JP3432397B2 - 盗難防止装置付き自転車 - Google Patents

盗難防止装置付き自転車

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JP3432397B2
JP3432397B2 JP26910297A JP26910297A JP3432397B2 JP 3432397 B2 JP3432397 B2 JP 3432397B2 JP 26910297 A JP26910297 A JP 26910297A JP 26910297 A JP26910297 A JP 26910297A JP 3432397 B2 JP3432397 B2 JP 3432397B2
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  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は盗難防止装置付き自
転車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車を駐車中に車両が盗難に遭わない
ように、従来から各種の自転車用錠前が提案されてお
り、従来の錠前は前輪または後輪が回転しないように施
錠する構造のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の錠前
では、不正行為を行おうとする者にとっては、錠前を破
損することによって乗り逃げすることができるとする意
識を与えてしまう問題がある。
【0004】そこで、従来のような錠前ではなくて、サ
ドル自体を乗れない形にロックするようにして、“乗れ
ない”と云う意識を与えて盗難を防止しようとする盗難
防止装置が考えられる。
【0005】しかし、サドル自体を乗れない形にロック
する形式の盗難防止装置を採用するとしても、自転車の
正規の所有者が駐車する際に行う動作は、先ず、スタン
ドを立て、その次に、立てたスタンドを施錠したり別途
錠前などを施錠したりする操作と、サドル自体を乗れな
い形にロックする操作との合計で3つの操作を必要とす
る。
【0006】本発明は、自転車を構成する機能手段の一
つであるサドル自体を乗れない形にロックすることな
ど、自転車の機能を低下させる形式でありながら、駐車
する際の操作が少なくて済む盗難防止装置付き自転車を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の盗難防止装置付
き自転車は、サドル,その他等の可動部を駐車位置にし
て乗れないようにロックする動作などに連動させて、ス
タンドを立てた状態にロックしたり、さらに別途の走行
阻止動作を行わせたりして、複数の機能手段を連動させ
て、その機能を低下させることを特徴とする。
【0008】この本発明によると、例えば、サドル自体
を乗れない形にロックするなどの形式でありながら、駐
車する際の操作が少なくて済む。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】請求項記載の盗難防止装置付き
自転車は、サドルをシートポストに対して供用状態とサ
ドル座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持させ、
サドルを前記の駐車姿勢にロックするキー装置を設け、
スタンドを立てた状態でロックするスタンドロック装置
を設け、サドルを供用状態から駐車姿勢への移動に連動
してスタンドロック装置をロック状態にする連結手段を
設けたことを特徴とする。
【0014】この構成によると、サドルを駐車姿勢に移
動させると、連結手段が引き上げられてスタンドロック
装置が立てた状態でスタンドをロックする。サドルを供
用状態に移動させると、連結手段が押し下げられてスタ
ンドロック装置のロックが解除される。
【0015】請求項記載の盗難防止装置付き自転車
は、請求項において、連結手段を自転車フレームの立
パイプの内部に配設したことを特徴とする。請求項
載の盗難防止装置付き自転車は、サドルをシートポスト
に対して供用状態とサドル座面が傾斜した駐車姿勢とに
移動自在に支持するとともに、サドルを前記の駐車姿勢
にロックするキー装置を設け、スタンドを立てた状態で
ロックするスタンドロック装置を設け、サドルを供用状
態から駐車姿勢への移動に連動して引き上げられ下端が
スタンドロック装置に連結された連結ロッドを設け、連
結ロッドを自転車フレームの立パイプとシートポストの
内部に配設すると共に、連結ロッドには、サドルを前記
の駐車姿勢に移動させた状態で動作し、シートポストを
立パイプに対して固定する固定手段を設けたことを特徴
とする。
【0016】この構成によると、サドルを駐車姿勢に移
動させることによって固定手段が動作し、立パイプにシ
ートポストを固定し、立パイプに対してシートポストを
上下動させたり、回転させようとしても、固定手段によ
ってシートポストの上下動や回転が阻止される。
【0017】請求項記載の盗難防止装置付き自転車
は、自転車フレームと、この自転車フレームに支持さ
れ、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した後輪と、
前記自転車フレームに支持された前輪と、前記自転車フ
レームに支持されたハンドルと、前記自転車フレームに
設けたシートポストに支持されたサドルと、自転車を非
走行状態にロックするロック装置とを備えた自転車にお
いて、前記サドルは前記シートポストに対して供用状態
と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付けられ、前記
サドルを駐車位置(駐車姿勢の位置)側に付勢する弾性
手段を設け、前記サドルはこの弾性手段の付勢力に抗し
て駐車位置から供用位置(供用状態の位置)へ手動で移
動可能に支持され、このサドルを駐車位置においてロッ
クする第1のロック装置と、前記サドルの供用位置から
駐車位置への移動に連動して作動し自転車を非走行状態
にロックする第2のロック装置を備え、第2のロック装
置は、サドルの供用位置から駐車位置への移動に連動し
てスタンドを立てた状態にロックするスタンドロック装
置により構成したことを特徴とする。
【0018】
【0019】この構成によると、サドルを供用位置から
駐車位置へ移動させると、第2のロック装置が自動的に
ロックされてスタンドが立てた状態にロックされる。請
求項記載の盗難防止装置付き自転車は、自転車フレー
ムと、この自転車フレームに支持され、ペダルとクラン
ク他の伝達手段に連結した後輪と、前記自転車フレーム
に支持された前輪と、前記自転車フレームに支持された
ハンドルと、前記自転車フレームに設けたシートポスト
に支持されたサドルと、自転車を非走行状態にロックす
るロック装置とを備えた自転車において、前記サドルは
前記シートポストに対して供用状態と駐車姿勢との2位
置で停止可能に取り付けられ、前記サドルを駐車位置側
に付勢する弾性手段を設け、前記サドルはこの弾性手段
の付勢力に抗して駐車位置から供用位置へ手動で移動可
能に支持され、このサドルを駐車位置においてロックす
る第1のロック装置と、前記サドルの供用位置から駐車
位置への移動に連動して作動し自転車を非走行状態にロ
ックする第2のロック装置とを備え、サドルの供用位置
から駐車位置への移動動作を第2のロック装置に伝える
連結手段を設け、この連結手段を自転車フレームの内部
に配置したことを特徴とする。
【0020】この構成によると、外部に露出しない連結
手段にて移動動作が伝えられるため、連結手段の意図的
な破壊を防止することができる。請求項記載の盗難防
止装置付き自転車は、自転車フレームと、この自転車フ
レームに支持された前後輪と、前記自転車フレームに支
持されたハンドルと、前記自転車フレームに設けたシー
トポストに支持されたサドルと、前記自転車フレーム他
を支持するスタンドとを有する自転車において、前記サ
ドルは前記シートポストに対して供用状態と駐車状態と
の2位置で停止可能に取り付けられ、前記サドルを駐車
位置側に付勢する弾性手段を設け、前記サドルはこの弾
性手段の付勢力に抗して駐車位置から供用位置へ手動で
移動可能に支持され、このサドルを駐車位置においてロ
ックする第1のロック装置を有し、この第1のロック装
置は前記弾性手段の付勢力で施錠され、施錠の解除にの
みキーを必要とする構造としたことを特徴とする。
【0021】この構成によると、第1のロック装置を施
錠する際にはキーが不要となる。請求項記載の盗難防
止装置付き自転車は、自転車フレームと、この自転車フ
レームに支持された前後輪と、前記自転車フレームに支
持されたハンドルと、前記自転車フレームに設けたシー
トポストに支持されたサドルと、自転車を非走行状態に
ロックするロック装置とを備えた自転車において、前記
サドルの下部にロック装置の鍵部を設け、この鍵部の操
作をロック装置に伝える連結手段を自転車フレームの内
部に配置し前記鍵部の操作により前記ロック装置が作動
する構成としたことを特徴とする。
【0022】この構成によると、自転車を非走行状態に
ロックするロック装置が鍵部の操作に連動して作動する
ため、鍵部を施錠すると連動してロック装置がロックさ
れる。
【0023】請求項記載の盗難防止装置付き自転車
は、自転車フレームと、この自転車フレームに支持さ
れ、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した後輪と、
前記自転車フレームに支持された前輪と、前記自転車フ
レームに支持されたハンドルと、前記自転車フレームに
設けたシートポストに支持されたサドルと、自転車を非
走行状態にロックするロック装置とを備えた自転車にお
いて、前記ロック装置の鍵部を自転車の可動部に設け、
この可動部の駐車位置への移動動作をロック装置に伝え
る連結手段を自転車フレームのパイプ内部に配置し、前
記可動部の駐車位置への移動動作に連動させて前記ロッ
ク装置を作動させる構成としたことを特徴とする。
【0024】この構成によると、可動部の駐車位置への
移動動作に連動してロック装置が作動するため、鍵部を
施錠する動作などにより可動部が移動すると、これに伴
ってロック装置も作動する。
【0025】なお、ここでいう自転車の可動部とは、サ
ルであって、通常の走行状態での使用状態から、走行
できない駐車位置へ移動させられるもので、この可動部
の鍵は可動部の駐車位置への移動で施錠されるようにし
てもよく、また別個にキーで施錠するようにしてもよ
い。
【0026】請求項9〜12記載の盗難防止装置付き自
転車は、自転車フレームと、この自転車フレームに支持
されペダルとクランク他の伝達手段に連結した後輪と、
前記自転車フレームに支持された前輪と、前記フレーム
に支持されたハンドルと、前記自転車フレームに設けた
シートポストに支持されたサドルと、自転車を非走行状
態にロックするロック装置とを備えた自転車において、
前記サドルの近傍にロック装置の鍵部を設け、この鍵部
の操作をロック装置に伝える連結手段を自転車フレーム
の立パイプ内部に配置し、前記鍵部の操作により、前記
自転車の可動部の固定と、前記ロック装置の作動とを連
動する構成とし、前記立パイプの中心と前記クランクの
回転中心とを非交叉状態に構成したことを特徴とする。
なお、ここでいう自転車の可動部とは、スタンドを立て
た状態でロックするスタンドロック装置、連結手段の移
動を許容する姿勢と連結手段の移動を阻止する固定姿勢
とにわたって位置変更可能なロックカム、自転車フレー
ムに設けたシートポストに対して供用状態とサドル座面
が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持されたサドル、
後輪のブレーキ装置の、何れかである。
【0027】この構成によると、立パイプの中心とクラ
ンクの回転中心とを非交叉状態に構成したので、立パイ
プ内部に設けた連結手段がクランクに干渉することを防
止できる。
【0028】請求項13記載の盗難防止装置付き自転車
は、自転車フレームと、この自転車フレームに支持され
ペダルとクランク他の伝達手段に連結した後輪と、前記
自転車フレームに支持された前輪と、前記自転車フレー
ムに支持されたハンドルと、前記自転車フレームに設け
たシートポストに支持されたサドルと、自転車を非走行
状態にロックするロック装置とを備えた自転車におい
て、前記サドルの近傍にロック装置の鍵部を設け、この
鍵部の操作をロック装置に伝える連結手段を自転車フレ
ームの立パイプ内部に配置し、前記鍵部の操作により前
記ロック装置が作動する構成とし、前記立パイプ内部は
汎用のサドルのシートポストの挿入を防止する非円形状
に構成したことを特徴とする。
【0029】この構成によると、例え、シートポストを
立パイプ内部から抜いてサドルを取り外し、汎用のサド
ルを支持する円形のシートポストを立パイプ内部に挿入
しようとしても、立パイプ内部が非円形状であるため、
挿入できず、汎用のサドルに付け替えることを防止でき
る。
【0030】請求項14記載の盗難防止装置付き自転車
は、自転車フレームと、この自転車フレームに支持さ
れ、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した後輪と、
前記自転車フレームに支持された前輪と、前記自転車フ
レームに支持されたハンドルと、前記自転車フレームに
設けたシートポストに支持されたサドルと、自転車を非
走行状態にロックするロック装置とを備えた自転車にお
いて、前記サドルは前記シートポストに対して供用状態
と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付けられ、前記
サドルを駐車位置側に付勢する弾性手段を設け、前記サ
ドルはこの弾性手段の付勢力に抗して駐車位置から供用
位置へ手動で移動可能に支持され、このサドルを駐車位
置においてロックする第1のロック装置と、前記サドル
の供用位置から駐車位置への移動に連動して作動し自転
車を非走行状態にロックする第2のロック装置とを備
え、シートポストを支持する自転車フレームの立パイプ
に孔部を設けるとともに、この孔部からシートポストの
径外方向側に突出するシートポスト抜け止め用部材をシ
ートポストに取り付け、このシートポスト抜け止め用部
材は一般工具とは異なる特殊工具のみによりシートポス
トから取り外し可能に構成されてなることを特徴とす
る。
【0031】この構成によると、シートポスト抜け止め
用部材により、シートポスト自体が立パイプ内部から抜
けることを防止できるので、汎用のサドルに付け替える
ことを防止できる。
【0032】請求項15記載の盗難防止装置付き自転車
は、自転車フレームと、この自転車フレームに支持さ
れ、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した後輪と、
前記自転車フレームに支持された前輪と、前記自転車フ
レームに支持されたハンドルと、前記自転車フレームに
設けたシートポストに支持されたサドルと、自転車を非
走行状態にロックするロック装置とを備えた自転車にお
いて、前記サドルは前記シートポストに対して供用状態
と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付けられ、前記
サドルを駐車位置側に付勢する弾性手段を設け、前記サ
ドルはこの弾性手段の付勢力に抗して駐車位置から供用
位置へ手動で移動可能に支持され、このサドルを駐車位
置においてロックする第1のロック装置と、前記サドル
の供用位置から駐車位置への移動に連動して作動し自転
車を非走行状態にロックする第2のロック装置とを備
え、シートポストを支持する自転車フレームの立パイプ
に孔部を設けるとともに、この孔部からシートポストの
径外方向側に突出するシートポスト抜け止め用部材をシ
ートポストに半田または熱可塑性の樹脂接着剤により固
定して取り付けてなることを特徴とする。
【0033】この構成によると、半田または熱可塑性の
樹脂接着剤により強固に固定されたシートポスト抜け止
め用部材により、シートポスト自体が立パイプ内部から
抜けることを防止できるので、汎用のサドルに付け替え
ることを防止できる。
【0034】請求項16記載の盗難防止装置付き自転車
は、サドルをシートポストに対して供用状態とサドル座
面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持させ、サドル
を前記の駐車姿勢にロックするキー装置を設け、サドル
の供用状態から駐車姿勢への移動に連動して前記自転車
フレーム内でシートポストを固定する固定手段を設けた
ことを特徴とする。
【0035】この構成によると、サドルを駐車姿勢に移
動させることによって固定手段が動作し、フレーム内で
シートポストが固定され、フレームに対してシートポス
トを上下動させたり、回転させようとしても、固定手段
によってシートポストの上下動や回動が阻止される。
【0036】以下、本発明における実施の形態を図1〜
図47に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態
にかかる盗難防止装置付き自転車の供用状態で、(a)
〜(d)は供用状態から施錠した駐車までを示し、
(e)(f)は施錠した駐車姿勢から供用状態までを示
している。なお、供用状態とは日本工業規格(JISD
9101)に定められているように、乗用できる自転車
の状態であり、いわゆる自転車に乗って使用する場合の
状態をいう。
【0037】駐車しようとする際には、図1の(a)に
示すようにスタンド1を立て、次に図1の(b)に示す
ようにサドル2の前部を持ってシートポスト3に対して
サドル2を回動させてサドル座面が傾斜した駐車姿勢に
回動させる。
【0038】サドル2を回動させることに連動して、図
1の(c)に示すようにスタンド1がスタンドロック装
置4によってロックされる。この状態で図1の(d)に
示すようにシリンダー錠5からキー6を抜くことで施錠
が完了する。施錠状態ではサドル2を回動させることが
できない状態になる。
【0039】駐車姿勢の状態から供用状態にする際に
は、図1の(e)に示すように、第1のロック手段とし
てのシリンダー錠5にキー6を差して開錠し、サドル2
を図1の(f)に示すように戻すことによって、第2の
ロック手段および可動部としてのスタンドロック装置4
によるスタンド1のロックが解除される。この状態でス
タンド1を上げることで供用状態に変化する。
【0040】サドル2とシートポスト3との取り付け構
造、スタンドロック装置4の構造、サドル2の回動とス
タンドロック装置4との連動機構は、図2〜図7に示す
ように構成されている。
【0041】図2と図3の(a)(b)に示すように、
サドル2はシートポスト3の上端部に取付金具7で取り
付けられている。サドル2はシリンダー錠5を介して取
付金具7に、このシリンダー錠5を中心にして図3の
(b),図4の(a)(b)に示すように回動自在に取
り付けられている。
【0042】サドル2にはピン8で回動自在に支持され
てばね9で矢印A方向に付勢されたレバー10が設けら
れており、供用状態ではレバー10の先端が取付金具7
の取付ねじ軸11に係合してサドル2が回動しないよう
に係止されている。
【0043】サドル2には一体に回動する扇形ギヤ12
が設けられており、シートポスト3の内部には昇降自在
に支持された連結手段としての連結ロッド13が設けら
れている。連結ロッド13の上端部分にはラック14が
形成されており、このラック14にサドル2の側の扇形
ギヤ12が噛合している。
【0044】したがって、図1の(b)に示すようにス
タンド1を立てた状態でレバー10と取付金具7の取付
ねじ軸11との係合を解除して、サドル2を持ってサド
ル2を図3の(b)に示すように上方へ回動させると、
扇形ギヤ12が図4の(a)(b)に示すように連結ロ
ッド13を上方へ引き上げる。
【0045】シートポスト3は図2に示すように自転車
フレームの立パイプ15に嵌め合わせられており、シー
トポスト3の立パイプ15に対する位置はサドル高さが
適当となる位置でシートラグ16のハンドル17を締め
て移動しないように規制されている。
【0046】スタンドロック装置4は、スタンド1の基
端部の近傍に軸18で回動自在に中間部が枢支されたロ
ックレバー19と、立パイプ15の下端部の内側に昇降
自在に収められたシリンダ20と、シリンダ20の下端
とロックレバー19の基端部とを連結するリンク21と
で構成されている。
【0047】シリンダ20の上端には前記の連結ロッド
13の下端部に形成されたねじ部22が螺合しており、
シリンダ20は連結ロッド13の昇降に連動して立パイ
プ15の内側を昇降する。また、立パイプ15の中心と
クランクの中心Oとは非交叉状態に構成されて、リンク
21がクランクに干渉することが防止されている。
【0048】このような構成としたため、サドル座面が
傾斜した駐車姿勢〔図1の(c)(d)〕では図5に示
すように、ロックレバー19の先端がスタンド1に係合
して、スタンド1を上げることができない状態になる。
【0049】なお、連結ロッド13の中間部には図2と
図6に示すように固定手段および可動部としてのロック
カム23a,23bがピン24で取り付けられている。
また、シートポスト3の下端部には開口25a,25b
と開口25a,25bの上端部分に内側への折曲片26
a,26bが形成されている。29はシートステー、3
0はチェーンステーである。
【0050】連結ロッド13が引き上げられる前の供用
状態〔図1の(a)〕では、ロックカム23a,23b
は、この図2と図6に示すようにシートポスト3の内側
に格納されているが、サドル座面が傾斜した駐車姿勢
〔図1の(c)(d)〕では、図5と図7に示すよう
に、連結ロッド13が引き上げられることによってロッ
クカム23a,23bの先端のローラ27a,27bが
それぞれシートポスト3の折曲片26a,26bの下面
に当接して、ロックカム23a,23bがピン24を中
心に回動して、シートポスト3の開口25a,25bか
ら立パイプに当接する位置に拡張され、ローラ27a,
27bは立パイプ15とシートポスト3の折曲片26
a,26bの間にくさびのように食い込んで強固に係合
している。
【0051】なお、連結ロッド13には、図7に示すよ
うに凹部28が形成されており、正規のキー6を使用し
て開錠してサドル2を供用位置に戻した状態では、図6
に示すようにロックカム23a,23bが初期位置に復
帰してローラ27a,27bの一部が凹部28に収容さ
れている。
【0052】このように、サドル座面が傾斜した駐車姿
勢でロックすることによって、“乗れない”と云う意識
を与えて盗難を防止することができる。さらに、施錠の
際にはサドル2を図1の(b)に示すように回動させる
操作に連動してスタンド1をロックすることができ、開
錠の際にはサドル2を図1の(f)に示すように回動さ
せる操作に連動してスタンド1のロックを解除すること
ができ操作性が向上する。
【0053】また、図1の(e)に示す駐車姿勢の状態
において、次のような不正行為が働かれても、この実施
の形態の盗難防止装置付き自転車は、下記のような固定
手段31が設けられており、スタンド1を図5に示すロ
ック状態に維持することができ、自転車を盗難から確実
に守ることができる。
【0054】具体的には、不正行為者がシートラグ16
のハンドル17を緩めて立パイプ15に対してシートポ
スト3を押し下げたり、押し上げたり、回転させたりし
ようとしても、前述のように駐車姿勢〔図5を参照〕で
は立パイプ15とシートポスト3の折曲片26a,26
bの間にローラ27a,27bが強固に係合しているの
で、立パイプ15とシートポスト3の間に摩擦が発生し
てシートポスト3が立パイプ15に固定されて、シート
ポスト3の上下動および回転は阻止される。
【0055】サドル2の回動とスタンドロック装置4と
を連結させる手段としては、連結ロッド13に代えて、
図8、図9示す第2の実施の形態のように、ワイヤ構造
を用いてもよい。
【0056】図8、図9において、41はアウターワイ
ヤ、42はインナーワイヤで、このインナーワイヤ42
はその両端部を除いてアウターワイヤ41にて出退自在
に保持されており、インナーワイヤ42の上端は、サド
ル2を支持しているサドル受け台43に取り付けられ、
また、インナーワイヤ42の下端は、スタンドロック装
置4において揺動自在に枢支された揺動レバー44に連
結されている。そして、サドル2を駐車姿勢にすべく、
図8、図9に示すように上方へ回動させると、インナー
ワイヤ42が引き上げられて、スタンドロック装置4の
揺動レバー44が揺動し、この揺動レバー44にピン3
9を介して回転自在にした連結されているロックレバー
45がピン39を介してカム溝38に沿い下降してスタ
ンド1の基部後面側に沿う姿勢となる。したがって、ス
タンド1を後方へ上げようとしても、ロックレバー45
に当接してスタンド1を上げる動作が阻止されて、スタ
ンド1は立状態にロックされる。
【0057】また、サドル2が駐車姿勢から押し下げら
れて供用状態側に向けて回動されると、インナーワイヤ
42が押し下げられるため、揺動レバー44に連結され
ているロックレバー45が上動してスタンド1の基部後
面側から離れた姿勢となり、スタンド1を自由に起立傾
倒できる。
【0058】なお、46はシートポスト3の上端内部に
固着されたアウターワイヤ41の受け座である。47
は、シートポスト3の上端部に固定された取付金具48
に揺動自在に枢支されたフックで、サドル受け台43の
前端に固定された係合ピン49に対して係脱自在とされ
ている。
【0059】また、図10の(b)にも示すように、シ
ートポスト3の取付金具48とサドル受け台43とを連
結する連結ピン50には、弾性手段としての付勢ばね5
1が外装されており、この付勢ばね51によりサドル2
が駐車位置側に付勢されている。そして、サドル2はこ
の付勢ばね51の付勢力に抗して駐車位置から供用位置
へ手動で移動可能に支持されている。したがって、サド
ル2が供用位置である状態で、フック47の一端を押し
下げてフック47の他端を係合ピン49から離脱させる
と、付勢ばね51の付勢力によりサドル2が押し上げら
れて駐車位置まで回動される。
【0060】ここで、供用状態から駐車姿勢にする場合
には、フック47を係合ピン49から離脱させるだけ
で、付勢ばね51の付勢力によりサドル2(自転車の可
動部としてのサドル2及びその受台43を含む。)が駐
車姿勢まで回動されると同時に鍵部としてのシリンダー
錠5(図9参照)が自動的に施錠されて駐車姿勢にロッ
クされる。したがって、この際にはキー6は不要であ
る。そして、駐車姿勢から供用状態にする際だけ、シリ
ンダー錠5にキー6を差して開錠し、手動でサドル2を
押し下げて供用状態にすればよい。このように、施錠の
解除にのみキー6を必要として、施錠の際にはキー6が
不要であるため、操作性がよい。そして、シリンダー錠
5をキー6で解除すると、付勢ばね51の付勢力により
サドル2が押し上げられて駐車姿勢の位置まで回動さ
れ、これに伴ってスタンドロック装置4がロックされ
る。
【0061】さらに、図11の(a)に本発明の第3の
実施の形態として示すように、サドル2の回動とスタン
ドロック装置4とを連結させる手段として、ロッド棒6
1とワイヤ構造とを併用してもよい。この実施の形態に
おいては、サドル2側にロッド棒61が連結され、ロッ
ド棒61の下端にインナーワイヤ42の上端が結合され
ている。これによれば、サドル2の下方の外部に露出す
る箇所にロッド棒61を用いているため、連結用のワイ
ヤ(以下、連結ワイヤと称す)が意図的に切断されたり
することを未然に防止することができる。
【0062】また、この実施の形態においては、図11
の(b)に拡大して示すように、シートポスト3を支持
する立パイプ15に上下に長い孔部としての長孔62が
形成されているとともに、この長孔62からシートポス
ト3を通ってその径外方向側に突出するシートポスト抜
け止め用部材としてのロックボルト63がシートポスト
3にねじ込まれて取り付けられている。このロックボル
ト63は、プラスドライバ、マイナスドライバ、六角棒
スパナなどの一般工具とは異なる特殊工具のみによりシ
ートポスト3から取り外し可能に構成されており、この
実施の形態においては抜け止めボルト63の頭部に正五
角形状の孔部が形成されて、特殊な五角形状の五角棒ス
パナのみにより、ロックボルト63を回転可能とされて
いる。
【0063】この構成によれば、シートポスト3を立パ
イプ15から引き抜こうとした場合でも、ロックボルト
63が立パイプ15における長孔62上端の壁面に当接
してこの引き抜き動作が阻止される。このように、シー
トポスト3自体が立パイプ15の内部から抜けることを
防止できるので、このサドル2を汎用のサドルに付け替
えることを防止できる。
【0064】なお、この実施の形態においては、シリン
ダー錠5にキー6を差して開錠した状態で、シートポス
ト3を昇降させてサドル2の高さを調整し、その後、施
錠してシリンダー錠5の一部(図示せず)をロッド棒6
1の歯部61aに係合させることで高さを固定するよう
になっており、この高さ調整を支障なく行えるように、
立パイプ15の孔部の形状を長孔62としているが、こ
れに限るものではなく、高さ調整が不要であれば、例え
ば単なる丸孔などの形状に形成してもよい。また、シー
トポスト抜け止め用部材としてのロックボルト63の頭
部の突出高さも上記実施の形態に限るものではなく、抜
け止めとして作用すればよく、立パイプ15の上端部の
入口径よりも大きい寸法高さであればよい。
【0065】また、特殊なシートポスト抜け止め用部材
を用いる代わりに一般形状のボルトなどのシートポスト
抜け止め用部材を半田または熱可塑性の樹脂からなる接
着剤により固定してもよく、これによれば高周波などに
より加熱するなど特殊な方法でしか取り外すことができ
ないため、同様の作用効果を得ることができる。
【0066】図12、図13の(a)、(b)は本発明
の第4の実施の形態を示すもので、この実施の形態にお
いては、図13の(a)、(b)に示すように、立パイ
プ15の上端部の内面に、一部が平面形状に切欠かれた
1つ割のスペーサ65が嵌入されて固定されており、こ
の結果、立パイプ15の内部形状が非円形に形成されて
いる。また、これに対応させて、立パイプ15に挿入さ
れるシートポスト3の部分も一側面が切り欠かれて平面
形状部3aが形成されている。
【0067】したがって、例え、このシートポスト3を
立パイプ15の内部から抜いてサドル2を取り外し、汎
用のサドルを支持する円形のシートポストを立パイプ1
5の内部に挿入しようとしても、立パイプ15の内部が
非円形状であるため、挿入できず、汎用のサドルに付け
替えることを防止できる。
【0068】なお、立パイプ15の内部の形状は楕円形
などでもよく、非円形状であればよい。また、この実施
の形態においては、立パイプ15とは別にスペーサ65
を設けて、このスペーサ65の内面形状を非円形に形成
しており、このスペーサ65はフレーム部分である立パ
イプ15とは別に加工するため、高精度で製造可能であ
って、サドル2の固定力を高めることができるという効
果を有するが、これに限定されるものではない。
【0069】さらに、図14は本発明の第5の実施の形
態を示すもので、この実施の形態においては、図1に示
す構造と同様のシリンダ20の下端に連結ワイヤ70が
連結され、この連結ワイヤ70の先端が、第2のロック
手段および可動部としての後輪71のバンド式ブレーキ
装置72の近傍に横方向にスライド自在に配置されてい
るスライドレバー73に取り付けられている。そして、
サドル2を駐車位置に回動させると、図14において実
線部で示すように、シリンダ20および連結ワイヤ70
を介してスライドレバー73が支持ガイド74の溝部7
4aに沿いながら前方に移動して、ブレーキ装置72を
作動させるようになっている。
【0070】これによっても、サドル2の回動動作に連
動して後輪71のバンド式ブレーキ装置72が自動的に
作動して非走行状態に制動されることとなる。なお、図
14における75は図外のブレーキレバーに連結されて
いるワイヤで、ブレーキレバーによってもバンド式ブレ
ーキ装置72が作動する。
【0071】また、図15、図16の本発明の第6の実
施の形態として示すように、ブレーキシュー81により
後輪71のリム82を押さえつける方式のブレーキ装置
80に、サドル2の供用状態から駐車姿勢への回動動作
を伝える連結ワイヤ83の先端を連結してもよい。つま
り、サドル2を供用位置から駐車位置に回動させると、
図16の(a),(b)に示すように、インナーワイヤ
83aの先端に連結されているカム84が軸84aを中
心に回動してブレーキアーム85を押し広げ、ブレーキ
アーム85に取り付けられているブレーキシュー81が
後輪71のリム82に当接して後輪71が制動されるよ
うになっている。
【0072】これによっても、サドル2が駐車姿勢への
回動でシリンダー錠5にてロックされ、さらにサドル2
の回動動作に連動して後輪71のブレーキ装置80が自
動的に作動して非走行状態に制動されることとなる。な
お、図16において、83bは連結ワイヤ83のアウタ
ーワイヤ、75は図外のブレーキレバーに連結されてい
るワイヤで、図16の(c)に示すように、ブレーキレ
バーによってもブレーキ装置80が作動するようになっ
ている。また、図示しないが、カム84やブレーキアー
ム85を図16の(a)に示す姿勢に付勢するリターン
スプリングがそれぞれ設けられている。
【0073】また、図17、図18は本発明の第7の実
施の形態を示すもので、この実施の形態においては、サ
ドル2の供用状態から駐車姿勢への回動動作を伝える連
結ワイヤ91が、前輪90に設けられているサークル錠
92に連結されている。そして、サドル2を供用位置か
ら駐車位置に回動させると、図18の(a),(b)に
示すように、インナーワイヤ91aを介してサークル錠
92のかんぬき部93が前輪90のスポーク94同士の
間に挿入して、前輪90が回らないようになっている。
【0074】これによっても、サドル2は駐車姿勢への
回動でシリンダー錠5によりロックされるとともに、サ
ドル2の回動動作に連動して前輪90のサークル錠92
が自動的に施錠されて非走行状態にロックされることと
なる。なお、図18において、91bは連結ワイヤ91
のアウターワイヤ、95はかんぬき部93を解錠側に付
勢するリターンスプリング、96はワイヤ取付孔であ
る。
【0075】また、図19、図20は本発明の第8の実
施の形態を示すもので、この実施の形態においては、サ
ドル2の供用状態から駐車姿勢への回動動作を伝える連
結ワイヤ101が、ハンドル102を動かせないように
規制するハンドルロック機構100に連結されている。
そして、サドル2を供用位置から駐車位置に回動させる
と、図20の(a),(b)に示すように、連結ワイヤ
101のインナーワイヤ101aを介してハンドルロッ
ク機構100のカム103を回動させ、カム103によ
り前方に突出するロックピン104が、ヘッドチューブ
105に結合されているフロントホークステム107の
係合孔107aの1つに嵌入するようになっている。し
たがって、係合孔107aにロックピン104が嵌入す
ると、フロントホーク106に固定されているケース1
08とヘッドチューブ105とが相対的に回動できなく
なるため、フロントホーク106に固定されているハン
ドルポスト109ならびにハンドル102が動かないよ
うに規制される。
【0076】これによっても、サドル2は駐車姿勢への
回動でシリンダー錠5によりロックされるとともに、サ
ドル2の回動動作に連動してハンドルロック機構100
にてハンドル102が自動的に固定されて回せないた
め、走行しようとしても支障を来すこととなる。なお、
図20において、103a,104aは、カム103お
よびロックピン104のリターンスプリングである。
【0077】また、図21、図22の第9の実施の形態
に示すように、別構造のハンドルロック機構110にて
ハンドル102を動かせないように規制してもよい。す
なわち、フロントホーク106に形成された八角形部1
06aに向けてそのアーム111aが出退して係合離脱
自在の係合部材111をクランクレバー112を介して
連結ワイヤ101のインナーワイヤ101aの先端に連
結する。したがって、サドル2を供用位置から駐車位置
に回動させると、シリンダー錠5によりロックされると
ともに、図22の(a)〜(c)に示すように、連結ワ
イヤ101のインナーワイヤ101aにより引っ張られ
るクランクレバー112を介して係合部材111のアー
ム111aがフロントホーク106の八角形部106a
に係合し、これにより、フロントホーク106および、
このフロントホーク106に固定されているハンドルポ
スト109ならびにハンドル102が動かないように規
制される。
【0078】これによっても、サドル2の回動動作に連
動してハンドルロック機構110にてハンドル102が
自動的に固定されて回せないため、走行しようとしても
支障を来すこととなる。なお、図22において、111
bは、係合部材111のリターンスプリングである。
【0079】また、図23〜図26は本発明の第10の
実施の形態を示すもので、前記の実施の形態と同一構
造、作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態
においては、サドル2の供用状態から駐車姿勢への回動
動作を伝える連結ワイヤ121が、クランクアーム12
2を動かせないように規制するクランクロック機構12
0に連結されている。そして、サドル2を供用位置から
駐車位置に回動させると、図24〜図26に示すよう
に、連結ワイヤ121のインナーワイヤ121aに連結
された軸125aを中心に揺動するクランクレバー12
5を介して、このクランクレバー125に連結されたか
んぬき部124が、ギヤ板123の飾り孔123a内に
挿通するようになっている。これによっても、サドル2
を供用状態から駐車姿勢へ回動させると、シリンダー錠
5によりサドル2がロックされるとともに、サドル2の
回動動作に連動してクランクロック機構120にてペダ
ル用クランクアーム122が動かせないようになるた
め、走行できなくなる。
【0080】また、図27、図28は本発明の第11の
実施の形態を示すもので、前記の実施の形態と同一構
造、作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態
においては、サドル2の供用状態から駐車姿勢への回動
動作を伝える連結ワイヤ131が、クランク軸132を
動かせないように規制するクランクロック機構130に
連結されている。つまり、この実施の形態においては、
クランク軸132に複数の歯部132aが形成されてい
るとともに、クランク軸132の近傍箇所に設けられた
支持板134にピン135を介して揺動するクランクレ
バー136が設けられている。また、連結ワイヤ131
のインナーワイヤ131aにクランクレバー136の一
端が連結されている。
【0081】そして、サドル2を供用位置から駐車位置
に回動させると、シリンダー錠5によりサドル2がロッ
クされるとともに、サドル2の回動により、図28の
(a),(b)に示すように、クランクレバー136の
他端に形成された歯部136aがクランク軸132の歯
部132aに噛み合い、これにより、クランク軸132
の回転が規制されて、走行できなくなる。
【0082】さらに、図29、図30は本発明の第12
の実施の形態を示すもので、前記の実施の形態と同一構
造、作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態
ではサドル2の供用状態から駐車姿勢への回動動作を伝
える連結ワイヤ141を、ペダル用クランク軸132を
動かせないように規制するとともにスタンド1を立てた
状態にロックするクランク・スタンド・ロック機構14
0に連結させてもよい。この実施の形態においては、サ
ドル2が供用状態から駐車姿勢へ回動されてシリンダー
錠5にて連結されるとともにサドル2の回動により連結
ワイヤ141のインナーワイヤ141aが引っ張られる
と、第1アーム143および第2アーム144が図30
に示す位置に移動して、スタンド1が立てた状態にロッ
クされると同時に、スタンド1に連結された第3アーム
145およびクランクレバー146を介して、クランク
レバー146の他端に形成された歯部146aがペダル
用クランク軸132の歯部132aに噛み合い、これに
より、ペダル用クランク軸132の回転も規制されて、
走行できなくなる。
【0083】この実施の形態によれば、サドル2の供用
状態から駐車姿勢への回動動作が、スタンド1を立てた
状態にロックする機能とペダル用クランク軸132の回
動を規制する機能との両機能を行うクランク・スタンド
・ロック機構140に伝達されるため、自転車の機能と
して3つの機能が規制されて、盗難の防止を一層確実に
行うことができる。なお、この実施の形態においてはシ
リンダー錠を図示していないが、サドル2部分やクラン
ク・スタンド・ロック機構140の箇所に設けるとよい
ことはいうまでもない。
【0084】また、図31〜図33は本発明の第13の
実施の形態を示すもので、前記の実施の形態と同一構
造、作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態
においては、サドル2の供用状態から駐車姿勢への回動
動作を伝える連結ワイヤ151が、前輪90のハブ本体
152を動かせないように規制するハブロック機構15
0に連結されている。つまり、この実施の形態において
は、連結ワイヤ151のインナーワイヤ151aに、揺
動自在のL型クランクレバー153の一端が連結され、
このL型クランクレバー153はクランク棒154を介
して、ハブ本体152内でハブ軸156に対して横方向
に移動可能なスライド部材155にピン157で連結さ
れている。図33に示すように、スライド部材155は
略歯車形状とされているとともに、ハブ本体152にお
けるスライド部材155に対応する箇所も同様の形の内
歯部152aが形成されている。
【0085】そして、サドル2を供用位置から駐車位置
に回動させると、シリンダー錠5によりサドル2がロッ
クされ、そしてサドル2の回動により連結ワイヤ151
のインナーワイヤ151aが引っ張られると、図32の
(a),(b)に示すように、スライド部材155がハ
ブ本体152の内歯部152aに嵌合し、ハブ本体15
2、すなわち、前輪90が回転されないようにロックさ
れる。
【0086】これによっても、サドル2の回動動作に連
動してハブロック機構150にて前輪90がロックされ
るため、走行できなくなる。なお、図31〜図33にお
いて、158はハブ本体152をハブ軸156に対して
回転自在に支持するベアリング、159はスライド部材
155をハブ本体152の内歯部152aから離脱方向
に付勢するばねである。
【0087】図34〜図36は本発明の第14の実施の
形態を示すものである。前記の実施の形態と同一構造、
作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を省略
し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態にお
いては、前輪90の制動操作を行うためのブレーキレバ
ー161に、前輪90のブレーキ側へのワイヤ162と
は別途に、ブレーキレバー161のロック位置(図35
の(b)参照)への操作を伝える連結ワイヤ163が、
後輪71に設けられているサークル錠164に連結され
ている。そして、ブレーキレバー161を図35の
(a)に示す供用位置から図35の(b)に示すロック
位置に操作して移動させると、図36の(a),(b)
に示すように、連結ワイヤ163のインナーワイヤ16
3aを介してサークル錠164のかんぬき部164aが
後輪71のスポーク165同士の間に挿入して、後輪7
1が回らないようになっている。
【0088】この構成によれば、ブレーキレバー161
のロック操作に連動して後輪71のサークル錠164が
自動的に施錠されて非走行状態にロックされることとな
るので、このようにロック操作を行うことにより、ブレ
ーキレバー161の操作を行えなくなると同時に後輪7
1の回転が禁止される。なお、図35において、166
はブレーキレバー161をロック位置にロックするシリ
ンダー錠、167は供用時にブレーキレバー161がロ
ック位置に移動することを防止する防止棒である。
【0089】図37〜図39は本発明の第15の実施の
形態を示すものである。前記の実施の形態と同一構造、
作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を省略
し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態にお
いては、ハンドル171が下方に回動可能とされ、ハン
ドル171を下方に回動させることにより、連結ワイヤ
172を介して、前輪90を制動させる前輪ロック装置
170が作動されるようになっている。つまり、この実
施の形態においては、ハンドル171の中央部に取り付
けられた円形部材173が、ハンドルポスト174の上
端部に形成された円柱フレーム部174aにおいて、横
軸心を中心として回動自在とされ、円形部材173に連
結ワイヤ172のインナーワイヤ172aが連結されて
いる。そして、このインナーワイヤ172aの他端に、
フロントホーク106に揺動自在に支持された連結レバ
ー175が連結され、この連結レバー175に取り付け
られたブレーキ材176が前輪90のタイヤ177に当
接可能とされている。
【0090】したがって、ハンドル171を下方に回動
させることにより、シリンダー錠178により自動的に
ロックされたハンドル171を持ち難くなり、また、こ
のハンドル171の下方への回動に伴って、連結ワイヤ
172および連結レバー175を介して、ブレーキ材1
76が前輪90のタイヤ177に当接されて、前輪90
の回転が規制されることとなる。なお、図37における
178はハンドル171を各位置(上方の正規位置と下
方の不正規位置)にロックするシリンダー錠である。
【0091】図40〜図42は本発明の第16の実施の
形態を示すものである。前記の実施の形態と同一構造、
作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を省略
し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態にお
いては、左右のハンドル181、182がそれぞれ回動
可能とされ、これらのハンドル181、182を下方に
回動させることにより、連結ピストン部材188を介し
て、前輪90を制動させる前輪ロック装置180が作動
されるようになっている。つまり、この実施の形態にお
いては、ハンドルポスト174の前方にハンドル支持板
184が取り付けられ、このハンドル支持板184に取
り付けられた軸185、186(ハンドル181、18
2を供用位置と駐車位置とにロックするため、前記実施
の形態で説明したシリンダー錠の軸を利用している)を
支点として左右のハンドル181、182がそれぞれ回
動可能とされている。そして、一方のハンドル181に
固定されたハンドル連結部材187が、ヘッドチューブ
105内で昇降自在に支持されている連結ピストン部材
188の上板部188aに当接され、この連結ピストン
部材188の下端に取り付けられているブレーキ材18
9が前輪90のタイヤ177に当接自在とされている。
【0092】したがって、シリンダー錠でロックされて
いるのをキーで解錠されたハンドル181、182を下
方の駐車位置に回動させることにより、ハンドル18
1、182を持ち難くなり、また、このハンドル181
の下方への回動に伴って、連結ピストン部材188を介
して、ブレーキ材189が前輪90のタイヤ177に当
接されて、前輪90の回転が規制されることとなる。な
お、図40〜図42における188bは連結ピストン部
材188を上方側に付勢するばねである。
【0093】図43〜図45は本発明の第17の実施の
形態を示すものである。前記の実施の形態と同一構造、
作用をなす部分には同一符号を付して詳細な説明を省略
し、異なる部分を中心に説明する。この実施の形態にお
いては、サドル2の移動動作とスタンド1の移動動作と
が互いに連動するようになっている。つまり、互いの移
動動作を伝達するための連結ロッド191の上端部は、
シートポスト3の上端部の取付金具48に揺動自在に枢
支されたフック195が連結され、このフック195
は、サドル受け台43の前端に固定された係合ピン49
に対して係脱自在とされている。また、連結ロッド19
1の下端部には、第1連結リンク192および第2連結
リンク193を介してスタンド1が連結されている。そ
して、スタンド1を供用位置から駐車位置に立てると、
このスタンド1の移動動作が、第1連結リンク192、
第2連結リンク193、連結ロッド191を介してフッ
ク195に伝えられ、フック195がサドル受け台43
の係合ピン49から外れて、サドル2が駐車姿勢まで回
動するようになっている。
【0094】また、図45に示すように、サドル2の近
傍にはシリンダー錠194が設けられ、このシリンダー
錠194を施錠すると突出する施錠レバー194aがフ
ック195の凹部195aを押して、サドル2が駐車姿
勢まで回動するとともに、スタンド1が供用位置から駐
車位置に立てられるようになっている。
【0095】すなわち、この実施の形態においては、サ
ドル2側のシリンダー錠194を操作した場合、もしく
はスタンド1を操作した場合の、何れの場合もこれらの
移動動作が連結ロッド191を介して伝達されてサドル
2とスタンド1との両者がロックされる。
【0096】図46は本発明の第18の実施の形態を示
すものである。前記の実施の形態と同一構造、作用をな
す部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異な
る部分を中心に説明する。この実施の形態においては、
スタンド1を立てる動作に伴って第1連結リンク20
1、第2連結リンク202を介して第2連結リンク20
2に設けられているロック用歯部203が、ペダル用ク
ランク軸132に設けられている歯部132aに噛み合
って、ペダル用クランク軸132を動かせないように規
制するようになっている。この実施の形態によれば、ス
タンド1を立てることにより、ペダル用クランク軸13
2が回転できなくなり、したがって、走行することもで
きなくなる。なお、204はスタンド1を立てた時に、
その姿勢に自動的にロックするシリンダー錠である。
【0097】さらに、その他の実施の形態として、図4
7に示すように、サドルを駐車姿勢にロックするサドル
ロック装置211のロック動作をブレーキを作動させる
ブレーキロック装置212とスタンドを立てた状態にロ
ックさせるスタンドロック装置213と車輪をロックさ
せるサークル錠などの車輪ロック装置224とに伝達さ
せてこれらが全て連動させるように構成してもよい。こ
れによれば、サドルに対して操作するだけで、さらに別
の3つのロック手段によってもそれぞれの箇所をロック
することができ、手間をかけることなく、盗難を一層確
実に防止することができる。
【0098】なお、上記の実施の形態においては、自転
車を構成する機能の異なった複数の機能手段として、サ
ドル2、前輪90や後輪71などの走行部品、ハンドル
102、ペダル用クランク122などの回転力伝達部品
などを述べたがこれに限るものではない。
【0099】
【0100】
【0101】
【発明の効果】以上のように本発明の盗難防止装置付き
自転車によると、サドルをシートポストに対して供用状
態とサドル座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持
するとともに、サドルを前記の駐車姿勢にロックするキ
ー装置を設け、スタンドを立てた状態でロックするスタ
ンドロック装置を設け、サドルを供用状態から駐車姿勢
への移動に連動してスタンドロック装置をロック状態に
する連結手段を設けたため、サドルの移動に連動してス
タンドをロックすることができ、操作性が向上する。
【0102】好ましくは、連結手段を自転車フレームの
立パイプの内部に配設することによって構造をコンパク
トにできる。また、連結手段を自転車フレームの立パイ
プとシートポストの内部に配設すると共に、連結手段に
は、サドルを前記の駐車姿勢に移動させた状態で拡張さ
れて立パイプにシートポストを固定する固定手段を設け
ることによって、サドルを駐車姿勢に移動させることで
固定手段が立パイプにシートポストを固定し、立パイプ
に対してシートポストを押し下げようとしても、シート
ポストの押し下げが阻止され、より確実な動作を期待で
きる。
【0103】また、サドルをシートポストに対して供用
状態と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付け、前記
サドルを駐車位置側に付勢する弾性手段を設け、前記サ
ドルをこの弾性手段の付勢力に抗して駐車位置から供用
位置へ手動で移動可能に支持させ、このサドルを駐車位
置においてロックする第1のロック装置と、前記サドル
の供用位置から駐車位置への移動に連動して作動し自転
車を非走行状態にロックする第2のロック装置とを備え
ることによっても、サドルの移動に連動して第2のロッ
ク装置をロックすることができ、操作性が向上する。
【0104】この場合に、好ましくは、第2のロック装
置は、サドルの供用位置から駐車位置への移動に連動し
てスタンドを立てた状態にロックするスタンドロック装
置により構成すればよい。
【0105】また、サドルの供用位置から駐車位置への
移動動作を第2のロック装置に伝える連結手段を自転車
フレームの内部に配置することにより、外部に露出しな
い連結手段にて移動動作が伝えられるため、連結手段の
意図的な破壊を防止することができ、さらに盗難の防止
効果を高めることができる。
【0106】また、サドルを駐車位置側に付勢する弾性
手段を設け、前記サドルはこの弾性手段の付勢力に抗し
て駐車位置から供用位置へ手動で移動可能に支持され、
このサドルを駐車位置においてロックする第1のロック
装置を有し、この第1のロック装置は前記弾性手段の付
勢力で施錠され、施錠の解除にのみキーを必要とする構
造とすることにより、第1のロック装置を施錠する際に
はキーが不要となり、さらに利便性が向上する。
【0107】また、サドルの下部にロック装置の鍵部を
設け、この鍵部の操作をロック装置に伝える連結手段を
自転車フレームの内部に配置し前記鍵部の操作により前
記ロック装置が作動する構成とすることにより、自転車
を非走行状態にロックするロック装置が鍵部の操作に連
動して作動するため、鍵部を施錠すると連動してロック
装置がロックされ、これによっても操作性が向上する。
【0108】また、ロック装置の鍵部を、供用状態と駐
車姿勢とに移動自在のサドルに設け、このサドルの駐車
姿勢への移動動作をロック装置に伝える連結手段を自転
車フレームの立パイプ内部に配置し、前記サドルの駐車
姿勢への移動動作に連動させて前記ロック装置を作動さ
せる構成とすることにより、サドルの移動動作に連動し
てロック装置が作動するため、鍵部を施錠する動作など
によりサドルが移動すると、これに伴ってロック装置も
作動し、これによっても操作性が向上する。
【0109】また、サドルの近傍にロック装置の鍵部を
設け、この鍵部の操作をロック装置に伝える連結手段を
自転車フレームの立パイプ内部に配置し、前記鍵部の操
作により、前記自転車の可動部(スタンドを立てた状態
でロックするスタンドロック装置、連結手段の移動を許
容する姿勢と連結手段の移動を阻止する固定姿勢とにわ
たって位置変更可能なロックカム、自転車フレームに設
けたシートポストに対して供用状態とサドル座面が傾斜
した駐車姿勢とに移動自在に支持されたサドル、後輪の
ブレーキ装置の、何れか)の固定と、前記ロック装置の
作動とを連動する構成とし、前記立パイプの中心と前記
クランクの回転中心とを非交叉状態に構成することによ
り、立パイプ内部に設けた連結手段がクランクに干渉す
ることを防止できる。
【0110】また、サドルの近傍にロック装置の鍵部を
設け、この鍵部の操作をロック装置に伝える連結手段を
自転車フレームの立パイプ内部に配置し、前記鍵部の操
作により前記ロック装置が作動する構成とし、前記立パ
イプ内部は汎用のサドルのシートポストの挿入を防止す
る非円形状に構成したことにより、例え、シートポスト
を立パイプ内部から抜いてサドルを取り外し、汎用のサ
ドルを支持する円形のシートポストを立パイプ内部に挿
入しようとしても、立パイプ内部が非円形状であるた
め、挿入できず、汎用のサドルに付け替えることを防止
でき、さらに盗難の防止効果を高めることができる。
【0111】また、シートポストを支持する自転車フレ
ームの立パイプに孔部を設けるとともに、この孔部から
シートポストの径外方向側に突出するシートポスト抜け
止め用部材をシートポストに取り付け、このシートポス
ト抜け止め用部材は一般工具とは異なる特殊工具のみに
よりシートポストから取り外し可能に構成したり、シー
トポスト抜け止め用部材をシートポストに半田または熱
可塑性の樹脂接着剤により固定して取り付けたりするこ
とにより、シートポスト自体が立パイプ内部から抜ける
ことを防止できるので、汎用のサドルに付け替えること
を防止でき、さらに盗難の防止効果を高めることができ
る。
【0112】また、サドルをシートポストに対して供用
状態とサドル座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支
持させ、サドルを前記の駐車姿勢にロックするキー装置
を設け、サドルの供用状態から駐車姿勢への移動に連動
してシートポストをフレームに対して固定する固定手段
を設けたことにより、サドルを駐車姿勢に移動させるこ
とで固定手段が動作して、フレームに対してシートポス
トを上下動させたり、回転させようとしても、固定手段
によってシートポストの上下動や回転が阻止され、さら
に盗難の防止効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる盗難防止装
置付き自転車の供用状態の説明図
【図2】同実施の形態の供用状態の一部切り欠き正面図
【図3】同実施の形態のサドルの支持構造を示す説明図
【図4】同実施の形態のサドルの支持構造を示す説明図
【図5】同実施の形態の駐車姿勢の一部切り欠き正面図
【図6】同実施の形態の供用状態の拡大断面図
【図7】同実施の形態の駐車姿勢の拡大断面図
【図8】本発明の第2の実施の形態にかかる盗難防止装
置付き自転車の供用状態の一部切り欠き正面図
【図9】同実施の形態の供用状態の一部切り欠き正面図
【図10】(a)および(b)は同実施の形態のサドル
取付部材の連結箇所の平面図および一部切り欠き正面図
【図11】(a)および(b)は本発明の第3の実施の
形態にかかる盗難防止装置付き自転車の一部切り欠き正
面図および部分拡大図
【図12】本発明の第4の実施の形態にかかる盗難防止
装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図13】(a)および(b)は図12のB−B線矢視
断面図および立パイプの斜視図
【図14】本発明の第5の実施の形態にかかる盗難防止
装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図15】本発明の第6の実施の形態にかかる盗難防止
装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図16】(a)は同実施の形態における後輪のブレー
キ装置の箇所の供用状態を示す部分拡大正面図 (b)は同ブレーキ装置の箇所のサドルを駐車姿勢にし
た際の状態を示す部分拡大正面図 (c)は同ブレーキ装置の箇所のブレーキレバー操作時
の状態を示す部分拡大正面図
【図17】本発明の第7の実施の形態にかかる盗難防止
装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図18】(a)は同実施の形態におけるサドルが供用
状態である際のサークル錠の状態を示す部分拡大正面図 (b)は同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢である
際のサークル錠の状態を示す部分拡大正面図
【図19】本発明の第8の実施の形態にかかる盗難防止
装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図20】(a)は同実施の形態におけるサドルが供用
状態である際のハンドルロック機構の状態を示す部分拡
大平面断面図 (b)は同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢である
際のハンドルロック機構の状態を示す部分拡大平面断面
【図21】本発明の第9の実施の形態にかかる盗難防止
装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図22】(a)は同実施の形態におけるサドルが供用
状態である際のハンドルロック機構の状態を示す部分切
欠拡大正面図 (b)は同実施の形態におけるフロントホークステムの
八角形部の箇所の拡大平面断面図 (c)は同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢である
際のハンドルロック機構の状態を示す部分切欠拡大正面
【図23】本発明の第10の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図24】(a)は同実施の形態におけるサドルが供用
状態である際のクランクロック機構の状態を示す部分切
欠拡大平面図 (b)は同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢である
際のクランクロック機構の状態を示す部分切欠拡大平面
【図25】同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢であ
る際のクランクギヤ板の箇所の要部正面図
【図26】同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢であ
る際のクランクギヤ板の箇所の要部斜視図
【図27】本発明の第11の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図28】(a)は同実施の形態におけるサドルが供用
状態である際のクランクロック機構の状態を示す部分切
欠拡大正面図 (b)は同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢である
際のクランクロック機構の状態を示す部分切欠拡大正面
【図29】本発明の第12の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図30】同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢であ
る際のクランク・スタンド・ロック機構の状態を示す部
分切欠拡大正面図
【図31】本発明の第13の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図32】(a)は同実施の形態におけるサドルが供用
状態である際のハブロック機構の状態を示す部分切欠拡
大正面図 (b)は同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢である
際のハブロック機構の状態を示す部分切欠拡大正面図
【図33】同実施の形態におけるハブロック機構の要部
分解斜視図
【図34】本発明の第14の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図35】(a)は同実施の形態におけるサドルが供用
状態である際のブレーキレバーの状態を示す部分拡大側
面図 (b)は同実施の形態におけるサドルが駐車姿勢である
際のブレーキレバーの状態を示す部分拡大側面図
【図36】(a)は同実施の形態における供用状態の際
のサークル錠の状態を示す部分拡大正面図 (b)は同実施の形態におけるブレーキレバーがロック
状態である際のサークル錠の状態を示す部分拡大正面図
【図37】本発明の第15の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図38】同実施の形態におけるハンドルが供用状態で
ある際の前輪ロック装置の状態を示す部分正面図
【図39】同実施の形態におけるハンドルが駐車姿勢で
ある際の前輪ロック装置の状態を示す部分正面図
【図40】本発明の第16の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の一部切り欠き正面図
【図41】同実施の形態におけるハンドルが供用状態で
ある際の前輪ロック装置の状態を示す部分正面図
【図42】同実施の形態におけるハンドルが駐車姿勢で
ある際の前輪ロック装置の状態を示す部分正面図
【図43】本発明の第17の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の供用状態である際の一部切り欠き正
面図
【図44】同実施の形態にかかる盗難防止装置付き自転
車の駐車姿勢である際の一部切り欠き正面図
【図45】同実施の形態にかかる盗難防止装置付き自転
車の一部切欠要部正面図
【図46】本発明の第18の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車の要部切り欠き正面図
【図47】本発明の第19の実施の形態にかかる盗難防
止装置付き自転車のブロック図
【符号の説明】
1 スタンド 2 サドル 3 シートポスト 4 スタンドロック装置 5 シリンダー錠(キー装置) 6 キー 13 連結ロッド(連結手段) 15 立パイプ 19 ロックレバー 23a,23b ロックカム 25a,25b シートポストの開口 26a,26b シートポストの折曲片 27a,27b ローラ 41 アウターワイヤ 42 インナーワイヤ(連結手段) 51 付勢ばね(弾性手段) 61 ロッド棒(連結手段) 62 長孔(孔部) 63 ロックボルト(シートポスト抜け止め用部材) 65 スペーサ 70 連結ワイヤ(連結手段) 71 後輪 72 ブレーキ装置 80 ブレーキ装置 81 ブレーキシュー 82 リム 83 連結ワイヤ(連結手段) 83a インナーワイヤ 90 前輪 91 連結ワイヤ(連結手段) 92 サークル錠 100 ハンドルロック機構 101 連結ワイヤ(連結手段) 102 ハンドル 109 ハンドルポスト 110 ハンドルロック機構 120 クランクロック機構 121 連結ワイヤ(連結手段) 122 ペダル用クランクアーム 130 クランクロック機構 131 連結ワイヤ(連結手段) 132 ペダル用クランク軸 136 クランクレバー 140 クランク・スタンド・ロック機構 141 連結ワイヤ(連結手段) 150 ハブロック機構 151 連結ワイヤ(連結手段) 152 ハブ本体 155 スライド部材 161 ブレーキレバー 163 連結ワイヤ(連結手段) 164 サークル錠 165 スポーク 170 前輪ロック装置 171 ハンドル 172 連結ワイヤ(連結手段) 174 ハンドルポスト 175 連結レバー(連結手段) 176 ブレーキ材 177 タイヤ 180 前輪ロック装置 181、182 ハンドル 187 ハンドル連結部材 188 連結ピストン部材 189 ブレーキ材 194 シリンダー錠 195 フック 204 シリンダー錠 211 サドルロック装置 212 ブレーキロック装置 213 スタンドロック装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62H 5/12 B62H 5/12 5/14 5/14 5/16 5/16 5/18 5/18 B62J 1/04 B62J 1/04 B62K 25/02 B62K 25/02 E05B 71/00 E05B 71/00 Z (72)発明者 小濱 敦司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 三好 武博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 川崎 正志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山本 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 岩本 弘志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 硯 充生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 森本 太吉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−64085(JP,A) 実開 昭56−70384(JP,U) ***国特許246232(DE,B) ***国特許101055(DE,B) ***国特許105092(DE,B) 米国特許4841757(US,A) ***国特許出願公開3211367(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62H 5/00 B62H 1/02 B62H 5/04 B62H 5/06 B62H 5/08 B62H 5/12 B62H 5/14 B62H 5/16 B62H 5/18 B62J 1/04 B62K 25/02 E05B 71/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サドルをシートポストに対して供用状態
    とサドル座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持さ
    せ、サドルを前記の駐車姿勢にロックするキー装置を設
    け、スタンドを立てた状態でロックするスタンドロック
    装置を設け、サドルを供用状態から駐車姿勢への移動に
    連動してスタンドロック装置をロック状態にする連結手
    段を設けた盗難防止装置付き自転車。
  2. 【請求項2】 連結手段を自転車フレームの立パイプの
    内部に配設した請求項記載の盗難防止装置付き自転
    車。
  3. 【請求項3】 サドルをシートポストに対して供用状態
    とサドル座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持す
    るとともに、サドルを前記の駐車姿勢にロックするキー
    装置を設け、スタンドを立てた状態でロックするスタン
    ドロック装置を設け、サドルを供用状態から駐車姿勢へ
    の移動に連動して引き上げられ下端がスタンドロック装
    置に連結された連結ロッドを設け、連結ロッドを自転車
    フレームの立パイプとシートポストの内部に配設すると
    共に、連結ロッドには、サドルを前記の駐車姿勢に移動
    させた状態でシートポストを立パイプに対して固定する
    固定手段を設けた盗難防止装置付き自転車。
  4. 【請求項4】 自転車フレームと、この自転車フレーム
    に支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した
    後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前記
    自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車フ
    レームに設けたシートポストに支持されたサドルと、自
    転車を非走行状態にロックするロック装置とを備えた自
    転車において、前記サドルは前記シートポストに対して
    供用状態と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付けら
    れ、前記サドルを駐車位置側に付勢する弾性手段を設
    け、前記サドルはこの弾性手段の付勢力に抗して駐車位
    置から供用位置へ手動で移動可能に支持され、このサド
    ルを駐車位置においてロックする第1のロック装置と、
    前記サドルの供用位置から駐車位置への移動に連動して
    作動し自転車を非走行状態にロックする第2のロック装
    置とを備え、第2のロック装置は、サドルの供用位置か
    ら駐車位置への移動に連動してスタンドを立てた状態に
    ロックするスタンドロック装置により構成した盗難防止
    装置付き自転車。
  5. 【請求項5】 自転車フレームと、この自転車フレーム
    に支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した
    後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前記
    自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車フ
    レームに設けたシートポストに支持されたサドルと、自
    転車を非走行状態にロックするロック装置とを備えた自
    転車において、前記サドルは前記シートポストに対して
    供用状態と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付けら
    れ、前記サドルを駐車位置側に付勢する弾性手段を設
    け、前記サドルはこの弾性手段の付勢力に抗して駐車位
    置から供用位置へ手動で移動可能に支持され、このサド
    ルを駐車位置においてロックする第1のロック装置と、
    前記サドルの供用位置から駐車位置への移動に連動して
    作動し自転車を非走行状態にロックする第2のロック装
    置とを備え、サドルの供用位置から駐車位置への移動動
    作を第2のロック装置に伝える連結手段を設け、この連
    結手段を自転車フレームの内部に配置した盗難防止装置
    付き自転車。
  6. 【請求項6】 自転車フレームと、この自転車フレーム
    に支持された前後輪と、前記自転車フレームに支持され
    たハンドルと、前記自転車フレームに設けたシートポス
    トに支持されたサドルと、前記自転車フレーム他を支持
    するスタンドとを有する自転車において、前記サドルは
    前記シートポストに対して供用状態と駐車姿勢との2位
    置で停止可能に取り付けられ、前記サドルを駐車位置側
    に付勢する弾性手段を設け、前記サドルはこの弾性手段
    の付勢力に抗して駐車位置から供用位置へ手動で移動可
    能に支持され、このサドルを駐車位置においてロックす
    る第1のロック装置を有し、この第1のロック装置は前
    記弾性手段の付勢力で施錠され、施錠の解除にのみキー
    を必要とする構造とした盗難防止装置付き自転車。
  7. 【請求項7】 自転車フレームと、この自転車フレーム
    に支持された前後輪と、前記自転車フレームに支持され
    たハンドルと、前記自転車フレームに設けたシートポス
    トに支持されたサドルと、自転車を非走行状態にロック
    するロック装置とを備えた自転車において、前記サドル
    の下部にロック装置の鍵部を設け、この鍵部の操作をロ
    ック装置に伝える連結手段を自転車フレームの内部に配
    置し、前記鍵部の操作により前記ロック装置が作動する
    構成とした盗難防止装置付き自転車。
  8. 【請求項8】 自転車フレームと、この自転車フレーム
    に支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した
    後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前記
    自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車フ
    レームに設けたシートポストに対して供用状態とサドル
    座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持されたサド
    ルと、自転車を非走行状態にロックするロック装置と
    スタンドを立てた状態でロックするスタンドロック装置
    を備えた自転車において、前記ロック装置の鍵部を
    ドルに設け、このサドルの駐車姿勢への移動動作をロッ
    ク装置に伝える連結手段を自転車フレームの立パイプ内
    部に配置し、前記サドルの駐車姿勢への移動動作に連動
    させて前記ロック装置を作動させる構成とした盗難防止
    装置付き自転車。
  9. 【請求項9】 自転車フレームと、この自転車フレーム
    に支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結した
    後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前記
    自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車フ
    レームに設けたシートポストに支持されたサドルと、自
    転車を非走行状態にロックするロック装置と、スタンド
    を立てた状態でロックするスタンドロック装置とを備え
    た自転車において、前記サドルの近傍にロック装置の鍵
    部を設け、この鍵部の操作をロック装置に伝える連結手
    段を自転車フレームの立パイプ内部に配置し、前記鍵部
    の操作により、前記スタンドロック装置の固定と、前記
    ロック装置の作動とを連動させる構成とし、前記立パイ
    プの中心と前記クランクの回転中心とを非交叉状態に構
    成した盗難防止装置付き自転車。
  10. 【請求項10】 自転車フレームと、この自転車フレー
    ムに支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結し
    た後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前
    記自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車
    フレームに設けたシートポストに支持されたサドルと、
    自転車を非走行状態にロックするロック装置とを備えた
    自転車において、前記サドルの近傍にロック装置の鍵部
    を設け、この鍵部の操作をロック装置に伝える連結手段
    を自転車フレームの立パイプ内部に配置し、連結手段の
    移動を許容する姿勢と連結手段の移動を阻止する固定姿
    勢とにわたって位置変更可能なロックカムを設け、前記
    鍵部の操作により、前記ロックカムの固定と、前記ロッ
    ク装置の作動とを連動させる構成とし、前記立パイプの
    中心と前記クランクの回転中心とを非交叉状態に構成し
    た盗難防止装置付き自転車。
  11. 【請求項11】 自転車フレームと、この自転車フレー
    ムに支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結し
    た後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前
    記自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車
    フレームに設けたシートポストに対して供用状態とサド
    ル座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在に支持されたサ
    ドルと、自転車を非走行状態にロックするロック装置と
    を備えた自転車において、前記サドルの近傍にロック装
    置の鍵部を設け、この鍵部の操作をロック装置に伝える
    連結手段を自転車フレームの立パイプ内部に配置し、前
    記鍵部の操作により、前記自転車のサドルの固定と、前
    記ロック装置の作動とを連動させる構成とし、前記立パ
    イプの中心と前記クランクの回転中心とを非交叉状態に
    構成した盗難防止装置付き自転車。
  12. 【請求項12】 自転車フレームと、この自転車フレー
    ムに支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結し
    た後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前
    記自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車
    フレームに設けたシートポストに支持されたサドルと、
    自転車を非走行状態にロックするロック装置と、後輪の
    ブレーキ装置とを備えた自転車において、前記サドルの
    近傍にロック装置の鍵部を設け、この鍵部の操作をロッ
    ク装置に伝える連結手段を自転車フレームの立パイプ内
    部に配置し、前記鍵部の操作により、前記ブレーキ装置
    のブレーキ状態の固定と、前記ロック装置の作動とを連
    動させる構成とし、前記立パイプの中心と前記クランク
    の回転中心とを非交叉状態に構成した盗難防止装置付き
    自転車。
  13. 【請求項13】 自転車フレームと、この自転車フレー
    ムに支持されペダルとクランク他の伝達手段に連結した
    後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前記
    自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車フ
    レームに設けたシートポストに支持されたサドルと、自
    転車を非走行状態にロックするロック装置とを備えた自
    転車において、前記サドルの近傍にロック装置の鍵部を
    設け、この鍵部の操作をロック装置に伝える連結手段を
    自転車フレームの立パイプ内部に配置し、前記鍵部の操
    作により前記ロック装置が作動する構成とし、前記立パ
    イプ内部は汎用のサドルのシートポストの挿入を防止す
    る非円形状に構成した盗難防止装置付き自転車。
  14. 【請求項14】 自転車フレームと、この自転車フレー
    ムに支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結し
    た後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前
    記自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車
    フレームに設けたシートポストに支持されたサドルと、
    自転車を非走行状態にロックするロック装置とを備えた
    自転車において、前記サドルは前記シートポストに対し
    て供用状態と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付け
    られ、前記サドルを駐車位置側に付勢する弾性手段を設
    け、前記サドルはこの弾性手段の付勢力に抗して駐車位
    置から供用位置へ手動で移動可能に支持され、このサド
    ルを駐車位置においてロックする第1のロック装置と、
    前記サドルの供用位置から駐車位置への移動に連動して
    作動し自転車を非走行状態にロックする第2のロック装
    置とを備え、シートポストを支持する自転車フレームの
    立パイプに孔部を設けるとともに、この孔部からシート
    ポストの径外方向側に突出するシートポスト抜け止め用
    部材をシートポストに取り付け、このシートポスト抜け
    止め用部材は一般工具とは異なる特殊工具のみによりシ
    ートポストから取り外し可能に構成されてなる盗難防止
    装置付き自転車。
  15. 【請求項15】 自転車フレームと、この自転車フレー
    ムに支持され、ペダルとクランク他の伝達手段に連結し
    た後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前
    記自転車フレームに支持されたハンドルと、前記自転車
    フレームに設けたシートポストに支持されたサドルと、
    自転車を非走行状態にロックするロック装置とを備えた
    自転車において、前記サドルは前記シートポストに対し
    て供用状態と駐車姿勢との2位置で停止可能に取り付け
    られ、前記サドルを駐車位置側に付勢する弾性手段を設
    け、前記サドルはこの弾性手段の付勢力に抗して駐車位
    置から供用位置へ手動で移動可能に支持され、このサド
    ルを駐車位置においてロックする第1のロック装置と、
    前記サドルの供用位置から駐車位置への移動に連動して
    作動し自転車を非走行状態にロックする第2のロック装
    置とを備え、シートポストを支持する自転車フレームの
    立パイプに孔部を設けるとともに、この孔部からシート
    ポストの径外方向側に突出するシートポスト抜け止め用
    部材をシートポストに半田または熱可塑性の樹脂接着剤
    により固定して取り付けてなる盗難防止装置付き自転
    車。
  16. 【請求項16】 自転車フレームと、この自転車フレー
    ムに支持されペダルとクランク他の伝達手段に連結した
    後輪と、前記自転車フレームに支持された前輪と、前記
    フレームに支持されたハンドルと、前記自転車フレーム
    に設けたシートポストに支持されたサドルとを備えた自
    転車において、サドルをシートポストに対して供用状態
    とサドル座面が傾斜した駐車姿勢とに移動自在でかつ各
    位置に停止可能に支持させ、このサドルを前記駐車姿勢
    にロックするキー装置を設け、サドルの供用状態から駐
    車姿勢への移動操作に連動して前記自転車フレーム内で
    シートポストを固定する固定手段を設けた盗難防止装置
    付き自転車。
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