JPH0526398Y2 - - Google Patents

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JPH0526398Y2
JPH0526398Y2 JP12741087U JP12741087U JPH0526398Y2 JP H0526398 Y2 JPH0526398 Y2 JP H0526398Y2 JP 12741087 U JP12741087 U JP 12741087U JP 12741087 U JP12741087 U JP 12741087U JP H0526398 Y2 JPH0526398 Y2 JP H0526398Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は洩れ検知止栓に係り、管端における洩
れを検知すると共にシールを図ることのできる栓
体を提供しようとするものである。
(産業上の利用分野) 敷設配管などの管端をシールすると共に洩れを
検知するための栓体。
(従来の技術) 配管工事においてその終端部などは、止栓を施
しておくことが普通である。即ち管端に対して栓
を施し閉塞しておき、更に配管を延長施工するよ
うなときはこの栓を取外して延長施工するもので
ある。
このような止水栓として従来一般的なものは管
体に対して栓体を打込んで閉塞しておくものであ
るが、本考案者は押板と受板との間に断面U形の
パツキングを介装せしめ、上記押板を受板に対し
て押圧することにより前記U形パツキングを外側
に押出し、このように押出されたパツキングの膨
出部を管体内面に圧接シールさせる栓体を提案
し、それなりに実用化されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記したような従来一般の止水栓は取付け後の
洩れの確認が出来ないことから使用中に外部から
水の浸入することが多い。即ち管内の凹凸などか
ら有効なシールが得られないことがあつて管端シ
ール部より水や泥の侵入を見ることが多く、特に
ガス管においては配管完了後に管内を洗い流すよ
うなことができないので問題が大きい。
上記したような従来一般のものの不利は前記し
たような本考案者等の提案によることで適切に解
決し得る。即ち押板をナツトにより受板方向に押
圧することによりパツキングを押出し有効にシー
ルすることが可能である。しかしこのものにおい
ても管体内面における部分的変形や附着物などに
より必ずしも完全な封塞をなし得ないことがあ
り、このようにして封塞されたもののシール位置
における漏洩を検知できないのでそれなりの不完
全さを残すこととならざるを得ない。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 受板と押板との間に1組の断面U字状パツキン
グとそれらパツキングの間に位置せしめられた介
装板を設け、前記受板に取付けられ且つそれらパ
ツキングおよび介装板と押板に挿通された軸材を
設け、該軸材には上記押板に対し押圧作用すると
ナツトを螺合すると共に前記した各パツキングと
受板および押板間に形成された空間に開口された
軸孔を形成し、上記軸材にメータを有する測定器
および該測定器と高圧空気供給源との間にバルブ
を設けた管路を接続するためのカツプラーを設
け、前記した軸材の軸孔を介し高圧空気供給源を
上記空間に連通せしめ、前記ナツトに係合し該ナ
ツトを回動操作する係合筒をもつたキヤツプを前
記カツプラー部分に対し装脱可能に設けたことを
特徴とする洩れ検知止栓。
(作用) 受板と押板との間に1組の断面U字状パツキン
グとそれらパツキングの間に位置せしめられた介
装板を設けると共に前記受板に取付けられ且つそ
れらのパツキングおよび介装板に挿通された軸材
を設けることにより、該軸材に螺合したナツトに
よる前記パツキングへの充分な締め代を得しめる
と共に該軸材と押板との間におけるシール機構を
組込ましめる。
又前記のように充分な締め代を採つて螺合され
たナツトに対しキヤツプに設けられた係合筒を係
合させて回動操作することによつて該ナツトで前
述したパツキングを適切に緊締して円周方向に膨
出せしめ、管体内面に圧接シールさせる。
上記軸材に設けられたカツプラーに測定器を有
する管路を接続し該軸材の軸孔を介して両パツキ
ング間(即ちシール部分)の空間に高圧空気を圧
入し、該圧入部に設けられたバルブを閉塞して高
圧空気を封入し、該封入部に設けられたメータを
注視することにより前記圧接シールの完全性を検
査できる。
前記のように係合筒を有するキヤツプは前述し
た測定器を取外した状態で上記ナツトおよびカツ
プラー部分に覆着されることにより該カツプラー
およびナツト部分を保護し、その損傷、腐食を防
止する。
なお前記したパツキングの圧接面に突条を設け
ることによりシールのための圧接面圧を十分に高
め得る。
(実施例) 上記したような本考案によるものの具体的な実
施態様は添附図面に示す通りである。即ち本考案
においても受板1と押板2との間に断面U形パツ
キング5を介装せしめ、押板2をナツト3によつ
て緊締押圧することにより前記パツキング5を押
圧膨出せしめ管体4の内面に圧接シールするよう
にしたことは前記した本考案者等の先行提案のも
のと同じであるが、本考案においては上記のよう
なパツキング5を複合して採用し、このように受
板1と押板2との間に複合介装されたパツキング
5,5の間にこれらのパツキング5,5に対し上
述した受板1と押板2の作用を共に得しめるよう
にテーパ面を表裏に形成した介装板6を位置せし
め、前記パツキング5,5と受板1および押板2
の間に空間25を形成する。前記受板1に基端を
固着した軸材7の先端側には螺条17を形成して
前記ナツト3が螺合されているが、前記押板2の
中心部には受筒8が設けられ、該受筒8と前記軸
材7との間にはOリングのようなシール材13が
設けられていて軸材7と受筒8との間に気密性を
確保するように成つている。
前記受筒8の基端側には鍔部8aが形成され、
該鍔部8aにおいて上記ナツト3が緊締作用を与
えるが、又このような鍔部8aの外側には別の螺
条18が形成され、該螺条18に対してはホルダ
ー9が螺合され、該ホルダー9の先端側に形成さ
れた係止縁19は前記したようなナツト3に対し
円周方向の回転作動時に係合し、しかも軸方向に
おけるスライド作用に際して係合することのない
係合筒16の係止リング15に係止するように成
つている。
前記軸材7には上記したように複合して介装さ
れたパツキング5,5内の前記空間25内に開口
して空気その他の気体を圧入するための軸孔12
が設けられているが、該軸材7の先端に螺着され
ているのがカツプラー10であり、該カツプラー
10に対しては後述するキヤツプ10を取外した
条件下で、別に第4図に示すような測定部21ま
たはこのような測定器21を有するチユーブその
他の管路が接続され、測定器21には高圧空気源
に対する接続口との間にバルブ22が設けられて
いる。このような測定器21がカツプラー10と
接続されない条件下で該カツプラー10部分に覆
着されるように成つているのが第1図に示すよう
なキヤツプ20であつて、該キヤツプ20の開口
端には前記した係合筒16が固着され、該係合筒
16は前記ナツト3と係合するように角形内孔1
6aを有することは第2図に示す如くであり、従
つて該係合筒16をナツト3に係合させ、キヤツ
プ20で回動することによりナツト3を回動して
押板2を介したパツキング5,5に対する押圧緊
締ないし弛緩を図らしめ、即ちキヤツプ20はこ
のようなナツト3に対する回動調整操作部として
機能するように成つている。
なお前記した受板1と押板2および介装板6に
は上述したようなナツト3の回動により断面U形
パツキング5,5を有効に管体4の内面に向けて
押出すためのテーパ部が夫々環設されていること
は図示の通りである。またパツキング5,5につ
いてはその外側面に2本の突条5a,5aを形成
しておくことがこれらの突条5a,5a部分に応
力集中による止水効果を得しめ、安定したシール
関係を形成する所以である。更に前記した介装板
6については受板1および押板2と同形に準備さ
れたものを第3図に示すように背中合わせ状とし
て部分的に点溶接11しパツキング5,5と管体
4との間に通ずる隙間27を残したもので充分で
あり、同形材を利用して容易に製作することがで
きるが、開口26,26aによつて前記空間25
に通ずるように成つている。
上記したような本考案によるものの使用操作に
ついて説明すると、第4図に示し前記した如くで
あつて、管体4の端部に図示のようにセツトし、
ナツト3にキヤツプ20の係合筒16を第1図の
ように係合させ、このキヤツプ20を回動してナ
ツト3を緊締することによつて受板1に対し押板
2および介装板6を圧入して各パツキング5,5
をバランスして緊締し、U形断面の中間部を円周
方向に押出し管体4の内面をシールする。
この状態でホルダー9およびキヤツプ20と係
合筒16を取外し、このようにして露出したカツ
プラー10に対して第4図のように測定器21の
管路23を接続し、これらの測定器21および管
路23を通じて高圧空気を送入すると軸孔12を
介してパツキング5,5内に高圧空気が圧入さ
れ、その圧力条件は測定器のメータ24に表示さ
れる。このようにしたならばバルブ22を閉じる
と各パツキング5,5の内部における前記空間2
5に該圧力条件が維持されるが、各パツキングに
おけるシールの何れかが完全でない場合には洩れ
によつてメータ24における表示が次第に低下す
る。従つて管体4の内面その他を清拭し、上述し
たような設定および試験を繰返す。シールの完全
が確認されたならば測定器21および管路23を
取外し、カツプラー10およびナツト3部分に係
合筒16を有するキヤツプ20とホルダー9を覆
着し、管端部を埋戻す。即ちキヤツプ20および
ホルダー9はこの場合においてはカツプラー10
やナツト3部分に対する保護部材として作用する
もので、土層中への埋戻しによつてもこれらのカ
ツプラー10およびナツト3部分が損傷されるこ
となく、又腐食などを適切に防止し、経年後に前
記管体2の端部から本考案の機構を取外し、該管
端に対して更に配管を接続施工することができ
る。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは、配管
などの管端をシールせしめると共に該シール位置
(具体的にはパツキング5,5の接合位置)にお
けるシールの完全性を試験し得るものであり、従
つて常に完全な状態の管端シールを可能ならし
め、ガス管や水道管などの管端を比較的簡易な操
作で、的確なシールを実現し得るもので、特にガ
ス管のように内面ライニングが施されていない管
路で、配管完了後に洗い流すことのできないよう
な条件下の管体に適用して実用上その効果の大き
い考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案によるものの管端部に対する
設定状態の断面図、第2図はそのキヤツプを取外
した状態についての部分的な正面図、第3図はそ
の介装板についての部分的な斜面図、第4図はそ
の洩れ検知状態の部分切欠側面図である。 然してこれらの図面において、1は受板、2は
押板、3はナツト、4は管体、5はパツキング、
5aはその突条、6は介装板、7は軸材、8は受
筒、8aはその鍔部、9はホルダー、10はカツ
プラー、11は点溶接、12は軸孔、13はシー
ル材、14は接続口、15は係止リング、16は
係合筒、16aはその角形内孔、17,18はそ
れぞれ螺条、19は係止縁、20はキヤツプ、2
1は測定器、22はバルブ、23は管路、24は
メータ、25は空間をそれぞれ示すものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 受板と押板との間に1組の断面U字状パツキ
    ングとそれらパツキングの間に位置せしめられ
    た介装板を設け、前記受板に取付けられ且つそ
    れらパツキングおよび介装板と押板に挿通され
    た軸材を設け、該軸材には上記押板に対し押圧
    作用するナツトを螺合すると共に前記した各パ
    ツキングと受板および押板間に形成された空間
    に開口された軸孔を形成し、上記軸材にメータ
    を有する測定器および該測定器と高圧空気供給
    源との間にバルブを設けた管路を接続するため
    のカツプラーを設け、前記した軸材の軸孔を介
    し高圧空気供給源を上記空間に連通せしめ、前
    記ナツトに係合し該ナツトを回動操作する係合
    筒をもつたキヤツプを前記カツプラー部分に対
    し装脱可能に設けたことを特徴とする洩れ検知
    止栓。 2 断面U字状パツキングの圧接面に突条を設け
    た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の洩れ
    検知止栓。
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JP5607895B2 (ja) * 2009-05-11 2014-10-15 六菱ゴム株式会社 管用閉塞栓
JP6517892B2 (ja) * 2017-08-28 2019-05-22 誠哉 佐藤 止水プラグ装置

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