JP3436822B2 - ダブルプレス式管継手 - Google Patents

ダブルプレス式管継手

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JP3436822B2
JP3436822B2 JP05659995A JP5659995A JP3436822B2 JP 3436822 B2 JP3436822 B2 JP 3436822B2 JP 05659995 A JP05659995 A JP 05659995A JP 5659995 A JP5659995 A JP 5659995A JP 3436822 B2 JP3436822 B2 JP 3436822B2
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ring
socket
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connecting pipe
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茂行 松元
保雄 矢部
稔 須永
康美 丸橋
光昭 元田
昭 篠田
良雄 占部
政和 石川
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L13/00Non-disconnectible pipe-joints, e.g. soldered, adhesive or caulked joints
    • F16L13/14Non-disconnectible pipe-joints, e.g. soldered, adhesive or caulked joints made by plastically deforming the material of the pipe, e.g. by flanging, rolling
    • F16L13/148Non-disconnectible pipe-joints, e.g. soldered, adhesive or caulked joints made by plastically deforming the material of the pipe, e.g. by flanging, rolling specially designed to ensure an intended leakage until correct deformation

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スリーブ、エルボ、テ
ィー、レデューサー等に成形された継手管のソケット部
に、接続管を差し込んで2ヶ所同時に締付けて接続する
ダブルプレス式管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より継手管のソケット部に接続管を
差し込んで、締付け接続するプレス式管継手としては、
特開昭53−70072号公報に記載のものがある。こ
のプレス式管継手は、図6に示すように継手管1のソケ
ット部2の受口内面に環状溝3を設け、この環状溝3内
にOリング4を装着し、ソケット部2内に接続管5を差
し込み、上下割型状のプレス工具7,7′を用い、外周
面から図7に示すように圧縮し、縮径してソケット部2
の一部を接続管5に圧着すると共に環状溝3の部分も加
圧してOリング4を接続管5の外周面に喰い込み状態に
圧着し、接続部の耐圧性を増強させ、且つ受口部の完全
気密性を保持し、流体の漏洩を完璧に阻止するものであ
る。
【0003】ところで、このプレス式管継手におけるO
リング4は、プレス工具7,7′による加圧の前後にわ
たって2段階の潰し代が設定され、Oリング4は加圧後
だけでなく加圧前においても環状溝3と接続管5とに挾
まれて、ある程度のシール作用を奏するようになってい
る。従って、配管施工時に作業者が接続部をプレス工具
7,7′による締め付けを失念すると、その後の水圧試
験時に漏水が無い為に施工上の不具合を検知できないこ
ととなり、これに伴って実働時に大事故が生じる虞れが
ある。上記Oリング4を用いて施工上の不具合を検知す
るにはプレス工具による加圧前の段階でOリング4を非
圧縮として遊ばせておけば良い訳であるが、このように
すると継手管1と接続管5が径方向にガタついて両管を
しっかりと位置決めすることができない問題が生じる。
【0004】このようなことから上記プレス式管継手の
Oリングに施工上の不具合を検知する機能を持たせたも
のとして、実公平6−33258号公報に記載のパッキ
ン(Oリング)を開発した。このOリングは、図8に示
すように内周縁及び外周縁の一部に凹部8とその両側で
凸部9を設けたもので、このOリング10を図9に示す
ように継手管1のソケット部2の受口内面の環状溝3内
に装着し、ソケット部2内に接続管5を差し込むと、O
リング10の内周縁及び外周縁凸部9が圧潰され、凹部
8と接続管5の外周面及び環状溝3の底との間に間隙流
路11,12が形成される。従って、プレス工具による
ソケット部2、接続管5の締め忘れがあっても水圧(空
圧)試験の際、間隙流路11,12からの水(空気)漏
れを発見でき、安全な配管ができる。
【0005】ところで、前記したプレス式管継手の継手
管1は、受口内面に環状溝3が設けられているので、ソ
ケット部2と接続管5の締め付け接続個所は1ヶ所であ
り、接続管5の差し込みが締め付け個所まで到達してい
ないと、締め付けが行われても実働時接続管5がすっぽ
抜けるし、また接続管5の差し込みが適正に行われても
締め付け接続個所が1ヶ所では強度が十分とは言い難
く、振動等によりゆるみが生じることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ソケ
ット部と接続管の締め付け接続個所をOリングの両側方
の2ヶ所とし、配管施工時ソケット部と接続管の締め忘
れがあった場合、水圧(空圧)試験において圧力20k
gf/cm2 (最高試験圧力17.5kgf/cm2
まで上昇させてもOリングが環状溝内でソケット部の開
口端側にスライドせず、変形もせず、Oリングの凹部に
よって形成されていた間隙流路が消滅せず、従って水
(空気)漏れが発生し、締め忘れを確実に発見できるよ
うにしたダブルプレス式管継手を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のダブルプレス式管継手は、継手管のソケット
部の途中の内周側に外方に膨出する環状溝が設けられ、
該環状溝内にOリングが装着され、該Oリングは外径が
環状溝の底の内径と略同径に、内径がソケット部に差し
込まれる接続管の外径と略同径になされると共に、外周
縁と内周縁の一部に、環状溝の底との間及び差し込まれ
る接続管の外面との間に間隙流路が形成される凹部と、
その両側で環状溝内への装着によって圧潰及び差し込ま
れる接続管によって圧潰される凸部が設けられ、且つそ
の凸部の断面外側形状が環状溝の断面内側形状に沿うよ
うに略三角形になされ、ソケット部と接続管とがOリン
グの両側方2ヶ所でプレス工具により同時に締め付け接
続された際、前記間隙流路が消滅するようになされてい
ることを特徴とするものである。
【0008】かかる構成のダブルプレス式管継手に於い
て、環状溝からソケット部開口端までの内径は、環状溝
からソケット部奥端までの内径よりも僅かに大きくなさ
れていることが好ましい。その理由は環状溝からソケッ
ト部開口端までの内径と環状溝からソケット部奥端まで
の内径とが等しいと、内外周の一部に凹凸部を設けたO
リングを適正に装着するために環状溝の外径を大きくし
た場合、環状溝の外方突出部の高さが高くなって、プレ
ス工具によりOリングの両側方2ヶ所を締め付け接続し
た際、Oリングが適正に締め付けられずシール性が低下
するので、環状溝の外径を大きくしても環状溝の外方突
出部の高さを低くするためである。
【0009】上記構成のダブルプレス式管継手に於い
て、環状溝のソケット部開口端側の側縁のアールは小さ
くなされていることが好ましい。その理由は、プレス工
具による締め付けを忘れた時の水圧(空圧)試験におい
て、Oリングの移動を少なくするためである。
【0010】
【作用】上述のように構成されたダブルプレス式管継手
は、ソケット部の環状溝に外周縁を密着して装着された
Oリングの外周縁の一部の凸部が圧潰されるが、その凸
部間の凹部により環状溝の底との間に間隙流路が形成さ
れており、配管施工時、ソケット部に接続管を奥端まで
差し込むと、Oリングの内周縁の一部の凸部が圧潰され
るが、その凸部間の凹部により接続管の外面との間に間
隙流路が形成される。そしてソケット部と接続管とを、
Oリングの両側方2ヶ所でプレス工具により同時に締め
付け接続すると、環状溝の部分も加圧圧縮されてOリン
グが接続管の外周面に喰い込み状態に圧着されて前記間
隙流路が消滅し、接続部の完全気密性が達成されて、流
体の漏洩が完璧に阻止される。と同時にプレス工具によ
る締め付け接続個所がOリングの両側方2ヶ所であるの
で、接続部の強度が万全となって振動等によりゆるみが
生じることが無くなり、しかも万が一ソケット部に対す
る接続管の差し込み不足があってもOリングを貫通して
いれば必ず1ヶ所ではソケット部と接続管が締め付け接
続されるので、流体の漏洩を確実に防止できる。
【0011】然して配管施工後、水圧(空圧)試験を行
ってダブルプレス式管継手のシール検査を行うと、上記
のように完全に締め付け接続されたソケット部と接続管
は水(空気)漏れしないが、万が一締め忘れ、接続管の
差し込み不足等の不備があった場合には、Oリングの外
周縁及び内周縁の一部の凹部によって形成された間隙流
路を通って水(空気)が漏れるので、配管接続の不備を
発見でき、完全な配管を行うことができる。上記の水圧
(空圧)試験において、試験圧力が高くなっても、Oリ
ングに設けられた凸部の断面外側形状が環状溝の断面内
側形状に沿うように略三角形状になされて、その略三角
形状の凸部の両側の張出部が環状溝の開口両側縁部に係
合しているので、締め忘れのダブルプレス式管継手にお
けるOリングの凹凸部は環状溝内でソケット部の開口端
側にスライドせず、変形もしない。従って、Oリングの
凹部によって形成されていた間隙流路が消滅しないの
で、水(空気)漏れが発生し、締め忘れを確実に発見で
きる。
【0012】また、本発明のダブルプレス式管継手に於
いて、環状溝からソケット部開口端までの内径を、環状
溝からソケット部奥端までの内径よりも僅かに大きくし
てある場合は、内外周の一部に凹凸部を設けたOリング
を適正に装着するために環状溝の外径を大きくした場合
でも環状溝の外方膨出部の高さが高くならず、従って、
プレス工具によりOリングの両側方2ヶ所を締め付け接
続した際、環状溝の外方膨出部と共にOリングが適正に
締め付けられ、シール性が向上する。しかも接続管がソ
ケット部に差し込み易くなる。さらに本発明のダブルプ
レス式管継手に於いて、環状溝のソケット部開口端側の
側縁のアールを小さくしてある場合は、プレス工具によ
る締め付けを忘れた時の水圧(空圧)試験において、O
リングの移動を少なくできる。
【0013】
【実施例】本発明のダブルプレス式管継手の一実施例を
図によって説明すると、図1のaに示すようにスリーブ
型の継手管1のソケット部2の途中の内周側に外方に膨
出する環状溝3を設け、この環状溝3内にゴム製のOリ
ング13を装着している。このOリング13は、ゴム硬
度Hs87で、外径が環状溝3の底の内径と略同径に、
内径がソケット部2に差し込まれる後述の接続管の外径
と略同径になされていて、外周縁と内周縁の一部に、図
2に示すように凹部14,15が設けられ、その凹部1
4,15の両側で夫々凸部16,17が設けられてい
る。凹部14は図1のaおよびbに示されるように環状
溝3の底との間に間隙流路18を形成しており、凹部1
5はソケット部2に差し込まれる後述の接続管の外面と
の間に間隙流路を形成するものである。凹部14の両側
の凸部16は、Oリング13の環状溝3内への装着によ
って圧潰されてOリング13の外径と等しくなってい
て、凹部15の両側の凸部17はソケット部2に差し込
まれる後述の接続管によって圧潰されてOリング13の
内径と等しくなるものである。また前記凸部16,17
の断面外側形状が、図3に示すように環状溝3の断面内
側形状に沿うように略三角形状になされている。そして
ソケット部2とこれに差し込まれる接続管とがOリング
13の両側方2ヶ所でプレスにより同時に締め付け縮径
されて接続された際、環状溝3の部分も外方から加圧圧
縮されてOリング13が圧着され、凹部14,15が無
くなり、間隙流路が消滅するようになっている。
【0014】かかる構成のダブルプレス式管継手に於い
て、環状溝3からソケット部2の開口端までの内径は、
図1のaに示すように環状溝3からソケット部2の奥端
までの内径よりも僅かに大きくなされていることが好ま
しい。また、環状溝3のソケット2の開口端側の側縁の
アールR1 は小さいことが好ましい。
【0015】次に前記のように構成された実施例のダブ
ルプレス式管継手の使用態様について説明する。図1の
aに示すように継手管1のソケット部2の環状溝3に装
着されたOリング13は、外周縁の一部の2つの凸部1
6が圧潰されるが、その2つの凸部16間の凹部14に
より図1のbに示すように環状溝3の底との間に間隙流
路18が形成されており、配管施工時、ソケット部2に
図4のaに示すように接続管19を奥端まで差し込む
と、Oリング13の内周縁の一部の2つの凸部17が圧
潰されるが、その2つの凸部17間の凹部15により図
4のbに示すように接続管19の外面との間に間隙流路
20が形成される。この状態において、作業員がソケッ
ト部2と接続管19とを、図5のaに示すようにOリン
グ13の両側方2ヶ所でプレス工具(図示せず)により
同時に締め付け縮径して接続すると、環状溝3の部分も
外方から加圧圧縮されて図5のbに示すようにOリング
13の凹部14,15が無くなり、前記間隙流路18,
20が消滅し、接続部の完全気密性が達成されて、流体
の漏洩が完璧に阻止される。
【0016】と同時にプレス工具による締め付け接続個
所が、Oリング13の両側方2ヶ所であるので、接続部
の強度が万全となって振動等によりゆるみが生じること
が無くなり、しかも万が一ソケット部2に対する接続管
19の差し込み不足があってもOリング13を貫通して
いれば、必ず1ヶ所ではソケット部2と接続管19が締
め付け接続されるので、流体の漏洩を確実に防止でき
る。
【0017】こうして配管接続後、水圧(空圧)試験を
行って、シール検査を行うと、上記のように完全に締め
付け接続されたソケット部2と接続管19は、水(空
気)漏れしないが、万が一締め忘れ、接続管19の差し
込み不足等があった場合には、図4のa,bに示される
ようにOリング13の外周縁及び内周縁の一部の凹部1
4,15によって形成された間隙流路18,20を通っ
て水(空気)が漏れるので、配管接続の不備を発見で
き、完全な配管を行うことができる。
【0018】この水圧(空圧)試験において、試験圧力
(最高試験圧力17.5kgf/cm2 )を20kgf
/cm2 まで上昇させても、図2、図3に示すようにO
リング13に設けられた凸部16,17の断面外側形状
が環状溝3の断面内側形状に沿うように略三角形になさ
れて、その略三角形状の凸部16,17の両側の張出部
21が図4のaに示すように環状溝3の開口両側縁部2
2に係合しているので、締め忘れのダブルプレス式管継
手におけるOリング13の凹凸部は、環状溝3内でソケ
ット部2の開口端側にスライドせず、変形もしない。従
って、Oリング13の凹部14,15によって形成され
ていた間隙流路18,20が消滅しないので、水(空
気)漏れが発生し、締め忘れを確実に発見できる。
【0019】また、上記実施例のダブルプレス式管継手
においては、図1のaに示されるように環状溝3からソ
ケット部2の開口端までの内径を、環状溝3からソケッ
ト部2の奥端までの内径よりも僅かに大きくしているの
で、内外周の一部に凹凸部を設けたOリング13を適正
に装着するために環状溝3の外径を大きくしていても環
状溝3の外方膨出部の高さは高くならず、従って、プレ
ス工具により図5のa,bに示すようにOリング13の
両側2ヶ所を締め付け接続した際、環状溝3の外方膨出
部と共にOリング13が適正に締め付けられ、シール性
が向上する。しかも接続管19をソケット部2に差し込
み易くなる。さらに、上記実施例のダブルプレス式管継
手においては、図1のaに示すように環状溝3のソケッ
ト部2の開口端側の側縁のアールR1 を小さくしてある
ので、プレス工具による締め付けを忘れた時の水圧(空
圧)試験において、Oリング13の移動を少なくでき
る。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明のダブル
プレス式管継手は、ソケット部と接続管の締め付け接続
個所をOリングの両側方2ヶ所としているので、接続部
の強度が万全となって、振動等によりゆるみが生じるこ
とが無くなり、しかも万が一ソケット部に対する差し込
み不足があってもOリングを貫通していれば必ず1ヶ所
ではソケット部と接続管が締め付け接続されるので、流
体の漏洩が無い。また、配管施工後、水圧(空圧)試験
による接続部のシール検査を行うと、万が一締め忘れ、
接続管の差し込み不足等の不備があった場合には、Oリ
ングの外周縁及び内周縁の一部の凹部によって形成され
た間隙流路を通って水が漏れるので、配管接続の不備を
発見でき、完全な配管を行うことができる。しかもこの
水圧(空圧)試験において、試験圧力が極端に高くなっ
ても締め忘れのダブルプレス式管継手におけるOリング
は凹部両側の凸部における張出部の存在によって環状溝
内でソケット部開口端側にスライドせず、変形もしない
ので、Oリングの凹部によって形成されていた間隙流路
は消滅しないので、水(空気)漏れが発生し、締め忘れ
を確実に発見できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダブルプレス式管継手の一実施例を示
すもので、aは縦断面図、bはa図のA−A線断面矢視
図である。
【図2】図1のダブルプレス式管継手に於けるOリング
を示す図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】図1のダブルプレス式管継手のソケット部に接
続管を差し込んだ状態を示すもので、aは縦断面図、b
はa図のC−C線断面矢視図である。
【図5】図4のダブルプレス式管継手のソケット部に差
し込んだ接続管をOリングの両側方2ヶ所で締め付け接
続した状態を示すもので、aは縦断面図、bはD−D線
断面矢視図である。
【図6】従来のプレス式管継手のソケット部に接続管を
差し込んだ状態を示す図である。
【図7】図6のプレス式管継手のソケット部に差し込ん
だ接続管を締め付け接続した状態を示す図である。
【図8】図6のプレス式管継手におけるOリングを改良
したOリングを示す図である。
【図9】図8のOリングを装着したプレス式管継手のソ
ケット部に接続管を差し込んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
1 継手管 2 ソケット部 3 環状溝 13 Oリング 14 外周縁の凹部 15 内周縁の凹部 16 外周縁の凸部 17 内周縁の凸部 18 凹部14と環状溝3の底との間の間隙流路 19 接続管 20 凹部15と接続管19の外面との間の間隙流路 21 張出部 22 環状溝の開口縁両側部
フロントページの続き (72)発明者 丸橋 康美 東京都大田区山王2丁目5番13号 株式 会社ベンカン内 (72)発明者 元田 光昭 東京都大田区山王2丁目5番13号 株式 会社ベンカン内 (72)発明者 篠田 昭 東京都大田区山王2丁目5番13号 株式 会社ベンカン内 (72)発明者 占部 良雄 東京都大田区山王2丁目5番13号 株式 会社ベンカン内 (72)発明者 石川 政和 東京都大田区山王2丁目5番13号 株式 会社ベンカン内 (56)参考文献 特開 平2−59130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 13/14 F16J 15/10 B21D 39/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手管のソケット部の途中の内周側に外
    方に膨出する環状溝が設けられ、該環状溝内にはOリン
    グが装着され、該Oリングは外径が環状溝の底の内径と
    略同径に、内径がソケット部に差し込まれる接続管の外
    径と略同径になされると共に、外周縁と内周縁の一部
    に、環状溝の底との間及び差し込まれる接続管の外面と
    の間に間隙流路が形成される凹部と、その両側で環状溝
    内への装着によって圧潰及び差し込まれる接続管によっ
    て圧潰される凸部が設けられ、且つその凸部の断面外側
    形状が環状溝の断面内側形状に沿うように略三角形状に
    なされ、ソケット部と接続管とがOリングの両側方2ヶ
    所でプレス工具により同時に締め付け接続された際、前
    記間隙流路が消滅するようになされていることを特徴と
    するダブルプレス式管継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダブルプレス式管継手に
    於いて、環状溝からソケット部開口端までの内径が、環
    状溝からソケット部奥端までの内径よりも僅かに大きく
    なされていることを特徴とするダブルプレス式管継手。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のダブルプレス式管
    継手において、環状溝のソケット部開口端側の側縁のア
    ールが小さくなされていることを特徴とするダブルプレ
    ス式管継手。
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