JP3436528B2 - コンピュータ表示端末装置及びコンピュータ録画再生システム - Google Patents

コンピュータ表示端末装置及びコンピュータ録画再生システム

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JP3436528B2
JP3436528B2 JP2000390335A JP2000390335A JP3436528B2 JP 3436528 B2 JP3436528 B2 JP 3436528B2 JP 2000390335 A JP2000390335 A JP 2000390335A JP 2000390335 A JP2000390335 A JP 2000390335A JP 3436528 B2 JP3436528 B2 JP 3436528B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/4104Peripherals receiving signals from specially adapted client devices
    • H04N21/4113PC

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン(以
下TVという)などの映像情報を録画再生可能とするコ
ンピュータ表示端末装置および、このコンピュータ表示
端末装置を接続したコンピュータ録画再生システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ録画再生システムと
しては、パーソナルコンピュータ(以下パソコンとい
う)にAV周辺機器のTVチューナを接続し、パソコン
側に、画像圧縮解凍プログラムをインストールすること
により、TVチューナでTV映像信号を受信し、受信し
たTV映像信号をパソコンに入力してデータ圧縮処理
し、さらに、この圧縮映像信号を、内蔵または外付けの
ハードディスク装置に格納するものである。
【0003】一方、この録画した圧縮映像信号を再生す
る際には、コンピュータ録画再生システムは、インスト
ールした画像圧縮解凍プログラムに基づいて、圧縮映像
信号を解凍し、その解凍した映像信号をパソコンからコ
ンピュータ表示端末装置(以下、モニタ装置という)に
出力し、モニタ装置にて録画再生映像の表示を行うもの
である。
【0004】例えば、特開平7−203342号公報
「ビデオシステム」には、TVチューナからの映像信号
をTVチューナデジタル信号に変換してパソコンに入力
するビデオシステムが提案されている。
【0005】また、例えば、特開平8−138318号
公報「映像信号記録再生装置」には、TVモニタを持つ
TV受信機に、TVチューナ、MPEGエンコーダ・デ
コーダおよび録画用のハードディスクを備えたものが提
案されている。
【0006】さらに、例えば、特開平11−13407
8号公報「コンピュータシステムおよびこれに搭載され
る復号化装置のパワーダウン制御方法」には、パソコン
側に、TVチューナおよびMPEGデコーダを備えて圧
縮データの録画再生を可能にしたコンピュータシステム
が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のパソ
コンにあっては、AV機器のデジタル化にともないディ
スプレイ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナ、
電話回線といった周辺機器の他にデジタルカメラやビデ
オレコーダなどのAV機器などが接続されるようにな
り、これに加えて、例えば特開平7−203342号公
報「ビデオシステム」のように、TVチューナを別体と
してパソコンに接続する場合には、その接続がより複雑
化し、また、接続ケーブルなどで、パソコンを設置する
机上が煩雑になってしまう。さらに、パソコンの通常の
操作にあっては、ディスプレイとキーボード等の操作機
器とが机上にあればよく、パソコン本体も技術の進歩に
より小型化しているものの、これを机上に設置する際に
は設置範囲が大きく占有され、机上が更に煩雑になって
しまう。
【0008】また、前述した周辺機器やTVチューナお
よびMPEGデコーダをパソコン本体内に備えたオール
インワン型のパソコンも提案されているが、この場合に
は、机上の煩雑さは解消されるものの、常に、TV視聴
だけの時にも、パソコンを起動しておかなければなら
ず、パソコンにとって大きな負担となる。また、パソコ
ンのデータ処理と並行してAV機能を実行させようとす
るときには、やはりAV周辺機器を別途用意する必要が
あり、この場合、前述した机上の煩雑さを解消できな
い。
【0009】さらに、特開平8−138318号公報の
ようにTV受信機にTVチューナおよびMPEGエンコ
ーダを内蔵したものもあるが、これは、パソコンのモニ
タ装置ではない。また、パソコンのモニタ装置にTVチ
ューナを内蔵したものもあるが、この場合には、前述し
た机上の煩雑さは解消されるものの、パソコン側にAV
対応機能がないとき、TVチューナ内蔵のモニタ装置を
パソコンに接続しても、当然のことながら、録画処理お
よび録画再生処理を実行することができない。
【0010】本発明は、上記従来の事情に鑑みて為され
たもので、机上の煩雑化を軽減でき、TV視聴だけのと
きにはパソコンを起動させる必要がなく、かつ、パソコ
ン側にAV対応機能がない場合であっても、録画処理お
よび録画再生処理などのAV機能を容易に得ることがで
き、パソコンの用途を更に拡張することができるコンピ
ュータ表示端末装置および、これを用いたコンピュータ
録画再生システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータ表
示端末装置は、映像を表示する表示手段と、テレビジョ
ン信号を受信するテレビジョン受信手段と、該テレビジ
ョン受信手段で受信したテレビジョン信号をデータ圧縮
する画像圧縮手段と、該画像圧縮手段からの圧縮データ
をコンピュータに送信する第1出力手段と、該コンピュ
ータからの表示データを受信するインターフェイス手段
と、少なくとも該テレビジョン受信手段および該インタ
ーフェイス手段からの各映像信号の何れかに基づいて
表示手段への表示を制御する表示制御手段とを備えたも
のであり、そのことにより上記目的が達成される。また
同様に、本発明のコンピュータ表示端末装置は、テレビ
ジョン信号を受信するテレビジョン受信手段と、このテ
レビジョン受信手段で受信したテレビジョン信号をデー
タ圧縮する画像圧縮手段と、この画像圧縮手段からの圧
縮データを録画用にコンピュータに出力する第1出力手
段と、少なくともテレビジョン受信手段およびコンピュ
ータからの各映像信号の何れかに基づいて表示手段の表
示を制御する表示制御手段とを備えたものであり、その
ことにより上記目的が達成される。また、画像圧縮手段
としてMPEGエンコーダを用いてもよい。
【0012】この構成により、テレビジョン受信手段と
画像圧縮手段をコンピュータ表示端末装置に内蔵したの
で、コンピュータ側にAV対応機能がない場合であって
も、AV対応のコンピュータ表示端末装置をコンピュー
タに接続すると共に、録画用および録画再生用のアプリ
ケーションプログラムをコンピュータ側にインストール
するだけで、録画および録画再生のAV機能をコンピュ
ータに容易に持たせることが可能となって、コンピュー
タの用途を更に拡張することが可能となる。この場合、
テレビジョン受信手段と画像圧縮手段をコンピュータ表
示端末装置に内蔵した分だけ机上の占有面積が軽減され
る。また、TV視聴だけのときにはパソコンを起動させ
る必要がない。また、録画時は、コンピュータからの選
局情報に応答して選局したテレビジョン信号をデータ圧
縮し、その圧縮データを出力手段を介してコンピュータ
に送信すると共に、録画再生時は、コンピュータからの
映像信号をインターフェイス手段を介して受信すること
ができる。
【0013】また、好ましくは、本発明のコンピュータ
表示端末装置において、コンピュータからのテレビジョ
ン受信局の選局情報に応答して受信局を決定し、テレビ
ジョン受信手段に対して選局設定を行う第1選局設定手
段を有する。
【0014】この構成により、例えば録画時にはコンピ
ュータと接続すれば、録画予約時などコンピュータから
の選局情報に応答してテレビジョン受信手段の受信局を
自動的に決定することが可能となる。
【0015】
【0016】
【0017】さらに、好ましくは、本発明のコンピュー
タ表示端末装置におけるインターフェイス手段はRGB
形式の表示データを受信し、第1出力手段はUSBイン
ターフェイスで構成する。
【0018】この構成により、コンピュータからの映像
信号としてはRGB形式の表示データで受け、第1出力
手段としてはUSBインターフェイスを圧縮データの送
信に利用することが可能となる。
【0019】さらに、好ましくは、本発明のコンピュー
タ表示端末装置におけるインターフェイス手段はRGB
形式の表示データを受信し、第1出力手段はIEEE1
394インターフェイスで構成する。
【0020】この構成により、USBインターフェイス
に代えて、出力選択機能を持つIEEE1394インタ
ーフェイスを圧縮データの送信に利用することも可能で
ある。
【0021】さらに、好ましくは、本発明のコンピュー
タ表示端末装置は、テレビジョン受信局を選局する選局
操作手段と、該選局操作手段からの選局情報に基づいて
テレビジョン受信手段に対して選局設定を行う第2選局
設定手段と、テレビジョン受信手段がコンピュータから
のTV受信局の選局情報に基づいて受信する際に、前記
選局操作手段による選局を否定する選局否定手段と、該
選局否定手段による選局否定を報知する選局否定報知手
段とを備える。この選局否定報知手段は、好ましくは、
選局否定のメッセージを表示するメッセージ表示手段で
ある。
【0022】この構成により、コンピュータからの選局
情報によるテレビジョン信号受信時には、リモコンなど
の選局操作手段に基づいて選局した場合に、選局を否定
すると共にその選局否定のメッセージ表示や音声などで
操作者に対して報知することにより選局を手動操作させ
ないようにする。
【0023】さらに、好ましくは、本発明のコンピュー
タ表示端末装置において、テレビジョン受信局を選局す
る選局操作手段と、この選局操作手段からの選局情報お
よび、コンピュータからの選局情報の何れかを選択する
選局情報選択手段と、選択された選局情報に基づいてテ
レビジョン受信手段に対して選局設定を行う第3選局設
定手段とを備え、選択した受信局の画像情報を表示手段
に表示する。
【0024】この構成により、リモコンなどの選局操作
手段からの選局情報と、コンピュータからの選局情報と
を選択可能としたので、例えば録画時に録画再生する場
合、コンピュータからの選局情報を選択しつつ、コンピ
ュータからの録画再生指令によればよいし、TV視聴す
る場合には、リモコンなどの選局操作手段からの選局情
報を選択するようにすればよい。
【0025】さらに、好ましくは、本発明のコンピュー
タ表示端末装置において、テレビジョン受信局に対応し
たテレビジョン信号を録画している際に、表示手段に表
示する表示情報として、録画中のテレビジョン受信映像
と、これとは異なる映像情報との何れかを選択的に表示
可能とする映像選択制御手段を有する。
【0026】この構成により、録画中のテレビジョン受
信映像の他に、これとは異なる映像情報を選択できるの
で、視聴者のニーズをより満たすことが可能となる。
【0027】さらに、好ましくは、本発明のコンピュー
タ表示端末装置において、テレビジョン受信局の受信映
像と、外部より入力される表示データとをピクチャーイ
ンピクチャー形式で合成した表示データを生成する表示
データ生成手段を有する。
【0028】この構成により、表示画面上に小画面で、
テレビジョン受信局の受信映像と、外部より入力される
表示データとを同時に視聴することが可能となる。
【0029】本発明のコンピュータ録画再生システム
は、請求項1〜11の何れかに記載のコンピュータ表示
端末装置と、このコンピュータ表示端末装置からの圧縮
データを記憶する記憶手段、この記憶手段より圧縮デー
タを再生して圧縮前のデータに解凍する解凍手段およ
び、この解凍手段で解凍したデータをコンピュータ表示
端末装置に出力する第2出力手段を有するコンピュータ
装置とを備えたものであり、そのことにより上記目的が
達成される。
【0030】この構成により、テレビジョン受信手段と
画像圧縮手段をコンピュータ表示端末装置に内蔵したの
で、コンピュータ手段側にAV対応機能がない場合には
ソフトウエアをインストールすればよく、録画および録
画再生のAV機能をコンピュータに容易に持たせること
が可能となって、コンピュータの用途を更に拡張するこ
とが可能となる。この場合にも、テレビジョン受信手段
と画像圧縮手段をコンピュータ表示端末装置に内蔵した
分だけ机上の占有面積が軽減され、また、TV視聴だけ
のときにはパソコンを起動させる必要がない。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のコンピ
ュータ録画再生システムついて図面を参照しながら説明
する。
【0032】図1は、本発明の一実施形態におけるコン
ピュータ録画再生システムの外観構成を示す斜視図であ
る。図1において、コンピュータ録画再生システム10
は、コンピュータ装置としてのコンピュータ本体20
と、コンピュータ表示端末装置としてのモニタ装置30
と、コンピュータ本体20とモニタ装置30間に接続さ
れたコンピュータ信号ケーブル40とを有している。
【0033】コンピュータ本体20はパーソナルコンピ
ュータ(以下パソコンという)で構成されており、具体
的に図示していないが、CPUモジュールと、主メモリ
と、表示コントローラと、VRAMと、通信用のモデム
装置と、PCI(PeripheralComponent Interconnect)
インターフェイスと、I/Oコントローラと、録画情報
を記憶可能とする記憶手段としてのハードディスク装置
と、BIOS−ROMと、キーコントローラと、音声情
報をオーデイオ出力端子より出力してモニタ装置30に
て音声再生させるためのオーディオコントローラとを有
している。
【0034】CPUモジュールは、このシステム全体の
動作制御およびデータ処理を実行するコンピュータ制御
手段である。
【0035】主メモリは、このシステムの主記憶部とし
て使用されるものであり、オペレーティングシステム
(OS)、処理対象のアプリケーションプログラムおよ
び、このアプリケーションプログラムによって作成され
たユーザデータなどが格納されるようになっている。こ
のアプリケーションプログラムの一つとして、本発明を
実現するための録画処理プログラムおよび録画再生処理
プログラムが、主メモリにインストールされる。また、
このアプリケーションプログラムには、圧縮された映像
データを解凍する例えばMPEG2デコーダ機能が含ま
れている。主メモリ内の録画処理プログラムおよび録画
再生処理プログラムと、CPUモジュールとにより、圧
縮データを元に戻す解凍手段が構成される。なお、ハー
ドウエアで構成される解凍手段としてのMPEG2デコ
ーダコントローラを周辺デバイスとして組み込む方法も
あるが、この場合は、アプリケーションプログラムには
MPEG2デコーダを必要としない。
【0036】この録画処理プログラムは、GUI(Grap
hical User Interface;グラフィカル・ユーザ・イン
ターフェイス)を利用して受信局の選局、録画および録
画予約の操作指令を検出するステップと、この検出した
操作指令に基づいて、USBを介してモニタ装置30に
コマンド送信するステップと、モニタ装置30からUS
B(Universal Serial Bus;ユーザシリアルバス)を介
して入力される、MPEG2フォーマットで圧縮された
映像情報を順次ハードディスクに記憶させるステップと
を有している。
【0037】また、録画再生処理プログラムは、GUI
を利用して録画再生の操作指令を検出するステップ(操
作指令検出手段)と、この操作指令に基づいて、ハード
ディスクに記憶した圧縮データの映像情報を上記MPE
G2デコーダ機能によって元の表示データに解凍するス
テップ(解凍手段)と、元の表示データとしてモニタ装
置30に送信出力すると共に、音声信号もオーデイオ出
力端子より送信出力するステップ(第2出力手段)とを
有している。なお、パソコンから出力される表示データ
としては、通常のワープロ、表計算、図形処理の表示デ
ータを出力することは当然のこととして、これらのデー
タと映像再生した映像データと合成(ピクチャー・イン
・ピクチャー)して出力できることは当然のことであ
る。
【0038】表示コントローラは、VRAMに描画され
たデータをアナログRGBの表示データとして出力して
モニタ装置30側に表示させるための表示制御処理を行
うものである。
【0039】PCIインターフェイスには、ハードディ
スク装置、CD−ROMドライブ,FDDドライブなど
の制御部と、USBスロットに接続されるUSBデバイ
スコントローラなどが含まれている。
【0040】I/Oコントローラは、各種I/Oデバイ
スを制御するためのものである。
【0041】次に、モニタ装置30は、図1および図2
に示すように、バックライトを持つ表示手段としてのT
FT液晶表示パネル31と、モニタ制御装置32と、各
種操作指令を入力可能とするリモコン(図示せず)、操
作パネル33およびマウス34などの入力操作手段35
とを有している。
【0042】液晶表示パネル31は、図3にて後述する
バックライトユニット311とTFT液晶ユニット31
2を持つ画像表示部が、チルトヒンジ機構36によりス
タンド37に対して上下に回動自在に軸支されることに
より、その視認角度の操作性の向上を図っている。
【0043】モニタ制御装置32は録画制御用および録
画再生制御用、さらにはTV視聴制御用の制御ボードユ
ニットが内蔵されている。
【0044】操作パネル33には、TV受信機の選局ボ
タン、音量ボタン、AV周辺機器の選択ボタン、表示環
境設定ボタンおよび、図示しないリモコン受信器などが
設けられている。
【0045】入力操作手段35は選局操作手段の機能を
有しており、リモコンや操作パネル33によってTV受
信局を選局するものである。
【0046】コンピュータ信号ケーブル40は、D−S
UBコネクタ間を接続するアナログRGBの表示データ
信号ケーブルと、オーデイオコネクタ間を接続するオー
デイオ信号ケーブルおよびUSBポートとUSBハブと
を接続するUSBケーブルを有している。
【0047】図3は、図2のモニタ制御装置32の要部
ハード構成を示すブロック図である。図3において、モ
ニタ制御装置32の制御ボードユニットには、外部機器
との各接続用端子として、マウス34やコンピュータ信
号ケーブル40と接続するUSBコネクタ321と、コ
ンピュータ信号ケーブル40と接続するアナログRGB
のD−SUBコネクタ322と、コンピュータ信号ケー
ブル40と接続するオーディオ入力コネクタ(音声入力
端子)323と、AV周辺機器接続用のRCAピンコネ
クタ(ビデオ入力端子)324と、デジタル映像機器接
続用のDコネクタ325と、アンテナ端子326とを有
している。
【0048】モニタ制御装置32は、録画再生制御手段
として、D−SUBコネクタ322が接続されるA/D
コンバータ327およびバッファ328と、ROM32
9と、これらが接続される表示制御手段としてのグラフ
ィックコントローラ330と、A/D回路331と、イ
ンバータ回路332と、液晶表示駆動回路333と、オ
ーディオ入力コネクタ323に接続される音声処理回路
334と、音声コントローラ335と、その音声出力端
がスピーカ336に接続された増幅回路337とを有し
ている。
【0049】A/Dコンバータ327は、パソコンに接
続されたアナログRGB端子(D−SUBコネクタ32
2)からのアナログRGB信号をデジタルRGB信号に
変換するものである。
【0050】バッファ328は、D−SUBコネクタ3
22からの同期信号をラッチするものである。バッファ
328の他、D−SUBコネクタ322およびA/Dコ
ンバータ327によりインターフェイス手段が構成さ
れ、インターフェイス手段によりマイコンからの表示デ
ータを受信するものである。
【0051】ROM329には、後述する図4〜図6に
その一部を示す制御プログラムおよび、これに用いる各
種データを格納している。
【0052】グラフィックコントローラ330は、CP
U(中央演算処理装置)が内蔵されており、ROM32
9内の制御プログラムに基づいて、YUVビデオ信号を
RGB信号に変換する色空間変換機能、IP(Interlac
e to Progressive)変換、スケーリング機能、FRC
(FrameRateConversion)機能、γ補正機能、色補正機
能および同期検出機能を実行し、デジタルRGB信号、
デジタルYUVビデオ信号から生成した表示データを表
示データバス330aに出力するものである。
【0053】また、グラフィックコントローラ330
は、メッセージを生成するOSDコントローラ(図示せ
ず)を有している。つまり、グラフィックコントローラ
330は、TVチューナユニット338がパソコンから
のTV受信局の選局情報に基づいて受信する際には、リ
モコンによる選局を否定する選局否定手段と、この選局
否定手段による選局否定を報知する選局否定報知手段と
を有している。この選局否定報知手段として、例えば選
局否定の音声出力手段であってもよいが、ここでは選局
否定のメッセージを生成するメッセージ表示手段として
のOSDコントローラを有している。
【0054】さらに、グラフィックコントローラ330
は全体制御手段として機能する。即ち、グラフィックコ
ントローラ330は、バス330bを介してモニタ装置
30の各部に接続され、内蔵するCPUがROM内の制
御プログラムに基づいてモニタ装置30の各部の制御を
順次行うようになっている。
【0055】さらに、グラフィックコントローラ330
は、コンピュータからのテレビジョン受信局の選局情報
に応答して受信局を決定し、TVチューナユニット33
8に対して選局設定を行う第1選局設定手段と、リモコ
ンなどの選局操作手段からの選局情報に基づいてTVチ
ューナユニット338に対して選局設定を行う第2選局
設定手段とを有している。
【0056】A/D回路331は、入力端がバス330
bに接続され、出力端がインバータ回路332に接続さ
れている。
【0057】インバータ回路332は、入力端がA/D
回路331の出力端に接続され、出力端がバックライト
ユニット311に接続されており、液晶表示パネル31
のバックライトの点灯制御を行うものである。
【0058】液晶表示駆動回路333は、入力端が表示
データバス330aに接続され、出力端がTFT液晶ユ
ニット312に接続されており、TFT液晶ユニット3
12への画像表示を制御する液晶表示パネル31の駆動
回路である。
【0059】音声処理回路334は、バス330bに接
続されると共に音声入力端子323に接続され、音声入
力端子323からの音声信号をD/A変換した後のアナ
ログ音声信号を音声コントローラ335に出力するもの
である。
【0060】音声コントローラ335は、バス330b
に接続され、音質・音量調整、サラウンド制御等を行っ
た後のアナログ音声信号を増幅回路337に出力するも
のである。
【0061】増幅回路337は、音声コントローラ33
5からのアナログ音声信号を所定レベルに増幅し、音声
再生するべく、その増幅したアナログ音声信号をスピー
カ336に出力するものである。
【0062】次に、モニタ制御装置32は、録画制御手
段およびTV表示制御手段として、テレビジョン受信手
段としてのTVチューナユニット338と、ビデオデコ
ーダ339と、画像圧縮手段としてのMPEG2エンコ
ーダ340と、ROM341と、RAM342と、US
Bコントローラ343と、USB−HUB344と、U
SBI/F回路345とを有している。
【0063】TVチューナユニット338は、コンピュ
ータからのテレビジョン受信局の選局情報、またはリモ
コンなどの選局操作手段からの選局情報に応答した、グ
ラフィックコントローラ330に記憶しているチャンネ
ル設定情報を基に、バス330bを介して受信局の選局
制御が実行されるものである。また、TVチューナユニ
ット338は、アンテナ端子323に接続され、選局制
御によってアンテナ端子323からの所望のテレビジョ
ン信号が選局されて受信され、この受信信号よりビデオ
コンポーネント信号(RGB/YCrCb)を検波出力
して信号ライン338aを介してビデオデコーダ339
に供給するものである。また、TVチューナユニット3
38は、受信信号より音声周波数信号が分離出力され、
その音声周波数信号を音声処理回路334に供給するも
のである。
【0064】ビデオデコーダ339は、バス330bに
接続され、TVチューナユニット338から供給される
ビデオコンポーネント信号(RGB/YCrCb)およ
び、外部ビデオ機器を接続したビデオ入力端子324か
らのビデオ信号の何れかを選択し、信号ライン339
a,339bの少なくとも何れかにYUVデジタルビデ
オ信号を出力するものである。つまり、ビデオデコーダ
339は、TV受信局に対応したTV信号を録画してい
る際に、表示手段に表示する表示情報として、録画中の
TV受信映像と、これとは異なる映像情報との何れかを
選択的に表示可能とする映像選択制御手段を有してい
る。
【0065】また、ビデオデコーダ339には、フィル
タ回路、同期分離回路、YC分離回路、A/Dコンバ―
タ回路、色情報調整回路、AGC回路、カラーデコーダ
回路、水平垂直同期化回路および所望の画像サイズ決定
のスケーリング回路などを有している。なお、ビデオデ
コーダ339は、MPEG2エンコーダ340とグラフ
ィックコントローラ330との調停処理によって、信号
ライン339a,339bに出力するYUVデジタルビ
デオ信号を各々独立して出力制御でき、さらに各々独立
して画像サイズのスケーリング処理が行えるようになっ
ている。つまり、ビデオデコーダ339およびグラフィ
ックコントローラ330により、TV受信局の受信映像
と、外部より入力される表示データとをピクチャーイン
ピクチャー形式で合成した表示データを生成する表示デ
ータ生成手段が構成される。
【0066】音声処理回路334は、上記構成に加え
て、TVチューナユニット338に接続されており、T
Vチューナユニット338から供給された音声周波数信
号をA/D変換してさらに復調し、そのデジタル化され
た音声信号はMPEG2エンコーダ340に供給され、
A/D変換された音声信号はD/A変換されて音声コン
トローラ335に供給されるようになっている。なお、
音声処理回路334は、MPEG2エンコーダ340と
グラフィックコントローラ330との調停処理によっ
て、音声入力端子323からの音声信号と、TVチュー
ナユニット338からの音声信号とのそれぞれに対して
MPEG2エンコーダ340への出力と音声コントロー
ラ335への出力とを選択的なスイッチングを行って両
信号の同時処理を可能に構成している。
【0067】MPEG2エンコーダ340は、バス33
0bを介して制御され、入力されたビデオコンポーネン
ト信号(RGB/YCrCb)とデジタル化された音声
信号を既知のMPEG2形式にてデータ圧縮を行うもの
である。
【0068】ROM341は、MPEG2エンコーダ3
40に接続され、MPEG2エンコーダ340で用いる
画像圧縮処理の圧縮制御プログラムなどを記憶するもの
である。
【0069】RAM342は、MPEG2エンコーダ3
40が画像圧縮処理を行うのに際して、圧縮データなど
を一時的に記憶するワークメモリである。
【0070】USBコントローラ343はUSB-HU
B344を介してUSBコネクタ321に接続され、M
PEG2エンコーダ340からの圧縮データが、USB
-HUB344を経由してUSBコネクタ321からパ
ソコンに供給される。
【0071】USBインターフェイス回路345は、U
SBコネクタ325に接続されたマウス等のパソコンの
周辺機器とのデータ転送を仲介するものである。
【0072】なお、キーコントローラ346は、図1の
操作パネル31やリモコン(図示せず)などの操作キー
ユニット347による入力操作による指令を制御するも
のである。また、DC/DCコンバータ348は、AC
アダプタから電力供給を受け、所定の電圧に変換した後
に各部に電力供給する電源回路である。
【0073】上記構成により、以下、そのTV録画処理
およびTV録画再生処理の各動作について説明するが、
TV録画処理の動作から説明する。
【0074】まず、アンテナで受信した受信信号は、T
Vチューナユニット338に供給される。TVチューナ
ユニット338は、パソコンからの選局情報に応答して
得られたチャンネル設定信号に基づいて、所望の受信チ
ャンネルの信号が選択された後に、ビデオコンポーネン
ト信号(RGB/YCrCb)に変換され、さらに、音
声周波数信号が分離出力される。ビデオコンポーネント
信号(RGB/YCrCb)は、ビデオデコーダ339
にてYUVビデオ信号に復調されてMPEG2エンコー
ダ340に供給される。
【0075】YUVビデオ信号は、RAM342に区画
したフィールドエリアに供給され、さらにフィールドエ
リアの画像をMPEG2形式に基づいて画像圧縮処理を
行い、圧縮された表示データは、一旦、RAM342に
区画されたバッファエリアを介して、USBコントロー
ラ343からUSB-HUB344を介してUSBコネ
クタ321からパソコンに送出される。
【0076】一方、音声周波数信号は音声処理回路33
4で復調された後に、デジタル化されてMPEG2エン
コーダ340に供給される。デジタル化された音声信号
は、MPEG1形式に基づいてデータ圧縮を行い、一
旦、RAM342に区画したバッファエリアを介して、
USBコントローラ343からUSB-HUB344を
介してUSBコネクタ321からパソコンに送出され
る。
【0077】次に、送出されたTV映像圧縮データおよ
びTV音声圧縮データは、パソコン側に、USBを経由
して入力され、所望の属性情報と共にパソコン内のハー
ドデイスク装置に順次記憶される。
【0078】次に、TV録画再生処理の動作について説
明する。
【0079】まず、パソコン側のハードディスク装置に
記憶されているTV映像圧縮データおよびTV音声圧縮
データの再生に関し、パソコンは、アプリケーションプ
ログラムによりMPEG2デコードプログラム(または
MPEG2デコードコントローラ)に基づいて、ハード
ディスク装置に記憶したTV映像圧縮データを順次呼び
出して解凍し、また、MPEG1デコードプログラム
(またはMPEG1デコードコントローラ)に基づい
て、ハードディスク装置に記憶したTV音声圧縮データ
を呼び出して解凍する。
【0080】解凍された映像データはアナログRGBの
表示データに変換されて、D−SUBコネクタ(アナロ
グRGB端子)322に入力され、A/Dコンバータ3
27さらにグラフィックコントローラ330を経由して
液晶表示駆動回路333に供給され、液晶表示駆動回路
333によってTFT液晶表示ユニット312に映出さ
れる。また、音声データは、オーディオ入力コネクタ
(音声入力端子)323に入力され、音声処理回路33
4、音声コントローラ335さらに増幅回路337を経
由してスピーカ336より、録画再生と同時に音声再生
される。
【0081】ここで、図4〜図6に基づいてコンピュー
タ表示端末装置の具体的な各種態様による動作について
更に詳細に説明する。
【0082】図4の(a)は、割り込み判定ルーチンを
示しており、パソコンなどのコンピュータ本体20から
モニタ装置30にUSBを経由して選局コマンド、録画
コマンドおよび再生コマンドが供給されると、MPEG
2エンコーダ340からグラフィックコントローラ33
0に通知され、パソコンの制御下に基づいてモニタ装置
30にてコマンド処理が実行される(ステップS1)。
【0083】また、操作キーユニット347およびリモ
コン(図示せず)の操作による割り込みが判定される
(ステップS2)と、図4の(b)に示す一連の処理を
起動する。
【0084】図4(b)に示すように、選局キーによる
操作がされた場合(ステップS10;YES)は、MP
EG2エンコーダ340の動作状況を判定、即ち、モニ
タ装置30がパソコンから送出されたコマンドに基づい
て録画・再生処理中であるかどうかを判定する(ステッ
プS11)。
【0085】録画・再生処理中であると判定されれば、
グラフィックコントローラ330のOSD制御により予
めROM330aに記憶されているメッセージ情報を読
み出して「NOオペレーション表示」を実行して、選局
キーによる選局操作を否定する(ステップS12)。こ
の選局キーによる選局否定処理を行う理由は、TVチュ
ーナユニット338および音声処理回路334が録画・
再生処理にて使用中であるからである。
【0086】一方、録画・再生処理中でなければ(ステ
ップS11;NO)、さらにA/Dコンバータ327か
らのデジタルRGB信号の有無を判定してパソコンが起
動しているかどうかを判定する。
【0087】パソコンが起動中でない場合、即ちパソコ
ンからの表示データを表示することがなく、モニタ装置
30がリモコンなどによるローカル処理ができることに
なり、グラフィックコントローラ330内に記憶する周
波数設定処理手順に基づいてTVチューナユニット33
8の選局動作が実行される。
【0088】TVチューナユニット338で受信して出
力するビデオコンポーネント信号(RGB/YCrC
b)は、ビデオデコーダ339さらにグラフィックコン
トローラ330を経由して変換された表示データを液晶
表示駆動回路333に供給し、液晶表示駆動回路333
によって表示データをTFT液晶ユニット312に映出
する。また同様に、音声信号は、音声入力端子323か
ら音声処理回路334、音声コントローラ335、増幅
回路337を経由してスピーカ336から音声出力する
(ステップS20,S22)また、パソコン起動中(ス
テップS20;YES)、即ちパソコンで発生した表示
データを表示している場合、ビデオデコーダ339にて
予め決められた縮小画面サイズが設定され、その画面サ
イズに合せて受信映像の表示データが生成され、グラフ
ィックコントローラ330にてパソコンからの表示デー
タと合成されピクチャーインピクチャー形式にて表示さ
れる(ステップS21,S22)また、選局キーによる
操作ではなく、ビデオ入力端子324に接続されている
外部映像機器を選択した場合は、ビデオデコーダ339
にて入力をビデオ入力端子側に切替えて外部機器に応じ
た映像処理を行い上記と同様にして、TFT液晶ユニッ
ト312に表示する(ステップS25〜S28)図5の
(a)は録画コマンド、図5の(b)は再生コマンドに
よる動作を示し、図6の(a)は選局コマンド、図6の
(b)は終了コマンドによる動作を示している。これら
について順次説明する。
【0089】図5の(a)は、パソコンより録画コマン
ドの割り込み判定があった場合の動作を示している。
【0090】パソコンからの録画コマンドは、TV映像
を映出している際に、録画再生アプリケーションプログ
ラムを起動して録画処理に移行する場合、または録画予
約設定されていて録画時刻に達した際に、モニタ装置3
0にコマンド送信される。
【0091】パソコンにおける録画再生アプリケーショ
ンプログラムに基づき、録画関連のGUI表示に従い、
操作者は選局と録画を指示する。この指示により、選局
周波数情報が転送され、TVチューナユニット338を
選局設定する(ステップS40,41)MPEG2エン
コーダ340は、録画処理を起動し、前述したMPEG
2エンコーダ340で画像圧縮処理を行い、画像圧縮デ
ータはUSBコントローラ343からUSB−HUB3
44さらに端子321を経由してパソコンに転送され
て、パソコン内のハードディスク装置に記憶される(ス
テップS42)また、パソコンにおいて、録画再生アプ
リケーションプログラムに基づき、録画コマンドに合わ
せて、録画受信局の映像情報を同時に表示するか否かの
コマンド受信することにより表示制御が行われる。
【0092】同時表示のコマンド受信が為されている場
合、ビデオデコーダ339は、TVチューナユニット3
38からのビデオコンポーネント信号を、MPEG2エ
ンコーダ340に対しては、所望の画面サイズのスケー
リング処理を行ってYUVビデオ信号を出力し、また、
グラフィックコントローラ330に対しては、液晶表示
の画面サイズより小さい予め決められた例えば1/4サ
イズのスケーリング処理を行ってYUVビデオ信号を出
力する。グラフィックコントローラ330は、A/Dコ
ンバータ327からのデジタルRGB信号と合成した表
示データを出力する。このことにより、パソコンからの
表示データと共にピクチャインピクチャ形式で映像表示
が為される。
【0093】これと同時表示のコマンド受信が為されて
いない場合、ビデオデコーダ339はグラフィックコン
トローラ330へのYUVビデオ信号の出力を規制す
る。このことにより、パソコンからの表示データのみが
表示されることになる。
【0094】これらの動作は、パソコンにおける録画再
生プログラムが終了するまで、即ち図6の(a)のステ
ップS55が実行されるまで続行される(ステップS4
3)。そして、モニタ装置30はオフラインによるTV
チューナユニット338の使用が否定される。なお、パ
ソコンの録画再生プログラムに基づいて、録画中の受信
映像の表示の停止またはパソコンのデータ処理結果の表
示データを表示することも選択可能である。
【0095】図5の(b)はパソコンより再生コマンド
の割り込み判定があった場合の動作を示している。
【0096】パソコンは、録画再生アプリケーションプ
ログラムに基づいて、録画関連のGUI表示に従い、操
作者により録画ファイルの選択と録画再生を指示する。
この指示により、再生コマンドが転送されると共にパソ
コンにおいて前述した圧縮された映像データを解凍し、
アナログRGB端子322に画像データが転送され、モ
ニタ装置30にて表示される。さらに、音声入力端子3
23から音声データが入力され、上記したようにスピー
カ336から音声再生される。これらの動作は、パソコ
ンにおける録画再生プログラムが終了されるまで、即ち
図6の(a)が実行されるまで続行される(ステップS
50,S51)。
【0097】この動作は、前述した図5の(a)と併用
して動作することにより録画再生アプリケーションプロ
グラムに基づいて先行して録画した映像を再生するタイ
ムシフト再生または別の録画映像を再生することも可能
となる。
【0098】この場合は、MPEG2エンコーダ340
によって、ビデオデコーダ339からYUVデジタルビ
デオ信号ライン339aへの出力を規制すると共に、音
声処理回路334に対してTVチューナユニット338
からの音声信号をMPEG2エンコーダ340にスイッ
チングし、さらに音声入力端子323から入力される音
声信号を音声コントローラ335へ出力するようにスイ
ッチングする。
【0099】図6の(b)は、パソコンにおける録画再
生アプリケーションプログラムの選局プログラムに基づ
き、実行され、GUI表示に従い、操作者が選局指示す
ることにより、選局周波数情報が転送され、TVチュー
ナユニット338を選局設定する。
【0100】以上により、多種多様のTV機能が実現で
きる。実現できる機能の要点をまとめると以下の通りで
ある。モニタ装置30において、パソコンを起動するこ
となくオフラインにてTV受信および外部ビデオ機器の
視聴が実現できる。また、モニタ装置30において、T
V受信した映像情報の録画と併用してパソコンからの表
示データを表示または、外部ビデオ機器の視聴が実現で
きる。さらに、モニタ装置30において、TV受信の録
画と録画再生とが併用できる。さらに、モニタ装置30
において、パソコンからの表示データを表示しながら、
パソコンからTV受信制御をするなく、モニタ装置30
が単独でピクチャインピクチャ機能にてTV視聴を実現
できる。
【0101】したがって、本実施形態によれば、パソコ
ンにおいて必須であるモニタ装置30にTVチューナユ
ニット338とMPEG2エンコーダ340を内蔵した
ため、個別にこれらの機器を用意する必要がないことか
ら、実質的に机上の占有面積を削減でき、シンプルな使
用環境を提供できる。
【0102】また、モニタ装置30にTVチューナユニ
ット338とMPEG2エンコーダ340を内蔵したた
め、TVチューナユニット338とMPEG2エンコー
ダ340を備えないパソコンであっても、所定のソフト
ウエアをインストールするだけでAV機能を容易に実現
でき、多種多様なコンピュータ処理を実現できる。
【0103】さらに、パソコンにおいて画像圧縮処理は
高負荷となるが、モニタ装置30側にMPEG2エンコ
ーダ340を持っているので、パソコンにおいて他のデ
ータ処理に対する負荷の軽減を実現することができる。
【0104】なお、モニタ装置30を接続するコンピュ
ータ内にTVチューナユニットを備える場合には、一方
のTVチューナユニットを録画用として利用し、他方の
TVチューナユニットを視聴用とすることにより裏番組
録画が実現でき、さらに機能拡張を図ることができる。
【0105】また、本実施形態において、画像圧縮デー
タの解凍方法としてMPEG2形式で説明したが、この
形式に限らず、他の圧縮解凍方法であってもよい。ま
た、パソコンとのデータ転送にUSBインターフェイス
を利用するように説明したが、他の方法であってもよ
く、例えばIEEE1394インタフェースであっても
よい。この場合は、IEEE1394に準拠したデジタ
ルインターフェイス回路と共にターゲット機器に対して
のトランザクションを起こすための論理アドレス生成を
行う制御部を設けることが必要になる。
【0106】さらに、本実施形態では、グラフィックコ
ントローラ330は、TVチューナユニット338がパ
ソコンからのTV受信局の選局情報に基づいて受信する
際には、リモコンによる選局を否定し、その選局否定の
メッセージを表示画面に表示するようにしたが、これに
限らず、YV受信局を選局する例えばリモコンからの選
局情報および、パソコンからの選局情報の何れかを強制
的に選択する選局情報選択手段と、選択された選局情報
に基づいて前記テレビジョン受信手段に対して選局設定
を行う第3選局設定手段とを有し、選択した受信局の画
像情報を表示手段に表示するようにしてもよい。この場
合には、例えば録画時に録画再生する場合、コンピュー
タからの選局情報を選択しつつ、コンピュータからの録
画再生指令によればよいし、例えばTV視聴する場合に
は、リモコンなどの選局操作手段からの選局情報を選択
するようにすればよい。
【0107】
【発明の効果】以上のより、テレビジョン受信手段と画
像圧縮手段をコンピュータ表示端末装置に内蔵したた
め、コンピュータ側にAV対応機能がない場合であって
も、AV対応のコンピュータ表示端末装置をコンピュー
タに接続すると共に、録画再生用のアプリケーションプ
ログラムをコンピュータ側にインストールするだけで、
録画および録画再生のAV機能をコンピュータに容易に
持たせることができて、コンピュータの用途を更に拡張
することができる。この場合、テレビジョン受信手段と
画像圧縮手段をコンピュータ表示端末装置に内蔵した分
だけ机上の煩雑化を軽減できる。また、TV視聴だけの
ときにはパソコンを起動させる必要がない。
【0108】また、例えば録画時にはコンピュータと接
続すれば、録画予約時などコンピュータからの選局情報
に応答してテレビジョン受信手段の受信局を自動的に決
定することができる。
【0109】さらに、録画時は、コンピュータからの選
局情報に応答して選局したテレビジョン信号をデータ圧
縮し、その圧縮データを出力手段を介してコンピュータ
に送信すると共に、録画再生時は、コンピュータからの
映像信号をインターフェイス手段を介して受信すること
ができる。
【0110】さらに、コンピュータからの映像信号とし
てはRGB形式の表示データで受け、第1出力手段とし
てはUSBインターフェイスを圧縮データの送信に利用
することができる。
【0111】さらに、USBインターフェイスに代え
て、出力選択機能を持つIEEE1394インターフェ
イスを圧縮データの送信に利用することもできる。
【0112】さらに、コンピュータからの選局情報によ
るテレビジョン信号受信時には、リモコンなどの選局操
作手段に基づいて選局した場合に、選局を否定すると共
にその選局否定のメッセージ表示や音声などで操作者に
対して報知することにより選局を手動操作させないよう
にすることができる。
【0113】さらに、リモコンなどの選局操作手段から
の選局情報と、コンピュータからの選局情報とを選択可
能としたため、例えば録画時に録画再生する場合、コン
ピュータからの選局情報を選択しつつ、コンピュータか
らの録画再生指令によればよいし、例えばTV視聴する
場合には、リモコンなどの選局操作手段からの選局情報
を選択するようにすればよい。
【0114】さらに、録画中のテレビジョン受信映像の
他に、これとは異なる映像情報を選択できるため、視聴
者のニーズをより満たすことができる。
【0115】さらに、表示画面上に小画面で、テレビジ
ョン受信局の受信映像と、外部より入力される表示デー
タとを同時に視聴することができる。
【0116】さらに、テレビジョン受信手段と画像圧縮
手段をコンピュータ表示端末装置に内蔵し、コンピュー
タに、圧縮データ用の記憶手段の他、ソフトウエアまた
はハードウエアの解凍手段を内蔵すれば、コンピュータ
側にAV対応機能がない場合にはソフトウエアをインス
トールすればよく、録画および録画再生のAV機能をコ
ンピュータに容易に持たせることができて、コンピュー
タの用途を更に拡張することができる。この場合にも、
テレビジョン受信手段と画像圧縮手段をコンピュータ表
示端末装置に内蔵した分だけ机上の煩雑化を軽減でき、
また、TV視聴だけのときにはパソコンを起動させる必
要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるコンピュータ録画
再生システムの外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1のコンピュータ表示端末装置の内部構成を
示す断面図である。
【図3】図2のモニタ制御装置の要部ハード構成を示す
ブロック図である。
【図4】(a)は割り込み判定ルーチンを示し、(b)
はキー割り込み操作における一連の処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】(a)は録画コマンド、(b)は再生コマンド
による動作を示割り込み判定ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図6】(a)は選局コマンド、(b)は終了コマンド
による動作を示割り込み判定ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ録画再生システム 20 コンピュータ本体 30 モニタ装置 31 TFT液晶表示パネル 312 TFT液晶ユニット 32 モニタ制御装置 321 USBコネクタ 322 D−SUBコネクタ 323 オーディオ入力コネクタ 324 RCAピンコネクタ 325 Dコネクタ 326 アンテナ端子 327 A/Dコンバータ 330 グラフィックコントローラ 333 液晶表示駆動回路 338 TVチューナユニット 339 ビデオデコーダ 340 MPEG2エンコーダ 343 USBコントローラ 345 USB−HUB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−278639(JP,A) 特開 平7−203342(JP,A) 特開 平8−138318(JP,A) 特開 平11−134078(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/44 - 5/46 H04N 7/24 - 7/68

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する表示手段と、テレビジョ
    ン信号を受信するテレビジョン受信手段と、該テレビジ
    ョン受信手段で受信したテレビジョン信号をデータ圧縮
    する画像圧縮手段と、該画像圧縮手段からの圧縮データ
    をコンピュータに送信する第1出力手段と、該コンピュ
    ータからの表示データを受信するインターフェイス手段
    と、少なくとも該テレビジョン受信手段および該インタ
    ーフェイス手段からの各映像信号の何れかに基づいて
    表示手段への表示を制御する表示制御手段とを備えたコ
    ンピュータ表示端末装置。
  2. 【請求項2】 前記画像圧縮手段はMPEG(Mortion
    Picture ExpertGroup;エムペグ)エンコーダである
    請求項1記載のコンピュータ表示端末装置。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータからのテレビジョン受
    信局の選局情報に応答して受信局を決定し、前記テレビ
    ジョン受信手段に対して選局設定を行う第1選局設定手
    段を有した請求項1記載のコンピュータ表示端末装置。
  4. 【請求項4】 前記インターフェイス手段はRGB形式
    の表示データを受信し、前記第1出力手段はUSBイン
    ターフェイスで構成した請求項記載のコンピュータ表
    示端末装置。
  5. 【請求項5】 前記インターフェイス手段はRGB形式
    の表示データを受信し、前記第1出力手段はIEEE1
    394インターフェイスで構成した請求項記載のコン
    ピュータ表示端末装置。
  6. 【請求項6】 テレビジョン受信局を選局する選局操作
    手段と、該選局操作手段からの選局情報に基づいて前記
    テレビジョン受信手段に対して選局設定を行う第2選局
    設定手段と、前記テレビジョン受信手段がコンピュータ
    からのTV受信局の選局情報に基づいて受信する際に、
    前記選局操作手段による選局を否定する選局否定手段
    と、該選局否定手段による選局否定を報知する選局否定
    報知手段とを備えた請求項1〜の何れかに記載のコン
    ピュータ表示端末装置。
  7. 【請求項7】 前記選局否定報知手段は、選局否定のメ
    ッセージを表示するメッセージ表示手段である請求項
    記載のコンピュータ表示端末装置。
  8. 【請求項8】 テレビジョン受信局を選局する選局操作
    手段と、該選局操作手段からの選局情報および、前記コ
    ンピュータからの選局情報の何れかを選択する選局情報
    選択手段と、選択された選局情報に基づいて前記テレビ
    ジョン受信手段に対して選局設定を行う第3選局設定手
    段とを備え、選択した受信局の画像情報を前記表示手段
    に表示するようにした請求項1〜の何れかに記載のコ
    ンピュータ表示端末装置。
  9. 【請求項9】 テレビジョン受信局に対応したテレビジ
    ョン信号を録画している際に、前記表示手段に表示する
    表示情報として、録画中のテレビジョン受信映像と、こ
    れとは異なる映像情報との何れかを選択的に表示可能と
    する映像選択制御手段を有した請求項1〜の何れかに
    記載のコンピュータ表示端末装置。
  10. 【請求項10】 テレビジョン受信局の受信映像と、外
    部より入力される表示データとをピクチャーインピクチ
    ャー形式で合成した表示データを生成する表示データ生
    成手段を有する請求項1〜の何れかに記載のコンピュ
    ータ表示端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載のコン
    ピュータ表示端末装置と、該コンピュータ表示端末装置
    からの圧縮データを記憶する記憶手段、該記憶手段より
    圧縮データを再生して圧縮前のデータに解凍する解凍手
    段および、該解凍手段で解凍したデータを該コンピュー
    タ表示端末装置に出力する第2出力手段を有するコンピ
    ュータ装置とを備えたコンピュータ録画再生システム。
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