JP3436080B2 - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP3436080B2 JP17387597A JP17387597A JP3436080B2 JP 3436080 B2 JP3436080 B2 JP 3436080B2 JP 17387597 A JP17387597 A JP 17387597A JP 17387597 A JP17387597 A JP 17387597A JP 3436080 B2 JP3436080 B2 JP 3436080B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、漏電表示機能の
付いた漏電遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例(たとえば特開平6-52784 号)
は、図18に示すように器体200に形成された収納部
201にプランジャ202を有する電磁石装置203を
配設し、この電磁石装置203の手前側に漏電表示装置
204を配設し、この漏電表示装置204の下方に設け
られた係止部205に駆動部材206の被係止部207
を係止し、また駆動部材206にプランジャ202を係
止している。さらに漏電表示装置204とハンドル20
8との間に復帰ばね209を装着し、ハンドル208を
中立位置からオフ位置に回転させることにより漏電表示
装置204を器体200内に戻す。駆動部材206には
器体200との間に引っ張りばね209が配設されてお
り、駆動部材206を復帰位置に戻すことができるよう
になっている。
【0003】この従来例において、漏洩電流を検出して
電磁石装置203のプランジャ202が器体200上面
側に吸引され、駆動部材206との係止状態が解除され
て漏電表示装置204が復帰ばね209のばね力により
器体200から突出して漏電状態を表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例
は、駆動部材206という余分な部材が必要であった
り、駆動部材206と器体200との間に引っ張りばね
209を配設しなければならず、構造が複雑でコンパク
ト化が図れないという問題があった。したがって、この
発明の目的は、漏電表示構造を簡素化でき、コンパクト
化が図れる漏電遮断器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の漏電遮断
器は、複数の接点部を収納した器体と、この器体に設け
られ一部が外部に突出したハンドルと、このハンドルの
操作に連動して前記接点部を開閉駆動する開閉機構と、
漏洩電流を検出する零相変流器を有する漏電検出手段
と、この漏電検出手段の出力により動作するプランジャ
を有する電磁石装置と、通常状態では前記開閉機構の勢
力を蓄積した状態で前記開閉機構をラッチするとともに
前記プランジャの動作により前記プランジャの先端で
記開閉機構のラッチを解除し前記接点部を強制開極させ
るトリップ機構と、前記器体内に出没自在に配置され突
出方向にばねにより付勢された状態で前記プランジャに
係止され前記プランジャが動作したときに係止状態が解
除されて前記器体から突出する漏電表示装置と、を備え
た漏電遮断器において、前記漏電表示装置に、前記プラ
ンジャの後端部に対向配置されるものであって、前記プ
ランジャが復帰位置で前記プランジャの後端部に係合
し、前記プランジャが動作したときに前記プランジャの
後端部に係合した状態から外れるプランジャ係止部を設
けたことを特徴とするものである。
【0006】請求項1記載の漏電遮断器によれば従来
例と比較して、漏電表示装置を器体から突出する方向の
勢力を蓄積した状態に保持する特別な部材が不必要とな
り、部品点数の削減が図れ、漏電表示構造を簡素化で
き、器体のコンパクト化が図れる。
【0007】請求項2記載の漏電遮断器は、請求項1に
おいて、前記漏電表示装置が被押圧部を有し、前記ハン
ドルは前記被押圧部に係合して前記ハンドルをオフ側に
移動することにより前記漏電表示装置を前記器体内に後
退動作させる押圧部を有するものである。請求項2記載
の漏電遮断器によれば、請求項1の効果のほか、ハンド
ルに連動して漏電表示装置を復帰させるための特別な部
材が不必要となり、より一層部品点数の削減が行なえ、
器体をコンパクト化できる。
【0008】請求項3記載の漏電遮断器は、請求項1ま
たは請求項2において、前記プランジャが動作したとき
に前記トリップ機構をトリップ動作させる連動部材を前
記電磁石装置と前記トリップ機構との間に介在したもの
である。請求項3記載の漏電遮断器によれば、請求項1
または請求項2の効果のほか、漏洩電流が流れたときに
接点を強制開極することができ、また連動部材を介在し
ているのでトリップ機構と電磁石装置の配置関係の制約
が少ない。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図17により説明する。すなわち、この漏電遮断器
は、器体1と、ハンドル2と、開閉機構3と、漏電検出
手段4と、電磁石装置5と、トリップ機構6と、漏電表
示装置7とを有する。器体1は複数の接点部8を収納し
ている。図2に示すように一対の側ケース15,16
と、中間ケース17からなり、中間ケース17と側ケー
ス15との間および中間ケース17と側ケース16との
間にそれぞれ接点部8を設け、図12に示すようにねじ
等の連結具18により中間ケース17と側ケース15と
が連結されるとともに中間ケース17と側ケース16と
が連結され、また同構成の連結具18′により側ケース
15,16相互が連結されて組み合わされている。
【0010】接点部8はそれぞれ固定接点20を有する
固定接触子21と、固定接点20に接離する可動接点2
2を有する可動接触子23からなる。固定接触子21は
後端部に速結構造の端子24を設けている。25は解錠
レバーである。可動接触子23の後端部には可撓電線2
6を介してバイメタル27の一端を接続し、図7に示す
ように略Z字形に折曲した端子板28の一端の切曲片2
8aにバイメタル27の他端を取付け、端子板28に端
子ねじ29を設けている。30はバイメタル調整ねじで
ある。
【0011】一対の可動接触子23は、図6に示すよう
に駆動部材32の両側に設けられた溝33に中間部が挿
入され、それぞれ接圧ばね34により保持されている。
この駆動部材32は両側に軸35を有し、中間ケース1
7を貫通して側ケース15,16に設けた軸支孔54に
軸支している。ハンドル2は、器体1に設けられ一部が
外部に突出している。実施の形態ではハンドル2の両側
に軸37を設け、中間ケース17を貫通して軸37を側
ケース15,16に形成した軸受孔38に軸支している
(図2参照)。
【0012】開閉機構3は、ハンドル2の操作に連動し
て接点部8を開閉駆動する。実施の形態では、ハンドル
2に一端が連結されたコ字形のリンク40と、リンク4
0の他端に中間部が連結されたラッチ部材41と、ラッ
チ部材41の一端部で押圧駆動される駆動部材32とか
らなる。駆動部材32は引っ張りコイルばねを用いた開
極ばね52により可動接触子23が開極する方向に付勢
している。
【0013】漏電検出手段4は、漏洩電流を検出する零
相変流器9を有する。実施の形態では中間ケース17を
側ケース15,16よりも短い寸法に設定することによ
り側ケース15,16の底部に形成された収納スペース
42に収納されている。漏電検出手段4は接点部8によ
り開閉される電路の不平衡電流を検出する零相変流器9
と漏電検出回路44からなり、漏電検出回路44は零相
変流器9に検出された不平衡電流が感度電流以上になっ
た際に出力に信号を出す増幅器と、増幅器の出力の信号
が出た場合にオンとなるサイリスタやトランジスタ等で
構成されたスイッチング素子とを有し、スイッチング素
子を電磁石装置に直列に接続して増幅器の出力に接続し
ている。零相変流器9は図8に示すように各極の可撓電
線26を1次巻線としてコアに貫通し、コアに2次巻線
を巻回している。漏電検出回路44は回路部品をプリン
ト基板に実装して構成し、零相変流器9もプリント基板
に装着している。
【0014】電磁石装置5は、漏電検出手段4の出力に
より動作するプランジャ10を有する。実施の形態の電
磁石装置5は側ケース15および中間ケース17により
ハンドル2に隣接して形成された収納部46に収納され
ている。プランジャ10はたとえば図17に示すように
ハンドル2に向く方向およびその反対側に突出し、動作
によりハンドル2に接近する方向に移動する。電磁石装
置5のコイルに増幅器より励磁電流が流れて励磁すると
プランジャがハンドル2に接近する方向に動作する。こ
の電磁石装置5は側ケース16側に図2に示すように張
り出して設けた突起状のばね受け部47を設けている。
【0015】トリップ機構6は、通常状態では開閉機構
3の勢力を蓄積した状態で開閉機構3をラッチするとと
もにプランジャ10の動作により開閉機構3のラッチを
解除し接点部8を強制開極させる。実施の形態では、ラ
ッチ部材41の一端により駆動部材を押圧して可動接触
子23が閉極するように開極ばね52を引っ張った状態
にラッチ部材41の他端を係止するラッチ係止部54を
有する引外し部材50と、この引外し部材50を過電流
により熱動作して引外し部材50を引外し動作させる前
記したバイメタル27と、端子板28に取付けられバイ
メタル27の周囲を囲んでバイメタル27に短絡電流が
流れることより発生する磁束を集中するコ字形の磁性体
55と、この磁性体55に対向するように引外し部材5
0に取付けられて磁性体55に吸引される磁性板56と
を有する。引外し部材50は中間ケース17の穴部を貫
通して軸66により側ケース15,16の軸受孔57に
軸支され、ハンドル2と引外し部材50との間に掛けら
れてハンドル2をオフ方向に付勢するばね58で復帰付
勢している。したがって、バイメタル27による過電流
を、また磁性体55により短絡電流をそれぞれ検出で
き、これらの異常電流により接点部8を強制開極するこ
とができる。
【0016】また図5に示すように、プランジャ10が
動作したときにトリップ機構6をトリップ動作させる連
動部材13を電磁石装置5とトリップ機構6との間に介
在している。実施の形態の連動部材13は平面視略コ字
形で、その中間片13cが垂直方向にZ字形に曲がって
おり、一端13aがプランジャ10の先端10aに対向
し、他端13bが図10に示すように引外し部材13に
対向している。中間片13cが側ケース15に形成した
溝60に摺動自在に支持され中間ケース17で押さえら
れ、移動方向は中間片13cのZ字折曲部が溝60を形
成する突条片60aの屈曲端部および突条片60bの端
部に係止することによりそれぞれ抜止めされる。したが
って、電磁石装置5の動作によりプランジャ10が動作
すると、連動部材13がプランジャ10の先端10aに
押されて移動し引外し部材50を引外し動作する。
【0017】漏電表示装置7は、器体1内に出没自在に
配置され突出方向にばね62により付勢されたものであ
って、漏電表示装置7の後退状態で、復帰位置のプラン
ジャ10に係脱自在に係止可能である。実施の形態で
は、縦長の本体69と、本体69の上端部に設けられて
中間ケース17と側ケース16とにより形成された円状
の穴66に出没自在に貫挿された表示部68と、本体6
9よりハンドル2に向けて突出した被押圧部11と、電
磁石装置5のプランジャ10の後退動作側に配置されて
プランジャ10の後端部10bに係合する凹部を有する
プランジャ係止部70と、本体69の下端部に設けられ
たばね受け部71とを有する。この漏電表示装置7は本
体69が電磁石装置5の側面に位置し、プランジャ係止
部70がプランジャ10の後端部10bに対向するよう
に配置され、ばね受け部71と電磁石装置5のばね受け
部47との間に圧縮コイルばねを実施の形態とするばね
62で突出付勢し、これを後退位置のプランジャ10で
係止して漏電表示装置7の没入姿勢を保持している。
【0018】またハンドル2は被押圧部11に係合して
ハンドル1をオフ側に移動することにより漏電表示装置
7を器体1内に後退動作させる押圧部12を有する。7
5は漏電テストボタンであり、たとえば零相変流器9の
1次線として別途貫通した電線に通電して、不平衡電流
を出力する信号を与えるものであり、漏電テストボタン
75を押すことにより漏電検出回路に漏電検出信号を出
力させ、電磁石装置5を駆動し、引外し部材50を動作
させる。76は遮蔽板である。
【0019】この漏電遮断器の動作について説明する。
図1はオン状態、図14はオフ状態であり、引外し部材
50にラッチ部材41が係止した状態でハンドル2を図
14のオフ位置から図1のオン位置へ回動すると、リン
ク40がラッチ部材41を押して駆動部材32を回動さ
せ可動接触子23が閉極するように開極ばね52を引っ
張り付勢する。ハンドル2は反転死点を超えて図1の位
置に安定する。可動接触子23の閉極により端子24お
よび端子ねじ29間に電流が流れることができる。
【0020】図15は接点部8に過電流が流れた場合の
トリップ動作である。このときバイメタル27が熱動作
して湾曲し引外し部材50の下端部を押圧し、引外し部
材50を回動させラッチ部材41を引外しする。これに
より開極ばね52の復元力が働いてラッチ部材41を押
し上げるように駆動部材32を回動させ可動接触子23
を開極する。ラッチ部材41はハンドル2が図のように
中立姿勢を保つ位置で側ケースに設けたストッパ90に
係止する。開極後バイメタル27が自然冷却し復帰する
とハンドル2をオフに操作する。これによりリンク40
を介してラッチ部材41が引外し部材50のラッチ係止
部54に係止しオフ状態となる。
【0021】図16は接点部8に短絡電流が流れた場合
のトリップ動作である。バイメタル27に短絡電流が流
れるとバイメタル27がわん曲動作するよりも速く磁性
体55に生じる磁束により磁性板56を吸引し、引外し
部材を引外し動作し、前記したように可動接触子23を
開極する。図17は漏電が起きた場合のトリップ動作で
ある。漏電があると零相変流器9に不平衡電流による検
出出力が現れ、漏電検出回路で増幅され、電磁石駆動電
流が出力される。これにより電磁石装置5が動作し、プ
ランジャ10が突出すると、連動部材13が移動し引外
し部材50を引外し動作し、前記と同様に可動接触子2
3が開極する。またプランジャ10が突出するとプラン
ジャ10の後端部に係止した漏電表示装置7のプランジ
ャ係止部70の係止が外れるので漏電表示装置7がばね
62のばね力により器体1から突出し、漏電表示を行な
う。事故回復後ハンドル6をオフ位置に移動してリセッ
トするが、ハンドル6をオフ位置に移動するとき、ハン
ドル2の押圧部12が被押圧部11を押圧して漏電表示
装置7を器体1内へばね62に抗して後退させ、すでに
復帰しているプランジャ10に係止する。
【0022】この実施の形態によれば、ばね62により
突出付勢された漏電表示装置7を復帰位置のプランジャ
10に係止し、プランジャ10の動作で係止解除するよ
うにしたので、従来例と比較して、漏電表示装置7を器
体1から突出する方向の勢力を蓄積した状態に保持する
特別な部材が不必要となり、部品点数の削減が図れ、漏
電表示構造を簡素化でき、器体1のコンパクト化が図れ
る。
【0023】また漏電表示装置7が被押圧部11を有
し、ハンドル2は被押圧部11に係合してハンドル2を
オフ側に移動することにより漏電表示装置7を器体1内
に後退動作させる押圧部12を有するため、ハンドル2
に連動して漏電表示装置7を復帰させるための特別な部
材が不必要となり、より一層部品点数の削減が行なえ、
器体1をコンパクト化できる。
【0024】プランジャ10が動作したときにトリップ
機構6をトリップ動作させる連動部材13を電磁石装置
5とトリップ機構6との間に介在したため、漏洩電流が
流れたときに接点を強制開極することができ、また連動
部材13を介在しているのでトリップ機構6と電磁石装
置5の配置関係の制約が少ない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の漏電遮断器によれば
来例と比較して、漏電表示装置を器体から突出する方向
の勢力を蓄積した状態に保持する特別な部材が不必要と
なり、部品点数の削減が図れ、漏電表示構造を簡素化で
き、器体のコンパクト化が図れる。
【0026】請求項2記載の漏電遮断器によれば、請求
項1の効果のほか、ハンドルに連動して漏電表示装置を
復帰させるための特別な部材が不必要となり、より一層
部品点数の削減が行なえ、器体をコンパクト化できる。
請求項3記載の漏電遮断器によれば、請求項1または請
求項2の効果のほか、漏洩電流が流れたときに接点を強
制開極することができ、また連動部材を介在しているの
でトリップ機構と電磁石装置の配置関係の制約が少な
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のオン状態の側ケース
を外した側面図である。
【図2】全体の分解斜視図である。
【図3】側ケースと中間ケースとの関係を示す斜視図で
ある。
【図4】駆動部材と側ケースおよび中間ケースとの関係
を示す斜視図である。
【図5】側ケースと電磁石装置と漏電表示装置と連動部
材との関係を示す分解斜視図である。
【図6】可動接触子と駆動部材との関係を示す部分分解
斜視図である。
【図7】バイメタルを設けた端子および引外し部材の関
係を示す側面図である。
【図8】中間ケースを重ねる前の側ケースに接点部を装
着する状態の側面図である。
【図9】側ケースの一方を外して中間ケースに接点部を
装着した状態の側面図である。
【図10】電磁石装置、連動部材、引外し部材の関係を
示す側面図である。
【図11】漏電トリップの連動部材の動作を示す側面図
である。
【図12】外観斜視図である。
【図13】端面図である。
【図14】オフ状態の断面図である。
【図15】過電流トリップ状態の断面図である。
【図16】短絡トリップ状態の断面図である。
【図17】漏電トリップ状態の断面図である。
【図18】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 器体 2 ハンドル 3 開閉機構 4 漏電検出手段 5 電磁石装置 6 トリップ機構 7 漏電表示装置 8 接点部 9 零相変流器 10 プランジャ 11 被押圧部 12 押圧部 13 連動部材 62 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 孝信 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 松井 靖 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−161998(JP,A) 特開 平6−52784(JP,A) 特開 平8−96693(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 71/00 - 83/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接点部を収納した器体と、この器
    体に設けられ一部が外部に突出したハンドルと、このハ
    ンドルの操作に連動して前記接点部を開閉駆動する開閉
    機構と、漏洩電流を検出する零相変流器を有する漏電検
    出手段と、この漏電検出手段の出力により動作するプラ
    ンジャを有する電磁石装置と、通常状態では前記開閉機
    構の勢力を蓄積した状態で前記開閉機構をラッチすると
    ともに前記プランジャの動作により前記プランジャの先
    端で前記開閉機構のラッチを解除し前記接点部を強制開
    極させるトリップ機構と、前記器体内に出没自在に配置
    され突出方向にばねにより付勢された状態で前記プラン
    ジャに係止され前記プランジャが動作したときに係止状
    態が解除されて前記器体から突出する漏電表示装置と、
    を備えた漏電遮断器において、 前記漏電表示装置に、前記プランジャの後端部に対向配
    置されるものであって、前記プランジャが復帰位置で前
    記プランジャの後端部に係合し、前記プランジャが動作
    したときに前記プランジャの後端部に係合した状態から
    外れるプランジャ係止部を設けたことを特徴とする漏電
    遮断器。
  2. 【請求項2】 前記漏電表示装置は被押圧部を有し、前
    記ハンドルは前記被押圧部に係合して前記ハンドルをオ
    フ側に移動することにより前記漏電表示装置を前記器体
    内に後退動作させる押圧部を有する請求項1記載の漏電
    遮断器。
  3. 【請求項3】 前記プランジャが動作したときに前記ト
    リップ機構をトリップ動作させる連動部材を前記電磁石
    装置と前記トリップ機構との間に介在した請求項1また
    は請求項2記載の漏電遮断器。
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