JP3012105B2 - ディジタルカラー複写機 - Google Patents

ディジタルカラー複写機

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JP3012105B2
JP3012105B2 JP5027226A JP2722693A JP3012105B2 JP 3012105 B2 JP3012105 B2 JP 3012105B2 JP 5027226 A JP5027226 A JP 5027226A JP 2722693 A JP2722693 A JP 2722693A JP 3012105 B2 JP3012105 B2 JP 3012105B2
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美保子 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルカラー複写
機に関し、より詳細には、原稿中の色の有無だけでな
く、文字領域及び写真領域とを判別し、適切なモードで
コピーができるようにしたディジタルカラー複写機に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカラー複写機やファクシミリ
等の急速な普及に伴って、一般のオフィスにある種々雑
多な文書画像、特に、文字・中間調画像の混在文書を高
画質で出力したり、伝送したり、編集、蓄積したいとい
うニーズが高まってきている。文書画像の領域は、ハー
ドコピー実現を前提とすると、文字や線画や図形等の2
値領域と、写真等の連続調画像と、印刷等の網点画像の
3種に大別できる。これらの領域が混合した画像を領域
識別なしに単一の処理で出力しようとすると画質上の問
題が発生する。例えば、ディジタル複写機において、写
真と文字とが混在する画像を0,1の2値出力系に対し
て有効な擬似中間調生成方式であるディザ法で2値化処
理すると、写真に対しては比較的に良好な出力が得られ
るが、文字に対しては不適切な処理となり、線がとぎれ
気味となり判読しにくくなる。
【0003】一方、単純2値化すると、文字は良いが、
写真の再現が悪くなってしまう。さらに網点が混在して
いる場合はさらに複雑になり、網点自体の有する低周波
の周期構造が、ディザのもつ周期構造とビートして、低
周波のモアレが発生し、非常に目障りな出力画像となっ
てしまう。以上のように単一の処理だけでは、異なった
性質をもつ画像を問題なしに再現することは困難であ
る。それぞれの領域を高画質に再現するためには、それ
ぞれの領域に適切な処理を選択的に施すことが有効にな
る。このために領域識別処理が必要になる。以上の点は
「トリケップスWS114」(鈴木譲 第4章 精細度
処理技術p107〜123)に記載されている。また、
従来のディジタルカラー複写機においては、原稿中の色
の有無だけを判別して、白黒/カラーモードの決定をし
ているものである。また、フルカラー複写機に白黒複写
のモードあるいは単色での複写モードを設けたものが製
品化されており、カラー原稿であっても白黒あるいは単
一色での複写を可能とするものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ディジタルカラー複写機のように、原稿中の色の有無だ
けで白黒/カラーモードを決定するという方法だと、白
黒モードがより適切であっても原稿中に1ヵ所でも色が
ついているとカラーモードでコピーしてしまうという問
題点があった(例:朱印の入った白黒原稿)。また、カ
ラー原稿を白黒あるいは単一色で複写する場合、原稿の
色情報は捨てられ、原稿の濃度情報だけで複写が実行さ
れることになる。そのため、例えば同濃度で色が異なる
2色を接するように配した原稿を白黒複写すると、どち
らも同程度の濃度の灰色、あるいは黒で複写されること
になり、コントラストがなくなる。そのためカラーであ
れば判別可能であった原稿像が判別不可能になるといっ
た問題がある。このような場合、操作者が、カラー原稿
がどのような白黒複写となるかを想像するのは難しく、
作成された複写物を見て、改めてフルカラー複写を実行
するといった無駄が発生する。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、原稿中の色の有無だけでなく、文字領域と写
真領域とを判別し、写真領域に色がなければ白黒モード
でコピーを優先して行うことにより、原稿に対して適切
なモードでコピーを可能とすること、また、カラー原稿
を白黒あるいは単一色で複写した際に、濃度情報だけの
複写像では著しくコントラストがなくなる場合には、こ
れを警告するかあるいは自動的にフルカラー複写に切り
替えること、さらに、カラー原稿を白黒あるいは単一色
で複写した際に、濃度情報だけの複写像では著しくコン
トラストがなくなる部分に対して、色情報を考慮したエ
ッジを加えて複写するようにしたディジタルカラー複写
機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)原稿をスキャンし、固体撮像素子
により取り込んだ画像データを記憶する記憶手段と、
記画像データが、白黒かカラーかの判定をする判定手段
と、文字領域か写真領域かの判定をする判定手段と、前
記両判定手段の判定が、前記画像データが白黒か、ある
いは、文字領域であってカラーであると判定された場合
は白黒コピーを行い、カラーであって写真領域であると
判定された場合はカラーコピーを行う制御手段とから成
ること、或いは、(2)原稿画像中の隣接する領域の色
の差を検知する原稿色検知手段と、前記隣接領域に関し
て、黒あるいは単一色で複写を行う単色モードで複写し
た際の濃度差を検知し、計算する複写濃度検知手段と、
前記単色モードでの複写に際して、前記原稿色検知手段
によって検知された色の差が大きく、前記複写濃度検知
手段によって検知された濃度差が小さい場合には、警告
を発するかあるいは複写を他のモードに切り替える制御
手段とから成ること、或いは、(3)原稿画像中の隣接
する領域の色の差を検知する原稿色検知手段と、前記隣
接領域に関して、黒あるいは単一色で複写を行う単色モ
ードで複写した際の濃度差を検知し、計算する複写濃度
検知手段と、前記単色モードでの複写に際して、前記原
稿色検知手段からの信号と前記複写濃度検知手段からの
信号とに応じて、画像に対するエッジ処理を行う画像処
理手段とから成ることを特徴としたものである。
【0007】
【作用】白黒/カラー判別手段と文字/写真領域判別手
段を有し、原稿中の色の有無と、文字領域か写真領域か
の判別を行い、原稿が白黒か又は文字領域のみにカラー
がある場合は白黒コピーを行い、カラーの写真域がある
場合はカラーコピーを行うように制御する。これによ
り、コピーのスピードアップと低コスト化を図る。
【0008】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明によるディジタルカラー複写機の
一実施例(請求項1)を説明するための構成図で、図
中、1はランプユニット、2,3,4はミラー、5はレ
ンズユニット、6はCCD(Charge Coupl
ed Device;電荷結合素子)センサ、7はレー
ザドライバユニット、8,9はミラー、10は感光体ド
ラム、11はブラック現像槽、12はイエロー現像槽、
13はマゼンダ現像槽、14はシアン現像槽、15は除
電ランプ、16は帯電チャージャ、17は転写ベルト、
18は転写ローラ、19はレジストローラ、20は給紙
カセット、21,24,27はクリーニング部、21
a,24a,27aはクリーニングブレード、22,2
5,28は排トナー受け、23,26,29はオゥガー
軸、30は搬送ベルト、31は定着部、32は排出ロー
ラ、33は複写機、34は原稿載置台である。
【0009】複写機33の上端には、硬質の透明ガラス
で形成された原稿載置台34が配置される。該原稿載置
台34上に載置された原稿(図示せず)は、ランプユニ
ット1によって照射され、原稿からの反射光が、ミラー
2,3,4とレンズユニット5を介してCCDセンサ6
の受光面に導かれて電気信号として取り込まれていく。
前記ランプユニット1とミラー2とCCDセンサ6等で
スキャナーが構成される。 該CCDセンサ6より取り
込まれた画像データは、画像処理部を経てレーザドライ
バユニット7へ送られる。そして、そこからレーザ光と
して出力され、ミラー8,9を介して矢印方向に回転可
能な感光体ドラム10上に静電潜像パターンを形成する
(露光)。
【0010】矢印方向に回転可能な感光体ドラム10の
回転域には、露光に先だって感光体ドラム10の表面を
均一に帯電する帯電チャージャ16が設けられ、レーザ
出力光により露光部に静電潜像が形成される。また、帯
電チャージャ16の下流側には、ブラック現像槽11と
イエロー現像槽12とマゼンダ現像槽13およびシアン
現像槽14を備えた現像装置、転写ベルト17、クリー
ニング部21および除電ランプ15がこの順に配置され
る。前記現像装置の各現像槽11〜14には該当する色
のトナーが収納されている。
【0011】上記構成において、カラーコピー(3co
lour copy)は以下の動作手順で行われる。帯
電チャージャ16が感光体ドラム10の表面を均一に帯
電すると、前記スキャナーにより1回目のスキャンが行
われ、CCDセンサ6より取り込まれた画像データ
(R,G,B)は画像処理部を経てイエローデータを生
成し、レーザドライバユニット7よりレーザ光として出
力され、感光体ドラム表面を露光して露光部にイエロー
の静電潜像が形成される。次いで、画像領域の静電潜像
にイエロー現像槽12からイエロートナーが供給され、
同色のトナー像が形成される。
【0012】次いで、該トナー像が矢印方向に周回移動
し、一部が感光体ドラム10の表面に圧接される転写ベ
ルト17に転写される。この時、感光体ドラム10の表
面には転写に寄与しない一部のトナーが残留するが、こ
の残留トナーをクリーニング部21が掻き落す。次い
で、除電ランプ15が感光体ドラム表面の残留電荷を除
電する。上記工程を終了すると、帯電チャージャ16が
感光体ドラム表面を再度均一に帯電し、2回目のスキャ
ンによって得られた原稿からのデータが画像処理部を経
てレーザ光により露光され、マゼンダの静電潜像が形成
される。
【0013】以下、同様にして静電潜像にマゼンダ現像
槽13からマゼンダトナーが供給され、同色のトナー像
が形成される。そして、このトナー像が転写ベルト17
に転写されて像重ねが行われる。その後、上記同様の処
理が行われると、帯電チャージャ16が再び感光体ドラ
ム表面を均一に帯電し、以下、同様にしてシアン現像槽
14からシアントナーが感光体ドラム10に供給され、
同色のトナー像が形成される。そして、このトナー像が
転写ベルト17に転写され、最終的な像重ねが行われ
る。その後、像重ねされた転写ベルト17上のトナー像
がコピー用紙に転写され、定着部31を経た後、排出ロ
ーラ32により機外に排出される。
【0014】また、上記プロセスは3色カラーにおける
プロセスであり、4色カラープロセスの場合はこれにブ
ラック処理が加えられる。一方、白黒コピーは感光体ド
ラム10の静電潜像にブラック現像槽11からブラック
トナーが供給され、このトナー像を転写ベルト17を介
してコピー用紙に転写して行われる。
【0015】図2は、本発明によるディジタルカラー複
写機の操作部の構成図で、図中、41はコピー濃度表示
ランプ、42はカラー調整表示ランプ、43は濃度/カ
ラー調整選択キー、44はコピー濃度目盛りランプ、4
5はカラー調整目盛りランプ、46は濃度/カラー調整
キー、47は呼出し/登録表示ランプ、48は呼出し/
登録キー(M1/M2/M3キー)、49は登録キー、
50は原稿サイズ表示ランプ、51は原稿サイズ入力キ
ー、52は定形外原稿入力入/切キー、53は倍率表示
部、54は縮小キー、55は 100%(等倍)キー、56
はズームキー、57は拡大キー、58は用紙サイズ表示
ランプ、59は手差しコピー表示ランプ、60は用紙切
れ表示ランプ、61はコピー枚数表示部、62はカラー
モード表示部、64はカラーモード選択キー、65は枚
数セットキー、66はゼロ/読み出しキー、67はスラ
イドフィルムコピー表示ランプ、68は消去キー、69
は全解除キー、70はコピー中表示ランプ、71はコピ
ーボタン、72は紙づまりランプ、73は紙づまり位置
表示ランプ、74は標準/ソフト選択キーである。
【0016】コピー濃度表示ランプ41はコピー濃度調
整のとき点灯する。カラー調整表示ランプ42はカラー
調整のとき赤、緑、青の選択色を表示する。濃度/カラ
ー調整選択キー43はコピー濃度調整またはカラー調整
を選択する場合に使用する。コピー濃度目盛りランプ4
4はコピー濃度調整の際、濃度レベルを表示する。カラ
ー調整目盛りランプ45はカラー調整の際、各調整レベ
ルを表示する。濃度/カラー調整キー46はコピー濃度
調整およびカラー調整の際、キーを押して各レベルを調
整する。呼出し/登録表示ランプ47は呼出し/登録キ
ー(M1/M2/M3キー)の登録/呼出しのとき点滅
または点灯する。呼出し/登録キー(M1/M2/M3
キー)48はカラー調整及びコピー濃度などの登録/呼
出しに使用する。登録キー49はコピー濃度、カラー調
整の設定値および選択した画質の状態(標準/ソフト)
を登録するときに使用する。原稿サイズ表示ランプ50
は原稿のサイズが入力されると点滅から点灯に変わる。
原稿サイズ入力キー51は定形外原稿のサイズを入力す
るときに使用する。定形外原稿入力入/切キー52は定
形外原稿入力を行うときに使用する。
【0017】縮小キー54は縮少コピーをとるときに使
用し、3種類の固定縮少率が選択できる。ズームキー5
6は64%から200%の範囲で1%きざみの倍率を選
ぶことができる。拡大キー57は拡大コピーをとるとき
使用し、4種類の固定拡大率が選択できる。用紙サイズ
表示ランプ58は装着されているカセットの用紙サイズ
を表示する。手差しコピー表示ランプ59は手差しコピ
ーのとき点灯する。用紙切れ表示ランプ60はカセット
に用紙がないときやカセットが装着されていないとき点
滅する。コピー枚数表示部61はセットされたコピー枚
数やコピー済み枚数などを表示する。また、自己診断機
能がはたらいたとき、異常内容を示すコードを表示す
る。カラーモード表示部62は、白黒、フルカラー、自
動切り替えの3種のモード表示。カラーモード選択キー
64は、カラーモード表示部62の3つのうち、いずれ
かを選択する。枚数セットキー65はコピー枚数をセッ
トするときや定形外原稿サイズの数値を入力するときに
使用する。
【0018】ゼロ/読み出しキー66は、コピー枚数の
セットや定形外原稿入力を行うときは、数字の‘0’キ
ーとしてはたらく。また連続コピーの途中で押すと、キ
ーを押している間だけコピー済み枚数を表示し、また連
続コピー時以外のとき押すと、コピーの総使用枚数を表
示する。スライドフィルムコピー表示ランプ67は、別
売りのスライドプロジェクターにより35mmスライドフ
ィルムから画像をコピーするとき点灯する。消去キー6
8はコピー枚数を消去したり連続コピーを途中で止める
とき使用する。全解除キー69は、標準状態に戻したい
とき押す。コピー中表示ランプ70はコピー中に点滅す
る。紙づまりランプ72は紙づまりが発生すると点滅す
る。紙づまり位置表示ランプ73は紙づまり箇所のおよ
その位置を点滅表示する。
【0019】図3及び図4は、本発明によるディジタル
カラー複写機の画像処理部のブロック図で、図中、81
はCCD、82はRGBレベル合せ用アンプ、83はA
/D変換回路、84はシェーディング補正回路、85は
メモリ、86aは文字/写真領域判別回路、86bは白
黒/カラー判別回路、86cはAND回路、87はγ補
正回路、88はマスキング、89はUCR(Under Colo
r Removal)/BP(Black Paint)部、90はシャープ
ネスフィルタ、91は変倍回路、92は濃度処理回路、
93はカラーバランス回路、94は階調処理回路であ
る。CCD81は図1におけるCCD6を、レーザドラ
イバは図1におけるレーザドライバユニット7を意味す
る。
【0020】まず、原稿をCCD81で読み取り、RG
Bレベル合わせアンプ82とA/D変換回路83とシェ
ーディング補正回路84を介して処理を行う。そのデー
タを、メモリ85を介して白黒/カラー判別回路86b
及び文字/写真領域判別回路86aで処理を行う。白黒
/カラー判別回路86bにおいて、CCD81にはR,
G,B3つの素子が備わっており、プレスキャン時に3
色の画像データを読み込み、画像処理部での出力が同じ
かまたは誤差が数%以内の場合は白黒と判別し、異なる
場合はカラーであると判別する。カラーであれば1を、
白黒であれば0を、写真領域であれば1を、文字領域で
あれば0を出力し、端子aに1か0を出力するようにす
る。データはさらにγ補正回路87で補正した後、AN
D回路86cの出力が1の場合はへ送られ、0の場合
はへ送られる。はフルカラーモード用であり、マス
キング回路88によりR,G,BからC,M,Y,Bk
に変換され、UCR/BP処理回路89、シャープネス
フィルタ90、変倍回路91、濃度処理回路92、カラ
ーバランス回路93、階調処理回路94を経て、レーザ
ー出力部7へと送られる。は白黒モード用であり、マ
スキング回路88によりR,G,BからBkに変換さ
れ、シャープネスフィルタ90、変倍回路91、濃度処
理回路92、階調処理回路94の各処理の後、レーザー
出力部7へと送られる。
【0021】図5は、本発明によるディジタルカラー複
写機の動作を説明するためのフローチャートである。以
下、各ステップに従って順に説明する。まず、操作部に
おいてカラーモードの自動切り替えが選択されたかどう
かを判断し(step1)、選択されなかった場合、更に、
選択されたのがフルカラーモードであるかどうかを判断
し(step2)、Yesの場合はフルカラーモードに(st
ep5)、Noの場合は白黒モードに(step5)設定され
る。前記step1で自動切り替えが選択されていた場合は
R,G,Bの比率の判定を行い(step3)、誤差が、例
えば4%以内の場合、つまり白黒であると判断された場
合は白黒モードに設定される(step6)。4%以上の場
合、つまりカラーであると判断された場合は、文字領域
と写真領域の判別を行い、カラーであると判断された部
分が写真領域であるか判別し(step4)、Yesであれ
ばフルカラーモードに(step5)、Noであれば白黒モ
ードに(step6)設定されコピーが行われる(step
7)。
【0022】次に、請求項2について説明する。この実
施例のディジタルカラー複写機の構成は図1と同様であ
るが、白黒コピーと単色コピーもとれるディジタルカラ
ー複写機である。3色カラープロセスでは、CCDセン
サのR,G,Bの信号に応じて、各トナーの感光体への
付着量を制御していたのに対して、単色コピーでは、
R,G,BのCCDセンサからの信号から作成した単一
の濃度信号により、3色プロセスを実行する。この際
に、各トナーの付着量を決定する係数を、複写色に応じ
て決定することで、任意色の単色コピーが可能となる。
【0023】図6は、本発明によるディジタルカラー複
写機の画像処理部の他のブロック図で、図中、101は
CCD、102はRGBレベル合わせアンプ、103は
A/D変換回路、104はシェーディング補正回路、1
05はガンマ(γ)補正回路、106はマスキング回
路、107はUCR/BP部、108は色判定回路、1
09は濃度判定回路、110は判定回路、111はブザ
ー、112はシャープネスフィルタ、113は変倍回
路、114は濃度処理回路、115はカラーバランス回
路、116は階調処理回路、117はコピーモードレジ
スタである。
【0024】CCDセンサ101により読み取られた原
稿画像データは、RGBレベル合わせアンプ102でセ
ンサばらつきを補正するためのレベル合わせを行われ、
A/D変換機103によってディジタル信号に変換され
た後、シェーディング補正回路104でシェーディング
補正を受ける。以下、ガンマ補正回路105、マスキン
グ回路106、UCR/BP部107、シャープネスフ
ィルタ112、変倍回路113、濃度処理回路114、
カラーバランス回路115、階調処理回路116等を介
して処理される。これらの処理のうち、UCR/BP
部,カラーバランス回路の処理についてはフルカラー複
写時のみ処理が実施される。
【0025】また、マスキング回路106は、R,G,
Bの各信号から、白黒コピー、および単色コピーのため
の濃度信号を作成する。作成された濃度信号は、シャー
プネスフィルタ112、変倍回路113、濃度処理回路
114、階調処理回路116により処理される。また、
濃度処理回路114は単色コピーの場合には複写色に応
じてY,M,Cの露光の際の濃度を変え、指定されてい
る複写色を実現する。以上の処理を実行した後、フルカ
ラー複写であれば前者の画像信号がレーザードライバユ
ニット7へ送られ、また白黒あるいは単色コピーであれ
ば後者の画像信号がレーザードライバユニット7へ送ら
れる。信号の切り替えは、コピーモードレジスタ117
の設定値で決定される。
【0026】色判定回路108は、マスキング回路10
6と平行して設けられており、R,G,Bの画像信号か
ら、図7に示す4×4画素毎に設定された隣接領域(A
とB、AとC、AとD)に対して、平均色がどの程度変
化しているかを、3つの数値(c1,c2,c3)とし
て出力する。ここで、R,G,Bの画像信号は、各8b
it(0〜255の256段階)で処理されている。濃
度判定回路109は、マスキング回路106の後に設け
られており、マスキング回路106で作成された濃度信
号から、色判定回路108と同様に、隣接領域の平均濃
度がどの程度変化しているかを3つの数値(d1,d
2,d3)として出力する。濃度信号についても、R,
G,Bの画像信号と同じく8bitで処理されている。
判定回路110は、色判定回路108と濃度判定回路1
09の出力から、単一色で複写すると著しく判読不可能
な複写となる場合を検知し、ブザー111をオンすると
共に、コピーモードレジスタ117をフルカラーコピー
に設定する。本発明の実施例では、コピーのための原稿
スキャンに先立って、予備スキャンが実行され、読み取
られた原稿画像から、判定回路110によりコピーモー
ド判定が実行され、その後、実際のコピーのためのスキ
ャンが開始される。コピー中はこれら判定回路110の
動作は停止するように制御部(図示せず)によって制御
される。
【0027】図8及び図9は、図6に示したブロック図
のうち、色判定回路と濃度判定回路と判定回路の動作を
説明するためのフローチャートである。ここで示される
判定処理の前に、操作部からのオペレータの設定によっ
て、コピーモードレジスタ117は白黒、あるいは単色
コピーを示す値に設定される。色判定回路108に入力
されたR,G,Bの画像信号は、図7に示すように4画
素毎にR,G,Bの平均値をとられる(step1〜step
3)。図7のA領域からB領域間でR,G,B値の変化
量の絶対値を求め、各絶対変化量の平均値を計算する
(c1)。同様に、A領域からC領域へのRGBの平均
絶対変化量(c2)、A領域からD領域へのRGBの平
均絶対変化量(c3)を求める(step4〜step7)。
【0028】濃度判定回路109では、各領域A,B,
C,Dでの4画素の平均濃度を計算し(step8)、領域
AからB、AからC、AからDへの平均濃度の変化量の
絶対値を計算し、それぞれd1,d2,d3とする(st
ep9)。di/ci(i=1,2,3)を計算し、di
/ci<0.05であれば、色変化は大きいが、実際の
コピー濃度変化は小さくなると判断し、ブザーをオンす
ると共に、コピーモードレジスタをフルカラーモードに
設定して処理を終了する(step12→step13→step1
4)。di/ci≧0.05であれば、白黒または単色
コピーにおいて問題なしとし、次の領域間に対する処理
を実行する(step12→step15)。iが1〜3に対し
て上記処理を実行後、全画像領域に対して処理が終了し
たかを判定し、Noであれば次の画素に対して同様な処
理を繰り返す(step17→step18→step1)。ただ
し、上記処理は誤検知防止のため、ci<10の場合に
は色成分の変化量が小さいと判断して、処理を省略する
(step11→step15)。上記処理終了後、実際のコピ
ーが開始されるが、原稿が白黒あるいは単色コピーに不
適な場合には、ブザーによってオペレータがコピーを中
断するか、あるいはコピーモードレジスタがフルカラー
コピーに設定されることで、判読不能な複写が実行され
るのを未然に防ぐことができる。
【0029】次に請求項3について説明する。この実施
例のディジタルカラー複写機の構成図は請求項2の実施
例と同様である。図10及び図11は、本発明によるデ
ィジタルカラー複写機の画像処理部のブロック図で、図
中、118は加算器で、その他、図6と同じ作用をする
部分は同一の符号を付してある。判定回路110は、色
判定回路108と濃度判定回路109の出力から、濃度
信号に追加する濃度値を決定する。決定された濃度値が
加算器118によってもとの濃度信号に加算されること
で、同濃度の異なる色の境界部分にエッジが形成され
る。このエッジの濃度は、原稿画像での領域間の色の差
と、コピーされた場合の濃度差から決定されるため、不
必要に画像全体にエッジが入ることはない。
【0030】図13は、図10及び図11に示したブロ
ック図のうち、色判定回路と濃度判定回路と判定回路の
動作を説明するためのフローチャートである。step1〜
step9までは図8と同じである。(127/3)Σci
/di(i=1,2,3)をSUMに求める(step10
〜step16)。ただし、上記計算は、di=0の場合に
は計算不可能となるために、di=1としている(step
12)。また、計算結果が8bitの最大値255を越
えないようにリミットをかける(step17,18)。計
算結果を加算機に入力し、図12のtの画素の濃度に加
算する(step19)。上記step1〜step19の処理を1
画素分ずつシフトして、全画像域に対して処理を行う
(step20→step21→step1)。
【0031】(127/3)Σci/di(i=1,
2,3)は、領域間での色の差が大きいほど、また領域
間での濃度差が小さいほど大きな値となり、0〜255
の範囲をとる。濃度信号は、濃度が高い程大きな値とな
るように設定されているので、上記値を加算すること
で、色の差が大きいにもかかわらず濃度差が小さい部分
は濃度が高くなり、濃度差が十分である部分はあまり濃
度は高くならない。そのため、白黒または単色コピーを
とると領域が不明瞭となるような部分にエッジが作成さ
れ、見やすい複写となる。
【0032】図14(a)〜(c)は、本発明を実施し
た場合と、実施しない場合について、その効果を図示し
たものである。図(a)に示すように、同濃度で色が異
なる領域が接している原稿を本発明を用いないで白黒コ
ピーすると、図(b)に示すようにコントラストがなく
なり、非常に見づらいコピーとなる。これに対し、本発
明を実施した場合は、図(c)に示すように、原稿上で
グリーンとブルーの境界であった部分には、その色変化
とコピーでの濃度変化に応じて適切な濃度でエッジ処理
が施されるために、境界部分に適度な線が引かれること
となり、白黒コピーであっても見やすい。
【0033】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:原稿中の色の有無だけ
でなく文字領域と写真領域とを判別し、写真領域に色が
なければ白黒モードでコピーを優先して行うことにより
原稿に対して適切なモードでコピーできるので、このモ
ード決定により、コピーのスピードアップ、低コスト化
が図れ、より適正なコピーが得られる。 (2)請求項2に対応する効果:カラー原稿を白黒ある
いは単一色で複写した際に、濃度情報だけの複写像では
著しくコントラストをなくす場合には、これを警告する
かあるいは自動的にフルカラー複写に切り替えるので、
これにより不良複写を防げ、またカラー複写を取り直す
ことによる時間的なロス、あるいは用紙のムダ等を未然
に防げる。 (3)請求項3に対応する効果:カラー原稿を白黒ある
いは単一色で複写した際に、濃度情報だけの複写像では
著しくコントラストをなくす部分に対して、色情報を考
慮したエッジを加えて複写するので、白黒コピーや単色
コピーといった、濃度情報だけの複写モードであって
も、前記した問題点が発生するような部分にエッジ処理
が施され、複写物が見やすくなり、不必要にカラー複写
で取り直すことによる時間的なロス、あるいは用紙のム
ダ等を未然に防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタルカラー複写機の一実施
例を説明するための構成図である。
【図2】本発明によるディジタルカラー複写機の操作部
の構成図である。
【図3】本発明によるディジタルカラー複写機の画像処
理部のブロック図(その1)である。
【図4】本発明によるディジタルカラー複写機の画像処
理部のブロック図(その2)である。
【図5】本発明によるディジタルカラー複写機の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明によるディジタルカラー複写機の画像処
理部の他のブロック図である。
【図7】本発明による色判定回路と濃度判定回路の出力
を示す図である。
【図8】図6に示すブロック図の動作を説明するための
フローチャート(その1)である。
【図9】図6に示すブロック図の動作を説明するための
フローチャート(その2)である。
【図10】本発明によるディジタルカラー複写機の画像
処理部の更に他のブロック図(その1)を示す図であ
る。
【図11】本発明によるディジタルカラー複写機の画像
処理部の更に他のブロック図(その2)を示す図であ
る。
【図12】本発明による色判定回路と濃度判定回路の出
力を示す図である。
【図13】図10及び図11に示すブロック図の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明を実施した場合と実施しない場合との
比較図である。
【符号の説明】
81…CCD、82…RGBレベル合せ用アンプ、83
…A/D変換回路、84…シェーディング補正回路、8
5…メモリ、86a…文字/写真領域判別回路、86b
…白黒/カラー判別回路、86c…AND回路、87…
γ補正回路、88…マスキング、89…UCR(Under
Color Removal)/BP(Black Paint)、90…シャー
プネスフィルタ、91…変倍回路、92…濃度処理回
路、93…カラーバランス回路、94…階調処理回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 - 1/64 H04N 1/40 - 1/409 G03G 15/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をスキャンし、固体撮像素子により
    取り込んだ画像データを記憶する記憶手段と、前記画像
    データが、白黒かカラーかの判定をする判定手段と、文
    字領域か写真領域かの判定をする判定手段と、前記両判
    定手段の判定が、前記画像データが白黒か、あるいは、
    文字領域であってカラーであると判定された場合は白黒
    コピーを行い、カラーであって写真領域であると判定さ
    れた場合はカラーコピーを行う制御手段とから成ること
    を特徴とするディジタルカラー複写機。
  2. 【請求項2】 原稿画像中の隣接する領域の色の差を検
    知する原稿色検知手段と、前記隣接領域に関して、黒あ
    るいは単一色で複写を行う単色モードで複写した際の濃
    度差を検知し、計算する複写濃度検知手段と、前記単色
    モードでの複写に際して、前記原稿色検知手段によって
    検知された色の差が大きく、前記複写濃度検知手段によ
    って検知された濃度差が小さい場合には、警告を発する
    かあるいは複写を他のモードに切り替える制御手段とか
    ら成ることを特徴とするディジタルカラー複写機。
  3. 【請求項3】 原稿画像中の隣接する領域の色の差を検
    知する原稿色検知手段と、前記隣接領域に関して、黒あ
    るいは単一色で複写を行う単色モードで複写した際の濃
    度差を検知し、計算する複写濃度検知手段と、前記単色
    モードでの複写に際して、前記原稿色検知手段からの信
    号と前記複写濃度検知手段からの信号とに応じて、画像
    に対するエッジ処理を行う画像処理手段とから成ること
    を特徴とするディジタルカラー複写機。
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