JP3433512B2 - レンズ鏡筒の支持機構 - Google Patents

レンズ鏡筒の支持機構

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JP3433512B2
JP3433512B2 JP13391594A JP13391594A JP3433512B2 JP 3433512 B2 JP3433512 B2 JP 3433512B2 JP 13391594 A JP13391594 A JP 13391594A JP 13391594 A JP13391594 A JP 13391594A JP 3433512 B2 JP3433512 B2 JP 3433512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なレンズ鏡筒の支持
機構に関する。詳しくは、例えば、ハンディタイプのビ
デオカメラ装置、あるいは望遠鏡等のように使用状態に
おいていわゆる手振れ補正が必要な光学系機器において
好適なレンズ鏡筒の支持機構に関し、いわゆるジンバル
機構の構造を簡素にすることにより、装置全体の軽量
化、応答性の向上及び製造コストの低減を図ると共に、
従来のものに比して、強度的、機能的に遜色がない新規
なレンズ鏡筒の支持機構を提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ハンディタイプのビデオカメラ
装置において、その手振れを補正する方式として、いわ
ゆるジンバル機構が知られている。
【0003】図6はジンバル機構による従来のレンズ鏡
筒の支持機構aを示す。
【0004】図中bは、撮影レンズ系が収納されたレン
ズ鏡筒であり、該レンズ鏡筒bはその略重心点におい
て、ジンバル機構により、ピッチング方向PDとヨーイ
ング方向YDにそれぞれ回動自在に支持されている。
【0005】cは正面から見て略コ字状をした内フレー
ムであり、該内フレームcは図における左方が開口する
向きでレンズ鏡筒bの略重心点の回りにおいて、その上
下及び右側を覆うように位置される。
【0006】レンズ鏡筒bはその右側面が上記内フレー
ムcの右側部内面にベアリングdを介して回転自在に支
持され、その回動軸は光軸と直交しレンズ鏡筒bの重心
点を通る略水平な軸となっている。
【0007】eはレンズ鏡筒bをピッチング方向PDに
回動させるPDアクチュエータであり、内フレームcの
左側開口面を覆うように配置される。
【0008】PDアクチュエータeは内フレームcに固
定されたステータ部fと該ステータ部fに回転自在に支
持されると共に上記レンズ鏡筒bに支持されたロータ部
gとから成る。
【0009】ステータ部fは内フレームcにその開口面
を覆うように固着された鉄製のプリント基板hと、該プ
リント基板hの内フレームc側の面に突設された支軸i
と、上記プリント基板hに取着され支軸iを中心として
その周方向に配列された多数のステータコイルj、j、
・・・とから成る。
【0010】ロータ部gは鉄製の略円板状を為しその中
心に形成された中心孔にベアリングkが支持されたロー
タケースlと該ロータケースlに固着され扁平なリング
状を為しその周方向にS極とN極とが交互に多数着磁さ
れたマグネットmから成る。
【0011】ロータケースlはこれに固着されたマグネ
ットmがステータコイルj、j、・・・に対向する向き
でベアリングkがステータ部fの支軸iに外嵌されて、
ステータ部fに回転自在に支持される。
【0012】このようなPDアクチュエータeの支軸i
はその軸心がレンズ鏡筒bを挟んで反対側に位置したベ
アリングdの軸心と一致するようになっている。
【0013】これにより、レンズ鏡筒bは内フレームc
に対してピッチング方向PDに回動自在に支持される。
【0014】nは正面から見て略コ字状をした外フレー
ムであり、該外フレームnは上記内フレームcよりも一
回り大きく形成され、下方が開口する向きで内フレーム
cを左右及び上側を覆うように位置される。
【0015】外フレームnはその上側面において上記内
フレームcをその上側部内面に固定されたベアリングo
を介して回転自在に支持し、その回動軸は光軸と直交し
レンズ鏡筒bの重心点を通る略鉛直な軸となっている。
【0016】pはレンズ鏡筒b及び内フレームcをヨー
イング方向YDに回動させるYDアクチュエータであ
り、外フレームnにその下方開口面を覆うように配置さ
れる。
【0017】YDアクチュエータpは外フレームnに固
定されたステータ部qと該ステータ部qに回転自在に支
持されると共に上記内フレームcに支持されたロータ部
rとから成る。
【0018】尚、YDアクチュエータpは上記PDアク
チュエータeとその構造を略同じくし、その配置向き
が、PDアクチュエータeは回転軸が水平になるよう
に、また、YDアクチュエータpは回転軸が鉛直になる
ようにされている点で相違するのみである。従って、Y
Dアクチュエータpの各構成部材についてはPDアクチ
ュエータeの各構成部材の符号に「´」を付することに
より、その詳細な説明は省略する。
【0019】このようなYDアクチュエータpの支軸i
´はその軸心がレンズ鏡筒b及び内フレームcを挟んで
反対側に位置したベアリングoの軸心と一致するように
なっている。
【0020】これにより、レンズ鏡筒b及び内フレーム
cは外フレームnに対してヨーイング方向YDに回動自
在に支持される。
【0021】しかして、PDアクチュエータe又はYD
アクチュエータpのステータコイルj、j、・・・又は
j´、j´、・・・に駆動電流を供給すると、ロータ部
g又はrが回動し、レンズ鏡筒bをピッチング方向PD
に又はヨーイング方向YDにそれぞれ回動させ、レンズ
鏡筒bを絶対空間上において姿勢制御することになる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなレンズ鏡筒の支持機構aにあっては、レンズ鏡筒b
のピッチング方向PD及びヨーイング方向YDの支持を
左右又は上下のそれぞれに関して2つのベアリングd、
k又はo、k´により、いわゆる両持ち支持構造にした
ものであるため、部品点数が多く、その分、全体の重量
が増すと共に、可動部材の重量が重く、光軸補正時の応
答性が悪いという問題があった。
【0023】かかる問題を解決するために、上記レンズ
鏡筒bのピッチング方向PD及びヨーイング方向YDに
関しその支持構造をそれぞれ片持ち支持構造とすること
が考えられる。
【0024】例えば、2つのベアリングを軸受ハウジン
グに軸方向に配設し、これらによりアクチュエータの支
軸を支持すると共に、該アクチュエータだけでレンズ鏡
筒を支持することが考えられる。かかる場合、ベアリン
グにはガタがあるため、支軸をベアリングに挿通した状
態でベアリングに圧力をかける必要があり、かつ、その
状態を保持するため、これらベアリングを軸受ハウジン
グに接着しなければならない。
【0025】即ち、2つのベアリングのアウターレース
間の間隔を一定に保持し、かつ、インナーレース間の間
隔をアウターレース間の間隔よりも稍大きく、又は稍小
さくした状態でこれらを軸受ハウジング又は支軸に接着
する必要があり、組立、分解性に乏しく部品のみの交換
ができないという新たな問題が生ずる。
【0026】また、2つの軸受メタルを軸受ハウジング
に軸方向に配設し、これらによりアクチュエータの支軸
を支持すると共に、該アクチュエータだけでレンズ鏡筒
を支持することが考えられる。かかる場合、その支持構
造が片持ち支持なので軸受メタルに側圧が掛かってしま
い、耐久性の点で問題が生ずる。
【0027】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明レンズ鏡
筒の支持機構は、上記した問題を解決するために、レン
ズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイング方向に各別に回
動自在に支持したレンズ鏡筒の支持機構であって、レン
ズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイング方向に各別に駆
動制御する2つのアクチュエータを備え、一方のアクチ
ュエータによりレンズ鏡筒を片持ち支持構造とし、他方
のアクチュエータにより上記一方のアクチュエータを片
持ち支持構造とすると共に、各アクチュエータの固定板
を磁性体で形成し、可動板に設けたマグネットを上記固
定板に対向するように配置し、また、ロータ部の角度位
置を検出するセンサを上記可動板に外嵌されたリング状
のマグネットにその外方から近接して配置すると共に、
各アクチュエータの軸受部は、アクチュエータの固定板
に固着した軸受ハウジングにその可動板側にベアリング
を内嵌し、また、反可動板側に軸受メタルを内嵌して、
これらベアリング及び軸受メタルにアクチュエータの可
動板の支軸を回転自在に支持したものである。
【0028】また、別の本発明レンズ鏡筒の支持機構
は、レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイング方向に
各別に回動自在に支持したレンズ鏡筒の支持機構であっ
て、レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイング方向に
各別に駆動制御する2つのアクチュエータを備え、一方
のアクチュエータによりレンズ鏡筒を片持ち支持構造と
し、他方のアクチュエータにより上記一方のアクチュエ
ータを片持ち支持構造とすると共に、各アクチュエータ
の固定板を磁性体で形成し、可動板に設けたマグネット
を上記固定板に対向するように配置し、また、ロータ部
の角度位置を検出するセンサを上記可動板に外嵌された
リング状のマグネットにその外方から近接して配置する
と共に、各アクチュエータの軸受部は、アクチュエータ
の可動板に固着した軸受ハウジングにその固定板側にベ
アリングを内嵌し、また、反固定板側に軸受メタルを内
嵌して、これらベアリング及び軸受メタルにアクチュエ
ータの固定板の支軸を回転自在に支持したものである。
【0029】
【作用】従って、本発明レンズ鏡筒の支持機構によれ
ば、レンズ鏡筒の支持構造を片持ち支持構造にすること
により、支持構造を簡素にすることができ、装置全体の
軽量化、応答性の向上及び製造コストの低減を図ると共
に、各アクチュエータの固定板を磁性体で形成し、可動
板に設けたマグネットを上記固定板に対向するように配
置したので、マグネットと固定板との吸引力により、可
動側部材の支軸を固定板側に移動させる力が付勢され、
これにより、可動側部材の抜け落ちを防止すると共に、
接着剤を使用することなくベアリングに予圧をかけるこ
とができ、組立、分解性を損なうことがない。
【0030】また、各アクチュエータの軸受部には、ア
クチュエータの固定板に固着した軸受ハウジングにその
可動板側にベアリングを内嵌し、また、反可動板側に軸
受メタルを内嵌するというように、側圧がかかる側にベ
アリングを配設したため、耐磨耗性、回転性に優れ、従
来のもの(両持ち支持によるジンバル機構)に比して、
強度的、機能的に遜色がないレンズ鏡筒の支持機構を提
供することができる。
【0031】また、別の本発明レンズ鏡筒の支持機構に
よっても、上記一の本発明と同様な効果を奏することが
できる。
【0032】
【実施例】以下に、本発明レンズ鏡筒の支持機構の詳細
をビデオカメラ装置に適用した各実施例に従って説明す
る。
【0033】図1乃至図4は本発明レンズ鏡筒の支持機
構の第1の実施例を示すものである。
【0034】図中1はレンズ鏡筒の支持機構であり、撮
影レンズ系が収納されたレンズ鏡筒2がその略重心点に
おいて、ジンバル機構により、ピッチング方向PDとヨ
ーイング方向YDにそれぞれ回動自在なるように支持さ
れている。
【0035】3はアルミニウムから成り正面から見て逆
L字状をした内フレームであり、該内フレーム3は左方
及び下方が開口する向きでレンズ鏡筒2の略重心点の回
りにおいて、その上方及び右方を覆うように位置され
る。
【0036】尚、図1において、左斜め上方へ向かう方
向を左側とし、右斜め下方へ向かう方向を右側とする。
また、同図において、上方へ向かう方向を上側とし、下
方へ向かう方向を下側とする。以下の説明において向き
を示すときはこの方向によるものとする。
【0037】4はレンズ鏡筒2をピッチング方向PDに
回動させるためのアクチュエータ(以下「PDアクチュ
エータ」という。)であり、上記内フレーム3の鉛直方
向に沿う向きの鉛直板3vの左側面に固着されたステー
タ部5と、該ステータ部5に対向配置され上記レンズ鏡
筒2の右側部に固着されたロータ部6等から成る。
【0038】ステータ部5は、内フレーム3の鉛直板3
vの左側面に固着された鉄製のプリント基板7と、該プ
リント基板7及び鉛直板3vを貫通するように固着され
た軸受部8と、該軸受部8を囲むようにプリント基板7
に配設されたステータコイル9、9、・・・とから成
る。
【0039】ロータ部6は、ステータ部5のステータコ
イル9、9、・・・に対向して配置されその周方向にS
極とN極とが交互に多数着磁されたリング状のロータマ
グネット10と、円板状でその外周縁に背の低い周壁を
有し上記ロータマグネット10を支持した扁平な鉄製の
ロータケース11と、該ロータケース11の中心に突設
された支軸12とから成る。
【0040】ロータ部6の支軸12はステータ部5の軸
受部8にベアリング13、軸受メタル14及びスリーブ
15を介して回転自在に支持され、これにより、ロータ
部6はステータ部5に対して回転自在に支持される。
【0041】具体的には、軸受部8は円筒状の軸受ハウ
ジング16の右端に内フランジ16aが形成されてお
り、このような軸受ハウジング16に左方から軸受メタ
ル14、スリーブ15、ベアリング13の順に挿入され
内嵌されている。
【0042】軸受ハウジング16ヘの軸受メタル14及
びベアリング13のそれぞれの内嵌は圧入により為さ
れ、軸受メタル14及びベアリング13のアウターレー
ス13aは軸受ハウジング16に対して回転不能な状態
とされる。
【0043】次に、支軸12を軸受メタル14及びベア
リング13に内嵌する。かかる支軸12の内嵌は、軸受
メタル14に対してはガタはないが回転可能に、また、
ベアリング13のインナーレース13bに対しては圧入
によって為される。
【0044】そして、支軸12が軸受部8に対して回転
されるとき、支軸12が軸受メタル14に対して摺動す
ると共に、ベアリング13のインナーレース13bがア
ウターレース13aに対して回転するようになってい
る。
【0045】このように形成されたPDアクチュエータ
4は内フレーム3に対してレンズ鏡筒2を片持ち支持す
ることになる。その支軸12はその軸心が水平方向に延
び、かつ、レンズ鏡筒2の重心を通るようになってい
る。尚、レンズ鏡筒2の重心は必ずしも光軸上にあると
は限らず、本実施例においては、レンズ鏡筒2の重心は
光軸よりも稍下方に位置されている。
【0046】また、ロータマグネット10にはステータ
部5のプリント基板7が鉄製であるためこれへの吸着力
が発生し、右方への移動力が生じ、ロータ部6のステー
タ部5からの抜け止めが為されると共に、支軸12に右
方への移動力が生ずることによりベアリング13のイン
ナーレース13bを右方へ付勢することになり、アウタ
ーレース13aが軸受メタル14及びスリーリ15によ
り軸方向の移動が阻止されており、これにより、ベアリ
ング13には予圧がかかり、ベアリング13のガタを吸
収するようになっている。
【0047】更に、ロータ部6のステータ部5との結合
はロータマグネット10とステータ部5のプリント基板
7との吸引力でによって為されているため、該吸引力に
抗する力で両者を引き離せば、比較的容易に両者を分離
することができる。
【0048】17はリング状のプラスチックマグネット
であり、該プラスチックマグネット17の外周面には、
周方向に細ピッチでS極とN極とが交互に着磁されてお
り、このようなプラスチックマグネット17はロータケ
ース11に外嵌されている。
【0049】18はプリント基板7に設けられたMRセ
ンサであり、上記プラスチックマグネット17にその外
方から近接して配置され、ロータ部6の角度位置の検出
が為されるようになっている。
【0050】しかして、レンズ鏡筒2は内フレーム3の
鉛直板3vに対して回動自在に支持され、ステータコイ
ル9、9、・・・に駆動電流を供給することにより、ロ
ータマグネット10に回転力が生じ、ロータ部6が回動
され、レンズ鏡筒2をピッチング方向PDに回動させる
ことになる。
【0051】19はアルミニウムから成り正面から見て
逆L字状をした外フレームであり、該外フレーム19は
右方及び下方が開口する向きでレンズ鏡筒2の略重心点
の回りにおいて、その上方及び左方を覆うように位置さ
れ、その水平な向きの水平板19hは上記内フレーム3
の水平な向きの水平板3hの上方に位置される。
【0052】20はレンズ鏡筒2をヨーイング方向YD
に回動させるためのYDアクチュエータであり、上記外
フレーム19の水平板19hの下側面に固着されたステ
ータ部21と、該ステータ部21に対向配置され上記内
フレーム3の水平板3hの上側面に固着されたロータ部
22等から成る。
【0053】尚、YDアクチュエータ20は上記PDア
クチュエータ4とその構造を略同じくし、その配置向き
が、PDアクチュエータ4は回転軸が水平になるよう
に、また、YDアクチュエータ20は回転軸が鉛直にな
るようにされている点で相違するのみである。従って、
YDアクチュエータ20の各構成部材についてはPDア
クチュエータ4の各構成部材の符号に「´」を付するこ
とにより、その詳細な説明は省略する。
【0054】そして、PDアクチュエータ4は外フレー
ム19に対してレンズ鏡筒2及び内フレーム3を片持ち
支持することになる。その支軸12´はその軸心が鉛直
方向に延び、かつ、レンズ鏡筒2、内フレーム3及びP
Dアクチュエータ4を合せた可動側部材の重心を通るよ
うになっている。尚、これら可動側部材の重心は必ずし
も光軸上にあるとは限らず、本実施例においては、これ
ら可動側部材の重心は光軸よりも稍右方に位置されてい
る。
【0055】これにより、レンズ鏡筒2及び内フレーム
3は外フレーム19に対してヨーイング方向YDに回動
自在に支持される。
【0056】また、YDアクチュエータ20のロータ部
22は、その支軸12´がベアリング13´及び軸受メ
タル14´を介してステータ部21に支持されるが、ロ
ータマグネット10´のプリント基板7´に対する吸引
力により、ロータ部22、内フレーム3及びレンズ鏡筒
2の可動側部材には、上方への移動力が生じ、通常の使
用状態において、これらが外フレーム19のステータ部
21から離脱することはない。
【0057】更に、上記ロータマグネット10´の上方
への移動力により、支軸12´を介して、ベアリング1
3´に予圧がかかり、ベアリング13´のガタを吸収す
るようになっている。
【0058】このようなYDアクチュエータ20にあっ
ても、ロータケース11´に外嵌されたプラスチックマ
グネット17´とプリント基板7´に設けられたMRセ
ンサ18´により、ロータ部22の角度位置が検出され
るようになっている。
【0059】尚、ロータ部22、内フレーム3及びレン
ズ鏡筒2の可動側部材のステータ部21からの離脱を防
止するため、下端部に係合爪が形成された抜け止め防止
部材を外フレーム19の水平板19hに設け、該抜け止
め防止部材の係合爪を内フレーム3の水平板3hの側縁
に近接させるようにしても良い。
【0060】しかして、YDアクチュエータ20にあっ
てもPDアクチュエータ4と同様にそのステータコイル
9´、9´、・・・に駆動電流を供給すると、ロータ部
22が回動し、レンズ鏡筒2及び内フレーム3をヨーイ
ング方向YDに回動させることになる。
【0061】尚、上記実施例において、アクチュエータ
4、20に扁平型モータを適用したが、レンズ鏡筒の回
動角は、例えば、手振れ補正を行うためには1.0度乃
至5.0度位の範囲であれば良く、従って、アクチュエ
ータはその軸方向から見て、扇状であっても良い。
【0062】また、ヨーイング方向YDへの光軸補正に
あっては、これをいわゆる追尾機構に利用することがで
き、かかる追尾機構としての主光軸の回動角は少なくと
も10度以上必要であり、ジンバル方式を採用した場合
にあっては、30度位が好ましい。本来、追尾機構とし
てはその回動範囲の上限は多ければ多いほど良いが、ジ
ンバル方式にあってはビデオカメラ装置内においてレン
ズ鏡筒2を回動させる必要があることから、回動範囲を
あまり多くすることはできない。
【0063】尚、上記実施例において、PDアクチュエ
ータ4によりレンズ鏡筒2を直接支持したが、このよう
な構造にすることにより、撮影時における手振れにより
光軸の補正をする必要があるのがピッチング方向PDで
あることが多く、かかる場合の可動部材の軽量化を図る
ことができ、光軸補正の応答性の向上を図ることができ
る。
【0064】また、上記実施例において、内フレーム3
とプリント基板7とを別々に形成し、これらを取着して
一体的にしたが、プリント基板7は省略して内フレーム
3を鉄製としてこれに直接ステータコイルを配設しても
良い。このようにすることにより、更に部品点数の削減
を図ることができる。
【0065】図5は本発明レンズ鏡筒の支持機構の第2
の実施例を示すものである。
【0066】この第2の実施例におけるレンズ鏡筒の支
持機構1Aが上記第1の実施例におけるレンズ鏡筒の支
持機構1と相違するところは、軸受部をロータ部に設
け、支軸をステータ部に設けた点である。従って、その
相違する部分についてのみ説明し、相違しない部分につ
いては、第1の実施例における同様の部分に付した符号
と同じ符号を付することによってその説明を省略する。
【0067】23はステータ部であり、該ステータ部2
3はプリント基板7と該プリント基板7にその左方に向
かって突設された支軸24と該支軸24を囲むようにプ
リント基板7に配設されたステータコイル9、9、・・
・とから成る。
【0068】25はロータ部であり、該ロータ部25は
リング状のロータマグネット10と略円板状をし上記ロ
ータマグネット10を支持したロータケース11と、該
ロータケース11の中心に固着された軸受部26とから
成る。
【0069】軸受部26は円筒状の軸受ハウジング27
の左端に内フランジ27aが形成されており、このよう
な軸受ハウジング27にその右方から順次、軸受メタル
14、スリーブ15、ベアリング13を挿入して内嵌す
る。
【0070】軸受ハウジング27ヘの軸受メタル14及
びベアリング13のそれぞれの内嵌は圧入により為さ
れ、軸受メタル14及びベアリング13のアウターレー
ス13aは軸受ハウジング27に対して回転不能な状態
とされる。
【0071】次に、支軸24を軸受メタル14及びベア
リング13に内嵌する。かかる支軸24の内嵌は、軸受
メタル14に対してはガタはないが回転可能に、また、
ベアリング13のインナーレース13bに対しては圧入
される。
【0072】そして、支軸24が軸受部26に対して回
転されるとき、支軸24が軸受メタル14に対して摺動
すると共に、ベアリング13のインナーレース13bが
アウターレース13aに対して回転するようになってい
る。
【0073】しかして、このようなレンズ鏡筒の支持機
構1Aにあっても、上記レンズ鏡筒の支持機構1と同様
に、ロータマグネット10のプリント基板7に対する吸
引力により、ロータ部25がステータ部23から抜ける
ことがなく、また、上記吸引力は軸受部26にはこれを
ステータ部23へ押し付ける方向の移動力として作用
し、これにより、支軸12を介して、ベアリング13に
予圧がかかり、ベアリング13のガタを吸収するように
なっている。
【0074】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明レンズ鏡筒の支持機構は、レンズ鏡筒をピッ
チング方向及びヨーイング方向に各別に回動自在に支持
したレンズ鏡筒の支持機構であって、レンズ鏡筒をピッ
チング方向及びヨーイング方向に各別に駆動制御する2
つのアクチュエータを備え、一方のアクチュエータによ
りレンズ鏡筒を片持ち支持構造とし、他方のアクチュエ
ータにより上記一方のアクチュエータを片持ち支持構造
とすると共に、各アクチュエータは、磁性体から成る固
定板と、該固定板に設けられた軸受部と、該軸受部を中
心として周方向に配列された状態で固定板に設けられた
多数の固定側コイルと、上記軸受部に回動自在に支持さ
れた支軸を有した磁性体から成る可動板と、該可動板に
外嵌されたリング状のマグネットにその外方から近接し
て配置されロータ部の角度位置を検出するセンサと、
記固定側コイルに対向配置され上記支軸を中心に周方向
にS極とN極とが交互に多数着磁され可動板に設けられ
た可動側マグネットとを有し、上記軸受部は固定板に固
着された軸受ハウジングにその可動板側にベアリングが
内嵌され、また、反可動板側に軸受メタルが内嵌されて
おり、これらベアリング及び軸受メタルに上記可動板の
支軸を回転自在に支持したことを特徴とする。
【0075】また、別の本発明レンズ鏡筒の支持機構は
レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイング方向に各別
に回動自在に支持したレンズ鏡筒の支持機構であって、
レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイング方向に各別
に駆動制御する2つのアクチュエータを備え、一方のア
クチュエータによりレンズ鏡筒を片持ち支持構造とし、
他方のアクチュエータにより上記一方のアクチュエータ
を片持ち支持構造とすると共に、各アクチュエータは、
磁性体から成る固定板と、該固定板に設けられた支軸
と、該支軸を中心として周方向に配列された状態で固定
板に設けられた多数の固定側コイルと、上記支軸を回動
自在に支持する軸受部を有した磁性体から成る可動板
と、該可動板に外嵌されたリング状のマグネットにその
外方から近接して配置されロータ部の角度位置を検出す
るセンサと、上記固定側コイルに対向配置され上記軸受
部を中心に周方向にS極とN極とが交互に多数着磁され
可動板に設けられた可動側マグネットとを有し、上記軸
受部は可動板に固着された軸受ハウジングにその固定板
側にベアリングが内嵌され、また、反固定板側に軸受メ
タルが内嵌されており、これらベアリング及び軸受メタ
ルに上記固定板の支軸を回転自在に支持したことを特徴
とする。
【0076】従って、本発明レンズ鏡筒の支持機構によ
れば、レンズ鏡筒の支持構造を片持ち支持構造にするこ
とにより、支持構造を簡素にすることができ、装置全体
の軽量化、応答性の向上及び製造コストの低減を図ると
共に、各アクチュエータの固定板を磁性体で形成し、可
動板に設けたマグネットを上記固定板に対向するように
配置したので、マグネットと固定板との吸引力により、
可動側部材の支軸を固定板側に移動させる力が付勢さ
れ、これにより、可動側部材の抜け落ちを防止すると共
に、接着剤を使用することなくベアリングに予圧をかけ
ることができ、組立、分解性を損なうことがない。
【0077】また、各アクチュエータの軸受部には、ア
クチュエータの固定板に固着した軸受ハウジングにその
可動板側にベアリングを内嵌し、また、反可動板側に軸
受メタルを内嵌するというように、側圧がかかる側にベ
アリングを配設したため、耐磨耗性、回転性に優れ、従
来のもの(両持ち支持によるジンバル機構)に比して、
強度的、機能的に遜色がないレンズ鏡筒の支持機構を提
供することができる。
【0078】また、別の本発明レンズ鏡筒の支持機構に
よっても、上記一の本発明と同様な効果を奏することが
できる。
【0079】尚、上記各実施例において、本発明をビデ
オカメラ装置に適用したものについて説明したが、本発
明レンズ鏡筒の支持機構はこれに限らず、手振れ補正等
のように本体に対してレンズ鏡筒をジンバル機構により
支持する必要がある光学機器、例えば、望遠鏡、レーザ
ポインタ等にも適用することができる。
【0080】この他、上記実施例に示した各部の構造や
形状は、本発明の実施に際しての具体化のほんの一例を
示したものに過ぎず、これらによって、本発明の技術的
範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明レンズ鏡筒の支持機
構の第1の実施例を示すものであり、本図は全体の概略
を示す斜視図である。
【図2】要部を断面にして示す正面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【図4】要部の分解斜視図である。
【図5】本発明レンズ鏡筒の支持機構の第2の実施例を
示すものであり、要部の拡大断面図である。
【図6】従来のレンズ鏡筒の支持機構の一例を示す横断
面図である。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒の支持機構 2 レンズ鏡筒 4 PDアクチュエータ6 ロータ部 7、7´ プリント基板(固定板) 8、8´ 軸受部 9、9´ ステータコイル(固定側コイル) 10、10´ ロータマグネット(可動側マグネット) 11、11´ ロータケース(可動板) 12、12´ 支軸 13、13´ ベアリング 14、14´ 軸受メタル 16、16´ 軸受ハウジング17、17´ プラスチックマグネット(リング状のマ
グネット) 18、18´ MRセンサ(センサ) 20 YDアクチュエータ 1A レンズ鏡筒の支持機構 23 ステータ部 24 支軸 25 ロータ部 26 軸受部 27 軸受ハウジング

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイ
    ング方向に各別に回動自在に支持したレンズ鏡筒の支持
    機構であって、レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイ
    ング方向に各別に駆動制御する2つのアクチュエータを
    備え、一方のアクチュエータによりレンズ鏡筒を片持ち
    支持構造とし、他方のアクチュエータにより上記一方の
    アクチュエータを片持ち支持構造とすると共に、各アク
    チュエータは、磁性体から成る固定板と、該固定板に設
    けられた軸受部と、該軸受部を中心として周方向に配列
    された状態で固定板に設けられた多数の固定側コイル
    と、上記軸受部に回動自在に支持された支軸を有した磁
    性体から成る可動板と、該可動板に外嵌されたリング状
    のマグネットにその外方から近接して配置されロータ部
    の角度位置を検出するセンサと、上記固定側コイルに対
    向配置され上記支軸を中心に周方向にS極とN極とが交
    互に多数着磁され可動板に設けられた可動側マグネット
    とを有し、上記軸受部は固定板に固着された軸受ハウジ
    ングにその可動板側にベアリングが内嵌され、また、反
    可動板側に軸受メタルが内嵌されており、これらベアリ
    ング及び軸受メタルに上記可動板の支軸を回転自在に支
    持したことを特徴とするレンズ鏡筒の支持機構。
  2. 【請求項2】 レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイ
    ング方向に各別に回動自在に支持したレンズ鏡筒の支持
    機構であって、レンズ鏡筒をピッチング方向及びヨーイ
    ング方向に各別に駆動制御する2つのアクチュエータを
    備え、一方のアクチュエータによりレンズ鏡筒を片持ち
    支持構造とし、他方のアクチュエータにより上記一方の
    アクチュエータを片持ち支持構造とすると共に、各アク
    チュエータは、磁性体から成る固定板と、該固定板に設
    けられた支軸と、該支軸を中心として周方向に配列され
    た状態で固定板に設けられた多数の固定側コイルと、上
    記支軸を回動自在に支持する軸受部を有した磁性体から
    成る可動板と、該可動板に外嵌されたリング状のマグネ
    ットにその外方から近接して配置されロータ部の角度位
    置を検出するセンサと、上記固定側コイルに対向配置さ
    れ上記軸受部を中心に周方向にS極とN極とが交互に多
    数着磁され可動板に設けられた可動側マグネットとを有
    し、上記軸受部は可動板に固着された軸受ハウジングに
    その固定板側にベアリングが内嵌され、また、反固定板
    側に軸受メタルが内嵌されており、これらベアリング及
    び軸受メタルに上記固定板の支軸を回転自在に支持した
    ことを特徴とするレンズ鏡筒の支持機構。
  3. 【請求項3】 上記一方のアクチュエータがレンズ鏡筒
    をピッチング方向に駆動するアクチュエータ(以下「P
    Dアクチュエータ」という。)であり、上記他方のアク
    チュエータがレンズ鏡筒をヨーイング方向に駆動するア
    クチュエータ(以下「YDアクチュエータ」という。)
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    レンズ鏡筒の支持機構。
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