JP3440897B2 - 画像判定装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
び画像形成装置に関し、特に、原稿画像がカラー画像で
あるかモノクロ画像であるかを自動的に判断する画像判
定装置、および、該画像判定装置を備え、カラー、ブラ
ック等の色材を用いて画像を形成する画像形成装置に関
するものである。
においては、原稿画像がカラー画像であるかモノクロ画
像であるかによって印字方法の変更が行なわれている。
つまり、カラー画像である場合は、たとえばCMY等の
有彩色を用いたカラー色材により印字が行なわれ、モノ
クロ画像である場合は、無彩色のブラック色材により印
字が行なわれる。
の度にユーザが原稿画像の種類(カラー画像であるかモ
ノクロ画像であるか)を逐一入力し異なる操作を行うと
すると、非常に煩雑であるため、従来から、原稿画像の
種類を自動で判定し(以下「ACS(Auto Col
or Select)」という)、その判定結果に応じ
た印字が行なわれるという方法が採用されていた。
ー画像であるかモノクロ画像であるか)を入力したり、
あるいは、原稿画像の種類に応じて複写操作を変更した
りする煩雑さがなく、容易に複写画像の形成を行なうこ
とができた。
来技術における画像形成装置では、原稿画像がカラー画
像であるかモノクロ画像であるかのみを明確に判別して
いたため、カラーであるかモノクロであるかが微妙でそ
の判断が困難な場合も、両者のいずれかに判定されてし
まっていた。
判定に基づく誤った印字方法により印字が行なわれてし
まうことになる。したがって、ユーザはコピーの度に誤
判定による印字画像(特に、カラー画像を誤ってブラッ
ク色材で印字したものを「ミスコピー」という)を探し
出し、必要であれば再度コピーをし直さなければならな
かった。このことは、カラー画像とモノクロ画像とが多
数混在するような原稿のコピーを行う場合などは、多量
のコピー後の用紙の中からわざわざミスコピーを見つけ
出しそれを再印字するという作業を行なわなければなら
ず、非常に煩雑であった。
像を読取る必要があり、ミスコピーを検出する時間に加
え、さらに多くの時間を要していた。
あると誤って判定された場合であっても、ブラック色材
による印字ではなくCMYK全ての色材によるカラー印
字が行われることになり、画像形成に要するスピード、
コスト、および、画質等を考慮すると決して好ましい状
態とは言えなかった。
のであり、その第1の目的は、判定結果を表示すること
により、原稿画像がカラー画像であるかモノクロ画像で
あるかについての誤判定を防止し、誤判定による後処理
の煩雑さを軽減することが可能な画像判定装置および画
像形成装置を提供することである。
対する不適切な印字結果を容易に検出することにより、
その画像に対して直ちに適切な処理を行なうことが可能
な画像形成装置を提供することである。
必要な際にも短時間で再印字を行なうことが可能な画像
形成装置を提供することである。
め、本発明のある局面に従うと、画像判定装置は、原稿
画像がカラー画像か、モノクロ画像か、あるいは、両者
の判別が微妙な不定画像かを所定のレベルに基づいて判
定する判定部と、判定部による判定結果を表示する表示
部とを備える。
ラー画像であるかモノクロ画像であるかの判断を下さず
不定画像と判定し、その判定結果を表示するため、誤判
定を防止することができる。このため、誤判定によるそ
の後の処理の煩雑さを軽減するとともに、その画像に対
する処理をより適切に行なうことができる画像判定装置
を提供することが可能となる。
表示部は、原稿画像が複数ある場合に、複数の原稿各々
に対する判定結果を一覧で表示する。
いて、表示部は、判定結果をカラー、モノクロ、およ
び、不定の3種類で表示する。
れるため、複数の原稿に対して一目で容易にその判定結
果を理解することができる。
いて、表示部は、複数の原稿のページ順と判定結果とを
対応付けて表示する。これによると、判定結果がページ
順に並べられるため、ページとの対応関係がより明確に
なり、一層容易に判定結果を知ることが可能となる。
おいて、表示部は、判定部により不定画像と判定された
原稿のみの判定結果をページ数と対応させて表示する。
な不定画像のみが表示される。このため、判定結果のう
ち必要な情報のみを一目瞭然で得ることができ、一層容
易に後処理を行なうことができる。
成装置は、前記いずれかの画像判定装置と、判定結果に
応じて、印字モードを、カラー色材で印字するカラー印
字モードかブラック色材で印字するブラック印字モード
かのいずれかに決定する印字モード決定部と、決定され
た印字モードを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された
印字モードに応じて印字を行なう印字部とを備える。
結果に応じた色材による印字が行なわれるとともに、そ
の判定結果も表示される。したがって、不定画像と判定
された原稿の印字が不適切である場合の検出が容易に行
なえ、後処理の煩雑さを軽減することができる画像形成
装置を提供することが可能となる。
画像形成装置は、原稿画像がカラー画像かモノクロ画像
か、あるいは、両者の判別が微妙な不定画像かを、所定
のレベルに基づいて判定する判定部と、判定結果に応じ
て、印字モードを、カラー色材で印字するカラー印字モ
ードかブラック色材で印字するブラック印字モードかの
いずれかに決定する印字モード決定部と、決定された印
字モードを記憶する第1の記憶部と、判定部により不定
画像と判定された原稿の画像を記憶する第2の記憶部
と、第2の記憶部により記憶された原稿の画像を表示す
る表示部と、表示部により表示された画像に対して印字
モードを入力する印字モード入力部と、第1の記憶部に
記憶された印字モードを印字モード入力部による入力結
果に応じて変更する変更部と、変更部により変更された
後の第1の記憶部に記憶された印字モードに応じて印字
を行なう印字部とを備える。
原稿の画像を表示部において容易に確認することができ
るため、印字前に、その表示結果に基づいた適切な印字
指示を与えることが可能となる。したがって、誤判定お
よびこれに基づく不適切な印字によるその後の処理の煩
雑さを軽減することができる画像形成装置を提供するこ
とが可能となる。
形成装置は、原稿画像がカラー画像かモノクロ画像か、
あるいは、両者の判別が微妙な不定画像かを、所定のレ
ベルに基づいて判定する判定部と、判定結果に応じて、
印字モードを、カラー色材で印字するカラー印字モード
かブラック色材で印字するブラック印字モードかのいず
れかに決定する印字モード決定部と、決定された印字モ
ードを記憶する第1の記憶部と、第1の記憶手段に記憶
された印字モードに応じて印字を行なう第1の印字部
と、判定部により不定画像と判定された原稿の画像を記
憶する第2の記憶部と、第2の記憶部により記憶された
原稿の画像を表示する表示部と、表示部により表示され
た原稿の画像に対して印字モードを入力する印字モード
入力部と、印字モード入力部により入力された印字モー
ドに基づいて、対象となる第2の記憶部により記憶され
た原稿の画像の再印字を行なう第2の印字部とを備え
る。
原稿の画像を表示部において容易に確認することができ
るため、印字後の用紙を調べなくても印字が適切であっ
たか否かの判断を行なうことができる。また、不定画像
と判定された画像のデータが記憶されているため、印字
が不適切な場合も適切な印字指示を与えることにより、
再度の読取を行なうことなく直ちに適切な再印字を行な
うことができる。
は、第1の印字部の印字モードとは異なる印字モードで
再印字することが好ましい。
れた場合に再印字が行なわれるため、再び同じ色材によ
る印字は行なわれない。したがって、誤入力等による不
要な印字が防止され色材の不必要な消耗を抑制すること
ができる。
所定のレベルを、印字モード入力部による入力結果に応
じて変更するレベル変更部をさらに備える。
入力結果に応じて、画像判定のためのレベルが変更され
るため、その後より適切に画像の種類を判定することが
可能となる。
おいて、印字モード決定部は、判定部により不定画像と
判定された原稿画像に対する印字モードをブラック印字
モードに決定する。
安価なブラックの印字を行なうため、再印字が必要な場
合を考慮すると、より経済的となる。
成装置は、原稿画像がカラー画像かモノクロ画像か、あ
るいは、両者の判別が微妙な不定画像かを、所定のレベ
ルに基づいて判別する判定部と、判定結果に応じて、カ
ラー色材で印字するカラー印字モードかブラック色材で
印字するブラック印字モードかの印字モードを決定する
印字モード決定部と、決定された印字モードに応じて印
字を行なう印字部と、判定部により不定画像と判定され
た原稿画像に対する印字用紙のみの排出方法を変化させ
る排出部とを備える。
ち、不定画像に対して印字された用紙のみの排出方法が
異なるため、容易に不定画像に対する印字結果を確認す
ることが可能となる。したがって、誤判定に基づく不適
切な印字に対して、その後の処理の煩雑さを軽減するこ
とのできる画像形成装置を提供することが可能となる。
部は、不定画像と判定された原稿画像に対する印字用紙
のみをシフトさせて排出することが好ましい。
部は、不定画像と判定された原稿画像に対する印字用紙
のみを所定角度回転させた状態で排出することが好まし
い。
印字用紙を簡易な方法でもって他の用紙と異なる状態で
排出させることが可能となるため、不適切な印字結果の
検出が容易となる。
面に基づいて説明する。
の実施の形態におけるデジタルカラー複写機1の全体構
成図である。本図を参照して、デジタルカラー複写機1
は、大きくは、自動原稿送り装置100と、画像読取部
200と、画像形成部300とから構成される。
イ101にセットされた原稿を読取位置にまで搬送し、
読取終了後には原稿排出トレイ103上に排出する。な
お、原稿が複数ある場合は、この一連の処理を原稿の枚
数回だけ繰り返す。
た原稿の画像を読取り、必要な画像処理等を行なった後
に、画像形成部300に必要なデータを出力する。すな
わち、露光ランプ201から照射された原稿ガラス20
8上の原稿の反射光は、ミラー群202およびレンズ2
03を介してCCDセンサ204において結像する。そ
して、この原稿の反射光は、CCDセンサ204によっ
て電気信号に変換された後、画像処理回路205による
アナログ処理、A/D変換処理、デジタル画像処理等を
経て、デジタル画像データとして画像形成部300に送
られる。
から送られた原稿のデジタル画像データに基づいて、用
紙上に画像を形成する。すなわち、画像読取部200か
ら送られてきたデジタル画像データは、シアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の印
字用データに変換されており、これに基づいてレーザ装
置(図示せず)のレーザ光を出力する。そして、このレ
ーザ光はポリゴンミラー301によって1次元走査さ
れ、帯電チャージャにより帯電されたCMYKの各感光
体302c、302y、302m、302kを露光し、
静電潜像を形成する。
感光体上の静電潜像を各トナー像によって現像し、転写
チャージャ303c、303y、303m、303kに
よって感光体上の像を転写位置の用紙に転写する。
ット群310(a〜c)にセットされ、給紙ローラ31
2により搬送路に搬送され、搬送ローラ313により用
紙搬送ベルト304に送られる。用紙搬送ベルト304
上で、タイミングセンサ306による搬送のタイミング
合わせが行なわれ、用紙は順に各CMYKの感光体の転
写位置に搬送される。
て順に用紙上への転写が行なわれ、その後、定着ローラ
対307により熱と圧力が加えられて4色のトナー像が
用紙へ定着される。このようにしてトナー像が定着され
た用紙は、排紙トレイ311上に排出される。
能ブロック図である。図2を参照して、複写システムの
制御部は、システム全体を制御するための全体制御部2
0と、原稿画像を読取り、所定のRGBデータを得るた
めの読取部21と、読取部21から送られるRGBデー
タにより原稿画像がカラー画像であるかモノクロ画像で
あるか不定画像であるかを判定するための画像判定部2
2と、画像判定部22による判定結果に基づき印字モー
ドを決定する印字モード決定部23と、画像判定部22
による判定結果を表示するための表示部24と、表示部
24による結果を基にして種々の指示を行なうための操
作部25と、読取部21により読取られた原稿画像のデ
ータや画像判定部22による判定結果等を記憶するメモ
リ部26とを備えている。
判定部22により、原稿画像がカラー画像であると判定
された場合はカラー印字モードを、そして、モノクロ画
像または不定画像であると判定された場合はともにブラ
ック印字モードを選択する。
像に対してブラック印字モードを選択しているが、カラ
ー印字モードを選択するようにしてもよい。不定画像に
対してカラー印字モードが選択されるようにすると、カ
ラー画像をブラック色材で印字してしまうというミスコ
ピーがなくなるため、再印字の必要性は低くなる。
1により読取られた信号に所定の画像処理を行なう画像
処理部27と、画像形成部300を制御するプリント制
御部28と、プログラムおよび処理に必要なデータ等を
記憶するための記憶部29とを備えている。
に設けられた操作パネル30の平面図である。図3を参
照して、操作パネル30には、操作者に対してACSに
よる画像判定結果を表示するための表示部24と、表示
部24にACS判定の結果を表示させるためのACS結
果一覧キー31、結果一覧の次ページを表示させるため
の次頁キー33、および、ACS表示モードから抜ける
ためのExitキー35とからなる操作部25とを備え
ている。
数とACS判定結果とを対応づけて20ページ分を一度
に表示している。カラー画像と判定されたページに対し
てはページ数の下に「C」を、モノクロ画像に対しては
「BK」を、そして、不定画像に対しては何も表示しな
いことにより、判定結果を一覧表示している。なお、不
定画像に対しては、「不定」と表示させるようにしても
よい。
作を説明するための機能ブロック図である。図4を参照
して、画像判定部22は、読取部21から入力される各
画素についてのRGBデータ(彩度データ)によって各
画素毎にカラー画素であるか否かを判定するためのカラ
ー判定部41と、所定の画素単位(以下「ブロック」と
いう)ごとにカラー判定部41によりカラー画素である
と判定された画素数を記憶するためのACSメモリ部4
3と、ACS判定を下すための基準となる所定の判定レ
ベルを記憶するためのACS判定レベル記憶部45と、
ACSメモリ部43の結果に基づいて原稿の画像がカラ
ー画像であるかモノクロ画像であるか不定画像であるか
を判定するACS判定部47とを含んでいる。
CSメモリ部43との対応関係を説明するための図であ
る。図5(a)は原稿読取領域を512*512ドット
単位のブロックで256ブロックに分割した場合のブロ
ック位置およびその番号を示した図であり、図5(b)
は対応する各ブロック毎にカラー画素数を記憶する様子
を示したACSメモリ部43の内容を示した図である。
像を主走査方向および副走査方向にそれぞれ512ドッ
トを一辺とする512*512ドットの正方領域を1ブ
ロックとし、読取領域を256ブロックに分割してい
る。各ブロックは読取基準位置から、順に00HからF
FHまで番号付けされており、このブロック番号に対応
させて各ブロックのカラー画素数が記憶される。
メモリ部43には、図5(a)の各ブロック番号をオフ
セットアドレスとして、そのブロック内でカウントされ
た各カラー画素数が記憶されている。
チンを示したフローチャートである。図6を参照して、
まず、ステップS601において、ユーザにより、コピ
ースタート時におけるコピー枚数やプリントキーの入
力、種々のモード設定等の初期のパネル操作が行なわれ
る。
像がカラー画像であるかモノクロ画像であるか、あるい
は、不定画像であるかを判定するACS判定処理が行な
われる。続いて、ステップS605において、ACS判
定結果に応じた印字モードに従いコピー処理が行なわれ
る。この際、不定画像に対する印字用紙は他の印字用紙
と異なる排出位置に排出される。そして、ステップS6
07において、ACS判定結果を操作パネル30上に表
示するための、ACS判定結果表示処理が行なわれ、ス
テップS601の処理に戻る。
S603)の流れを示したフローチャートである。図7
を参照して、まず、ステップS701において、図6の
初期パネル操作(ステップS601)によりACSモー
ドがセットされたか否かが判断される。ACSモードが
セットされていなければ、サブルーチンを終了し、ステ
ップS605のコピー動作へと移る。
ップS701においてYes)、ステップS703にお
いて、ACS判定のために原稿の予備スキャンが行なわ
れる。そして、ステップS705、S707、および、
S713において、ACS判定が行なわれる。
ラー画素数が800以上のブロックの数が1つ以上ある
か否かが判断される。1つ以上ある場合はステップ70
7において、カラー画素数が500以上のブロックの数
が3つ以上あるか否かが判断される。3つ以上ある場合
は、ステップS709において、その原稿画像がカラー
画像であると判定される。
画素数が800以上のブロック数が1つ未満である場合
は、ステップS713において、カラー画素数が500
以上のブロック数が3つ以上あるか否かが判断される。
そして、3つ以上あると判断された場合は、ステップS
715において原稿画像が不定画像であると判定され
る。また、ステップS707において、カラー画素数が
500以上のブロック数が3つ未満であると判断された
場合も、ステップS715において、原稿画像が不定画
像であると判定される。
500以上のブロック数が3未満であると判断された場
合は、ステップS719において、原稿画像がモノクロ
画像であると判定される。
以下のようになる。つまり、原稿画像は、カラー画素数
800以上のブロック数が1つ以上(以下「条件1」と
する)を満足し、かつ、カラー画素数500以上のブロ
ック数が3つ以上(以下「条件2」とする)を満足する
場合はカラー画像と判定され、条件1を満足せずかつ条
件2も満足しない場合はモノクロ画像と判定される。そ
して、片方の条件のみを満足する場合、すなわち、条件
1は満足するが条件2を満足しない場合、または、条件
1は満足しないが条件2を満足する場合は、カラー画像
がモノクロ画像かの判別が微妙な、不定画像であると判
定される。
々の印字モードが決定される。すなわち、ステップS7
09において、カラー画像と判定された場合は、ステッ
プS711においてカラー印字モードが選択され、ステ
ップS715において不定画像またはステップS719
においてモノクロ画像であると判定された場合は、それ
ぞれ、ステップS717およびステップS721におい
てブラック印字モードが選択される。
723の処理に進む。そして、次の原稿がある場合はス
テップ703に戻り、次の原稿がない場合はサブルーチ
ンを終了する。
05)の流れを示したフローチャートである。図8を参
照して、まず、ステップS801において、図6の初期
パネル操作(ステップS601)によりACSモードが
セットされたか否かが判断される。ACSモードでない
場合は、ステップS825、S827およびS829に
おいて、通常のコピー処理が行なわれる。すなわち、通
常通りにコピーされた後は通常位置にコピー用紙が排出
される。
(ステップS801においてYes)、ステップS80
3において、そのACS判定結果が不定画像であるか否
かが判定される。
において、シフト排出か回転排出かいずれが選択された
かを判断する。この排出方法の選択は選択キー等により
ユーザが任意に行なうことができる。
択された場合は、ステップS807において、回転要求
が出され、ステップS809において、回転要求に従っ
たコピーがなされる。すなわち、コピー用紙は、給紙ト
レイ群310(a〜c)にセットされた用紙のうち、方
向が異なる用紙が選択され転写位置まで搬送される。そ
して、画像も90度回転された状態で形成され、用紙に
転写される。
われた用紙は、ステップS811において排紙トレイ3
11上にそのままの状態で通常の排出がなされる。この
ため、この回転された状態でコピーが行なわれた用紙
は、通常にコピーがされた用紙に対して90度回転した
状態で排出されることになる。
排出が選択された場合は、ステップS813において、
排紙トレイ311をシフトさせるためのシフト排出要求
が出される。そして、ステップS815において、通常
のコピー用紙に通常通りに(回転させることなく)コピ
ーがされた後、ステップS817において、シフト排出
が行なわれる。すなわち、コピー後の用紙は、通常位置
からシフトした位置にある排紙トレイ311上に排紙さ
れる。
判定結果が不定画像でないと判断された場合は、ステッ
プS819で通常のコピーがされた後、ステップS82
1で、通常位置の排紙トレイ311上にコピー後の用紙
が排出される。
21において、用紙が排出された後は、ステップS82
3に進み、次の原稿があるか否かが判断され、全ての原
稿に対するコピーが終了するまで、上記処理が繰り返さ
れる。
にコピー後の用紙が排出される様子を説明するための図
である。図9に示すように、排紙トレイ311は、図8
のステップS805でシフト排出要求が出された場合
は、定常位置Aから矢印で示す方向にシフトする。そし
て、シフト後のトレイ位置Bにおいて、不定画像と判断
された場合のコピー後の用紙を受ける。このため、不定
画像に対する排出後の用紙は、用紙トレイ311上にお
いて、通常に排出された用紙位置aからシフトした位置
bに排出されることになる。
合にコピー後の用紙がシフト排出された後の状態を説明
するための図である。例えば、3枚目の原稿画像が不定
画像と判定され、それ以外の原稿画像はいずれもカラー
画像あるいはモノクロ画像と判定されたとする。
外の原稿に対するコピー後の用紙1、2、および4は通
常の位置に排出され、不定画像の原稿に対するコピー用
紙3のみが通常位置から矢印方向にシフトした状態で排
出される。なお、排紙トレイ311は本図の矢印とは反
対方向にシフトして用紙の排出を受けたことになる。
像の場合にコピー後の用紙が回転排出された後の状態を
説明するための図である。図10の場合と同様に、3枚
目の原稿画像のみが不定画像と判定されたとする。この
場合は、用紙3のみが、図に示すように、90度回転し
た状態で排出されることになる。
不定画像と判定された原稿に対する用紙のみの排出位置
が変化するため、容易にその用紙を取出して確認するこ
とができる。このため、多数のコピー用紙の束の中から
ミスコピーを探しだすという手間が省け、再印字等が必
要であれば直ちに対応することができる。
処理(ステップS607)の流れをフローチャートにて
示す。図12を参照して、まず、ステップS1201に
おいて、ACS結果一覧キー31が押されたことが確認
されると、ステップS1203において、表示要求が出
され、表示部24にACS判定結果の一覧が表示され
る。
チンを終了するが(ステップS1205においてYe
s)、ステップS1207で次頁キー33が押された場
合は、ステップS1209において、次の一覧ページが
表示される。そして、このACS結果の一覧表示は、E
xitキー35が押されるまで続けられる。
とともに一覧で表示されるため、不定画像と判定された
原稿を一目で知ることができる。したがって、これを基
に直ぐにコピー画像の確認をすることができ、再印字等
が必要な場合に備えることができる。
に、排出要求を行なっているが、これを最初に一括して
行なうようにしてもよい。このようにすると、一度の指
示でその後の排出状態を決定できるため、処理が容易と
なる。
方法に限られず、たとえば、シフト排出と同様に、不定
画像も他の画像と同じ方向の用紙に印字してもよい。そ
して、排出する際に所定角度だけ排紙トレイ311を回
転させる等して他の印字用紙とは異なる排出状態となる
ようにすることもできる。この場合回転角度は90度に
限られない。
たとえば、対象となる用紙を異なる排紙トレイに排出さ
せるようにしてもよい。
S判定を行なった後に一括してコピー処理を行なうよう
にしているが、この方法に限られず、たとえば、一枚ず
つACS判定とコピーとを続けて行なうようにしてもよ
い。すなわち、1枚の原稿について、ACS判定の後直
ちにコピーを行なうという処理を、原稿枚数回繰り返す
ようにしてもよい。
実施の形態におけるデジタルカラー複写機2について説
明する。デジタルカラー複写機2は、その外観構成は図
1に示すデジタルカラー複写機1と同様であり、また、
複写システムの制御部の機能ブロック図の概略において
も、図2とほぼ同様である。
けるデジタルカラー複写機2の複写システムのメインル
ーチンを示したフローチャートである。図13を参照し
て、まず、ステップS601においては、図6の場合と
同様に、ユーザによるコピースタート時におけるコピー
枚数やプリントキーの入力、種々のモード設定等の初期
のパネル操作が行なわれる。
画像がカラー画像、モノクロ画像、あるいは、不定画像
であるかを判定するACS判定処理が行なわれる。ここ
では、図6のステップS603とは異なり、不定画像の
画像データの記憶や判定レベル変更のための処理等が行
なわれる。
CS判定処理により決定された印字モードに従った通常
のコピー処理が行なわれる。そして、ステップS130
7において、ACS判定結果を操作パネル32に表示す
るとともに、不定画像の原稿画像を表示するための、メ
モリリコール処理が行なわれ、ステップS601の処理
に戻る。
ップS1303)の流れを示したフローチャートであ
る。図14を参照して、このフローチャートは、図7の
フローチャートと基本的な流れは同様である。しかし、
原稿画像が不定画像と判定された場合に、ステップS1
401およびステップS1402の処理が追加されてい
る点において異なる。以下異なるステップの処理につい
て説明する。
と判定された原稿の画像データが、メモリリコールに備
えてメモリ部26に記憶される。次に、ステップS14
02において、新たなACS判定レベルの記憶が行なわ
れる。つまり、ここでは、不定画像と判定された原稿画
像がカラー画像と判定され得るレベルを求め、そのレベ
ルをメモリ部26の所定の領域に記憶するという処理が
行なわれる。
憶処理(ステップS1402)を説明するためのフロー
チャートである。説明を容易にするため、図14のステ
ップS705における判断条件を条件1とし、ステップ
S707およびステップS713における判断条件を条
件2とする。そして、条件1の内容は、「カラー画素数
がM個以上のブロック数が1個以上」とし、条件2の内
容は、「カラー画素数がN個以上のブロック数が3個以
上」とする。なお、M>Nである。
01において、ACSメモリ部43から、対象となる原
稿画像の各ブロック毎にカウントされたカラー画素のう
ち最大のカラー画素数M’を得る。そして、ステップS
1503において、その最大カラー画素数M’が条件1
のカラー画素数Mと比較して大きいか否かが判断される
(M’>M?)。
505において、各ブロックのカラー画素数のうち3番
目に大きいカラー画素数N’を得る。そして、ステップ
S1507において、そのカラー画素数N’を条件2の
新たなカラー画素数Nとする(N=N’)。つまり、こ
こでは、条件1のMは変化させず条件2のNがN’に更
新された新たなACS判定レベルがメモリ部26に記憶
されることになる。
て、ステップS707の分岐処理で、”No”と判断さ
れた場合の処理の流れである。すなわち、この場合は、
条件1は満足しており条件2のみを満足していないた
め、対象となる不定画像がカラー画像と判断されるに
は、条件2のみをより緩い方向に変化させればよいこと
になる(N→N’)。
カラー画素数M’がMより小さいと判断された場合は、
ステップS1509において、この最大カラー画素数
M’を条件1の新たなカラー画素数Mとする(M=
M’)。つまり、ここでは、条件2のNは変化させず条
件1のMがM’に更新された新たなACS判定レベルが
メモリ部26に記憶されることになる。
て、ステップS713の分岐処理で、”Yes”と判断
された場合の処理の流れである。すなわち、この場合
は、条件2は満足しており条件1のみを満足していない
ため、対象となる不定画像がカラー画像と判断されるた
めには、条件1のみをより緩い方向に変化させればよい
ことになる(M→M’)。
なる。例えば、まず、現時点における条件1のMが80
0、条件2のNが500であるとする。そして、対象の
不定画像の最大カラー画素数M’が750であるとする
(ステップS1501)。この場合、最大カラー画素数
750は条件1の800より小さいため、新たな条件と
して、条件1のMのみが750に変更される(ステップ
S1509)。なお、条件2は当然満足されているた
め、Nは500のままである。
数M’が850の場合は、条件1は満足している(ステ
ップS1503において”Yes”)。そして、3番目
に大きいカラー画素数N’が450とすると、この値が
新たな条件2のNとなる(ステップS1505、S15
07)。すなわち、条件1のMは800のままで、条件
2のNのみが450に変更される。
原稿画像がカラー画像と判断される新たなACS判定レ
ベルがメモリ部26の所定の領域に記憶され、後述する
メモリリコール処理において、必要に応じてその値が呼
び出される。
に操作パネル32について説明する。図16は、デジタ
ルカラー複写機2上に設けられた操作パネル32の平面
図である。図16を参照して、操作パネル32には、操
作者に対して不定画像ページの一覧および指定された画
像を表示するための表示部24と、メモリリコールモー
ドを設定するためのメモリリコールキー161、不定画
像ページ一覧の次ページを表示させるための次頁キー1
63、表示部24を画像表示から不定画像ページ一覧表
示に切り換えるための確認キー165、所定の画像をカ
ラーで印字させる指示を与えるプリントキー167、お
よび、メモリリコールモードから抜けるためのExit
キー169からなる操作部25とを備えている。
となっており、不定画像と判定されたページ数を図のよ
うに一覧で表わすことの他に、指定されたページ数の画
像を表示することもできる。つまり、ユーザが不定画像
のページ数の部分を押すと、メモリ部26に記憶されて
いる原稿画像がこの表示部24に表示されることにな
る。なお、ここで確認キー165を押すと、不定画像の
ページ数が表示された元の画面に戻る。
(ステップS1307)の流れを示したフローチャート
である。図17を参照して、まず、ステップS1701
において、メモリリコールキー161が押されたことが
確認されると、ステップS1703において、表示要求
が出され、表示部24にACS判定結果である不定画像
のページ数の一覧が表示される。
と、サブルーチンは終了するが(ステップS1705に
おいてYes)、ステップS1707で次頁キー163
が押された場合は、ステップS1709において、次の
不定画像のページ数の一覧が表示される。そして、この
不定画像のページ数一覧の表示は、ステップS1705
でExitキー169が押されるか、または、ステップ
S1711で、ページ数表示キー(表示部24に表示さ
れている不定画像のページ数の部分)が押されるか、い
ずれかがあるまで続けられる。
キーが押された場合は、ステップS1713において、
指定されたページ数に対応する原稿画像が表示部24に
表示される。つまり、表示部24の表示は、不定画像の
ページ数一覧から原稿画像の表示に切り替わることな
る。
がモノクロ画像であると確認された場合は、ステップS
1715において、確認キー165が押される。そし
て、前の表示画面である不定画像のページ数一覧画面
(ステップS1703)に戻る。この場合は、既に、図
13のステップS1305で、ブラック印字モードによ
るブラックコピーがされているため、再印字の必要はな
いことになる。
カラー画像であると確認された場合は、ステップS17
17において、プリントキー167が押される。する
と、ステップS1719において、表示されている原稿
画像についてのカラーコピーが行なわれる。この場合
は、カラー色材による再印字が必要となるからである。
が押された場合は、ACS判定基準の変更処理が行なわ
れる。つまり、ステップS1721において、カラープ
リントの行なわれた原稿画像がカラー画像と判定される
レベル(図14のステップS1402において記憶され
た新たなACS判定レベル)が、現時点でのACS判定
レベルよりも低い(緩い)か否かが判断され、低いと判
断された場合は、ステップS1723において、ACS
判定レベルがその新たな判定レベルに変更される。
時点での判定レベルが、仮に、M=750(条件1:図
14のステップS705)、N=500(条件2:図1
4のステップS707、S713)であるとする。新た
な判定レベル(図15のステップS1507またはステ
ップS1509で記憶部26に記憶された新たなACS
判定レベル)が、M=760(条件1)、N=500
(条件2)であるとすると、新たな判定レベルは、現時
点での判定レベルよりもM、Nともに高いため、ステッ
プS1721において”No”と判断され、ACS判定
レベルの変更は行なわれない。
50(条件1)、N=450(条件2)であるとする
と、新たな判定レベルの方が現時点での判定レベルより
もNに関して低いため、ステップS1721において”
Yes”と判断される。そして、ステップS1723に
おいてACS判定レベルは、この新たな判定レベル、す
なわち、M=750(条件1)、N=450(条件2)
に変更されることになる。
定画像のページ数の一覧表示画面に戻り、Exitキー
169が押されるまで、上記処理が繰り返される。
画像の原稿画像を画面上に表示することができるため、
コピー後の用紙の中からミスコピーを探し出すという作
業が不要となる。このため、画面上でミスコピーの確認
し、再印字の処理を行なうことができる。
ータは記憶されているため、再印字が必要な場合も再度
の読取りが不要となる。したがって、カラーコピーの要
求をすると、直ちにコピーが行なわれることになる。
ー画像であった場合は、その原稿画像がカラー画像と判
定される新たなACS判定レベルに変更されるため、そ
の後の判定がより正確なものとなり、ミスコピーの減少
に繋がることになる。
7において、不定画像と判定された場合はブラック印字
モードが設定されるようにしているが、図2の説明の際
に述べたように、カラー印字モードが設定されるように
してもよい。この場合は、プリントキー167が押され
ると、ブラック色材による再印字が行なわれることにな
る。
おけるデジタルカラー複写機2の変形例1について説明
する。デジタルカラー複写機2においては、図17のス
テップS1717でカラープリント(再印字)の要求が
された場合には、ACS判定レベルの変更処理を行なっ
ているが、ここでの新たなACS判定レベルは、図14
のカラー判定レベルの記憶処理(ステップS140
2)、すなわち、図15で示すフローチャートに従って
いる。
定レベルの決定方法が異なる。すなわち、ある一つのA
CS判定レベルを任意に変更していくのではなく、予め
記憶されている所定の判定レベルの中から最適なものが
選択され、そのレベルに変更していくという方法であ
る。
ベルの変更処理を説明するための、ACS判定レベルを
示した図である。図18に示すように、ここでは、AC
S判定レベルを、レベル1からレベル4までとしてい
る。各レベルにおける条件1は、図14のステップS7
05の判断内容に対応しており、条件2は図14のステ
ップS707およびステップS713に対応している。
れ、ACS判定はこのレベル1に基づいて行なわれる。
そして、その後の判定結果等により、このレベルが条件
の緩いレベルへと適宜変更され得ることになる。
条件1または条件2のいずれかが満たされない時に不定
画像であると判断される。この場合、例えばこれをレベ
ル2を基準とすると、カラー画像であると判断されると
する。すると、新たなACS判定レベルとして、レベル
2がメモリ部26に記憶されることになる。また、例え
ばレベル2でも不定画像と判断されるが、レベル3では
カラー画像であると判断されるとすると、レベル3が新
たなACS判定レベルとして記憶されることになる。
像がカラー画像と判断されるレベルが所定のレベルの中
から選択され、図14のステップS1402における新
たなACS判定レベルとして、メモリ部26に記憶され
ることになる。
像がカラー画像である場合、すなわち、ミスコピーがさ
れた場合には、ACS判定レベルが、所定の予め記憶さ
れているACS判定レベルの中のいずれかに適宜変更さ
れるため、容易に変更レベルを決定することが可能とな
る。
るが、これには限られず、メモリ容量等に応じて適切な
段階を設定することができる。
の形態におけるデジタルカラー複写機2の変形例2につ
いて説明する。デジタルカラー複写機2においては、図
14のステップS1401において、不定画像と判定さ
れた原稿の画像についてのみ画像データの記憶を行なっ
ているが、変形例2においては、全原稿の画像について
の記憶を行なう。
CS判定処理(ステップS1303)の流れを示したフ
ローチャートである。図19を参照して、このフローチ
ャートでは、図14のステップS1401の処理、すな
わち、不定画像と判定された原稿の画像データの記憶処
理がなく、その代わりに、ステップS704において、
原稿の画像データを記憶するという処理が挿入されてい
る。
でなく、全原稿画像に対してその画像データを記憶して
いる。このため、必要な場合には、不定画像のみなら
ず、全ての画像について呼び出すことが可能となってい
る。したがって、どの原稿に対しても再印字を指示した
場合は、その対象となる原稿の画像が記憶されているた
め、再度の読取を行なわずに直ちに再印字を行なうこと
ができる。
の実施の形態におけるデジタルカラー複写機3について
説明する。デジタルカラー複写機3は、デジタルカラー
複写機2と比較して、複写システムのメインの処理の流
れが異なる。すなわち、デジタルカラー複写機3は、コ
ピー動作を行なった後にメモリリコール等のミスコピー
に対する処理を行なうのではなく、コピー動作を行なう
前にメモリリコール等を行なう。
けるデジタルカラー複写機3の複写システムのメインル
ーチンを示したフローチャートである。図20を参照し
て、まず、ステップS601において、図13の場合と
同様に、ユーザによるコピースタート時におけるコピー
枚数やプリントキーの入力、種々のモード設定等の初期
のパネル操作が行なわれる。
画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるか、ある
いは、不定画像であるかを判定するACS判定処理が行
なわれる。なお、ここでも、不定画像の画像データの記
憶や判定レベル変更のための処理等が行なわれる。ここ
までの処理は、図13に示すデジタルカラー複写機2の
処理の流れと同様である。
処理ではなく、まず、メモリリコール処理が行なわれ
る。そしてその後、ステップS1305において、コピ
ー処理が行なわれる。つまり、ここでは、コピーを行な
う前に、必要であれば不定画像に対する印字モードの変
更が行なわれるようになっている。そして、最終的に決
定された印字モードに従って、コピーが行なわれる。
ラー複写機3の操作パネル33を図21に示す。本図を
参照して、操作パネル33は、図16のデジタルカラー
複写機2の操作パネル32と比較すると、プリントキー
167の代わりに印字モードをブラック印字モードから
カラー印字モードに変更するための印字変更キー207
を備えている点が異なっている。
コール処理(ステップS1907)の流れをフローチャ
ートにて示す。図22のメモリリコール処理は、図17
のメモリリコール処理と比較すると、ステップS211
7およびステップS2119の処理を除いて全て同様で
ある。
17およびステップS1719のカラープリント処理の
代わりに、ステップS2117およびステップS211
9において、印字モードをカラー印字モードに変更する
という処理が行なわれる。この時点では、未だコピー動
作は行なわれていないため、カラー色材による再印字を
させる必要はなく、単に、次のコピー処理に備えて、印
字モードの変更のみを行なえばよいからである。
て、印字変更キー207が押された場合は、ステップS
2119において、印字モードがブラック印字モードか
らカラー印字モードに変更される。
itキー169の押下によりサブルーチンを抜けると、
図20のステップS1305で、最終的に決定された印
字モードに従って、コピー動作が行なわれることにな
る。
に、不定画像と判定された原稿の画像が表示されるた
め、適切な印字モードに変更することができる。したが
って、印字前に適切な処理を施すことにより、ミスコピ
ーを防止することが可能となる。
判定レベルについては、条件1および条件2に示される
条件に限られず、他の条件によるレベルを設定してもよ
い。
た操作パネルにおいては、原稿のページ番号と判定結果
とが対応付けて表示されているが、出力される印字後の
用紙と判定結果とを対応付けて表示するようにしてもよ
い。これにより、容易に不定画像に対する印字後の用紙
を特定することが可能となる。
ク印字モードではなく、カラー印字モードが設定された
場合は、印字変更キー207が押されると、印字モード
がカラー印字モードからブラック印字モードに変更され
ることになる。
例示であって、制限的なものではないと考えるべきであ
る。本発明の範囲は、上記した説明ではなく特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
範囲内ですべての変更が含まれることが意図される。
カラー複写機1の全体構成図である。
図である。
た操作パネル30の平面図である。
るための機能ブロック図である。
部43との対応関係を説明するための図である。
たフローチャートである。
の流れを示したフローチャートである。
れを示したフローチャートである。
の用紙が排出される様子を説明するための図である。
後の用紙がシフト排出された後の状態を説明するための
図である。
後の用紙が回転排出された後の状態を説明するための図
である。
7)の流れを示したフローチャートである。
ルカラー複写機2の複写システムのメインルーチンを示
したフローチャートである。
03)の流れを示したフローチャートである。
テップS1402)を説明するためのフローチャートで
ある。
作パネル32の平面図である。
1307)の流れを示したフローチャートである。
処理を説明するための、ACS判定レベルを示した図で
ある。
理(ステップS1303)の流れを示したフローチャー
トである。
ルカラー複写機3の複写システムのメインルーチンを示
したフローチャートである。
ルカラー複写機3の操作パネル33を示した平面図であ
る。
1907)の流れを示したフローチャートである。
部)、21 読取部、22 画像判定部、23 印字モ
ード決定部、24 表示部、25 操作部、26メモリ
部、27 画像処理部、28 プリント制御部、29
記憶部、30,31,32 操作パネル、41 カラー判
定部、43 ACSメモリ部、45ACS判定レベル記
憶部、47 ACS判定部、311 排紙トレイ。
Claims (15)
- 【請求項1】 原稿画像がカラー画像かモノクロ画像
か、あるいは、両者の判別が微妙な不定画像かを、所定
のレベルに基づいて判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果を表示する表示手段とを備
えた、画像判定装置。 - 【請求項2】 前記表示手段は、前記原稿画像が複数あ
る場合に、前記複数の原稿各々に対する前記判定結果を
一覧で表示することを特徴とする、請求項1に記載の画
像判定装置。 - 【請求項3】 前記表示手段は、前記判定結果をカラ
ー、モノクロ、および、不定の3種類で表示することを
特徴とする、請求項2に記載の画像判定装置。 - 【請求項4】 前記表示手段は、前記複数の原稿のペー
ジ順と前記判定結果とを対応付けて表示することを特徴
とする、請求項2または3に記載の画像判定装置。 - 【請求項5】 前記表示手段は、前記判定手段により不
定画像と判定された原稿のみの判定結果をページ数と対
応させて表示することを特徴とする、請求項1に記載の
画像判定装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の画像判
定装置と、 前記判定結果に応じて、印字モードを、カラー色材で印
字するカラー印字モードかブラック色材で印字するブラ
ック印字モードかのいずれかに決定する印字モード決定
手段と、 前記決定された印字モードを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された印字モードに応じて印字を行
なう印字手段とを備えた、画像形成装置。 - 【請求項7】 原稿画像がカラー画像かモノクロ画像
か、あるいは、両者の判別が微妙な不定画像かを、所定
のレベルに基づいて判定する判定手段と、 前記判定結果に応じて、印字モードを、カラー色材で印
字するカラー印字モードかブラック色材で印字するブラ
ック印字モードかのいずれかに決定する印字モード決定
手段と、 前記決定された印字モードを記憶する第1の記憶手段
と、 前記判定手段により不定画像と判定された原稿の画像を
記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段により記憶された原稿の画像を表示
する表示手段と、 前記表示手段により表示された画像に対して印字モード
を入力する印字モード入力手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された印字モードを前記印字
モード入力手段による入力結果に応じて変更する変更手
段と、 前記変更手段により変更された後の前記第1の記憶手段
に記憶された印字モードに応じて印字を行なう印字手段
とを備えた、画像形成装置。 - 【請求項8】 原稿画像がカラー画像かモノクロ画像
か、あるいは、両者の判別が微妙な不定画像かを、所定
のレベルに基づいて判定する判定手段と、 前記判定結果に応じて、印字モードを、カラー色材で印
字するカラー印字モードかブラック色材で印字するブラ
ック印字モードかのいずれかに決定する印字モード決定
手段と、 前記決定された印字モードを記憶する第1の記憶手段
と、 前記第1の記憶手段に記憶された印字モードに応じて印
字を行なう第1の印字手段と、 前記判定手段により不定画像と判定された原稿の画像を
記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段により記憶された原稿の画像を表示
する表示手段と、 前記表示手段により表示された原稿の画像に対して印字
モードを入力する印字モード入力手段と、 前記印字モード入力手段により入力された印字モードに
基づいて、対象となる前記第2の記憶手段により記憶さ
れた原稿の画像の再印字を行なう第2の印字手段とを備
えた、画像形成装置。 - 【請求項9】 前記第2の印字手段は、前記第1の印字
手段の印字モードとは異なる印字モードで再印字するこ
とを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記所定のレベルを、前記印字モード
入力手段による入力結果に応じて変更する、レベル変更
手段をさらに備えた、請求項7〜9のいずれかに記載の
画像形成装置。 - 【請求項11】 前記印字モード決定手段は、前記判定
手段により不定画像と判定された原稿画像に対する印字
モードを前記ブラック印字モードに決定することを特徴
とする、請求項6〜10のいずれかに記載の画像形成装
置。 - 【請求項12】 原稿画像がカラー画像かモノクロ画像
か、あるいは、両者の判別が微妙な不定画像かを、所定
のレベルに基づいて判定する判定手段と、 前記判定結果に応じて、印字モードを、カラー色材で印
字するカラー印字モードかブラック色材で印字するブラ
ック印字モードかのいずれかに決定する印字モード決定
手段と、 前記決定された印字モードに応じて印字を行なう印字手
段と、 前記判定手段により不定画像と判定された原稿画像に対
する印字用紙のみの排出方法を変化させる排出手段とを
備えた、画像形成装置。 - 【請求項13】 前記印字モード決定手段は、前記不定
画像と判定された原稿画像に対する印字モードを前記ブ
ラック印字モードに決定することを特徴とする、請求項
12に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記排出手段は、前記不定画像と判定
された原稿画像に対する印字用紙のみをシフトさせて排
出する、請求項12または13に記載の画像形成装置。 - 【請求項15】 前記排出手段は、前記不定画像と判定
された原稿画像に対する印字用紙のみを所定角度回転さ
せた状態で排出する、請求項12または13に記載の画
像形成装置。
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