JP3432651B2 - 乗客コンベアのステップ取付治具 - Google Patents
乗客コンベアのステップ取付治具Info
- Publication number
- JP3432651B2 JP3432651B2 JP26046395A JP26046395A JP3432651B2 JP 3432651 B2 JP3432651 B2 JP 3432651B2 JP 26046395 A JP26046395 A JP 26046395A JP 26046395 A JP26046395 A JP 26046395A JP 3432651 B2 JP3432651 B2 JP 3432651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger conveyor
- fixing collar
- horizontal axis
- mounting jig
- fitting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、ステップの嵌合部
が嵌合され、チェーンと連結された横軸へ回転自在に装
着される固定用カラーを固定する乗客コンベアのステッ
プ取付治具に関する。 【0002】 【従来の技術】図3は乗客コンベアのステップ取付作業
を説明する斜視図である。 【0003】一般に、乗客コンベアは図3に示すよう
に、階床間で無端状に連結されるステップ1と、このス
テップ1が取付けられる横軸2と、この横軸2の端部に
連結され、図示しない駆動手段により駆動されるチェー
ン3とを有している。また、前記のステップ1には嵌合
部1aが形成されるとともに、前記の横軸2には、嵌合
部1aが嵌合され、この横軸2に対して回動自在の固定
用カラー4が装着されている。 【0004】このように構成される乗客コンベアでは、
ステップ1の横軸2への取付けは、ステップ1の嵌合部
1aを横軸2の固定用カラー4へ嵌合させることによっ
て行うようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のステップ取付作業では、ステップ1の嵌合部1aを
横軸2の固定用カラー4へ嵌合させる際、この固定用カ
ラー4は横軸2に対して回動自在であるため、所望の方
向から振動等により重心方向へと容易に回動してしま
い、これにより、嵌合部1aを固定用カラー4へ嵌合さ
せることは困難であり、作業は熟練した技術者の勘と経
験に頼って行われていた。 【0006】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、ステップの嵌合
部を横軸の固定用カラーへ容易に嵌合させることのでき
る乗客コンベアのステップ取付治具を提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、ステップをチェーンと連結された横軸に取
付ける際、前記ステップの嵌合部が嵌合され、前記横軸
へ回動自在に装着される固定用カラーを固定する乗客コ
ンベアのステップ取付治具において、前記横軸を嵌入さ
せるU字状の開口部を有し、前記横軸および前記固定用
カラーにそれぞれ吸着するマグネットを備えたマグネッ
トピースから成る構成にしてある。 【0008】前記のように構成した本発明よれば、前記
ステップを前記横軸に取付ける際、マグネットピースを
前記横軸および前記固定用カラーにそれぞれ吸着させ、
この回動自在の前記固定用カラーを前記横軸に対して固
定し、この状態で前記ステップの嵌合部を前記固定用カ
ラーへ嵌合させる。これによって、ステップの嵌合部を
横軸の固定用カラーへ容易に嵌合させることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の乗客コンベアのス
テップ取付治具の実施の形態を図に基づいて説明する。 【0010】図1は本発明の乗客コンベアのステップ取
付治具の一実施形態を示す斜視図図、図2は図1のステ
ップ取付治具を固定用カラーに吸着させた状態を示す平
面図である。なお、前述した図3に示すものと同等のも
のには同一符号が付してある。すなわち、2は横軸、4
は固定用カラーである。 【0011】本実施形態のステップ取付治具は図2およ
び図3に示すように、横軸2および固定用カラー4にそ
れぞれ吸着するマグネット10aを有するマグネットピ
ース10から成っているとともに、このマグネットピー
ス10は、横軸2に嵌合可能なU字状の開口部10bが
形成されている。 【0012】この実施形態にあっては、図3に示したス
テップ1を横軸2に取付ける場合、マグネットピース1
0の開口部10bを横軸2へ嵌合させつつ、このマグネ
ットピース10を横軸2に吸着させ、かつ、マグネット
ピース10の側面を固定用カラー4に吸着させる。この
とき、固定用カラー4をステップ1の嵌合部1aに沿っ
て所望の方向へと合わせ、横軸2に対して固定する。次
いで、この状態でステップ1の嵌合部1aを固定用カラ
ー4へ嵌合させるようになっている。 【0013】このように構成した実施形態では、固定用
カラー4をマグネットピース10により固定することに
よって、ステップ1の嵌合部1aを横軸2の固定用カラ
ー4へ容易に嵌合させることができる。 【0014】 【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ス
テップの嵌合部を横軸の固定用カラーへ容易に嵌合させ
ることができ、これによって、熟練した技術者に限らず
ステップの取付作業を行うことができるとともに、この
ステップの取付作業に要する時間を短縮することができ
る。
が嵌合され、チェーンと連結された横軸へ回転自在に装
着される固定用カラーを固定する乗客コンベアのステッ
プ取付治具に関する。 【0002】 【従来の技術】図3は乗客コンベアのステップ取付作業
を説明する斜視図である。 【0003】一般に、乗客コンベアは図3に示すよう
に、階床間で無端状に連結されるステップ1と、このス
テップ1が取付けられる横軸2と、この横軸2の端部に
連結され、図示しない駆動手段により駆動されるチェー
ン3とを有している。また、前記のステップ1には嵌合
部1aが形成されるとともに、前記の横軸2には、嵌合
部1aが嵌合され、この横軸2に対して回動自在の固定
用カラー4が装着されている。 【0004】このように構成される乗客コンベアでは、
ステップ1の横軸2への取付けは、ステップ1の嵌合部
1aを横軸2の固定用カラー4へ嵌合させることによっ
て行うようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のステップ取付作業では、ステップ1の嵌合部1aを
横軸2の固定用カラー4へ嵌合させる際、この固定用カ
ラー4は横軸2に対して回動自在であるため、所望の方
向から振動等により重心方向へと容易に回動してしま
い、これにより、嵌合部1aを固定用カラー4へ嵌合さ
せることは困難であり、作業は熟練した技術者の勘と経
験に頼って行われていた。 【0006】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、ステップの嵌合
部を横軸の固定用カラーへ容易に嵌合させることのでき
る乗客コンベアのステップ取付治具を提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、ステップをチェーンと連結された横軸に取
付ける際、前記ステップの嵌合部が嵌合され、前記横軸
へ回動自在に装着される固定用カラーを固定する乗客コ
ンベアのステップ取付治具において、前記横軸を嵌入さ
せるU字状の開口部を有し、前記横軸および前記固定用
カラーにそれぞれ吸着するマグネットを備えたマグネッ
トピースから成る構成にしてある。 【0008】前記のように構成した本発明よれば、前記
ステップを前記横軸に取付ける際、マグネットピースを
前記横軸および前記固定用カラーにそれぞれ吸着させ、
この回動自在の前記固定用カラーを前記横軸に対して固
定し、この状態で前記ステップの嵌合部を前記固定用カ
ラーへ嵌合させる。これによって、ステップの嵌合部を
横軸の固定用カラーへ容易に嵌合させることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の乗客コンベアのス
テップ取付治具の実施の形態を図に基づいて説明する。 【0010】図1は本発明の乗客コンベアのステップ取
付治具の一実施形態を示す斜視図図、図2は図1のステ
ップ取付治具を固定用カラーに吸着させた状態を示す平
面図である。なお、前述した図3に示すものと同等のも
のには同一符号が付してある。すなわち、2は横軸、4
は固定用カラーである。 【0011】本実施形態のステップ取付治具は図2およ
び図3に示すように、横軸2および固定用カラー4にそ
れぞれ吸着するマグネット10aを有するマグネットピ
ース10から成っているとともに、このマグネットピー
ス10は、横軸2に嵌合可能なU字状の開口部10bが
形成されている。 【0012】この実施形態にあっては、図3に示したス
テップ1を横軸2に取付ける場合、マグネットピース1
0の開口部10bを横軸2へ嵌合させつつ、このマグネ
ットピース10を横軸2に吸着させ、かつ、マグネット
ピース10の側面を固定用カラー4に吸着させる。この
とき、固定用カラー4をステップ1の嵌合部1aに沿っ
て所望の方向へと合わせ、横軸2に対して固定する。次
いで、この状態でステップ1の嵌合部1aを固定用カラ
ー4へ嵌合させるようになっている。 【0013】このように構成した実施形態では、固定用
カラー4をマグネットピース10により固定することに
よって、ステップ1の嵌合部1aを横軸2の固定用カラ
ー4へ容易に嵌合させることができる。 【0014】 【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ス
テップの嵌合部を横軸の固定用カラーへ容易に嵌合させ
ることができ、これによって、熟練した技術者に限らず
ステップの取付作業を行うことができるとともに、この
ステップの取付作業に要する時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の乗客コンベアのステップ取付治
具の一実施形態を示す斜視図図である。 【図2】図1のステップ取付治具を固定用カラーに吸着
させた状態を示す平面図である。 【図3】乗客コンベアのステップ取付作業を説明する斜
視図である。 【符号の説明】 1 ステップ 2 横軸 3 チェーン 4 固定用カラー4 10 マグネットピース 10a マグネット
具の一実施形態を示す斜視図図である。 【図2】図1のステップ取付治具を固定用カラーに吸着
させた状態を示す平面図である。 【図3】乗客コンベアのステップ取付作業を説明する斜
視図である。 【符号の説明】 1 ステップ 2 横軸 3 チェーン 4 固定用カラー4 10 マグネットピース 10a マグネット
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ステップをチェーンと連結された横軸に
取付ける際、前記ステップの嵌合部が嵌合され、前記横
軸へ回動自在に装着される固定用カラーを固定する乗客
コンベアのステップ取付治具において、前記横軸を嵌入させるU字状の開口部を有し、 前記横軸
および前記固定用カラーにそれぞれ吸着するマグネット
を備えたマグネットピースから成ることを特徴とする乗
客コンベアのステップ取付治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26046395A JP3432651B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 乗客コンベアのステップ取付治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26046395A JP3432651B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 乗客コンベアのステップ取付治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09104584A JPH09104584A (ja) | 1997-04-22 |
JP3432651B2 true JP3432651B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=17348303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26046395A Expired - Fee Related JP3432651B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 乗客コンベアのステップ取付治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3432651B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI116563B (fi) | 2004-04-22 | 2005-12-30 | Kone Corp | Liukukäytävän tai vastaavan palettijärjestely |
JP2022505806A (ja) * | 2018-10-30 | 2022-01-14 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | 構造高さの低い動く歩道のパレットベルト用コンベアチェーン |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP26046395A patent/JP3432651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09104584A (ja) | 1997-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |