JP3440365B2 - 積層板用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
積層板用エポキシ樹脂組成物Info
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- JP3440365B2 JP3440365B2 JP12943194A JP12943194A JP3440365B2 JP 3440365 B2 JP3440365 B2 JP 3440365B2 JP 12943194 A JP12943194 A JP 12943194A JP 12943194 A JP12943194 A JP 12943194A JP 3440365 B2 JP3440365 B2 JP 3440365B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFRP用で耐熱性に優
れ、かつ吸水率の小さな積層板用エポキシ樹脂組成物に
関し、特に銅張り積層板用に適した特性を有するエポキ
シ樹脂組成物に関する。
れ、かつ吸水率の小さな積層板用エポキシ樹脂組成物に
関し、特に銅張り積層板用に適した特性を有するエポキ
シ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は接着性、電気特性、機械
的特性及び耐熱性に優れているため電子部品、電気機
器、自動車部品、FRP、あるいはスポーツ用品など広
範囲に使用されている。しかし、FRP特に電子回路基
板に用いられる銅張り積層板は多層化と共に薄型化さ
れ、この用途に使用されるエポキシ樹脂には耐熱性の向
上が要求されている。
的特性及び耐熱性に優れているため電子部品、電気機
器、自動車部品、FRP、あるいはスポーツ用品など広
範囲に使用されている。しかし、FRP特に電子回路基
板に用いられる銅張り積層板は多層化と共に薄型化さ
れ、この用途に使用されるエポキシ樹脂には耐熱性の向
上が要求されている。
【0003】従来積層板用エポキシ樹脂としては、テト
ラブロモビスフェノールAとエピクロルヒドリン又はビ
スフェノールAジグリシジルエーテルとから製造され
る、エポキシ当量300〜800g/eq、臭素分18
〜26%の臭素化エポキシ樹脂が主として使用されてお
り、その硬化剤としてジシアンジアミドを単独、あるい
は該化合物とポリアミン化合物との併用又は、更に硬化
促進剤として3級アミン又はイミダゾール等が組み合わ
せて用いられている。
ラブロモビスフェノールAとエピクロルヒドリン又はビ
スフェノールAジグリシジルエーテルとから製造され
る、エポキシ当量300〜800g/eq、臭素分18
〜26%の臭素化エポキシ樹脂が主として使用されてお
り、その硬化剤としてジシアンジアミドを単独、あるい
は該化合物とポリアミン化合物との併用又は、更に硬化
促進剤として3級アミン又はイミダゾール等が組み合わ
せて用いられている。
【0004】また該エポキシ樹脂にさらに耐熱性を付与
する為に、多官能エポキシ樹脂であるフェノールノボラ
ックエポキシ樹脂または、クレゾールノボラックエポキ
シ樹脂を5〜25重量%程度配合したエポキシ樹脂が使
用されている。
する為に、多官能エポキシ樹脂であるフェノールノボラ
ックエポキシ樹脂または、クレゾールノボラックエポキ
シ樹脂を5〜25重量%程度配合したエポキシ樹脂が使
用されている。
【0005】しかしながら、通常エポキシ樹脂硬化物の
耐熱性、すなわちガラス転移温度(Tg)を高くしても
近年の薄型化、多層化された積層板は室内に放置される
と吸湿してハンダ浸漬時にフクレやハガレが生じたり物
性が低下したりするという問題が生じている為、積層板
用エポキシ樹脂には耐熱性向上と共に吸水率の低下が求
められている。
耐熱性、すなわちガラス転移温度(Tg)を高くしても
近年の薄型化、多層化された積層板は室内に放置される
と吸湿してハンダ浸漬時にフクレやハガレが生じたり物
性が低下したりするという問題が生じている為、積層板
用エポキシ樹脂には耐熱性向上と共に吸水率の低下が求
められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上述し
たように吸湿による問題発生をおさえるために、Tgを
向上しかつ吸水率を低下させようと種々検討した結果本
発明を完成したもので、本発明の目的は耐熱性を有し吸
水率の小さい積層板用マトリックス樹脂として適したエ
ポキシ樹脂組成物を提供するにある。
たように吸湿による問題発生をおさえるために、Tgを
向上しかつ吸水率を低下させようと種々検討した結果本
発明を完成したもので、本発明の目的は耐熱性を有し吸
水率の小さい積層板用マトリックス樹脂として適したエ
ポキシ樹脂組成物を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】すなわち本発明
は、下記式(I)〔化1〕で示される2,5−ジタ−シ
ャリ−ブチルハイドロキノンジグリシジルエーテルとテ
トラブロモビスフェノールAとの反応生成物あるいは
2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノンジグリシ
ジルエーテルとテトラブロモビスフェノールAとビスフ
ェノールAジグリシジルエーテルとの反応生成物である
臭素含有2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノン
系エポキシ樹脂を主体としたエポキシ樹脂に硬化剤、硬
化促進剤を配合したことを特徴とする積層板用エポキシ
樹脂組成物であり、吸水率の低いものである。
は、下記式(I)〔化1〕で示される2,5−ジタ−シ
ャリ−ブチルハイドロキノンジグリシジルエーテルとテ
トラブロモビスフェノールAとの反応生成物あるいは
2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノンジグリシ
ジルエーテルとテトラブロモビスフェノールAとビスフ
ェノールAジグリシジルエーテルとの反応生成物である
臭素含有2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノン
系エポキシ樹脂を主体としたエポキシ樹脂に硬化剤、硬
化促進剤を配合したことを特徴とする積層板用エポキシ
樹脂組成物であり、吸水率の低いものである。
【化1】〔式中nは0〜10の整数を示す。〕
【0008】本発明の反応成分である2,5−ジタ−シ
ャリ−ブチルハイドロキノンジグリシジルエーテルは耐
熱性のあるベンゼン環に疎水性であるタ−シャリ−ブチ
ル基をもつ為、積層板とした場合吸湿率が低くなる事が
期待できる。さらに、粘度が低いため積層板製造時に基
材であるガラスクロス繊維への浸透性も良く、ハンダ処
理時などに発生するフクレの防止に有効と考えられる。
ャリ−ブチルハイドロキノンジグリシジルエーテルは耐
熱性のあるベンゼン環に疎水性であるタ−シャリ−ブチ
ル基をもつ為、積層板とした場合吸湿率が低くなる事が
期待できる。さらに、粘度が低いため積層板製造時に基
材であるガラスクロス繊維への浸透性も良く、ハンダ処
理時などに発生するフクレの防止に有効と考えられる。
【0009】本発明はこの2,5−ジタ−シャリ−ブチ
ルハイドロキノンジグリシジルエーテルにテトラブロモ
ビスフェノールA(以下TBAという)と反応させる
か、あるいは2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキ
ノンジグリシジルエーテルとTBAとビスフェノールA
ジグリシジルエーテルとの反応生成物である難燃性臭素
含有2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノン系エ
ポキシ樹脂を主体としたエポキシ樹脂に硬化剤、硬化促
進剤を配合したものである。
ルハイドロキノンジグリシジルエーテルにテトラブロモ
ビスフェノールA(以下TBAという)と反応させる
か、あるいは2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキ
ノンジグリシジルエーテルとTBAとビスフェノールA
ジグリシジルエーテルとの反応生成物である難燃性臭素
含有2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノン系エ
ポキシ樹脂を主体としたエポキシ樹脂に硬化剤、硬化促
進剤を配合したものである。
【0010】2,5−ジターシャリーブチルハイドロキ
ノンジグリシジルエーテルの添加手段として、積層板用
難燃性エポキシ樹脂の原料であるTBAと反応させる場
合は公知のエポキシ樹脂製造の際と変わるところはな
く、例えば金属酸化物、無機塩基、有機塩基及びそれら
の塩類、オニウム化合物あるいはホスフィン類など慣用
されている触媒を使用すれば良い。得られる反応生成物
のエポキシ当量は300〜800g/eqの範囲、好ま
しくは350〜750g/eqの範囲にあるようにす
る。
ノンジグリシジルエーテルの添加手段として、積層板用
難燃性エポキシ樹脂の原料であるTBAと反応させる場
合は公知のエポキシ樹脂製造の際と変わるところはな
く、例えば金属酸化物、無機塩基、有機塩基及びそれら
の塩類、オニウム化合物あるいはホスフィン類など慣用
されている触媒を使用すれば良い。得られる反応生成物
のエポキシ当量は300〜800g/eqの範囲、好ま
しくは350〜750g/eqの範囲にあるようにす
る。
【0011】しかる後、この反応生成物に硬化剤、硬化
促進剤、充填剤等慣用の配合剤を添加し、硬化すること
によつて目的物を得ることができる。次に、2,5−ジ
ターシャリーブチルハイドロキノンジグリシジルエーテ
ルを配合剤として添加する場合は、エポキシ樹脂原料に
硬化剤、硬化促進剤、充填剤等慣用の配合剤と共に添加
して硬化する。
促進剤、充填剤等慣用の配合剤を添加し、硬化すること
によつて目的物を得ることができる。次に、2,5−ジ
ターシャリーブチルハイドロキノンジグリシジルエーテ
ルを配合剤として添加する場合は、エポキシ樹脂原料に
硬化剤、硬化促進剤、充填剤等慣用の配合剤と共に添加
して硬化する。
【0012】2,5−ジターシャリーブチルハイドロキ
ノンジグリシジルエーテルの添加量としては5〜30重
量%程度であり、この化合物はこれ以上添加すると溶剤
に溶解した後貯蔵中に結晶が析出して来る可能性があ
る。もちろん使用前に加熱して再度溶解すれば問題なく
使用できるが手間がかかる事になる。したがつて単純に
添加するよりはTBAと反応させた形で使用した方がよ
り好ましい。
ノンジグリシジルエーテルの添加量としては5〜30重
量%程度であり、この化合物はこれ以上添加すると溶剤
に溶解した後貯蔵中に結晶が析出して来る可能性があ
る。もちろん使用前に加熱して再度溶解すれば問題なく
使用できるが手間がかかる事になる。したがつて単純に
添加するよりはTBAと反応させた形で使用した方がよ
り好ましい。
【0013】本発明における硬化剤としては、通常のエ
ポキシ樹脂用硬化剤を使用できるが、貯蔵安定性、接着
性及び耐熱性の面からみてジシアンジアミド(以下DI
CYと言う)単独、またはポリアミン類との併用、ある
いは硬化促進剤としての3級アミン又はイミダゾール等
を組み合わせて使用することが好ましい。
ポキシ樹脂用硬化剤を使用できるが、貯蔵安定性、接着
性及び耐熱性の面からみてジシアンジアミド(以下DI
CYと言う)単独、またはポリアミン類との併用、ある
いは硬化促進剤としての3級アミン又はイミダゾール等
を組み合わせて使用することが好ましい。
【0014】
【実施例及び比較例】次に製造例、実施例及び比較例を
あげて本発明を具体的に説明する。
あげて本発明を具体的に説明する。
【0015】製造例1
撹拌機、温度計、冷却管、窒素ガス導入装置をそなえた
四つ口フラスコに、エポトートZX−1312(東都化
成(株)製、2,5−ジターシャリーブチルハイドロキ
ノンジグリシジルエーテル、エポキシ当量175g/e
q)635部、TBA 365部を仕込み窒素ガスを流
しながら加熱溶融した後、ベンジルトリメチルアンモニ
ウムクロライド0.5部を加え160℃で4時間反応さ
せエポキシ当量442g/eq、臭素分21.5%の臭
素化エポキシ樹脂を得、メチルエチルケトン250部に
溶解した。得られた樹脂溶液の粘度は850mPa・s
/25℃(国際単位、SI単位)であつた。
四つ口フラスコに、エポトートZX−1312(東都化
成(株)製、2,5−ジターシャリーブチルハイドロキ
ノンジグリシジルエーテル、エポキシ当量175g/e
q)635部、TBA 365部を仕込み窒素ガスを流
しながら加熱溶融した後、ベンジルトリメチルアンモニ
ウムクロライド0.5部を加え160℃で4時間反応さ
せエポキシ当量442g/eq、臭素分21.5%の臭
素化エポキシ樹脂を得、メチルエチルケトン250部に
溶解した。得られた樹脂溶液の粘度は850mPa・s
/25℃(国際単位、SI単位)であつた。
【0016】製造例2
エポトートZX−1312 300部、エポトートYD
−128(東都化成(株)製、ビスフェノールAジグリ
シジルエーテル、エポキシ当量187g/eq)335
部、TBA 365部を仕込み、製造例1と同様に反応
させエポキシ当量468g/eq、臭素分21.5%の
臭素化エポキシ樹脂を得、メチルエチルケトン250部
に溶解した。得られた樹脂溶液の粘度は1550mPa
・s/25℃であつた。
−128(東都化成(株)製、ビスフェノールAジグリ
シジルエーテル、エポキシ当量187g/eq)335
部、TBA 365部を仕込み、製造例1と同様に反応
させエポキシ当量468g/eq、臭素分21.5%の
臭素化エポキシ樹脂を得、メチルエチルケトン250部
に溶解した。得られた樹脂溶液の粘度は1550mPa
・s/25℃であつた。
【0017】次に、各々のエポキシ樹脂に硬化剤及び硬
化促進剤を表1に示した重量比で添加し、積層板を作製
してその物性も表1に記した。
化促進剤を表1に示した重量比で添加し、積層板を作製
してその物性も表1に記した。
【0018】積層板の作製条件は次の通りであつた。メ
チルエチルケトンに溶解した各エポキシ樹脂に、硬化剤
DICY(日本カーバイド工業(株)製)、硬化促進剤
2エチル4メチルイミダゾール(四国化成工業(株)
製)をメチルセロソルブ/ジメチルホルムアミド溶液と
して加え、ガラスクロス(日東紡 株)製、WEA−1
8K−105BZ2)に含浸し、150℃×6min.
の乾燥を行つてB−ステージ化しプリプレグを作製し
た。
チルエチルケトンに溶解した各エポキシ樹脂に、硬化剤
DICY(日本カーバイド工業(株)製)、硬化促進剤
2エチル4メチルイミダゾール(四国化成工業(株)
製)をメチルセロソルブ/ジメチルホルムアミド溶液と
して加え、ガラスクロス(日東紡 株)製、WEA−1
8K−105BZ2)に含浸し、150℃×6min.
の乾燥を行つてB−ステージ化しプリプレグを作製し
た。
【0019】このプリプレグ4プライの上下に35μの
銅箔(三井金属鉱業(株)製、3EC)を重ね、170
℃×20kg/cm2×2hrの硬化条件で樹脂分約4
2%、厚さ0.8mmの積層板を作製した。
銅箔(三井金属鉱業(株)製、3EC)を重ね、170
℃×20kg/cm2×2hrの硬化条件で樹脂分約4
2%、厚さ0.8mmの積層板を作製した。
【0020】積層板の物性は次の方法によつて測定し
た。積層板の耐熱性としてガラス転移点(Tg)をデュ
ポン社製粘弾性スペクトロメーターDMA982を用い
て、2℃/min.の昇温速度で測定し、tanδの値
で示した。吸水率は銅箔をエッチングによつて除去した
後、50℃×24hrの乾燥を行い、40℃×90%湿
度×96hrの吸湿処理をして測定した。耐燃性はJI
S C 6481に準じて測定を行つた。銅箔ピール強
さの測定はJIS C 6486 7.7に準じて行つ
た。
た。積層板の耐熱性としてガラス転移点(Tg)をデュ
ポン社製粘弾性スペクトロメーターDMA982を用い
て、2℃/min.の昇温速度で測定し、tanδの値
で示した。吸水率は銅箔をエッチングによつて除去した
後、50℃×24hrの乾燥を行い、40℃×90%湿
度×96hrの吸湿処理をして測定した。耐燃性はJI
S C 6481に準じて測定を行つた。銅箔ピール強
さの測定はJIS C 6486 7.7に準じて行つ
た。
【0021】
【表1】
(※) エポトートYDB−500EK80:東都化成
(株)商品名、臭素化エポキシ樹脂、エポキシ当量50
0g/eq、臭素分21.5%、メチルエチルケトン溶
液、固形分80%、粘度2500mPa・s/25℃ (※2)エポトートYDCN−704EK75:東都化
成(株)商品名、オルソクレゾールノボラックエポキシ
樹脂、エポキシ当量215g/eq、一分子中のエポキ
シ基数約11、メチルエチルケトン溶液、固形分75
%、粘度2000mPa・s/25℃
(株)商品名、臭素化エポキシ樹脂、エポキシ当量50
0g/eq、臭素分21.5%、メチルエチルケトン溶
液、固形分80%、粘度2500mPa・s/25℃ (※2)エポトートYDCN−704EK75:東都化
成(株)商品名、オルソクレゾールノボラックエポキシ
樹脂、エポキシ当量215g/eq、一分子中のエポキ
シ基数約11、メチルエチルケトン溶液、固形分75
%、粘度2000mPa・s/25℃
【0022】
【発明の効果】以上の様に、2,5−ジタ−シャリ−ブ
チルハイドロキノンジグリシジルエーテルを出発原料と
した反応生成物であるエポキシ樹脂を用いることによっ
て、従来の積層板用エポキシ樹脂組成物よりも耐熱性を
向上し、かつ吸水率の低い積層板用エポキシ樹脂組成物
を提供できるという効果をあげたものである。
チルハイドロキノンジグリシジルエーテルを出発原料と
した反応生成物であるエポキシ樹脂を用いることによっ
て、従来の積層板用エポキシ樹脂組成物よりも耐熱性を
向上し、かつ吸水率の低い積層板用エポキシ樹脂組成物
を提供できるという効果をあげたものである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−298902(JP,A)
特開 平6−145293(JP,A)
特開 平7−196770(JP,A)
特開 平2−88622(JP,A)
特開 平5−140269(JP,A)
特開 平5−140263(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08G 59/00 - 59/72
B32B 15/08
H05K 1/03 - 1/05
Claims (2)
- 【請求項1】 下記式(I)〔化1〕で示される2,5
−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノンジグリシジルエ
ーテルとテトラブロモビスフェノールAとの反応生成物
あるいは2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイドロキノン
ジグリシジルエーテルとテトラブロモビスフェノールA
とビスフェノールAジグリシジルエーテルとの反応生成
物である臭素含有2,5−ジタ−シャリ−ブチルハイド
ロキノン系エポキシ樹脂を主体としたエポキシ樹脂に硬
化剤、硬化促進剤を配合したことを特徴とする積層板用
エポキシ樹脂組成物。 【化1】 〔式中nは0〜10の整数を示す。〕 - 【請求項2】 硬化剤がジシアンジアミドであり硬化促
進剤が2エチル4メチルイミダゾールである請求項1記
載の積層板用エポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12943194A JP3440365B2 (ja) | 1994-05-07 | 1994-05-07 | 積層板用エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12943194A JP3440365B2 (ja) | 1994-05-07 | 1994-05-07 | 積層板用エポキシ樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07300516A JPH07300516A (ja) | 1995-11-14 |
JP3440365B2 true JP3440365B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=15009326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12943194A Expired - Fee Related JP3440365B2 (ja) | 1994-05-07 | 1994-05-07 | 積層板用エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3440365B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002249552A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Matsushita Electric Works Ltd | リン含有エポキシ樹脂組成物、樹脂シート、樹脂付き金属箔、プリプレグ、積層板、多層板 |
-
1994
- 1994-05-07 JP JP12943194A patent/JP3440365B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07300516A (ja) | 1995-11-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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