元映像処理装置及びその制御方法
JP2011071898A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Panasonic Corp 立体映像表示装置および立体映像表示方法
JP5434624B2 (ja) * 2010-01-22 2014-03-05 ソニー株式会社 撮像装置付き画像表示装置
JP5494284B2 (ja) * 2010-06-24 2014-05-14 ソニー株式会社 立体表示装置及び立体表示装置の制御方法
CN101909219B (zh) * 2010-07-09 2011-10-05 深圳超多维光电子有限公司 一种立体显示方法及跟踪式立体显示器
WO2012026375A1 (ja) * 2010-08-24 2012-03-01 シャープ株式会社 立体表示装置
WO2012026372A1 (ja) * 2010-08-24 2012-03-01 シャープ株式会社 立体表示装置
KR101633336B1 (ko) * 2010-10-01 2016-06-24 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 제어방법
US9201187B2 (en) 2010-11-17 2015-12-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Light-emitting device, and liquid crystal display device and image display device that use the same
JP5248709B2 (ja) * 2010-11-30 2013-07-31 株式会社東芝 立体映像表示装置及び方法
JP2012195728A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Seiko Epson Corp 表示装置、表示システム、及び、表示装置の制御方法
US9560344B2 (en) * 2011-04-20 2017-01-31 Koninklijke Philips N.V. Position indicator for 3D display
JP4977278B1 (ja) * 2011-08-26 2012-07-18 株式会社東芝 画像処理装置、立体画像表示装置および画像処理方法
JP5143262B1 (ja) * 2011-08-30 2013-02-13 株式会社東芝 立体映像処理装置、立体映像処理方法
JP5087163B1 (ja) * 2011-08-31 2012-11-28 株式会社東芝 立体画像表示装置
JP5197816B2 (ja) * 2011-08-31 2013-05-15 株式会社東芝 電子機器、電子機器の制御方法
JP5127967B1 (ja) * 2011-08-31 2013-01-23 株式会社東芝 映像処理装置および映像処理方法
JP5149435B1 (ja) * 2011-11-04 2013-02-20 株式会社東芝 映像処理装置および映像処理方法
KR101288120B1 (ko) * 2011-11-23 2013-07-19 한국과학기술연구원 관찰자에게 최적시청영역을 표시해주는 3차원 디스플레이 시스템
JP5422684B2 (ja) * 2012-02-10 2014-02-19 株式会社東芝 立体画像決定装置、立体画像決定方法、および立体画像表示装置
JP5039238B2 (ja) * 2012-03-09 2012-10-03 株式会社東芝 立体映像表示装置及び方法
WO2013144773A2 (en) * 2012-03-27 2013-10-03 Koninklijke Philips N.V. Multiple viewer 3d display
KR101356015B1 (ko) * 2012-06-15 2014-01-29 전자부품연구원 센서를 이용한 3d 영상 보정 장치 및 이를 위한 방법
JP5289606B2 (ja) * 2012-06-20 2013-09-11 株式会社東芝 立体映像表示装置及び方法
JP5343157B2 (ja) * 2012-07-13 2013-11-13 株式会社東芝 立体画像表示装置、表示方法、およびテストパターン
JP2013081177A (ja) * 2012-10-18 2013-05-02 Toshiba Corp 電子機器、電子機器の制御方法
JP5433763B2 (ja) * 2012-10-30 2014-03-05 株式会社東芝 映像処理装置および映像処理方法
JP2013059094A (ja) * 2012-11-09 2013-03-28 Toshiba Corp 立体映像処理装置、立体映像処理方法
KR20150044732A (ko) * 2013-10-17 2015-04-27 엘지전자 주식회사 무안경 방식의 입체 영상 표시장치, 및 그 동작방법
KR101950816B1 (ko) * 2018-07-10 2019-02-21 엘지디스플레이 주식회사 입체영상 디스플레이장치 및 그 구동 방법
JP7427413B2 (ja) * 2019-10-21 2024-02-05 Tianma Japan株式会社 立体視表示システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9210410B2 (en) 2011-12-14 2015-12-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Image display apparatus and method, computer program product, and image processing device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10271536A (ja) 1998-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3443271B2 (ja) 立体映像表示装置
KR100913933B1 (ko) 화상 제시 장치 및 화상 제시 방법
US20100283838A1 (en) Image display device
US20130044101A1 (en) Three-Dimensional Image Display Device and Driving Method Thereof
JPH07287761A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH0772445A (ja) 3次元ディスプレイ装置
JP4819114B2 (ja) 立体画像表示装置
JP3579585B2 (ja) 多視点同時観察型水平配置立体画像表示システム
JP3469884B2 (ja) 立体映像表示装置
KR101046259B1 (ko) 응시위치를 추적하여 입체영상을 표시하는 입체영상 표시장치
JPH08327948A (ja) 立体画像表示方法及び立体画像表示装置
US7489319B2 (en) Light source device for three-dimensional display
JPH0244995A (ja) 3次元画像表示装置の光指向制御方法
JPH09160144A (ja) 3次元ディスプレイ装置
JP2006013851A (ja) 撮像表示装置および撮像表示方法
JPH10322724A (ja) 立体視検査装置および立体視検査プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004282217A (ja) 多眼式立体映像表示装置
JP2006267767A (ja) 画像表示装置
JP2006287813A (ja) 3次元画像表示装置
JPH11341517A (ja) 水平配置立体画像表示システム
KR20050076946A (ko) 입체영상 표시장치 및 방법
JPH08313825A (ja) 内視鏡装置
JP2002344998A (ja) 立体画像表示装置
JP2011101244A (ja) 3dカメラ
JP3454798B2 (ja) 立体映像表示装置における頭部位置検出装置の設定方法および頭部位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees